JP2014148612A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】石油資源の使用を極力抑えながら、簡便な手法でミクロフィブリル化植物繊維とゴム成分との相溶性を向上させ、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性をバランス良く改善できるタイヤ用ゴム組成物、及び該ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ゴム成分、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン系樹脂を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。上記ゴム成分が、天然ゴム、改質天然ゴム、合成ゴム及び変性合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましく、上記ミクロフィブリル化植物繊維がセルロースミクロフィブリルであることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及び該ゴム組成物を用いた空気入りタイヤに関する。
ゴム組成物に充填剤としてセルロース繊維等のミクロフィブリル化植物繊維を配合することにより、ゴム組成物の物理的特性を向上できることが従来から知られている。しかしながら、ミクロフィブリル化植物繊維はゴム成分との相溶性が悪いため、ゴム組成物に配合しても、充分な向上効果が得られない場合がある。
特許文献1では、セルロース繊維の表面を化学的に処理して疎水基を導入することにより、ゴム成分との相溶性を向上させる手法が提案されている。また、近年では、アミノ基を有するシランカップリング剤でパルプを化学処理することにより、ゴム成分との相溶性を向上させる手法が提案されている。しかしこれらの手法はいずれも化学反応プロセスを必要とすることから、より簡便な手法が求められている。
特開2009−84564号公報
本発明は、前記課題を解決し、石油資源の使用を極力抑えながら、簡便な手法でミクロフィブリル化植物繊維とゴム成分との相溶性を向上させ、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性をバランス良く改善できるタイヤ用ゴム組成物、及び該ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、ゴム成分、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン系樹脂を含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
上記ゴム成分が、天然ゴム、改質天然ゴム、合成ゴム及び変性合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
上記ミクロフィブリル化植物繊維がセルロースミクロフィブリルであることが好ましい。
上記ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維径が10μm以下であることが好ましい。
上記ミクロフィブリル化植物繊維の含有量が、上記ゴム成分100質量部に対して1〜100質量部であることが好ましい。
上記テルペン系樹脂の含有量が、上記ゴム成分100質量部に対して1〜50質量部であることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、ゴム成分、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン系樹脂を含むタイヤ用ゴム組成物であり、テルペン系樹脂を添加するという簡便な手法でミクロフィブリル化植物繊維とゴム成分との相溶性を向上させ、エネルギーロスを低下させながら、剛性と破断伸びとを両立できる。これにより、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性がバランス良く改善された空気入りタイヤを提供できる。また、ミクロフィブリル化植物繊維は石油を原料としない材料であることから、石油資源の使用量を低減して、環境に配慮することができる。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン系樹脂を含む。テルペン系樹脂を添加することで、ゴム成分とミクロフィブリル化植物繊維との界面での接着性が改善され、該界面でのエネルギーロスが低下する。また、ミクロフィブリル化植物繊維同士が絡み合った接点がテルペン系樹脂によって補強され、破断強度が向上する。これらの作用により、エネルギーロスを低下させながら、剛性及び破断伸びを両立できる。従って、上記ゴム組成物をタイヤに用いることで、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性がバランス良く改善された空気入りタイヤを提供できる。
また、ミクロフィブリル化植物繊維は、石油を原料としない材料(石油外資源)であるため、石油資源の使用量を低減することができる。
ゴム成分は、天然ゴム、改質天然ゴム、合成ゴム及び変性合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。天然ゴム(NR)としては、TSR20、RSS#3など、タイヤ工業において一般的なものが挙げられる。改質天然ゴムとしては、エポキシ化天然ゴム(ENR)、水素化天然ゴム、脱タンパク天然ゴムなどが挙げられる。合成ゴムとしては、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、クロロプレンゴムなどが挙げられる。変性合成ゴムとしては、合成ゴムの末端を極性官能基で変性したものなどが挙げられる。汎用性やコストの面で有利であり、また、ミクロフィブリル化植物繊維と混合する際の作業性が良好であるという観点から、ゴム成分としては、NR、BR、SBR、IR、IIR、ENRが好ましく、石油資源の使用量を低減し、環境に配慮することができるという観点から、石油外資源由来の材料であるNR、ENRがより好ましい。
本発明のゴム組成物において、ゴム成分100質量%中のNR及びENRの含有量は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは80質量%以上、更に好ましくは95質量%以上である。含有量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。
ミクロフィブリル化植物繊維としては、良好な補強性が得られるという点から、セルロースミクロフィブリルが好ましい。セルロースミクロフィブリルとしては、例えば、木材、竹、麻、ジュート、ケナフ、農作物残廃物、布、再生パルプ、古紙、バクテリアセルロース、ホヤセルロース等の天然物に由来するものが挙げられる。
ミクロフィブリル化植物繊維の製造方法としては特に限定されないが、例えば、上記セルロースミクロフィブリルの原料を水酸化ナトリウム等の薬品で化学処理した後、リファイナー、二軸混錬機(二軸押出機)、二軸混錬押出機、高圧ホモジナイザー、媒体撹拌ミル、石臼、グラインダー、振動ミル、サンドグラインダー等により機械的に磨砕ないし叩解する方法が挙げられる。この方法では、化学処理によって原料からリグニンが分離されるため、リグニンを実質的に含有しないミクロフィブリル化植物繊維が得られる。
ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維径は、ゴム補強効果が良好であるという観点から、好ましくは10μm以下、より好ましくは5μm以下、更に好ましくは1μm以下、特に好ましくは0.5μm以下である。ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維径の下限は特に限定されないが、ミクロフィブリル化植物繊維の水分散液とゴム成分とを混合する場合に、濾水性の悪化による作業性の悪化を抑制できる観点から、4nm以上であることが好ましい。
ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維長は、好ましくは5mm以下、より好ましくは1mm以下であり、また、好ましくは1μm以上、より好ましくは50μm以上である。平均繊維長が下限未満の場合や上限を超える場合は、前述の平均繊維径と同様の傾向がある。
ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維径及び平均繊維長は、走査型電子顕微鏡写真の画像解析、透過型顕微鏡写真の画像解析、X線散乱データの解析、細孔電気抵抗法(コールター原理法)等によって測定できる。
ミクロフィブリル化植物繊維の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは3質量部以上、更に好ましくは5質量部以上であり、また、好ましくは100質量部以下、より好ましくは20質量部以下である。上記範囲内であれば、ゴム補強効果が良好であり、また、ゴム成分と複合化する工程での各種材料の歩留まりや作業性も良好である。
テルペン系樹脂は、テルペン化合物を主モノマーとして重合された樹脂である。テルペン化合物は、一般に、イソプレン(C)の重合体で、モノテルペン(C1016)、セスキテルペン(C1524)、ジテルペン(C2032)などに分類されるテルペンを基本骨格とする化合物であり、例えば、α−ピネン、β−ピネン、ジペンテン、リモネン、ミルセン、アロオシメン、オシメン、α−フェランドレン、α−テルピネン、γ−テルピネン、テルピノレン、1,8−シネオール、1,4−シネオール、α−テルピネオール、β−テルピネオール、γ−テルピネオール、カンフェン、トリシクレン、サビネン、パラメンタジエン類、カレン類などが挙げられる。
テルペン化合物を得る方法としては、植物の葉、樹、根等から得られる植物精油から直接得る他に、テルペン化合物の合成酵素をコードする遺伝子を組み込んだ遺伝子組み換え微生物によって製造する場合も含まれる。
テルペン系樹脂としては、例えば、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂、リモネン樹脂、ジペンテン樹脂、β−ピネン/リモネン樹脂などのテルペン樹脂の他、テルペン化合物と芳香族化合物とを原料とする芳香族変性テルペン樹脂、テルペン化合物とフェノール系化合物とを原料とするテルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂に水素添加処理した水素添加テルペン樹脂などを使用できる。ここで、芳香族変性テルペン樹脂の原料となる芳香族化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルトルエンなどが挙げられ、また、テルペンフェノール樹脂の原料となるフェノール系化合物としては、例えば、フェノール、ビスフェノールA、クレゾール、キシレノールなどが挙げられる。
本発明の効果が良好に得られるという点から、テルペン系樹脂としては、テルペン樹脂が好ましく、α−ピネン樹脂、β−ピネン樹脂がより好ましい。
テルペン系樹脂の軟化点は、好ましくは80℃以下、より好ましくは60℃以下、更に好ましくは40℃以下である。80℃を超えると、混練の際に分散しにくくなる傾向がある。テルペン系樹脂の軟化点は、好ましくは10℃以上、更に好ましくは20℃以上である。10℃未満であると、作業効率が悪くなる傾向がある。
なお、本発明において、軟化点は、フローテスター(島津製作所社製、CFT−500D)を用い、試料として1gの樹脂を昇温速度6℃/分で加熱しながら、プランジャーにより1.96MPaの荷重を与え、直径1mm、長さ1mmのノズルから押出し、温度に対するフローテスターのプランジャー降下量をプロットし、試料の半量が流出した温度とした。
テルペン系樹脂の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、1質量部以上、好ましくは3質量部以上であり、また、好ましくは50質量部以下、より好ましくは30質量部以下である。上記範囲内であれば、ミクロフィブリル化植物繊維を良好に分散させ、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性をバランス良く改善できる。
本発明のゴム組成物は、上記成分以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、例えば、充填剤(カーボンブラック、シリカ等)、シランカップリング剤、加硫剤、ステアリン酸、加硫促進剤、加硫促進助剤、オイル、ワックス、老化防止剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで上記成分を混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。また、ミクロフィブリル化植物繊維をゴム成分中に容易に分散させることができるという点から、ミクロフィブリル化植物繊維の水分散液とゴムラテックスとを混合して得られるマスターバッチを用いて製造することが好ましい。
本発明のゴム組成物は、タイヤ部材に使用することができ、なかでも、トレッド、サイドウォールに好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて公知の方法によって製造される。すなわち、必要に応じて各種添加剤を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤの各部材の形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法にて成型することにより未加硫タイヤを形成した後、加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造できる。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車、トラック・バス等に好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例、比較例及び参考例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
天然ゴムラテックス:HYTEX HA(Golden Hope Plantations(ゴールデン・ホープ・プランテーションズ)社製の天然ゴムラテックス、固形分:60質量%、平均粒径:1μm)
ミクロフィブリル化植物繊維:ダイセル化学工業(株)製のセリッシュKY−100G(平均繊維長:0.5mm、平均繊維径:0.02μm、固形分:10質量%)
マスターバッチ1〜3:下記製造例で調製
テルペン系樹脂:ヤスハラケミカル(株)製のYSレジン PX300N(軟化点30℃のテルペン樹脂)
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C
ステアリン酸:日油(株)製のビーズステアリン酸つばき
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーDM
<製造例1:マスターバッチ1の調製>
表1の配合に従い、高速ホモジナイザー(IKA社製のバッチ式ホモジナイザーT65Dウルトラタラックス(Ultraturrax T25))を用いて、24,000rpmの条件でミクロフィブリル化植物繊維を水中で1時間撹拌分散させ、ついで天然ゴムラテックスを添加し、更に30分撹拌分散させた。得られた混合液を5質量%ギ酸水溶液で凝固し、水洗後、40℃の加熱オーブン中で乾燥させることでマスターバッチ1を得た。
<製造例2:マスターバッチ2の調製>
表1の配合に従い、マスターバッチ1と同様の方法でマスターバッチ2を得た。
<製造例3:マスターバッチ3の調製>
天然ゴムラテックスをそのまま5質量%ギ酸水溶液で凝固し、水洗後、40℃の加熱オーブン中で乾燥させることでマスターバッチ3を得た。
Figure 2014148612
<加硫ゴム組成物の調製>
表2の配合に従い、135℃に加熟した250ccインターナルミキサーを用いて、88rpmの条件で加硫促進剤及び硫黄以外の薬品と各種マスターバッチとを3分間混練りした後、混練りしたゴムを排出して、60℃、24rpmの条件で6インチオープンロールにより加硫促進剤と硫黄を添加、5分間混練し、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を150℃でプレス加熱することで、実施例、比較例及び参考例に対応する加硫ゴム組成物を得た。
<実施例、比較例及び参考例>
上記の方法で作製した加硫ゴム組成物を用い、以下に示す評価を行った。なお、表2に示す特性データ中の各指数については、参考例1を基準配合とし、下記記載の計算式で算出した。
(引張試験)
JIS K6251「加硫ゴム及び熟可塑性ゴム−引張特性の求め方」に従い、100%引張応力を測定し、下記の計算式により100%引張応力指数を算出した。100%引張応力指数が大きい程、加硫ゴム組成物が良好に補強されており、ゴムの剛性が高く、破壊特性に優れることを示す。
100%引張応力指数=(各配合の100%引張応力)/(基準配合の100%引張応力)×100
(操縦安定性指数及び転がり抵抗指数)
前述の方法で調製された加硫ゴム組成物の2mmゴムスラブシートから測定用試験片を切り出し、粘弾性スペクトロメータVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度70℃、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、各測定用試験片のE(複素弾性率)及びtanδ(損失正接)を測定し、下記の計算式により操縦安定性指数、転がり抵抗指数を算出した。操縦安定性指数が大きい程、操縦安定性に優れることを示し、転がり抵抗指数が大きい程、転がり抵抗が低く、低燃費性に優れることを示す。
操縦安定性指数=(各配合のE)/(基準配合のE)×100
転がり抵抗指数=(基準配合のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
Figure 2014148612
表2より、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン樹脂の併用により、低燃費性、破壊特性及び操縦安定性が相乗的に改善され、これらの性能が高次元でバランス良く得られることが確認できた。

Claims (7)

  1. ゴム成分、ミクロフィブリル化植物繊維及びテルペン系樹脂を含むタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記ゴム成分が、天然ゴム、改質天然ゴム、合成ゴム及び変性合成ゴムからなる群より選択される少なくとも1種を含む請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記ミクロフィブリル化植物繊維がセルロースミクロフィブリルである請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記ミクロフィブリル化植物繊維の平均繊維径が10μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記ミクロフィブリル化植物繊維の含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して1〜100質量部である請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. 前記テルペン系樹脂の含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して1〜50質量部である請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
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