JP2014148777A - 製紙用スクリーン装置 - Google Patents

製紙用スクリーン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014148777A
JP2014148777A JP2013248797A JP2013248797A JP2014148777A JP 2014148777 A JP2014148777 A JP 2014148777A JP 2013248797 A JP2013248797 A JP 2013248797A JP 2013248797 A JP2013248797 A JP 2013248797A JP 2014148777 A JP2014148777 A JP 2014148777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirrer
stirring member
raw material
papermaking
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013248797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6117683B2 (ja
Inventor
Masaki Aikawa
川 雅 紀 相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aikawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aikawa Iron Works Co Ltd filed Critical Aikawa Iron Works Co Ltd
Priority to JP2013248797A priority Critical patent/JP6117683B2/ja
Priority to US14/140,246 priority patent/US20140190646A1/en
Priority to TW102148415A priority patent/TW201433673A/zh
Priority to KR1020140000035A priority patent/KR101924348B1/ko
Priority to EP14150389.6A priority patent/EP2754749A1/en
Priority to CA2838518A priority patent/CA2838518C/en
Priority to CN201410007668.9A priority patent/CN103924473A/zh
Publication of JP2014148777A publication Critical patent/JP2014148777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6117683B2 publication Critical patent/JP6117683B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/16Cylinders and plates for screens
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/023Stationary screen-drums
    • D21D5/026Stationary screen-drums with rotating cleaning foils

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

【課題】省エネルギーと精選効果をバランス良く達成することができるスクリーン装置の提供。
【解決手段】スクリーン装置Aは、製紙原料を受け入れる槽1と、この槽1を一次室11と二次室12に仕切るスクリーン2と、槽1の一次室11に連通して槽1に前記製紙原料を供給する製紙原料供給通路3と、一次室11に連通し、スクリーン2を通過しない異物を含む前記製紙原料を槽1の外へ排出する異物排出通路4と、二次室12に連通し、スクリーン2を通過した前記製紙原料を槽1の外へ排出する製紙原料排出通路5と、スクリーン2の内側である一次室11に回転自在に設けられ、一次室11内の前記製紙原料を攪拌する円筒形状の円筒形状のローター本体60とを備え、このローター本体60の両端面を除く側面に設けられ、側面視、階段状の撹拌部材61を有し、階段状の撹拌部材61は、製紙原料流れに対して、下がり勾配に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、製紙用スクリーン装置に係り、特に、省エネルギーと精選効果をバランス良く達成することができる製紙用スクリーン装置に関する。
従来、円筒形状の製紙用ローターの両端面を除く側面に平行に撹拌部材を設け、製紙
原料の流れに対し、該撹拌部材の前部で加圧を生じ、撹拌部材の後部で負圧を生じさせ、
バスケットの目洗い作用を起こして精選させる製紙用スクリーン装置がある(特許文献1
参照)。
この製紙用スクリーン装置にあっては、精選力は良好なものの、製紙原料が撹拌部材
に対し直角に、しかも、縦長に、製紙原料流れの抵抗を受けるため、動力を要するという
問題点があった。
この問題点を改善するものとして、円筒形状の製紙用ローターの両端面を除く側面に
、製紙原料流れに対して下がり勾配となる直線状の撹拌部材を設け、製紙原料の流れに対
し、該撹拌部材の前部で加圧を生じ、撹拌部材の後部で負圧を生じさせ、スクリーンの目
洗い作用を起こして精選させる製紙用スクリーン装置がある(特許文献2参照)。
この製紙用スクリーン装置にあっては、撹拌部材が斜めになることで、製紙原料流れ
が撹拌部材の傾斜に合わせ、抵抗を受け流す形となるため、動力の点では改善された。
特開2005−171449号公報 特開2008−223151号公報
しかしながら、後者の製紙用スクリーン装置の撹拌部材は、製紙原料流れに対して下
がり勾配、つまり、斜め方向に直線状に形成されているため、撹拌部材に衝突した製紙原
料は斜め方向に直線状に導かれるため、下流側への流れが強くなり、スクリーンを通過し
ない製紙原料がリジェクト側へと強制的に送られるが、リジェクト側は流量調整バルブで
流量を制限しているため、原料流れが上流側に戻ってくる現象が起こっている。そのため
、スクリーンを通過できなかった異物も再度、上流側に戻ることなりスクリーンを通過し
てしまうため、精選力が十分でないという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたもので、省エネルギーと精選効果をバラ
ンス良く達成することができる製紙用スクリーン装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の製紙用スクリーン装置は、製紙原料を受け入れる槽と、この槽を一次
室と二次室に仕切るスクリーンと、前記槽の前記一次室に連通して前記槽に前記製紙原料
を供給する製紙原料供給通路と、前記一次室に連通し、前記スクリーンを通過しない異物
を含む前記製紙原料を前記槽の外へ排出する異物排出通路と、前記二次室に連通し、前記
スクリーンを通過した前記製紙原料を前記槽の外へ排出する製紙原料排出通路と、前記ス
クリーンの内側である前記一次室に回転自在に設けられ、前記一次室内の前記製紙原料を
攪拌する円筒形状の円筒形状のローター本体とを備え、このローター本体の両端面を除く
側面に設けられ、側面視、階段状の撹拌部材を有し、前記階段状の撹拌部材は、製紙原料
流れに対して、下がり勾配に形成されているものである。
また、請求項2記載の製紙用スクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し、前記単一の撹拌部材に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記円筒形状のローター本体内に位置する雌ネジに螺合して締め付けられ固定されているものである。
また、請求項3記載の製紙用スクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し,前記円筒形状のローター本体内に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記単一の撹拌部材に設けられた雌ネジに螺合して締め付けられ固定されているものである。
また、請求項4記載の製紙用スクリーン装置は、請求項1記載のスクリーン装置において、単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置しているものである。
請求項1記載のスクリーン装置によれば、円筒形状のローター本体と、このローター
本体の両端面を除く側面に設けられ、側面視、階段状の撹拌部材とを備えた製紙用ロータ
ーであって、前記階段状の撹拌部材は、製紙原料流れに対して、下がり勾配に形成されて
いるため、階段状の撹拌部材で撹拌された製紙原料は、衝突抵抗をある程度受け流す形と
なり、動力を抑えられ、傾斜形状の撹拌部材より、下流側への強制流れが抑えられ、小ブ
ロック単位で精選作用を起こし、1段目(前段)で、精選されない製紙原料は下流側の隣
接する撹拌部材へと導かれ、下流側の隣接する撹拌部材と、この撹拌部材に対向するスク
リーンの部位とで、効率良く精選することができ、省エネルギー効果も期待出来るスクリ
ーン装置を得ることができる。
また、請求項2記載のスクリーン装置によれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、隣接する単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し、前記単一の撹拌部材に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記円筒形状のローター本体内に位置する雌ネジに螺合して締め付けられ固定されているため、溶接による取り付けに比べ、円筒形状のローター本体の変形もなく、しかも、階段状の撹拌部材が損傷した場合、階段状の撹拌部材全体を交換するのではなく、損傷した単一の撹拌部材のみを迅速且つ容易に取り換えることができる。
また、請求項3記載のスクリーン装置によれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、隣接する単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し、前記円筒形状のローター本体内に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記単一の撹拌部材に設けられた雌ネジに螺合して締め付けられ固定されているため、溶接による取り付けに比べ、円筒形状のローター本体の変形もなく、しかも、階段状の撹拌部材が損傷した場合、階段状の撹拌部材全体を交換するのではなく、損傷した単一の撹拌部材のみを迅速且つ容易に取り換えることができる。
また、請求項4記載のスクリーン装置によれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、隣接する単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置しているため、階段状の撹拌部材が損傷した場合、階段状の撹拌部材全体を交換するのではなく、損傷した単一の撹拌部材のみを効率良く取り換えることができる。
図1は、本発明の一実施例のスクリーン装置の概略的断面図である。 図2は、図1の製紙用ローターの概略的正面図である。 図3は、図2の製紙用ローターの概略的平面図である。 図4は、図2の製紙用ローターと異なる他の実施例の製紙用ローターの概略的正面図である。 図5は、図4の製紙用ローターと異なる他の実施例の製紙用ローターの概略的正面図である。 図6は、図1のスクリーン装置と異なる他の実施例のスクリーン装置の概略的断面図である。 図7は、図5の製紙用ローターと異なる他の実施例の製紙用ローターの概略的正面図である。 図8は、図7の製紙用ローターの概略的平面図である。 図9は、図7の9−9線による概略的断面図である。 図10は、図7の一部を拡大して示す概略的一部正面図である。 図11(a)は、図9を分解して示す概略的分解断面図であり、図11(b)は、図11(a)の単一の撹拌部材とローター本体との間に薄板材を介在させる場合の概略的分解断面図である。 図12は、図11(a)と異なる他の実施例の概略的分解断面図である。
本発明の一実施例の製紙用スクリーン装置及び製紙用ローターを、図面を参照して説
明する。
Aはスクリーン装置で、スクリーン装置Aは、製紙原料を受け入れる槽1と、この槽
1を一次室11と二次室12に仕切るスクリーン2と、スクリーン2の内側である一次室
11に回転自在に設けられ、一次室11内の製紙原料を攪拌する円筒形状の製紙用ロータ
ー6とを有する。
スクリーン2は、例えば、円筒形状の側面に製紙原料を通過させる複数の開口部21
[開口部21は、例えば、棒状の長手形状部材を隙間(長手形状の隙間)を有して環状に
並設した場合の隙間、円筒形状の側面に設けた丸孔、スリット(例えば、細長い長方形状
の隙間)]を有したもので、底面部22を開放して槽1内に立設して固定されている。
また、上述した製紙用ローター6は、図1乃至図3に示すように、円筒形状のロータ
ー本体60と、このローター本体60の両端面を除く側面60aに突出するように設けら
れた、側面視、階段状の撹拌部材61とを備えている。
階段状の撹拌部材61は、例えば、4つの部材を側面60aに、個々の部材毎に側面
60aに溶接してローター本体60と一体化しても良いし、また、4つの部材を一体化し
て一部材に構成した撹拌部材61を側面60aに溶接してローター本体60と一体化して
も良い。
階段状の撹拌部材61は、製紙原料流れXに対して、下がり勾配に形成されている。階段状の撹拌部材61の単一の撹拌部材(各撹拌部材)は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、例えば、61a、61b、61c、61dの4段で
構成されている。
階段状の撹拌部材61は、複数個の単一の撹拌部材(各撹拌部材、例えば、61a、61b、61c、61d)からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体60の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する単一の撹拌部材61a、61bは、製紙原料流れに対して上流の単一の撹拌部材61aのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Aが下流の単一の撹拌部材61bのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Bより前に位置している。
また、同様に、隣接する単一の撹拌部材61b、61cは、製紙原料流れXに対して上流の単一の撹拌部材61bのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Bが下流の単一の撹拌部材61cのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Cより前に位置している。
また、同様に、隣接する単一の撹拌部材61c、61dは、製紙原料流れXに対して上流の単一の撹拌部材61cのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Cが下流の単一の撹拌部材61dのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Dより前に位置している。
なお、階段状の撹拌部材61の段数は、4段に限らず、2段、3段、5段、6段等でも良い。また、各撹拌部材61a、61b、61c、61dの衝突面A、B、C、Dは、図2記載のように、ローター本体60の両端面を除く側面60aに平行となっているが、図4、図5記載のように傾斜するように形成しても良い。
また、製紙用ローター3は、図示しないモーターから動力伝達部材7(例えば、ベル
ト)を介して回転するようになっている。
3は、槽1の一次室11に連通して槽1に製紙原料を供給する製紙原料供給通路で、
4は、一次室11に連通し、スクリーン2を通過しない異物を含む製紙原料を槽1の外へ
排出する異物排出通路で、5は、二次室22に連通し、スクリーン2を通過した製紙原料
を槽1の外へ排出する製紙原料排出通路である。
従って、製紙原料は一次室11内に供給される。一次室11内の製紙原料は、下流側
に行くにつれて、階段状の撹拌部材61に衝突し、階段状の撹拌部材61に衝突した製紙
原料は、階段状の撹拌部材61を構成する各撹拌部材61a、61b、61c、61dに
逐次衝突し、衝突抵抗をある程度受け流す形となり、動力を抑えられ、傾斜形状の撹拌部
材より、下流側への強制流れが抑えられ、小ブロック単位で精選作用を起こし、1段目(
前段)で、精選されない製紙原料は下流側の隣接する撹拌部材へと導かれ、下流側の隣接
する撹拌部材と、この撹拌部材に対向するスクリーンの部位とで、効率良く精選すること
ができる。
その結果、精選効率を高めて、スクリーン2により精選された製紙原料は、製紙原料
排出通路5を介して槽1の外へと排出され、スクリーン2を通過できない異物を含む製紙
原料は、異物排出通路4を介して槽1の外へと排出されることとなる。
なお、製紙原料は、製紙用ローター3の回転に伴い各撹拌部材61a、61b、61
c、61dも回転し、各撹拌部材61a、61b、61c、61dの前部で、スクリーン
2に対し加圧を生じさせると共に、各撹拌部材61a、61b、61c、61dの後部で
、スクリーン2に対し負圧を生じさせて、スクリーン2に対し、目洗いの作用を行い製紙
原料を精選していく。
上述した実施例のスクリーン装置Aは、製紙原料を下方より流入させるタイプのスク
リーンであるが、本願発明にあっては、これに限らず、製紙原料を上方より流入させる図
6記載のスクリーン装置も同様に適用でき(図6に上述した実施例と同一部分に同一符号
を付してその説明を省略する。)、また、上述した実施例のスクリーン装置Aの槽1は立
設しているが、本願発明にあっては、これに限らず、図示しないが、スクリーン装置Aの
槽1を横臥するタイプのスクリーンでも同様に適用できるものである。
上述した実施例の階段状の撹拌部材61は、例えば、4つの部材を側面60aに、個々の部材毎に側面60aに溶接してローター本体60と一体化したが、本願発明にあっては、これに限らず、雄ねじと雌ネジによる固定でも良い(図7乃至図12)。
即ち、階段状の撹拌部材61は、上述の実施例と同様、製紙原料流れXに対して、下がり勾配に形成され,階段状の撹拌部材61の単一の撹拌部材(各撹拌部材)は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、例えば、61a、61b、61c、61dの4段で構成されている。
階段状の撹拌部材61は、複数個の単一の撹拌部材(各撹拌部材、例えば、61a、61b、61c、61d)からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体60の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する単一の撹拌部材61a、61bは、製紙原料流れXに対して上流の単一の撹拌部材61aのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Aが下流の単一の撹拌部材61bのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Bより前に位置している。
また、同様に、隣接する単一の撹拌部材61b、61cは、製紙原料流れXに対して上流の単一の撹拌部材61bのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Bが下流の単一の撹拌部材61cのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Cより前に位置している。
また、同様に、隣接する単一の撹拌部材61c、61dは、製紙原料流れXに対して上流の単一の撹拌部材61cのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Cが下流の単一の撹拌部材61dのローター本体60の回転方向Yに対する先端部(衝突面)Dより前に位置している。
そして、図9、図10、図11(a)に示すように、前記単一の撹拌部材61dに設けられた雄ねじ61dAは円筒形状のローター本体60の孔60hを貫通し、円筒形状のローター本体60内に位置する雌ネジMaに螺合して締め付けられ固定されている。
単一の撹拌部材61a、61b、61cは、単一の撹拌部材61dと同様、それぞれ単一の撹拌部材61a、61b、61cに設けられた雄ねじ(図示しないが、雄ねじ61dAと同様のものである。)は円筒形状のローター本体60の孔(図示しないが、孔60hと同様のものである。)60hを貫通し、円筒形状のローター本体60内に位置する雌ネジ(図示しないが、雌ネジMaと同様のものである。)Maに螺合して締め付けられ固定されている。図9乃至図12に示すWは、ワッシャーである。
なお、図7乃至図11(a)記載の実施例にあっては、上述の実施例(図1乃至図6)と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略する。
図7乃至図11(a)の階段状の撹拌部材61の固定は、溶接による取り付けに比べ、円筒形状のローター本体60の変形もなく、しかも、階段状の撹拌部材61が損傷した場合、階段状の撹拌部材61全体を交換するのではなく、損傷した単一の撹拌部材のみを迅速且つ容易に取り換えることができることとなる。また、 図11(b)に示すように、単一の撹拌部材61dとローター本体60との間に薄板材Tを介在させ、スクリーン2とのクリアランス調整を図ることもできる。
また、図11(a)に示すように、単一の撹拌部材61dに設けられた雄ねじ61dAは円筒形状のローター本体60の孔60hを貫通し、円筒形状のローター本体60内に位置する雌ネジMdに螺合して締め付けられ固定されているが、本願発明にあっては、これに限らず、図12に示すように、円筒形状のローター本体60内に設けられた雄ねじVは円筒形状のローター本体60の孔60hを貫通し、単一の撹拌部材61dに設けられた雌ネジMbに螺合して締め付けられ固定するようにしても良い。
A スクリーン装置
1 槽
11 一次室
12 二次室
2 スクリーン
3 製紙原料供給通路
4 異物排出通路
5 製紙原料排出通路
60 ローター本体
61 階段状の突起

Claims (4)

  1. 製紙原料を受け入れる槽と、
    この槽を一次室と二次室に仕切るスクリーンと、
    前記槽の前記一次室に連通して前記槽に前記製紙原料を供給する製紙原料供給通路と

    前記一次室に連通し、前記スクリーンを通過しない異物を含む前記製紙原料を前記槽
    の外へ排出する異物排出通路と、
    前記二次室に連通し、前記スクリーンを通過した前記製紙原料を前記槽の外へ排出す
    る製紙原料排出通路と、
    前記スクリーンの内側である前記一次室に回転自在に設けられ、前記一次室内の前記
    製紙原料を攪拌する円筒形状の円筒形状のローター本体とを備え、
    このローター本体の両端面を除く側面に設けられ、側面視、階段状の撹拌部材を有し

    前記階段状の撹拌部材は、製紙原料流れに対して、下がり勾配に形成されている
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、
    階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し、
    前記単一の撹拌部材に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記円筒形状のローター本体内に位置する雌ネジに螺合して締め付けられ固定されている
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  3. 単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、
    階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置し、
    前記円筒形状のローター本体内に設けられた雄ねじは前記円筒形状のローター本体の孔を貫通し、前記単一の撹拌部材に設けられた雌ネジに螺合して締め付けられ固定されている
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
  4. 単一の撹拌部材は、長手方向の両端に対し中間部の幅が広い略三日月形状部材であり、
    階段状の撹拌部材は、複数個の前記単一の撹拌部材からなり、前記単一の撹拌部材の長手方向が円筒形状のローター本体の両端面に略平行で、且つ、前記単一の撹拌部材を隣接して階段状に複数形成し、更に、隣接する前記単一の撹拌部材は、製紙原料流れに対して上流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部が下流の前記単一の撹拌部材のローター本体の回転方向に対する先端部より前に位置している
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
JP2013248797A 2013-01-10 2013-12-02 製紙用スクリーン装置 Active JP6117683B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013248797A JP6117683B2 (ja) 2013-01-10 2013-12-02 製紙用スクリーン装置
US14/140,246 US20140190646A1 (en) 2013-01-10 2013-12-24 Papermaking screen apparatus
TW102148415A TW201433673A (zh) 2013-01-10 2013-12-26 製紙用篩濾裝置
KR1020140000035A KR101924348B1 (ko) 2013-01-10 2014-01-02 제지용 스크린 장치
EP14150389.6A EP2754749A1 (en) 2013-01-10 2014-01-07 Papermaking screen apparatus
CA2838518A CA2838518C (en) 2013-01-10 2014-01-08 Papermaking screen apparatus
CN201410007668.9A CN103924473A (zh) 2013-01-10 2014-01-08 制纸用网筛装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013002264 2013-01-10
JP2013002264 2013-01-10
JP2013248797A JP6117683B2 (ja) 2013-01-10 2013-12-02 製紙用スクリーン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014148777A true JP2014148777A (ja) 2014-08-21
JP6117683B2 JP6117683B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=49949501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013248797A Active JP6117683B2 (ja) 2013-01-10 2013-12-02 製紙用スクリーン装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20140190646A1 (ja)
EP (1) EP2754749A1 (ja)
JP (1) JP6117683B2 (ja)
KR (1) KR101924348B1 (ja)
CN (1) CN103924473A (ja)
CA (1) CA2838518C (ja)
TW (1) TW201433673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101353A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 相川鉄工株式会社 製紙用スクリ−ン装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05209389A (ja) * 1991-11-26 1993-08-20 Satomi Seisakusho:Kk 紙料精選装置
JPH07505928A (ja) * 1992-04-23 1995-06-29 アールストロム マシナリイ オサケ ユキチュア 繊維懸濁液を処理する装置
JP2001200487A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 紙料攪拌精選装置
JP2007224491A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Voith Patent Gmbh 懸濁液、特に製紙工業のための繊維を含んだ懸濁液を除塵するための装置
JP2008223151A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Aikawa Iron Works Co Ltd 製紙用スクリーン装置
JP2010523829A (ja) * 2007-03-30 2010-07-15 アドバンスド ファイバー テクノロジーズ(エイエフティー)トラスト スクリーニング装置用のロータ要素及びロータ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5192438A (en) * 1983-03-07 1993-03-09 A. Ahlstrom Corporation Rotating element for screening apparatus with a contour surface produced by a plurality of protrusions in the direction of the axial length of the rotor
EP0205623B1 (en) * 1984-12-25 1989-09-13 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Pressure slit screen
DE19911884A1 (de) * 1999-03-17 2000-09-21 Voith Sulzer Papiertech Patent Drucksortierer zum Sieben einer Papierfaserstoffsuspension und Siebräumer für einen solchen
DE20304303U1 (de) * 2003-03-18 2004-07-22 Voith Paper Patent Gmbh Drucksortierer zum Sieben einer Papierfaserstoffsuspension und Siebräumer für einen solchen
US6942104B2 (en) * 2003-09-02 2005-09-13 Gl&V Management Hungary Kft. Rotor with multiple foils for screening apparatus for papermaking pulp
JP2005171449A (ja) 2003-12-15 2005-06-30 Aikawa Iron Works Co Ltd 製紙用スクリ−ン装置
DE102009007637A1 (de) * 2009-02-05 2010-08-12 Voith Patent Gmbh Verfahren zum Sortieren einer Faserstoffsuspension sowie Vorrichtung zu seiner Durchführung
DE102010063891A1 (de) * 2010-12-22 2012-06-28 Voith Patent Gmbh Drucksortierer

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05209389A (ja) * 1991-11-26 1993-08-20 Satomi Seisakusho:Kk 紙料精選装置
JPH07505928A (ja) * 1992-04-23 1995-06-29 アールストロム マシナリイ オサケ ユキチュア 繊維懸濁液を処理する装置
JP2001200487A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 紙料攪拌精選装置
JP2007224491A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Voith Patent Gmbh 懸濁液、特に製紙工業のための繊維を含んだ懸濁液を除塵するための装置
JP2008223151A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Aikawa Iron Works Co Ltd 製紙用スクリーン装置
JP2010523829A (ja) * 2007-03-30 2010-07-15 アドバンスド ファイバー テクノロジーズ(エイエフティー)トラスト スクリーニング装置用のロータ要素及びロータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101353A (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 相川鉄工株式会社 製紙用スクリ−ン装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2754749A1 (en) 2014-07-16
CN103924473A (zh) 2014-07-16
TW201433673A (zh) 2014-09-01
CA2838518A1 (en) 2014-07-10
CA2838518C (en) 2020-09-22
KR101924348B1 (ko) 2018-12-03
JP6117683B2 (ja) 2017-04-19
KR20140090939A (ko) 2014-07-18
US20140190646A1 (en) 2014-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6517675B2 (ja) 製紙用スクリ−ン装置
JP6553956B2 (ja) リファイナーの叩解方法及びリファイナー
JP2014148777A (ja) 製紙用スクリーン装置
JP5038083B2 (ja) 粉粒体篩機
FI111835B (fi) Tärysyöttimen välppämoduuli
KR20130135763A (ko) 이물질 선별기
RU2005126039A (ru) Рафинировочная пластина, присоединенная к головной части в рафинере пульпы
JP4909693B2 (ja) スクリーン装置
JP2000008287A (ja) スクリーン装置
JP2011025188A (ja) 水処理装置
JPWO2019069349A1 (ja) 気泡生成装置、気泡生成方法
JP4376151B2 (ja) スクリーン装置
JP4400919B2 (ja) パルパ−
JP3190305B2 (ja) スクリーン装置
JP2017029930A (ja) 微細気泡発生装置
UA21991U (uk) Двоситна бутара барабанного млина
JP7235364B1 (ja) 気体溶解装置
JP2006089874A (ja) スクリーン装置
JP2011026715A (ja) パルパ−
JPS63288287A (ja) パルパ−
WO2019069350A1 (ja) 気泡生成装置、気泡生成方法
JP2021038490A (ja) スクリーン装置及びスクリーン装置用のロータ
JP2006348417A (ja) スリットスクリーン、及び、該スリットスクリーンを備えたスクリーン装置
JP2020018232A (ja) 生海苔異物分離装置(生海苔異物分離除去装置)
KR20200112612A (ko) 세면대용 정수 필터의 유로 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6117683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250