JP2017130369A - 電線及びそれを用いたワイヤーハーネス - Google Patents
電線及びそれを用いたワイヤーハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017130369A JP2017130369A JP2016009437A JP2016009437A JP2017130369A JP 2017130369 A JP2017130369 A JP 2017130369A JP 2016009437 A JP2016009437 A JP 2016009437A JP 2016009437 A JP2016009437 A JP 2016009437A JP 2017130369 A JP2017130369 A JP 2017130369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- coloring material
- covering portion
- wire
- see
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
Description
・ウレタンアクリレートオリゴマー:ダイセル・オルネクス株式会社製EBECRYL(登録商標) 8402(脂肪族ウレタンアクリレート)
・単官能アクリレートモノマー:ダイセル・オルネクス株式会社製IBOA(イソボルニルアクリレート)
・3官能アクリレートモノマー:ダイセル・オルネクス株式会社製TMPEOTA(トリメチロールプロパンエトキシトリアクリレート)
・縮合アゾ系赤顔料:BASF社製MICROLITH(登録商標)Red BR−K
・アントラキノン系青顔料:BASF社製MICROLITH Blue A3R−K
・イソインドリノン系黄顔料:BASF社製MICROLITH Yellow 3R−K
・酸化チタン系白顔料:BASF社製MICROLITH White R−K
・αアミノアルキルフェノン系光重合開始剤:BASF社製IRGACURE(登録商標)369(2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン−1)
・ヒドロキシケトン系光重合開始剤:BASF社製IRGACURE 184(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン)
表1に示す固形分割合で、光重合性オリゴマー及び光重合性モノマー、並びに色材、隠蔽粒子、光重合開始剤を混合することにより、着色インク1乃至3を調製した。
まず、明度L*が22.5であり、色度a*,b*がそれぞれ0.1,0.4である黒色の被覆部を備えた電線に対し、着色インク1を塗布した。そして、着色インク1にUVランプを使用して紫外線を照射し、硬化させことにより、本例の試験サンプルを得た。
着色インク2を使用したこと以外は実施例1と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
着色インク3を使用したこと以外は実施例1と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
表3に示す固形分割合で、光重合性オリゴマー及び光重合性モノマー、並びに色材、隠蔽粒子、光重合開始剤を混合することにより、着色インク4乃至6を調製した。
まず、明度L*が60.4であり、色度a*,b*がそれぞれ33.3,2.7である桃色の被覆部を備えた電線に対し、着色インク4を塗布した。そして、着色インク4にUVランプを使用して紫外線を照射し、硬化させことにより、本例の試験サンプルを得た。
着色インク5を使用したこと以外は実施例4と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
着色インク6を使用したこと以外は実施例4と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
まず、明度L*が34.4であり、色度a*,b*がそれぞれ46.6,24.3である赤色の被覆部を備えた電線に対し、着色インク4を塗布した。そして、着色インク4にUVランプを使用して紫外線を照射し、硬化させことにより、本例の試験サンプルを得た。
着色インク5を使用したこと以外は比較例1と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
着色インク6を使用したこと以外は比較例1と同様にして、本例の試験サンプルを得た。
まず、表6に示す固形分割合で、光重合性オリゴマー及び光重合性モノマー、並びに隠蔽粒子、αアミノアルキルフェノン系光重合開始剤を混合することにより、着色インクを調製した。次に、明度L*が22.5であり、色度a*,b*がそれぞれ0.1,0.4である黒色の被覆部を備えた電線に対し、着色インクを塗布した。そして、着色インクにUVランプを使用して紫外線を照射し、硬化させことにより、本例の試験サンプルを得た。
隠蔽粒子及びαアミノアルキルフェノン系光重合開始剤の添加量を表6に示す割合に変更したこと以外は実施例7と同様にして、各例の試験サンプルを得た。
まず、表7に示す固形分割合で、光重合性オリゴマー及び光重合性モノマー、並びに隠蔽粒子、ヒドロキシケトン系光重合開始剤を混合することにより、着色インクを調製した。次に、明度L*が22.5であり、色度a*,b*がそれぞれ0.1,0.4である黒色の被覆部を備えた電線に対し、着色インクを塗布した。そして、着色インクにUVランプを使用して紫外線を照射し、硬化させことにより、本例の試験サンプルを得た。
隠蔽粒子及びヒドロキシケトン系光重合開始剤の添加量を表7に示す割合に変更したこと以外は参考例1と同様にして、各例の試験サンプルを得た。
2 被覆部
3 着色材
10A,10B 電線
Claims (7)
- 導電性の芯線と、
前記芯線の外周を被覆する電気絶縁性の被覆部と、
前記被覆部の外表面の一部に設けられ、前記被覆部の外表面と異なる色に着色された着色材と、
を備え、
前記被覆部の外表面と前記着色材の表面との色差ΔE*abが17以上であることを特徴とする電線。 - 前記被覆部の外表面における明度L*が42以下であることを特徴とする請求項1に記載の電線。
- 前記着色材は、光の屈折率が2.0以上の隠蔽粒子を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電線。
- 前記着色材は、バインダー樹脂と、前記バインダー樹脂に分散される酸化チタンとを含有し、
前記酸化チタンは、前記バインダー樹脂100質量部に対して1〜10質量部含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電線。 - 前記着色材は、バインダー樹脂の前駆体である光重合性モノマー及び光重合性オリゴマーの少なくとも一方と、光の屈折率が2.0以上の隠蔽粒子と、光重合開始剤とを含有する着色インクを硬化してなるものであり、
前記光重合開始剤は、340nm〜400nmの範囲に吸収波長域を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電線。 - 前記着色インクにおいて、前記光重合開始剤は、前記光重合性モノマー及び前記光重合性オリゴマーの合計100質量部に対して1〜10質量部含有することを特徴とする請求項5に記載の電線。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電線を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016009437A JP2017130369A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 電線及びそれを用いたワイヤーハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016009437A JP2017130369A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 電線及びそれを用いたワイヤーハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017130369A true JP2017130369A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59396722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016009437A Pending JP2017130369A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 電線及びそれを用いたワイヤーハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017130369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019170011A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線保護部材およびパイプハーネス |
JP2022071509A (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-16 | 矢崎総業株式会社 | 防食材、端子付き電線及びワイヤーハーネス |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528218A (en) * | 1978-08-17 | 1980-02-28 | Hitachi Cable | Colored insulated wire |
JP2001189112A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-07-10 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | ケーブル |
JP2005024732A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 着色光ファイバ心線及びそれを用いた光ファイバテープ心線 |
JP2009252663A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2011086435A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2014152328A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Xerox Corp | 無溶媒の放射線硬化性の伸縮可能なインク組成物 |
-
2016
- 2016-01-21 JP JP2016009437A patent/JP2017130369A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528218A (en) * | 1978-08-17 | 1980-02-28 | Hitachi Cable | Colored insulated wire |
JP2001189112A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-07-10 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | ケーブル |
JP2005024732A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 着色光ファイバ心線及びそれを用いた光ファイバテープ心線 |
JP2009252663A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2011086435A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
JP2014152328A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Xerox Corp | 無溶媒の放射線硬化性の伸縮可能なインク組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019170011A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線保護部材およびパイプハーネス |
JP6992632B2 (ja) | 2018-03-22 | 2022-01-13 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電線保護部材およびパイプハーネス |
JP2022071509A (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-16 | 矢崎総業株式会社 | 防食材、端子付き電線及びワイヤーハーネス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101402775B (zh) | 含无机填料和有机填料的可固化树脂组合物,抗蚀剂薄膜涂覆的印刷线路板及其制备方法 | |
US9637651B2 (en) | Bismuth oxide-based addictive for laser marking | |
TW200615311A (ja) | ||
US11390766B2 (en) | Resin composition for inkjet printing and printed wiring board prepared by using same | |
CN106082706A (zh) | 可辐射固化光纤涂料组合物的led固化 | |
CN1944548B (zh) | 以紫外线固化型树脂组合物为有效成分的印刷油墨 | |
CN108603059A (zh) | 光固化型喷墨印刷用油墨组合物 | |
TWI771628B (zh) | 光纖固色塗料、用於光纖的外層塗層、光纖及製備方法 | |
CN103373082B (zh) | 印刷装置及印刷方法 | |
CN103676476B (zh) | 黑色固化性树脂组合物及使用其得到的印刷布线基板 | |
JP2016070966A (ja) | 光ファイバ心線及び光ファイバテープ心線 | |
EP3004252B1 (de) | Verwendung von modifizierten effektpigmenten in strahlenhärtbaren beschichtungszusammensetzungen | |
CN107957655A (zh) | 一种3d盖板玻璃用负型感光性白色油墨及其制备方法、使用方法 | |
JP2013147544A (ja) | インクセットおよび記録物 | |
JP2017130369A (ja) | 電線及びそれを用いたワイヤーハーネス | |
CN108473807A (zh) | 喷墨打印机用液体组合物 | |
CN105820516B (zh) | 热硬化性树脂组成物、其硬化物、及使用其的显示器用构件 | |
JP2017160405A (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク、組成物収容容器、2次元又は3次元の像形成装置、2次元又は3次元の像形成方法、及び硬化物 | |
CN107710074B (zh) | 阻焊剂组合物、被膜、被覆印刷布线板、被膜的制造方法和被覆印刷布线板的制造方法 | |
CN102702848B (zh) | 一种低卤轮转uv环保型油墨及其制备方法 | |
KR102365737B1 (ko) | 유연성 및 내구성이 우수한 상온 경화형 노면표지용 도료 | |
CN108139831B (zh) | 触摸传感器用导电层叠体及其制造方法 | |
KR20200074232A (ko) | 블록 공중합체 | |
KR101806120B1 (ko) | 염색 가능한 자외선 경화 수지 조성물이 코팅된 컬러기판의 제조방법 | |
JP2017122150A (ja) | 紫外線硬化型インクジェット組成物および記録物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191008 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191203 |