JP2014168037A - 電子部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子部品としてのサーミスタセンサ10は、電子部品素子としてのサーミスタチップ20を含む。サーミスタチップ20の外部電極22は、導電性接続材40を介して、可撓性を有する絶縁性樹脂シート30上のリード線32に電気的に接続される。サーミスタチップ20およびその接続部は、可撓性を有しない絶縁性樹脂材28および42で被覆される。リード線32の中間部は、可撓性を有する絶縁性樹脂材34で被覆される。
【選択図】図3
Description
この発明にかかる電子部品では、リード線において接続部以外の部分に被覆された絶縁材は、可撓性を有する絶縁材であることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品では、可撓性を有する絶縁性シートを含み、電子部品素子およびリード線は、絶縁性シート上に形成されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子は、異方性導電性接着剤を介してリード線に電気的に接続されかつ絶縁性シートに接着されていることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子は、導電性接続材を介してリード線に電気的に接続され、かつ、可撓性を有しない絶縁性樹脂材を介して絶縁性シートに接着されていることが好ましい。
この発明にかかる電子部品では、絶縁性シートは、たとえば、電子部品素子に対してリード線側とは反対側において絶縁材より外側に延長して形成されてもよい。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子を有する部分における幅は、リード線を有する部分における幅より狭く形成されていることが好ましい。
この発明にかかる電子部品では、電子部品素子を有する部分における幅および電子部品素子を有する部分に隣接するリード線を有する隣接リード線部分における幅は、それぞれ、隣接リード線部分以外のリード線を有する部分における幅より狭く形成されてもよい。
また、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子の天面の反対の主面側がリード線に電気的に接続され、電子部品素子を被覆する絶縁材の天面は、平坦状に形成されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子は、たとえばサーミスタチップを含む。
また、この発明にかかる電子部品では、絶縁材において、可撓性を有しない絶縁性樹脂材の部分における線膨張係数は、その部分以外の他の部分における線膨張係数以下であることが好ましい。
この発明にかかる電子部品では、リード線の接続部以外の部分を被覆した絶縁材が可撓性を有する絶縁材である場合、その接続部以外が可撓性ないしはフレキシブル性を有しているため、電子部品素子の配置の自由度が高くなる。
また、この発明にかかる電子部品では、可撓性を有する絶縁性シートを含み、電子部品素子およびリード線が絶縁性シート上に形成されている場合、絶縁材によって電子部品素子やその接続部を一方側から封止しやすい。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子が異方性導電性接着剤を介してリード線に電気的に接続される場合、絶縁材が被覆された電子部品素子の良品検査をした後に電子部品素子をリード線に電気的に接続し、かつ絶縁性シートに接着できるため、電子部品の歩留まりが向上する。
また、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子が導電性接続材を介してリード線に電気的に接続されかつ可撓性を有しない絶縁性樹脂材を介して絶縁性シートに接着されている場合、電子部品素子を被覆した絶縁材を絶縁性シートとの接着剤として利用することができ、電子部品素子および絶縁性シート間に接着剤層が存在せず、低背化が可能になる。
この発明にかかる電子部品では、絶縁性シートが電子部品素子に対してリード線側とは反対側において絶縁材より外側に延長して形成されている場合、この電子部品を被測定部材に接触させたとき、被測定部材と電子部品との電子部品素子近傍の接触面積を大きくすることができるため、電子部品素子によるセンシング精度が向上する。また、その電子部品では、電子部品と被測定部材との接触面積が大きくなるため、電子部品を被測定部材に接着する場合、電子部品の被測定部材への接着強度を向上することができる。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子を有する部分における幅がリード線を有する部分における幅より狭く形成されている場合、電子部品を小型化できる。そのため、その電子部品を別の電子機器などに搭載する場合、搭載スペースを低減することができる。また、その電子部品では、たとえば、温度センサ等として機能する電子部品素子の搭載部が細くなっているため、温度を測定したい箇所で狭い部分に挿入することが容易になる。
この発明にかかる電子部品では、電子部品素子を有する部分における幅および電子部品素子を有する部分に隣接するリード線を有する隣接リード線部分における幅が、それぞれ、隣接リード線部分以外のリード線を有する部分における幅より狭く形成されている場合、たとえば、温度センサ等として機能する電子部品素子の搭載部などが細くなっているため、温度を測定したい箇所で狭い部分にさらに挿入することが容易になる。また、その電子部品では、電子部品をさらに小型化できるとともに、電子部品の搭載スペースをさらに低減することができる。
また、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子の天面の反対の主面側がリード線に電気的に接続され、電子部品素子を被覆する絶縁材の天面が平坦状に形成されている場合、電子部品の天面も被着体に接着することが可能になり、電子部品を搭載する際の設計の自由度が向上する。
さらに、この発明にかかる電子部品では、電子部品素子がたとえばサーミスタチップを含む場合、サーミスタセンサを構成することができる。
また、この発明にかかる電子部品では、絶縁材において、可撓性を有しない絶縁性樹脂材の部分における線膨張係数がその部分以外の他の部分における線膨張係数以下である場合、可撓性を有しない絶縁性樹脂材の部分の伸縮量を低減でき、電子部品素子およびリード線の接続部に加わる温度変化による応力を低減できる。そのため、この発明にかかる電子部品が特に温度変化を感知するサーミスタセンサである場合、可撓性を有しない絶縁性樹脂材の部分の温度変化による伸縮を低減できるため、サーミスタセンサの感温性能の低下を防止することができる。
さらに、図1に示すサーミスタセンサ10では、サーミスタチップ20などに絶縁材として絶縁性樹脂材28および42などが被覆されているので、サーミスタチップ20などの気密性がよい。
12 サーミスタチップを有する部分
14 リード線を有する部分
16 隣接リード線部分
20 サーミスタチップ
22 外部電極
24a Snめっき層
24b Niめっき層
24c Cuめっき層
26 Cu箔
26´ マザーCu箔
28、28´ 可撓性を有しない絶縁性樹脂材
30 可撓性を有する絶縁性樹脂シート
30a 絶縁性樹脂シートの一端部分
30´ 可撓性を有するマザー絶縁性樹脂シート
32 リード線
34、34´ 可撓性を有する絶縁性樹脂材
40 導電性接続材
42 可撓性を有しない絶縁性樹脂材
43 複合材料
44 異方性導電性接着剤シート
Claims (11)
- 電子部品素子、
前記電子部品素子に電気的に接続されたリード線、および
前記電子部品素子および前記リード線に被覆された絶縁材を含み、
前記電子部品素子と前記電子部品素子および前記リード線の接続部とに被覆された前記絶縁材は、可撓性を有しない絶縁性樹脂材である、電子部品。 - 前記リード線において前記接続部以外の部分に被覆された前記絶縁材は、可撓性を有する絶縁材である、請求項1に記載の電子部品。
- 可撓性を有する絶縁性シートを含み、前記電子部品素子および前記リード線は、前記絶縁性シート上に形成された、請求項1または請求項2に記載の電子部品。
- 前記電子部品素子は、異方性導電性接着剤を介して前記リード線に電気的に接続されかつ前記絶縁性シートに接着された、請求項3に記載の電子部品。
- 前記電子部品素子は、導電性接続材を介して前記リード線に電気的に接続され、かつ、可撓性を有しない絶縁性樹脂材を介して前記絶縁性シートに接着された、請求項3に記載の電子部品。
- 前記絶縁性シートは、前記電子部品素子に対して前記リード線側とは反対側において前記絶縁材より外側に延長して形成された、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の電子部品。
- 前記電子部品素子を有する部分における幅は、前記リード線を有する部分における幅より狭く形成された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子部品。
- 前記電子部品素子を有する部分における幅および前記電子部品素子を有する部分に隣接する前記リード線を有する隣接リード線部分における幅は、それぞれ、前記隣接リード線部分以外の前記リード線を有する部分における幅より狭く形成された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子部品。
- 前記電子部品素子の天面の反対の主面側が前記リード線に電気的に接続され、前記電子部品素子を被覆する前記絶縁材の前記天面は、平坦状に形成された、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の電子部品。
- 前記電子部品素子は、サーミスタチップを含む、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の電子部品。
- 前記絶縁材において、前記可撓性を有しない絶縁性樹脂材の部分における線膨張係数は、前記部分以外の他の部分における線膨張係数以下である、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の電子部品。
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