JP2014165543A - 光伝送装置及び光伝送装置制御方法 - Google Patents

光伝送装置及び光伝送装置制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014165543A
JP2014165543A JP2013032481A JP2013032481A JP2014165543A JP 2014165543 A JP2014165543 A JP 2014165543A JP 2013032481 A JP2013032481 A JP 2013032481A JP 2013032481 A JP2013032481 A JP 2013032481A JP 2014165543 A JP2014165543 A JP 2014165543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
optical
optical power
control
optical add
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013032481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6028618B2 (ja
Inventor
Masahiro Yamagami
真広 山上
Atsushi Yoshimi
淳 吉見
Yoshiyuki Maeda
善行 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013032481A priority Critical patent/JP6028618B2/ja
Priority to US14/096,751 priority patent/US9191143B2/en
Publication of JP2014165543A publication Critical patent/JP2014165543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6028618B2 publication Critical patent/JP6028618B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0221Power control, e.g. to keep the total optical power constant
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/075Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
    • H04B10/079Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
    • H04B10/0795Performance monitoring; Measurement of transmission parameters
    • H04B10/07955Monitoring or measuring power
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/501Structural aspects
    • H04B10/506Multiwavelength transmitters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/564Power control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】光デバイスの制御が停止された場合でも、通信の安定性を維持すること。
【解決手段】光伝送装置は、検出部と、通知部と、制御部とを備えた。検出部は、伝送対象となる波長多重光内の複数の波長各々の光パワーの値を検出する。通知部は、検出部により検出された各波長の光パワーの値と、各波長の光パワーを調整する光デバイスの調整量を制御する光パワー制御の実行状態を示す情報とを含む制御フレームを各波長の信号光を送信した上流側の光伝送装置に通知する。制御部は、検出部により検出された各波長の光パワーの値に基づいて調整量を算出する。また、制御部は、下流側の光伝送装置からの制御フレームに含まれた情報が光パワー制御が停止中である旨を示す場合には、制御フレームに含まれた各波長の光パワーの値に基づいて調整量を算出する。そして、制御部は、算出した調整量を光デバイスに設定することにより、光パワー制御を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光伝送装置及び光伝送装置制御方法に関する。
近年、通信容量と通信距離の増大に伴って、ネットワークの大容量化及び長距離化が進められている。ネットワークの大容量化及び長距離化を実現するために、基幹ネットワークでは、波長分離多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)を用いた光ネットワーク(以下「WDMネットワーク」という)が利用されることが検討されている。WDMネットワークでは、伝送対象となる波長多重光に任意波長を挿入し、波長多重光から任意波長の信号光を分岐する光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)と呼ばれる光伝送装置が用いられる。
光分岐挿入装置は、伝送対象となる波長多重光内の各波長の光パワーの値を検出するOCM(Optical Channel Monitor)等のモニタを備えている。また、光分岐挿入装置は、モニタによる検出結果に基づいて各波長の光パワーの値が目標値に一致するように、光デバイスの調整量を制御する制御機構を備えている。制御機構は、例えばファームウェアにより実現される。
このため、光分岐挿入装置では、ファームウェアの更新時に制御機構が再起動されると、各波長の光パワーを調整する光デバイスの制御が停止され、結果として、通信が不安定化する恐れがあった。
これに対して、光デバイスの制御の停止前に制御機構が光デバイスに設定していた調整量を固定値として記憶手段にバックアップし、固定値としてバックアップした調整量を、制御が停止された光デバイスに継続的に設定する技術が知られている。
特開2009−253426号公報 特開2009−117970号公報
しかしながら、従来技術では、光デバイスの制御が停止された場合に通信の安定性を維持することが困難であるという問題がある。
すなわち、従来技術では、制御が停止された光デバイスに固定値である調整量を継続的に設定するため、光デバイスの制御の停止期間中に波長多重光内の各波長の光パワーが変動した場合には、変動後の各波長の光パワーの値を目標値に保つことが困難となる。このため、従来技術では、光デバイスの制御の停止期間中に通信の安定性の維持が妨げられる恐れがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、光デバイスの制御が停止された場合でも、通信の安定性を維持することができる光伝送装置及び光伝送装置制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示する光伝送装置は、一つの態様において、検出部と、通知部と、制御部とを備えた。検出部は、伝送対象となる波長多重光内の複数の波長各々の光パワーの値を検出する。通知部は、前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値と、各前記波長の光パワーを調整する光デバイスの調整量を制御する光パワー制御の実行状態を示す情報とを含む制御フレームを各前記波長の信号光を送信した上流側の光伝送装置に通知する。制御部は、前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出する。また、制御部は、下流側の光伝送装置からの前記制御フレームに含まれた前記情報が前記光パワー制御が停止中である旨を示す場合には、前記制御フレームに含まれた各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出する。そして、制御部は、算出した前記調整量を前記光デバイスに設定することにより、前記光パワー制御を実行する。
本願の開示する光伝送装置の一つの態様によれば、光デバイスの制御が停止された場合でも、通信の安定性を維持することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る光分岐挿入装置を含むWDMネットワークの構成の一例を示す図である。 図2は、本実施例における光挿入モジュールの構成を示す図である。 図3は、本実施例における制御フレームのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、本実施例における光パワー制御部が光パワーを漸次的に調整する処理の一例を示す図である。 図5Aは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。 図5Bは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。 図6Aは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。 図6Bは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。 図7Aは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。 図7Bは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。 図8Aは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。 図8Bは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。 図9は、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の、下流側の光分岐挿入装置からの出力光の光パワーの遷移状態について説明するための図である。 図10は、本実施例における光挿入モジュールによる制御フレーム通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、本実施例における光挿入モジュールによる光パワー制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する光伝送装置及び光伝送装置制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により開示技術が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る光分岐挿入装置10a〜10n,10を含むWDMネットワークの構成について説明する。図1は、本実施例に係る光分岐挿入装置を含むWDMネットワークの構成の一例を示す図である。図1に示すWDMネットワークは、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nと、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに光ファイバ等の伝送路を介して接続された下流側の光分岐挿入装置10とを有する。上流側の光分岐挿入装置10a〜10nは、いずれも同様の構成を有するので、ここでは上流側の光分岐挿入装置10aを例にして構成の説明を行うこととする。
上流側の光分岐挿入装置10aは、光挿入モジュール11及びポストアンプ12を有する。光挿入モジュール11は、図中左方向から入力される波長多重光に任意の波長の信号光を挿入して図中右方向へ出力するモジュールである。ポストアンプ12は、光挿入モジュール11が図中右方向へ出力する波長多重光を光増幅して下流側の光分岐挿入装置10へ出力するアンプである。
下流側の光分岐挿入装置10は、プリアンプ13a〜13n、光分岐モジュール14a〜14n、光挿入モジュール11及びポストアンプ12を有する。
プリアンプ13a〜13nは、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに対応して設けられており、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nから入力される波長多重光を光増幅するアンプである。光分岐モジュール14a〜14nは、プリアンプ13a〜13nから入力される波長多重光から任意の波長の信号光を分岐させるとともに、未分岐の波長の信号光を含む波長多重光を光挿入モジュール11へ出力するモジュールである。
光挿入モジュール11及びポストアンプ12は、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nが有する光挿入モジュール11及びポストアンプ12それぞれと同様の構成を有する。光挿入モジュール11は、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nが有する光挿入モジュール11とLAN(Local Area Network)等の通信回線15を介して接続されている。
次に、図1に示した光挿入モジュール11の構成について説明する。上流側の光分岐挿入装置10a〜10nが有する光挿入モジュール11と、下流側の光分岐挿入装置10が有する光挿入モジュール11とは、いずれも同様の構成を有する。このため、ここでは、下流側の光分岐挿入装置10が有する光挿入モジュール11を例にして構成の説明を行うこととする。図2は、本実施例における光挿入モジュールの構成を示す図である。
図2に示す光挿入モジュール11は、Thru port111a〜111n、波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)112、Mux port113及び光チャネルモニタ(OCM:Optical Channel Monitor)114を有する。また、光挿入モジュール11は、制御フレーム通知部115、光パワー制御部116、ファームウェア更新部117及び記憶部118を有する。
Thru port111a〜111nは、光分岐モジュール14a〜14nそれぞれから出力される波長多重光を受信するポートである。
WSS112は、Thru port111a〜111nによって受信された波長多重光から任意の波長の信号光を選択し、選択した複数の波長の信号光を多重化することによって伝送対象となる波長多重光を新たに生成するデバイスである。
また、WSS112は、伝送対象となる波長多重光内の各波長の光パワーが目標とする光パワーとなるように波長多重光内の各波長の信号光を減衰させる。WSS112の減衰量は、後述する光パワー制御部116による制御に基づいて、調整される。WSS112は、光デバイスの一例であり、WSS112の減衰量は、光デバイスの調整量の一例である。伝送対象となる波長多重光内の各波長の光パワーが目標とする光パワーとなるようにWSS112の減衰量を制御する光パワー制御については、後に詳細に説明する。
Mux port113は、WSS112によって生成された波長多重光をポストアンプ12へ出力するためのポートである。
OCM114は、WSS112によって生成された波長多重光内の複数の波長各々の光パワーの値を検出し、検出した各波長の光パワーの値を検出結果として制御フレーム通知部115及び光パワー制御部116へ出力するモニタである。OCM114は、検出部の一例である。
制御フレーム通知部115は、OCM114の検出結果としての各波長の光パワーの値を含む各種制御情報を通知するためのフレームである制御フレームを、各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに通知する。より詳細には、制御フレーム通知部115は、LAN等の通信回線15を介して、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nが有する光挿入モジュール11の光パワー制御部116に制御フレームを通知する。制御フレーム通知部115は、通知部の一例である。
ここで、制御フレーム通知部115が制御フレームを通知する処理の一例を説明する。制御フレーム通知部115は、通知タイミングが到来すると、まず、光パワー制御部116による光パワー制御の実行に用いられるファームウェア118aの更新状態情報をファームウェア更新部117から取得する。ファームウェア118aの更新状態情報とは、光パワー制御の実行に用いられるファームウェア118aが更新中であるか否かを示す情報である。更新状態情報が更新中であることは、光パワー制御が停止中であることを示し、更新状態情報が非更新中であることは、光パワー制御が実行中であることを示す。更新状態情報は、光パワー制御の実行状態を示す情報の一例である。続いて、制御フレーム通知部115は、OCM114の検出結果から各波長の光パワーの値を取得する。続いて、制御フレーム通知部115は、各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10a〜10nの識別情報である波長別装置識別情報を、波長別装置識別情報を予め記憶した内部メモリ等から取得する。続いて、制御フレーム通知部115は、取得したファームウェア118aの更新状態情報、各波長の光パワーの値、及び波長別装置識別情報を含む制御フレームを生成する。続いて、制御フレーム通知部115は、生成した制御フレームを、LAN等の通信回線15を介して、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nが有する光挿入モジュール11の光パワー制御部116に通知する。
また、制御フレーム通知部115は、ファームウェア更新部117によってファームウェア118aが更新される場合に、制御フレームに含まれるファームウェア118aの更新状態情報を、光パワー制御が停止中であることを示す情報に切り替える。そして、制御フレーム通知部115は、切り替え後の更新状態情報を含む制御フレームを上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに通知する。
また、制御フレーム通知部115は、ファームウェア更新部117によってファームウェア118aの更新が完了された場合に、制御フレームに含まれるファームウェア118aの更新状態情報を、光パワー制御が実行中であることを示す情報に切り換える。そして、制御フレーム通知部115は、切り替え後の更新状態情報を含む制御フレームを上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに通知する。
図3は、本実施例における制御フレームのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、制御フレームは、更新状態情報、光パワー及び波長別装置識別情報を有する。このうち、「更新状態情報」は、光パワー制御部116による光パワー制御の実行に用いられるファームウェア118aが更新中であるか否かを示す更新状態情報を格納する。ファームウェア118aが更新中である場合、すなわち、光パワー制御が停止中である場合には、ファームウェア118aが更新中であることを示す「更新中」が格納される。一方、ファームウェア118aが更新中でない場合、すなわち、光パワー制御が実行中である場合には、ファームウェア118aが更新中でないことを示す「非更新中」が格納される。「光パワー」は、下流側の光分岐挿入装置10から出力される波長多重光内の各波長の光パワーの値を格納する。「波長別装置識別情報」は、下流側の光分岐挿入装置10から出力される波長多重光内の各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10a〜10nの識別情報である波長別装置識別情報を格納する。本実施例の制御フレームは、「光パワー」に対応付けて「波長別装置識別情報」を含んでいる。
例えば、図3に示す「波長別装置識別情報」は、下流側の光分岐挿入装置10から出力される波長多重光内の波長「λ1」〜「λn」の信号光が、上流側の「光分岐挿入装置10a」〜「光分岐挿入装置10n」それぞれから送信されることを示している。そして、図3に示す「光パワー」は、上流側の「光分岐挿入装置10a」〜「光分岐挿入装置10n」から送信された波長「λ1」〜「λn」の信号光の光パワーがそれぞれ「p1」〜「pn」であることを示している。
図2の説明に戻る。光パワー制御部116は、OCM114により検出された各波長の光パワーの値、又は下流側の光分岐挿入装置からの制御フレームに含まれた各波長の光パワーの値に基づいて、光パワー制御を実行する処理部である。光パワー制御部116は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現され、記憶部118に記憶されたファームウェア118aを実行することにより、光パワー制御を実行する。
ここで、光パワー制御部116が実行する光パワー制御の一例について説明する。光パワー制御部116は、LAN等の通信回線15を介して下流側の光分岐挿入装置から制御フレームを受信すると、下流側の光分岐挿入装置からの制御フレームに含まれた更新状態情報が「更新中」であるか否かを判定する。光パワー制御部116は、下流側の光分岐挿入装置からの制御フレームに含まれた更新状態情報が「非更新中」である場合には、下流側の光分岐挿入装置における光パワー制御が実行中であるので、以下の処理を行う。すなわち、光パワー制御部116は、制御フレームを破棄し、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。例えば、光パワー制御部116は、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値と目標とする光パワーの値との差分値をWSS112の減衰量として算出する。
一方、光パワー制御部116は、下流側の光分岐挿入装置からの制御フレームに含まれた更新状態情報が「更新中」である場合には、下流側の光分岐挿入装置における光パワー制御が停止中であるので、以下の処理を行う。すなわち、光パワー制御部116は、制御フレームに含まれた波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当するか否かを判定する。そして、光パワー制御部116は、波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当するならば、波長別装置識別情報に対応する各波長の光パワーの値を制御フレームから取得する。例えば、自装置の識別情報が「光分岐挿入装置10a」である場合を想定する。この場合には、光パワー制御部116は、図3に例示した制御フレームから、自装置の識別情報に該当する波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」に対応する波長「λ1」の光パワーの値「p1」を取得する。また、例えば、自装置の識別情報が「光分岐挿入装置10b」である場合を想定する。この場合には、光パワー制御部116は、図3に例示した制御フレームから、自装置の識別情報に該当する波長別装置識別「光分岐挿入装置10b」に対応する波長「λ2」の光パワーの値「p2」を取得する。そして、光パワー制御部116は、制御フレームから取得した各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。例えば、光パワー制御部116は、制御フレームから取得した各波長の光パワーの値と目標とする光パワーの値との差分値をWSS112の減衰量として算出する。一方、光パワー制御部116は、波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当しないならば、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。例えば、光パワー制御部116は、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値と目標とする光パワーの値との差分値をWSS112の減衰量として算出する。
続いて、光パワー制御部116は、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
また、光パワー制御部116は、光パワー制御が停止中である旨を示す更新状態情報「更新中」を含む制御フレームを受信した後、光パワー制御が実行中である旨を示す更新状態情報「非更新中」を含む制御フレームを下流側装置から受信すると、以下の処理を行う。すなわち、光パワー制御部116は、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出し、算出した減衰量を所定幅ずつWSS112に設定することにより、各波長の光パワーを漸次的に調整する。
図4は、本実施例における光パワー制御部が光パワーを漸次的に調整する処理の一例を示す図である。仮に、光パワー制御部116が、WSS112の減衰量を算出した後に、算出した全減衰量をWSS112に一度に設定したものとする。すると、WSS112から出力される特定の波長の光パワーは、図4の(a)に示すように、時間軸に対して急激に変動する。このような光パワーの急激な変動は、通信障害を発生させる可能性がある。そこで、本実施例における光パワー制御部116は、各波長の光パワーの急激な変動を回避するために、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量を所定幅ずつWSS112に設定することにより、各波長の光パワーを漸次的に調整する。これにより、WSS112から出力される特定の波長の光パワーは、図4の(b)に示すように、図4の(a)に示した例と比較して、緩やかに変動する。
図2の説明に戻る。ファームウェア更新部117は、更新版のファイルをサーバ等の外部装置からダウンロードし、ダウンロードした更新版のファイルを用いて、記憶部118に記憶されているファームウェア118aを更新する。
また、ファームウェア更新部117は、ファームウェア118aが更新中であるか否かを示す更新状態情報を制御フレーム通知部115へ出力する。さらに、ファームウェア更新部117は、ファームウェア118aの更新を完了した場合には、その旨を示す更新完了通知を制御フレーム通知部115へ出力する。
記憶部118は、光パワー制御部116による光パワー制御の実行に用いられるファームウェア118aを記憶する記憶部である。記憶部118は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、ハードディスク及び光ディスク等を用いて実現される。
次に、図5A、図5B、図6A及び図6Bを用いて、下流側の光分岐挿入装置10が上流側の光分岐挿入装置10aに制御フレームFを通知する場合の動作例1について説明する。図5A、図5B、図6A及び図6Bでは、上流側の光分岐挿入装置10aと、下流側の光分岐挿入装置10とが光ファイバ等の伝送路を介して互いに接続されている例を説明する。図5A及び図5Bは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。ここでは、伝送対象となる波長多重光に対して波長「λ1」〜「λ4」の4つの信号光が多重化されているものとする。また、上流側の光分岐挿入装置10aが、伝送対象となる波長多重光内の波長「λ1」〜「λ4」の4つの信号光を全て送信しているものとする。
下流側の光分岐挿入装置10は、通常運用時には、図5Aに示すように、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出し、算出した減衰量をWSS112に設定することにより、光パワー制御を実行する。そして、下流側の光分岐挿入装置10は、図5Bに示すように、光挿入モジュール11の制御フレーム通知部115において、通常運用時にファームウェア118aが更新中でないことを示す「非更新中」を制御フレームFの「更新状態情報」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、OCM114の検出結果から波長「λ1」〜「λ4」各々の光パワーの値「p1」〜「p4」を取得し、取得した各波長の光パワー「p1」〜「p4」を制御フレームFの「光パワー」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、波長「λ1」〜「λ4」の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10aの識別情報を内部メモリ等から取得し、取得した識別情報「光分岐挿入装置10a」を制御フレームFの「波長別装置識別情報」に設定する。このようにして、ファームウェア118aの更新状態情報、各波長の光パワーの値、及び波長別装置識別情報を含む制御フレームFが生成される。
続いて、下流側の光分岐挿入装置10は、図5Aに示すように、光挿入モジュール11の制御フレーム通知部115において、生成した制御フレームFを、LAN等の通信回線15を介して、上流側の光分岐挿入装置10aが有する光挿入モジュール11に通知する。
上流側の光分岐挿入装置10aは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、図5Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「非更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10aにおける光パワー制御が実行中であると判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームFを破棄し、自身のOCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。続いて、上流側の光分岐挿入装置10aは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
図6A及び図6Bは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例1について説明するための図である。
下流側の光分岐挿入装置10は、光挿入モジュール11のファームウェア更新部117において、記憶部118に記憶されているファームウェア118aの更新を開始する。すると、図6Aに示すように、下流側の光分岐挿入装置10の光パワー制御が停止される。すると、下流側の光分岐挿入装置10は、制御フレームFに含まれる更新状態情報を、図6Bに示すように、光パワー制御が実行中であることを示す「非更新中」から光パワー制御が停止中であることを示す「更新中」に切り替える。そして、下流側の光分岐挿入装置10は、制御フレーム通知部115において、切り替え後の「更新中」を更新状態情報として含む制御フレームFを、図6Aに示すように、上流側の光分岐挿入装置10aが有する光挿入モジュール11に通知する。
上流側の光分岐挿入装置10aは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、図6Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止中であると判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームF中の波長別装置識別情報が自装置の識別情報「光分岐挿入装置10a」に該当するか否かを判定する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」が自装置の識別情報に該当すると判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」に対応する波長「λ1」〜「λ4」の光パワーの値「p1」〜「p4」を制御フレームFから取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームFから取得した波長「λ1」〜「λ4」の光パワーの値「p1」〜「p4」の値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
続いて、上流側の光分岐挿入装置10aは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
次に、図7A、図7B、図8A及び図8Bを用いて、下流側の光分岐挿入装置10が上流側の光分岐挿入装置10a〜10cに制御フレームFを通知する場合の動作例2について説明する。図7A、図7B、図8A及び図8Bでは、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cと、下流側の光分岐挿入装置10とが光ファイバ等の伝送路を介して互いに接続されている例を説明する。図7A及び図7Bは、通常運用時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。ここでは、伝送対象となる波長多重光に対して波長「λ1」〜「λ4」の4つの信号光が多重化されているものとする。また、上流側の光分岐挿入装置10aが、伝送対象となる波長多重光内の4つの信号光のうち、波長「λ1」の信号光と「λ4」の信号光とを送信しているものとする。また、上流側の光分岐挿入装置10bが、伝送対象となる波長多重光内の4つの信号光のうち、波長「λ2」の信号光を送信しているものとする。また、上流側の光分岐挿入装置10cが、伝送対象となる波長多重光内の4つの信号光のうち、波長「λ3」の信号光を送信しているものとする。
下流側の光分岐挿入装置10は、通常運用時には、図7Aに示すように、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出し、算出した減衰量をWSS112に設定することにより、光パワー制御を実行する。そして、下流側の光分岐挿入装置10は、図7Bに示すように、光挿入モジュール11の制御フレーム通知部115において、通常運用時にファームウェア118aが更新中でないことを示す「非更新中」を制御フレームFの「更新状態情報」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、OCM114の検出結果から波長「λ1」〜「λ4」各々の光パワーの値「p1」〜「p4」を取得し、取得した各波長の光パワー「p1」〜「p4」を制御フレームFの「光パワー」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、波長「λ1」の信号光と波長「λ2」の信号光とを送信した上流側の光分岐挿入装置10aの識別情報を内部メモリ等から取得し、取得した識別情報「光分岐挿入装置10a」を制御フレームFの「波長別装置識別情報」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、波長「λ2」の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10bの識別情報を内部メモリ等から取得し、取得した識別情報「光分岐挿入装置10b」を制御フレームFの「波長別装置識別情報」に設定する。下流側の光分岐挿入装置10は、波長「λ3」の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10cの識別情報を内部メモリ等から取得し、取得した識別情報「光分岐挿入装置10c」を制御フレームFの「波長別装置識別情報」に設定する。このようにして、ファームウェア118aの更新状態情報、各波長の光パワーの値、及び波長別装置識別情報を含む制御フレームFが生成される。
続いて、下流側の光分岐挿入装置10は、図7Aに示すように、光挿入モジュール11の制御フレーム通知部115において、制御フレームFを、LAN等の通信回線15を介して、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cが有する光挿入モジュール11に通知する。
上流側の光分岐挿入装置10a〜10cは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cは、図7Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「非更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が実行中と判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cは、制御フレームFを破棄し、自身のOCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。続いて、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
図8A及び図8Bは、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の動作例2について説明するための図である。
下流側の光分岐挿入装置10は、光挿入モジュール11のファームウェア更新部117において、記憶部118に記憶されているファームウェア118aの更新を開始する。すると、図8Aに示すように、下流側の光分岐挿入装置10の光パワー制御が停止される。すると、下流側の光分岐挿入装置10は、制御フレームFに含まれる更新状態情報を、図8Bに示すように、光パワー制御が停止中であることを示す「更新中」に切り替える。そして、下流側の光分岐挿入装置10は、制御フレーム通知部115において、切り替え後の「更新中」を更新状態情報として含む制御フレームFを、図8Aに示すように、上流側の光分岐挿入装置10a〜10cが有する光挿入モジュール11に通知する。
上流側の光分岐挿入装置10aは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、図8Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止中であると判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームF中の波長別装置識別情報が自装置の識別情報「光分岐挿入装置10a」に該当するか否かを判定する。判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」が自装置の識別情報に該当すると判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」に対応する波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p4」とを制御フレームFから取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームFから取得した波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p2」とに基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
一方、判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10aは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10b」及び「光分岐挿入装置10c」が自装置の識別情報に該当しないと判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10aは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10b」に対応する波長「λ2」の光パワーの値と、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10c」に対応する波長「λ3」の光パワーの値とをOCM114の検出結果から取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、OCM114の検出結果から取得した波長「λ2」の光パワーの値と、波長「λ3」の光パワーの値とに基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
続いて、上流側の光分岐挿入装置10aは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
上流側の光分岐挿入装置10bは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10bは、図8Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止中であると判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10bは、制御フレームF中の波長別装置識別情報が自装置の識別情報「光分岐挿入装置10b」に該当するか否かを判定する。判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10bは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10b」が自装置の識別情報に該当すると判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10bは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10b」に対応する波長「λ2」の光パワーの値「p2」を制御フレームFから取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10bは、制御フレームFから取得した波長「λ2」の光パワーの値「p2」に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
一方、判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10bは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」及び「光分岐挿入装置10c」が自装置の識別情報に該当しないと判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10bは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」に対応する波長「λ1」及び「λ4」の光パワーの値と、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10c」に対応する波長「λ3」の光パワーの値とをOCM114の検出結果から取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10bは、OCM114の検出結果から取得した波長「λ1」の光パワーの値と、波長「λ3」の光パワーの値と、波長「λ4」の光パワーの値とに基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
続いて、上流側の光分岐挿入装置10bは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
上流側の光分岐挿入装置10cは、光挿入モジュール11の光パワー制御部116において、通信回線15を介して、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームFを受信する。すると、上流側の光分岐挿入装置10cは、図8Bに示すように、制御フレームF中の更新状態情報が「更新中」であるので、光パワー制御部116において、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止中であると判定し、以下の処理を行う。すなわち、上流側の光分岐挿入装置10cは、制御フレームF中の波長別装置識別情報が自装置の識別情報「光分岐挿入装置10c」に該当するか否かを判定する。判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10cは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10c」が自装置の識別情報に該当すると判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10cは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10c」に対応する波長「λ3」の光パワーの値「p3」を制御フレームFから取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10cは、制御フレームFから取得した波長「λ3」の光パワーの値「p3」に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
一方、判定の結果、上流側の光分岐挿入装置10cは、制御フレームF中の波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」及び「光分岐挿入装置10b」が自装置の識別情報に該当しないと判定する。すると、上流側の光分岐挿入装置10cは、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10a」に対応する波長「λ1」及び「λ4」の光パワーの値と、波長別装置識別情報「光分岐挿入装置10b」に対応する波長「λ2」の光パワーの値とをOCM114の検出結果から取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10cは、OCM114の検出結果から取得した波長「λ1」の光パワーの値と、波長「λ2」の光パワーの値と、波長「λ4」の光パワーの値とに基づいて、WSS112の減衰量を算出する。
続いて、上流側の光分岐挿入装置10cは、WSS112の減衰量を算出すると、算出した減衰量をWSS112に設定する。
次に、図9を用いて、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置10が上流側の光分岐挿入装置10aに制御フレームを通知する場合の、下流側の光分岐挿入装置10からの出力光の光パワーの遷移状態について説明する。図9は、ファームウェア更新時に下流側の光分岐挿入装置が上流側の光分岐挿入装置に制御フレームを通知する場合の、下流側の光分岐挿入装置からの出力光の光パワーの遷移状態について説明するための図である。なお、図9に示す例は、図7A、図7B、図8A及び図8Bに示した動作例2に対応する。
下流側の光分岐挿入装置10は、ファームウェア118aの更新前に、WSS112の調整量を制御する光パワー制御を実行している。このため、下流側の光分岐挿入装置10から出力される波長多重光内の各波長の光パワーの値は、状態151に示すように、目標となる光パワーの値に均一化されている。
上流側の光分岐挿入装置10aは、WSS112の調整量を制御する光パワー制御を実行している。このため、上流側の光分岐挿入装置10aから出力される波長多重光内の各波長の光パワーの値は、状態151に示すように、目標となる光パワーの値に均一化されている。
その後、下流側の光分岐挿入装置10は、ファームウェア118aの更新を開始する。すなわち、ファームウェア118aの更新中に、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止される。このような状況の下で、下流側の光分岐挿入装置10と上流側の光分岐挿入装置10aとを接続する光ファイバ等の伝送路に何らかの障害が生じたものとする。
すると、状態152の上段に示すように、上流側の光分岐挿入装置10aから送信されている波長「λ1」の信号光の光パワーと、波長「λ4」の信号光の光パワーとが低下する。すると、下流側の光分岐挿入装置10から上流側の光分岐挿入装置10aへ通知されている制御フレームF中の、波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p4」とが低下する。
上流側の光分岐挿入装置10aは、状態152の上段に示すように、低下した波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p4」とを制御フレームFから取得する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、低下した波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p4」とに基づいて、WSS112の減衰量を算出する。この例では、上流側の光分岐挿入装置10aは、低下した波長「λ1」の光パワーの値「p1」及び波長「λ4」の光パワーの値「p4」と、目標値との差分値をWSS112の減衰量として算出する。続いて、上流側の光分岐挿入装置10aは、WSS112の減衰量を算出すると、状態152の下段に示すように、算出した減衰量をWSS112に設定する。
すると、下流側の光分岐挿入装置10から出力される波長多重光内の波長「λ1」の光パワーの値「p1」と、波長「λ4」の光パワーの値「p4」とは、状態152の下段に示すように、目標となる光パワーの値に再び均一化される。これにより、下流側の光分岐挿入装置10のWSS112の制御が停止された場合でも、波長多重光内の各波長の光パワーが目標値に保たれ、結果として、通信の安定性を維持することができる。
ファームウェア118aの更新の完了後に、下流側の光分岐挿入装置10は、制御フレームF中の更新状態情報を、光パワー制御が実行中であることを示す「非更新中」に切り替える。そして、下流側の光分岐挿入装置10は、切り替え後の更新状態情報「非更新中」を含む制御フレームFを上流側の光分岐挿入装置10に通知する。更新状態情報「非更新中」を含む制御フレームFを受信した上流側の光分岐挿入装置10aは、OCM114から検出結果として出力される波長「λ1」の光パワーの値と、波長「λ4」の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する。そして、上流側の光分岐挿入装置10aは、算出した減衰量を所定幅ずつWSS112に設定することにより、波長「λ1」の光パワーの値と、波長「λ4」の光パワーの値とを漸次的に調整する。これにより、上流側の光分岐挿入装置10aから出力される波長多重光内の波長「λ1」の光パワーの値と、波長「λ4」の光パワーの値とは、状態153に示すように、目標となる光パワーの値に再び均一化される。
次に、図2に示した光挿入モジュール11による処理手順を説明する。図10は、本実施例における光挿入モジュールによる制御フレーム通知処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す制御フレーム通知処理は、例えば、下流側の光分岐挿入装置10から上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに制御フレームを通知する処理である。
図10に示すように、下流側の光分岐挿入装置10が有する光挿入モジュール11の制御フレーム通知部115は、通知タイミングが到来するまで待機する(ステップS101;No)。
制御フレーム通知部115は、通知タイミングが到来すると(ステップS101;Yes)、光パワー制御部116による光パワー制御の実行に用いられるファームウェア118aの更新状態情報をファームウェア更新部117から取得する(ステップS102)。
制御フレーム通知部115は、OCM114の検出結果から各波長の光パワーの値を取得する(ステップS103)。
制御フレーム通知部115は、各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置10a〜10nの識別情報である波長別装置識別情報を、波長別装置識別情報を予め記憶した内部メモリ等から取得する(ステップS104)。
制御フレーム通知部115は、取得したファームウェア118aの更新状態情報、各波長の光パワーの値、及び波長別装置識別情報を含む制御フレームを生成する(ステップS105)。
制御フレーム通知部115は、生成した制御フレームを、LAN等の通信回線15を介して、上流側の光分岐挿入装置10a〜10nに通知する(ステップS106)。
図11は、本実施例における光挿入モジュールによる光パワー制御処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示す光パワー制御処理は、例えば、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームを受信した上流側の光分岐挿入装置10aの光挿入モジュール11がWSSの減衰量を制御する処理である。
図11に示すように、上流側の光分岐挿入装置10aが有する光挿入モジュール11の光パワー制御部116は、受信した制御フレームに含まれた更新状態情報を取得する(ステップS201)。光パワー制御部116は、制御フレームに含まれた更新状態情報が「更新中」であるか否かを判定する(ステップS202)。
光パワー制御部116は、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームに含まれた更新状態情報が「非更新中」である場合には(ステップS202;No)、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が実行中であるので、以下の処理を行う。すなわち、光パワー制御部116は、制御フレームを破棄し(ステップS203)、OCM114から検出結果として出力される各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出し(ステップS204)、処理をステップS212に進める。
一方、光パワー制御部116は、下流側の光分岐挿入装置10からの制御フレームに含まれた更新状態情報が「更新中」である場合には(ステップS202;Yes)、下流側の光分岐挿入装置10における光パワー制御が停止中であるので、以下の処理を行う。すなわち、光パワー制御部116は、制御フレーム中の波長別装置識別情報を一つ選択し(ステップS205)、選択した波長別装置識別情報が光分岐挿入装置10aの識別情報に該当するか否かを判定する(ステップS206)。
光パワー制御部116は、波長別装置識別情報が光分岐挿入装置10aの識別情報に該当するならば(ステップS207;Yes)、波長別装置識別情報に対応する各波長の光パワーの値を制御フレームから取得する(ステップS208)。光パワー制御部116は、制御フレームから取得した各波長の光パワーの値に基づいて、WSS112の減衰量を算出する(ステップS209)。光パワー制御部116は、制御フレーム中の波長別装置識別情報を全て選択していない場合には(ステップS210;No)、処理をステップS205に戻し、全て選択した場合には(ステップS210;Yes)、処理をステップS212に進める。
光パワー制御部116は、波長別装置識別情報が光分岐挿入装置10aの識別情報に該当しないならば(ステップS207;No)、OCM114の検出結果に基づいて、WSS112の減衰量を算出し(ステップS211)、処理をステップS210に進める。
続いて、光パワー制御部116は、ステップS204、ステップS209又はステップS211にて算出した減衰量をWSS112に設定する(ステップS212)。
上述したように、本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、OCM114により検出された各波長の光パワーの値と、WSS112の減衰量を制御するファームウェアの更新状態情報とを含む制御フレームを上流側の光分岐挿入装置に通知する。光分岐挿入装置10,10a〜10nは、下流側の光分岐挿入装置からの制御フレーム中の更新状態情報が更新中を示す場合に、制御フレーム中の各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出し、算出した減衰量をWSS112に設定する。このため、本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、自装置よりも下流側の光分岐挿入装置におけるWSS112の制御が停止された場合でも、波長多重光内の各波長の光パワーを目標値に保つことができる。その結果、本実施例によれば、WSS112の制御が停止された場合でも、通信の安定性を維持することが可能となる。
また、本実施例では、制御フレームは、各波長の光パワーの値に対応付けて、各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置の識別情報である波長別装置識別情報をさらに含む。本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、制御フレーム中の更新状態情報が更新中を示す場合に、制御フレーム中の波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当するか否かを判定する。光分岐挿入装置10,10a〜10nは、波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当するならば、波長別装置識別情報に対応する各波長の光パワーの値を制御フレームから取得し、取得した各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出する。光分岐挿入装置10,10a〜10nは、波長別装置識別情報が自装置の識別情報に該当しないならば、OCM114により検出された各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出する。このため、本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、下流側の光分岐挿入装置におけるWSS112の制御が停止された場合でも、波長多重光内の各波長の信号光を送信した上流側の光分岐挿入装置ごとに各波長の光パワーの調整を実行することができる。その結果、本実施例によれば、WSS112の制御が停止された場合でも、波長多重光内の各波長の光パワーの調整を複数の上流側の光分岐挿入装置に分担させることができ、通信の安定性をより精度良く維持することが可能となる。
また、本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、WSS112の減衰量を制御するファームウェアが更新される場合に、更新中を示す更新状態情報を含む制御フレームを上流側の光分岐挿入装置に通知する。その結果、本実施例によれば、ファームウェアの更新に起因してWSS112の制御が停止された場合でも、通信の安定性を維持することが可能となる。
また、本実施例の光分岐挿入装置10,10a〜10nは、ファームウェアの更新が完了された場合に、非更新中を示す更新状態情報を含む制御フレームを上流側の光分岐挿入装置に通知する。光分岐挿入装置10,10a〜10nは、非更新中を示す更新状態情報を含む制御フレームを下流側の光分岐挿入装置から受信した後に、更新中を示す更新状態情報を含む制御フレームを受信した場合には、以下の処理を行う。すなわち、光分岐挿入装置10,10a〜10nは、OCM114により検出された各波長の光パワーの値に基づいてWSS112の減衰量を算出し、算出した減衰量を所定幅ずつWSS112に設定することにより、各波長の光パワーを漸次的に調整する。その結果、本実施例によれば、各波長の光パワーの急激な変動を抑えることができ、光パワーの急激な変動に起因した通信障害が発生することを回避することが可能となる。
10a〜10n,10 光分岐挿入装置
11 光挿入モジュール
12 ポストアンプ
13a〜13n プリアンプ
14a〜14n 光分岐モジュール
15 通信回線
115 制御フレーム通知部
116 光パワー制御部
117 ファームウェア更新部
118 記憶部
118a ファームウェア

Claims (5)

  1. 伝送対象となる波長多重光内の複数の波長各々の光パワーの値を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値と、各前記波長の光パワーを調整する光デバイスの調整量を制御する光パワー制御の実行状態を示す情報とを含む制御フレームを各前記波長の信号光を送信した上流側の光伝送装置に通知する通知部と、
    前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出するとともに、下流側の光伝送装置からの前記制御フレームに含まれた前記情報が前記光パワー制御が停止中である旨を示す場合には、前記制御フレームに含まれた各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出し、算出した前記調整量を前記光デバイスに設定することにより、前記光パワー制御を実行する制御部と
    を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記制御フレームは、各前記波長の光パワーの値に対応づけて、各前記波長の信号光を送信した上流側の光伝送装置の識別情報である波長別装置識別情報をさらに含み、
    前記制御部は、前記情報が前記光パワー制御が停止中であることを示す場合には、前記制御フレームに含まれた前記波長別装置識別情報が当該光伝送装置の識別情報に該当するか否かを判定し、前記波長別装置識別情報が当該光伝送装置の識別情報に該当するならば、前記波長別装置識別情報に対応する各前記波長の光パワーの値を前記制御フレームから取得し、取得した各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出し、前記波長別装置識別情報が当該光伝送装置の識別情報に該当しないならば、前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. ファームウェアを更新する更新部をさらに備え、
    前記通知部は、前記更新部によって前記ファームウェアが更新される場合に、前記光パワー制御が停止中である旨を示す前記情報を含む前記制御フレームを前記上流側の光伝送装置に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送装置。
  4. 前記通知部は、前記更新部によって前記ファームウェアの更新が完了された場合に、前記光パワー制御が実行中である旨を示す前記情報を含む前記制御フレームを前記上流側の光伝送装置に通知し、
    前記制御部は、前記光パワー制御が停止中である旨を示す前記情報を含む前記制御フレームを前記下流側の光伝送装置から受信した後に、前記光パワー制御が実行中である旨を示す前記情報を含む前記制御フレームを前記下流側の光伝送装置から受信した場合には、前記検出部により検出された各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出し、算出した前記調整量を所定幅ずつ前記光デバイスに設定することにより、各前記波長の光パワーを漸次的に調整することを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 伝送対象となる波長多重光内の複数の波長各々の光パワーの値を検出する検出部を用いて検出された各前記波長の光パワーの値と、各前記波長の光パワーを調整する光デバイスの調整量を制御する光パワー制御の実行状態を示す情報とを含む制御フレームを各前記波長の信号光を送信した上流側の光伝送装置に通知し、
    検出された各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出し、
    下流側の光伝送装置からの前記制御フレームに含まれた前記情報が前記光パワー制御が停止中である旨を示す場合には、前記制御フレームに含まれた各前記波長の光パワーの値に基づいて前記調整量を算出し、
    算出した前記調整量を前記光デバイスに設定することにより、前記光パワー制御を実行する
    ことを含んだことを特徴とする光伝送装置制御方法。
JP2013032481A 2013-02-21 2013-02-21 光伝送装置及び光伝送装置制御方法 Expired - Fee Related JP6028618B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013032481A JP6028618B2 (ja) 2013-02-21 2013-02-21 光伝送装置及び光伝送装置制御方法
US14/096,751 US9191143B2 (en) 2013-02-21 2013-12-04 Optical transmission device and optical transmission device control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013032481A JP6028618B2 (ja) 2013-02-21 2013-02-21 光伝送装置及び光伝送装置制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014165543A true JP2014165543A (ja) 2014-09-08
JP6028618B2 JP6028618B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=51351246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013032481A Expired - Fee Related JP6028618B2 (ja) 2013-02-21 2013-02-21 光伝送装置及び光伝送装置制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9191143B2 (ja)
JP (1) JP6028618B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6067192B1 (ja) * 2015-12-21 2017-01-25 三菱電機株式会社 光中継装置、制御方法および光伝送システム
US10608775B2 (en) 2018-05-10 2020-03-31 Fujitsu Limited Optical transmission apparatus, optical transmission method, and optical transmission system

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180212838A1 (en) * 2017-01-17 2018-07-26 Lynk Lab, Inc. Intelligent Optical Network
US10382125B2 (en) * 2017-01-20 2019-08-13 Inphi Corporation Closed loop module control for communication
CN110870224B (zh) * 2017-07-07 2021-05-11 华为技术有限公司 光分插复用器和光通信装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117970A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujitsu Ltd 光伝送装置とその再起動制御方法および再起動制御プログラム
JP2010130316A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送信装置及びファームウェアの更新方法
JP5196009B2 (ja) * 2009-03-30 2013-05-15 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4397239B2 (ja) * 2004-01-15 2010-01-13 富士通株式会社 光伝送システム
JP2009253426A (ja) 2008-04-02 2009-10-29 Nec Corp 中継装置及びその光信号レベル補正方法
JP5213911B2 (ja) * 2010-06-08 2013-06-19 株式会社日立製作所 光中継システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117970A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Fujitsu Ltd 光伝送装置とその再起動制御方法および再起動制御プログラム
JP2010130316A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送信装置及びファームウェアの更新方法
JP5196009B2 (ja) * 2009-03-30 2013-05-15 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 光装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6067192B1 (ja) * 2015-12-21 2017-01-25 三菱電機株式会社 光中継装置、制御方法および光伝送システム
WO2017109830A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 三菱電機株式会社 光中継装置、制御方法および光伝送システム
US10084544B2 (en) 2015-12-21 2018-09-25 Mitsubishi Electric Corporation Optical relay device, control method, and optical transmission system
US10608775B2 (en) 2018-05-10 2020-03-31 Fujitsu Limited Optical transmission apparatus, optical transmission method, and optical transmission system

Also Published As

Publication number Publication date
JP6028618B2 (ja) 2016-11-16
US20140233943A1 (en) 2014-08-21
US9191143B2 (en) 2015-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3860003B1 (en) Open, modular, and scalable optical line system
JP6028618B2 (ja) 光伝送装置及び光伝送装置制御方法
EP2319202B1 (en) Channel power control in an optical network node
US8682167B2 (en) Optical transmission device
JP2006253850A (ja) 光増幅装置及びその動作制御方法並びにプログラム
JP6885069B2 (ja) 光伝送装置および伝送方法
JP2012169870A (ja) 光伝送装置および光フィルタ回路
CN112585889A (zh) 一种建立数据模型的方法及装置
JP2008278182A (ja) 信号光を転送するノードの制御装置
JP6455297B2 (ja) 光増幅器、光伝送装置、及び光中継装置
JP4702540B2 (ja) 光伝送装置及びシステム並びにその制御方法及びプログラム
JP7230401B2 (ja) 伝送システム、伝送装置、及び伝送方法
US8855500B2 (en) Channel power control in an optical link
US20180278361A1 (en) Optical transmission apparatus and optical transmission method
EP3611847B1 (en) Optical transmission path switching device, optical transmission system, and transmission path switching method
JP6455537B2 (ja) 光伝送装置、光伝送システム及び光通信方法
US10530474B2 (en) Optical transmission device and optical signal gain control method
JP4850781B2 (ja) 光クロスコネクト装置、光クロスコネクト制御方法、波長多重伝送システムおよび光増幅器制御方法
US9680566B2 (en) Transmission apparatus and method
JP5440211B2 (ja) 光伝送装置および導通試験方法
US9219345B2 (en) Optical amplification control apparatus and control method of the same
CN108781127B (zh) 光传输设备和光传输设备的控制方法
JP6455298B2 (ja) 光伝送装置及びレベル調整方法
JP4654699B2 (ja) 光増幅装置及びその方法並びにそれを用いた伝送装置及び波長多重伝送システム
JP2013162448A (ja) 信号光分岐比計算装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6028618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees