JP2014156261A - 納豆容器 - Google Patents

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【課題】容器本体内の納豆への通気性を確保しつつ、流通・販売時において容器内への異物の挿入を防止可能である納豆容器を提供する。
【解決手段】納豆を収容可能な収容凹部4を備える容器本体2と、収容凹部4の周囲に沿って形成されたフランジ5の一辺に設けられた蓋体3とを備え、フランジ5と蓋体3とを複数箇所で接着させて収容凹部4を覆うようにした納豆容器であって、蓋体3には収容凹部4の内側面13に沿って張り出す補強用凸部10が形成されており、この補強用凸部10の少なくとも1辺には、当該補強用凸部10より更に張り出す波状張出部11が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、納豆容器に関する。
従来、納豆を製造するための容器は、納豆を収容する容器本体と該容器本体のフランジの一辺に設けられる蓋体とを備えた箱状のパックが一般的であり、このような納豆容器の蓋体は薄いポリスチレン等で形成されることによる強度上の問題から、容器本体内に張り出す補強用の凸部が蓋体の各辺に沿うように設けられて強度が高められているものが知られている。更に、この種の納豆容器は、蓋体に複数の微小穴を設けるとともに蓋体のフランジ部分と容器本体のフランジとを複数箇所に設けられる接着部で接着することで、容器本体内の煮豆への通気性を確保して良質な納豆を生成できるようになっており、さらに生成された納豆が生成過程で利用された容器を使用して販売されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−171674号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、生成過程で利用された容器を使用して販売する場合、蓋体は補強用凸部により強度が高められているものの、蓋体のフランジ部分と容器本体のフランジとが複数箇所で接着されているのみであるため容器内部へのアクセスが容易になっている。このような容器を使用して販売した場合、接着蓋体のフランジ部分とフランジとの間における接着部が設けられていない部分からこじ開けられ、納豆容器内に故意的に異物の挿入が図られるような危険があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、容器本体内の納豆への通気性を確保しつつ、流通・販売時において容器内への異物の挿入を防止可能である納豆容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の納豆容器は、
納豆を収容可能な収容凹部を備える容器本体と、前記収容凹部の周囲に沿って形成されたフランジの一辺に設けられた蓋体とを備え、前記フランジと前記蓋体とを複数箇所で接着させて前記収容凹部を覆うようにした納豆容器であって、
前記蓋体には前記収容凹部の内側面に沿って張り出す補強用凸部が形成されており、前記補強用凸部の少なくとも1辺には、当該補強用凸部より更に張り出す波状張出部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、前記フランジと前記蓋体とを複数箇所で接着させて前記収容凹部を覆った際に、当該補強用凸部より更に張り出す波状張出部を有していることから、収納部を蓋体で覆った納豆の生成時において、波状張出部の底部側の隙間を通って適量の空気が煮豆まで届くことになるため、容器本体内の納豆への適度な通気性を確保して良質な納豆を生成することができる。加えてこの波状張出部の頂部付近の壁によってフランジと蓋体の間からの異物の挿入を効果的に阻止することができる。
前記波状張出部は、前記補強用凸部より内側に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、補強用凸部と波状張出部とにより屈曲した段が形成されるため、蓋体の強度を高くすることができる。
前記波状張出部は、頂部と底部とを有しており、前記底部は前記補強用凸部より張り出して形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、波状張出部の底部が前記補強用凸部より張り出して頂部と底部とが一体に形成されることから強度が高いため、異物の挿入に対する阻止力を高くすることができる。
前記蓋体の天板の内面には、凹凸部が複数形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、蓋体の天板の内面には凹凸部が複数形成されていることから、納豆の生成時において煮豆の盛上部と天板との間に空気の通り道が形成されることになるため、煮豆を包むようにして適度な空気の流入を行うことで良質な納豆を生成することができ、かつ、納豆と天板との接触面積が少ないため、納豆容器の開封時において生成された納豆を蓋体に付きにくくすることができ、摂食時の開封が容易である。
実施例における納豆容器を示す斜視図であり、それぞれ(a)は、蓋体の開状態であり、(b)は、閉状態を示す図である。 蓋体の開状態におけるB−B断面図である。 蓋体の閉状態におけるB−B断面図である。 煮豆及び納豆を収容した状態を示すA−A図である。 フランジと蓋体との間に異物が差し込まれる様子を示す図であり、それぞれ(a)は、異物を省略した正面図であり、(b)は、異物が補強用凸部に当接した様子を示す正断面図である。 同じく、異物が波状張出部に当接した様子を示す正断面図である。 第1の変形例における納豆容器を示す斜視図である。 第2の変形例における納豆容器を示す図であり、それぞれ(a)は、斜視図であり、(b)は、蓋体のみを示す正面図である。 従来例における異物が差し込まれる様子を示す図である。
本発明に係る納豆容器を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る納豆容器につき、図1から図9を参照して説明する。以下、図2の正面側を納豆容器の正面側として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された、煮豆を発酵させ納豆を生成及び流通,販売時に納豆を収容する納豆容器である。納豆容器1は、図2及び図3に示されるように、納豆容器1はポリスチレン等の合成樹脂からなり、図示しない鋳型を用いたプレス加工により略均一の薄厚に成型されることで、大量生産されるようになっている。
そして、納豆容器1は、納豆菌を接種した煮豆を収容する凹形状の収容凹部4を有する容器本体2と収容凹部4の周囲に亘って外方に平面状に延びて形成されたフランジ5と蓋体3とを備えており、蓋体3は、平面視略方体の容器本体2におけるフランジ5の一辺より連続して形成されており、フランジ5と蓋体3の間には蓋体3の開閉を容易とするためのヒンジ部6が設けられている。尚、蓋体3は容器本体2と別体にして、収容凹部4を覆う際に容器本体2に接着されるようにしてもよい。
図1(b)に示されるように、蓋体3により収容凹部4を覆う際、蓋体3におけるフランジ部7正面側の2隅と、容器本体2のフランジ5と、の間に接着層8,8を形成して、蓋体3のフランジ部7と容器本体2のフランジ5とが接着されるようになっており、これは容器本体2のフランジ5と蓋体3のフランジ部7とを全面に亘って接着しないことにより容器本体2内の納豆への通気性を確保して、良質な納豆を製造する目的によるものである。尚、接着層8,8は、熱溶着を用いてもよいし、別途接着剤等を用いて接着するものであってもよい。
また、蓋体3は、その天板9の中央部が内面側に張り出しており、この天板9上に、ここでは図示しない納豆の販売時における醤油やカラシ等の調味料を収納することができるようになっている。
図1(a)に示されるように、蓋体3は内面側に収容凹部4内に張り出す矩形ライン状の補強用凸部10を備え、この補強用凸部10が形成されることにより蓋体3の強度が高められている。更に、補強用凸部10の各辺は、蓋体3のフランジ部の内側に亘り設けられ、収容凹部4の被覆時には、それぞれ収容凹部4の内側面13に近接するように設計されており、蓋体3の前後左右方向への移動を所定範囲内に規制する働きを有しているため、蓋体3の移動による蓋体3のフランジ部7とフランジ5間の接着層8,8の剥離が防止されている(図3参照)。
補強用凸部10は、その補強用凸部10より一回り小さく、かつ所定の厚さを有するライン状に形成されて補強用凸部10より更に張り出す波状張出部11を有している。また、補強用凸部10は前記蓋体3の天板9とほぼ同じ寸法で張り出すようになっており、蓋体3の上面を面一の形状としている。そして、補強用凸部10が天板9とほぼ同じ寸法で張り出していることから、当然波状張出部12は、天板9よりも張り出すことになる。尚、補強用凸部10と天板9の寸法は、これに限らず、互いに異なる寸法であってよい。
また、波状張出部11は図1(a)に示されるように、張り出し側に波状の凹部11a及び凸部12を複数有しており、このうち凸部12,12,…は蓋体3で収容凹部4を覆った際に、その端部12a,12a,…がそれぞれ収容凹部4の底部14より所定距離離間するような寸法となっている(図3参照)。
図1(a),(b)に示されるように、容器本体2の側面には補強用に波状の凹凸加工が施されているとともに、収容凹部4の内側面13は下り勾配の傾斜面となっている。また、図2に示されるように、容器本体2におけるフランジ5の内側にはフランジ5から垂直に張り出すライン状の補強用段部15が形成されている。
次に、実際に納豆容器1に煮豆を収容した場合について図4を用いて説明する。図4に示されるように、煮豆Mは図示しない充填機によって適量ずつ収容凹部4内に充填される。収容凹部底部14の中央部14aは、上方に底上げされたような形状となっていることから、煮豆Mは収容凹部底部14の外側、即ち底上げされていない最低部14bに一部煮豆Mが入り込んで山形に盛られるようにして充填されている。
また、蓋体3の天板9が内側に張り出した形状であり、かつ波状張出部12が天板9より張り出したライン状であり、更に収容凹部底部14の中央部14aが上方に底上げされていることから、煮豆M周辺の空間Sを狭めて煮豆Mが大量の空気に触れるのを防ぎ、良質な納豆の生成に適した量の空気を煮豆Mの周辺に滞留させることができるとともに、生成された納豆(図4の煮豆Mが変化)の乾燥を防ぐことができるため、納豆の乾燥を防ぐ用途で用いられるフィルムが不要であり、摂食時の開封が容易である。
また、上記したように補強用凸部10と収容凹部の段部15及び収容凹部内側面13との間には僅かな間隙が設けられているため、前記接着層8,8を除いたフランジ5と蓋体3のフランジ部7との間より微量に流入する空気(図5における太矢印)が、この補強用凸部10と収容凹部4の段部15及び収容凹部内側面13との間を介して収容凹部4内に流入する。
波状張出部11は、前述したように補強用凸部10より一回り小さく形成されていることから、波状張出部11と収容凹部内側面13との間に十分な間隙を有するため、前述した補強用凸部10と収容凹部4の段部15及び収容凹部内側面13との間を通った空気が当該間隙に一旦滞留した後に前記煮豆M周辺の空間に流入するため、煮豆Mに対する急激な空気の流入を防止して煮豆M及び生成された納豆の乾燥を防ぐことができる。
そして、図4に示されるように、波状張出部11は収容凹部4の底部14の最低部14bと離間する寸法であるため、前述した補強用凸部10と収容凹部の段部15及び収容凹部内側面13との間を通った空気が波状張出部11と収容凹部底部14とにより誘導されて煮豆M周辺の空間に流入されるようになっている。
また、波状張出部11は凸部12,12,…の間に凹部11a,11a,…を有しているため、空気を凹部11a,11a,…を通して煮豆Mの上部から下方に亘り万遍なく流入させることができる。
更に、蓋体3の天板9の被覆側には凸部16が複数形成されていることから、煮豆Mと天板9との接触面積が少なく、煮豆Mの盛上部と天板9との間に空気の通り道が形成されることになるため、煮豆Mを包むようにして適度な空気の流入を行うことができることに加えて、生成された納豆が蓋体3に付きにくくなっている。
続いて、フランジ5と蓋体フランジ部7との間に異物が差し込まれる場合を例に取り図5から図8及び図9を用いて説明する。尚、この異物の混入は、蓋体3接着層8,8により容器本体2に接着されて収納部4が完全に覆われた納豆容器1に対して前記接着層8,8を剥離すること無く行われ、あたかも納豆の製造過程あるいは流通過程で異物の混入が起こったかのように偽装される迷惑行為を主に想定したものである。
図1(b)に示されるように、蓋体3はフランジ部7正面側の2隅に設けられた接着層8,8により容器本体2に接着されている。そのため、接着層8と接着層8との間及び、接着層8,8とヒンジ部6との間は、その中央に行くにつれて弾性変形しやすく、異物の挿入もしくは指によって押し広げることで図5(a)及び(b)に示すように蓋体3のフランジ部7とフランジ5との間に間隙が生じてしまう。
先ず、図9を用いて、本実施例と同様に蓋体30がフランジ部70正面側の2隅に設けられた接着層により容器本体20に接着されている従来の納豆容器102に対して、異物Iが挿入される様子を説明する。
納豆容器102に対し、ここでは図示しない接着層とヒンジ部との中央より異物Iが挿入される場合を例に取ると、納豆容器102は、異物Iが無理やりねじ込まれることで蓋体30のフランジ部70とフランジ50との間に間隙X3が生じる。蓋体30の内側には補強用凸部80が設けられて強度が高められているが、蓋体とフランジとの間に異物を挿入してこじ開けるような場面を想定していないため、その補強用凸部80の張り出し寸法が短く、異物Iの挿入を防ぐことが困難であった。
これに対して、本実施例における納豆容器1は、図5(a)及び(b)に示すように従来の納豆容器102へ行うような角度(図9参照)で異物Iが挿入された場合、補強用凸部10が蓋体3の移動を規制する従来の補強用凸部80(図9参照)に比べ高く形成されていることから、補強用凸部10が壁となり異物Iの挿入を阻止できるようになっている。
また、図5(a)に示されるように、波状張出部11が補強用凸部10より張り出しているため、収納凹部4内の様子を視認しづらいため、異物Iの挿入を困難にしている。
また、異物Iを立てて、即ち挿入角度を深くして無理やりねじ込もうとした場合にあっては、図6に示されるように、異物Iに押し広げられて蓋体3のフランジ部7及びフランジ5が大きく弾性変形するものの、補強用凸部10より張り出した波状張出部11が壁となり異物Iの挿入を阻止できる。
尚、図6にあっては、異物Iが納豆容器1における接着層8とヒンジ部6との中央より挿入される場合を例にとって説明されているため、異物Iが当接している箇所が、波状張出部11における凹部11a周辺であるが、異物の挿入位置及び大きさや形状によっては波状張出部11の最長寸法である凸部12に当接してその挿入を阻止することができる。
更に、前述したように、この異物の混入は、接着層8,8により接着されて蓋体3により収納凹部4の被覆が完了した最終製品の完成後において、前記接着層8,8を剥離すること無く行われ、あたかも納豆の製造過程あるいは流通過程で異物の混入が起こったかのように偽装される迷惑行為を主に想定したものであるため、図6に示されるような、蓋体3のフランジ部7及びフランジ5の弾性変形が概ね限界であり、これ以上蓋体3のフランジ部7とフランジ5との隙間を広げようとした場合、接着層8,8が剥離されるか、若しくは納豆容器1が破損してしまい、故意的な迷惑行為であることが露見するため、結果として迷惑行為を予防することができる。
また、波状張出部11が補強用凸部10より内側に形成されていることから、補強用凸部11と波状張出部10とにより屈曲した段が形成され蓋体3の強度が高められている。更に、波状張出部11における頂部12と底部11aとが、補強用凸部11より張り出して一体に形成されていることから強度が高く、異物の挿入に対する阻止力が高くなっている。
また、波状張出部11は、補強用凸部10における4隅の角部が波形状における凸部を備えているため波状張出部11の強度が高く、異物の挿入に対する阻止力が高い。
また、蓋体3における波状張出部11の形状は上記したような波状に限らず、例えば、図7に示す変形例のように、蓋体3の各隅からヒンジ部6を除く3辺の中央に向けて漸次突出するような山形の形状としてもよい。これによれば、前記蓋体3のフランジ部7及びフランジ5の最大に変形する箇所に応じて、波状張出部111の最長寸法が配置されている。これによれば、接着層8,8の形成される正面側の2隅及びヒンジ部6と一体に形成された2隅の近傍においては蓋体3のフランジ部7及びフランジ5の弾性変形量が少ないことから、波状張出部111が大きく設けられずとも異物の挿入を防ぐことができるため、納豆容器の製造時に必要な材料費を削減することができる。
尚、特に図示しないが、図7に示された納豆容器では、波状張出部11の形状が蓋体3の各隅からヒンジ部6を除く3辺の中央に向けて漸次突出するような山形であるが、これとは反対に、接着層8,8,8を蓋体の3辺の中央にそれぞれ配置するとともに、蓋体3における正面側2隅の波状張出部111の寸法を高く形成させて異物の挿入を防止するようにしてもよい。
また、上述した実施例において、蓋体3の補強用凸部10には波状張出部11が段を有して形成されているが、これに限らず、例えば図8に示される変形例のように、補強用凸部115に段を設けずに波状張出部の機能を兼ねさせるように形成し、かつ前記収容凹部内側面13のテーパーに当接しないように補強用凸部115の外周面116にテーパーが設けられるようにしてもよい。これによれば、補強用凸部115における波状張出部の機能を有する部位の強度が高められて異物の挿入に対する阻止力が高い。尚、図8(b)に示すように、このような形状の場合、波形状の凹部117即ち底部を仮想線でつないだ部位が主に補強用凸部として機能し、凸部118が前述した実施例における波状張出部として主に機能している。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上述した実施例における容器本体2のフランジ5の内方に補強用段部15が設けられているが、図8(a)に示されるように補強用段部15は省略されていてもよい。
また、上述した実施例において蓋体3の一辺については、ヒンジ部6により蓋体3のフランジ部7とフランジ5とが接合されているため、異物の挿入が不可能であることから図7に示されるように、波状張出部11を特段設けずともよい。
また、前記実施例における補強用凸部10及び波状張出部11は、天板9の中央部を内側に張り出させて収容凹部4内の空間を減らすことで、煮豆Mの乾燥を防ぐために用いられるフィルムを必要としないようにした態様の納豆容器に対して適用されて説明されているが、この限りでなく、天板9の中央部を落ち窪ませずに天板9とフランジ5とが面一となるようにし、煮豆Mの上にフィルムをかける態様の納豆容器に対して適用することができることは言うまでもない。
1 納豆容器
2 容器本体
3 蓋体
4 収容凹部
5 フランジ
6 ヒンジ部
7 蓋体フランジ部
8 接着層
9 天板
10 補強用凸部
11 波状張出部
11a 波状張出部凹部
12 波状張出部凸部
12a 波状張出部端部
13 収納部内側面
14 収納部底部
16 凸部
M 煮豆
X1,X2 間隙

Claims (4)

  1. 納豆を収容可能な収容凹部を備える容器本体と、前記収容凹部の周囲に沿って形成されたフランジの一辺に設けられた蓋体とを備え、前記フランジと前記蓋体とを複数箇所で接着させて前記収容凹部を覆うようにした納豆容器であって、
    前記蓋体には前記収容凹部の内側面に沿って張り出す補強用凸部が形成されており、前記補強用凸部の少なくとも1辺には、当該補強用凸部より更に張り出す波状張出部が形成されていることを特徴とする納豆容器。
  2. 前記波状張出部は、前記補強用凸部より内側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の納豆容器。
  3. 前記波状張出部は、頂部と底部とを有しており、前記底部は前記補強用凸部より張り出して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の納豆容器。
  4. 前記蓋体の天板の内面には、凹凸部が複数形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の納豆容器。
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