JP6148122B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
図3は第1の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図3(a)は正面図、図3(b)は図3(a)におけるb−b線に沿った断面図である。図3に示す電子機器1はパネル10としてガラス板であるタッチパネルが筐体60(例えば金属や樹脂のケース)の前面に配されたスマートフォンである。パネル10及び入力部40は筐体60に支持され、表示部20及び緩和部材80は、接合部材70によりパネル10に接着されている。また、圧電素子30は、接合部材により緩和部材80に接着されている。ここで、パネル10と圧電素子30との間には、外力が圧電素子30に伝達されることを緩和する緩和部材80が配置される。接合部材70は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤や両面テープ等であり、例えば無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。パネル10、表示部20および圧電素子30は、それぞれ略長方形状である。緩和部材80は、例えばゴムまたはシリコン等の弾性部材である。緩和部材80は、例えばある程度の弾性を有するアルミニウム等から成る金属板であってもよい。緩和部材80は、例えば樹脂製の板であってもよい。ここでいう樹脂製の板を形成する樹脂としては、例えばポリアミド系樹脂が挙げられる。ポリアミド系樹脂には、例えば、メタキシリレンジアミンとアジピン酸とから得られる結晶性の熱可塑性樹脂から成り、強度および弾性に富むレニー(登録商標)がある。このようなポリアミド系樹脂は、それ自体をベースポリマーとして、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等により強化された強化樹脂であってもよい。ポリアミド系樹脂に対するガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等の付加量に応じて、強度および弾性が適宜調整される。上記のような強化樹脂は、例えば、ガラス繊維、金属繊維または炭素繊維等を編みこんで形成された基材に樹脂を含浸させ、硬化させて形成される。強化樹脂は、液状の樹脂に細かく切断された繊維片を混入させたのちに硬化させて形成されるものであってもよい。強化樹脂は、繊維を編みこんだ基材と樹脂層とを積層したものであってもよい。
図5は第2の実施形態に係る電子機器1の実装構造を示す図である。図5(a)は正面図、図5(b)は図5(a)におけるb−b線に沿った断面図、図5(c)は図5(a)におけるc−c線に沿った断面図である。図5に示す電子機器1はパネル10として表示部20を保護するカバーパネル(アクリル板)が上側の筐体60の前面に配された折りたたみ式の携帯電話である。また、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、パネル10と圧電素子30との間には、外力が圧電素子30に伝達されることを緩和する緩和部材80が配置される。
また、当接部材100は、その頂面が圧電素子30の頂面より高く構成されている。
10 パネル
20 表示部
30 圧電素子
40 入力部
50 制御部
60 筐体
61 当接部(筺体側)
70 接合部材
80 緩和部材
81 当接部(緩和部材側)
90 支持部
100 当接部材
Claims (10)
- パネルと、
圧電素子と、
前記パネルが取り付けられる筺体と、
前記圧電素子に取り付けられ、外力が前記圧電素子に伝達されることを緩和する緩和部材と、を備え、
前記緩和部材は、少なくとも外力が加わった場合に、前記パネルと前記圧電素子とが並ぶ方向において該圧電素子と重なる位置を除いて前記筺体に当接している緩和部材側当接部を有し、
前記圧電素子の変形に起因して前記緩和部材及び前記パネルが変形し、当該変形するパネルに接触する対象物に対して気導音と人体振動音とを伝える
電子機器。 - 前記緩和部材側当接部は、前記圧電素子が取り付けられた位置の周囲に設けられ、前記圧電素子が取り付けられた面に比べて突出している
請求項1に記載の電子機器。 - 前記筺体は、少なくとも外力が加わった場合に前記緩和部材側当接部に当接する筺体側当接部を有し、
前記筺体側当接部は、前記緩和部材側に向けて突出している
請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記緩和部材側当接部は、前記緩和部材における前記圧電素子が取り付けられた面に平行な方向において、前記圧電素子と離間している請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記緩和部材は、前記パネルに立設され、
前記緩和部材側当接部は、前記緩和部材に取り付けられた前記圧電素子を囲んで構成される請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記緩和部材側当接部は、前記圧電素子が取り付けられた位置の周縁に設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記緩和部材側当接部は、前記圧電素子の長手方向と略同一方向に連設されている請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記緩和部材側当接部から当該緩和部材側当接部に対向する前記筺体までの距離は、前記圧電素子から当該圧電素子に対向する前記筺体までの距離より小さい請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
- パネルと、
前記パネルに取り付けられる圧電素子と、
前記パネルが取り付けられる筺体と、
前記圧電素子の周囲に取り付けられ、少なくとも外力が加わった場合に、前記パネルと前記圧電素子とが並ぶ方向において該圧電素子と重なる位置を除いて前記筺体に当接している当接部材と、を備え、
前記圧電素子の変形に起因して前記パネルが変形し、当該変形するパネルに接触する対象物に対して気導音と人体振動音とを伝える
電子機器。 - 前記当接部材は、前記圧電素子の周囲を囲んで構成される請求項9に記載された電子機器。
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JP2013180321A JP6148122B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 電子機器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013180321A JP6148122B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 電子機器 |
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JP2015050579A JP2015050579A (ja) | 2015-03-16 |
JP6148122B2 true JP6148122B2 (ja) | 2017-06-14 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2013180321A Active JP6148122B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 電子機器 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-08-30 JP JP2013180321A patent/JP6148122B2/ja active Active
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