JP2008045269A - パネル体取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】強風時における屋根パネル体の飛散を効果的に防止できるパネル体取付構造を提供する。
【解決手段】パネル体取付構造である簡易屋根1は、所定間隔で並設した垂木8と、隣合う垂木8間に掛け渡した屋根パネル体11とを備える。垂木8にパネル押え体12を固着し、垂木8とパネル押え体12とで屋根パネル体11の側縁部を挟持する。屋根パネル体11の左右側縁部のいずれか一方のみを垂木8に対して固定手段であるパネル固定用ねじ15にて固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばテラス、バルコニー、カーポート等に適用されるパネル体取付構造に関するものである。
従来、この種のパネル体取付構造としては、例えば所定間隔をおいて並設された垂木と、隣合う垂木間に掛け渡されたパネル体と、垂木に固着されパネル体の側縁部を垂木とともに挟持するパネル押え体とを備えた簡易屋根が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−296304号公報(図2等)
しかしながら、上記従来の簡易屋根では、例えば台風等の強風時に、想定外の風圧がパネル体に作用することによって、パネル体の側縁部が垂木とパネル押え体との間から抜け出し、パネル体が飛散する等のおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、強風時におけるパネル体の飛散を効果的に防止できるパネル体取付構造を提供することを目的とする。
請求項1記載のパネル体取付構造は、パネル支持体と、このパネル支持体によって四方の周縁部が支持されたパネル体と、このパネル体の側縁部を前記パネル支持体とともに挟持するパネル押え体と、前記パネル体の四方の周縁部の内の一縁部のみを前記パネル支持体に対して固定する固定手段とを備えるものである。
請求項2記載のパネル体取付構造は、請求項1記載のパネル体取付構造において、パネル支持体は、所定間隔をおいて並設されたパネル支持部材を有し、固定手段は、パネル体の左右側縁部のいずれか一方のみを前記パネル支持部材に対して固定するものである。
請求項3記載のパネル体取付構造は、請求項2記載のパネル体取付構造において、固定手段は、パネル支持部材とパネル押え体との間に位置するパネル固定用ねじであるものである。
請求項1に係る発明によれば、強風時におけるパネル体の飛散を効果的に防止でき、しかも、パネル体におけるパネル支持体に対して固定されていない部分から風を逃がすことで、パネル体取付構造が飛散しにくくすることができる。
請求項2に係る発明によれば、固定手段がパネル体の左右側縁部のいずれか一方のみをパネル支持体のパネル支持部材に対して固定することで、強風時におけるパネル体の飛散をより効果的に防止できる。
請求項3に係る発明によれば、固定手段がパネル支持部材とパネル押え体との間に位置するパネル固定用ねじであるため、固定用ねじが外部に露出せず、固定用ねじの保護を図ることができる。
本発明のパネル体取付構造の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図4および図5において、1はパネル体取付構造である簡易屋根で、この簡易屋根1は、建物の外壁部(躯体)2から略水平に突出し、複数本、例えば2本の支柱3で支持されている。
簡易屋根1は、図1ないし図2にも示すように、建物の外壁部2にボルト5にて水平状に固着された長手状の後枠である垂木掛け6と、この垂木掛け6と平行に配設され支柱3の上端部に固着された長手状の前枠7と、垂木掛け6と前枠7との間に所定間隔をおいて並設された複数本、例えば5本の長手状のパネル支持部材である垂木8と、隣合う垂木8間に掛け渡された母屋9とを備えている。そして、これら垂木掛け6、前枠7、垂木8および母屋9にて、枠状の屋根骨組体であるパネル支持体10が構成されている。なお、パネル支持体10を構成する各部材は、例えばアルミニウム合金の押出形材からなっている。
また、簡易屋根1は、パネル支持体10によって四方の周縁部が支持され左右に隣合う垂木8間に掛け渡された複数枚、例えば4枚のパネル体である屋根パネル体11と、各垂木8の上面側にねじ13にて垂木8の長手方向に沿って固着され屋根パネル体11の側縁部を垂木8とともに上下から挟持する長手状で略板状の垂木カバー体であるパネル押え体12と、垂木8とパネル押え体12との間に位置し屋根パネル体11の左右側縁部のいずれか一方(四方の周縁部の内の一辺部である一縁部)のみを1箇所或いは複数箇所で垂木8に対して固定する固定手段であるパネル固定用ねじ15とを備えている。図1に示すように、屋根パネル体11の左右側縁部のいずれか他方の側縁部は、パネル固定用ねじ15を備えておらず、垂木8等に対して固定されていない。なお、屋根パネル体11は、例えばアクリル等の合成樹脂からなり、前端側である下端側がやや湾曲した略矩形板状に形成されている。パネル押え体12は、例えば合成樹脂にて長手状に形成され、垂木8と略同じ幅寸法および長さ寸法を有している。
ここで、図1に示すように、垂木8は、略四角筒状の垂木本体部21を有し、この垂木本体部21の側面部から突出板部22が水平に突出し、この突出板部22には母屋9の端部がねじ23にて固着されている。
垂木本体部21の上面部一側には、上方に向って開口する有底筒状のねじ孔部25が垂木本体部21の上面部から上方に向って突出するように一体に設けられ、このねじ孔部25の内周面にねじ溝25aが形成されている。そして、パネル押え体12の孔12aに通したねじ13がねじ孔部25に上方側からねじ込まれ、このねじ込まれたねじ13にてパネル押え体12が垂木8に対して固定されている。
また、垂木本体部21の上面部他側には、上方に向って開口する有底筒状のパネル固定用ねじ孔部26が垂木本体部21の上面部から下方に向って突出するように一体になるように設けられ、このパネル固定用ねじ孔部26の内周面にねじ溝(図示せず)が形成されている。そして、屋根パネル体11の孔11aに通したパネル固定用ねじ15がパネル固定用ねじ孔部26に上方側からねじ込まれ、このねじ込まれたパネル固定用ねじ15にて屋根パネル体11の一側縁部のみが垂木8に対して固定解除可能に固定されている。このパネル固定用ねじ15の頭部15aは、垂木8とパネル押え体12との間の空間部30内に位置する。なお、パネル固定用ねじ孔部26を構成する態様としては、ブラインドナット、ウェルドナット、バーリングタップ等がある。
さらに、垂木本体部21の上面部の左右両側縁部には、屋根パネル体11の側縁部下面を支持するゴム製等の下シール部材27が取り付けられている。パネル押え体12の左右両側縁部には、屋根パネル体11の側縁部上面を押えるゴム製等の上シール部材28が取り付けられている。
図2に示すように、垂木掛け6は、下部に垂木受板部31を有し、この垂木受板部31には垂木8の後端部がねじ32にて固着されている。また、垂木掛け6は、上部に前方に向って開口する凹部33を有し、この凹部33内には屋根パネル体11の後縁部が挿入され、この挿入された後縁部がゴム製等の弾性支持部材34によって垂木掛け6のパネル支持部35に押え付けられている。
図3に示すように、前枠7は、上部後側に垂木受板部41を有し、この垂木受板部41には垂木8の前端部がねじ42にて固着されている。また、前枠7は、上部前側に斜め上後方に向って開口する凹部43を有し、この凹部43内には屋根パネル体11の前縁部が挿入され、この挿入された前縁部がゴム製等の弾性支持部材44によって前枠7のパネル支持部45に押え付けられている。屋根パネル体11は、パネル押え体12を介してパネル固定用ねじ15にて固定されている。さらに、前枠7には雨樋46が形成され、この雨樋46に排水管47の上端部が接続されている。
そして、この簡易屋根1では、屋根パネル体11は、前縁部が前枠7のパネル支持部45に弾性支持部材44にて押し付けられ、後縁部が垂木掛け6のパネル支持部35に弾性支持部材34にて押し付けられ、一側縁部である左側縁部が垂木8とパネル押え体12とにてシール部材27,28を介して挟持されるとともに垂木8のパネル受部8aにパネル固定用ねじ15にて固定され、他側縁部である右側縁部は垂木8とパネル押え体12とにてシール部材27,28を介して挟持されているだけで、パネル固定用ねじ15による固定がされていない。
このため、例えば台風等の強風時において、想定外の風圧が屋根パネル体11に作用した場合、例えば屋根パネル体11の前縁部、後縁部、および右側縁部が、それぞれ前枠7の凹部43内、垂木掛け6の凹部33内、および垂木8とパネル押え体12との間から抜け出したとしても、屋根パネル体11の周縁部の一部である左側縁部は、垂木8のパネル受部8aに対してパネル固定用ねじ15にて固定されているため、垂木8とパネル押え体12との間から抜け出しにくい。
したがって、台風時等の強風時における屋根パネル体11の飛散を効果的に防止でき、しかも、屋根パネル体11におけるパネル支持体10に対して固定されていない部分、すなわち例えば前縁部、後縁部、および右側縁部から風を逃がすことで、簡易屋根1の破損を防止でき、建物の外壁部2等に対して損傷も防止できる。
また、屋根パネル体11の左側縁部をパネル支持体10の垂木8に対して固定するパネル固定用ねじ15が垂木8とパネル押え体12との間に位置するため、固定用ねじ15が外部に露出せず、固定用ねじ15の保護を図ることができ、屋根パネル体11の固定状態を適切に維持できる。
なお、上記実施の形態では、ねじ等の固定手段で屋根パネル体11の左右側縁部のいずれか一方のみをパネル支持体10の垂木8に対して固定した構成について説明したが、例えばねじ等の固定手段を用いて屋根パネル体11の前縁部のみをパネル支持体10の前枠7に対して固定した構成、屋根パネル体11の後縁部のみをパネル支持体10の垂木掛け6に対して固定した構成、屋根パネル体11の前後縁部のみをパネル支持体10に対して固定した構成、屋根パネル体11の左右側縁部のみをパネル支持体10に対して固定した構成等でもよい。
また、屋根パネル体11の四方の周縁部の内の一縁部のみをパネル支持体10に対して固定する固定手段は、パネル固定用ねじ孔部26に螺合するパネル固定用ねじ15には限定されず、例えばボルトおよびナットからなるものや、接着材等でもよい。
また、パネル体取付構造の例として、屋根パネル体(屋根部材)11を備えた簡易屋根について説明したが、例えばパネル体である側面パネルを上枠、下枠、左右の側枠および複数の縦桟に屋根パネル体のパネル支持部材である垂木を流用してなるパネル支持体にて支持する側面パネル取付構造等でもよい。
本発明の一実施の形態に係る簡易屋根のパネル支持体部の断面図である。 同上簡易屋根のパネル後縁側の断面図である。 同上簡易屋根のパネル前縁側の断面図である。 同上簡易屋根を示す斜視図である。 同上簡易屋根を示す側面図である。
符号の説明
1 パネル体取付構造である簡易屋根
8 パネル支持部材である垂木
10 パネル支持体
11 パネル体である屋根パネル体
12 パネル押え体
15 固定手段であるパネル固定用ねじ

Claims (3)

  1. パネル支持体と、
    このパネル支持体によって四方の周縁部が支持されたパネル体と、
    このパネル体の側縁部を前記パネル支持体とともに挟持するパネル押え体と、
    前記パネル体の四方の周縁部の内の一縁部のみを前記パネル支持体に対して固定する固定手段と
    を備えることを特徴とするパネル体取付構造。
  2. パネル支持体は、所定間隔をおいて並設されたパネル支持部材を有し、
    固定手段は、パネル体の左右側縁部のいずれか一方のみを前記パネル支持部材に対して固定する
    ことを特徴とする請求項1記載のパネル体取付構造。
  3. 固定手段は、パネル支持部材とパネル押え体との間に位置するパネル固定用ねじである
    ことを特徴とする請求項2記載のパネル体取付構造。
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