JP2014163277A - 電動ポンプ及び電動ポンプの組付方法 - Google Patents

電動ポンプ及び電動ポンプの組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組み付け性を向上させることができる電動ポンプを提供する。
【解決手段】モータケース14には、ポンプ取付凹部12に形成された円形の嵌合凹部43に内嵌されることでモータケース14の軸出しが可能な軸出し嵌合部44が形成される。また、ポンプケース15には、軸出し嵌合部44よりも組付方向X先端側に設けられ、ポンプ取付凹部12の底面12aの導出路41に挿入されることで電動ポンプ10の周方向の位置決めをする吐出ポート37が形成される。そして、電動ポンプ10の組付方向Xにおいて、軸出し嵌合部44の先端部44aから吐出ポート37の組付方向先端部までの長さD1が、嵌合凹部43の入口端部から導出路41の開口端までの長さD2よりも短く設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のトランスミッションに設けられる電動ポンプ及びその組付方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示す電動ポンプは、モータステータ及びモータロータからなるモータ部と、モータロータの回転に基づき回転されることで流体の送給を行うポンプロータとがハウジングに収容され、そのハウジングの一部が、自動車の変速機に設けられたポンプ取付凹部に挿入支持(埋設)されている。そして、ハウジングに形成されたオイルの吐出口がポンプ取付凹部内のオイル導出路に接続され、これにより、ポンプロータで吸い上げたオイルがハウジングの吐出口から変速機側のオイル導出路に送給されるようになっている。
特開2011−94553号公報
上記のような電動ポンプでは、ハウジングをポンプ取付凹部に挿入する際、電動ポンプ側の吐出口と変速機側のオイル導出路との位置合わせがしづらく、このことが電動ポンプの組み付け性を悪化させる要因となっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、組み付け性を向上させることができる電動ポンプ及び電動ポンプの組付方法を提供することにある。
上記課題を解決する電動ポンプは、コイルが巻装されたモータステータと、該モータステータの励磁により回転するモータロータとを有するモータ部と、前記モータロータの回転に基づき回転されることで流体の送給を行うポンプロータと、前記モータ部及び前記ポンプロータを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングの少なくとも一部がポンプ取付凹部に挿入支持された組付態様をとり、前記ハウジングに設けられた吐出口から前記ポンプ取付凹部内の導出路に流体を導出する電動ポンプであって、前記ハウジングは、前記ポンプ取付凹部に形成された円形の嵌合凹部に内嵌されることで前記ハウジングの軸出しが可能な軸出し嵌合部と、前記軸出し嵌合部よりも組付方向先端側に設けられ、前記ポンプ取付凹部に設けられた被係合部に対し前記ハウジングの周方向に係合されることで、前記ハウジングの周方向の位置決めをする周方向位置決め部とを備え、前記ポンプ取付凹部に対する電動ポンプの組付方向において、前記軸出し嵌合部の挿入先端から前記周方向位置決め部の組付方向先端部までの長さが、前記嵌合凹部の入口端部から前記被係合部までの長さよりも短く設定されている。
この構成によれば、ポンプ取付凹部に対する電動ポンプの組み付け時において、ハウジングの軸出し嵌合部がポンプ取付凹部の嵌合凹部に内嵌された後に、周方向位置決め部がポンプ取付凹部の被係合部に係合される。つまり、軸出し嵌合部をポンプ取付凹部の嵌合凹部に内嵌することで、ハウジングが径方向に位置決め(軸出し)され、その後、軸出し嵌合部を周方向に回転(嵌合凹部に対して摺接)させつつ、周方向位置決め部をポンプ取付凹部の被係合部に係合させることで、ハウジングを周方向に位置決めすることができる。これにより、ハウジングの吐出口とポンプ取付凹部の導出路との位置合わせが容易となり、電動ポンプの組み付け性を向上させることができる。
上記電動ポンプにおいて、前記ハウジングには、前記ポンプ取付凹部が凹設された端面に対して前記組付方向に当接されて該端面に固定される鍔部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ポンプ取付凹部外に位置する鍔部にてハウジングを固定することができ、ハウジングの固定が容易となる。
上記電動ポンプにおいて、前記ポンプ取付凹部の開口端部には、開口側に向かって拡径するテーパ部が形成され、前記ハウジングには、前記テーパ部に対して前記組付方向に圧接されて前記ポンプ取付凹部の開口端部を封止する封止部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、ハウジングの封止部によって流体がポンプ取付凹部の開口端部から漏れることを抑制することができる。
上記電動ポンプにおいて、前記ハウジングは、金属材料よりなることが好ましい。
この構成によれば、電動ポンプの放熱性の向上に寄与できる。
上記電動ポンプにおいて、前記周方向位置決め部は、前記ハウジングの軸方向に延びる前記吐出口であり、前記被係合部は、前記吐出口が挿入される前記導出路であることが好ましい。
この構成によれば、吐出口と導出路が周方向位置決め部及び被係合部をそれぞれ兼ねるため、周方向位置決め部及び被係合部を別途設ける必要がなくなり、その結果、構成を簡素化することができる。
また、上記課題を解決する電動ポンプの組付方法は、コイルが巻装されたモータステータと、該モータステータの励磁により回転するモータロータとを有するモータ部と、前記モータロータの回転に基づき回転されることで流体の送給を行うポンプロータと、前記モータ部及び前記ポンプロータを収容するハウジングとを備え、前記ハウジングの少なくとも一部がポンプ取付凹部に挿入支持された組付態様をとり、前記ハウジングに設けられた吐出口から前記ポンプ取付凹部内の導出路に流体を導出する電動ポンプの組付方法であって、前記ハウジングは、前記ポンプ取付凹部に形成された円形の嵌合凹部に内嵌されることで前記ハウジングの軸出しが可能な軸出し嵌合部と、前記軸出し嵌合部よりも組付方向先端側に設けられ、前記ポンプ取付凹部に設けられた被係合部に対し前記ハウジングの周方向に係合されることで、前記ハウジングの周方向の位置決めをする周方向位置決め部とを備え、前記軸出し嵌合部を前記嵌合凹部に内嵌した後に、前記周方向位置決め部を前記被係合部に対して周方向に係合させる。
この組付方法によれば、軸出し嵌合部をポンプ取付凹部の嵌合凹部に内嵌することで、ハウジングが径方向に位置決め(軸出し)され、その後、軸出し嵌合部を周方向に回転(嵌合凹部に対して摺接)させつつ、周方向位置決め部をポンプ取付凹部の被係合部に係合させることで、ハウジングを周方向に位置決めすることができる。これにより、ハウジングの吐出口とポンプ取付凹部の導出路との位置合わせが容易となり、電動ポンプの組み付け性を向上させることができる。
本発明の電動ポンプ及び電動ポンプの組付方法によれば、組み付け性を向上させることができる。
実施形態の電動ポンプを変速機に組み付けた状態を示す断面図である。 図1における領域Aの拡大図である。
以下、電動ポンプの一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動ポンプ10は、車両に搭載される変速機11(駆動力伝達装置)に用いられる電動オイルポンプであり、変速機11に凹設されたポンプ取付凹部12に電動ポンプ10の一部が埋設される態様で組み付けられている。
電動ポンプ10のハウジング13は、略円筒状のモータケース14と、モータケース14の軸方向一端部(以下、第1端部14a)に設けられたポンプケース15と、モータケース14の軸方向他端部(以下、第2端部14b)に設けられた回路ケース16とから構成されている。
モータケース14は、金属材料(好ましくは鉄)よりなり、モータケース14の内部には、電動ポンプ10の動力源としてのモータ部17が収容されている。
モータ部17は、モータケース14の内周面に固定された円環状のモータステータ21と、モータステータ21の内側に配置されたモータロータ22とを備えている。モータステータ21は、軸方向に積層された複数の電磁鋼板からなるステータコア23にコイル24が巻装されて構成されている。なお、ステータコア23の外周面は、モータケース14の内周面と金属接触している。
モータロータ22は、回転軸25と、回転軸25に一体回転可能に固定されたロータコア26と、ロータコア26に埋設された複数のマグネット27とを備えている。回転軸25の軸線は、モータケース14の中心軸線L1と一致するように構成されている。なお、ロータコア26は、複数の電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。また、回転軸25は、非磁性金属であるステンレス鋼よりなる。
ポンプケース15は、モータケース14の第1端部14aに組み付けられた本体部31と、その本体部31に組み付けられた蓋部32とから構成されている。本体部31及び蓋部32はともに非磁性金属であるアルミ材よりなる。本体部31は、モータケース14の第1端部14aの開口に対して圧入固定されている。本体部31の内部に形成されたポンプ室33は、蓋部32にて液密に閉塞されている。また、ポンプケース15は、ポンプ室33に凹設された第1軸支部34と、蓋部32に形成された第2軸支部35とによって回転軸25を軸支している。第1及び第2軸支部34,35は、ポンプ室33を軸方向両側に設けられている。ポンプ室33内には、回転軸25に連結されたポンプロータ36が配置されている。なお、本実施形態では、ポンプロータ36に内接ギヤ式のものを採用している。
ポンプケース15の本体部31の底部31aは、モータケース14の外部に露出されており、その底部31aには、モータケース14の軸方向に沿って突出する円筒状の吐出ポート37(吐出口)が形成されている。吐出ポート37の内部は、ポンプ室33と連通されている。また、吐出ポート37の中心軸線L2は、モータケース14の中心軸線L1に対してずれている。なお、吐出ポート37の内部には、後述の導出路41からポンプ室33へのオイルの流れを防ぐための逆止弁38が設けられている。また、ポンプケース15には、ポンプケース15とポンプ取付凹部12との間の空間とポンプ室33とを連通する吸入ポート(図示略)が形成されている。
モータケース14の第2端部14bには、径方向外側に延びる鍔部14cが第2端部14bの全周に亘って形成されている。鍔部14cは、ポンプ取付凹部12が凹設された端面(固定面11a)に対し、電動ポンプ10の組付方向X(モータケース14の中心軸線L1に沿った方向)に当接されている。また、モータケース14の第2端部14bは、回路素子39aが実装された回路基板39を収容する回路ケース16にて閉塞されている。回路ケース16及びモータケース14の鍔部14cは、変速機11の固定面11aに対してねじ(図示略)によって締結固定されている。
変速機11のポンプ取付凹部12は、組付方向X視で円形をなし、開口側(固定面11a側)ほど内径が大きい段付形状を有している。ポンプ取付凹部12の底面12aには、円形の導出路41が形成されており、この導出路41には、ポンプケース15の吐出ポート37が差し込まれる。また、導出路41の内周面と吐出ポート37の外周面との間は、シール部材42によって液密に封止されている。
また、ポンプ取付凹部12の開口寄りの部位には、円形の嵌合凹部43が形成され、この嵌合凹部43には、モータケース14に形成された軸出し嵌合部44が内嵌されている。軸出し嵌合部44の外周面は、モータケース14の中心軸線L1を中心とする円形に形成されており、軸出し嵌合部44が嵌合凹部43に内嵌されることで、ポンプ取付凹部12に対するモータケース14の軸出しがなされる。
モータケース14において、軸出し嵌合部44の組付方向Xの先端部44a(挿入先端)から第1端部14a側の部位は、外径が軸出し嵌合部44の外径よりも小さい小径部45となっており、この小径部45とポンプ取付凹部12の内周面との間には、間隙が設定されている。
図1及び図2に示すように、ポンプ取付凹部12の開口端部(固定面11a側の端部)には、固定面11a側に向かって拡径するテーパ部46が該開口端部の全周に亘って形成されている。このテーパ部46は、縮径側で嵌合凹部43と連なるように形成されている。
一方、モータケース14は、鍔部14cと軸出し嵌合部44との間に封止部47を有している。封止部47は、モータケース14の外周面から径方向外側に突出するように一体形成され、封止部47の外径は、軸出し嵌合部44の外径よりも大きく形成されている。封止部47は、テーパ部46に対して組付方向Xに圧接され、これにより、ポンプ取付凹部12の開口端部が液密に封止されている。
上記構成の電動ポンプ10では、モータステータ21のコイル24の励磁によってモータロータ22(回転軸25)が回転し、その回転に基づいてポンプロータ36が回転する。すると、ポンプロータ36のポンプ作用によって、導入路(図示略)からポンプ取付凹部12内に導入されたオイルが、前記吸入ポートを介してポンプ室33内に吸入され、吐出ポート37から導出路41に吐出されるようになっている。
次に、本実施形態の電動ポンプ10の組付方法及び作用について説明する。
まず、電動ポンプ10を吐出ポート37側から軸線L1方向に沿ってポンプ取付凹部12に差し込み、モータケース14の軸出し嵌合部44を嵌合凹部43に組付方向Xに内嵌する。これにより、モータケース14が径方向に位置決め(軸出し)される。
ここで、図1に示すように、電動ポンプ10の組付方向Xにおいて、軸出し嵌合部44の先端部44a(挿入先端)から吐出ポート37の組付方向先端部までの長さD1は、嵌合凹部43の入口端部43a(テーパ部46との境界部位)から導出路41の開口端(ポンプ取付凹部12の底面12a)までの長さD2よりも短く設定されている。これにより、軸出し嵌合部44の先端部44aが嵌合凹部43の入口端部43aに差し掛かった時点では、まだ、吐出ポート37が導出路41の開口端まで達していない状態となる。このため、軸出し嵌合部44が嵌合凹部43に内嵌された状態で、モータケース14を、吐出ポート37が導出路41に対応する位置まで周方向に回転(嵌合凹部43に対して摺接)させ、その後、吐出ポート37を導出路41に対して組付方向Xに挿入することが可能となっている。そして、吐出ポート37が導出路41に挿入されることで、電動ポンプ10の周方向の位置決めがなされる。
その後、鍔部14cが固定面11aに当接する位置までモータケース14を組付方向Xに差し込み、鍔部14c及び回路ケース16を固定面11aに対して図示しないねじにより締結固定する。これにより、ポンプ取付凹部12への電動ポンプ10の組み付けが完了する。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)電動ポンプ10の組付方向Xにおいて、軸出し嵌合部44の先端部44aから吐出ポート37の組付方向先端部までの長さD1が、嵌合凹部43の入口端部43aから導出路41の開口端までの長さD2よりも短く設定されている。この構成によれば、軸出し嵌合部44が嵌合凹部43に内嵌された状態(軸出しされた状態)で、吐出ポート37が導出路41に対応する位置までモータケース14を周方向に回転させた後、吐出ポート37を導出路41に挿入することができる。このため、吐出ポート37と導出路41との周方向の位置合わせが容易となり、電動ポンプ10の組み付け性を向上させることができる。
(2)モータケース14には、ポンプ取付凹部12が凹設された固定面11aに対して組付方向Xに当接されて該固定面11aに固定される鍔部14cが形成される。この構成によれば、ポンプ取付凹部12外に位置する鍔部14cでモータケース14を固定することができ、モータケース14の固定が容易となる。
(3)ポンプ取付凹部12の開口端部には、開口側(固定面11a側)に向かって拡径するテーパ部46が形成され、モータケース14には、テーパ部46に対して組付方向Xに圧接されてポンプ取付凹部12の開口端部を封止する封止部47が設けられる。この構成によれば、ポンプ取付凹部12の開口端部からオイルが漏れることを封止部47によって抑制することができる。
(4)ハウジング13を構成するモータケース14及びポンプケース15は、金属材料よりなるため、電動ポンプ10の熱(特に、モータステータ21にて生じる熱)を変速機11側に好適に伝達させることができ、その結果、電動ポンプ10の放熱性の向上に寄与できる。
(5)吐出ポート37及びその吐出ポート37が挿入される導出路41によって電動ポンプ10の周方向の位置決めがなされるため、周方向の位置決めのための構成を別途設ける必要がなくなり、その結果、電動ポンプ10と変速機11側の構成を簡素化することができる。
(6)モータケース14の外径は、軸線L1方向の第1端部14a側(組付方向X先端側)ほど小径に形成されているため、モータケース14の成形時において金型が抜きやすく、製造が容易となる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、吐出ポート37及び導出路41が周方向位置決め部及び被係合部をそれぞれ兼ねる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、吐出ポート37をポンプケース15(本体部31)の底部31aから突出しない構成、つまり、導出路41に対して周方向に係合されない構成とし、ポンプ取付凹部12側に周方向に係合する周方向係合部を吐出ポート37とは別に設けてもよい。
・上記実施形態では、封止部47はモータケース14に一体形成されているが、これ以外に例えば、封止部としての樹脂製のOリングを、モータケース14の外周面とテーパ部46との間に介在させた構成としてもよい。
・上記実施形態では、モータケース14及びポンプケース15を金属製としたが、これ以外に例えば、モータケース14及びポンプケース15の少なくとも一方を樹脂製としてもよい。
・上記実施形態では、ポンプロータ36は、内接ギヤ式のものとしたが、流体を吸入・排出することができれば、他のポンプロータに変更してもよい。
・電動ポンプ10を車両の変速機11以外の例えばエンジン等のオイル循環のための電動ポンプに適用してもよく、またオイル以外の流体を循環させる電動ポンプに適用してもよい。
10…電動ポンプ、11…変速機、12…ポンプ取付凹部、13…ハウジング、14…モータケース、14c…鍔部、15…ポンプケース、17…モータ部、21…モータステータ、22…モータロータ、24…コイル、36…ポンプロータ、37…吐出ポート(吐出口、周方向位置決め部)、41…導出路(被係合部)、43…嵌合凹部、43a…入口端部、44…軸出し嵌合部、46…テーパ部、47…封止部、X…組付方向。

Claims (6)

  1. コイルが巻装されたモータステータと、該モータステータの励磁により回転するモータロータとを有するモータ部と、
    前記モータロータの回転に基づき回転されることで流体の送給を行うポンプロータと、
    前記モータ部及び前記ポンプロータを収容するハウジングと
    を備え、前記ハウジングの少なくとも一部がポンプ取付凹部に挿入支持された組付態様をとり、前記ハウジングに設けられた吐出口から前記ポンプ取付凹部内の導出路に流体を導出する電動ポンプであって、
    前記ハウジングは、前記ポンプ取付凹部に形成された円形の嵌合凹部に内嵌されることで前記ハウジングの軸出しが可能な軸出し嵌合部と、前記軸出し嵌合部よりも組付方向先端側に設けられ、前記ポンプ取付凹部に設けられた被係合部に対し前記ハウジングの周方向に係合されることで、前記ハウジングの周方向の位置決めをする周方向位置決め部とを備え、
    前記ポンプ取付凹部に対する電動ポンプの組付方向において、前記軸出し嵌合部の挿入先端から前記周方向位置決め部の組付方向先端部までの長さが、前記嵌合凹部の入口端部から前記被係合部までの長さよりも短く設定されていることを特徴とする電動ポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ポンプにおいて、
    前記ハウジングには、前記ポンプ取付凹部が凹設された端面に対して前記組付方向に当接されて該端面に固定される鍔部が形成されていることを特徴とする電動ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動ポンプにおいて、
    前記ポンプ取付凹部の開口端部には、開口側に向かって拡径するテーパ部が形成され、
    前記ハウジングには、前記テーパ部に対して前記組付方向に圧接されて前記ポンプ取付凹部の開口端部を封止する封止部が設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記ハウジングは、金属材料よりなることを特徴とする電動ポンプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記周方向位置決め部は、前記ハウジングの軸方向に延びる前記吐出口であり、
    前記被係合部は、前記吐出口が挿入される前記導出路であることを特徴とする電動ポンプ。
  6. コイルが巻装されたモータステータと、該モータステータの励磁により回転するモータロータとを有するモータ部と、
    前記モータロータの回転に基づき回転されることで流体の送給を行うポンプロータと、
    前記モータ部及び前記ポンプロータを収容するハウジングと
    を備え、前記ハウジングの少なくとも一部がポンプ取付凹部に挿入支持された組付態様をとり、前記ハウジングに設けられた吐出口から前記ポンプ取付凹部内の導出路に流体を導出する電動ポンプの組付方法であって、
    前記ハウジングは、前記ポンプ取付凹部に形成された円形の嵌合凹部に内嵌されることで前記ハウジングの軸出しが可能な軸出し嵌合部と、前記軸出し嵌合部よりも組付方向先端側に設けられ、前記ポンプ取付凹部に設けられた被係合部に対し前記ハウジングの周方向に係合されることで、前記ハウジングの周方向の位置決めをする周方向位置決め部とを備え、
    前記軸出し嵌合部を前記嵌合凹部に内嵌した後に、前記周方向位置決め部を前記被係合部に対して周方向に係合させることを特徴とする電動ポンプの組付方法。
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