JP2014149792A - シミュレーション結果処理方法、及び、その処理手順を記憶した記録媒体 - Google Patents

シミュレーション結果処理方法、及び、その処理手順を記憶した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】解析モデルの任意の位置での物理量を容易に求めることができる。
【解決手段】シミュレーション結果処理方法である。このシミュレーション結果処理方法では、解析対象物3を有限個の要素Fでモデル化した解析モデル11を入力するステップS1、解析モデル11を用いて、予め定められた物理量の計算を行うステップS3、解析モデル11の物理量を、解析モデル11の要素Fに関連付けて、色情報で可視化した可視情報21を出力するステップS5、可視情報21の少なくとも一部を画像データ23として記憶するステップS6、画像データ23を構成する少なくとも一部の画素24について、位置、及び、色に関する情報を記憶するステップS7、並びに、各画素24の位置、及び、色に関する情報に基づいて、可視情報21の二次情報26を作成する加工ステップS9を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、解析モデルの任意の位置での物理量を容易に求めることができるシミュレーション結果処理方法、及び、及びその処理手順を記憶した記録媒体に関する。
近年、解析対象物の物理量を、コンピュータを用いて計算するためのシミュレーション方法が提案されている。このようなシミュレーション方法では、解析対象物を有限個の要素でモデル化した解析モデルを、コンピュータに入力するステップが行われる。次に、コンピュータが、解析モデルを用いて、予め定められた物理量の計算を行うステップが行われる。そして、コンピュータが、計算された物理量を出力するステップが行われる。関連する技術としては、次のものがある。
特開2005−271661号公報
解析モデルの物理量は、例えば、各要素の節点毎に計算される。このため、節点を除く任意の位置での物理量を計算するには、各節点の物理量を用いて複雑な補間計算を行う必要があるという問題があった。
また、計算された物理量を色情報で可視化したコンター図を出力して、任意の位置での物理量を評価することも考えられる。このコンター図では、節点のない位置の物理量が補間されて描写される。
しかしながら、コンター図を単に用いて評価するには、オペレータが、色情報と物理量との対応を示すカラーバー、及び、任意の位置での色情報を見比べて、該位置での物理量を取得する必要があるため、熟練を要するという問題もあった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、解析モデルの任意の位置での物理量を容易に求めることができるシミュレーション結果処理方法、及び、その処理手順を記憶した記録媒体を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、コンピュータに、解析対象物を有限個の要素でモデル化した解析モデルを入力するステップ、前記コンピュータが、前記解析モデルを用いて、予め定められた物理量の計算を行うステップ、前記コンピュータが、前記解析モデルの前記物理量を、前記解析モデルの前記要素に関連付けて、色情報で可視化した可視情報を出力するステップ、前記コンピュータに、前記可視情報の少なくとも一部を画像データとして記憶するステップ、前記コンピュータに、前記画像データを構成する少なくとも一部の画素について、位置、及び、色に関する情報を記憶するステップ、並びに、前記コンピュータが、前記各画素の位置、及び、前記色に関する情報に基づいて、前記可視情報の二次情報を作成する加工ステップを含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記可視情報は、前記解析モデルの上に描かれたコンター図である請求項1に記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項3記載の発明は、前記加工ステップは、前記各画素の位置に関する情報を、前記解析モデルの位置に関する情報に変換する変換ステップと、前記各画素の色に関する情報を、前記可視情報の前記物理量に変換するステップとを含む請求項1又は2に記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項4記載の発明は、前記変換ステップは、前記可視情報上の距離と、該距離に相当する画素数とに基づいて、前記画像データの単位画素当たりの距離を表す係数を計算するステップ、及び、前記係数と、前記画素数とに基づいて、前記解析モデルの位置に関する情報を計算するステップを含む請求項3に記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項5記載の発明は、 隣り合う画素において、前記色に関する情報が変化する境界を検出するステップをさらに含む請求項1乃至4のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項6記載の発明は、前記二次情報は、前記解析モデルの位置に関する情報と、その位置での物理量との関係を示すグラフである請求項1乃至5のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項7記載の発明は、前記解析対象物がタイヤであり、前記物理量がトレッド部の接地圧である請求項1乃至6のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法である。
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の何れかに記載のシミュレーション結果処理方法の処理手順を記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明のシミュレーション結果処理方法は、コンピュータに、解析対象物を有限個の要素でモデル化した解析モデルを入力するステップ、コンピュータが、解析モデルを用いて、予め定められた物理量の計算を行うステップ、及び、コンピュータが、解析モデルの物理量を、解析モデルの要素に関連付けて、色情報で可視化した可視情報を出力するステップを含む。このような可視情報では、例えば、節点のない位置の物理量が補間されて描写されるため、解析モデルの任意の位置での物理量を求めることができる。
また、本発明のシミュレーション結果処理方法では、コンピュータに、可視情報の少なくとも一部を画像データとして記憶するステップ、コンピュータに、画像データを構成する少なくとも一部の画素について、位置、及び、色に関する情報を記憶するステップ、並びに、コンピュータが、各画素の位置、及び、色に関する情報に基づいて、可視情報の二次情報を作成する加工ステップを含む。
このように、本発明のシミュレーション結果処理方法では、規則的に配列された画素毎に、物理量を可視化した色に関する情報を取得することができる。さらに、二次情報は、各画素の位置、及び、色に関する情報に基づいて作成されるため、解析モデルの任意の位置での物理量を容易に求めることができる。
本実施形態の結果処理方法を実行するコンピュータ及び記録媒体の斜視図である。 解析対象物であるタイヤの断面図である。 タイヤのトレッド部の展開図である。 本実施形態の結果処理方法を示すフローチャートである。 タイヤモデルを視覚化して示す断面図である。 タイヤモデルのトレッド部を視覚化して示す展開図である。 タイヤモデル及び路面モデルを視覚化して示す斜視図である。 可視情報を示す図である。 画像データを示す図である。 図9の一部の領域を拡大して示す図である。 本実施形態の加工ステップを示すフローチャートである。 本実施形態の変換ステップを示すフローチャートである。 図9の一部の領域を拡大して示す図である。 図9の部分拡大図である。 タイヤモデルの位置に関する情報と、その位置での接地圧との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のシミュレーション結果処理方法(以下、単に「結果処理方法」ということがある)は、コンピュータで計算された解析対象物の物理量を出力するための方法である。
図1に示されるように、コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含む。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、CD−ROMやフレキシブルディスク等の記録媒体2を読み込み可能なディスクドライブ装置1a1、1a2、及び、磁気ディスクなどの記憶装置(図示省略)などが設けられる。記録媒体2又は記憶装置には、本実施形態の結果処理方法の処理手順(プログラム)が予め記憶される。
図2に示されるように、本実施形態の解析対象物3としては、タイヤ4である場合が例示される。このタイヤ4は、トレッド部4aからサイドウォール部4bを経てビード部4cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部4aの内部に配されるベルト層7とを具えている。
図2及び図3に示されるように、トレッド部4aには、路面に接地する踏面9と、該踏面9から凹む溝10とが設けられている。溝10は、例えば、タイヤ周方向に連続してのびる縦溝10a及び該縦溝10aと交わる向きにのびる複数の横溝10bが設けられる。また、縦溝10aは、タイヤ周方向にのびるストレート溝である場合が示されるが、タイヤ周方向にジグザグ状にのびるものでもよい。
図2に示されるように、カーカス6は、少なくとも1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成される。このカーカスプライ6Aは、トレッド部4aからサイドウォール部4bを経てビード部4cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含む。この本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配される。また、カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば75〜90度の角度で配列されたカーカスコードを有する。
ベルト層7は、ベルトコードを、タイヤ周方向に対して、例えば10〜35度の角度で傾けて配列した内、外2枚のベルトプライ7A、7Bからなる。これらのベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わせて構成される。
図4には、本実施形態の結果処理方法の具体的な処理手順が示される。
本実施形態では、先ず、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ4をモデル化した解析モデル11(本実施形態では、タイヤモデル12)を入力する(ステップS1)。
図5及び図6に示されるように、タイヤモデル12は、図2に示したタイヤ4を数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Fでモデル化(離散化)することにより設定される。この数値解析法としては、例えば、有限要素法、有限体積法、差分法又は境界要素法を適宜採用できるが、本実施形態では有限要素法が採用される。
また、要素Fとしては、例えば、複雑な形状を表現するのに適した4面体ソリッド要素が好ましいが、これ以外にも5面体ソリッド要素、又は6面体ソリッド要素などが用いられても良い。また、各要素Fには、複数の節点13(図6に示す)を含んでいる。また、隣り合う節点13、13間の距離L1は、例えば、0.2〜0.8mm程度に設定される。
さらに、各要素Fには、要素番号、節点13の番号、全体座標系x−y−zの節点13の座標値、及び、材料特性(例えば密度、ヤング率及び/又は減衰係数等)などの数値データが定義される。
本実施形態では、先ず、図2に示したトレッドゴム等を含むゴム部分4g、カーカスプライ6A及びベルトプライ7A、7Bが、要素Fを用いてモデル化される。これにより、ゴム部材モデル12a、カーカスプライモデル12b、及び、ベルトプライモデル12cを有するタイヤモデル12が設定される。
また、タイヤモデル12には、図2に示した踏面9及び溝10が再現された踏面16及び溝17が設けられる。本実施形態の溝17は、図2に示した縦溝10a及び横溝10bが再現された縦溝17a及び横溝17b(図6に示す)を含む。そして、タイヤモデル12を構成する要素Fの数値データが、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1に、路面をモデル化した路面モデルを入力する(ステップS2)。図7に示されるように、本実施形態の路面モデル19は、例えば、単一の平面を構成する剛表面の要素Fでモデル化される。このような路面モデル19は、外力が作用しても変形しない剛表面として設定される。そして、路面モデル19を構成する要素Fの数値データが、コンピュータ1に記憶される。なお、路面モデル19は、必要に応じて、段差、窪み、うねり又は轍などが設けられても良い。また、路面モデル19は、ドラム試験機のように円筒状表面に形成されても良い。
次に、コンピュータ1に、境界条件を含む各種の条件を設定する(ステップS3)。各種条件には、例えば、タイヤモデル12の内圧条件、リム条件、負荷荷重条件、キャンバー角、及び、タイヤモデル12と路面モデル19との間の摩擦係数などが含まれる。これらの条件は、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1が、タイヤモデル12を用いて、予め定められた物理量の計算を行う(ステップS4)。本実施形態のステップS4では、上記設定された条件に基づいて、タイヤモデル12を転動させることなく、静的に路面モデル19に接地させる接地シミュレーションが行われる。この接地シミュレーションによって計算されるタイヤモデル12の物理量は、各要素Fの節点13において計算される。
本実施形態の接地シミュレーションでは、先ず、図5に示されるように、タイヤモデル12のリム接触域12r、12rを変形不能に拘束する。次に、タイヤモデル12のビード部4cの幅Wが、リム幅に等しくなるように強制変位させる。また、タイヤモデル12の回転軸12s(図7に示す)とリム接触域12rとのタイヤ半径方向距離Rsが、常にリム半径と等しくなるように定義される。さらに、タイヤモデル12の内腔面の全体に、予め定義された内圧条件に相当する等分布荷重wが設定される。これらの条件の下で、コンピュータ1は、タイヤモデル12の釣り合い計算を行う。これにより、タイヤモデル12のゴム部材モデル12a、カーカスプライモデル12b及びベルトプライモデル12cが膨張や伸長し、膨張変形後のタイヤモデル12が計算される。
次に、図7に示されるように、タイヤモデル12のトレッド部4aを路面モデル19に当接させて、タイヤモデル12の回転軸12sに、予め定義された負荷荷重条件Lが垂直方向に負荷された状態が計算される。これにより、負荷荷重条件Lが負荷されて変形したタイヤモデル12が計算される。このような接地シミュレーションは、例えば、LSTC社製のLS-DYNAなどの市販の有限要素解析アプリケーションソフトを用いて計算することができる。そして、接地シミュレーションで得られたトレッド部4aの接地圧が、タイヤモデル12の物理量として、コンピュータ1に記憶される。
なお、本実施形態のステップS4では、接地シミュレーションによって、タイヤモデル12の物理量が計算されるものが例示されたが、例えば、タイヤモデル12が路面モデル19上を転動する転動シミュレーションによって、接地圧が求められてもよい。
次に、コンピュータ1が、タイヤモデル12の物理量を、タイヤモデル12の要素Fに関連付けて、色情報で可視化した可視情報を出力する(ステップS5)。図8に示されるように、本実施形態の可視情報21は、図6に示したタイヤモデル12の踏面16の要素Fの上に描かれたコンター図Dである場合が例示される。
コンター図Dは、要素Fの節点13で計算された接地圧、及び、該節点13の接地圧から補間計算された接地圧に基づいて、同一範囲の接地圧毎に、異なる色情報15が設定される。本実施形態のコンター図Dの色情報としては、グレースケール(輝度)が採用されているが、カラースケール(色)でもよいのは言うまでもない。なお、コンター図Dの色情報と接地圧との対応は、コンター図D内に記載されるカラーバーDbによって定義される。このカラーバーDbでは、色が濃くなるほど、接地圧が大きくなることを示している。
このようなコンター図では、節点13が配置される位置に限定されることなく、踏面16の任意の位置の接地圧を求めることができる。なお、コンター図Dは、例えば、MathWorks社製のMATLABなどの市販のアプリケーションソフト(ポストプロセッサ)を用いて求めることができる。
次に、コンピュータ1に、可視情報21の少なくとも一部を画像データとして記憶する(ステップS6)。本実施形態のステップS6では、可視情報21のうち、トレッド部4aの接地面22を含む可視情報21が、図9に示される画像データ23としてコンピュータ1に記憶される。
図9の一部の領域25を図10に拡大して示されるように、画像データ23は、例えば、x軸方向(タイヤ軸方向)及びy軸方向(タイヤ周方向)において、等間隔で規則的に配列された複数の画素24から構成される。また、各画素24は、色情報(例えば、色調や階調を含む)を保持できる。この画素24の色情報には、可視情報21の像が割り当てられた各位置において、可視情報21の色情報15(図8に示す)と同一の色又は輝度が定義される。従って、画像データ23では、画素24に細分化した状態で、可視情報21を保存することができる。なお、本実施形態の画像データ23には、図8に示した色情報15のみが記憶されている。また、画像データ23のフォーマットとしては、ビットマップ又はJPEGなど適宜選択することができる。
次に、コンピュータ1に、画像データ23を構成する画素24について、位置、及び、色に関する情報を記憶する(ステップS7)。図10に示されるように、本実施形態の画素24の位置は、図において、全ての画素24の最も左上に配置される画素24(以下、単に、基準画素24sということがある)を基準(0、0)として、画像データ23のx軸(タイヤ軸方向)、及び、y軸(タイヤ周方向)の座標値(Gx、Gy)として記憶される。
また、画素24の色に関する情報は、例えば、画素24の色情報と同一の色調や階調が設定される。これらの位置、及び、色に関する情報は、画像データ23を構成する少なくとも一部、本実施形態では全ての画素24について定義され、コンピュータ1に記憶される。このような位置、及び、色に関する情報は、画像データ23において、任意の画素24の位置、及び、色情報を特定するのに役立つ。
次に、隣り合う画素24において、色に関する情報が変化する境界を検出する(ステップS8)。図9に示されるように、本実施形態のステップS8では、全ての画素24において、隣り合う画素24、24(図10に示す)の色に関する情報が異なる境界28を検出している。このような境界28を検出することにより、ステップS8では、接地圧が同一となる領域31を求めることができる。
さらに、ステップS8では、可視情報21(図8に示す)の像21pと背景32(可視情報21において、接地圧が0となる部分)との境界28Sが求められる。この境界28Sは、タイヤモデル12の接地面22(図8に示す)の輪郭を示している。これにより、ステップS8では、画像データ23において、接地面(境界28S)の最大幅W2を求めることができる。これらの境界28は、画素24の位置に関する情報から特定される座標値であり、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1が、各画素24の位置、及び、色に関する情報に基づいて、可視情報21(図8に示す)の二次情報を作成する(加工ステップS9)。図11には、本実施形態の加工ステップS9の具体的な処理手順が示される。
各画素24の位置に関する情報を、タイヤモデル12(図9に示す)の位置に関する情報に変換する(変換ステップS91)。図12には、本実施形態の変換ステップS91の具体的な処理手順が示される。本実施形態の変換ステップS91では、先ず、コンピュータ1が、画像データ23(図10に示す)の単位画素当たりの距離を表す係数を計算する(ステップS911)。
ステップS911では、図8に示されるように、先ず、可視情報21上の距離、本実施形態では接地面22の最大幅W3(mm)を求める。この最大幅W3は、実際のタイヤ4(図2に示す)での接地面の最大幅であり、要素Fの節点13に定義されている座標値から求めることができる。
次に、図9に示されるように、画像データ23において、可視情報21の接地面22(図8に示す)の最大幅W3に相当する画素数(dot)を特定する。この画素数は、画像データ23において、接地面(境界28S)の最大幅W2を構成する画素24(図10に示す)から求めることができる。
そして、可視情報21の接地面22の最大幅W3(mm)が、最大幅W3に相当する画素数(dot)で除されることにより、画像データ23の単位画素当たりの距離を表す係数Ca(例えば、0.357)(mm/dot)を求めることができる。このような係数Caは、例えば、画像データ23の任意の画素数が乗じられることにより、該画素数に相当するタイヤモデル12(図8に示す)での距離を求めることができる。そして、係数Caは、コンピュータ1に記憶される。
次に、係数Caと、画像データ23の画素数とに基づいて、タイヤモデル12(図8に示す)の位置に関する情報を計算する(ステップS912)。本実施形態のタイヤモデル12の位置に関する情報は、図13に示されるように、基準画素24sを基準として、x軸方向の距離Lx(mm)、及び、y軸方向の距離Ly(mm)を含む各画素24の相対距離として定義される。また、各画素24のx軸方向の距離Lx、及び、y軸方向の距離Lyは、下記式(1)、(2)で求めることができる。
Lx=Gx×Ca…(1)
Ly=Gy×Ca…(2)
ここで、
Gx:任意の画素のx座標値
Gy:任意の画素のy座標値
上記式(1)のGxは、各画素24のx座標値(図10に示す)である。このGxは、x軸方向において、各画素24と基準画素24sとの間に配置される画素数(基準画素24sも含む)が示される。この画素数(x座標値)Gxに、単位画素当たりの距離を表す係数Caが乗じられることにより、図13に示されるように、各画素24のx軸方向の距離Lxを求めることができる。同様に、上記式(2)を用いることにより、各画素24のy軸方向の距離Lyを求めることができる。このように、距離Lx、Lyには、基準画素24sを基準として、タイヤモデル12の実際の距離が定義される。なお、これらの距離Lx、Lyは、画像データ23の全ての画素24を対象に求められ、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1が、各画素24の色に関する情報を、可視情報21の物理量(接地圧)に変換する(ステップS92)。図14に拡大して示されるように、ステップS92では、先ず、接地圧が同一となる領域31毎に、該領域31を構成する画素24の色に関する情報と一致するカラーバーDbの色情報を特定する。次に、カラーバーDbの色情報に対応する接地圧を求める。そして、カラーバーDbの接地圧を、各領域31を構成する画素24に定義する。
これにより、ステップS92では、全ての画素24において、画素24の色に関する情報を、可視情報21の接地圧に変換することができる。また、本実施形態のステップS92では、境界28で区分される領域31毎に、画素24の色に関する情報と、カラーバーDbの色情報とを比較して接地圧を定義しているため、例えば、画素24毎に定義する場合に比べて、処理時間を大幅に短縮することができる。そして、各画素24に定義された接地圧は、コンピュータ1に記憶される。
次に、可視情報21の二次情報を作成する(ステップS93)。このステップS93では、各画素24に定義された位置に関する情報(Lx、Ly)、及び、接地圧に基づいて、可視情報21の二次情報を作成する。
本実施形態のステップS93では、先ず、画像データ23のy軸方向(タイヤ周方向)の任意の位置において、画素24がx軸方向(タイヤ軸方向)に直線上(例えば、図9の直線30)に配列される任意の画素群29(図13に示す)を特定する。次に、図15に示されるように、タイヤモデル12の位置に関する情報(距離Lx)をX軸とし、かつ、接地圧をY軸とするグラフ26gに、画素群29の各画素24に定義された位置に関する情報(Lx、Ly)及び接地圧をプロットする。これにより、タイヤモデル12の位置に関する情報(距離Lx)と、その位置での接地圧との関係を示す二次情報26を作成することができる。
このような二次情報26では、等間隔で配列された画素24毎に求められた接地圧に基づいて作成されるため、タイヤモデル12の節点13が設定されない任意の位置の接地圧を容易に求めることができる。従って、本発明の結果処理方法では、従来のように、複雑な補間計算を行う複雑なプログラムを別途作成したり、熟練したオペレータがカラーバーDbと、可視情報21の任意の位置での色情報とを見比べたりすることなく、タイヤモデル12(図8に示す)の任意の位置での接地圧を容易に求めることができる。
また、二次情報26では、タイヤモデル12の任意の位置での接地圧を、数値データとして求めることができるため、例えば、一般的な表計算ソフト等を用いて、容易に解析することができる。
なお、二次情報26の物理量の精度を高めるには、可視情報21の色情報(色又は輝度)の数を多くするのが望ましい。これにより、可視情報21は、より多くの色情報で、物理量を表現できるため、二次情報26の物理量の精度を向上しうる。このような観点より、色情報の数は、好ましくは5個以上、さらに好ましくは10個以上が望ましい。なお、色情報の数が多すぎると、画素24の色に関する情報を物理量(接地圧)に変換するに多くの時間を要するおそれがある。このため、色情報の数は、好ましくは20個以下が望ましい。なお、限られた色情報の中で、物理量の精度を高めるために、例えば、各色情報を2個分割して物理量が変換されてもよい。
また、二次情報26のタイヤモデルの位置に関する情報の精度を高めるには、画像データ23の単位画素当たりの距離を表す係数Ca(mm/dot)を小さくするのが望ましい。これにより、タイヤモデルの位置に関する情報(Lx、Ly)をより細かく取得することができる。このような観点より係数Ca(mm/dot)は、好ましくは1.5(mm/dot)以下、より好ましくは1.0(mm/dot)以下が望ましい。
次に、図15に示した二次情報26が許容範囲内であるかが判断される(ステップS10)。このステップS10では、二次情報26が許容範囲内であると判断された場合、上記タイヤモデル12に基づいてタイヤ4が設計される(ステップS11)。一方、二次情報26が許容範囲内でないと判断された場合は、タイヤモデル12が設計変更され(ステップS12)、再度シミュレーションが行われる(ステップS1〜S10)。このように、本実施形態では、二次情報26が許容範囲内になるまで、図5及び図6に示したタイヤモデル12が設計変更されるため、性能の優れたタイヤ4を効率良く設計することができる。
本実施形態では、解析対象物3として、タイヤ4である場合が示されたが、これに限定されるわけではない。本発明の結果処理方法では、有限個の要素Fでモデル化されて、物理量を計算されるものであれば、適宜採用することができる。
さらに、本実施形態では、解析対象物3の物理量として、トレッド部4aの接地圧である場合が例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、トレッド部4aに作用する接地面と平行な力であるコーナリングフォース等でもよい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図4に示した手順に従って、図5及び図6に示したタイヤモデルの物理量(接地圧)が計算され、タイヤモデルの接地圧を色情報で可視化した可視情報(コンター図)が出力された。さらに、可視情報が画像データとして記憶され、画素の位置、及び、色に関する情報に基づいて、図15に示した二次情報(グラフ)が作成された。
また、比較のために、カラーバーに基づいて、熟練したオペレータにより、上記した可視情報から、タイヤモデルの各位置の接地圧が求められた。さらに、オペレータによって求められた各位置の接地圧から、図15に示した二次情報(グラフ)が作成された(比較例)。
そして、実施例及び比較例において、可視情報から二次情報が作成されるまでに要した時間が測定された。共通使用は、次のとおりである。
タイヤサイズ:225/55R17
単位画素当たりの距離を表す係数Ca:0.357
画像データの解像度:72dpi
テストの結果、実施例の作成時間は、7時間であった。一方、比較例の作成時間は、20時間であった。従って、実施例では、熟練を必要とすることなく、解析モデルの任意の位置での物理量を、容易かつ短時間に求めうることが確認できた。
3 解析対象物
11 解析モデル
21 可視情報
23 画像データ
24 画素
26 二次情報

Claims (8)

  1. コンピュータに、解析対象物を有限個の要素でモデル化した解析モデルを入力するステップ、
    前記コンピュータが、前記解析モデルを用いて、予め定められた物理量の計算を行うステップ、
    前記コンピュータが、前記解析モデルの前記物理量を、前記解析モデルの前記要素に関連付けて、色情報で可視化した可視情報を出力するステップ、
    前記コンピュータに、前記可視情報の少なくとも一部を画像データとして記憶するステップ、
    前記コンピュータに、前記画像データを構成する少なくとも一部の画素について、位置、及び、色に関する情報を記憶するステップ、並びに、
    前記コンピュータが、前記各画素の位置、及び、前記色に関する情報に基づいて、前記可視情報の二次情報を作成する加工ステップを含むことを特徴とするシミュレーション結果処理方法。
  2. 前記可視情報は、前記解析モデルの上に描かれたコンター図である請求項1に記載のシミュレーション結果処理方法。
  3. 前記加工ステップは、前記各画素の位置に関する情報を、前記解析モデルの位置に関する情報に変換する変換ステップと、
    前記各画素の色に関する情報を、前記可視情報の前記物理量に変換するステップとを含む請求項1又は2に記載のシミュレーション結果処理方法。
  4. 前記変換ステップは、前記可視情報上の距離と、該距離に相当する画素数とに基づいて、前記画像データの単位画素当たりの距離を表す係数を計算するステップ、及び、
    前記係数と、前記画素数とに基づいて、前記解析モデルの位置に関する情報を計算するステップを含む請求項3に記載のシミュレーション結果処理方法。
  5. 隣り合う画素において、前記色に関する情報が変化する境界を検出するステップをさらに含む請求項1乃至4のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法。
  6. 前記二次情報は、前記解析モデルの位置に関する情報と、その位置での物理量との関係を示すグラフである請求項1乃至5のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法。
  7. 前記解析対象物がタイヤであり、前記物理量がトレッド部の接地圧である請求項1乃至6のいずれかに記載のシミュレーション結果処理方法。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のシミュレーション結果処理方法の処理手順を記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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