JP2014148818A - 簡易構造物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 梁2と野縁8と野縁固定金具51とを備え、野縁固定金具51は、野縁8の上面に長手方向にスライド可能に係合すると共に、梁2の下面に形成された溝23に下方より嵌合し、側方からのネジ49で梁2に固定してある。
【選択図】 図2
Description
梁2は、アルミニウム合金の中空押出形材よりなり、図2に示すように、下面に一対のフィン22,22が下向きに突出して設けられ、このフィン22,22により下向きに開口した溝23が形成されている。梁2の中間部上面側には、図1,2に示すように、アーム取付金具24が側方からの通しボルト25とナット26とで取付けてあり、アーム取付金具24にはアーム3の前側の端部を上方より挿入し、側方からの通しボルト27とナット28とで固定してある。
梁2の前側の端部には、図1に示すように、下面の溝23内に前枠固定金具29が側方からのネジ30で取付けてある。前枠固定金具29は、梁2下面の溝23より下方に突出すると共に前方に向けてのびる係合片31を有している。梁2の後側の端部には、下面の溝23内に樋固定金具32が側方からのネジ30で取付けてある。樋固定金具32は、梁2下面の溝23より下方に突出すると共に後方に向けてのびる係合片33を有している。なお、前枠固定金具29と樋固定金具32は同一の部材を前後逆にして用いている。
前枠5を取付ける際には、図9(a)に示すように、係合片31を前枠5の係合溝34に差し入れて掛かり部35に引っ掛け、前枠5をいったん仮置きする。その後、図9(b)に示すように、係合片31を係合溝34の底壁に上方からのネジ37で固定すると共に、前枠5の後端部に突設したフィンを前枠固定金具29に下方からのネジ38で固定する。前枠5をネジ37,38で固定すると、係合片31は掛かり部35から離れる。このように、前枠5を仮置きできるようにしたことで、前枠5を梁2の下面に取付けるのが容易である。また、前枠5を2方向からのネジ37,38で前枠固定金具29に固定してあるため、前枠5を強固に取付けできる。
樋6の後壁には樋固定アングル43が取付けてあり、樋6を取付ける際には、図10(a)に示すように、樋固定アングル43を梁2下面に取付けた樋固定金具32の係合片33に引っ掛け、樋6をいったん仮置きする。その後、図10(b)に示すように、側方からのネジ44で樋固定アングル43を梁2の側面に固定すると共に、樋6の前端部に突設したフィンを樋固定金具32に下方からのネジ45で固定する。樋6をネジ44,45で固定すると、樋固定アングル43は係合片33から離れる。このように、樋6を仮置きできるようにしたことで、樋6を梁2の下面に取付けるのが容易である。また、樋6を2方向からのネジ44,45で固定してあるため、樋6を強固に取付けできる。さらに、樋6を柱1から離間して梁2の下面に取付けてあるため、屋根4に受ける荷重により樋6が後方に押されても、樋6が柱1との間で潰れて変形したり破損したりすることがない。
野縁8を取付ける際の手順を説明すると、まず図11に示すように、野縁固定金具51を野縁8の係合溝46に小口から係合させて所定の位置まで野縁8の長手方向にスライドさせ、上方からのネジ52で野縁固定金具51を野縁8上面に固定しておく。その後、図12に示すように、野縁8を寝かせた状態にして側枠7,7下部のフィン53,53間に仮置きする。その後、図13に示すように、野縁8を起こすと野縁固定金具51の一対の立ち上げ片47,47が梁2下面の溝23に嵌合し、梁2の左右の側面から向かって右側のタッピングホール48にネジ49を螺入してネジ止めする。また、野縁8の端部を側枠7に上方からのネジ54で固定する。
梁2と梁2の間の野縁8上にもパネル受け59とパネル押さえ60が設けてあり、屋根パネル9は梁2,2間で3枚に分割されている。
また野縁8は、上面に野縁固定金具51を長手方向にスライド可能に係合し、野縁固定金具51を梁2の下面の溝23に下方より嵌合し、側方からのネジ49でネジ止めすることで、ネジ49の進退方向に屋根4の自重がかからないため、屋根4が落下する心配がない。また、ネジ49を締め込むときに見上げながらの作業にならないため、施工性もよい。
さらに本カーポートは、組み立て時にアーム3、前枠5、樋6、野縁8をそれぞれ仮置きできるため、組立てがしやすい。アーム3を柱1に連結するための金具(アーム取付部材10)が柱1の外部に露出しないため、意匠性がよい。アーム3を円形断面としたことで、アーム3の断面をなるべく小さくしながら強度を高くできる。アーム取付部材10を矩形断面の中空材としたことで、円形断面のアーム3であっても容易に固定できる。
このように本カーポートは、サポート柱63で前枠5を支持することで、屋根4の安定性を一層高めることができる。もっとも本カーポートは、梁2をアーム3で吊っていることで、サポート柱63がなくても十分な強度を有している。また、梁の上に屋根を設置した従来のカーポートでは、サポート柱の上端部を梁の下面に連結していたため、梁の位置にしかサポート柱を設けることができなかったが、本カーポートは梁2の下面に前枠5を取付け、前枠5にサポート柱63を取付けることで、サポート柱63を前枠5の長手方向の任意の位置に取付けることができ、サポート柱63の設置の自由度が高い。
このように本カーポートは、アーム3が梁2の中間部を支持しているため、屋根4の前側を斜めに施工することが可能である。また、前枠5の上面に形成された係合溝34の幅が梁2の端部に設けられる前枠固定金具29の係合片31の前後方向の長さよりも広いため、図19に示すように、前枠5を斜めに取付ける場合であっても、係合片31を係合溝34に引っ掛けて前枠5を仮置きしたり、係合片31を係合溝34にネジ止めしたりできる。
本実施形態のものも、先に述べた実施形態のものと同様に、吹き上げ荷重に対して強い、野縁8が落下することがない、屋根4が薄い印象を与えられる、樋6が変形・破損しにくいといった効果を有する。
本実施形態のものも、先に述べた実施形態のものと同様に、吹き上げ荷重に対して強い、野縁8が落下することがない、屋根4が薄い印象を与えられる、樋6が変形・破損しにくいといった効果を有する。
2 梁
3 アーム
4 屋根
5 前枠
6 樋
7 側枠
8 野縁
9 屋根パネル
23 溝
49 ネジ
51 野縁固定金具
Claims (1)
- 梁と野縁と野縁固定金具とを備え、野縁固定金具は、野縁の上面に長手方向にスライド可能に係合すると共に、梁の下面に形成された溝に下方より嵌合し、側方からのネジで梁に固定してあることを特徴とする簡易構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013017497A JP5990111B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013017497A JP5990111B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Publications (2)
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JP2014148818A true JP2014148818A (ja) | 2014-08-21 |
JP5990111B2 JP5990111B2 (ja) | 2016-09-07 |
Family
ID=51572000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013017497A Active JP5990111B2 (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 簡易構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5990111B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021092127A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | 三協立山株式会社 | 簡易建物 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6261805U (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | ||
JPH0552047A (ja) * | 1991-08-16 | 1993-03-02 | Misawa Homes Co Ltd | 構造体 |
JP2001262849A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-26 | Ykk Architectural Products Inc | カーポート |
JP2004011129A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Toho Sheet & Frame Co Ltd | 格子状構造体組立用みぞ形鋼の接続構造 |
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2013
- 2013-01-31 JP JP2013017497A patent/JP5990111B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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---|---|
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