JP2007128715A - コネクタとケースとの防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタとケースとの位置ずれを吸収して両者間の確実な防水をなすことができる防水構造を提供する。
【解決手段】回路基板2に実装されるコネクタ3と、前記コネクタ3を露呈させるコネクタ取付孔41を有して前記回路基板2を収容したケース4と、の防水構造1は、防水性を有する弾性材料からなり、前記コネクタ3のハウジング31の外周に密着する内側筒状部51と、前記内側筒状部51の外側にあって該内側筒状部51に連設されている外側筒状部52と、を有するグロメット5を備え、前記外側筒状部52が、前記コネクタ取付孔41の開口縁部に被せられ、該開口縁部に締め付け固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に実装されるコネクタと、コネクタを露呈させるコネクタ取付孔を有して回路基板を収容したケースと、の防水構造に関する。
従来のコネクタとケースとの防水構造を図4に示す(例えば、特許文献1参照)。
図4に示すように、コネクタ101は、そのハウジング102の外周面に張り出して設けられたフランジ103をケース104に形成されたコネクタ取付孔105の開口縁部に押し付けた状態にてケース104に取り付けられており、コネクタ101とケース104との間の防水は、コネクタ101のフランジ103とケース104のコネクタ取付孔105の開口縁部との間に挟まれた防水リング106によりなされている。
特開平11−339880号公報
ところで、図4に示すコネクタ101は、その端子107の基端部をケース104内に収容されている回路基板(不図示)に接続されて該回路基板に実装され、そして、この回路基板はケース104に組み付けられる。ここで、コネクタ101の回路基板への実装および回路基板のケース104への組み付けにおいて、例えば取り付け角度のずれ、等の多少の誤差が生じる場合がある。それにより、ケース104のコネクタ取付孔105においてコネクタ101が適正な姿勢から傾斜し、コネクタ101のフランジ103とケース104のコネクタ取付孔105の開口縁部との間に隙間が生る可能性がある。仮に、防水リング106を、例えばアウトサート成形等により、コネクタ101またはケース104のいずれかの部材と一体成形した場合にも、他方の部材との間に隙間が生じる可能性があり、この隙間から浸水する虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタとケースとの位置ずれを吸収して両者間の確実な防水をなすことができる防水構造を提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(6)の防水構造により達成される。
(1)回路基板に実装されるコネクタと、前記コネクタを露呈させるコネクタ取付孔を有して前記回路基板を収容したケースと、の防水構造であって、防水性を有する弾性材料からなり、前記コネクタのハウジングに密着する内側筒状部と、前記内側筒状部の外側にあって該内側筒状部に連設されている外側筒状部と、を有するグロメットを備え、前記外側筒状部が、前記コネクタ取付孔の開口縁部に被せられ、該開口縁部に締め付け固定されていることを特徴とするコネクタとケースとの防水構造。
(2)前記コネクタ取付孔の前記開口縁部には、前記内側筒状部と前記外側筒状部との間に進入する環状凸部が設けられており、前記外側筒状部が、前記環状凸部に外嵌して該環状凸部に締め付け固定されていることを特徴とする(1)に記載のコネクタとケースとの防水構造。
(3)前記環状凸部の外周面には、環状溝が凹設されており、前記外側筒状部が、前記環状凸部の前記環状溝に重なる周上を締め付け固定されていることを特徴とする(2)に記載のコネクタとケースとの防水構造。
(4)前記外側筒状部の軸方向の一端部が、前記環状凸部の基端に連続する前記ケースの外面に沿って放射状に外向きに広げられた後に前記ケースの外面に密着するように内向きに折りこまれていることを特徴とする(2)または(3)に記載のコネクタとケースとの防水構造。
(5)前記ハウジングには、その外周面から外向きに張り出した鍔状部が設けられており、前記内側筒状部が、前記鍔状部をその厚み方向に挟む一組の第1の環状リップを有して該鍔状部の外周縁の表裏面に密着していることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載のコネクタとケースとの防水構造。
(6)前記鍔状部の外周面には、少なくとも1条の環状溝が凹設されており、前記内側筒状部には、前記鍔状部の前記環状溝内にそれぞれ挟入される第2の環状リップが設けられていることを特徴とする(5)に記載のコネクタとケースとの防水構造。
上記(1)の防水構造によれば、コネクタとケースとの間の防水をなすグロメットは、内側筒状部と、この内側筒状部の外側にあって該内側筒状部に連設されている外側筒状部と、を有しており、内側筒状部がコネクタのハウジングに密着し、他方、外側筒状部がコネクタ取付孔の開口縁部に被せられて該開口縁部に締め付け固定されている。仮に、コネクタの回路基板への実装および回路基板のケースへの組み付けにおいて多少の誤差が生じ、それによりケースのコネクタ取付孔においてコネクタが適正な姿勢から傾斜した場合にも、グロメットの内側筒状部と外側筒状部とを連結している連結部分が適宜弾性変形してコネクタの傾斜は吸収され、コネクタとケースとの間に隙間が生じることがなく、よって、コネクタとケースとの間を確実に防水することができる。
上記(2)の防水構造によれば、ケースのコネクタ取付孔の開口縁部にグロメットの内側筒状部と外側筒状部との間に進入する環状凸部が設けられ、この環状凸部にグロメットの外側筒状部が外嵌しており、グロメットの外側筒状部の環状凸部への締め付け固定を容易とすることができる。
上記(3)の防水構造によれば、ケースのコネクタ取付孔の開口縁部に設けられた環状凸部の外周面に環状溝が凹設されており、グロメットの外側筒状部が、この環状溝に重なる周上を締め付け固定されている。よって、環状凸部に締め付け固定されたグロメットの外側筒状部は、その一部を環状溝に食い込ませることとなり、これにより、グロメットをより強固にケースに固定することができると共に、ケースとグロメットとの間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタとケースとの間をより確実に防水することができる。
上記(4)の防水構造によれば、グロメットの外側筒状部の軸方向の一端部が、環状凸部の基端に連続するケースの外面に沿って放射状に外向きに広げられた後に内向きに折りこまれてケースの外面に密着されており、グロメットを形成する材料の弾性力を利用して、この内向きに折り込まれた部分とケースの外面との密着性を高めることができ、コネクタとケースとの間をより確実に防水することができる。
上記(5)の防水構造によれば、グロメットの内側筒状部が、コネクタのハウジングの外周面から外向きに張り出した鍔状部を一組の第1の環状リップで厚み方向に挟み、この鍔状部の外周縁の表裏面に密着しており、コネクタとグロメットとの間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタとケースとの間をより確実に防水することができる。
上記(6)の防水構造によれば、コネクタのハウジングの鍔状部に少なくとも1条の環状溝が凹設され、この環状溝内にそれぞれ挟入される第2の環状リップがグロメットの内側筒状部に設けられており、これら環状溝および第2の環状リップによって、コネクタとグロメットとの間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタとケースとの間を一層確実に防水することができる。
本発明に係る防水構造によれば、コネクタとケースとの位置ずれを吸収して両者間を確実に防水することができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る防水構造の一実施形態の断面図、図2は図1に示す防水構造のグロメットの平面図、図3は図2におけるIII-III矢視断面図である。
図1に示すように、本実施形態の防水構造1は、回路基板2に実装されるコネクタ3と、コネクタ3を露呈させるコネクタ取付孔41を有して回路基板2を収容したケース4と、の防水構造である。
コネクタ3は、例えば合成樹脂製であって、全体として略直方体状をなすハウジング31を有している。このハウジング31には、複数の端子36を所定の並びに整列させ、これら端子36の中間部分を保持する基部32と、これら端子36の先端部分を取り囲んで保護し、相手側コネクタ(不図示)に嵌合されるフード部33と、が設けられている。
ハウジング31の基部32には、その外周面から放射状に外向きに張り出した鍔状部34が延設されている。そして、鍔状部34の外周面には、該鍔状部34の厚み方向の中央部を一周する1条の環状溝35が凹設されている。換言すれば、鍔状部34は、2枚の枠状板が、その厚み方向に所定の間隔をおいて互いに平行に配置されて構成されているといえる。
ケース4は、例えば合成樹脂製であって、箱状に形成され、電気機器の外殻を構成している。ケース4の一側壁には、コネクタ3が取り付けられるコネクタ取付孔41が穿設されており、このコネクタ取付孔41は、コネクタ3の鍔状部34を収容可能に鍔状部34よりも大きく形成されている。
ケース4の外側面に表れるコネクタ取付孔41の開口縁部には、ケース4の外側面に垂直に突出する環状凸部42が設けられており、環状凸部42の外周面には、該環状凸部42の突出方向の中央部を一周する環状溝43が凹設されている。
コネクタ3は、基部32から突出している複数の端子36をコネクタ取付孔41を通してケース4の内部に進入させ、基部32および鍔状部34をコネクタ取付孔41内に収容され、そして、フード部33をケース4の外部に露呈させている。
回路基板2には、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターンを施した硬質の回路基板であって、コネクタ取付孔41を通してケース4の内部に進入したコネクタ3の複数の端子36が配線パターンに半田付け等の適宜な手段により接続され、それにより、コネクタ3は回路基板2に実装されている。そして、コネクタ3が実装された回路基板2は、ねじ留め等の適宜な手段によりケース4に組み付けられている。
ここで、コネクタ3の回路基板2への実装および回路基板2のケース4への組み付けにおいて、例えば取り付け角度のずれ等の多少の誤差が生じる場合がある。その場合、図1に示すように、ケース4のコネクタ取付孔41においてコネクタ3が適正な姿勢から傾斜して、即ち、ケース4の外側面に垂直な状態から傾斜して配置されてしまう。
このように配置されたコネクタ3とケース4との間の防水はグロメット5によりなされている。グロメット5は、例えばゴム等の防水性を有する弾性材料からなり、内側筒状部51と、内側筒状部51の外側にあって該内側筒状部51に連設されている外側筒状部52と、を有している。
グロメット5の内側筒状部51は、ケース4のコネクタ取付孔41内に収容されているコネクタ3の鍔状部34の外形形状に対応して形成されて該鍔状部34に外嵌し、軸方向の一方の端縁をコネクタ取付孔41の外に露呈させて該コネクタ取付孔41内に収容されている。この内側筒状部51の内周面には、鍔状部34をその厚み方向に挟む一組の第1の環状リップ53が突設されており、これら第1の環状リップ53は鍔状部34の該鍔状部の外周縁の表裏面に密着している。
さらに、内側筒状部51の内周面には、一組の第1の環状リップ53の間にあって、鍔状部34に設けられた環状溝35に挟入される第2の環状リップ54が突設されており、第2の環状リップ54は環状溝35を画成している鍔状部34の内面に密着している。
グロメット5の外側筒状部52は、ケース4のコネクタ取付孔41の外に露呈した内側筒状部51の端縁から環状の連結部55を介して連設されて内側筒状部51の外側に配置されており、コネクタ取付孔41の開口縁部の環状凸部42を内側筒状部51との間に収容しながら環状凸部42に外嵌して被せられている。
コネクタ取付孔41の開口縁部の環状凸部42に被せられた外側筒状部52は、環状凸部42の外周面に凹設された環状溝43に重なる周上をゴムパッキン等の締め付け体6で外側から締め付けられ、それにより環状凸部42に固定されている。
そして、外側筒状部52は、連結部55と接続している軸方向の端縁とは他方の端部52aを、コネクタ取付孔41の開口縁部の環状凸部42の基端に連続するケース4の外側面に沿って放射状に外向きに広げられた後に内向きに折りこまれており、この内向きに折り込まれた部分がケース4の外側面に密着している。尚、内向きに折り込まれた部分がその弾性力により復元しないよう、この内向きに折り込まれた部分をケース4は外側面に接着されるか、あるいは、締め付け体6とケース4との間で挟持される。
このように構成されたグロメット5は、内側筒状部51の第1および第2の環状リップ53,54で鍔状部34に密着してコネクタ3を保持し、外側筒状部52で環状凸部42に密着してケース4に固定されており、内側筒状部51と外側筒状部52とは弾性の連結部55により連結されている。
そこで、ケース4のコネクタ取付孔41においてコネクタ3が適正な姿勢から傾斜して配置されていても、連結部55が適宜弾性変形し、内側筒状部51の第1および第2の環状リップ53,54と鍔状部34との密着状態、および外側筒状部52と環状凸部42との密着状態が維持され、コネクタ3とケース4との間に防水がなされる。
以上説明したように、本実施形態の防水構造1によれば、コネクタ3とケース4との間の防水をなすグロメット5は、内側筒状部51と、この内側筒状部51の外側にあって該内側筒状部51に連設されている外側筒状部52と、を有しており、内側筒状部51がコネクタ3のハウジング31の外周に密着し、他方、外側筒状部52がコネクタ取付孔41の開口縁部に被せられて該開口縁部に締め付け固定されている。仮に、コネクタ3の回路基板2への実装および回路基板2のケース4への組み付けにおいて多少の誤差が生じ、それによりケース4のコネクタ取付孔41においてコネクタ3が適正な姿勢から傾斜した場合にも、グロメット5の内側筒状部51と外側筒状部52とを連結している連結部55が適宜弾性変形してコネクタ3の傾斜は吸収され、コネクタ3とケース4との間に隙間が生じることがなく、よって、コネクタ3とケース4との間を確実に防水することができる。
また、本実施形態の防水構造1によれば、ケース4のコネクタ取付孔41の開口縁部にグロメット5の内側筒状部51と外側筒状部52との間に進入する環状凸部42が設けられ、この環状凸部42にグロメット5の外側筒状部52が外嵌しており、グロメット5の外側筒状部52の環状凸部42への締め付け固定を容易とすることができる。
また、本実施形態の防水構造1によれば、ケース4のコネクタ取付孔41の開口縁部に設けられた環状凸部42の外周面に環状溝43が凹設されており、グロメット5の外側筒状部52が、この環状溝43に重なる周上を締め付け固定されている。よって、環状凸部42に締め付け固定されたグロメット5の外側筒状部52は、その一部を環状溝43に食い込ませることとなり、これにより、グロメット5をより強固にケース4に固定することができると共に、ケース4とグロメット5との間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタ3とケース4との間をより確実に防水することができる。
また、本実施形態の防水構造1によれば、グロメット5の外側筒状部52の軸方向の一端部52aが、環状凸部42の基端に連続するケース4の外側面に沿って放射状に外向きに広げられた後に内向きに折りこまれてケース4の外面に密着されており、グロメット5を形成する材料の弾性力を利用して、この内向きに折り込まれた部分とケース4の外側面との密着性を高めることができ、コネクタ3とケース4との間をより確実に防水することができる。
また、本実施形態の防水構造1によれば、グロメット5の内側筒状部51が、コネクタ3のハウジング31の外周面から外向きに張り出した鍔状部34を一組の第1の環状リップ53で厚み方向に挟み、この鍔状部34の外周縁の表裏面に密着しており、コネクタ3とグロメット5との間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタ3とケース4との間をより確実に防水することができる。
また、本実施形態の防水構造1によれば、コネクタ3のハウジング31の鍔状部34に少なくとも1条の環状溝35が凹設され、この環状溝35内にそれぞれ挟入される第2の環状リップ54がグロメット5の内側筒状部51に設けられており、これら環状溝35および第2の環状リップ54によって、コネクタ3とグロメット5との間の浸水経路が複雑なものとなり、コネクタ3とケース4との間を一層確実に防水することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、
本発明に係る防水構造の一実施形態の断面図である。 図1に示す防水構造のグロメットの平面図である。 図2におけるIII-III矢視断面図である。 従来の防水構造の断面図である。
符号の説明
1 防水構造
2 回路基板
3 コネクタ
4 ケース
5 グロメット
6 締め付け体
31 ハウジング
34 鍔状部
35 環状溝
41 コネクタ取付孔
42 環状凸部
43 環状溝
51 内側筒状部
52 外側筒状部
53 第1の環状リップ
54 第2の環状リップ

Claims (6)

  1. 回路基板に実装されるコネクタと、前記コネクタを露呈させるコネクタ取付孔を有して前記回路基板を収容したケースと、の防水構造であって、
    防水性を有する弾性材料からなり、前記コネクタのハウジングに密着する内側筒状部と、前記内側筒状部の外側にあって該内側筒状部に連設されている外側筒状部と、を有するグロメットを備え、
    前記外側筒状部が、前記コネクタ取付孔の開口縁部に被せられ、該開口縁部に締め付け固定されていることを特徴とするコネクタとケースとの防水構造。
  2. 前記コネクタ取付孔の前記開口縁部には、前記内側筒状部と前記外側筒状部との間に進入する環状凸部が設けられており、
    前記外側筒状部が、前記環状凸部に外嵌して該環状凸部に締め付け固定されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタとケースとの防水構造。
  3. 前記環状凸部の外周面には、環状溝が凹設されており、
    前記外側筒状部が、前記環状凸部の前記環状溝に重なる周上を締め付け固定されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタとケースとの防水構造。
  4. 前記外側筒状部の軸方向の一端部が、前記環状凸部の基端に連続する前記ケースの外面に沿って放射状に外向きに広げられた後に前記ケースの外面に密着するように内向きに折りこまれていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコネクタとケースとの防水構造。
  5. 前記ハウジングには、その外周面から外向きに張り出した鍔状部が設けられており、
    前記内側筒状部が、前記鍔状部をその厚み方向に挟む一組の第1の環状リップを有して該鍔状部の外周縁の表裏面に密着していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコネクタとケースとの防水構造。
  6. 前記鍔状部の外周面には、少なくとも1条の環状溝が凹設されており、
    前記内側筒状部には、前記鍔状部の前記環状溝内にそれぞれ挟入される第2の環状リップが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のコネクタとケースとの防水構造。
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