JP2014165831A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動部を圧電素子により振動させ気導音と振動音とを発生させる電子機器において、圧電素子の厚さを考慮した電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器に、接触または押圧する人体の部位を振動させて伝わる振動音を発生させる振動部と、前記振動部を振動させるために当該振動部に積み重ねて取り付けられ、前記積み重ね方向における厚さが異なる積層型の複数の圧電素子とを備え、音圧を確保しつつ振動部の振動による圧電素子の破損のおそれを低減、または圧電素子の破損のおそれを抑制しつつ音圧を向上させた。
【選択図】図3

Description

この発明は、圧電素子に所定の電気信号(音声信号)を印加することで圧電素子により振動部を振動させ、人体の一部を振動させて伝える振動音を発生させる電子機器に関する。
特許文献1には、携帯電話などの電子機器として、気導音と骨導音とを利用者に伝えるものが記載されている。また、特許文献1には、気導音とは、物体の振動に起因する空気の振動が外耳道を通って鼓膜に伝わり、鼓膜が振動することによって利用者の聴覚神経に伝わる音であることが記載されている。また、特許文献1には、振動音とは、振動する物体に接触する利用者の体の一部(たとえば外耳の軟骨)を介して利用者の聴覚神経に伝わる音であることが記載されている。
特許文献1に記載された電話機では、圧電素子(バイモルフ)及び可撓性物質からなる短形板状の振動体が、筐体の外面に弾性部材を介して取り付けられる旨が記載されている。また、特許文献1には、この振動部の圧電素子に電圧が印加されると、圧電材料が長手方向に伸縮することにより振動体が屈曲振動し、利用者が耳介に振動体を接触させることで気導音と振動音とが利用者に伝えられ、振動体が振動部として機能することが記載されている。
特開2005−348193号公報
特許文献1に記載の電子機器においては、振動部に取り付けられる圧電素子の厚さについて何ら検討されていない。
本発明の目的は、振動部を圧電素子により振動させ振動音を発生させる電子機器において、圧電素子の厚さを考慮した電子機器を提供することにある。
本発明の一側面における電子機器は、接触または押圧する人体の部位を振動させて伝わる振動音を発生させる振動部と、前記振動部を振動させるために当該振動部に積み重ねて取り付けられ、前記積み重ね方向における厚さが異なる積層型の複数の圧電素子と、を有することを特徴とする。
前記振動部に取り付けられる第1の圧電素子の厚さより、前記第1の圧電素子に積み重ねて取り付けられる第2の圧電素子の厚さの方が大きいとよい。または、前記振動部に取り付けられる第1の圧電素子の厚さより、前記第1の圧電素子に積み重ねて取り付けられる第2の圧電素子の厚さの方が小さいとよい。
前記複数の圧電素子は、厚さに応じた層数を有してもよい。
前記振動部はパネルであるとよい。また、前記振動部は耳の大きさより大きいとよい。
前記振動部は表示用のパネルを有してもよい。また、前記複数の圧電素子は、前記振動部における前記表示用のパネルの取り付け位置とは異なる位置に取り付けられるとよい。
前記振動部は、押圧する人体の部位に3N以上の力で押圧される場合であっても当該部位を振動させて前記振動音を伝えるとよい。さらに、前記振動部は、押圧する人体の部位に5N以上の力で押圧される場合であっても当該部位を振動させて前記振動音を伝えるとよい。さらに、前記振動部は、押圧する人体の部位に10N以下の力で押圧される場合であっても当該押位を振動させて前記振動音を伝えるとよい。
以下において説明する実施形態によれば、振動部を圧電素子により振動させ振動音を発生させる電子機器において、圧電素子の厚さを考慮した電子機器を提供することが可能となる。
電子機器の機能ブロックを示す図である。 パネルの形状と大きさの例を示す図である。 第1の実施形態に係る電子機器の実装構造を示す図である。 第1の実施形態におけるパネルの振動の例を示す図である。 第2の実施形態に係る電子機器の実装構造を示す図である。 第2の実施形態におけるパネルの振動の例を示す図である。 パネルの支持構造の例を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の機能ブロックを示す図である。電子機器1は、たとえば携帯電話(スマートフォン)であって、パネル10、表示部20、圧電素子30及び31、入力部40、制御部50を備える。
パネル10は、接触を検出するタッチパネル、または表示部20を保護するカバーパネル等である。パネル10は、たとえばガラス、またはアクリル等の合成樹脂により形成される。パネル10の形状は板状であるとよい。パネル10は、平板であってもよいし、表面が滑らかに傾斜する曲面パネルであってもよい。パネル10は、タッチパネルである場合、利用者の指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチパネルの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式を用いることができる。
表示部20は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、又は無機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部20は、パネル10の背面に設けられる。表示部20は、パネル10の背面に配設される。表示部20は、パネル10に接合部材(たとえば接着剤)により接着されてもよいし、パネル10と離間して配設され、電子機器1の筐体により支持されてもよい。
圧電素子30、31は、電気信号(電圧)を印加することで、構成材料の電気機械結合係数に従い伸縮または屈曲する素子である。これらの素子は、たとえばセラミック製や水晶からなるものが用いられる。圧電素子30、31は、積層型圧電素子である。積層型圧電素子には、ユニモルフを積層した(たとえば16層または24層積層した)積層型ユニモルフ素子、またはバイモルフを積層した(たとえば16層または24層積層した)積層型バイモルフ素子が含まれる。積層型の圧電素子は、たとえばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる複数の誘電体層と、該複数の誘電体層間に配置された電極層との積層構造体から構成される。ユニモルフは、電気信号(電圧)が印加されると伸縮し、バイモルフは、電気信号(電圧)が印加されると屈曲する。
圧電素子30、31は、パネル10の背面(電子機器1の内部側の面)に配置される。第1の圧電素子30は、たとえば接合部材(たとえば両面テープ)によりパネル10に取り付けられる。圧電素子30は、中間部材(たとえば板金)を介してパネル10に取り付けられてもよい。また、第2の圧電素子31は、第1の圧電素子30に積み重ねて取り付けられる。圧電素子31は、たとえば接合部材(たとえば両面テープ)により圧電素子30に取り付けられる。
入力部40は、利用者からの操作入力を受け付けるものであり、たとえば、操作ボタン(操作キー)から構成される。なお、パネル10がタッチパネルである場合には、パネル10も利用者からの接触を検出することにより、利用者からの操作入力を受け付けることができる。
制御部50は、電子機器1を制御するプロセッサである。制御部50は、圧電素子30、31に所定の電気信号(音声信号に応じた電圧)を印加する。制御部50が圧電素子30、31に対して印加する電圧は、たとえば、振動音ではなく気導音による音の伝導を目的とした所謂パネルスピーカの印加電圧である±5Vよりも高い、±15Vであってよい。これにより、利用者が3N以上の力(たとえば5N〜10Nの力)で自身の体にパネル10を接触させ、あるいは押圧した(押し付けた)場合であっても、パネル10に十分な振動を発生させて利用者の体の一部、すなわち接触部位または押圧部位を振動させることで、その部位を介する振動音を発生させることができる。尚、どの程度の印加電圧を用いるかは、パネル10の筐体または支持部材に対する固定強度もしくは圧電素子30の性能に応じて適宜調整可能である。
制御部50が圧電素子30、31に電気信号を印加すると、圧電素子30、31は伸縮または屈曲する。このとき、圧電素子30、31が取り付けられたパネル10は、圧電素子30、31の伸縮または屈曲にあわせて変形し、パネル10が振動する。パネル10は、圧電素子30、31の伸縮または屈曲によって湾曲する。パネル10は、圧電素子30、31によって直接的に曲げられる。「パネル10が圧電素子によって直接的に曲げられる」とは、従来のパネルスピーカで採用されているような、圧電素子をケーシング内に配設して構成される圧電アクチュエータの慣性力によりパネルの特定の領域を加振してパネルが変形する現象とは異なる。「パネル10が圧電素子によって直接的に曲げられる」とは、圧電素子の伸縮または屈曲(湾曲)が、接合部材或いは接合部材及び後述の補強部材80を介して、直にパネルを曲げることを意味する。このため、パネル10は、気導音を発生させるとともに、利用者が体の一部(たとえば外耳の軟骨)を接触させた場合、体の一部を介する振動音を発生させる。制御部50は、たとえば通話相手の音声に係る音声信号に応じた電気信号を圧電素子30、31に印加させ、その音声信号に対応する気導音及び振動音を発生させることができる。音声信号は、着信メロディ、または音楽を含む楽曲等に係るものであってもよい。なお、電気信号にかかる音声信号は、電子機器1の内部メモリに記憶された音楽データに基づくものでもよいし、外部サーバ等に記憶されている音楽データがネットワークを介して再生されるものであってもよい。
パネル10は、たとえば長方形状であり、圧電素子30、31が取り付けられた取付領域だけでなく、取付領域から離れた領域も振動する。パネル10は、振動する領域において、当該パネル10の主面と交差する方向に振動する箇所を複数有し、当該複数の箇所の各々において、振動の振幅の値が、時間とともにプラスからマイナスに、あるいはその逆に変化する。パネル10は、ある瞬間において、振動の振幅が相対的に大きい部分と振動の振幅が相対的に小さい部分とがパネル10の略全体に一見ランダムに分布した振動をする。即ちパネル10全域にわたって、複数の波の振動が検出される。利用者がたとえば5N〜10Nの力で自身の体にパネル10を押し付けた場合であっても、パネル10の上述したような振動が減衰しないためには、制御部50が圧電素子30、31に対して印加する電圧は、±15Vであってよい。そのため、利用者は、上述したパネル10の取付領域から離れた領域に耳を接触させて音を聞くことができる。
図2は、パネル10の形状と大きさの例を示す。パネル10は、利用者の耳とほぼ同じ大きさであってよい。また、パネル10は、図2に示すように、利用者の耳よりも大きいものであってもよい。この場合、利用者が音を聞く際、電子機器1のパネル10により耳全体が覆われやすいことから、周囲音(ノイズ)を外耳道に入りにくくできる。パネル10は、対耳輪下脚(下対輪脚)から対耳珠までの間の距離に相当する長さと、耳珠から対耳輪までの間の距離に相当する幅とを有する領域よりも広い領域が振動すればよい。パネル10は、好ましくは、耳輪における対耳輪上脚(上対輪脚)近傍の部位から耳垂までの間の距離に相当する長さと、耳珠から耳輪における対耳輪近傍の部位までの間の距離に相当する幅を有する領域が振動すればよい。
ここで、長さ方向は、この例ではパネル10が延在する長手方向2aであり、その中心から一方の端部寄りに圧電素子30、31が配置される。また、幅方向は、長手方向と直交する方向2bである。かかる長さおよび幅を有する領域は、長方形状の領域であってもよいし、上記の長さを長径、上記の幅を短径とする楕円形状であってもよい。日本人の耳の平均的な大きさは、社団法人 人間生活工学研究センター(HQL)作成の日本人の人体寸法データベース(1992−1994)等を参照すれば知ることができる。尚、パネル10が日本人の耳の平均的な大きさ以上の大きさであれば、パネル10は概ね外国人の耳全体を覆うことができる大きさであると考えられる。上記のような寸法や形状の領域を有することで、パネル10は、ユーザーの耳を覆うことができ、耳に当てたときの位置ずれに対して寛容になる。なお、かかる領域は、最小でも圧電素子30、31の下端部からパネル10の長手方向2aの中点までの領域を含むものとする。
上記の電子機器1は、パネル10の振動により、気導音と、利用者の体の一部(たとえば外耳の軟骨)を介して伝わる振動音とを利用者に伝えることができる。ここにおいて、パネル10が振動部の例である。そのため、従来のダイナミックレシーバと同等の音量の音を出力する場合、パネル10が振動することで空気の振動により電子機器1の周囲へ伝わる音は、ダイナミックレシーバと比較して少ない。したがって、たとえば録音されたメッセージを電車内等で聞く場合等に適している。
また、上記の電子機器1は、パネル10の振動によって振動音を伝えるため、たとえば利用者がイヤホンまたはヘッドホンを身につけていても、それらに電子機器1を接触させることで、利用者はイヤホンまたはヘッドホンおよび体の一部を介して音を聞くことができる。
上記の電子機器1は、パネル10の振動により利用者に音を伝える。そのため、電子機器1が別途ダイナミックレシーバを備えない場合、音声伝達のための開口部(放音口)を筐体に形成する必要がなく、電子機器1の防水構造が簡略化できる。尚、電子機器1がダイナミックレシーバを備える場合、放音口は、気体は通すが液体は通さない部材によって閉塞されるとよい。気体は通すが液体は通さない部材は、たとえばゴアテックス(登録商標)である。
(第1の実施形態)
図3は第1の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)におけるb−b線に沿った断面図、そして図3(c)は図3(a)におけるc−c線に沿った断面図である。図3に示す電子機器1はパネル10としてガラス板であるタッチパネルが筐体60(たとえば金属や樹脂のケース)の前面に配されたスマートフォンである。
パネル10及び入力部40は筐体60に支持され、表示部20および圧電素子30、31は、それぞれパネル10に取り付けられる。パネル10、表示部20および圧電素子30は、それぞれ略長方形状である。
表示部20は、パネル10の短手方向におけるほぼ中央に配置され、接合部材71によりパネル10に取り付けられる。接合部材71は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤であり、例えば無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。好ましくは、表示部20は、パネル10と接触する全面でパネル10に接着される。そうすることで、表示部20がパネル10に接着された部分における振動板100の剛性を上げることができる。
圧電素子30、31は、パネル10の長手方向の端部から所定の距離だけ離間して、当該端部の近傍に、圧電素子30、31の長手方向がパネル10の短辺に沿うように配置される。表示部20と圧電素子30、31とは、パネル10の内部側の面に平行な方向において並んで配置される。
圧電素子30、31は、積み重ねてパネル10に取り付けられる。たとえば、第1の圧電素子30は、接合部材70によりパネル10に接着される。そして、第2の圧電素子31は、接合部材70により、第1の圧電素子30に積み重ねて接着される。接合部材70は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤や両面テープ等であり、たとえば無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。また、弾性を有する両面テープを用いることで、圧電素子30、31各々の変形の自由度を確保しつつ、圧電素子30、31の双方が変形する際に、当該接合部材の弾性変形により当該変形に起因して接合部材から圧電素子30、31の各々が剥離しにくくなる。あるいは、接合部材70として、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤を用いてもよい。そうすることにより、圧電素子30とパネル10との間、または圧電素子30、31間に熱応力収縮が生じにくい態様で接着できる。さらに、ここで、圧電素子30とパネル10との間に用いる接合部材70と、圧電素子30、31間に用いる接合部材70とを異なる種類の材質で構成してもよい。
ここで、たとえば圧電素子30、31がセラミックから成る積層型ユニモルフ素子、または積層型バイモルフ素子である場合、圧電素子30、31は、厚さが薄いほど変形しやすい。すなわち、圧電素子は、厚さが薄いほど、外力又は自身の変形によって破損しにくい。一方で、圧電素子の厚さを相対的に薄くすると、パネル10の振動の大きさが相対的に小さくなる。例えば、16層の圧電素子によりパネル10を振動させた場合と24層の圧電素子によりパネル10を振動させた場合とを比較すると、パネル10の振動の大きさは16層の圧電素子を用いた場合の方が小さい。すなわち、パネル10から発生する音の音圧が小さくなる。層数が同じ複数の圧電素子でも、当該圧電素子を構成する電極及び/又はセラミック層の厚さが各圧電素子で異なれば、各圧電素子の厚さは異なる。圧電素子は、セラミック層の厚さが薄いほど変形しやすい。一方、圧電素子は、セラミック層の厚さが厚いほど、パネル10を大きく振動させることができる。尚、本発明の「複数の圧電素子の厚さが異なる」とは、圧電素子の個体差を指すものではない。
破損を防ぐべく圧電素子の厚さを薄くすることと、音圧を大きくすべく圧電素子の厚さを大きくするという相反する要請を満たすために、第1実施形態に係る電子機器1は、複数の圧電素子30、31を積み重ねてパネル10に取り付け、複数の圧電素子30、31によりパネル10を振動させる。そうすることで、圧電素子30、31の個々の厚さ(または厚さに対応する層数)を小さくして破損を防止でき、かつ圧電素子30、31全体としての厚さ(または厚さに対応する層数)を大きくして大きい音圧を確保することができる。それとともに、圧電素子30、31を積み重ねてパネル10に取り付けるので、圧電素子の取り付け箇所がパネル10の平面方向に占める体積が低減され、パネル10の平面方向に沿った筺体内部の空間を有効活用できる。なお、パネル10の平面方向における圧電素子30、31の寸法、形状は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
さらに、ここで、圧電素子30、31の破損防止の観点からすると、圧電素子30、31を積み重ねてパネル10に取り付けた場合、積み重ねの方向においてパネル10に近い方の第1の圧電素子30と遠い方の第2の圧電素子31とを比較すると、圧電素子30の方が圧電素子31よりパネル10の振動による影響を直接的に被り、破損のおそれが大きい。よって、第1の実施形態では、パネル10に近い方の圧電素子30の厚さを、圧電素子31の厚さより小さくするとよい。例えば、圧電素子30、31が同じ層数の積層型圧電素子で構成される場合、圧電素子30を構成する各層の厚さを、圧電素子31を構成する各層の厚さより小さくする。そうすることで、たとえば圧電素子30、31をともに同じ厚さとした場合より、全体としての厚さは同じでありながら、すなわち、得られる音圧は同じでありながら、圧電素子30が外力等により破損するおそれを低減することができる。
または、例えば、圧電素子30、31が同じ厚さの層が積層してなる積層型圧電素子で構成される場合、圧電素子30の層数を圧電素子31の層数より大きくする。例えば、圧電素子30を12層とし、圧電素子31を24層とする。そうすることで、たとえば圧電素子30、31をともに18層として合計で36層とした場合より、合計の層数は同じでありながら、すなわち、得られる音圧は同じでありながら、圧電素子30が外力等により破損するおそれを低減することができる。
一方、音圧向上の観点からすると、積み重ねの方向においてパネル10に近い方の第1の圧電素子30の厚さ(または厚さに対応する層数)を、遠い方の第2の圧電素子31の厚さ(または厚さに対応する層数)より大きくするとよい。そうすることで、圧電素子30、31をともに同じ厚さとした場合より、圧電素子30、31の破損のおそれを相当程度低減させつつ、音圧を向上させることができる。なお、図3では、圧電素子30の厚さの方が圧電素子31の厚さより大きい場合のみ図示し、逆の場合の図示は省略する。
なお、圧電素子30、31は、筐体60の内部側の表面と所定の距離だけ離間している。圧電素子30、31は、伸縮または屈曲した状態でも、筐体60の内部側の表面と所定の距離だけ離間しているとよい。すなわち、圧電素子30、31と筐体60の内部側の面との間の距離は、圧電素子30、31の最大変形量よりも大きいとよい。
図4は、第1の実施形態に係る電子機器1のパネル10の振動の一例を示す図である。第1の実施形態に係る電子機器1では、表示部20がパネル10に取り付けられている。このため、パネル10の下部は、圧電素子30、31が取り付けられたパネル10の上部に比して振動しにくくなる。そのため、パネル10の下部において、パネル10の下部が振動することによる音漏れが低減できる。パネル10は、圧電素子30、31によってその上部が直接的に曲げられ、当該上部に比して下部では振動が減衰する。パネル10は、圧電素子30、31の長辺方向において該圧電素子30、31の直上がその周囲と比較して最も高く隆起する。
なお、第1の実施形態に係る電子機器1によれば、パネル10の背面に取り付けられた圧電素子30、31の変形に起因してパネル10が変形し、当該変形するパネル10に接触する対象物に対して気導音と振動音とを伝えることができる。これにより、振動部を筐体60の外面に突出させることなく気導音と振動音とを利用者に伝えることができるため、筐体に比べて非常に小さな振動体を人体に接触させる特許文献1に記載の電子機器よりも使い勝手が向上する。また、圧電素子自体に利用者の耳を当てる必要がないので圧電素子そのものが破損しにくい。また、パネル10ではなく筐体60を変形させる場合には、振動を発生させる際に、利用者が端末を落としてしまいやすいのに対して、パネル10を振動させた場合には、このようなことが起きにくい。
(第2の実施形態)
図5は第2の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)におけるb−b線に沿った断面図、図5(c)は図5(a)におけるc−c線に沿った断面図である。図5に示す電子機器1はパネル10として表示部20を保護するカバーパネル(アクリル板)が上側の筐体60の前面に配された折りたたみ式の携帯電話である。
第2の実施形態では、パネル10と圧電素子30との間には、補強部材80が配置される。補強部材80は、例えばゴムまたはシリコン等の弾性部材である。補強部材80は、例えばある程度の弾性を有するアルミニウム等から成る金属板であってもよい。補強部材80は、例えば樹脂製の板であってもよい。ここでいう樹脂製の板を形成する樹脂としては、例えばポリアミド系樹脂が挙げられる。ポリアミド系樹脂には、例えば、メタキシリレンジアミンとアジピン酸とから得られる結晶性の熱可塑性樹脂から成り、強度および弾性に富むレニー(登録商標)がある。このようなポリアミド系樹脂は、それ自体をベースポリマーとして、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等により強化された強化樹脂であってもよい。ポリアミド系樹脂に対するガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等の付加量に応じて、強度および弾性が適宜調整される。上記のような強化樹脂は、例えば、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等を編みこんで形成された基材に樹脂を含浸させ、硬化させて形成される。強化樹脂は、液状の樹脂に細かく切断された繊維片を混入させたのちに硬化させて形成されるものであってもよい。強化樹脂は、繊維を編みこんだ基材と樹脂層とを積層したものであってもよい。
圧電素子30、31は、積み重ねてパネル10に取り付けられる。たとえば、第2の圧電素子31と第1の圧電素子30とが接合部材70により接着され、第1の圧電素子30と補強部材80とが接合部材70により接着され、さらに補強部材80とパネル10とが接合部材70により接着される。接合部材70は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤や両面テープ等である。圧電素子30、31は、パネル10の長手方向の端部から所定の距離だけ離間して、当該端部の近傍に、圧電素子30、31の長手方向がパネル10の短辺に沿うように配置される。
そして、積み重ねの方向においてパネル10に近い方の第1の圧電素子30の厚さ(または厚さに対応する層数)を、圧電素子31の厚さ(または厚さに対応する層数)より小さくする。そうすることで、第1の実施形態と同様に、ある程度以上の音圧を確保しつつ、パネル10の振動により圧電素子30、31が破損するおそれを低減することができる。
あるいは、積み重ねの方向においてパネル10に近い方の第1の圧電素子30の厚さ(または厚さに対応する層数)を、遠い方の第2の圧電素子31の厚さ(または厚さに対応する層数)より大きくしてもよい。そうすることで、第1の実施形態と同様に、圧電素子30、31の破損のおそれを抑制しつつ、音圧を向上させることができる。なお、図5では、圧電素子30の厚さの方が圧電素子31の厚さより大きい場合のみ図示し、逆の場合の図示は省略する。
第2の実施形態では、表示部20は、筐体60によって支持されている。すなわち、第2の実施形態に係る電子機器1は、表示部20と筐体60の一部である支持部90とが接合部材72により接着される構造である。支持部90は、筐体60の一部としての構成に限定されず、金属や樹脂等により筐体60から独立した部材として構成することが可能である。
このように、第2の実施形態に係る電子機器1によれば、パネル10に補強部材80を介して取り付けられた圧電素子30、31の変形に起因して補強部材80およびパネル10が変形し、当該変形するパネル10に接触する対象物に対して気導音と振動音とを伝える。これにより、振動体自体を耳に当てることなく気導音と振動音とを利用者に伝えることができる。また、圧電素子30、31は、パネル10の筐体60内部側の面に取り付けられる。このため、振動体を筐体60の外面に突出させることなく気導音と振動音とを利用者に伝えることができる。また、パネル10は、圧電素子30、31が取り付けられた取付領域だけでなく、パネル10のいずれの箇所においても気導音と振動音とを伝えるための変形が発生する。このため、利用者は、空気を介する気導音に加え、パネル10の任意の位置に耳を接触させて振動音を聞くことができる。
また、圧電素子30とパネル10との間に補強部材80を配置することで、たとえばパネル10に外力が加わった場合に、その外力が圧電素子30、31に伝達され圧電素子30、31が破損する可能性をさらに低減することができる。また、人体にパネル10を強く接触させても、パネル10の振動が減衰しにくくできる。また、圧電素子30とパネル10との間に補強部材80を配置することで、パネル10の共振周波数が下がり、低周波帯域の音響特性が向上する。なお、補強部材80に換えて、板状の錘を接合部材70により圧電素子30に取り付けてもよい。
図6は、第2の実施形態に係る電子機器1のパネル10の振動の一例を示す図である。第2の実施形態に係る電子機器1では、パネル10がガラス板と比較し剛性の低いアクリル板であり、また、パネル10の背面に表示部20が接着されていないため、第1の実施形態に係る電子機器1に比べ、圧電素子により生じる振幅が大きくなる。また、パネル10は、圧電素子が取り付けられた取付領域だけでなく、取付領域から離れた領域も振動する。このため、利用者は、空気を介する気導音に加え、パネル10の任意の位置に耳を接触させて振動音を聞くことができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。たとえば、各部材に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
たとえば、図7に示す筐体60の断面図のとおり、パネル10が筐体60に接合部材73により接着されている構成としても良い。このように、筐体60にパネル10からの振動がダイレクトに伝わりにくくすることで、筐体自体が大きく振動する場合と比較して、ユーザーが電子機器1を落としてしまう恐れを低減できる。また、接合部材73は、非加熱型硬化性の接着剤とすることができる。これにより、硬化時に、筐体60とパネル10との間に熱応力収縮が発生しにくいという利点がある。また、接合部材73は、両面テープとすることができる。これにより、筐体60とパネル10との間に接着剤使用時のような収縮応力が発生しにくいという利点がある。
また、たとえば、パネル10と表示部20とが重畳しない構成である場合、圧電素子30、31は、パネル10の中央に配設されてもよい。圧電素子30、31がパネル10の中央に配設された場合、圧電素子30、31の振動がパネル10全体に均等に伝わり、気導音の品質を向上させたり、利用者が耳をパネル10の様々な位置に接触させても振動音を認識させたりすることができる。
また、上述の第1、第2の実施形態では、圧電素子30、31を例として示したが、圧電素子の個数は3個以上であってもよい。その場合において、積み重ねの方向におけるパネル10からの距離に応じて厚さ(層数)を大きくすることで、音圧を確保しつつ圧電素子の破損のおそれを低減できる。または、パネル10からの距離に応じて厚さ(層数)を小さくすることで、圧電素子破損のおそれを抑制しつつ音圧を向上させることができる。さらに、上記の説明では、圧電素子の層数として16層や24層を例としたが、層数はこの例に限られず、任意の数が可能である。
また、パネル10の代わりに、表示パネル、操作パネル、カバーパネル、充電池を取り外し可能とするためのリッドパネルのいずれかに圧電素子を取り付けることで、圧電素子を取り付けた部材を振動させて振動部として作用させることができる。特に、パネル10が表示パネルのとき、圧電素子30、31は、表示機能のための表示領域の外側に配置される。これにより、表示を阻害しにくいという利点がある。操作パネルは、第1実施形態のタッチパネルを含む。また、操作パネルは、たとえば折畳型携帯電話において操作キーのキートップが一体に形成され操作部側筐体の一面を構成する部材であるシートキーを含む。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態で用いられる接合部材70〜73の種類は、接着する対象である部材に応じて適宜に用いることができる。
1 電子機器
10 パネル
20 表示部
30、31 圧電素子
40 入力部
50 制御部
60 筐体
70〜73 接合部材
80 補強部材
90 支持部

Claims (11)

  1. 接触または押圧する人体の部位を振動させて伝わる振動音を発生させる振動部と、
    前記振動部を振動させるために当該振動部に積み重ねて取り付けられ、前記積み重ね方向における厚さが異なる積層型の複数の圧電素子と、
    を有する電子機器。
  2. 請求項1において、
    前記振動部に取り付けられる第1の圧電素子の厚さより、前記第1の圧電素子に積み重ねて取り付けられる第2の圧電素子の厚さの方が大きい電子機器。
  3. 請求項1において、
    前記振動部に取り付けられる第1の圧電素子の厚さより、前記第1の圧電素子に積み重ねて取り付けられる第2の圧電素子の厚さの方が小さい電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記複数の圧電素子は、厚さに応じた層数を有する電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記振動部はパネルである電子機器。
  6. 請求項5において、
    前記振動部は耳の大きさより大きい電子機器。
  7. 請求項5または6において、
    前記振動部は表示用のパネルを有する電子機器。
  8. 請求項7において、
    前記複数の圧電素子は、前記振動部における前記表示用のパネルの取り付け位置とは異なる位置に取り付けられる電子機器。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記振動部は、押圧する人体の部位に3N以上の力で押圧される場合であっても当該部位を振動させて前記振動音を伝える電子機器。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記振動部は、押圧する人体の部位に5N以上の力で押圧される場合であっても当該部位を振動させて前記振動音を伝える電子機器。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記振動部は、押圧する人体の部位に10N以下の力で押圧される場合であっても当該部位を振動させて前記振動音を伝える電子機器。
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