JP2014168288A - 通信機器及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の受領を停止しなくても電力受領時の通信への影響度を極力抑制できるようにする。
【解決手段】通信機器(携帯電話機)1は、電力供給装置(無接点型充電装置)2からの電力受領中での受信への影響度に基づいて、所定の周波数(現チャネル)で受信するか現チャネルとは異なる別の周波数(別チャネル)で受信するかを選択する。これにより電力の受領(充電)を停止しなくても電力受領時に起因(充電ノイズなどに起因)する受信への影響度を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種の周波数のいずれでも情報を通信可能な通信機器及びプログラムに関する。
一般に、受信機能(例えば、通話機能)を備えた携帯電話機などの通信機器を充電する充電装置として、無接点充電方式(非接触充電方式)、例えば、電磁誘導方式を採用したものにあっては、金属電極が不要となるために防水や防塵構造を確保することができると共に、ショートする危険もなく、また、通信機器(端末装置)を置く向きを気にすることもないなどの様々な利点を有しているが、充電動作時に発生するノイズが通話機能などの受信信号に悪影響を及ぼして、その受信感度を低下させてしまうという問題がある。
そこで、従来では、通話中には、充電回路の動作を停止させるようにした携帯電話機が開示されている(特許文献1参照)。また、通信機器(端末装置、携帯無線器)への充電中の受信時に、例えば、受信動作中(待ち受け回路動作中)に、充電回路の一部又は全部の動作を停止させるようにした技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平06−181799号公報 特開2008−131812号公報
しかしながら、上述した各先行技術にあっては、通話中に充電を停止させることにより、充電動作に起因するノイズ(例えば、電源リップルノイズ、高周波ノイズなど)の発生で受信感度が低下することを防止するようにしたものであるが、受信への影響度を考慮して充電動作を停止させると、充電時間が長くなってしまうという問題が起きる。
本発明の課題は、電力の受領を停止しなくても電力受領時の通信への影響度を極力抑制できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
電力供給装置により電力供給される電力を受領する電力受領手段と、
複数種の周波数のいずれでも情報を通信可能な通信手段と、前記複数種の周波数のいずれかである所定の周波数で前記通信手段が情報を通信する場合に、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を判別する判別手段と、
この判別手段により判別された影響度に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する通信選択手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記判別手段は、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別すると共に、前記情報の送信側で指定された別の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別して、それらの影響度をそれぞれ比較し、
前記通信選択手段は、前記判別手段による比較結果に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する、
ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記情報の送信側に対して、前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を送信すべきことを要求する送信手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、
前記判別手段により前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度が所定のレベルより大きいと判別された場合に、前記送信手段は、前記送信側に対して前記別の周波数で情報を送信すべきことを要求する、
ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、
前記送信手段が要求した別の周波数での送信が、前記送信側で割り当て不可能とされた場合に、前記通信選択手段は、前記所定の周波数での情報の通信を選択する、
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、
前記送信手段により要求された別の周波数での送信が、前記送信側で割り当て不可能とされた場合に、前記電力受領手段による電力受領を停止する停止手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、
前記送信手段は、前記送信側に対して別の周波数で情報を送信すべきことの切り替え要求を複数回繰り返し、
前記判別手段は、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別すると共に、前記送信手段による複数回の切り替え要求に応じて前記情報の送信側で指定された複数種の別の周波数毎にその通信への影響度を判別して、それらの影響度をそれぞれ比較し、
前記通信選択手段は、前記判別手段による各比較結果に基づいて、どの周波数で情報を通信するかを選択する、
ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
複数種の周波数の個々に対応して、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を、予め記憶している記憶手段を更に備え、
前記判別手段は、前記記憶手段に記憶されている各影響度に基づいて、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記電力受領手段による電力受領の状態を検出する検出手段を更に備え、
前記判別手段は、前記検出手段により電力受領の状態が検出された際に、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記通信手段は、間欠的に所定の情報を通信する、
ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記所定の情報は、移動体通信において割り当てられた周波数で送信されるページングチャネル情報である、
ことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、
コンピュータに対して、
電力供給装置により電力供給される電力を受領する機能と、複数種の周波数のいずれでも情報を通信可能な機能と、
前記複数種の周波数のいずれかである所定の周波数で情報を通信する場合に、電力受領中に電力受領による前記通信への影響度を判別する機能と、
前記判別された通信への影響度に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、電力の受領を停止しなくても電力受領時の通信への影響度を極力抑制することができ、良好な通信を確保しながら電力を受領することが可能となる。
通信機器(携帯電話機)1と、この通信機器1に対して充電を行う電力供給装置(無接点型充電装置)2とを示した外観図。 通信機器1及び電力供給装置2の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)は、影響度テーブルTB、(2)は、設定テーブルPTを説明するための図。 通信機器1の全体動作の概要を示したフローチャート。 捕捉処理(図4のステップA3)を詳述するためのフローチャート。 探索処理(図5のステップB8)を詳述するためのフローチャート。 選択処理A(図4のステップA12)を詳述するためのフローチャート。 選択処理B(図4のステップA13)を詳述するためのフローチャート。 捕捉した基地局3側の動作概要を示したフローチャー。 実施形態の変形例を示し、電力供給装置2を有線型充電装置(ACアダプタ)とした場合を示した図。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、通信機器(携帯電話機)と、この通信機器に対して充電を行う電力供給装置(無接点型充電装置)とを示した外観図である。
図1において、通信機器1は、二次電池(例えば、リチウム電池)を電源とする携帯電話機であり、通話機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)、電子メール機能などを備え、最寄りの基地局(図1では図示省略)を介して他の携帯電話機(図示省略)に接続されると、この他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となり、また、無線通信網を介してインターネット(図示省略)に接続されると、電子メールの送受信が可能となったり、Webページを閲覧可能となったりする。
電力供給装置2は、無接点充電方式(非接触充電方式)、例えば、電磁誘導方式によって、通信機器1に対する充電を行う無接点型充電装置で、商用電源(図示省略)などに電源ケーブル3を介して接続されている。通信機器1内の二次電池への充電時にユーザは、通信機器1を電力供給装置2に接続させる際に、通信機器1を電力供給装置2に載置させるようにしている。なお、電力供給装置2は、電源ケーブル3を介して商用電源に接続される場合に限らず、図示しない外部機器(パーソナルコンピュータ、オーディオビジュアル機器など)に接続するようにしてもよい。この電力供給装置2の前面部には、表示画面DPが配設されていると共に、電源スイッチPW、充電開始スイッチSTが配設されている。また、電力供給装置2の上面部は、通信機器1が接続(載置)される載置面となっており、この載置面の下方には充電用一次コイルCL1が埋設されている。
図2は、通信機器1及び電力供給装置2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
通信機器1は、中央制御部11を中核とするもので、この中央制御部11は、電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御するもので、この中央制御部11には、CPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。電源部12は、通信機器1の各構成要素に駆動電圧を供給するもので、電磁誘導方式による充電用二次コイル(電力受領部)CL2及び二次電池BTなどを有し、携帯電話機1が電力供給装置2に接続(載置)されている状態において、充電用二次コイルCL2を介して二次電池BTへの充電が行われる。
記憶部13は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域(図示せず)を有し、このプログラム領域には、後述する図4〜図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部13のデータ領域には、この携帯電話機2の動作に必要な各種の情報として、例えば、基地局3を新たに捕捉したか否かを示す捕捉フラグCF、探索した基地局3の数をカウントするための基地局カウンタP、捕捉した基地局3に対してチャネルの切り替えを要求する回数をカウントするための回数カウンタiなどが一時記憶されるワーク領域を有している。
また、記憶部13のデータ領域には、捕捉した基地局3から受信した周辺基地局のリストを記憶する基地局リストBL、後述する影響度テーブルTB、設定テーブルPTなどが設けられている。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しない所定の外部サーバ上にあってもよい。アプリ処理関係部14は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などのアプリケーション処理に関する情報としてアドレス帳、電子メール情報、Web情報などを記憶する。
無線通信部15は、複数種の周波数(チャネル:ch)のいずれでも情報を受信可能なもので、例えば、最大5つのチャネルに対応可能となっている。そして、無線通信部15は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局3との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して中央制御部11に対して出力すると、中央制御部11は、音声信号処理部16を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナANから発信出力させる。各基地局3は、上述した複数種のチャネルを切り替え可能なもので、通信機器1からのチャネル切り替え要求に応じて新たなチャネルを割り当てるようにしている。
表示部17は、高精細液晶や有機ELを使用し、例えば、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページなどを表示する。なお、表示部17は携帯電話機1に備えられている表示部としたが、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。操作部18は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、電源キー、オンフックキー、オフフックキーなどを備え、中央制御部11は、この操作部18からの入力操作信号に応じた処理を実行する。計時部19は、日時情報を計時したり、各種のタイミング信号(例えば、後述する捕捉タイミング、間欠受信タイミングなど)を生成したりする。
一方、電力供給装置2は、充電制御部21を中核とするもので、この充電制御部21は、記憶部22内の各種のプログラムに応じてこの電力供給装置2の全体動作を制御するもので、中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。記憶部22は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域(図示せず)を有している。電力供給回路部23は、通信機器1が接続(載置)されている状態において、この通信機器1との間で無接点充電方式(電磁誘導方式)によって充電を行うもので、充電用一次コイルCL1を有している。その他、表示部24は、図1で示した表示画面DPを有し、操作部25は、図1で示した電源スイッチPW、充電開始スイッチSTを有している。
図3は、影響度テーブルTB、設定テーブルPTを説明するための図である。
影響度テーブルTBは、図3(1)に示すように、複数種の周波数(チャネル)の個々に対応して、電力受領中(充電中)に発生するノイズによって無線通信部15での受信信号がどの程度の悪影響が受けるかの受信(通信)への影響度を記憶するもので、チャネル毎にその影響度は異なっている。すなわち、複数種のチャネルの中には充電中に発生するノイズによる影響を受け易いチャネルと受け難いチャネルとがあり、チャネル毎にその影響度は異なっているため、影響度テーブルTBは、チャネル毎にその影響度を記憶するもので、「周波数」、「影響度」、「備考」を有している。
「周波数」は、複数種(例えば、5種類)のチャネルを示す情報(例えば、チャネル番号)で、例えば、“f1”、“f2”、“f3”など、となっている。「影響度」は、チャネル毎に充電中に発生するノイズによって無線通信部15での受信信号がどの程度の悪影響が受けるかの受信(通信)への影響度を示すもので、例えば、“f1”に対応する「影響度」として“e1”、“f2”に対応する「影響度」として“e2”、“f3”に対応する「影響度」として“e3”などとなっている。なお、「影響度」の値が大きいほど、充電に発生するノイズによる悪影響が受け易いことを示している。
「備考」は、「影響度」の内容を説明するためのもので、例えば、「影響度」の“e1”は、受信状態(通信状態)の良否を判定する基準値(e0)に対して、e1<e0(閾値)の関係にあることを意味しており、充電中に発生するノイズによる受信(通信)への影響度が小さい、又は影響のないチャネルであることを示している。また、「影響度」の“e2”は、e2≧e0(閾値)の関係にあることを意味しており、充電中に発生するノイズによる受信(通信)への影響度が大きいために充電中には不適切なチャネルであることを示している。
設定テーブルPTは、図3(2)に示すように、ユーザ操作により任意に設定可能な情報として、選択設定F1及び電力受領停止設定F2を有している。この選択設定F1は、複数種のチャネルのうち、充電中に発生するノイズによる影響が小さいチャネルを選択するために現在割り当てられているチャネル(現チャネル)とは異なる別のチャネルに切り替えるべきことを基地局3に対して要求する選択処理を実行するか否かを示すと共に、その選択処理を実行する場合にはそのチャネルの切り替え要求を何回行うかを示す情報である。
ここで、図3(2)の選択設定F1において、図中、“無し”は、選択処理を実行しないことを示し、“有り”は、選択処理を実行することを示し、“N”は、その切り替え要求の回数を示している。電力受領停止設定F2は、チャネルの切り替え要求を最寄りの基地局3に対して行った場合に、その基地局3から切り替え要求が拒否された場合に、電力受領(充電)を停止させるか否かを示す情報で、図中、“無し”は、電力受領(充電)を停止させないこと示し、“有り”は、電力受領(充電)を停止させることを示している。
次に、この実施形態における携帯電話機1の動作概念を図4〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4は、通信機器1の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、通信機器1の中央制御部11は、操作部18の電源キーにより電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源部12から各部への電力供給を開始させると共に、所定のメモリの内容をクリアして初期化するなどの電源オン処理を行った後(ステップA2)、最寄りの基地局3から電波を捕捉する捕捉処理に移る(ステップA3)。なお、この捕捉処理では、捕捉した基地局3に対して通信機器1の現在の位置を登録する処理も併せて行われる。
図5は、捕捉処理(図4のステップA3)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、最初に、基地局3からの電波を捕捉していない状態であることを示すために捕捉フラグCFを、その初期値“0”とした後(ステップB1)、基地局3を捕捉中であるか、つまり、既に通信が確立されている通信中であるかを調べる(ステップB2)。ここで、捕捉中(通信中)であれば(ステップB2でYES)、引き続いて捕捉中(通信中)の基地局3を通信対象として選択するが(ステップB4)、捕捉中(通信中)でなければ(ステップB2でNO)、例えば、電源オン直後あるいは通信機器1の移動などにより通信が途絶えている場合などでは、前回電源をオフしたときの基地局3あるいは前回通信が途絶えたときの基地局3、つまり、前回捕捉の基地局3を通信対象として選択する(ステップB5)。
そして、上述のようにして選択した基地局3が電波状況などから待ち受け可能(通信可能)な状態となっているかを調べる(ステップB6)。ここで、待ち受け可能な状態とは、基地局3との間の電波状況が良好で、その基地局3からの着信のほかに通信機器1からの発呼も可能な状態を意味し、このような待ち受け可能な状態では(ステップB6でYES)、既に基地局3を良好に捕捉している状態にあることを示すために捕捉フラグCFを“1”にした後(ステップB7)、図5のフローの終了となる。また、待ち受け可能な状態でなければ(ステップB6でNO)、選択した基地局3との電波状況が不良であり、通信が不安定あるいは不可能な状態にあるために、待ち受け可能な基地局3を探索する探索処理に移る(ステップB8)。
図6は、探索処理(図5のステップB8)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、基地局カウンタPの値をその初期値“1”とした後(ステップC1)、この基地局カウンタPの値で指定される基地局リストBL内の基地局3に対して通信接続を行い、その結果、正常に接続できたか否かに基づいて待ち受け可能な状態になったか否かを調べる(ステップC2)。なお、基地局リストBLは、ハンドオーバ用あるいはローミング用の基地局リストで、周辺に存在している複数の基地局3に関する情報が記憶されており、基地局カウンタPの値により複数の基地局3が1台ずつ順次指定される。
いま、指定した基地局3との間で待ち受け可能な状態にならなかった場合には(ステップC2でNO)、基地局カウンタPの値に“1”を加算することによりその値を更新するインクリメント処理を行った後(ステップC3)、その基地局カウンタPの値は、総基地局数Mに達したかを調べる(ステップC4)。ここで、総基地局数Mとは、基地局リストBLに記憶されている基地局数を意味している。いま、総基地局数Mの値を“5”、基地局カウンタPの値を“2とすると、「P>M」の関係となるために(ステップC4でNO)、上述の待ち受け可能か否かを調べるステップC2に戻る。以下、基地局カウンタPの値が総基地局数Mを超えるまで(ステップC4でYES)、基地局カウンタPの値を更新しながら待ち受け可能であるかを調べる動作を繰り返す(ステップC2〜C4)。
その結果、基地局カウンタPの値が総基地局数Mを超えるようになるまでの間に、待ち受け可能な基地局3を検出することができたときには(ステップC2でYES)、捕捉フラグCFを“1”にし(ステップC6)、また、基地局カウンタPの値が総基地局数Mを超えても待ち受け可能な基地局3を検出することができなかったときには(ステップC4でNO)、捕捉フラグCFを“0”にした後(ステップC6)、図6のフローから抜ける。なお、上述のように図5に示す探索処理では、説明の簡素化のために待ち受け可能な基地局3を検出したときには、その基地局3を通信対象として選択するようにしたが、複数の基地局3が待ち受け可能な場合には、その中から電波状況などが最適な基地局3を通信対象として選択するようにしてもよい。
このような捕捉処理が終わると(図4のステップA3)、捕捉フラグCFを参照して、捕捉が成功したか否かを調べる(ステップA4)。いま、捕捉フラグCFが“0”、つまり、捕捉不成功であれば(ステップA4でNO)、受信状態の不良表示として圏外通知(報知)を行う(ステップA5)。そして、上述の捕捉処理を一定時間毎に繰り返し実行させる捕捉タイミングに達したかを調べ(ステップA6)、捕捉タイミングでなければ(ステップA6でNO)、ユーザ操作有無を検出するステップA24に移るが、捕捉タイミングであれば(ステップA6でYES)、上述の捕捉処理(ステップA3)に戻る。
上述の捕捉処理(ステップA3)の結果、捕捉フラグCFが“1”、つまり、捕捉に成功したときには(ステップA4でYES)、前回捕捉した基地局3のチャネル(前回チャネル)と今回捕捉した基地局3のチャネル(所定のチャネル:現チャネル)とを比較することによりその変更有無を調べる(ステップA7)。すなわち、現チャネルと前回チャネルとが異なる別のチャネルであるか同一のチャネルであるかを調べる。なお、初回の捕捉時には前回チャネルは存在していないので、変更有りと判別される。
いま、現チャネルと前回チャネルとが同一であれば、チャネルが変更されなかった場合であるから(ステップA7でNO)、着信情報(ページングチャネル情報)の有無を検出するステップA14に移るが、現チャネルと前回チャネルとが異なる別のチャネルであれば、チャネルが変更された場合であるから(ステップA7でYES)、現チャネルを新たに割り当てられた所定のチャネルとして記憶した後(ステップA8)、上述した間欠受信動作を開始させることにより補足した基地局3からの呼び出しを受信することが可能な待ち受け状態となる(ステップA9)。
そして、設定テーブルPTの選択設定F1を参照し、その“有”/“無”に基づいて選択処理を実行するか否かを調べ(ステップA10)、その設定内容が“無”であれば(ステップA10でNO)、後述する選択処理A(ステップA12)、選択処理B(ステップA13)の何れもスキップして、上述の着信有無を検出するステップA14に移る。また、選択設定F1の設定内容が“有”であれば(ステップA10でYES)、更に、選択設定F1を参照し、その“N”に基づいて切り替え回数は1回であるかを調べ(ステップA11)、切り替え回数が1回、つまり、N=1であれば(ステップA11でYES)、選択処理Aを実行に移るが(ステップA12)、切り替え回数が複数回であれば(ステップA11でNO)、選択処理Aの実行に移る(ステップA13)。
図7は、選択処理A(図4のステップA12)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源部12の状態から電力供給装置2に接続中であるかを調べ(ステップD1)、電力供給装置2に接続されていなければ(ステップD1でNO)、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、電力供給装置2に接続中であれば(ステップD1でYES)、電力受領状態を検出して電力受領中(充電中)であるかを調べる(ステップD2)。
いま、電力供給装置2に接続されていても充電中でなければ(ステップD2でNO)、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、充電中であれば(ステップD2でYES)、影響度テーブルTBを参照して、現チャネルに対応する「影響度」を読み出す(ステップD4)。例えば、図3(1)に示す具体例においては、現チャネルが“f1”であれば、「影響度」として“e1”を読み出し、“f2”であれば、「影響度」として“e2”を読み出す。
そして、読み出した現チャネルに対応する「影響度」を判別して(ステップD4)、その「影響度」は所定値以上か(所定のレベルよりも大きいか)、つまり、受信への影響度を判定する基準値(e0)以上かを調べる(ステップD5)。いま、現チャネルに対応する「影響度」を“e1”とした場合に、例えば、e1<e0の関係にあれば、その「影響度」は、所定値未満のため(ステップD5でNO)、充電中に発生するノイズによる受信への影響が小さい良好なチャネルであると判定し、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続する。また、現チャネルに対応する「影響度」を“e2”とした場合に、例えば、e2≧e0の関係にあれば、その「影響度」は、所定値以上のため(ステップD5でYES)、充電中に発生するノイズによる受信への影響が大きい不良なチャネルであると判定し、捕捉した基地局3に対してチャネル切り替え要求を送信する(ステップD6)。
ここで、通信機器1からチャネル切り替え要求を受信した基地局3側の動作について説明する。図9は、捕捉した基地局3側の動作概要を示したフローチャートである。
先ず、基地局3は、通信機器1からチャネル切り替え要求を受信したか否かを調べ(ステップF1)、切り替え要求を受信しなければ(ステップF1でNO)、後述するステップF5に移るが、切り替え要求を受信したときには(ステップF1でYES)、空きチャネルの有無を調べる(ステップF2)。
この場合、現チャネルとは異なる別のチャネルが空きチャネル(割り当てられていないチャネル)かを調べ、それに該当する空きチャネルが無ければ(ステップF2でNO)、現チャネルとは異なる別チャネルの割り当てが不可能であることを示すためにその要求元の通信機器1に対して切替要求を否定するNG応答を送信するが(ステップF4)、空きチャネルが有れば(ステップF2でYES)、要求元の通信機器1に対して切替要求を肯定するOK応答と共に、その空きチャネルを示す情報(例えば、チャネル番号)を新たに割り当てる別チャネルを示す情報として送信する(ステップF3)。
通信機器1は、捕捉した基地局3からチャネル切替要求を肯定するOK応答を受信したかを調べ(図7のステップD7)、チャネル切替要求を否定するNG応答を受信したときには(ステップD7でNO)、電力受領停止設定F2を参照し、電力受領(充電)を停止させる設定の有無を判別する(ステップD8)。いま、電力受領停止設定F2の設定内容が“無し”であれば(ステップD8でNO)、電力受領(充電)を停止させずに、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、電力受領停止設定F2の設定内容が“有り”であれば(ステップD8でYES)、電力受領(充電)を停止させた後(ステップD9)、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続する。
また、通信機器1は、捕捉した基地局3からチャネル切替要求を肯定するOK応答と共に別チャネルを示す情報(例えば、チャネル番号)を受信したときには(ステップD7でYES)、この別チャネルに示す情報に基づいて影響度テーブルTBを参照して、その別チャネルに対応する「影響度」を読み出す(ステップD10)。そして、現チャネルの「影響度」と別チャネルの「影響度」とを比較し(ステップD11)、別チャネルの「影響度」は、現チャネルの「影響度」以下であるかを調べる(ステップD12)。いま、別チャネルの「影響度」が現チャネルの「影響度」を超えていれば、つまり、現チャネルの方が受信への影響度が小さければ(ステップD12でNO)、図7のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、別チャネルの「影響度」が現チャネルの「影響度」以下であれば、つまり、別チャネルの方が受信への影響度が小さければ(ステップD12でYES)、この別チャネルで受信することを選択し(ステップD13)、この選択チャネルで受信する旨の通知を捕捉中の基地局3に対して送信する(ステップD14)。
ここで、通信機器1から選択チャネル通知を受信した基地局3側の動作について説明する。基地局3側では、通信機器1から選択チャネル通知を受信すると(図9のステップF5)、その選択チャネルを新たに割り当てる旨の決定を通信機器1に対して送信した後(ステップF6)、その選択チャネルで送信する状態に切り替える(ステップF7)。
通信機器1側では、上述のように捕捉した基地局3に対して選択チャネル通知を行った後は、チャネル決定の受信待ち状態となる(図7のステップD15)。この受信待ち状態において、基地局3からチャネル決定を受信すると(ステップD15でYES)、その決定チャネル(選択チャネル)を現チャネルとして受信可能となる待ち受け状態とした後に(ステップD16)、図7のフローの終了となる。
図8は、選択処理B(図4のステップA13)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、電源部12の状態から電力供給装置2と接続中であるかを検出し(ステップE1)、電力供給装置2に接続されていなければ、図8のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、電力供給装置2に接続されていれば(ステップE1でYES)、電力受領状態を検出して電力受領中(充電中)であるかを調べる(ステップE2)。いま、電力供給装置2に接続されていても電力受領中(充電中)でなければ(ステップE2でNO)、図8のフローから抜けて、現チャネルでの受信をそのまま継続するが、電力受領中(充電中)であれば(ステップE2でYES)、回数カウンタiをその初期値“1”とした後(ステップE3)、現チャネルとは異なる別チャネルの割り当てをN回要求する処理に移る(ステップE4〜E8)。
先ず、ステップE4では、回数カウンタiの値で示されるi回目の要求として、チャネル切替要求を捕捉中の基地局3に対して送信する。この場合、捕捉中の基地局3側では、現チャネルとは異なる別チャネルの割り当てが可能か否かに基づいてチャネル切替要求を肯定するOK応答を送信したり、チャネル切替要求を否定するNG応答を送信したりする(図9のステップF1〜F4)。ここで、通信機器1は、捕捉中の基地局3からチャネル切替要求を否定するNG応答を受信したときには(図8のステップE5でNO)、以降、別チャネルの割り当てをN回要求する処理(ステップE4〜E8)をスキップするが、捕捉中の基地局3からチャネル切替要求を肯定するOK応答を受信したときには(図8のステップE5でYES)、回数カウンタiの値で示されるi回目の要求に応じて新たに割り当てられた別チャネル(fi)を一時記憶した後(ステップE6)、回数カウンタiの値に“1”を加算することによりその値を更新するインクリメント処理を行う(ステップE7)。
そして、回数カウンタiの値は、選択設定F1に設定されているチャネル切り替え要求回数“N”を超えたかを調べる(ステップE8)。なお、このチャネル切り替え要求回数“N”は、上述したようにユーザ操作により任意に設定されたものであり、いま、この回数カウンタiの値が“N”を超えていなければ(ステップE8でNO)、上述したチャネル切替要求を送信するステップE4に戻り、以下、上述の動作を繰り返す(ステップE4〜E8)。
ここで、回数カウンタiの値が“N”を超えたときには(ステップE8でYES)、別チャネルの割り当て要求がN回分終わった場合であるから、後述する次のステップE9に移る。また、回数カウンタiの値が“N”を超える前に、捕捉中の基地局3からチャネル切替要求を否定するNG応答を受信したときには(ステップE5でNO)、別チャネルの割り当て要求する処理を、その時点(途中)で打ち切るために、次のステップE9に移り、影響度テーブルTBを参照し、現チャネルに対応する「影響度」と、切り替え要求により割り当てられた別チャネルに対応する「影響度」とを読み出す。そして、現チャネルの「影響度」と別チャネルの「影響度」とをそれぞれ比較し(ステップE10)、現チャネルと別チャネルとを含めた各チャネルの中で最も「影響度」が小さいチャネルで受信することを選択し(ステップE11)、この選択チャネルで受信する旨の通知を捕捉中の基地局3に対して送信する(ステップE12)。
この場合、基地局3側においては、通信機器1から選択チャネル通知を受信すると(図9のステップF5)、その選択チャネルを新たに割り当てる旨の決定を通信機器1に対して送信した後(ステップF6)、その選択チャネルで送信する状態に切り替える(ステップF7)。
通信機器1側において、上述のように捕捉した基地局3に対して選択チャネル通知を行った後は、チャネル決定の受信待ち状態となる(図8のステップE13)。この受信待ち状態において、捕捉中の基地局3からチャネル決定を受信すると(ステップE13でYES)、その決定チャネル(選択チャネル)を現チャネルとして受信可能となる待ち受け状態とした後に(ステップE14)、図8のフローの終了となる。
このようにして選択処理A(図4のステップA12)又は選択処理B(ステップA13)が終わると、現在割り当てられている現チャネルで捕捉中の基地局3から所定の情報を受信したか、つまり、着信情報(ページングチャネル情報)を受信したかを調べ(ステップA14)、着信有りを検出したときには(ステップA14でYES)、オフフック操作が行われたかを調べたり(ステップA15)、相手からの回線遮断などによる着信終了を検出したかを調べたりする(ステップA16)。いま、オフフック操作が行われたときには(ステップA15でYES)、それに応答して通話処理を開始させた後(ステップA17)、オンフック操作などによる通話終了を検出したかを調べ(ステップA18)、通話終了を検出するまで上述のステップA17に戻って通話処理を継続する。
そして、着信終了を検出したとき(ステップA16でYES)、又は通話終了を検出したときには(ステップA18でYES)、着信情報(ページングチャネル情報)の受信有無を検出する動作を間欠的に行う間欠受信動作のオフタイミングであるかを調べる(ステップA19)。例えば、この着信情報を受信する間欠受信周期を約5sec間隔とし、その間欠受信のオンタイミングを約50msecとした場合に、そのオンタイミング以外のタイミングであるかを調べ、間欠受信のオフタイミングでなければ(ステップA19でNO)、つまり、間欠受信のオンタイミングであれば、上述の着信有無を検出するステップA14に移るが、間欠受信のオフタイミングであれば(ステップA19でYES)、受信回路のオフ処理として無線通信部15の動作を停止させた後(ステップA20)、間欠受信のオンタイミングになるまで待機する(ステップA21)。
また、間欠受信のオンタイミングであれば(ステップA21でYES)、受信回路のオン処理として無線通信部15の動作を開始させた後(ステップA22)、捕捉フラグCFを参照して、その値は“0”であるかを調べ(ステップA23)、捕捉フラグCFが“0”であれば(ステップA23でYES)、上述の捕捉処理に戻る(ステップA3)。また、捕捉フラグCFが“1”であれば(ステップA23でNO)、現チャネルとは異なる別チャネルが割り当てられた可能性があるために、上述のチャネルの変更を検出するステップA7に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
なお、着信が無ければ(ステップA14でNO)、ユーザ操作の有無を検出するステップA24に移る。このステップA24は、着信が無い場合以外にも、上述したように捕捉タイミングでない場合に(ステップA6でNO)、ユーザ操作が行われたか否かを検出するもので、ユーザ操作が行われなければ(ステップA24でNO)、捕捉フラグCFを参照して、その値は“0”であるかを調べる(ステップA28)。ここで、捕捉フラグCFが“0”であれば(ステップA28でYES)、上述の捕捉タイミングを検出するステップA6に戻る。
また、何らかのユーザ操作が行われたときには(ステップA24でYES)、それは電源オフ操作であるかを調べ(ステップA25)、電源オフ操作であれば(ステップA25でYES)、電源オフ処理を行った後(ステップA26)、図4のフローの終了となる。また、その他の操作が行われたときには(ステップA25でNO)、その操作に応じた処理として、例えば、発信処理などを行う(ステップA27)。そして、上述のステップA28に移り、捕捉フラグCFは“0”であるかを調べ、捕捉フラグCFが“0”であれば(ステップA28でYES)、上述の捕捉タイミングを検出するステップA6に戻るが、捕捉フラグCFが“1”であれば(ステップA28でNO)、上述の間欠受信オフタイミングを検出するステップA19に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
以上のように、この実施形態において通信機器1は、電力供給装置2からの電力受領中での通信(受信)への影響度に基づいて、所定の周波数(現チャネル)で通信するか現チャネルとは異なる別の周波数(別チャネル)で通信するかを選択するようにしたので、電力の受領を停止しなくても電力受領時(充電時)の通信への影響度を極力抑制することができ、良好な通信を確保しながら電力を受領(充電)することが可能となる。
通信機器1は、現チャネルでの影響度と、基地局3側で指定された別チャネルでの影響度との比較結果に基づいて、現チャネルを通信するか別チャネルを通信するかを選択するようにしたので、影響度がより小さいチャネルを選択することができ、良好な通信を確保することが可能となる。
通信機器1は、基地局3に対して、現チャネルとは異なる別チャネルで情報を送信すべきことを要求するようにしたので、影響度が小さい可能性があるチャネルに切り替えることができ、良好な受信を確保することが可能となる。
現チャネルでの影響度が所定のレベルより大きいと判別された場合、基地局3に対して別チャネルで情報を送信すべきことを要求するようにしたので、影響度が大きい場合のみ、別チャネルへの切り替えを要求することができ、無駄な動作を行う必要がなく、省電力化にも有効なものとなる。
通信機器1は、別チャネルでの送信が基地局3側で割り当て不可能とされた場合に、現チャネルでの通信を選択するようにしたので、基地局3側の状況で、別チャネルでの送信ができない場合は、現チャネルでの通信をそのまま継続することができ、最低限の通信状態の維持が可能となる。
通信機器1は、別チャネルでの送信が基地局3側で割り当て不可能とされた場合に、電力受領を停止(充電停止)するようにしたので、充電よりも通信を優先して、良好な通信状態を確保することができる。
通信機器1は、現チャネルでの影響度と、複数回のチャネル切り替えの要求に応じて基地局3側で指定された複数種の別チャネル毎の影響度とを比較して、どの周波数で情報を通信するかを選択するようにしたので、現チャネルを含めた複数種のチャネルの中から影響度が小さいチャネルを選択できるので、最も良好な通信を確保した状態で充電を行うことができる。
通信機器1は、影響度テーブルTBを参照して現チャネルでの影響度を判別するようにしたので、影響度テーブルTBから影響度を読み出すだけでよく、瞬時に影響度を得ることができる。
通信機器1は、電力受領の状態を検出した際に、通信への影響度を判別するようにしたので、例えば、電力受領開始検出時に通信への影響度を判別することができ、その判別のための電力消費を抑えることができる。
通信機器1は、所定の情報(ページングチャネル情報)の受信有無を検出する動作を間欠的に行うようにしたので、通信機能の電力消費を抑えることができる。
所定の情報は、移動体通信において割り当てられたチャネルで基地局3から送信されるページングチャネル情報(着信情報)であるので、移動体通信技術を利用する携帯電話などで好適に用いることができる。
なお、上述した実施形態においては、基地局3からページングチャネル情報(着信情報)を受信する場合を例示したが、通信装置1から他の通信装置(携帯電話機)を発呼(発信)する場合であっても同様に適用可能である。
上述した実施形態において電力供給装置2は、非接触充電方式(電磁誘導方式)により通信機器1に対する充電を行う無接点型充電装置に適用したもので、その上面部を通信機器1が載置される載置面としたが、このような載置型に限らず、通信機器1が接近された状態でその充電を行う接近型の充電装置であってもよい。
また、上述した実施形態においては、通信機器1を電力供給装置2に載置(無接点接続:磁気結合)するようにしたが、通信機器1と電力供給装置2とを電気的に接続するようにしてもよい。すなわち、電力供給装置2は、図10に示すような有線型充電装置(例えば、ACアダプタ)であってもよい。この場合、通信機器1には、電力供給装置2のプラグ部2aが接続されるジャック部(図示省略)が設けられている。
また、上述した実施形態においては、通信機器1と電力供給装置2との間で無接点充電方式を採用した場合を例示したが、電界、磁界、磁気共鳴のいずれか又はそれらの組み合わせを利用した電力供給方式で供給電力を受領するようにしてもよい。すなわち、非接触充電方式としては、電波受信方式、電場・磁場共鳴方式であってもよく、また、電磁誘導方式、電波受信方式、電場・磁場共鳴方式又はそれらの組み合わせであってもよい。
また、上述した実施形態において通信機器1は、電力供給装置2からの供給電力に基づいて電源部12内の二次電池BTを充電するようにしたが、電源部12内の安定化電源回路(図示省略)からの供給電圧(DC電圧)を駆動電圧として直接的に取り込むようにしてもよい。つまり、電力の受領は、充電する場合に限らない。
また、上述した実施形態において通信機器1は、1つの基地局3を捕捉するようにしたが、複数(例えば、3つ)の基地局3を同時に捕捉するようにしてもよい。この場合、複数の基地局3を捕捉した場合に、基地局3毎に異なるチャネルのうち、充電動作に起因するノイズの発生で受信感度が低下するチャネルを除き、最も影響度が小さいチャネルを選択して受信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、通信機器1として、携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えば、通信機能付きのデジタルカメラ、PDA、パーソナルコンピュータなどであってもよく、任意である。
更に、上述した各実施形態で示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 通信機器
2 電力供給装置
3 基地局
11 中央制御部
12 電源部
13 記憶部
14 無線通信部
17 操作部
19 計時部
BT 二次電池
CL1 充電用一次コイル
CL2 充電用二次コイル(電力受領部)
TB 影響度テーブル
PT 設定テーブル
F1 選択設定
F2 電力受領停止設定

Claims (12)

  1. 電力供給装置により電力供給される電力を受領する電力受領手段と、
    複数種の周波数のいずれでも情報を通信可能な通信手段と、
    前記複数種の周波数のいずれかである所定の周波数で前記通信手段が情報を通信する場合に、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を判別する判別手段と、
    この判別手段により判別された影響度に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する通信選択手段と、
    を備えることを特徴とする通信機器。
  2. 前記判別手段は、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別すると共に、前記情報の送信側で指定された別の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別して、それらの影響度をそれぞれ比較し、
    前記通信選択手段は、前記判別手段による比較結果に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  3. 前記情報の送信側に対して、前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を送信すべきことを要求する送信手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  4. 前記判別手段により前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度が所定のレベルより大きいと判別された場合に、前記送信手段は、前記送信側に対して前記別の周波数で情報を送信すべきことを要求する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  5. 前記送信手段が要求した別の周波数での送信が、前記送信側で割り当て不可能とされた場合に、前記通信選択手段は、前記所定の周波数での情報の通信を選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  6. 前記送信手段により要求された別の周波数での送信が、前記送信側で割り当て不可能とされた場合に、前記電力受領手段による電力受領を停止する停止手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  7. 前記送信手段は、前記送信側に対して別の周波数で情報を送信すべきことの切り替え要求を複数回繰り返し、
    前記判別手段は、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別すると共に、前記送信手段による複数回の切り替え要求に応じて前記情報の送信側で指定された複数種の別の周波数毎にその通信への影響度を判別して、それらの影響度をそれぞれ比較し、
    前記通信選択手段は、前記判別手段による各比較結果に基づいて、どの周波数で情報を通信するかを選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信機器。
  8. 複数種の周波数の個々に対応して、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を、予め記憶している記憶手段を更に備え、
    前記判別手段は、前記記憶手段に記憶されている各影響度に基づいて、前記所定の周波数で通信する場合の通信への影響度を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  9. 前記電力受領手段による電力受領の状態を検出する検出手段を更に備え、
    前記判別手段は、前記検出手段により電力受領の状態が検出された際に、電力受領中の前記電力受領手段が前記通信手段に及ぼす通信への影響度を判別する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  10. 前記通信手段は、間欠的に所定の情報を通信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  11. 前記所定の情報は、移動体通信において割り当てられた周波数で送信されるページングチャネル情報である、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
  12. コンピュータに対して、
    電力供給装置により電力供給される電力を受領する機能と、
    複数種の周波数のいずれでも情報を通信可能な機能と、
    前記複数種の周波数のいずれかである所定の周波数で情報を通信する場合に、電力受領中に電力受領による前記通信への影響度を判別する機能と、
    前記判別された通信への影響度に基づいて、前記所定の周波数で情報を通信するか前記所定の周波数とは異なる別の周波数で情報を通信するかを選択する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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