JP2014154815A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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顕次 松本
Hideya Inagaki
秀哉 稲垣
Kaname Kaseda
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Abstract

【課題】研削前に接着される接着シートに幅の広い大きな凹凸が生じにくく、半導体ウェハの表面側に形成された段差に起因してウェハ厚が不均一になることを抑制する。
【解決手段】半導体ウェハ11の一方面11A側に形成された導電層13の上層側に保護層14を形成する際に、それぞれのチップ部12における導電層13上の位置に、導電層13を部分的に覆う構成で保護層14によるサポートパターン16を形成し且つ保護層14の厚さ方向に貫通する構成で開口部15を形成する。その後、サポートパターン16によって接着シート20を支持する構成で半導体ウェハ11に接着シート20を接着してなる接着体17を形成し、接着シート20の外面20Bを支持部材40の支持面40Aによって受けつつ、支持部材40に支持された半導体ウェハ11に対して導電層13とは反対側の面11Bに研削加工を施す。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置の製造過程では、半導体ウェハの薄板化を図るために半導体ウェハの裏面側をグラインダで研削する工程が行われている。例えば特許文献1の技術では、基材フィルムの片面に粘着材層が設けられてなる粘着シートを半導体ウェハの凹凸形状の表面に貼り合わせ、このように半導体ウェハ表面に貼り合わせた粘着シートの基材フィルムを研磨している。その後、半導体ウェハ表面に粘着シートを貼り合わせた状態で半導体ウェハの裏面を研削する工程を行っている。
特開2005−19666号公報
通常の半導体ウェハで一般的に行われるバックグラインド工程では、凹凸形状で構成された半導体ウェハの表面側にバックグラインドテープ(接着シート)を接着している。そして、このテープをステージで吸着・支持しつつそのテープとは反対側(即ち、半導体ウェハの裏面側)をグラインダによって研削することで半導体ウェハの薄板化を図っている。
しかしながら、従来の方法では、半導体ウェハの表面側にバックグラインドテープを接着したとき、そのテープにウェハ表面側の凹凸が転写されてしまい、バックグラインドテープに大きな凹凸が生じてしまっていた。そして、このような凹凸状態のバックグラインドテープを吸着・保持しながら反対側(即ち、半導体ウェハの裏面側)を研削することになるため、研削時にはウェハ裏面全体に圧力が均一に加わりにくく、加工後に得られるウェハの厚みが不均一になってしまうという問題があった。そして、このようにウェハの厚み精度が悪いと、素子の均一動作が阻害され、例えば耐量の低下やウェハの割れ等を招くことが懸念されていた。
このような問題に関し、特許文献1では、半導体ウェハの表面に貼り合わせた粘着シート(接着シート)の基材フィルム表面を研磨することで、粘着シートに反映された表面パターンの凹凸を抑制することを試みている。しかしながら、一般的に半導体ウェハの表面パターンと粘着シートは弾性率の差が大きく、凹凸状態のシート表面(研磨面)全体に均一な圧力を加えながら研磨加工を施すことは困難であり、この方法では、粘着シート(接着シート)の表面を高精度に平坦化することはできなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、研削前に接着される接着シートに幅の広い大きな凹凸が生じにくく、半導体ウェハの表面側に形成された段差に起因してウェハ厚が不均一になることを効果的に抑制しうる方法を提供することを目的とする。
第1の発明に係る製造方法は、
製品チップとなるべきチップ部(12)を複数備えた半導体ウェハ(11)に対し、それぞれの前記チップ部(12)の一方面(11A)側に導電層(13)を形成する工程と、
前記半導体ウェハ(11)の前記一方面(11A)側に形成された前記導電層(13)の上層側に保護層(14)を形成し、前記保護層(14)を形成する際に、それぞれの前記チップ部(12)における前記導電層(13)上の位置に、前記導電層(13)を部分的に覆う構成で前記保護層(14)によるサポートパターン(16)を形成し且つ前記保護層(14)の厚さ方向に貫通する構成で開口部(15)を形成する工程と、
前記半導体ウェハ(11)の前記一方面(11A)側に形成された前記導電層(13)及び前記保護層(14)を覆う構成で接着シート(20)を配置し、複数の前記チップ部上にそれぞれ形成された前記サポートパターン(16)によって前記接着シート(20)を支持する構成で前記半導体ウェハ(11)に前記接着シート(20)を接着してなる接着体(17)を形成する工程と、
平坦な支持面(40A)が構成された支持部材(40)を用い、前記接着体(17)における前記接着シート(20)の外面(20B)を前記支持部材(40)の前記支持面(40A)によって受けつつ、前記支持部材(40)に支持された前記半導体ウェハ(11)に対して前記導電層(13)とは反対側の面(11B)に研削加工を施す工程と、
を含むことを特徴とする。
上記第1の発明では、半導体ウェハの一方面側に形成された導電層の上層側に保護層を形成する際に、それぞれのチップ部における導電層上の位置に、導電層を部分的に覆う構成で保護層によるサポートパターンを形成し且つ保護層の厚さ方向に貫通する構成で開口部を形成する方法を用いている。即ち、この方法では、各チップ部に保護層を形成する際に、導電層全体に亘る開口を形成して導電層全体を露出させるのではなく、導電層上にサポートパターンを形成し、このサポートパターンにより、接着シートが保護層に形成された段差内に入り込み過ぎないように支持している。このような方法によれば、接着シートが接着された接着体において接着シートの外面に幅の大きな凹部が生じにくく、支持部材によって接着シートを全体的に均一の圧力で支持しながらウェハ裏面を研削することができる。よって、加工後に得られるウェハの厚みが不均一になることを効果的に抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を概略的に説明する説明図である。 図2は、第1実施形態の製造方法で用いられる半導体ウェハを概略的に例示する平面図である。 図3は、図2の半導体ウェハの1つのチップ部を概略的に例示する平面図である。 図4は、図3のチップ部のB−B位置の断面外略図である。 図5は、図4の構成を得た後に接着シートを接着する工程を説明する説明図である。 図6は、図5の構成を得た後に半導体ウェハの裏面側を研削する工程を説明する説明図である。 図7は、図6の研削工程後の接着体を説明する説明図である。 図8は、第1実施形態の効果を説明するための比較例のデータを示すグラフである。 図9は、第1実施形態に係る構成で得られたデータ1を説明するグラフである。 図10は、第1実施形態に係る構成で得られたデータ2を説明するグラフである。 図11は、第1実施形態に係る構成で得られたデータ3を説明するグラフである。 図12は、第1実施形態に係る構成で得られたデータ4を説明するグラフである。 図13は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法を概略的に説明する説明図である。 図14は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例1、2、3を概略的に示す平面図である。 図15は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例4、5を概略的に示す平面図である。 図16は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例6、7を概略的に示す平面図である。 図17は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例8、9、10を概略的に示す平面図である。 図18は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例11、12を概略的に示す平面図である。 図19は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例13、14、15を概略的に示す平面図である。 図20は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例16、17を概略的に示す平面図である。 図21は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例18、19、20を概略的に示す平面図である。 図22は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例21、22を概略的に示す平面図である。 図23は、図3のサポートパターン及び開口部の形状とは異なる別例23、24、25を概略的に示す平面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る製造方法は、例えば図1に示すような流れで半導体装置が製造される。製造対象となる半導体装置は、例えばDMOS等のMOSFET、IGBT、ダイオード等の半導体デバイスである。なお、図1では、主として、半導体ウェハ11上に導電層13及び保護層14を形成する工程と、その形成工程での形成物に接着シート20を接着する工程と、その接着工程で得られた接着体17において半導体ウェハ11の裏面(他方面11B)側を研磨する工程とを概念的に説明しており、これら工程以外の工程は、公知の工程を用いることができる。
まず、図1(A)に示す工程では、図2に示す半導体ウェハ11を公知の方法で形成する。半導体ウェハ11は、例えばシリコンウェハとして構成され、図2に示すように、製品チップとなるべきチップ部12を複数備えた構成となっている。この半導体ウェハ11では、表面となる一方面11A側に例えばMOSFET、IGBT、ダイオードなどとして機能する素子領域が形成され、更に、図1(A)、図4のように、半導体ウェハ11において、各チップ部12の一方面11Aの上層側には、電極として機能する導電層13が形成される。なお、導電層13は、例えば、アルミニウム等の金属材料などによって構成されている。
そして、半導体ウェハ11の表面(一方面11A)側に導電層13を形成した後には、導電層13の上層側に保護層14を形成する。この保護層14は、例えばポリイミド系樹脂であるPIQ(登録商標)などの樹脂材料からなり、例えば一般的な樹脂膜の成膜方法により形成される。この保護層14を形成する工程では、図1(A)、図3、図4のように、それぞれのチップ部12における導電層13上の位置に、導電層13を部分的に覆う構成で保護層14によるサポートパターン(ダミーパターン)16を形成し且つ保護層14の厚さ方向に貫通する構成で開口部15を形成する。
具体的には、図3のように、各チップ部12における導電層13上の位置に、複数の開口部15を分散させて形成する。また、この工程では、例えばいずれの開口部15の幅Wも0mmより大きく且つ2mm以下とする構成で保護層14を形成することが望ましい。ここでいう開口部15の幅Wは、開口部15において最も狭くなる位置の幅であり、図3に示すような平面視円形の開口形状となる開口部15では、サポートパターン16の表面に形成された開口部15の開口端の直径が「開口部15の幅W」に相当し、この幅Wを2mm以下とすることが望ましい。また、図4に示すように、導電層13の表面と、保護層14の表面の段差の高さT(即ち、保護層14における導電層13上の部分の厚さ)は、例えば、6μm〜20μmとされている。なお、この高さTは、開口部15の孔の長さにも相当する。
また、図3の構成では、導電層13上のサポートパターン16において、複数の開口部15が複数行且つ複数列で並んで配置されており、これら開口部15の群における複数行の行間には、サポートパターン16がそれぞれ配されている。また、開口部15の群における複数列の列間にも、サポートパターン16がそれぞれ配されている。
なお、図3の例では、チップ部12を平面視したときの一辺の方向が複数の開口部15の行方向であり、その行方向と直交する方向が列方向となっている。また、図3では、行方向をX軸方向として表し、列方向をY軸方向として表している。更に、導電層13が形成された領域を一点鎖線ARで示しており、保護層14の下層側において一点鎖線ARで囲まれた枠内に導電層13が配置されている。
また、この構成では、サポートパターン16において開口部群の行間に配されるそれぞれの部分は、導電層13のX軸方向全体に亘って連続的に配されている。また、サポートパターン16において開口部群の列間に配されるそれぞれの部分は、導電層16のY軸方向全体に亘って連続的に配されている。更に、複数の開口部15においてX軸方向に並ぶ各行は、隣り合う開口部15の間にサポートパターン16が配されており、各行の位置では、サポートパターン16における開口部間の部分がX軸方向に断続的に並んでいる。同様に、複数の開口部15においてY軸方向に並ぶ各列は、隣り合う開口部15の間にサポートパターン16が配されており、各列の位置では、サポートパターン16における開口部間の部分がY軸方向に断続的に並んでいる。
図1(A)、図3、図4のように保護層14を形成した後には、図1(B)のように、接着シート20を接着する工程を行う。この工程では、図1(B)、図5のように、半導体ウェハ11の一方面11A側に形成された導電層13及び保護層14を覆う構成で接着シート20を配置し、複数のチップ部12の上部にそれぞれ形成されたサポートパターン16によって接着シート20を支持する構成で半導体ウェハ11に接着シート20を接着してなる接着体17を形成する。
接着シート20は、公知のバックグラインドテープとして構成されており、半導体ウェハ11に貼り付ける側に粘着層が配され、外側にテープ基材(基材フィルム)が設けられている。そして、半導体ウェハ11の一方面11A側に形成された導電層13及び保護層14側に粘着層を配し、テープ基材によって導電層13及び保護層14によって形成された凹凸パターンを覆うように接着シート20を接着する。このとき、接着シート20の外面(即ち、テープ基材における粘着層とは反対側の面)は導電層13及び保護層14によって形成された凹凸パターンの形状が若干は反映されるため、微小な凹凸が形成されるが、サポートパターン16が存在しない場合に比べて、接着シート20の外面に形成される凹部の幅は小さくなる。
図1(B)、図5のように接着体17を形成した後には、図1(C)のように、半導体ウェハ11の裏面11B側を研削側、接着シート20側を支持側とするように配置転換し、図1(D)、図6のように、接着シート20に支持部材40を吸着させる。支持部材40は、少なくとも片面側が平坦な支持面40Aとして構成されており、このような支持部材40の支持面40Aにより、接着体17における接着シート20の外面20Bを受けつつ、接着体17を吸着させ、支持部材40に支持された半導体ウェハ11に対して導電層13とは反対側の面11Bに研削加工を施すようにバックグラインド工程を行う。
このバックグラインド工程で用いる支持部材40は、公知のポーラスステージ(多孔質吸着ステージ)であり、表面に平坦な支持面40Aが構成され、この支持面40Aに多数の孔が形成されている。そして、図示しない負圧発生装置により支持部材40の内部側に負圧を生じさせて支持面40Aの孔から支持部材40の内部側に空気を吸引することで、接着体17の接着シート20側を支持面40Aに吸着し、接着体17を支持部材40上に保持する。
そして、図1(D)、図6のように支持部材40上に接着体17を吸着保持しながら、公知のバックグラインダ等の研削装置30によって半導体ウェハ11の裏面11Bを研削する。特に、本発明に係る製造方法は、研削後の半導体ウェハ11の厚さが例えば500μm以下となる半導体デバイスに適用すると有効であり、この場合、半導体ウェハ11の厚さが500μm以下となるように研削加工を施すことになる。
図1(D)、図6のような研削加工によって半導体ウェハ11の裏面11Bを研削することで、図1(E)、図7のような薄板化された形成物が得られることになる。そして、この形成物に対しては、公知の方法で裏面拡散層の形成、接着シート20の除去、裏面電極の形成等を行い、更にダイシングカット等の工程を行うことで半導体ウェハ11を各チップ部12の領域毎に分割する。このように各チップ部12の領域毎に個片化された構造体が、その後に半導体装置となる。
(第1実施形態の主な効果)
上述した第1実施形態の方法では、各チップ部12に保護層14を形成する際に、導電層13全体に亘る開口を形成して導電層13全体を露出させるのではなく、導電層13上にサポートパターン16を形成し、このサポートパターン16により、接着シート20が保護層14に形成された段差内に入り込み過ぎないように支持している。このような方法によれば、接着シート20が接着された接着体17において接着シート20の外面20Bに幅の大きな凹部が生じにくく、支持部材40によって接着シート20を全体的に均一の圧力で支持しながらウェハ裏面を研削することができる。よって、加工後に得られるウェハの厚みが不均一になることを効果的に抑制することができ、素子の不均一動作に起因する電流集中による耐量の低下や、局所的な基板厚の偏りに起因する素子剛性低下によるウェハの割れ等をより確実に回避することができる。
また、保護層14を形成する工程では、チップ部12における導電層13上の位置に、複数の開口部15を分散させて形成している。このように分散させて形成することで、導電層13上に満遍なくサポートパターン16を配置する一方で、導電層13に通じるある程度の開口領域を確保することができる。
ここで、本実施形態に係る製造方法の効果について詳述する。
図8のグラフは、各チップ部12を図3のような構成とせずに保護層14において領域AR内を全体的に開口状態とした場合(即ち、サポートパターン16を設けない場合)の半導体ウェハ11における厚さの分布(具体的には、領域AR内を全体的に開口状態とした場合の図2のA−A位置の厚さの分布)を示すものである。なお、図8の例では、縦軸を半導体ウェハ11の厚さ(図8ではSi厚と略称)を示し、横軸は図2のA−A位置における測定位置を示している。また、図8のグラフでは、図2のA−A位置の厚さの分布における厚さの中心値を0(中心値)とし、A−Aに沿った各位置の厚さについての中心値との差を縦軸としている。また、図8のグラフの横軸では、図2に示す半導体ウェハ11のA−A位置における中心位置を基準となる0mmの位置とし、この位置からA−Aの線に沿った一方側(図2において左側)を負の距離とし、この位置からA−Aに沿った他方側(図2において右側)を正の距離としている。また、このグラフは、導電層13の表面と保護層14の表面との段差T(図4)が10μmである場合の結果である。
図8に示す結果では、グラフにおいて14個の山が生じており、各山の位置は各チップ部12の位置に相当している。この結果では、チップ部毎に厚さの大きな変化を示す山が生じ、いずれのチップ部の位置でも4〜5μm程度の範囲で厚さのばらつきが生じている。この結果により、各チップ部の外周に設けられた保護層14に起因して各チップ部のウェハ厚に大きなばらつきが生じていることが把握できる。また、図8の結果では、全体として7〜8μm程度の範囲で厚さのばらつきが生じている。従って、半導体ウェハ11には、局所的に非常に薄くなった部分や非常に厚くなった部分が生じていることが把握できる。
一方、図9のグラフは、各チップ部12における保護層14の構成を、第1実施形態で説明した図3、図4等に示す構成とした場合の半導体ウェハ11内における厚さの分布(具体的には、図2のA−A位置の厚さの分布)を示すものである。なお、図9の例でも、縦軸を半導体ウェハ11の厚さ(図9ではSi厚と略称)とし、横軸は図2のA−A位置における測定位置を示している。図9のグラフでも、図2のA−A位置の厚さの分布における厚さの中心値を0(中心値)とし、A−Aに沿った各位置の厚さについての中心値との差を縦軸としている。また、図9のグラフの横軸では、図2に示す半導体ウェハ11のA−A位置における中心位置を基準となる0mmの位置とし、この位置からA−Aの線に沿った一方側(図2において左側)を負の距離とし、この位置からA−Aに沿った他方側(図2において右側)を正の距離としている。また、このグラフも、導電層13の表面と保護層14の表面との段差が10μmである場合の結果である。
図9に示す結果では、各チップ部12の位置毎に大きな山は生じておらず、半導体ウェハ11内における厚さの分布は、チップ部12の位置が把握できない程の微小な変化となっている。特に、半導体ウェハ11全体として、A−A位置での段差(最も厚い部分と最も薄い部分の差)は2.02μmとなっており、厚さが極めて均一であることが把握できる。
次に、図10を用いて開口部15の幅Wと、図2のA−A位置における半導体ウェハ11の厚さの範囲との関係を説明する。図10では、横軸を開口部15の幅W(図3、図4参照)の値(図10ではパターン間隔と略称)とし、縦軸を図2のA−A位置における半導体ウェハ11の厚さの範囲としている。なお、半導体ウェハ11の厚さの範囲とは、即ち、半導体ウェハ11のA−A位置における最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差であり、図10では、Si段差と略称している。また、図10の例では、図4に示すような導電層13の表面と保護層14の表面との段差Tを、6μm、10μm、20μmとした場合の各例をそれぞれ示している。図10に示すように、いずれの例でも、開口部15の幅Wが2mmとなったときに半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)が急激に低減しており、開口部15の幅Wが2mm以下であれば、半導体ウェハ11の段差(Si段差)は、2μm程度或いは2μm以下となることが把握できる。
次に、図11を用いて、導電層13の表面と保護層14の表面との段差Tと、半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)との関係を説明する。図11では、縦軸を、図2のA−A位置における半導体ウェハ11の厚さの範囲(半導体ウェハ11の最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差であり、図10では、Si段差と略称)としている。また、横軸を、導電層13の表面と保護層14の表面との段差T(図4)の値とし、表面パターン段差と略称している。また、図11では、開口部15の幅W(パターン間隔と略称)を、11mm、3mm、2.6mm、2.5mm、1.5mm、1.2mm、0.6mm、0mmとしたときの上記段差T(図4)と、半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)との関係をそれぞれ示している。図11のグラフに示す結果では、表面パターンの段差Tが6μm〜20μmの範囲であれば、開口部の幅W(パターン間隔)が1.5mm、1.2mm、0.6mmのいずれの場合でも、図2のA−A位置における半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)が2μm以下となることが把握できる。また、開口部15の幅W(パターン間隔)が2.5mmであっても、表面パターンの段差Tが6μmであれば半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)は2μm以下となる。
また、図12は、1チップ内でのSi段差(1チップ内での基板のばらつき)と、公知の方法でスイッチング耐量を試験した場合のSW耐量の関係を示すグラフである。なお、図12の例では、縦軸をスイッチング耐量の値とし、横軸を1チップ内でのSi段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)としている。また、縦軸の値については、表面パターンの段差T(図4)が10μmであり、1チップ内のSi段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)が8μmのときのスイッチング耐量を100とする相対値を示している。図12に示すように、表面パターンの段差T(図4)が6μm、10μm、20μmのいずれの場合でも、Si段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)が2μmのときにスイッチング耐量が大幅に上昇しており、Si段差を2μm程度或いは2μm以下とすることでスイッチング耐量を大幅に増加させ得ることが把握できる。従って、上述したように、半導体ウェハ11の段差(最も厚い部分と最も薄い部分の厚さの差)を2μm程度或いは2μm以下とすることができるように開口部15の幅Wを2mm以下とすれば、スイッチング耐量を向上する上で極めて有効である。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る製造方法について説明する。
第2実施形態に係る製造方法では、第1実施形態に係る製造方法に加え、図13(C)のような接着シート20の切削工程を行っている。なお、接着シート20の切削工程以外は第1実施形態と同一であるため、詳細な説明は省略する。
図13(A)に示すように、第2実施形態では、第1実施形態と同様の方法で、導電層13を形成する工程及び保護層14を形成する工程を行い、更に、図13(B)に示すように、その工程で形成された形成体に接着シート20を接着して第1実施形態と同様の接着体17を得る。そして、接着体17を形成する工程の後に、接着体17における接着シート20の厚さ方向の所定位置で接着シート20を切削し、接着体17に接着された接着シート20の外面20Bを平坦化する工程を行う。この切削工程では、例えば刃物等の公知の切断部材201を用い、接着シート20における厚さ方向の所定位置を切断位置Cとするように、接着シート20を厚さ方向中間位置で切断する。このとき、切断によって切り離された部分は除去され、接着体17に残っている接着シート20の切断面が新たな外面20Bとなる。
接着シート20を切断した後の工程は第1実施形態と同一であり、半導体ウェハ11を研削する工程では、図13(D)のように接着シート20の外面20Bを平坦化する工程を行った後の当該外面20Bを支持部材40の支持面40Aによって受けつつ、支持部材40に支持された半導体ウェハ11に対して導電層13とは反対側の面11Bに研削加工を施す。この場合も、図13(D)のように支持部材40上に接着体17を吸着保持しながら、公知のバックグラインダ等の研削装置30によって半導体ウェハ11の裏面11Bを研削する。そして、このように薄板化された形成物(図13(E)参照)に対し、公知の方法で裏面拡散層の形成、接着シート20の除去、裏面電極の形成等を行い、更にダイシングカット等の工程を行うことで半導体ウェハ11を各チップ部12の領域毎に分割する。このように各チップ部12の領域毎に個片化された構造体が、その後に半導体装置となる。
以上のような第2実施形態の方法でも、第1実施形態の方法と同様の効果を奏する。
更に第2実施形態の方法では、接着体17を形成する工程の後に、接着体17における接着シート20の厚さ方向の所定位置で接着シート20を切削し、接着体17に接着された接着シート20の外面20Bを平坦化する工程を行っているため、接着シート20の外面20Bをより平坦化した状態でウェハ裏面の研削加工を施すことができる。特に、シートの平坦化に際し、接着シート20を切断部材201によって切断する方法を用いているため、接着シート20の外面に研磨加工を施して平坦化する方法と比べてより高い平坦化効果が得られる。従って、半導体ウェハにおいて厚さのばらつきが一層低減されることになり、スイッチング耐量を一層高め、ウェハ割れ等をより一層抑制することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
第2実施形態では、第1実施形態と同様のサポートパターン16を形成していたが、このようなサポートパターン16を形成しなくてもよく、図3、図4に示す幅Wを2mm以上としてもよい。
第2実施形態では、接着シート20の厚さ方向の所定位置で接着シート20を切削し、接着体17に接着された接着シート20の外面20Bを平坦化していたが、サポートパターン16を形成することが前提であれば、接着シート20の外面に研磨加工を施して外面20Bを平坦化してもよい。
上述した第1、第2実施形態のいずれの方法でも、或いは第1実施形態又は第2実施形態を変更したいずれの方法でも、各チップ部におけるサポートパターンの形状や開口部の形状を、図14〜図23のような形状、或いはその他の様々な形状に変更することができる。なお、図14〜図23の例は、開口部の形状を第1、第2実施形態の例と異ならせているだけであり、それ以外の構成、製造方法は第1、第2実施形態又はこれらの変更例と同一とすることができる。例えば、図14(A)(B)(C)の例では、複数の開口部15が所定方向(チップの一辺の方向)に延びる長手状(平面視長方形状)の開口部として構成されており、これら開口部15の間の領域は、開口部15が延びる方向と同方向に長手状に延びる直線状のサポートパターン16として構成されている。また、図15(A)(B)の例では、複数の開口部15が所定方向(チップの一辺に対して傾斜した方向)に延びる長手状(平面視長方形状)の開口部として構成されており、これら開口部15の間の領域が直線状のサポートパターン16として構成されている。図14、図15のいずれの場合でも、長方形状の開口部15の短手方向の幅が開口部の幅Wとされており、この幅Wを例えば2mm以下で形成することが望ましい。
図16(A)(B)の例では、図3で示す開口部15に代えて平面視多角形状(具体的には正方形状)の開口部が用いられ、これら開口部15が例えば所定行及び所定列で並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。また、図17(A)(B)(C)の例でも、平面視多角形状(具体的には正方形状)の開口部15が用いられ、これら開口部15が例えば千鳥状に並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。これら図16、図17の例でも、開口部15の幅Wが2mm以下となっている。また、これらの例では、開口部15の長さLも2mm以下となっている。なお、図16、図17の例では、チップの所定の一辺の方向が開口部15の幅方向となっており、その幅方向と直交する方向(チップの別の一辺の方向)が開口部15の長さ方向となっている。
また、図18(A)(B)及び図19(A)(B)(C)では、図3と同様の平面視円形形状の開口部15が用いられており、図18(A)(B)の例では、複数の開口部15が所定行及び所定列で並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。また、図19(A)(B)(C)の例では、複数の開口部15が千鳥状に並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。そして、図18、図19のいずれの場合でも、開口部15の幅W(開口部15を平面視したときの直径)が2mm以下となっている。
また、図20(A)(B)及び図21(A)(B)(C)では、平面視六角形状の開口部15が用いられており、図20(A)(B)の例では、複数の開口部15が所定行及び所定列で並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。図21(A)(B)(C)の例では、複数の開口部15が千鳥状に並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。そして、図20、図21のいずれの場合でも、開口部15の幅W(開口部15の直径)が2mm以下となっている。また、これらの例では、開口部15の長さLも2mm以下となっている。なお、図20、図21では、チップの所定の一辺の方向(図20、図21での縦方向)が開口部15の幅方向(開口部15において、最も間隔が狭くなる方向)となっている。そして、この幅方向と直交する方向(チップの別の一辺の方向)を開口部15の長さ方向としている。
また、図22(A)(B)及び図23(A)(B)(C)では、平面視三角形状の開口部15が用いられており、図22(A)(B)の例では、複数の開口部15が所定行及び所定列で並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。図23(A)(B)(C)の例では、複数の開口部15が千鳥状に並んでいる。そして、このように分散して配置される開口部15の開口領域以外の領域がサポートパターン16として構成されている。そして、図22、図23のいずれの場合でも、開口部15の幅W(開口部15の直径)が2mm以下となっている。また、これらの例では、開口部15の長さLも2mm以下となっている。なお、図22、図23の例では、チップの所定の一辺の方向が開口部15の幅方向となっており、その幅方向と直交する方向(チップの別の一辺の方向)が開口部15の長さ方向となっている。
なお、上述したいずれの場合でも、開口部15において最も狭い部分の間隔方向を幅方向とし、この幅方向と直交する方向を長さ方向としている。
11…半導体ウェハ
12…チップ部
13…導電層
14…保護層
15…開口部
16…サポートパターン
17…接着体
20…接着シート
40…支持部材

Claims (5)

  1. 製品チップとなるべきチップ部(12)を複数備えた半導体ウェハ(11)に対し、それぞれの前記チップ部(12)の一方面(11A)側に導電層(13)を形成する工程と、
    前記半導体ウェハ(11)の前記一方面(11A)側に形成された前記導電層(13)の上層側に保護層(14)を形成し、前記保護層(14)を形成する際に、それぞれの前記チップ部(12)における前記導電層(13)上の位置に、前記導電層(13)を部分的に覆う構成で前記保護層(14)によるサポートパターン(16)を形成し且つ前記保護層(14)の厚さ方向に貫通する構成で開口部(15)を形成する工程と、
    前記半導体ウェハ(11)の前記一方面(11A)側に形成された前記導電層(13)及び前記保護層(14)を覆う構成で接着シート(20)を配置し、複数の前記チップ部上にそれぞれ形成された前記サポートパターン(16)によって前記接着シート(20)を支持する構成で前記半導体ウェハ(11)に前記接着シート(20)を接着してなる接着体(17)を形成する工程と、
    平坦な支持面(40A)が構成された支持部材(40)を用い、前記接着体(17)における前記接着シート(20)の外面(20B)を前記支持部材(40)の前記支持面(40A)によって受けつつ、前記支持部材(40)に支持された前記半導体ウェハ(11)に対して前記導電層(13)とは反対側の面(11B)に研削加工を施す工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記保護層(14)を形成する工程では、前記チップ部(12)における前記導電層(13)上の位置に、複数の前記開口部(15)を分散させて形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記保護層(14)を形成する工程では、前記開口部(15)の幅を2mm以下とする構成で前記保護層(14)を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記接着体(17)を形成する工程の後に、前記接着体(17)における前記接着シート(20)の厚さ方向の所定位置で前記接着シート(20)を切削し、前記接着体(17)に接着された前記接着シート(20)の外面(20B)を平坦化する工程を行い、
    前記半導体ウェハ(11)を研削する工程では、前記接着シート(20)の外面(20B)を平坦化する工程を行った後の当該外面(20B)を前記支持部材(40)の前記支持面(40A)によって受けつつ、前記支持部材(40)に支持された前記半導体ウェハ(11)に対して前記導電層(13)とは反対側の面(11B)に研削加工を施すことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 製品チップとなるべきチップ部(12)を複数備えた半導体ウェハ(11)に対し、それぞれの前記チップ部(12)の一方面(11A)側に導電層(13)を形成する工程と、
    前記半導体ウェハの前記一方面側に形成された前記導電層(13)の上層側に保護層(14)を形成し、それぞれの前記チップ部において前記保護層(14)の厚さ方向に貫通する構成で開口部(15)を形成する工程と、
    前記半導体ウェハ(11)の前記一方面(11A)側に形成された前記導電層(13)及び前記保護層(14)を覆う構成で接着シート(20)を配置し、前記半導体ウェハ(11)に前記接着シート(20)を接着してなる接着体(17)を形成する工程と、
    前記接着体(17)における前記接着シート(20)の厚さ方向の所定位置で前記接着シート(20)を切削し、前記接着体(17)に接着された前記接着シート(20)の外面(20B)を平坦化する工程と、
    平坦な支持面(40A)が構成された支持部材(40)を用い、前記接着シート(20)の外面(20B)を平坦化する工程を行った後の当該外面(20B)を前記支持部材(40)の前記支持面(40A)によって受けつつ、前記支持部材(40)に支持された前記半導体ウェハ(11)に対して前記導電層(13)とは反対側の面(11B)に研削加工を施す工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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