JP2014151218A - 浄水器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原水を濾過するカートリッジと、前記カートリッジが取り付けられる本体と、を備える浄水器であって、前記本体の外表面の少なくとも一部に、紫外線硬化型塗料を塗装、硬化してなるコート層が形成されていることを特徴とする浄水器。
【選択図】なし
Description
家庭等で利用される浄水器としては、活性炭、中空糸膜等の濾材を収容し、原水を濾過するカートリッジと、カートリッジが取り付けられる本体とを備えるものが一般的で、蛇口直結型、ポット型、据置型など様々のタイプのものがある(たとえば特許文献1)。このような浄水器においては、本体に導入された原水がカートリッジを通過し、浄水となって本体から取り出される。本体としては、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)等の樹脂を成形した樹脂成形体が汎用されている。
しかし、このような浄水器は、水や油分の付着、それに伴う雑菌の繁殖等によって外表面が汚れやすい問題がある。特に本体は、定期的に交換されるカートリッジとは異なり、ある程度長期間使用されるが、掃除を繰り返すにつれて汚れが付着しやすくなってしまう問題がある。
[1]原水を濾過するカートリッジと、前記カートリッジが取り付けられる本体と、を備える浄水器であって、
前記本体の外表面の少なくとも一部に、紫外線硬化型塗料を塗装、硬化してなるコート層が形成されていることを特徴とする浄水器。
[2]前記コート層の鉛筆硬度が2H以上である、[1]に記載の浄水器。
[3]前記コート層の水接触角が85°以上である、[1]または[2]に記載の浄水器。
[4]前記紫外線硬化型塗料が、アクリル系モノマーを15〜65質量%含有する、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の浄水器。
[5]前記紫外線硬化型塗料が、フッ素系オリゴマーおよびシリコン樹脂のいずれか一方または両方を含有する、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の浄水器。
前記本体の外表面の少なくとも一部に、紫外線硬化型塗料を塗装、硬化してなるコート層が形成されていることを特徴とする。
紫外線硬化型塗料から形成される塗膜は、本体そのものや、他の塗料(たとえばラッカー系塗料、熱硬化型塗料等)から形成される塗膜に比べて、表面硬度が高い。そのため撥水・撥油性が向上し、水性汚れや油性汚れの強固な付着を防止でき、付着しても掃除による除去が容易となる。また、コート層を設けることで、耐擦傷性も向上し、表面に掃除等による傷がつきにくくなる。雑菌の温床となりやすい傷がつきにくくなることで、雑菌の繁殖による汚れも抑制できる。また、コート層を設けることで、本体の外表面に微細な凹凸がある場合でも、該凹凸が平坦化される。傷や微細な凹凸が低減されることで、汚れが付着しても掃除により除去しやすくなる。したがって本発明の浄水器は、長期にわたって外表面を清潔に保つことができる。
さらに、紫外線硬化型塗料は、他の塗料に比べて、塗装から硬化が完了するまでの時間が短い。そのため、コート層の形成に伴う浄水器の製造時間の増加を抑制できる。
コート層を形成する紫外線硬化型塗料としては、特に限定されず、公知の紫外線硬化型塗料を用いることができる。
紫外線硬化型塗料は、重合成分を含有し、紫外線を照射することで重合成分の重合反応が進行し硬化するものである。
重合性官能基は、紫外線の照射により重合反応する官能基であり、ラジカル重合性官能基、カチオン重合性官能基等が挙げられる。ラジカル重合性官能基としては、たとえば、(メタ)アクリロイル基、(α−メチル)ビニル基等が挙げられる。(メタ)アクリロイル基は、アクリロイル基またはメタクリロイル基を示す。(α−メチル)ビニル基はビニル基またはα−メチルビニル基を示す。カチオン重合性官能基としては、エポキシ基、オキセタニル基、オキサゾリル基、ビニルオキシ基等が挙げられる。
重合性官能基を有するモノマーは、重合性官能基を1つ有する単官能モノマーでも、重合性官能基を2以上有する多官能モノマーでもよく、これらを併用してもよい。
多官能モノマーが有する2以上の重合性官能基は同じでも異なってもよい。たとえばラジカル重合性官能基およびカチオン重合性官能基の両方を有してもよい。
オリゴマーまたは反応性ポリマーとしては、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールとの縮合物等の不飽和ポリエステル類;ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、カチオン重合型エポキシ化合物、側鎖にラジカル重合性結合を有する上述のモノマーの単独または共重合ポリマー等が挙げられる。
アクリル系モノマーは、重合性官能基として(メタ)アクリロイル基を有するモノマーである。アクリル系モノマーとしては、前述した単官能または多官能のモノマーのうち、(メタ)アクリロイル基を有するものを適宜選択して用いることができる。
アクリル系モノマーは1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
アクリル系モノマーと他の重合成分を併用してもよい。
紫外線硬化型塗料中のアクリル系モノマーの含有量は、紫外線硬化型塗料の総質量に対し、15〜65質量%が好ましい。アクリル系モノマーを15〜65質量%含有すると、浄水器に効率よく塗装することができ、かつ、浄水器の塗装部分の耐候性が向上するので、より好ましい。
光重合開始剤としては、公知のものを使用でき、たとえばベンゾフェノン、4,4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、メチルオルソベンゾイルベンゾエート、4−フェニルベンゾフェノン、t−ブチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2,4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン;ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン等のアセトフェノン;ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾインエーテル;2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド等のアシルホスフィンオキサイド;メチルベンゾイルホルメート、1,7−ビスアクリジニルヘプタン、9−フェニルアクリジン等が挙げられる。これらの光重合開始剤は1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
紫外線硬化型塗料中の光重合開始剤の含有量は、重合成分100質量部に対し、0.1〜10質量部が好ましい。0.1質量部以上であると、光重合開始剤を配合することによる効果が充分に得られる。10質量部以下であると、形成されるコート層の強度等が良好である。
フッ素系添加剤やシリコン樹脂を含有すると、形成されるコート層の撥水性が高まり、水性汚れに対する防汚性が向上するので好ましい。
フッ素系添加剤としては、フッ素系オリゴマーを用いると、形成されるコート層の撥水性が高まり、水性汚れに対する防汚性が向上するので好ましい。
他の非重合性の樹脂としては、重合性官能基を有さない各種ポリマーが使用でき、例えばセルロース系ポリマー等が挙げられる。
紫外線硬化型塗料中のフッ素系オリゴマーおよびシリコン樹脂の含有量(フッ素系オリゴマーおよびシリコン樹脂の両方を含む場合はそれらの合計量)は、塗料の総質量に対し、0.01〜0.5質量%が好ましい。0.01質量%以上であると、フッ素系オリゴマーまたはシリコン樹脂を配合することによる効果が充分に得られる。0.5質量%以下であると、コート層の強度が良好である。
紫外線硬化型塗料としては、市販のものを用いてもよく、常法により調製したものを用いてもよい。
紫外線硬化型塗料の塗装量は、形成するコート層の膜厚に応じて適宜設定される。
紫外線の照射時間および照射量は、積算光量が100〜5000mJ/cm2の範囲となるように調整することが好ましい。
光源としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯等が挙げられる。
加熱時期としては、紫外線の照射前、紫外線の照射と同時、紫外線の照射後のいずれかの時期から少なくとも一時期を選択することができる。
加熱方法としては、赤外線ヒーターによる照射法、熱風による循環加熱法、ホットプレート等による直接加熱法等が挙げられる。紫外線硬化型塗料の温度は、浄水器基材の樹脂が変形しないよう、50〜70℃であることが好ましい。加熱時間としては、紫外線の照射前に加熱する場合は1〜20分間、紫外線の照射と同時に加熱する場合は0.2〜10分間、紫外線の照射後に加熱する場合は1〜60分間が好ましい。
鉛筆硬度は、後述する実施例に示す手順で測定される。
コート層の鉛筆硬度は、使用する紫外線硬化型塗料の組成等により調節できる。たとえば紫外線硬化型塗料に含まれる全成分中の多官能の重合成分の割合が高いほど、形成されるコート層の鉛筆硬度が高くなる。
コート層の水接触角は、後述する実施例に示す手順で測定される。
コート層の水接触角は、使用する紫外線硬化型塗料の組成、添加剤等により調節できる。たとえば紫外線硬化型塗料にフッ素系オリゴマーやシリコン樹脂を配合すると、またその配合量が増えるほど、形成されるコート層の水接触角が大きくなる。
本体の構造は、カートリッジが取り付けられるものであればよく、浄水器のタイプに応じて公知の構造を採用できる。
浄水器のタイプとしては、たとえば、蛇口直結型、ポット型、据置型等が挙げられる。いずれのタイプも、本体としては、カートリッジが着脱可能に取り付けられるカートリッジ装着口と、原水導入口と、浄水導出口とが設けられたものが汎用されている。
該本体は、上記の他、必要に応じて、原水をそのまま吐出させる原水吐出口、本体からの水の吐出形態を切り替える切り替え手段、カートリッジの交換時期等の情報を表示する表示装置等を備えてもよい。
蛇口直結型浄水器の本体は、蛇口が通常下向きのため、原水導入口が設けられる面が設置時に上側(上面)になり、浄水導出口が設けられた面が設置時に下側(下面)になることが多い。上面には蛇口等から水滴が落ちて水だまりが形成されやすく、また水だまりが水垢となって残ることが多い。コート層で上面全体を被覆することで、撥水性が向上し、水だまりが形成されにくくなる。また、付着した水垢が除去されやすくなる。
これにより、本体の上面に水だまりが形成されることを抑制でき、防汚性がさらに向上する。
このように傾斜した上面の例として、原水導入口が本体の上面の最も高い位置に設けられ、原水導入口の外縁部から離れるに従って低くなるように傾斜した例が挙げられる。
ポット型の場合、コート層は、ポット本体の外表面、蓋体の外表面のいずれに設けられてもよく、蓋体の外表面に設けられることが好ましい。
樹脂には、着色剤、耐候剤等の添加剤が配合されてもよい。
本体に取り付けられるカートリッジとしては、特に限定されず、浄水器のタイプに応じて公知のものを使用できる。一般的には、本体に取り付けられるハウジングと、ハウジングに収容された濾材とを備えるものが用いられている。濾材としては、たとえば中空糸膜等のフィルタ、活性炭等の吸着材、イオン交換樹脂、イオン交換繊維等が挙げられる。これらの濾材はいずれかを単独で用いても2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
カートリッジとしては、ハウジング内の上流側(原水流入側)に活性炭、その下流側に中空糸膜が配置されたものが好ましい。
蛇口直結型の場合、カートリッジの表面(ハウジングの表面)にコート層が設けられてもよい。
尚、以下において「部」及び「%」は夫々「質量部」及び「質量%」を示す。
実施例及び比較例における評価方法および評価基準は以下のとおりである。
JIS K 5600−5−4の引っかき硬度(鉛筆法)に準拠し、試料の表面(比較例1は基材の表面、実施例1〜5及び比較例2は樹脂積層体のコート層の表面。以下同様。)の鉛筆硬度を測定した。
(a)水に対する接触角:
試料の表面に、23℃、相対湿度50%の環境下において、純水0.2μLを1滴滴下し、携帯型接触角計(Fibro syetem ab社製、「PG−X」(商品名))を用いて、試料の表面上での水の接触角を測定した。その測定値から、下記の基準で撥水性を評価した。
○:接触角が85°以上。
△:接触角が80°以上85°未満。
×:接触角が80°未満。
純水の代わりにトリオレインを使用したこと以外は、水に対する接触角の測定と同様にして、試料の表面上でのトリオレインの接触角を測定した。その測定値から、下記の基準で撥油性を評価した。
○:接触角が50°以上。
△:接触角が30以上50未満。
×:接触角が30°未満。
油性インク(黒字)として「マイネーム」((株)サクラクレパス製、商品名)で、試料の表面上に線を書き、3分後に「キムタオル」(日本製紙クレシア(株)製、商品名)で拭き取り、その際の油性インクの拭き取れ具合を目視により観察し、以下の基準で防汚性を評価した。
◎:5回の拭取りで油性インクが完全に拭き取れる。
○:5回の拭取りでわずかに油性インクの線の跡が残る。
×:5回の拭取りで油性インクの一部又は全部が付着したままである。
スチールウールテスト:
#000スチールウール(日本スチールウール(株)、ボンスター(登録商標))を1cm2の円形パッドに装着し、往復式摩耗試験機台上に保持された試料の表面にこのパッドを置いて荷重1,000g下で50サイクル摩耗し、目視にて傷の有無を確認した。
上記の結果から、以下の基準で耐摩耗性を評価した。
◎:硬化被膜に傷が見られない。
○:硬化被膜に少し傷が見られる。
×:硬化被膜に傷がはっきり見られる。
紫外線硬化型塗料組成物として、表1に示す組成の塗料[A]を調製した。塗料[A]の調製は、表1に示す各成分をステンレス容器に計量し、約30分間全体が均一になるまで混合し、攪拌することにより行った。
次いで、基材(ABSで成型した蛇口直結型浄水器本体)の外表面に、塗料[A]を、コート層(塗料[A]の硬化膜)の膜厚が約15μmになるようにスプレー塗装し、塗膜を形成した。
スプレー塗装された基材を温風乾燥器に入れ、60℃で3分間乾燥して塗膜中の有機溶剤を揮発させた。
次いで、有機溶剤を揮発させた塗膜に、空気中で、80w/cmの高圧水銀灯を用い、照射距離20〜25cm、照射時間8〜10秒で紫外線を照射して塗膜を硬化させた。これにより、基材の外表面にコート層が積層された樹脂積層体を得た。このときの波長340〜380nmの積算光量は1,000mJ/cm2であった。
得られた樹脂積層体について上記の評価を行った。結果を表2に示す。
紫外線硬化型塗料組成物として、表1に示す組成の塗料[B]〜[E]を調製した。塗料[B]〜[E]の調製は、使用する成分の種類と配合比率を変更した以外は、塗料[A]の調製と同様の手順で行った。
次いで、塗料[A]の代わりに塗料[B]〜[E]を用いた以外は実施例1と同様にして、基材の外表面にコート層が積層された樹脂積層体を得た。
得られた樹脂積層体について上記の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1〜5で用いたのと同じ基材(ABSで成型した蛇口直結型浄水器本体)について、そのまま(前処理、塗装をせずに)上記の評価を行った。結果を表2に示す。
ラッカー系塗料であるアクリル樹脂塗料リペレS#1100(株式会社トウペ製)の100部と、シンナー(塗料用リペレSシンナー#530LA、株式会社トウペ社製)の100〜120部とを混合して塗料[F]を調製した。
次いで、基材(ABSで成型した蛇口直結型浄水器本体)の上側の外表面に、塗料[F]を、コート層の膜厚(乾燥後の膜厚)が約15μmになるようにスプレー塗装し、50℃で20分間乾燥した。これにより、基材の外表面にコート層が積層された樹脂積層体を得た。
得られた樹脂積層体について上記の評価を行った。結果を表2に示す。
DPHA:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬(株)製、商品名:KAYARAD DPHA)。
PETIA:ペンタエリスリトールトリテトラアクリレート(新中村化学工業(株)製、商品名:NKエステル A−TMM−3L)。
EA:エポキシアクリレート(ダイセルサイテック社製 商品名エベクリル600)。
THFA:テトラヒドロフルフリルアクリレート(大阪有機化学工業(株)製、商品名:ビスコート#150)。
HCPK:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・ジャパン(株)製、商品名:イルガーキュアー184)。
BYK−300:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン(ビックケミー・ジャパン(株)製、商品名:BYK−300)。
RS−75:フッ素系オリゴマー(DIC(株)製、商品名:メガファックRS−75)。
較例1に比べて、水に対する接触角が大きく、撥水性が向上した。撥水性の向上は、水垢等に対する防汚性の向上を示す。また、トリオレインに対する接触角も大きく、撥油性が向上した。また、防汚性評価でも、油性インクが良好に除去された。これらのことから、実施例1〜5の樹脂積層体が、優れた防汚性を有することが確認できた。さらに、実施例1〜5の樹脂積層体は耐摩耗性も良好であった。
一方、非紫外線硬化型塗料の塗料[F]を用いて基材表面にコート層を形成した比較例2は、比較例1に比べ、耐摩耗性は若干向上したが、トリオレインに対する接触角が比較例1と同等であり、撥油性は付与されなかった。また防汚性評価でも、油性インクが充分に除去されなかった。
Claims (5)
- 原水を濾過するカートリッジと、前記カートリッジが取り付けられる本体と、を備える浄水器であって、
前記本体の外表面の少なくとも一部に、紫外線硬化型塗料を塗装、硬化してなるコート層が形成されていることを特徴とする浄水器。 - 前記コート層の鉛筆硬度が2H以上である、請求項1に記載の浄水器。
- 前記コート層の水接触角が85°以上である、請求項1または2に記載の浄水器。
- 前記紫外線硬化型塗料が、アクリル系モノマーを15〜65質量%含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の浄水器。
- 前記紫外線硬化型塗料が、フッ素系オリゴマーおよびシリコン樹脂のいずれか一方または両方を含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の浄水器。
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