JP2014150017A - 防水コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】加工および組み付けが容易であって、板金加工で得られる平板をケースに使用可能な防水コネクタを提供すること。
【解決手段】ケース2内に配置される回路基板25に接続される防水コネクタ1は、ケース2が有する蓋パネル21に形成されたコネクタ取付孔210を介して一部がケース2外に突出するコネクタ本体10と、コネクタ本体10の外周に沿って蓋パネル21の表側に配置されるとともに、蓋パネル21にコネクタ本体10を組み付けるためのカバー部材3と、蓋パネル21の裏側に配置されるとともに、カバー部材3を蓋パネル21に係合させるバックプレート4と、を備えている。カバー部材3は、蓋パネル21との間に第1シール部材51を保持する保持部31と、コネクタ本体10との間に第2シール部材52を保持する保持溝35と、バックプレート4の裏側に接合されるカシメ突起32と、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】ケース2内に配置される回路基板25に接続される防水コネクタ1は、ケース2が有する蓋パネル21に形成されたコネクタ取付孔210を介して一部がケース2外に突出するコネクタ本体10と、コネクタ本体10の外周に沿って蓋パネル21の表側に配置されるとともに、蓋パネル21にコネクタ本体10を組み付けるためのカバー部材3と、蓋パネル21の裏側に配置されるとともに、カバー部材3を蓋パネル21に係合させるバックプレート4と、を備えている。カバー部材3は、蓋パネル21との間に第1シール部材51を保持する保持部31と、コネクタ本体10との間に第2シール部材52を保持する保持溝35と、バックプレート4の裏側に接合されるカシメ突起32と、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、防水構造を備える電気コネクタに関する。
従来、エンジンルームのように水のかかる場所に設けられる電気コネクタには、防水構造が採用されている。その防水コネクタは、典型的にはアルミニウム製であるケースに形成されるコネクタ取付用の孔を介して基板に接続されるとともに、その一部がケース外に突出している。そのコネクタとケースとの間の隙間を封止するために、環状のシール部材が設けられている。
防水コネクタでは、ケースとコネクタとの間をシール部材によって確実に封止できるように高い寸法精度が要求される。そこで、特許文献1では、ケースとコネクタとの間に、コネクタを包囲するカバー部材を介在させ、それら3つの部材間の公差によって寸法精度を緩和している。ケースとカバー部材との間、およびコネクタとカバー部材との間にはそれぞれシール部材が設けられ、カバー部材はボルトでケースに固定される。
一方、特許文献2では、合成樹脂製のケースを使用し、ケースのコネクタ取付孔の周縁から立ち上がる係止部に係止されるゴム製のグロメットにより、ケースとコネクタとの間を封止している。グロメットとコネクタを密着させるために、コネクタの外周に設けられる複数の鍔に、グロメットの内周に形成された複数のリップが噛み合わせられている。
防水コネクタでは、ケースとコネクタとの間をシール部材によって確実に封止できるように高い寸法精度が要求される。そこで、特許文献1では、ケースとコネクタとの間に、コネクタを包囲するカバー部材を介在させ、それら3つの部材間の公差によって寸法精度を緩和している。ケースとカバー部材との間、およびコネクタとカバー部材との間にはそれぞれシール部材が設けられ、カバー部材はボルトでケースに固定される。
一方、特許文献2では、合成樹脂製のケースを使用し、ケースのコネクタ取付孔の周縁から立ち上がる係止部に係止されるゴム製のグロメットにより、ケースとコネクタとの間を封止している。グロメットとコネクタを密着させるために、コネクタの外周に設けられる複数の鍔に、グロメットの内周に形成された複数のリップが噛み合わせられている。
特許文献1のようにカバー部材がケースにボルトで組み付けられる場合、ケースにボス座が必要となるので、ダイキャストにより、ボス座の部分が厚くなるようにケースが形成される。
しかし、ダイキャストは板金加工に比べて生産性が劣るため、ケースの製造コストが高くなる。
また、ボルト用の孔加工が許されない場合には、ボルトで組み付けることができない。
一方、特許文献2の構造では、ボルトを使用しないためケースにボス座を形成する必要はない。しかし、ケースの係止部、係止部に被せられるグロメットの外周部、グロメットのリップ、およびそれに噛み合わせられるコネクタの外周部が、複雑な形状および複雑な組付構造となるので、加工および組み付けが難しい。
しかし、ダイキャストは板金加工に比べて生産性が劣るため、ケースの製造コストが高くなる。
また、ボルト用の孔加工が許されない場合には、ボルトで組み付けることができない。
一方、特許文献2の構造では、ボルトを使用しないためケースにボス座を形成する必要はない。しかし、ケースの係止部、係止部に被せられるグロメットの外周部、グロメットのリップ、およびそれに噛み合わせられるコネクタの外周部が、複雑な形状および複雑な組付構造となるので、加工および組み付けが難しい。
本発明は、上記のような課題に基づいてなされたもので、加工および組み付けが容易であって、平板をケースに使用可能な防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明の防水コネクタは、ケース内に配置される回路基板に接続される防水コネクタであって、ケースが有する蓋パネルに形成されたコネクタ取付孔を介して一部がケース外に突出するコネクタ本体と、コネクタ本体の外周に沿って蓋パネルの表側に配置されるとともに、蓋パネルにコネクタ本体を組み付けるためのカバー部材と、蓋パネルの裏側に配置されるとともに、カバー部材を蓋パネルに係合させるバック部材と、を備え、カバー部材が、蓋パネルとの間に第1シール部材を保持する第1保持部と、コネクタ本体との間に第2シール部材を保持する第2保持部と、バック部材の裏側に接合される接合部と、を有することを特徴とする。
本発明において「接合」は、溶着または接着を意味する。
本発明において「接合」は、溶着または接着を意味する。
本発明では、カバー部材が、蓋パネルを間に挟んでバック部材と接合されることで、蓋パネルに係合されている。これにより、カバー部材およびバック部材が蓋パネルから離脱することなく、カバー部材、蓋パネル、およびバック部材が一体に組み付けられるので、カバー部材をケースに組み付けるのにボルトを使う必要がない。したがって、ボルトの締め代を作るためにケースの蓋をダイキャストにより形成することなく、板金加工により得られる安価な蓋パネルをケースに使用できるため、コストを低減できる。
また、ケースとコネクタとの間の防水および組み付けをグロメット単体で一挙に行う場合には部材の形状および構造が複雑となり、さらに手作業による組付けが必要となるのに対して、本発明では、カバー部材に保持される第1シール部材および第2シール部材が防水を担い、接合部によって蓋パネルと共に一体に組み付けられるカバー部材およびバック部材が組み付けを担う結果、自動機による組立が可能となるとともに、蓋パネル製造時にシール部材を蓋パネルに組み付けることも可能となる。したがって、本発明によれば加工および組み付けが容易となる。
また、ケースとコネクタとの間の防水および組み付けをグロメット単体で一挙に行う場合には部材の形状および構造が複雑となり、さらに手作業による組付けが必要となるのに対して、本発明では、カバー部材に保持される第1シール部材および第2シール部材が防水を担い、接合部によって蓋パネルと共に一体に組み付けられるカバー部材およびバック部材が組み付けを担う結果、自動機による組立が可能となるとともに、蓋パネル製造時にシール部材を蓋パネルに組み付けることも可能となる。したがって、本発明によれば加工および組み付けが容易となる。
その上、本発明では、カバー部材が蓋パネルに固定されておらず、カバー部材に保持される第1シール部材と、バック部材との間に蓋パネルを挟み込むことによってカバー部材を蓋パネルに係合させているので、コネクタ取付孔を形成する蓋パネルの内周縁とカバー部材との間に形成される隙間の範囲内で、蓋パネルに対するカバー部材の変位が許容されている。そのため、蓋パネルとコネクタ本体との間の公差が大きくても、両者間の位置ずれをカバー部材の変位により吸収できるので、組み付けを支障なく行える。
本発明の別の防水コネクタは、ケース内に配置される回路基板に接続される防水コネクタであって、
ケースが有する蓋パネルに形成されたコネクタ取付孔を介して一部がケース外に突出するコネクタ本体と、コネクタ本体の外周に沿って蓋パネルの表側に配置されるとともに、蓋パネルにコネクタ本体を組み付けるためのカバー部材と、を備え、カバー部材は、蓋パネルとの間に第1シール部材を保持する第1保持部と、コネクタ本体との間に第2シール部材を保持する第2保持部と、蓋パネルの裏側に接合される接合部と、を有することを特徴とする。
ケースが有する蓋パネルに形成されたコネクタ取付孔を介して一部がケース外に突出するコネクタ本体と、コネクタ本体の外周に沿って蓋パネルの表側に配置されるとともに、蓋パネルにコネクタ本体を組み付けるためのカバー部材と、を備え、カバー部材は、蓋パネルとの間に第1シール部材を保持する第1保持部と、コネクタ本体との間に第2シール部材を保持する第2保持部と、蓋パネルの裏側に接合される接合部と、を有することを特徴とする。
本発明においても、接合部の溶着や接着によってカバー部材が蓋パネルに係合されることで、カバー部材および蓋パネルが一体に組み付けられる。したがって、ボルトを用いることなく、板金加工により得られる安価な蓋パネルを使用できるとともに、部材の形状および構造を簡略にできるために、加工および組み付けを容易に行える。
本発明の防水コネクタにおけるカバー部材は、典型的には熱可塑性樹脂により形成される。したがって、接合部を接合する手段として、熱カシメを採用することができる。
本発明によれば、加工および組み付けが容易であって、板金加工で得られる平板をケースに使用可能な防水コネクタを提供することができる。
以下、添付図面に示す実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1および図2に示す本実施形態の防水コネクタ1は、電子機器のケース2に組み付けられている。
ケース2の蓋パネル21に形成される長円状のコネクタ取付孔210(図2)を介して、防水コネクタ1の後端側はケース2内に収容され、前端側はケース2外に突出している。
なお、防水コネクタ1において、図示しない相手コネクタと嵌合される側を前、コンタクト11が回路基板25と接続される側を後と定義する。
図1および図2に示す本実施形態の防水コネクタ1は、電子機器のケース2に組み付けられている。
ケース2の蓋パネル21に形成される長円状のコネクタ取付孔210(図2)を介して、防水コネクタ1の後端側はケース2内に収容され、前端側はケース2外に突出している。
なお、防水コネクタ1において、図示しない相手コネクタと嵌合される側を前、コンタクト11が回路基板25と接続される側を後と定義する。
[ケース]
ケース2は、一面が開口した箱状のケース本体20と、ケース本体20に組み付けられる平坦な蓋パネル21とを備えている。
ケース本体20は、その一部のみが図示されており、防水コネクタ1と電気的に接続される回路基板25を収容する。
蓋パネル21は、金属板、例えばアルミニウム合金板を板金加工して得られるものであり、厚み方向に貫通するコネクタ取付孔210が形成されている。コネクタ取付孔210を形成する蓋パネル21の内周縁には、前方に向けて立ち上がる環状の内周凸部210Aが板金加工により形成されている。
ケース2は、一面が開口した箱状のケース本体20と、ケース本体20に組み付けられる平坦な蓋パネル21とを備えている。
ケース本体20は、その一部のみが図示されており、防水コネクタ1と電気的に接続される回路基板25を収容する。
蓋パネル21は、金属板、例えばアルミニウム合金板を板金加工して得られるものであり、厚み方向に貫通するコネクタ取付孔210が形成されている。コネクタ取付孔210を形成する蓋パネル21の内周縁には、前方に向けて立ち上がる環状の内周凸部210Aが板金加工により形成されている。
[防水コネクタの構成要素]
防水コネクタ1は、コネクタ本体10と、コネクタ本体10を蓋パネル21に組み付けるためのカバー部材3と、カバー部材3を蓋パネル21に係合させるバックプレート4と、カバー部材3と蓋パネル21との間を封止する第1シール部材51と、コネクタ本体10とカバー部材3との間を封止する第2シール部材52とを備えている。防水コネクタ1は、第1シール部材51および第2シール部材52により、ケース2の内部に水が浸入するのを防止する。
防水コネクタ1は、コネクタ本体10と、コネクタ本体10を蓋パネル21に組み付けるためのカバー部材3と、カバー部材3を蓋パネル21に係合させるバックプレート4と、カバー部材3と蓋パネル21との間を封止する第1シール部材51と、コネクタ本体10とカバー部材3との間を封止する第2シール部材52とを備えている。防水コネクタ1は、第1シール部材51および第2シール部材52により、ケース2の内部に水が浸入するのを防止する。
[コネクタ本体]
コネクタ本体10は、回路基板25に接続される複数のオス型のコンタクト11と、コンタクト11を保持するハウジング12とを備えている。
ハウジング12は、絶縁性樹脂による射出成形品であり、相手コネクタを受容する受容部13と、受容部13よりも後方に位置し、コンタクト11を位置決めするタインプレート14と、ケース本体20の底部20Aに固定される複数の固定部17とを有している。
受容部13は、コンタクト11を保持する略板状のベース131と、ベース131から前方に向けて立ち上がるフード132とを有している。
ベース131は、フード132の外周から鍔(つば)状に突出し、平面視した外形が長円をなしている。ベース131の外周には、前方側の角部が面取りされることで斜面131A(図3(a))が形成されている。
フード132は、ベース131上に2つ設けられているが、フード132の数は任意である。
固定部17は、ボルト18により、回路基板25と共に底部20Aのボスに固定されている。
コネクタ本体10は、回路基板25に接続される複数のオス型のコンタクト11と、コンタクト11を保持するハウジング12とを備えている。
ハウジング12は、絶縁性樹脂による射出成形品であり、相手コネクタを受容する受容部13と、受容部13よりも後方に位置し、コンタクト11を位置決めするタインプレート14と、ケース本体20の底部20Aに固定される複数の固定部17とを有している。
受容部13は、コンタクト11を保持する略板状のベース131と、ベース131から前方に向けて立ち上がるフード132とを有している。
ベース131は、フード132の外周から鍔(つば)状に突出し、平面視した外形が長円をなしている。ベース131の外周には、前方側の角部が面取りされることで斜面131A(図3(a))が形成されている。
フード132は、ベース131上に2つ設けられているが、フード132の数は任意である。
固定部17は、ボルト18により、回路基板25と共に底部20Aのボスに固定されている。
[カバー部材]
以下、図3および図4をも参照し、カバー部材3およびバックプレート4の構成について説明する。
カバー部材3は、コネクタ本体10のベース131の外周を包囲する絶縁性の熱可塑性樹脂による射出成形品であり、蓋パネル21の表側に重ねられる。このカバー部材3は、長円をなす環状の部材とされている。
以下、図3および図4をも参照し、カバー部材3およびバックプレート4の構成について説明する。
カバー部材3は、コネクタ本体10のベース131の外周を包囲する絶縁性の熱可塑性樹脂による射出成形品であり、蓋パネル21の表側に重ねられる。このカバー部材3は、長円をなす環状の部材とされている。
カバー部材3は、以下に説明するように、保持部31と、複数のカシメ突起32と、複数の支持突起33と、収容溝34と、保持溝35とを有している。
カバー部材3の内周は、コネクタ取付孔210の内側に位置している。
保持部31、カシメ突起32、および支持突起33はいずれもカバー部材3の内周に位置している。
保持部31は、ベース131の外周との間に第2シール部材52を保持している。第2シール部材52は、相手コネクタのハウジングにより覆われる。
支持突起33は、各々、保持部31の後端側に設けられ、バックプレート4の表面に沿って径方向内側に向けて突出している。支持突起33は、第2シール部材52を支持するとともにバックプレート4を位置決めする。支持突起33の後端には、図3(b)に示すように、ベース131の斜面131Aに倣う斜面331が形成されている。
保持部31、カシメ突起32、および支持突起33はいずれもカバー部材3の内周に位置している。
保持部31は、ベース131の外周との間に第2シール部材52を保持している。第2シール部材52は、相手コネクタのハウジングにより覆われる。
支持突起33は、各々、保持部31の後端側に設けられ、バックプレート4の表面に沿って径方向内側に向けて突出している。支持突起33は、第2シール部材52を支持するとともにバックプレート4を位置決めする。支持突起33の後端には、図3(b)に示すように、ベース131の斜面131Aに倣う斜面331が形成されている。
カシメ突起32は、各々、カバー部材3の後端から後方に向けて突出し、周方向において等間隔に形成されている。カシメ突起32は、バックプレート4の裏側に溶着(熱カシメ)されている。
カシメ突起32は、図3(a)に示すように、軸部32Aと、軸部32Aの先端に形成されるロック部32Bとからなる。軸部32Aがバックプレート4を貫通し、バックプレート4の裏側にロック部32Bが露出している。カシメ突起32は当初は先端まで軸部32Aと径の等しい円柱をなしているが、加熱により溶融されることで、先端に径の大きいロック部32Bが形成される。
カシメ突起32は、図3(a)に示すように、軸部32Aと、軸部32Aの先端に形成されるロック部32Bとからなる。軸部32Aがバックプレート4を貫通し、バックプレート4の裏側にロック部32Bが露出している。カシメ突起32は当初は先端まで軸部32Aと径の等しい円柱をなしているが、加熱により溶融されることで、先端に径の大きいロック部32Bが形成される。
収容溝34は、カバー部材3の裏側3Aに開口する環状の溝であり、蓋パネル21の内周凸部210Aを収容している。収容溝34の内壁と内周凸部210Aとの間には、溝の幅方向(カバー部材3の径方向)に隙間Sが形成されている。
また、保持溝35は、収容溝34よりも外周側でカバー部材3の裏側3Aに開口する環状の溝であり、蓋パネル21との間に第1シール部材51を保持している。
また、保持溝35は、収容溝34よりも外周側でカバー部材3の裏側3Aに開口する環状の溝であり、蓋パネル21との間に第1シール部材51を保持している。
[バックプレート]
バックプレート4は、蓋パネル21の裏側に配置されており、カバー部材3を蓋パネル21に係合させる。このバックプレート4は、金属板、例えばアルミニウム合金板を板金加工することで形成されている。また、バックプレート4は、コネクタ取付孔210の周縁に沿って環状に形成されている。
バックプレート4には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔41が周方向において等間隔に形成されている。これらの貫通孔41の各々にカシメ突起32が挿入される。
バックプレート4は、蓋パネル21の裏側に配置されており、カバー部材3を蓋パネル21に係合させる。このバックプレート4は、金属板、例えばアルミニウム合金板を板金加工することで形成されている。また、バックプレート4は、コネクタ取付孔210の周縁に沿って環状に形成されている。
バックプレート4には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔41が周方向において等間隔に形成されている。これらの貫通孔41の各々にカシメ突起32が挿入される。
バックプレート4は、カバー部材3との間に蓋パネル21を挟んだ状態でカシメ突起32によってカバー部材3と接合される。カシメ突起32は、カバー部材3の裏側3Aの第1シール部材51を蓋パネル21に押し当てた状態でバックプレート4に対してカシメられる。それにより、カバー部材3が蓋パネル21に係合されている。
[組立手順]
以下、図5〜図7を参照して防水コネクタ1の組立手順を説明する。
はじめに、図5を参照して、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4の組み付けについて説明する。
図5(a)に示すように、蓋パネル21の表側にコネクタ取付孔210の周囲に沿ってカバー部材3を配置する。このとき、蓋パネル21の内周凸部210Aの内側にカシメ突起32が配置される。
そして、図5(b)に示すように、蓋パネル21の裏側にバックプレート4を配置して、貫通孔41にカシメ突起32を挿入する。次いで、バックプレート4の裏側に露出したカシメ突起32の先端を加熱、溶融するとともに、溶融した部分をバックプレート4に向けて押し付けながら冷却、硬化させる。こうしてバックプレート4の裏側にカシメ突起32が接合される。
そうすると、カバー部材3の裏側の第1シール部材51とバックプレート4との間に蓋パネル21が挟持されるので、カバー部材3およびバックプレート4が蓋パネル21から離脱することなく、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4が一体に組み付けられる。また、第1シール部材51によってカバー部材3と蓋パネル21との間が封止される。
以下、図5〜図7を参照して防水コネクタ1の組立手順を説明する。
はじめに、図5を参照して、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4の組み付けについて説明する。
図5(a)に示すように、蓋パネル21の表側にコネクタ取付孔210の周囲に沿ってカバー部材3を配置する。このとき、蓋パネル21の内周凸部210Aの内側にカシメ突起32が配置される。
そして、図5(b)に示すように、蓋パネル21の裏側にバックプレート4を配置して、貫通孔41にカシメ突起32を挿入する。次いで、バックプレート4の裏側に露出したカシメ突起32の先端を加熱、溶融するとともに、溶融した部分をバックプレート4に向けて押し付けながら冷却、硬化させる。こうしてバックプレート4の裏側にカシメ突起32が接合される。
そうすると、カバー部材3の裏側の第1シール部材51とバックプレート4との間に蓋パネル21が挟持されるので、カバー部材3およびバックプレート4が蓋パネル21から離脱することなく、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4が一体に組み付けられる。また、第1シール部材51によってカバー部材3と蓋パネル21との間が封止される。
一方で、コンタクト11を回路基板25にハンダで実装し、コネクタ本体10および回路基板25を図6(a)に示すようにケース本体20の底部20Aのボスにボルト18で固定する。
その後、図6(b)に示すように、蓋パネル21のコネクタ取付孔210にコネクタ本体10の前端側を通し、蓋パネル21を底部20Aに向けて押し込んでいく。
その後、図6(b)に示すように、蓋パネル21のコネクタ取付孔210にコネクタ本体10の前端側を通し、蓋パネル21を底部20Aに向けて押し込んでいく。
ここで、カバー部材3は蓋パネル21に固定されておらず、カバー部材3が保持する第1シール部材51とバックプレート4との間に蓋パネル21が挟まれているだけなので、カバー部材3は、蓋パネル21に対して蓋パネル21の平面方向に沿った変位が許容されている。そのため、コネクタ本体10とコネクタ取付孔210との相対位置がずれていても、その位置ずれが、カバー部材3が隙間Sの範囲内で変位することによって吸収される。
そのとき、図7(a)の拡大図である図3(b)に示すように、ベース131の斜面131Aと、これに突き当てられる支持突起33の斜面331とにより、カバー部材3を蓋パネル21に対して蓋パネル21の面方向に移動させ、コネクタ本体10に対する正規の組付位置まで案内する。その状態で蓋パネル21をコネクタ本体10の軸方向に押し込むと、第2シール部材52が全周に亘り均等に変形し、カバー部材3の内周とベース131の外周との間が確実に封止される。
そのとき、図7(a)の拡大図である図3(b)に示すように、ベース131の斜面131Aと、これに突き当てられる支持突起33の斜面331とにより、カバー部材3を蓋パネル21に対して蓋パネル21の面方向に移動させ、コネクタ本体10に対する正規の組付位置まで案内する。その状態で蓋パネル21をコネクタ本体10の軸方向に押し込むと、第2シール部材52が全周に亘り均等に変形し、カバー部材3の内周とベース131の外周との間が確実に封止される。
蓋パネル21を図7(b)に示す位置まで押し込んでケース本体20に組み付けると、防水コネクタ1の組立が完了する。
[効果]
以上説明した本実施形態では、カバー部材3が、蓋パネル21を間に挟んでバックプレート4と接合されることで、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4が一体に組み付けられるので、カバー部材3を蓋パネル21に組み付けるのにボルトを使わない。したがって、ボルトの締め代を作るためにケース2の蓋をダイキャストにより形成することなく、板金加工により得られる安価な蓋パネル21をケース2に使用可能となるため、製造コストを低減できる。
ここで、本実施形態では、ケース2とコネクタ本体10との間の防水および組み付けを単一の部材で行うのではなく、防水は、カバー部材3に保持される第1シール部材51および第2シール部材52が受け持ち、組み付けは、カシメ突起32によって蓋パネル21と共に一体に組み付けられるカバー部材3およびバックプレート4が受け持っている。ゆえに自動機による組立が可能となるとともに、蓋パネル21の製造時にシール部材を蓋パネル21に組み付けることも可能となるので、加工および組み付けが容易となる。
また、グロメットがケース外にむき出しであるのに対して、第1シール部材51はカバー部材3により覆われ、第2シール部材52は相手コネクタのハウジングにより覆われるので、シール部材51,52を触って傷つけたり、高圧洗浄によって破損させることなく、防水性を確保できる。
以上説明した本実施形態では、カバー部材3が、蓋パネル21を間に挟んでバックプレート4と接合されることで、カバー部材3、蓋パネル21、およびバックプレート4が一体に組み付けられるので、カバー部材3を蓋パネル21に組み付けるのにボルトを使わない。したがって、ボルトの締め代を作るためにケース2の蓋をダイキャストにより形成することなく、板金加工により得られる安価な蓋パネル21をケース2に使用可能となるため、製造コストを低減できる。
ここで、本実施形態では、ケース2とコネクタ本体10との間の防水および組み付けを単一の部材で行うのではなく、防水は、カバー部材3に保持される第1シール部材51および第2シール部材52が受け持ち、組み付けは、カシメ突起32によって蓋パネル21と共に一体に組み付けられるカバー部材3およびバックプレート4が受け持っている。ゆえに自動機による組立が可能となるとともに、蓋パネル21の製造時にシール部材を蓋パネル21に組み付けることも可能となるので、加工および組み付けが容易となる。
また、グロメットがケース外にむき出しであるのに対して、第1シール部材51はカバー部材3により覆われ、第2シール部材52は相手コネクタのハウジングにより覆われるので、シール部材51,52を触って傷つけたり、高圧洗浄によって破損させることなく、防水性を確保できる。
さらに、本実施形態では、組み付け時に、第1シール部材51および第2シール部材52を蓋パネル21やコネクタ本体10に保持させるのではなく、カバー部材3に保持させているので、実装工程における搬送時にシール部材を傷つけたり、ハンダ付け時の加熱によってシール部材を劣化させるおそれがない点でも、防水性を確保できる。
またさらに、本実施形態では、コネクタ本体10と蓋パネル21との間にカバー部材3が介在することにより、組立時や配線時などにコネクタ本体10に過大な荷重が加えられることによる破損および防水性の低下を避けられる。コネクタ本体10がねじれたり傾いたり、コネクタ本体10に対してあらゆる向きに荷重が加わる可能性があるが、その荷重がカバー部材3や、第1シール部材51および第2シール部材52に分散される。これにより、回路基板25やケース2が破損するのを避けられるとともに、シール部材の過度な変形による防水性低下を避けられる。
そして、本実施形態によれば、蓋パネル21に先にカバー部材3を組み付けておくことができるため、防水コネクタ1の最終組立ラインの工数を削減でき、コストダウンできる。
そして、本実施形態によれば、蓋パネル21に先にカバー部材3を組み付けておくことができるため、防水コネクタ1の最終組立ラインの工数を削減でき、コストダウンできる。
しかも、本実施形態では、カバー部材3が保持する第1シール部材51とバックプレート4との間に蓋パネル21を挟み込む構造により、カバー部材3を蓋パネル21に対して面方向の変位が可能に組み付けているので、蓋パネル21とコネクタ本体10との間の組付公差が大きくても、その位置ずれを吸収して組み付けを支障なく行える。
次に、本発明の変形例を示す。
図8および図9は、バックプレート4を用いずに、カバー部材3を蓋パネル21に接合する例を示す。上記実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
この例では、図8および図9(a)に示すように、収容溝34と保持溝35との間に複数のカシメ突起32が形成されている。これらのカシメ突起32は、蓋パネル21を厚み方向に貫通する複数の貫通孔211の各々に挿入されている。貫通孔211は、図9(b)に示すように、コネクタ取付孔210の周囲に沿って並んでいる。
図8および図9は、バックプレート4を用いずに、カバー部材3を蓋パネル21に接合する例を示す。上記実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
この例では、図8および図9(a)に示すように、収容溝34と保持溝35との間に複数のカシメ突起32が形成されている。これらのカシメ突起32は、蓋パネル21を厚み方向に貫通する複数の貫通孔211の各々に挿入されている。貫通孔211は、図9(b)に示すように、コネクタ取付孔210の周囲に沿って並んでいる。
カシメ突起32が蓋パネル21の裏側に対して熱カシメされると、カバー部材3が蓋パネル21に接合される。
本例では、カバー部材3のカシメ突起32が蓋パネル21に固定されるため、蓋パネル21に対するカバー部材3の面方向変位は許容されないが、上記実施形態と同様の効果が得られる。
本例では、カバー部材3のカシメ突起32が蓋パネル21に固定されるため、蓋パネル21に対するカバー部材3の面方向変位は許容されないが、上記実施形態と同様の効果が得られる。
以上で述べた以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
カバー部材3の接合部は、上記ではカシメ突起32であり、熱カシメによって接合部がバックプレート4あるいは蓋パネル21に溶着されるが、本発明における接合部は、接着剤を用いてバックプレート4あるいは蓋パネル21に接着することもできる。
また、コネクタ取付孔210を形成する蓋パネル21の内周縁には、内周凸部210Aの形成を省略できる。その場合も、図10(a)に示すように、コネクタ取付孔210をなす蓋パネル21の内周縁212とカシメ突起32との間の隙間Sにより、蓋パネル21に対するカバー部材3の面方向変位が許容されるので、上述と同様の効果が得られる。
カバー部材3の接合部は、上記ではカシメ突起32であり、熱カシメによって接合部がバックプレート4あるいは蓋パネル21に溶着されるが、本発明における接合部は、接着剤を用いてバックプレート4あるいは蓋パネル21に接着することもできる。
また、コネクタ取付孔210を形成する蓋パネル21の内周縁には、内周凸部210Aの形成を省略できる。その場合も、図10(a)に示すように、コネクタ取付孔210をなす蓋パネル21の内周縁212とカシメ突起32との間の隙間Sにより、蓋パネル21に対するカバー部材3の面方向変位が許容されるので、上述と同様の効果が得られる。
本発明は、バックプレート4または蓋パネル21に形成された貫通孔に接合部が挿入される形態には限定されない。
例えば、図10(b)に示すように、バックプレート4に貫通孔41を形成することなく、カシメ突起32をバックプレート4の孔を介してバックプレート4の裏側に向けて突出させ、その先端をバックプレート4の内周縁42に熱カシメにより接合することができる。
なお、図示を省略するが、バックプレート4を用いない場合でも(図8および図9参照)、蓋パネル21に貫通孔211を形成することなく、コネクタ取付孔210を介してカシメ突起32を蓋パネル21の裏側に向けて突出させ、その先端を蓋パネル21の裏面側に熱カシメにより接合することができる。
例えば、図10(b)に示すように、バックプレート4に貫通孔41を形成することなく、カシメ突起32をバックプレート4の孔を介してバックプレート4の裏側に向けて突出させ、その先端をバックプレート4の内周縁42に熱カシメにより接合することができる。
なお、図示を省略するが、バックプレート4を用いない場合でも(図8および図9参照)、蓋パネル21に貫通孔211を形成することなく、コネクタ取付孔210を介してカシメ突起32を蓋パネル21の裏側に向けて突出させ、その先端を蓋パネル21の裏面側に熱カシメにより接合することができる。
1 防水コネクタ
2 ケース
3 カバー部材
3A 裏側
4 バックプレート(バック部材)
10 コネクタ本体
11 コンタクト
12 ハウジング
13 受容部
14 タインプレート
17 固定部
18 ボルト
20 ケース本体
20A 底部
21 蓋パネル
25 回路基板
31 保持部(第1保持部)
32 カシメ突起(接合部)
33 支持突起
34 収容溝
35 保持溝(第2保持部)
41 貫通孔
42 内周縁
51 第1シール部材
52 第2シール部材
131 ベース
131A 斜面
132 フード
210 コネクタ取付孔
210A 内周凸部
211 貫通孔
331 斜面
S 隙間
2 ケース
3 カバー部材
3A 裏側
4 バックプレート(バック部材)
10 コネクタ本体
11 コンタクト
12 ハウジング
13 受容部
14 タインプレート
17 固定部
18 ボルト
20 ケース本体
20A 底部
21 蓋パネル
25 回路基板
31 保持部(第1保持部)
32 カシメ突起(接合部)
33 支持突起
34 収容溝
35 保持溝(第2保持部)
41 貫通孔
42 内周縁
51 第1シール部材
52 第2シール部材
131 ベース
131A 斜面
132 フード
210 コネクタ取付孔
210A 内周凸部
211 貫通孔
331 斜面
S 隙間
Claims (4)
- ケース内に配置される回路基板に接続される防水コネクタであって、
前記ケースが有する蓋パネルに形成されたコネクタ取付孔を介して一部が前記ケース外に突出するコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の外周に沿って前記蓋パネルの表側に配置されるとともに、前記蓋パネルに前記コネクタ本体を組み付けるためのカバー部材と、
前記蓋パネルの裏側に配置されるとともに、前記カバー部材を前記蓋パネルに係合させるバック部材と、を備え、
前記カバー部材は、
前記蓋パネルとの間に第1シール部材を保持する第1保持部と、
前記コネクタ本体との間に第2シール部材を保持する第2保持部と、
前記バック部材の裏側に接合される接合部と、を有する、
ことを特徴とする防水コネクタ。 - 前記コネクタ取付孔を形成する前記蓋パネルの内周縁と前記カバー部材との間には、前記蓋パネルに対して前記カバー部材を変位可能とする隙間が形成されている、
請求項1に記載の防水コネクタ。 - ケース内に配置される回路基板に接続される防水コネクタであって、
前記ケースが有する蓋パネルに形成されたコネクタ取付孔を介して一部が前記ケース外に突出するコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の外周に沿って前記蓋パネルの表側に配置されるとともに、前記蓋パネルに前記コネクタ本体を組み付けるためのカバー部材と、を備え、
前記カバー部材は、
前記蓋パネルとの間に第1シール部材を保持する第1保持部と、
前記コネクタ本体との間に第2シール部材を保持する第2保持部と、
前記蓋パネルの裏側に接合される接合部と、を有する、
ことを特徴とする防水コネクタ。 - 前記カバー部材は、熱可塑性樹脂を用いて形成され、
前記接合部を接合する手段は、熱カシメとされる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の防水コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013019211A JP2014150017A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013019211A JP2014150017A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 防水コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014150017A true JP2014150017A (ja) | 2014-08-21 |
Family
ID=51572825
Family Applications (1)
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JP2013019211A Pending JP2014150017A (ja) | 2013-02-04 | 2013-02-04 | 防水コネクタ |
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JP (1) | JP2014150017A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016042986A1 (ja) * | 2014-09-16 | 2016-03-24 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
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-
2013
- 2013-02-04 JP JP2013019211A patent/JP2014150017A/ja active Pending
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