JP2014162505A - 容器グリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の受渡し搬送時に、安定して容器をグリップできる容器グリッパを提供する。
【解決手段】相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部には、首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片(A)11と、首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分未満を把持する下部把持片(B)12とを具備する構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、PETボトル等のボトル容器の受渡しに用いられる容器グリッパに関する。
従来のPETボトル等のボトル容器の受渡しに用いられる容器グリッパについては、相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部に、前記首部に設けられた鍔部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片と、前記鍔部下部側の周長の半分未満を把持する下部把持片を具備する容器グリッパ、或いは、前記把持部に、前記首部に設けられた鍔部上部側の周長の半分未満を把持する上部把持片と、前記鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片を具備する容器グリッパが知られている(特許文献1)。
また、前記首部に設けられた鏑部を把持する一対の開閉可能なフォークから成り、該フォークの把持部が、前記鏑部の外周縁にそった円弧状の凹部に形成され、前記鏑部の下面を支える鏑下面支持顎部と、前記鏑部の外周縁を把持する鏑部径方向把持部を有するように構成された容器グリッパも知られている(特許文献2)。
特開2004−67125号公報 特開2006−199309号公報
前記特許文献1では、容器の首部に設けられた鍔部の上部把持片の把持位置と下部把持片の把持位置との間隔が小さいため、容器グリップの安定性に欠け、容器の受渡し搬送時に、容器が揺れ、遠心力により容器が斜めになるという恐れがある。
また、前記特許文献2でも、容器首部に形成された鏑部の鏑下面支持顎部の位置と、前記鏑部の外周縁を把持する鏑部径方向把持部の位置との距離が小さいため、容器グリップの安定性に欠け、容器の受渡し搬送時に、容器が揺れ、遠心力により容器が斜めになるという恐れがある。
本発明は、上述の事情に鑑み、容器の受渡し搬送時に、安定して容器をグリップできる容器グリッパを提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段の容器グリッパは、相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片(A)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分未満を把持する下部把持片(B)とを具備する構成としたことを特徴とする。
(2)第2の手段の容器グリッパは、相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分未満を把持する上部把持片(C)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片(D)とを具備する構成としたことを特徴とする。
(3)第3の手段の容器グリッパは、相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片(E)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片(F)とを具備する構成としたことを特徴とする。
請求項1から3に係わる本発明は、相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側を把持する上部把持片と、前記鍔部下部側を把持する下部把持片とを具備する構成としたことにより、前記鏑部上部側の把持位置と前記鍔部下部側把持位置との間隔が大きくなり、容器の受渡し搬送時に、容器が揺れなく、遠心力により容器が斜めにならずに、容器を安定してグリップできるという効果を有する。
また、請求項3に係わる本発明は、前記把持部が、前記鏑部上部を把持する上部把持片と前記鍔部下部側を把持する下部把持片が、ともに周長の半分以上を把持する構成としたことにより、容器グリップがさらに一層安定するという効果を有する。
さらに、請求項1から3に係わる本発明は、前記把持部が、前記鏑部の上部側および前記鍔部の下部側を把持する構成としたことにより、ボトル容器の首部を把持する前工程の容器搬送ホイール或いは後工程の容器搬送ホイールとの容器受渡しに際して、前工程の容器搬送ホイール或いは後工程の容器搬送ホイールの容器グリッパが、前記特許文献1に示されているように前記鍔部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片と、前記鍔部下部側の周長の半分未満を把持する下部把持片を具備する容器グリッパ(M)、或いは、前記鍔部上部側の周長の半分未満を把持する上部把持片と、前記鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片を具備する容器グリッパ(N)によって、前記容器グリッパ(M)と容器グリッパ(N)を前後工程で交互に使用する容器搬送の場合に、下流側の例えば充填装置において容器搬送経路が対称となる充填装置を配置するレイアウトにすることができないが、本発明による容器グリッパを設けた容器受渡しホイールを途中に1工程導入することによって、前記対称の充填装置を配置するレイアウトにすることができるという効果を有する。
ボトル容器の首部を把持して容器を受け渡す容器搬送ラインの一部を示す平面図である。 図1のA部を拡大した図である。 ボトル容器の首部を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパの平面図である。 図4の正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパの正面図であり、図5に相当する図である。 本発明の第3の実施の形態に係わる容器グリッパの正面図であり、図5に相当する図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパと従来の容器グリッパとの容器の受渡しを説明する図で、図5に相当する図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパと従来の容器グリッパとの容器の受渡しを説明する図で、図8に相当する図である。 従来のボトル容器の首部を把持して容器を受け渡す容器搬送ラインを説明する図で、図1に相当する図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(本発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1は、ボトル容器の首部を把持して容器を受け渡す容器搬送ラインの一部を示す平面図である。
図2は、図1のA部を拡大した図である。
図3は、ボトル容器の首部を説明する図である。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパの平面図である。
図5は、図4の正面図である。
先ず、図3に基づいてボトル容器Pの首部(口部)Pmについて説明すると、ボトル容器Pの首部Pmは、ボトルネック部Pnと、鍔部Prと、鏑部Pkと、キャップ巻き締めねじ部Psが図示のような配置で構成されている。
なお、後述の説明の便宜上、前記鏑部Pkの上端境界線PkLと前記キャップ巻き締めねじ部Psの下端境界線PsLの間を幅Sとして図示してある。
図1および図2において、ブロー成形機(二点鎖線で図示)70でブロー成形された容器Pは、前記首部Pmを、図示二点鎖線の矢印方向に回転する受渡しホイール35の図示しない容器グリッパで把持されて、図示位置35Qで受渡しホイール35から検査ゾーン(二点鎖線で図示)71の図示矢印の方向に回転する受渡しホイール36の図示しない容器グリッパに受け渡され、同様に、図示矢印の方向に回転する受渡しホイール37の図示しない容器グリッパに、また、図示矢印の方向に回転する検査機ホイール38の図示しない容器グリッパに受け渡されて、検査機ホイール38によって回転されている間に前記容器Pのブロー成形の出来栄えを検査された後、受渡しホイール20の容器グリッパ5に受け渡されて矢印20fの方向に回転され、さらに図示位置20Qで受渡しゾーン72の受渡しホイール10の容器グリッパ1に受け渡されて矢印10fの方向に回転され、同様に、図示位置10Qで受渡しホイール30の容器グリッパ5に受け渡されて矢印30fの方向に回転され、以下受渡しホイール39から洗浄および充填装置(二点鎖線で図示)73の図示矢印45fの方向に回転する受渡しホイール(二点鎖線で図示)45へと受け渡されていくようになっている。
なお、前記説明の各ホイールの容器グリッパは、それぞれのホイールに円周等分に配置されているとともに、前後工程のホイール間で同期して回転されるようになっている。
図4および図5において、前記容器グリッパ1は、前記鏑部Pkの上部側の周長の半分以上を把持する矢印11Fの方向に揺動可能な一対の上部把持片(A)11と、前記上部把持片11の下部に取付けられて前記鍔部Prの下部側の周長の半分未満を把持する一対の下部把持片(B)12によって、矢印11Fの方向の揺動による解放時にはボトル容器Pの首部Pmが出し入れ自在になるとともに、矢印11Fの方向の揺動による閉鎖時には前記首部Pmを拘束可能になる構成となっている。
なお、前記一対の上部把持片(A)11と前記一対の下部把持片(B)12は、矢印11Fの方向の揺動を実線と二点鎖線によって図示してある。
前記一対の上部把持片11は、枠体13に取付けられた軸14を支点として、該一対の上部把持片11の一端に設けられたばね座11sに間装されたばね15の付勢により他の端11gが、一対で前記首部Pmの幅S内を挟むようにして、前記首部Pmを把持するように構成されており、該上部把持片11に取付けられた図示しないカムフォロワーが図示しない固定カムと係合することにより、前記ばね15のばね力に抗して前記解放が行われるようになっている。
前記一対の下部把持片12は、端12gが前記鍔部Prの下部側(ボトルネック部側)と係合する(把持する)ことによって、前記一対の上部把持片11の端11gとともに容器Pの首部Pmを拘束するように構成されている。
ここで、前記容器グリッパ5について、図8に基づいて説明する。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパと従来の容器グリッパとの容器の受渡しを説明する図で、図5に相当する図である。
図8において、図5と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略する。
なお、容器グリッパ5の平面図は、図4と類似しており、重複するので、図示および説明を省略する。
従来の前記容器グリッパ5は、枠体13に固定された軸14を支点として、一端に設けられた図示しないばね座(前記容器グリッパ1と同様)に間装されたばね15の付勢により端51gが、一対で前記鍔部Prの下部側を把持する下部把持片51と、前記下部把持片51の上部に取付けられ、その端52gが前記鍔部Prの上部側の周長の半分未満を把持する一対の上部把持片52によって構成され、前記容器グリッパ1と同様に、揺動による解放時にはボトル容器Pの首部Pmが出し入れ自在になるとともに、揺動による閉鎖時には前記首部Pmを拘束可能になる構成となっている。
図2に示す位置20Qにおける受渡しホイール20の前記容器グリッパ5から受渡しホイール10の前記容器グリッパ1への容器受渡しに関して図8を基に説明すると、前記容器グリッパ1の図示二点鎖線の一対の上部把持片11(図8では記号11を( )表示)の端11g(図8では記号11gを( )表示)は、前記容器グリッパ5の一対の上部把持片52の端52gと干渉しない構成となっており、前記容器グリッパ1の図示二点鎖線の一対の下部把持片12(図8では記号12を( )表示)の端12g(図8では記号12gを( )表示)は、前記容器グリッパ5の一対の下部把持片51の端51gと干渉しない構成となっている。
同様に、図2に示す位置10Qにおける受渡しホイール10の前記容器グリッパ1から受渡しホイール30の前記容器グリッパ5への容器受渡しに関しても、前記容器グリッパ1の上部把持片11の端11gは、前記容器グリッパ5の一対の上部把持片52の端52gと干渉せず、前記容器グリッパ1の下部把持片12の端12gは、前記容器グリッパ5の一対の下部把持片51の端51gと干渉しない。
次に、本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパ1の作用を説明する。
容器Pは、一対の上部把持片11と一対の下部把持片12によって首部Pmが把持され、前記一対の上部把持片11の首部Pmにおける把持位置が鏑部Pkの上部側であり、前記一対の下部把持片12の首部Pmにおける把持位置が鍔部Prの下部側であることにより、把持位置の距離間隔が大きいため、首部Pmの把持(容器グリップ)が安定する。
これにより、容器Pの受渡し搬送時に、容器が揺れることがなく、また、遠心力により容器が斜めになることがなく、安定した容器姿勢での受渡し搬送ができる。
(本発明の第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパ2について、図2および図6に基づいて説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器グリッパ1で説明した図を流用しており、図中で容器グリッパ2の記号2は( )表示してあり、また、後述する容器グリッパ6の記号6は( )表示してある。
図2において、容器Pは、受渡しホイール20の容器グリッパ6に把持されて矢印20fの方向に回転され、図示位置20Qで受渡しゾーン72の受渡しホイール10の容器グリッパ2に受け渡されて矢印10fの方向に回転され、同様に、図示位置10Qで容器グリッパ2から受渡しホイール30の容器グリッパ6に受け渡されて矢印30fの方向に回転され、以下受渡しホイール39から洗浄および充填装置73の図示矢印45fの方向に回転する受渡しホイール45へと受け渡されていくようになっている。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパ2の正面図であり、図5に相当する図である。
図6において、図5と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略することがある。
なお、容器グリッパ2の平面図は、図4と類似しており、重複するので、図示および説明を省略する。
図6において、前記容器グリッパ2は、鍔部Prの下部側の周長の半分以上を把持する揺動可能な一対の下部把持片(D)21と、前記下部把持片21の上部に取付けられて鏑部Pkの上部側の周長の半分未満を把持する揺動可能な一対の上部把持片(C)22によって、揺動による解放時にはボトル容器Pの首部Pmが出し入れ自在になるとともに、揺動による閉鎖時には前記首部Pmを拘束可能になる構成となっている。
前記一対の下部把持片21は、枠体13に固定された軸14を支点として、該一対の下部把持片21の一端に設けられた図示しないばね座に間装されたばね15の付勢により他の端21gが、一対で前記鍔部Prの下部側(ボトルネック部側)を挟むようにして、前記首部Pmを把持するように構成されており、前記一対の上部把持片22の端22gは、前記首部Pmの幅S内で、前記鏑部Pkの上部側と係合することによって、前記一対の下部把持片21の端21gとともに容器Pの首部Pmを拘束するように構成されている。
ここで、前記容器グリッパ6について、図9に基づいて説明する。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパと従来の容器グリッパとの容器の受渡しを説明する図で、図5に相当する図である。
図9において、図5と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略することがある。
なお、容器グリッパ6の平面図は、図4と類似しており、重複するので、図示および説明を省略する。
従来の前記容器グリッパ6は、枠体13に固定された軸14を支点として、一端に設けられた図示しないばね座に間装されたばね15の付勢により、端61gが前記鍔部Prの上部側の周長の半分以上を把持する一対の上部把持片61と、前記上部把持片61の下部に取付けられ、その端62gが前記鍔部Prの下部側の周長の半分未満に係合する一対の下部把持片62によって構成され、前記容器グリッパ1と同様に、揺動による解放時にはボトル容器Pの首部Pmが出し入れ自在になるとともに、揺動による閉鎖時には前記首部Pmを拘束可能になる構成となっている。
図2に示す位置20Qにおける受渡しホイール20の前記容器グリッパ6から受渡しホイール10の前記容器グリッパ2への容器受渡しに関して図9を基に説明すると、前記容器グリッパ2の図示二点鎖線の一対の上部把持片22(図9では記号22を( )表示)の端22g(図9では記号22gを( )表示)は、前記容器グリッパ6の一対の上部把持片61の端61gと干渉しない構成となっており、前記容器グリッパ2の図示二点鎖線の一対の下部把持片21(図8では記号21を( )表示)の端21g(図8では記号21gを( )表示)は、前記容器グリッパ6の一対の下部把持片62の端62gと干渉しない構成となっている。
同様に、図2に示す位置10Qにおける受渡しホイール10の前記容器グリッパ2から受渡しホイール30の前記容器グリッパ6への容器受渡しに関しても、前記容器グリッパ2の上部把持片22の端22gは、前記容器グリッパ6の一対の上部把持片61の端61gと干渉せず、前記容器グリッパ2の下部把持片21の端21gは、前記容器グリッパ6の一対の下部把持片62の端62gと干渉しない。
次に、本発明の第2の実施の形態に係わる容器グリッパ2の作用を説明する。
容器Pは、一対の上部把持片21と一対の下部把持片22によって首部Pmが把持され、前記一対の上部把持片21の首部Pmにおける把持位置が鏑部Pkの上部側であり、前記一対の下部把持片22の首部Pmにおける把持位置が鍔部Prの下部側であることにより、把持位置の距離間隔が大きいため、首部Pmの把持(容器グリップ)が安定する。
これにより、容器Pの受渡し搬送時に、容器が揺れることがなく、遠心力により容器が斜めになることがなく、安定した容器姿勢での受渡し搬送ができる。
(本発明の第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態に係わる容器グリッパ3について、図2および図7に基づいて説明する。
図2は、本発明の第1および第2の実施の形態に係わる容器グリッパ1および容器グリッパ2で説明した図を流用しており、図中で容器グリッパ3の記号3は( )表示してあり、また、後述する容器グリッパ6の記号6は( )表示してある。
図2において、容器Pは、受渡しホイール20の容器グリッパ6に把持されて矢印20fの方向に回転され、図示位置20Qで受渡しゾーン72の受渡しホイール10の容器グリッパ3に受け渡されて矢印10fの方向に回転され、同様に、図示位置10Qで受渡しホイール30の容器グリッパ6に受け渡されて矢印30fの方向に回転され、以下受渡しホイール39から洗浄および充填装置73の図示矢印45fの方向に回転する受渡しホイール45へと受け渡されていくようになっている。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係わる容器グリッパ3の正面図であり、図5に相当する図である。
図7において、図5と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略することがある。
なお、容器グリッパ3の平面図は、図4と類似しており、重複するので、図示および説明を省略する。
図7において、前記容器グリッパ3は、鏑部Pkの上部側の周長の半分以上を把持する揺動可能な一対の上部把持片(E)31と、前記上部把持片31の下部に取付けられて前記鍔部Prの下部側の周長の半分以上を把持する一対の下部把持片(F)32によって、揺動による解放時にはボトル容器Pの首部Pmが出し入れ自在になるとともに、揺動による閉鎖時には前記首部Pmを拘束可能になる構成となっている。
前記一対の上部把持片31は、枠体13に固定された軸14を支点として、該一対の上部把持片31の一端に設けられた図示しないばね座に間装されたばね15の付勢により端31gが、一対で前記首部Pmの幅S内を挟むようにして、前記首部Pmを把持するように構成されており、前記一対の下部把持片32は、前記一対の上部把持片31とともに揺動し、端32gが前記鍔部Prの下部側(ボトルネック部側)と係合することによって、前記一対の上部把持片31の端31gとともに容器Pの首部Pmを拘束するように構成されている。
図2に示す位置20Qにおける受渡しホイール20の前記容器グリッパ6から受渡しホイール10の前記容器グリッパ3への容器受渡しに関して図7を基に説明すると、前記容器グリッパ3の一対の上部把持片31の端31gは、前記容器グリッパ6の図示二点鎖線の一対の上部把持片61(図7では記号61を( )表示)の端61g(図7では記号61gを( )表示)と干渉しないのはもちろんであり、前記容器グリッパ3の一対の下部把持片32の端32gは、前記容器グリッパ6の図示二点鎖線の一対の下部把持片62(図7では記号62を( )表示)の端62g(図7では記号62gを( )表示)と干渉しない構成となっている。
同様に、図2に示す位置10Qにおける受渡しホイール10の前記容器グリッパ3から受渡しホイール30の前記容器グリッパ6への容器受渡しに関しても、前記容器グリッパ3の一対の上部把持片31の端31gは、前記容器グリッパ6の一対の上部把持片61の端61gと干渉しないのはもちろんであり、前記容器グリッパ3の下部把持片32の端32gは、前記容器グリッパ6の一対の下部把持片62の端62gと干渉しない。
次に、本発明の第3の実施の形態に係わる容器グリッパ3の作用を説明する。
容器Pは、一対の上部把持片31と一対の下部把持片32によって首部Pmが把持され、前記一対の上部把持片31の首部Pmにおける把持位置が鏑部Pkの上部側であり、前記一対の下部把持片32の首部Pmにおける把持位置が鍔部Prの下部側であることにより、把持位置の距離間隔が大きいため、首部Pmの把持(容器グリップ)が安定する。
これにより、容器Pの受渡し搬送時に、容器が揺れることがなく、遠心力により容器が斜めになることがなく、安定した容器姿勢での受渡し搬送ができるとともに、一対の上部把持片31が鏑部Pkの上部側の周長の半分以上を把持し、一対の下部把持片32も鍔部Prの下部側の周長の半分以上を把持するので、前記容器Pの受渡し搬送時の安定性が良好である。
さらに、本発明の第1、第2および第3の実施の形態に係わる容器グリッパ1、容器グリッパ2、容器グリッパ3の作用を、図10を基に説明する。
図10は、従来のボトル容器の首部を把持して容器を受け渡す容器搬送ラインを説明する図で、図1に相当する図である。
図10において、図1と同じ構成のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略することがある。
図10において、受渡しゾーン75には、図1の受渡しゾーン72と対比して、受渡しホイール10(容器グリッパ1、容器グリッパ2或いは容器グリッパ3)が存在していない構成となっている。
図10に示した従来のボトル容器の首部を把持して容器を受け渡す容器搬送ラインは、受渡しホイール20において容器グリッパ5を使用した場合、受渡しホイール30(回転方向は図1と図10では逆方向となるが、説明の便宜上同じ記号30としてある)においては容器グリッパ6を使用し、次いで、図示二点鎖線の受渡しホイール56においては容器グリッパ5を、図示二点鎖線の受渡しホイール57においては容器グリッパ6をというように、隣接する受渡しホイールは順次容器グリッパ5と容器グリッパ6を交互に使用することになっており、受渡しホイール57の回転方向は右回りの図示矢印57fとなり、図示二点鎖線の洗浄および充填装置76の容器搬送方向は、一方向のみとなる。
即ち、洗浄および充填装置76と対称形の洗浄および充填装置を配置したレイアウトを構成することができない。
ここで、本発明の第1、第2或いは第3の実施の形態に係わる容器グリッパ1、容器グリッパ2、容器グリッパ3の何れかを使用した受渡しホイール10を導入すると、受渡しホイール20において容器グリッパ5を使用した場合、受渡しホイール30においても容器グリッパ5を使用できるようになり、図1に示す受渡しホイール45の回転方向は左回りの図示矢印45fとなって、図1に示す洗浄および充填装置73のレイアウトは、図10に示す洗浄および充填装置76と対称形のレイアウト構成とすることができる。
1、2、3 容器グリッパ
5、6 容器グリッパ
10、20、30 受渡しホイール
11 上部把持片(A)
12 下部把持片(B)
21 下部把持片(D)
22 上部把持片(C)
31 上部把持片(E)
32 下部把持片(F)

Claims (3)

  1. 相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、
    該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片(A)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分未満を把持する下部把持片(B)とを具備する構成としたことを特徴とする容器グリッパ。
  2. 相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、
    該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分未満を把持する上部把持片(C)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片(D)とを具備する構成としたことを特徴とする容器グリッパ。
  3. 相対的な移動により開閉自在に配設される一対の把持片からなり、解放時にはボトル容器の首部が出し入れ自在になるとともに、閉鎖時には前記首部を拘束可能となる把持部を備え、
    該把持部には、前記首部に設けられた鏑部上部側の周長の半分以上を把持する上部把持片(E)と、前記首部に設けられた鍔部下部側の周長の半分以上を把持する下部把持片(F)とを具備する構成としたことを特徴とする容器グリッパ。
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