JP2014152329A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 界面活性剤と；
   アクリレートエラストマラテックスと；
   着色剤と；
   を含む伸縮可能なインク組成物であって、
   前記アクリレートエラストマラテックスは第１アクリレートラテックスと第２アクリレートラテックスとの混合物を含み、
   前記第１アクリレートラテックスは
   第１アクリレートエラストマと水とのエマルジョンと；
   第１共溶媒と；を更に含み、前記第１アクリレートラテックスは１０℃を超えるガラス転移温度を有し、
   前記第２アクリレートラテックスは
   第２アクリレートエラストマと水とのエマルジョンと；
   第２共溶媒と；を更に含み、前記第２アクリレートラテックスは０℃未満のガラス転移温度を有し、
   変形可能な基質上にロバストな画像を印刷形成することができる伸縮可能なインク組成物で印刷した画像は人間の肉眼で見えるいかなるひび割れも剥離も示すことなく多方向に３００％を超え５００％まで伸縮できる、伸縮可能なインク組成物。
2. 前記アクリレートエラストマラテックスが、アクリレートおよびクロロエチルビニルエーテルのコポリマー、アクリレートおよびアクリロニトリルのコポリマー、アクリレートおよびスチレンのコポリマー、アクリレートおよびビニルアセテートのコポリマー、アクリレートおよびエチレンのコポリマー、アクリレートおよびメタクリレートのコポリマー、ならびにこれらの混合物からなる群より選択されるコポリマーを含む、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
3. 前記アクリレートエラストマラテックスが、ブチルアクリレートおよびメタクリレートのコポリマー、又はアクリレートおよびビニルアセテートのコポリマーを含む、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
4. 前記第１アクリレートラテックスは１００℃未満のガラス転移温度を有する、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
5. 前記第２アクリレートラテックスは−２０℃未満のガラス転移温度を有する、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
6. アクリレートエラストマラテックスが、２０から６００ｎｍの平均粒子サイズを有する、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
7. アクリレートエラストマラテックスは、伸縮可能なインクの総重量の１から２５重量パーセントの範囲の量で存在する、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
8. 前記界面活性剤は陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤、及び両性イオン性界面活性剤とからなる群より選ばれる、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
9. 前記着色剤は顔料分散物であり、前記顔料分散物に用いられる界面活性剤は前記アクリレートエラストマラテックス中の界面活性剤と同じタイプである、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
10. 粘度が室温にて３から５０ｃｐｓの範囲であり、噴射粘度が３から２０ｃｐｓである、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
11. 伸縮可能なインク組成物で印刷した画像は、人間の肉眼で見えるいかなるひび割れもはく離も示すことなく、複数の方向に１０１％から５００％まで伸長され得る、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
12. 水対共溶媒の比率は、９５：５から３０：７０の範囲である、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
13. 前記第１共溶媒と前記第２共溶媒とのそれぞれの共溶媒は、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、ジオール、グリコールエーテル、ポリグリコールエーテル、長鎖アルコール、第一級脂肪族アルコール、第二級脂肪族アルコール、１，２−アルコール、１，３−アルコール、１，５−アルコール、エチレングリコールアルキルエーテル、プロピレングリコールアルキルエーテル、メトキシレート化グリセロール、エトキシレート化グリセロール、ポリエチレングリコールアルキルエーテルの高級ホモログからなる群より選ばれるアルコール又はアルコール誘導体である、請求項１に記載の伸縮可能なインク組成物。
14. 前記共溶媒は、エチレングリコール、Ｎ−メチルピロリドン、メトキシレート化グリセロール、エトキシレート化グリセロール、ならびにこれらの混合物からなる群より選ばれるアルコール又はアルコール誘導体である、請求項１３に記載の伸縮可能なインク組成物。
15. 第１アクリレートエラストマと水とのエマルジョンと；第１共溶媒と；を含む第１ラテックスと；
    第２アクリレートエラストマと水とのエマルジョンと；第２共溶媒と；を含む第２ラテックスと；
    着色剤および界面活性剤を含む分散系と；
    を含む伸縮可能なインク組成物であって、
    前記第１アクリレートエラストマは１０℃を超えるガラス転移温度を有し、前記第２アクリレートエラストマは０℃未満のガラス転移温度を有し、前記伸縮可能なインク組成物で印刷した画像は人間の肉眼で見えるいかなるひび割れも剥離も示すことなく多方向に３００％を超え５００％まで伸縮できる、伸縮可能なインク組成物。