JP2014154271A - ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置 - Google Patents

ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014154271A
JP2014154271A JP2013021207A JP2013021207A JP2014154271A JP 2014154271 A JP2014154271 A JP 2014154271A JP 2013021207 A JP2013021207 A JP 2013021207A JP 2013021207 A JP2013021207 A JP 2013021207A JP 2014154271 A JP2014154271 A JP 2014154271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
foil trap
shield member
foil
cone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013021207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6075096B2 (ja
Inventor
hao jie Zhao
豪杰 趙
Esser Thorsten
トルステン エッセァー
Niels Rowles
ニールス ロゥース
Matzmacher Christoph
クリストフ メッツマッハー
Mohede Roy
ロイ モヘデ
Abhijit Deshumuku
アブジット デシュムク
Theo Anton Apetz Rolf
ロルフ テオ アントン アペッツ
Yasunobu Yabuta
泰伸 藪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP2013021207A priority Critical patent/JP6075096B2/ja
Publication of JP2014154271A publication Critical patent/JP2014154271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6075096B2 publication Critical patent/JP6075096B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

【課題】固定式ホイルトラップや回転式ホイルトラップのメンテナンスを容易にし、また、ホイルトラップからホイルが離脱するという不具合を回避可能とすること。
【解決手段】ホイルトラップ4の中心支柱4cにシールド部材4dを交換可能に取り付け、シールド部材4dと中心支柱4cの間に、これらの部材より柔らかく熱伝導可能な中間部材4eを挿入する。これにより、高温プラズマPから飛来するデブリによる磨耗が発生しても、シールド部材4dを交換することでホイルトラップ自体の交換が不要となる。また、中間部材4eを設けることで熱伝達を良好にすることができるので、シールド部材4dを効果的に冷却でき、シールド部材の交換頻度を少なくすることができる。さらに、シールド部材4dを、高温プラズマPからろう付け部分4bが遮蔽されるような径とすることにより、ろう付け部分4bが外れてホイル4aが飛散するのを防ぐことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、極端紫外光源である高温プラズマから放出されるデブリから集光鏡等を保護するホイルトラップ及びこのホイルトラップを用いた光源装置に関する。
半導体集積回路の微細化、高集積化につれて、露光用光源の短波長化が進められ、次世代の半導体露光用光源として、特に波長13.5nmの極端紫外光(以下、EUV(Extreme Ultra Violet)光ともいう)を放射する極端紫外光光源装置(以下、EUV光源装置ともいう)の開発が進められている。
EUV光源装置において、EUV光を発生させる方法はいくつか知られているが、そのうちの一つに極端紫外光放射種(以下、EUV放射種)を加熱して励起することにより高温プラズマを発生させ、この高温プラズマからEUV光を取り出す方法がある。
このような方法を採用するEUV光源装置は、高温プラズマの生成方式により、LPP(Laser Produced Plasma:レーザ生成プラズマ)方式EUV光源装置とDPP(DischargeProduced Plasma:放電生成プラズマ)方式EUV光源装置とに大きく分けられる。
〔DPP方式のEUV光源装置〕
図6は、特許文献1記載されたDPP方式のEUV光源装置を簡易的に説明するための図である。
EUV光源装置は、放電容器であるチャンバ1を有する。チャンバ1内には、一対の円板状の放電電極2a,2bなどが収容される放電部1aと、ホイルトラップ5や集光光学手段であるEUV集光鏡6などが収容されるEUV集光部1bとを備えている。
1cは、放電部1a、EUV集光部1bを排気して、チャンバ1内を真空状態にするためのガス排気ユニットである。
2a,2bは円盤状の電極である。電極2a,2bは所定間隔だけ互いに離間しており、それぞれ回転モ−タ16a,16bが回転することにより、16c,16dを回転軸として回転する。
14は、波長13.5nmのEUV光を放射する高温プラズマ用原料である。高温プラズマ原料14は、加熱された溶融金属(meltedmetal)例えば液体状のスズ(Sn)であり、コンテナ15a、15bに収容される。
上記電極2a,2bは、その一部が高温プラズマ原料14を収容するコンテナ15の中に浸されるように配置される。電極2a,2bの表面上に乗った液体状の高温プラズマ原料14は、電極2a,2bが回転することにより、放電空間に輸送される。上記放電空間に輸送された高温プラズマ原料14に対してレーザ源17aよりレーザ光17が照射される。レーザ光17が照射された高温プラズマ原料14は気化する。
電極2a,2bに、電力供給手段3からパルス電圧が印加された後、高温プラズマ原料14がレーザ光17の照射により気化されることにより、両電極2a,2b間にパルス放電が開始し、高温プラズマ原料14によるプラズマPが形成される。放電時に流れる大電流によりプラズマが加熱励起され高温化すると、この高温プラズマPからEUVが放射される。
高温プラズマPから放射したEUV光は、EUV集光鏡6により集光鏡6の集光点(中間集光点ともいう)fに集められ、EUV光取出部7から出射し、EUV光源装置に接続された点線で示した露光機40に入射する。
上記したEUV集光鏡6は、一般に、複数枚の薄い凹面ミラ−を入れ子状に高精度に配置した構造からなる。各凹面ミラ−の反射面の形状は、例えば、回転楕円面形状、回転放物面形状、ウォルタ−型形状であり、各凹面ミラ−は回転体形状である。ここで、ウォルタ−型形状とは、光入射面が、光入射側から順に回転双曲面と回転楕円面、もしくは、回転双曲面と回転放物面からなる凹面形状である。
〔LPP方式のEUV光源装置〕
図7は、LPP方式のEUV光源装置を簡易的に説明するための図である。
LPP方式のEUV光源装置は、チャンバ1を有する。チャンバ1には、EUV放射種である原料(高温プラズマ原料)を供給するための原料供給ユニット10および原料供給ノズル20が設けられている。原料供給ノズル20からは、原料として、例えば液滴状のスズ(Sn)が放出される。
チャンバ1の内部は、真空ポンプ等で構成されたガス排気ユニット1cにより真空状態に維持されている。
レーザビーム照射手段である励起用レーザ光発生装置21からのレーザ光(レーザビーム)22は、レーザ光集光手段24により集光されながらレーザ光入射窓部23を介してチャンバ1内部へ導入され、EUV集光鏡8の略中央部に設けられたレーザ光通過穴25を通って、原料供給ノズル20から放出される原料(例えば液滴状のスズ)に照射される。ここで用いられる励起用レーザ光発生装置21は、例えば、繰り返し周波数が数kHzであるパルスレーザ装置であり、炭酸ガス(CO)レーザ、YAGレーザなどが使用される。
原料供給ノズル20から供給された原料は、レーザ光22の照射により加熱・励起されてプラズマとなり、このプラズマからEUV光が放射される。放射されたEUV光は、EUV集光鏡8によりEUV光取出部に向けて反射されてEUV集光鏡の集光点(中間集光点)に集光され、EUV光取出部7から出射し、EUV光源装置に接続された点線で示した露光機40入射する。
ここで、EUV集光鏡8は、例えばモリブデンとシリコンの多層膜でコーティングされた球面形状の反射鏡であり、励起用レーザ光発生装置21およびレーザ光入射窓部23の配置によっては、レーザ光通過穴25を必要としない場合もある。
また、プラズマ生成用のレーザ光22は、迷光としてEUV光取出部に到達することもある。よって、EUV光取出部の前方(プラズマ側)にEUV光を透過して、レーザ光22を透過させない不図示のスペクトル純度フィルタを配置することもある。
〔ホイルトラップ〕
上述したEUV光源装置において、プラズマPからは種々のデブリが発生する。それは、例えば、プラズマPと接する金属(例えば、一対の円板状の放電電極2a,2b)が上記プラズマによってスパッタされて生成する金属粉等のデブリや、高温プラズマ原料14であるSnに起因するデブリである。
これらのデブリは、プラズマの収縮・膨張過程を経て、大きな運動エネルギーを得る。すなわち、プラズマPから発生するデブリは高速で移動するイオンや中性原子であり、このようなデブリはEUV集光鏡にぶつかって反射面を削ったり、反射面上に堆積したりして、EUV光の反射率を低下させる。
そのため、例えば図6に示したEUV光源装置においては、放電部1aとEUV光集光部1bに収容されたEUV集光鏡6との間に、EUV集光鏡6のダメージを防ぐために、ホイルトラップ5が設置される。ホイルトラップ5は、上記したようなデブリを捕捉してEUV光のみを通過させる働きをする。
ホイルトラップは、その一例が特許文献2、特許文献3に示され、特許文献3では「フォイル・トラップ」として記載されている。
図8に、特許文献2に示されるようなホイルトラップの概略構成を示す。
ホイルトラップ5は、ホイルトラップ5の中心軸(図8はEUV光の光軸に一致)を中心として、半径方向に放射状に配置された、複数の薄膜(ホイル)または薄い平板(プレート)(以下薄膜と平板を合せて「ホイル5a」と呼ぶ)と、この複数のホイル5aを支持する、同心円状に配置されたモリブデン(Mo)合金等よりなるコーン形状の中心支柱5cと外側リング5bの支持体とから構成されている。
ホイル5aは、その平面がEUV光の光軸に平行になるように配置され支持されている。そのため、ホイルトラップ5を極端紫外光源(高温プラズマP)側から見ると、中央支柱5bと外側リング5cの支持体の部分を除けば、ホイル5aの厚みしか見えない。したがって、高温プラズマPからのEUV光のほとんどは、ホイルトラップ5を通過することができる。
一方、ホイルトラップ5の複数のホイル5aは、配置された空間を細かく分割することにより、その部分のコンダクタンスを下げて圧力を上げる働きをする。そのため、高温プラズマPからのデブリは、ホイルトラップ5により圧力が上がった領域で衝突確率が上がるために速度が低下する。速度が低下したデブリは、ホイル5aやホイルの支持体5b,5cにより捕捉されるものもある。
なお、DPP方式EUV光源装置においては、光軸上の光(高温プラズマPから0°の角度(放射角が0°)で出射する光)や、EUV集光鏡6の最も内側に位置する凹面ミラーが反射可能な入射角(以下、最小入射角ともいう)より小さい入射角でEUV集光鏡6に入射する光は、露光には使用されず、むしろ存在しないほうが好ましい。そのため、中央支柱5cは存在しても問題はなく、むしろ中央支柱5cにより積極的に遮光することもある。なお中央支柱5cは、EUV集光鏡6の構成から定まる最小入射角以下の光を遮光する形状となるので、一般的にはコーン形状となる。よって、以下、中央支柱のことをコーン(cone)とも呼ぶ。
なお、ホイルトラップは、高温プラズマの近くに配置されるので、受ける熱負荷も大きい。よって、ホイルトラップを構成するホイルやコーンは、例えば、モリブデン(Mo)などの高耐熱材料から形成される。
上記したホイルトラップは、主としてDPP方式のEUV光源装置に採用されることが多い。LPP方式のEUV光源装置の場合、磁界によりデブリ進行方向を制御してEUV集光鏡への衝突を抑制したり、EUV集光鏡に付着したデブリを、水素ガス等のクリーニングガスにより除去したりしている。しかしながら、図7に示すように、上記したようなホイルトラップを高温プラズマとEUV集光鏡との間に配置することもある。すなわち、ホイルトラップはDPP方式のEUV光源装置のみならず、LPP方式のEUV光源装置にも採用されうる。
〔回転式ホイルトラップ、固定式ホイルトラップ〕
近年、特許文献4に記載されているように、ホイルトラップを2つ、直列に設けるとともに、一方のホイルトラップを回転させる構成が知られている。
図9に概略構成を示す。図9に示す例では、高温プラズマPに近い方のホイルトラップ4が回転する機能を有する。以下、この回転機能を有するホイルトラップを回転式ホイルトラップ4、回転せず固定型のホイルトラップ5を固定式ホイルトラップ5とも言う。図9においては、EUV集光鏡6とプラズマPの間のプラズマP側に回転式ホイルトラップ4が設けられ、回転式ホイルトラップ4とEUV集光鏡6の間に固定式ホイルトラップ5が設けられている。固定式ホイルトラップ5は例えば前記図8に示したものと同様なものである。なお、図9では固定式ホイルトラップ5の外側リング5bは省略されている。
回転式ホイルトラップ4は、中央支柱(コーン)4cが図示を省略した回転駆動機構の回転軸と同軸状に接続されている。そして、回転駆動機構の回転軸が回転すると、上記回転式ホイルトラップ4はコーン4cの回転軸を中心に回転する。
回転式ホイルトラップ4の各ホイル4aは、コーン4cに例えば金ろうを用いたろう付け等で固定されており(図9のろう付け部分4b参照)、各ホイル4aはコーン4cの回転軸を中心に放射状に伸びる。
回転式ホイルトラップ4においては、ホイル4aはコーン4cに固定されていればよいので、図9に示すような外側リング5bは設けなくてもよい。
回転式ホイルトラップ4は、複数のホイル4aがコーンの回転軸を中心に回転することにより、プラズマPから飛来するデブリを捕捉するものである。例えば、高温プラズマ原料14であるSnに起因するデブリは、回転式ホイルトラップ4の各ホイルに捕捉されたり、進行方向がEUV集光鏡6側とは異なる方向となるように偏向される。すなわち、EUV集光鏡6の各凹面ミラーへのデブリの堆積は、回転式ホイルトラップ4を使用することにより抑制される。
ここで、上記したように、回転式ホイルトラップ4は高温プラズマPと対向するので、高温プラズマPにより加熱されたり、デブリが衝突することによる加熱を受けることになる。よって、回転式ホイルトラップ4の受ける熱負荷は高い。
よって、回転式ホイルトラップ4は、コーン4c内部に冷却管を設けて、当該冷却管に水などの冷媒を流すことによりコーン4cを冷却している。なお、ホイル4aはろう付け等によりコーン4cと熱的に接続されているので、コーン4cを冷却することにより、ホイルも冷却される。
固定式ホイルトラップ5は、回転式ホイルトラップ4により捕捉しきれなかった高速で進行するデブリを捕捉する。固定式ホイルトラップ5により圧力が上がった領域での上記デブリの衝突確率が上がるため、高速で移動するデブリの速度が低下する。速度が低下したデブリは、ホイル5aやホイルの支持体5b,5cにより捕捉されるものもある。すなわち、EUV集光鏡6の各凹面ミラーの高速デブリによるスパッタリングは、固定式ホイルトラップ5を使用することにより抑制される。なお、必要に応じて固定式ホイルトラップ5のコーン5cも冷却してもよい。
特表2007−505460号公報 特表2002−504746号公報 特表2004−214656号公報 特表2012−513653号公報
前記図6に示した固定式ホイルトラップ5を設けたときのプラズマPに対向する側のコーン部分5cや、図9に示す回転式ホイルトラップ4を設けた場合のプラズマPに対向する側のコーン部分4cは、発光点であるプラズマPまでの距離が非常に短く、常にプラズマPからの高速で移動するデブリ(高速粒子)に晒されることとなり、この高速粒子の衝突による磨耗(エロージョン)が発生する。
エロージョンが発生すると、ホイルトラップ自体を交換する必要が生じる場合もあり、ホイルトラップのメンテナンス頻度が増加する。
また、高温プラズマに対向して配置されたホイルトラップは、EUV光源装置稼動中に受ける熱負荷が大きく、プラズマへの入力エネルギーによっては、500〜700°C以上に加熱される。
回転式ホイルトラップ4においては、前記したように、各ホイル4aが、コーン4cにろう付け等で固定されており、ろう付けに使用する硬ろうとしては、比較的耐熱性の高い金ろうを使用している。しかしながら、高温プラズマ原料であるすず(Sn)に起因する高温のデブリがこのろう付け部分に付着した場合、硬ろう(金ろう)とすず(Sn)との間で化学反応がおこり、硬ろうが劣化する。
この劣化した硬ろうは、本来の硬ろうよりも機械的強度が劣化する。このため、例えば図10に示すように、回転ホイルトラップ4が回転している際、ホイル4aに加わる遠心力によりろう付け部分4bが外れて回転式ホイルトラップが破損するという不具合が発生する。
本発明は上記した事情に鑑みなされたものであり、その課題は、固定式ホイルトラップや回転式ホイルトラップのメンテナンスを容易にするとともにその頻度を低下させることができ、また、ホイルを中心支柱に固定する硬ろうへデブリが付着することにより、ホイルトラップからホイルが離脱するという不具合を回避可能なホイルトラップを提供することである。
前記したように、ホイルトラップの中心支柱(コーン)は、常にプラズマからの高速で移動するデブリ(高速粒子)に晒され、これにより磨耗(エロージョン)が発生する。そこで、中心支柱の上記デブリと対向する側に交換可能なシールド部材を取り付けておけば、磨耗(エロージョン)が発生した際、シールド部材を交換すればホイルトラップ自体の交換をしなくても済むようになる。
しかし、上記シールド部材の温度が上昇すると、当該シールド部材の高温部分におけるエロージョンが急激に進行し、シールド部材の交換頻度が増大することが分かった。このため、上記シールド部材を効果的に冷却できるようにすることが望ましい。
本発明においては、上記のようにシールド部材を設け、このシールド部材とコーンの間にシールド部材を構成する材料およびコーンを構成する部材の両者と比較して柔らかく、熱伝導可能な中間部材を挿入する。
これにより、シールド部材の熱をコーンに効果的に伝達することができ、シールド部材の温度上昇を抑え、シールド部材の交換頻度を少なくすることができる。
また、上記シールド部材を、プラズマから前記ろう付け部分が遮蔽されるような大きさに設定する。
これにより、高温のデブリがろう付け部分に付着することにより起こる硬ろうの劣化を防ぐことができ、回転式ホイルトラップが破損するという不具合が発生するのを防ぐことができる。
すなわち、本発明においては、次のようにして前記課題を解決する。
(1)プラズマと、該プラズマから放射される光を集光する集光ミラーの間に配置され、主軸から放射状に伸びる複数のホイルを備え、上記光は通過するが上記プラズマからのデブリは捕捉するホイルトラップであって、上記複数のホイルが、主軸上に配置された中心支柱により支持され、上記中心支柱の上記プラズマと対向する面にはシールド部材が設けられているホイルトラップにおいて、上記シールド部材と中心支柱との間に、熱伝達可能であって、上記シールド部材を構成する材料および上記中間リングを構成する材料の双方より柔らかい材料からなる中間部材を設ける。
(2)上記(1)において、複数のホイルは、主軸上に配置された中心支柱にろう付けされて支持され、上記シールド部材は、上記プラズマから、上記ろう付けされた部分を遮蔽する大きさに構成されている。
(3)容器と、上記容器内にプラズマ原料を供給するプラズマ原料供給手段と、上記プラズマ原料を加熱して励起しプラズマを発生させる一対の放電電極からなる放電部材と、上記プラズマから放射される光を集光する集光ミラーと、上記放電部材と上記集光ミラーとの間に設けられるホイルトラップと、上記集光された光を取り出す上記容器に形成された光取り出し部と、上記容器内を排気し容器内の圧力を調整する排気手段とを備えた光源装置において、上記ホイルトラップは、(1)(2)いずれかのホイルトラップを用いる。
(4)容器と、上記容器内にプラズマ原料を供給するプラズマ原料供給手段と、上記プラズマ原料にレーザビームを照射して当該プラズマ原料を加熱して励起し高温プラズマを発生させるレーザビーム照射手段と、上記プラズマから放射される光を集光する集光ミラーと、上記高温プラズマと上記集光ミラーとの間に設けられるホイルトラップと、上記集光された光を取り出す上記容器に形成された光取り出し部と、上記容器内を排気し容器内の圧力を調整する排気手段とを備えた光源装置において、上記ホイルトラップは、(1)(2)のいずれかのホイルトラップを用いる。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)ホイルトラップの中心支柱のプラズマと対向する面に交換可能なシールド部材を設けたので、高速で移動するデブリ(高速粒子)により、磨耗(エロージョン)が発生しても、シールド部材のみを交換すれば、ホイルトラップ自体の交換をしなくても済み、メンテナンスを容易にすることができる。
特に、上記シールド部材と中心支柱との間に、熱伝達可能であって、上記シールド部材を構成する材料および上記中間リングを構成する材料の双方より柔らかい材料からなる中間部材を設けることにより、シールド部材から中心支柱への熱伝達が良好に行われるようになり、上記シールド部材を効果的に冷却することができる。このため、シールド部材の高温部分におけるエロージョンの急激な進行を抑制することができ、シールド部材の交換頻度を少なくし、メンテナンスを容易にすることができる。
(2)シールド部材を、高温プラズマから飛来するすず(Sn)からなるデブリに対して、ホイルと中心支柱のろう付け部分が遮蔽されるような構造とすることにより、上記デブリが上記ろう付け部分に付着することがなくなる。このため、ろう付け材料である硬ろうの劣化が抑制される。このため、回転式ホイルトラップにおいて、ろう付け部分での接合が壊れるといった不具合を防止することができる。
本発明の第1の実施例の概略構成を示す図である。 回転式ホイルトラップにおいて、コーンへのシールド部材の取り付けを説明する図である。 シールド部材とコーンとの間に設けた中間部材を説明する図である。 本発明の第2の実施例概略構成を示す図である。 固定式ホイルトラップにおいて、シールド部材のコーンへの取り付けを説明する図である。 DPP方式のEUV光源装置を簡易的に説明する図である。 LPP方式のEUV光源装置を簡易的に説明する図である。 ホイルトラップの概略構成を示す図である。 回転式ホイルトラップを説明する図である。 ろう付け部分が外れてホイルが飛散する様子を説明する図である。
図1に本発明の第1の実施例の概略構成を示す。本実施例は、本発明を前記回転式ホイルトラップに適用した場合を示している。
同図において、高温プラズマPに近い方のホイルトラップ4は前記したように、回転する機能を有する回転式ホイルトラップであり、回転式ホイルトラップ4とEUV集光鏡6の間に固定式ホイルトラップ5が設けられている。
回転式ホイルトラップ4は、前記したように、コーン(中央支柱)4cが図示を省略した回転機構の回転軸と同軸状に接続され、回転機構の回転軸が回転すると、上記回転式ホイルトラップ4はコーン4cの回転軸を中心に回転する。
回転式ホイルトラップ4の各ホイル4aは、前記したようにろう付け部分4bで、コーン4cに例えば金ろうを用いたろう付け等で固定されている。各ホイル4aはコーン4cの回転軸を中心に放射状に伸びる。
本実施例の回転式ホイルトラップ4においては、コーン4cの高温プラズマと対向する面に、モリブデン(Mo)、タングステン(W)などの高耐熱性材料からなる板状のシールド部材4dが配置される。
シールド部材4dの平面部表面とコーン4cの上面部表面部との間には、後述する図3に示すように、シールド部材4dを構成する材料およびコーン4cを構成する部材の両者と比較して柔らかく、熱伝達可能な中間部材4eが挿入される。
また、シールド部材4dの大きさは、高温プラズマからコーン4cとホイル4aとのろう付け部分4bを遮蔽可能な大きさに設定され、高温プラズマの位置から臨む方向からろう付け部分4bは、板状のシールド部材4dにより遮蔽されて見ることはできない。
すなわち、シールド部材4dの径は、シールド部材4dに接する部分のコーン4cの径より大きく、シールド部材の径と、プラズマと対向する面の中心支柱の径の差は、上記ろう付けのろうの中心支柱からの露出部分の高さ以上とされる。
なおコーン4cは、高温プラズマの位置から臨む方向から遮蔽される領域に配置され、その形状は、円筒状もしくは円錐台形状、特に円錐台形状とすることが好ましい。
シールド部材4dの大きさを、以上のように構成することにより、高温プラズマから飛来するすず(Sn)からなるデブリは、板状のシールド部材4dに衝突するものの、当該板状のシールド部材4dに遮られて、直接コーン4cとホイル4aとのろう付け部分4bに付着することがなくなる。
したがって、ホイルトラップ4が高温(500〜700°C)に加熱された状態において、ろう付け材料である硬ろう(金ろう)とすず(Sn)との間での化学反応が回避され、上記硬ろうの機械的強度が維持される。そのため、回転ホイルトラップ4において、当該ホイルトラップ4の回転中に、ろう付け部分4bの劣化にともない、ろう付け部分での接合が壊れるといった不具合を防止することができる。
ここで、シールド部材4dは、EUV集光鏡6の構成から定まる最小入射角以下の光を遮光する形状とすることが望ましい。すなわち、EUV集光鏡6により集光される有効なEUV光をできるだけ遮光しないような大きさにすることが好ましい。
そのため、シールド部材4dの後ろ(EUV出射側)に配置されるコーン4c(cone)の形状は、従来のEUV集光鏡の構成から定まる最小入射角以下の光を遮光するコーン形状よりも相対的に小さくなる。
ところで、前記したように、回転ホイルトラップ4のホイル4aを回転軸に固定しているコーン4c部分は、発光点であるプラズマPまでの距離が非常に短い。このため、コーン4cに取り付けられたシールド部材4dは、常にプラズマからの高速に移動するデブリ(高速粒子)に晒されることとなり、この高速粒子の衝突による磨耗(エロージョン)が発生する。
そこで、シールド部材4dをコーン4cに対して交換可能な構造としておくことにより、エロージョンに伴う回転ホイルトラップ4自体の交換をしなくても済むようになる。よって、回転ホイルトラップ4のメンテナンス頻度が減少するという効果を奏する。
ここで、発明者らの実験により、高温プラズマへの入力パワーが増えるにつれてシールド部材4dの温度が上昇すると、当該シールド部材4dの高温部分におけるエロージョンが急激に進行することが見出された。すなわち、シールド部材4dの温度が上昇すると、エロージョンに伴うシールド部材4dの交換頻度が増大する。そのため、高出力のEUV放射を得るために高温プラズマへの入力パワーを増大させる場合は、上記シールド部材4dを冷却した方が好ましい。
前記したように、回転ホイルトラップ4のコーン4cは、図示を省略した冷却機構により冷却されている。よって、コーン4cの上面部(高温プラズマと対向する面)と板状のシールド部材4dの平面部とが接触するように、当該シールド部材をコーン4cに対して交換可能に取り付けることが望ましい。
図2に示す例では、コーン4cの上面部側に2箇所のねじ穴4fを、シールド部材4dに2箇所の貫通穴4gを設け、各貫通穴4gを通過する固定用ねじ4hをねじ穴4fに勘合させることにより、シールド部材4dとコーン4cとを固定している。なお、固定用ねじ4hにも高耐熱性が要求されるので、当該固定用ねじ4hは例えばモリブデン(Mo)等よりなる。
なお、ねじ4hによる締め付け力を大きくし、コーン4cに対するシールド部材4dの押し付け力を大きくすれば、シールド部材4dからコーン4cへの熱伝達は向上するが、コーン4cやねじ4hの材料となるモリブデン(Mo)、タングステン(W)などの高耐熱性材料は硬度が高くもろいので、加工が難しいとともに割れやすく、ねじ4hによる押しつけ力を高くするのは難しい。
ここで、図3(a)に示すように、シールド部材4dの平面部表面やコーン4cの上面部表面には、実際はある程度の表面粗さが存在する。そのため、シールド部材4dの平面部とコーン4cの上面部とを接触させた際の接触面積は、この表面粗さのため小さくなる。よって、冷却されているコーン4c側へ高温となったシールド部材の温度を熱伝導により熱交換する際は、接触面積が小さい分、効率が悪い。
よって、高温プラズマへの入力が大きくなった場合、図示を省略した冷却機構により冷却されているコーン4cの上面部と板状のシールド部材4dの平面部とが接触するように、当該シールド部材をコーン4cに対して取り付けたとしても、上記シールド部材を十分に冷却できない場合も出てくる。
このような不具合を回避するために、本発明においては、図3(b)に示すように、シールド部材5dの平面部表面やコーン4cの上面部表面部との間に、シールド部材4dを構成する材料およびコーン4cを構成する部材の両者と比較して柔らかく、熱伝達可能な中間部材4eを挿入する。
これにより、シールド部材4dからコーン4cへの熱伝達が良好に行われるようになり、上記シールド部材4dを効果的に冷却することができ、シールド部材4dの温度上昇を抑制することができる。このため、シールド部材4dの高温部分におけるエロージョンの急激な進行を抑制することができ、シールド部材4dの交換頻度を少なくすることができる。
ここで、図3においては、理解を容易にするために、シールド部材をコーン4cに取り付けるための固定用ねじとシールド部材の貫通穴、コーン4cのねじ穴は省略されている。なお、中間部材4eにも実際には、固定用ねじのねじ部が貫通する貫通穴が設けられている。
すなわち、中間部材4eを介して、固定用ねじ4hを用いてシールド部材4dとコーン4cとを取り付ける場合、シールド部材4dからコーン4cへ向かう方向に力がかかる。その際、中間部材4eはシールド部材4dを構成する材料より柔らかいので、中間部材4eのシールド部材4dと接触する面は、シールド部材4dの接触面の表面粗さに対応して変形する。また、中間部材4eはコーン4cを構成する材料より柔らかいので、中間部材4eのコーン4cと接触する面は、コーン4cの接触面の表面粗さに対応して変形する。よって、シールド部材4dと中間部材4eとの接触面積、および、中間部材4eとコーン4cとの接触面積は、中間部材4eを除いてシールド部材4dとコーン4cとを接触させる場合の接触面積より大きい。よって、中間部材4eを熱伝達可能な材料で構成すると、実質的にシールド部材4dとコーン4cとの間の熱伝導性が改善され、シールド部材4dを十分に冷却することが可能となる。
よって、シールド部材4dのエロージョンの進行を抑制し、当該シールド部材4dの交換頻度も少なくすることが可能となる。
中間部材4eの具体的材質としては、グラファイト、銅、真ちゅう、アルミニウムが採用されるが、特にグラファイトが好ましい。
以上では、本発明を回転式ホイルトラップに適用した場合について説明したが、本発明は前記固定式ホイルトラップにも同様に適用することができる。
図4に本発明の第2の実施例である本発明を前記固定式ホイルトラップに適用した場合を示す。
同図(a)において、固定式ホイルトラップ5が高温プラズマPとEUV集光鏡6の間に設けられる。固定式ホイルトラップ5は例えば前記図9に示したものと同様なものであり、図4では固定式ホイルトラップ5の外側リング5bは省略されている。
固定式ホイルトラップ5のコーン5cの高温プラズマPと対向する面に、モリブデン(Mo)、タングステン(W)などの高耐熱性材料からなる板状のシールド部材5dが交換可能に取り付けられる。
ここで、固定式ホイルトラップ5においては、前記回転式ホイルトラップのようにコーン(中心支柱)へホイルを強固に固定する必要が必ずしもなく、通常、ホイル5aはコーン5cにろう付け固定されていない。
したがって、このような固定式ホイルトラップ5においては、前記回転式ホイルトラップ4のように、シールド部材5dの大きさを、コーン5cの高温プラズマに対向する面の大きさより大きくし、高温プラズマPからコーンとホイルのろう付け部分を遮蔽可能とする必要はない。図4に示すものでは、シールド部材5dの径は、コーン5cの高温プラズマに対向する面の径と略等しく設定されている。
シールド部材5dは、前記図2と同様、例えば図5に示すように、シールド部材5dに設けた2箇所の貫通穴5gを通過する固定用ねじ5hを、コーン5cのねじ穴5fに勘合させることにより、コーン5cに固定される。
また、図4(b)に示すように、シールド部材5dの平面部表面とコーン5cの上面部表面部との間には、シールド部材5dを構成する材料およびコーン5cを構成する部材の両者と比較して柔らかく、熱伝達可能な中間部材5eが挿入される。
これにより、シールド部材5dからコーン5cへの熱伝達が良好に行われるようになり、上記シールド部材5dを効果的に冷却することができ、シールド部材5dの温度上昇を抑制することができる。
このため、シールド部材5dの高温部分におけるエロージョンの急激な進行を抑制することができ、シールド部材5dの交換頻度を少なくすることができる。
以上で説明した本発明の回転式ホイルトラップ、固定式ホイルトラップは、前記図6に示したDPP方式のEUV光源装置、図7に示したLPP方式の光源装置のいずれの装置にも適用可能であり、これらの装置に、前記図1に示したように回転式ホイルトラップと固定式ホイルトラップの両方のホイルトラップを設けたり、図4に示したように固定式ホイルトラップのみを設けることができる。
1 チャンバ
1a 放電部
1b EUV集光部
1c ガス排気ユニット
2a,2b 放電電極
3 電力供給手段
4 回転式ホイルトラップ
4a ホイル
4b ろう付け部分
4c コーン(中心支柱)
4d シールド部材
4e 中間部材
4h 固定ねじ
5 固定式ホイルトラップ
5a ホイル
5c コーン(中心支柱)
5d シールド部材
5e 中間部材
5h 固定ねじ
6,8 EUV集光鏡
7 EUV光取出部
10 原料供給ユニット
14 高温プラズマ原料
15 コンテナ
16a,16b 回転モータ
16c,16d 回転軸
17 レーザ光
17a レーザ源
20 原料供給ノズル
22 レーザ光
21 励起用レーザ光発生装置
22 レーザ光(レーザビーム)
23 レーザ光入射窓部
24 レーザ光集光手段
40 露光機
P 高温プラズマ

Claims (4)

  1. プラズマと、該プラズマから放射される光を集光する集光ミラーの間に配置され、主軸から放射状に伸びる複数のホイルを備え、上記光は通過するが上記プラズマからのデブリは捕捉するホイルトラップであって、
    上記複数のホイルは、主軸上に配置された中心支柱により支持されていて、
    上記中心支柱の上記プラズマと対向する面にはシールド部材が設けられているホイルトラップにおいて、
    上記シールド部材と中心支柱との間に、熱伝達可能であって、上記シールド部材を構成する材料および上記中心支柱を構成する材料の双方より柔らかい材料からなる中間部材を設けた
    ことを特徴とするホイルトラップ。
  2. 上記複数のホイルは、主軸上に配置された中心支柱にろう付けされて支持されており、
    上記シールド部材は、上記プラズマから、上記ろう付けされた部分を遮蔽する大きさに構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のホイルトラップ。
  3. 容器と、上記容器内にプラズマ原料を供給するプラズマ原料供給手段と、上記プラズマ原料を加熱して励起しプラズマを発生させる一対の放電電極からなる放電部材と、上記プラズマから放射される光を集光する集光ミラーと、上記放電部材と上記集光ミラーとの間に設けられるホイルトラップと、上記集光された光を取り出す上記容器に形成された光取り出し部と、上記容器内を排気し容器内の圧力を調整する排気手段とを備えた光源装置において、
    上記ホイルトラップは、請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のホイルトラップである
    ことを特徴とする光源装置。
  4. 容器と、上記容器内にプラズマ原料を供給するプラズマ原料供給手段と、上記プラズマ原料にレーザビームを照射して当該プラズマ原料を加熱して励起し高温プラズマを発生させるレーザビーム照射手段と、上記プラズマから放射される光を集光する集光ミラーと、上記高温プラズマと上記集光ミラーとの間に設けられるホイルトラップと、上記集光された光を取り出す上記容器に形成された光取り出し部と、上記容器内を排気し容器内の圧力を調整する排気手段とを備えた光源装置において、
    上記ホイルトラップは、請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のホイルトラップである
    ことを特徴とする光源装置。


JP2013021207A 2013-02-06 2013-02-06 ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置 Expired - Fee Related JP6075096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013021207A JP6075096B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013021207A JP6075096B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014154271A true JP2014154271A (ja) 2014-08-25
JP6075096B2 JP6075096B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=51575969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013021207A Expired - Fee Related JP6075096B2 (ja) 2013-02-06 2013-02-06 ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6075096B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053365A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 ウシオ電機株式会社 ホイルトラップ及びこのホイルトラップを用いた光源装置
WO2022038921A1 (ja) * 2020-08-21 2022-02-24 ウシオ電機株式会社 極端紫外光光源装置
EP4057070A1 (en) * 2021-03-11 2022-09-14 USHIO Denki Kabushiki Kaisha Foil trap and light source apparatus including the same
JP7491245B2 (ja) 2021-03-11 2024-05-28 ウシオ電機株式会社 ホイルトラップ及びこれを備えた光源装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024003392A (ja) 2022-06-27 2024-01-15 ウシオ電機株式会社 デブリ低減装置及びこれを備えた光源装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10223506A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Toshiba Corp 荷電ビーム描画装置
JP2003243373A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置とプラズマ処理装置用保護膜及びその取付け方法
JP2004214656A (ja) * 2002-12-23 2004-07-29 Asml Netherlands Bv 伸張可能な薄膜を備える汚染バリヤ
JP2010522427A (ja) * 2007-03-23 2010-07-01 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 汚染防止システム、リソグラフィ装置、放射源およびデバイス製造方法
JP2010539377A (ja) * 2007-09-14 2010-12-16 ターレス エレクトロン デバイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 損失熱を導出するための装置ならびにその種の装置を備えたイオン加速装置
WO2011033447A1 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Foil trap device with improved heat resistance

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10223506A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Toshiba Corp 荷電ビーム描画装置
JP2003243373A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置とプラズマ処理装置用保護膜及びその取付け方法
JP2004214656A (ja) * 2002-12-23 2004-07-29 Asml Netherlands Bv 伸張可能な薄膜を備える汚染バリヤ
JP2010522427A (ja) * 2007-03-23 2010-07-01 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 汚染防止システム、リソグラフィ装置、放射源およびデバイス製造方法
JP2010539377A (ja) * 2007-09-14 2010-12-16 ターレス エレクトロン デバイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 損失熱を導出するための装置ならびにその種の装置を備えたイオン加速装置
WO2011033447A1 (en) * 2009-09-18 2011-03-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Foil trap device with improved heat resistance

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015053365A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 ウシオ電機株式会社 ホイルトラップ及びこのホイルトラップを用いた光源装置
WO2022038921A1 (ja) * 2020-08-21 2022-02-24 ウシオ電機株式会社 極端紫外光光源装置
JP7468246B2 (ja) 2020-08-21 2024-04-16 ウシオ電機株式会社 極端紫外光光源装置
EP4057070A1 (en) * 2021-03-11 2022-09-14 USHIO Denki Kabushiki Kaisha Foil trap and light source apparatus including the same
JP7491245B2 (ja) 2021-03-11 2024-05-28 ウシオ電機株式会社 ホイルトラップ及びこれを備えた光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6075096B2 (ja) 2017-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4904809B2 (ja) 極端紫外光光源装置
JP5076349B2 (ja) 極端紫外光集光鏡および極端紫外光光源装置
TWI481315B (zh) 用於具有熱壁及冷收集器鏡之雷射生成電漿極紫外線腔室的系統、方法與裝置
US11829082B2 (en) Radiation source for lithography process
JP6075096B2 (ja) ホイルトラップおよびこのホイルトラップを用いた光源装置
JP2007005542A (ja) 極端紫外光光源装置
JP2007134166A (ja) 極端紫外光光源装置
WO2015098031A1 (ja) 光源装置
JP2007200919A (ja) 極端紫外光光源装置
JP2008108599A (ja) 極端紫外光光源装置
JP4618013B2 (ja) 極端紫外光光源装置
JP6135410B2 (ja) ホイルトラップ及びこのホイルトラップを用いた光源装置
JP2010123714A (ja) 極端紫外光光源装置
JP6176138B2 (ja) デブリ低減装置
JP4973425B2 (ja) 極端紫外光光源装置における集光光学手段のクリーニング方法及び極端紫外光光源装置
JP7468246B2 (ja) 極端紫外光光源装置
JP7264119B2 (ja) 極端紫外光光源装置
US20220132647A1 (en) High-brightness laser produced plasma source and method of generation and collection radiation
US11822258B2 (en) Foil trap and light source apparatus including the same
US20240121878A1 (en) High brightness lpp euv light source with fast rotating target and method of cooling thereof
WO2018086870A1 (en) A fuel collector and associated system
JP2007129103A (ja) 極端紫外光光源装置
WO2014069282A1 (ja) ホイルトラップおよびこのホイルトラップを有する光源装置
JP6065710B2 (ja) 回転式ホイルトラップ及びこのホイルトラップを用いた光源装置
JP6107694B2 (ja) ホイルトラップ用櫛状中間リング

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6075096

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees