JP2014147517A - ミシンの縫針冷却機構及びミシン - Google Patents

ミシンの縫針冷却機構及びミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2014147517A
JP2014147517A JP2013017801A JP2013017801A JP2014147517A JP 2014147517 A JP2014147517 A JP 2014147517A JP 2013017801 A JP2013017801 A JP 2013017801A JP 2013017801 A JP2013017801 A JP 2013017801A JP 2014147517 A JP2014147517 A JP 2014147517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle bar
needle
sewing
air
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013017801A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonari Nakano
元就 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013017801A priority Critical patent/JP2014147517A/ja
Priority to CN201420041570.0U priority patent/CN203715900U/zh
Publication of JP2014147517A publication Critical patent/JP2014147517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】縫針を冷却し、且つ糸が暴れることを抑制できるミシンの縫針冷却機構及びミシンを提供する。
【解決手段】針棒モジュール103は、中空で下端部111が閉じた針棒110と、針棒110の上端部112を保持し、針棒110の上下動の際に上端部112を案内する上支持筒120を備える。針棒110は、下端部111に、針棒110の内外を連通する案内路113を有する。上支持筒120は、上端部122に、調整弁160を有する空気取入部140を備える。針棒モジュール103内の空気は、針棒110の上下動で圧縮され、案内路113から縫針101の外表面へ向けて噴射され、縫針101が冷却される。針棒モジュール103は、調整弁160で空気の圧縮圧を調整することで、噴射勢いを弱め、縫針101の冷却を行いつつも、上糸の暴れを抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ミシンの縫針の冷却が可能な縫針冷却機構及びミシンに関する。
従来、ミシンは、ベッド部、脚柱部、アーム部、及び頭部を主体に構成される。アーム部は、ミシンモータに駆動される上軸を備える。頭部は、縫針を装着した針棒を支持する針棒台を備える。上軸の回転によって、針棒は上下方向に運動する。ベッド部は、上軸に連動する下軸の回転に伴い回転する釜を備える。釜は下糸を巻いたボビンを収容する。針棒と釜は協働し、縫針に供給される上糸と、ボビンから供給される下糸とを交絡して加工布に縫い目を形成する。
工業用ミシンは、針棒の上下運動を高速に行う。縫針は、加工布と摩擦して摩擦熱を生ずる。摩擦熱の温度が高くなると、加工布が溶解したり、上糸及び下糸が糸切れを生じたりする可能性がある。縫針は摩擦熱によって劣化が早まる可能性がある。縫針を冷却するため、縫針の冷却機構を備えるミシンが知られている。例えば特許文献1に記載のミシンは、コンプレッサーから供給した圧縮空気を、中空の針棒内を通過させて、針棒下端の空気通路から噴出して縫針を冷却する。
特開平10−235061号公報
しかしながら、特許文献1のミシンは、針棒を冷却するための空気をコンプレッサーで圧縮するので、送気孔から噴出する空気の勢いが強い。このため、縫製時に上糸が空気によって暴れ、上糸が弛んで下糸と絡み合い、縫い目が乱れる可能性があった。特に、薄手の加工布を縫製する場合には上糸に付与する張力を小さくして縫製するので、風圧で上糸が暴れ易いという問題があった。尚且つ、ミシンはコンプレッサー、レギュレーター等の空圧機器を別途備え付ける必要があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、縫針を冷却し、且つ糸が暴れることを抑制できるミシンの縫針冷却機構及びミシンを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係るミシンの縫針冷却機構によれば、上下方向に延びる中空状に形成し下端部に縫針を装着した針棒と回転釜とが協働して縫目を形成するミシンの前記縫針を冷却するための冷却機構において、前記針棒の下端部に前記針棒内と外部とを連通するように形成され、前記針棒内の空気を前記縫針の外表面へ向けて案内する案内路と、前記針棒の上端部を下端部側で支持可能な筒状に形成され、前記針棒の上下動の際に前記針棒の上端部を上下方向に案内する支持部材と、前記支持部材の上端部に嵌合する筒状の空気取入部と、前記空気取入部の上端の開口に設けられ、前記針棒の上下動の際に外部から前記支持部材内と前記針棒内を介して前記案内路へ空気の流通が可能な流通弁と、前記空気取入部の側面に開口する通気穴に設けられ、外部と前記支持部材内との間における空気の流通量を調整可能な調整弁とを備えたミシンの縫針冷却機構が提供される。
第1態様に係るミシンの縫針冷却機構は、縫製時に針棒の上下動を用いて、針棒と支持部材の内部で圧縮した空気を案内路を介して噴射し、縫針を冷却することができる。縫針冷却機構は、空気の噴射量を調整弁で調整することで縫製時に上糸が暴れることを抑制できる。故にミシンは、縫い目が乱れ難く、確実な縫製を行うことができる。
第1態様に係るミシンの縫針冷却機構は、上下方向に延びる筒状で、一端側が前記空気取入部の下端部に接続し、他端部が前記針棒内に延びる筒部材と、前記筒部材の外周面と前記針棒の内周面との間に配置して空気の流通を制限する制限部材とを更に備えてもよい。縫針冷却機構は、空気の圧縮を筒部材内で行うことで、空気の圧縮径を小さくして圧縮時の圧力の逃げを抑制する。縫針冷却機構は、圧縮空気の噴射圧を高め、縫針の冷却効果を高めることができる。筒部材は、長さの調整により、最大圧縮圧の調整が可能である。
第1態様に係るミシンの縫針冷却機構において、前記制限部材はシリコンオイルが浸透可能なフェルトであってもよい。縫針冷却機構は、シリコンオイルが浸透したフェルトを針棒に接触可能な状態で配置する。縫針冷却機構は、縫針の熱を針棒の熱伝導による熱引きだけでなく、シリコンオイルを介した熱引きによって支持部材に逃がすことができる。故に縫針冷却機構は、更に効果的に縫針の冷却を行うことができる。縫針冷却機構は、フェルトを筒部材に接着して取り付けることができるので、筒部材に予め取付け部を構造的に設ける必要が無い。
第1態様に係るミシンの縫針冷却機構において、前記案内路は、前記針棒の前記下端部に複数形成されていてもよい。縫針冷却機構は、案内路が複数あるので縫針の周囲を噴射する空気の層でまんべんなく取り巻くことができ、縫針の冷却を確実に行うことができる。
本発明の第2態様に係るミシンの縫針冷却機構によれば、上下方向に延びる中空状に形成し下端部に縫針を装着した針棒と回転釜とが協働して縫目を形成するミシンの前記縫針を冷却するための冷却機構において、前記針棒の下端部に形成され、前記針棒内と前記縫針の上端部とを連通する接続路と、前記針棒内に充填し、前記接続路を介して前記針棒に接触する流動性を有する熱伝導材と、前記針棒の上端側の開口を塞ぎ、前記熱伝導材を前記針棒内に封入する栓部材とを備えたミシンの縫針冷却機構が提供される。
第2態様に係るミシンの縫針冷却機構は、針棒内に熱伝導材(シリコンオイル等)を封入し、熱伝導材が接続路を介して縫針に接触する。縫針冷却機構は、縫針の熱を、針棒の熱伝導による熱引きだけでなく、シリコンオイルを介した熱引きによって支持部材に逃がすことができ、縫針の冷却を効果的に行うことができる。縫針冷却機構は、縫針へ向けた空気の噴出による冷却を行わないので、上糸が暴れることがなく、縫い目が乱れず、確実な縫製を行うことができる。
第1態様又は第2態様に係るミシンの縫針冷却機構は、下糸を巻回したボビンを収容し、前記回転釜に着脱可能に装着するボビンケースを更に備えてもよい。この場合に、前記ボビンケースは、前記針棒の上下動の際に前記縫針の下端が進入する進入位置に設けられ、前記縫針と接触可能な接触部材を備えてもよい。縫針冷却機構は、縫製時に、縫針の下端が接触部材と接触する。故に、縫針冷却機構は、縫針の熱を接触部材及びボビンケースを介した熱引きによって回転釜に逃がすことができる。縫針冷却機構は、縫針の下端側からの熱引きを行うことで、更に効果的に縫針の冷却を行うことができる。
第1態様又は第2態様に係るミシンの縫針冷却機構において、前記接触部材はシリコンオイルが浸透可能なフェルトであってもよい。接触部材はフェルトであるので、縫針接触時に縫針の下端にかかる負荷を小さくできる。
第1態様又は第2態様に係るミシンの縫針冷却機構は、前記回転釜の釜軸に設けられ、当該釜軸と同軸の回転軸と、前記回転釜へ向けて送風する複数の羽根とを有するファンを更に備えてもよい。縫針冷却機構は、ファンによって回転釜を直接冷却して温度を下げることで、縫針の下端から回転釜へ向けた熱引きの効率を高め、更に効果的に縫針の冷却を行うことができる。
本発明の第3態様に係るミシンによれば、上下方向に延びる中空状に形成し、下端部に縫針を装着した針棒と、前記針棒を上下動する針棒上下動機構と、前記針棒上下動機構を駆動するミシンモータと、前記縫針を冷却するための縫針冷却機構とを備えたミシンにおいて、前記縫針冷却機構は、前記針棒の下端部に前記針棒内と外部とを連通するように形成され、前記針棒内の空気を前記縫針の外表面へ向けて案内する案内路と、前記針棒の上端部を下端部側で支持可能な筒状に形成され、前記針棒の上下動の際に前記針棒の上端部を上下方向に案内する支持部材と、前記支持部材の上端部に嵌合する筒状の空気取入部と、前記空気取入部の上端の開口に設けられ、前記針棒の上下動の際に外部から前記支持部材内と前記針棒内を介して前記案内路へ空気の流通が可能な流通弁と、前記空気取入部の側面に開口する通気穴に設けられ、外部と前記支持部材内との間における空気の流通量を調整可能な調整弁とを備え、前記ミシンモータが前記針棒上下動機構を駆動する時、前記針棒が下降する場合に前記流通弁を開放して前記支持部材内に空気を取り入れ、針棒が上昇する場合に前記流通弁を閉鎖して前記案内路から前記縫針の外表面へ向けて空気を放出することを特徴とするミシンが提供される。
第3態様のミシンは、縫針冷却のために噴出する空気の流通量を調整することができる縫針冷却機構を備えるので、第1態様と同様の効果を得ることができる。
ミシン1の上軸41、針棒上下動機構100、天秤機構50、下軸21及び釜機構80の透視斜視図である。 針棒110が下降した状態における針棒モジュール103の縦断面図である。 全閉位置の調整弁160を図2の一点鎖線I−Iにおいて矢視方向に見た断面図である。 全開位置の調整弁160を図2の一点鎖線I−Iにおいて矢視方向に見た断面図である。 針棒110が上昇した状態における針棒モジュール103の縦断面図である。 ミシン1の前方から見た釜機構80の部分断面図である。 針棒210の縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの針棒冷却機構の一実施形態について説明する。図1を参照し、針棒冷却機構を備えるミシン1の概略的な構造について説明する。図1の紙面左下側、右上側、右下側、左上側、上側、下側は夫々ミシン1の左側、右側、前側、後側、上側、下側である。
図1に示すように、ミシン1は、ベッド部2、脚柱部3、アーム部4、及び頭部5を備える。ベッド部2は左右方向に延び、内部に下軸21、釜機構80等を備える。脚柱部3は、ベッド部2の右端部側から上方に延び、内部にタイミングベルト31、ミシンモータ32等を備える。アーム部4は、脚柱部3上側からベッド部2の上面に対向して左方に延び、内部に上軸41等を備える。ミシンモータ32は、上軸41を左方から見て時計回りに回転する。
アーム部4は、左方に頭部5を備える。頭部5は、内部に天秤機構50、針棒上下動機構100、針棒110及び上支持筒120を含む針棒モジュール103、針棒抱き102、下支持筒104等を備える。尚、針棒モジュール103は本発明に係る針棒冷却機構の一例であり、その構成の詳細については後述する。上軸41は、右端がミシンモータ32に接続し、左端が針棒上下動機構100に接続する。上軸41は、ミシンモータ32の駆動に伴う回転力を針棒上下動機構100を介して天秤機構50に伝達し、天秤機構50を駆動する。天秤機構50は、縫製時に上下動して上糸を引上げる天秤51を備える。
上支持筒120及び下支持筒104は、夫々ミシン1の機枠(図示略)に固定する。上支持筒120及び下支持筒104は、針棒110の上部及び下部を夫々支持し、針棒110の上下方向への移動を案内する。針棒抱き102は上支持筒120と下支持筒104の間の位置で針棒110を保持する。針棒抱き102は針棒上下動機構100に接続し、上軸41の回転に伴う駆動力が針棒上下動機構100を介して伝達される。針棒抱き102は、天秤51と連動して駆動し、針棒110を上下に移動する。針棒110の下端側は頭部5の下側から露出し、下方へ延びる。針棒110は下端に縫針101を装着する。
下軸21は左右方向に延び、右端にプーリ23を備える。上軸41は、下軸21のプーリ23の位置に対応する位置に、プーリ42を備える。プーリ42とプーリ23はタイミングベルト31を介して連結する。下軸21は、ミシンモータ32の駆動に伴い上軸41が回転すると、タイミングベルト31を介して左方から見て時計回りに回転する。下軸21は、プーリ23の左側に下軸ギア22を備える。
釜機構80は、左右方向に延びる釜軸81を備える。釜軸81は、下軸21と並行に配置し、右端に釜軸ギア84を備える。釜軸ギア84は下軸21の下軸ギア22と噛合う。釜軸81は、ミシンモータ32の駆動に伴い回転する下軸21に従動し、左方から見て反時計回りに回転する。
釜軸81は左端に垂直釜8を備える。垂直釜8は、釜軸81と共に回転する。垂直釜8は、下糸を巻回したボビン83(図6参照)を収容するボビンケース82を装着する。尚、釜機構80の構成の詳細については後述する。垂直釜8は、ベッド部2の上部に設けた針板11(図6参照)の下方に位置する。針板11は、針棒110に装着した縫針101の直下の位置に、縫針101が挿通可能な針穴12(図6参照)を有する。針棒110が下降した時、縫針101の下端は針穴12を通過する。針板11の下方で、縫針101の下端(針先)は垂直釜8の上部に達する。
次に、本発明に係る針棒冷却機構の一例である針棒モジュール103について、図2〜図5を参照して説明する。図2に示すように、針棒モジュール103は、針棒110、上支持筒120、チューブ130、空気取入部140、流通弁150、調整弁160及びフェルト170,175を備える。
針棒110は、例えば炭素鋼等からなり、上下方向に延びる中空状の金属棒である。針棒110は下端部111が閉じている。下端部111は上下方向に厚みを有する。下端部111は、縫針101の上端部109を挿入可能な取付穴114を有する。縫針101は、取付穴114に挿入し、固定ねじ(図示略)で下端部111に固定する。取付穴114は、針棒110内には連通しない。下端部111は、取付穴114の側方近傍に、針棒110内部と外部とを連通する案内路113を備える。案内路113は、取付穴114に装着する縫針101の外表面へ向けて、針棒110内の空気を案内するための流路である。尚、下端部111は、案内路113を複数有してもよい。
上支持筒120は、針棒110の上端部112の外周面を取り囲む筒状で、下端部121側で針棒110を支持可能な金属製の部材である。上記したように、上支持筒120はミシン1の機枠に固定し、針棒110の上下動の際に上端部112を案内する。上支持筒120は上下方向略中央の側面にパージ穴123を有する。パージ穴123は、上支持筒120内部と外部とを貫通する。パージ穴123は、上支持筒120内部と外部と間で空気を流通し、針棒110の上下動の際の空気抵抗を減らす。
空気取入部140は、上支持筒120の上端部122に接続する筒状の部材であり、下端部141が上端部122内に嵌合する。空気取入部140は、上端142の開口に流通弁150を有する。流通弁150は上下方向に延びる筒状の逆止弁で、下端に弁体155を備える。弁体155は、一部分を流通弁150の本体下面に固定し、残りの部分が下方に開く。即ち、流通弁150は、空気取入部140内への空気の取り入れを制御する。
空気取入部140は、頭部5(図1参照)の上側から露出する。空気取入部140は、側面に空気取入部140内部と外部を貫通する通気穴143を有する。通気穴143は、空気取入部140内部と外部との間で空気の流通を許容する。空気取入部140は、通気穴143の形成部分を含む側面を周方向に一周する溝状の凹部144を有する。凹部144には、空気取入部140の側面を一周して取り囲む調整弁160が組み付けられている。調整弁160は、空気取入部140に対し回動可能である。
図3に示すように、調整弁160は筒状の部材である。調整弁160は、側面に通気穴143と略同じ大きさに開口する調整穴162を有する。調整弁160は、調整穴162に対して周方向に反対側の側面に、径方向に突出する突起部161を有する。ミシン1の使用者は、突起部161を指等で摘み、調整弁160を空気取入部140の周方向に回動することができる。
図4に示すように、調整穴162の開口と、空気取入部140の通気穴143の開口とが一致する位置に調整弁160が回動すると、調整弁160は空気取入部140内部と外部と間で空気を流通可能にする。通気穴143の開口と調整穴162の開口とが互いに一致する位置関係にあるときの調整弁160の位置が、全開位置である。図3に示すように、調整穴162の開口と、空気取入部140の通気穴143の開口とが互いにずれた位置に調整弁160が回動すると、調整弁160は空気取入部140内部と外部と間で空気を流通不可能にする。通気穴143の開口と調整穴162の開口とが互いにずれて重ならない位置関係にあるときの調整弁160の位置が、全閉位置である。調整弁160は、全開位置と全閉位置との間で回動する位置に応じ、調整穴162の開口と、空気取入部140の通気穴143の開口との周方向における重なり具合を変更できる。即ち、調整弁160は、調整穴162の開口と通気穴143の開口とが重なる大きさに応じて、空気取入部140内と外部と間での空気の流通量を制限できる。
図2に示すように、空気取入部140は、下端部141の内側に、チューブ130の一端部132を接続するための接続部材133が嵌合する。接続部材133は上下方向に延びる筒状部材であり、上下方向中央部の外周に径方向に突出する突起134を有する。突起134の径方向の大きさは、空気取入部140の内周面の径方向の大きさより大きい。空気取入部140は、接続部材133の突起134より上側が下端部141の内側に嵌合する。チューブ130は上下方向に延び、針棒110よりも径の細い筒状の部材である。チューブ130は、一端部132が上支持筒120内で接続部材133の突起134より下側に嵌合し、接続部材133を介して空気取入部140に接続する。即ち、空気取入部140内とチューブ130内は空気が連通する。チューブ130の他端部131は、針棒110内に位置する。
チューブ130の他端部131は、チューブ130の外周面135と針棒110の内周面115との間にフェルト170を周方向に一周して設ける。フェルト170は、2個の組を上下方向に並べて配置した状態で、チューブ130の外周面135に夫々接着する。フェルト170は、チューブ130の外周面135と針棒110の内周面115との間の空気の流通を制限する。フェルト170は、シリコンオイルを浸透している。シリコンオイルはフェルト170によるチューブ130の外周面135と針棒110の内周面115との間における空気流通の遮断性を高める。フェルト170は、針棒110に接触可能な状態で配置するので、縫針101の熱をシリコンオイルを介した熱引きによって上支持筒120に逃がすことができる。
チューブ130の外周面135は、針棒110の上下方向の可動範囲の下端位置にあるときの針棒110の上端部112の位置に対応する針棒110の内周面115との間にも、2個の組からなるフェルト175を夫々接着する。フェルト175は、同様にシリコンオイルを浸透している。シリコンオイルは、フェルト170とフェルト175との間におけるチューブ130の外周面135と針棒110の内周面115との間に封入する。シリコンオイルは、縫針101から針棒110を伝導して上支持筒120へ熱引きが行われる過程において、熱伝導の経路としても機能する。即ち、針棒モジュール103は、縫針101の熱を、針棒110の熱伝導による熱引きだけでなく、シリコンオイルを介した熱引きによって上支持筒120に逃がすことができる。
図5に示すように、針棒上下動機構100の駆動によって針棒110が上方へ移動すると、針棒モジュール103の内部容積は減少する。針棒モジュール103は内部の空気を圧縮する。針棒110内と、チューブ130内と、空気取入部140内の空気は外部の空気よりも圧力が高まり、弁体155を押し上げて流通弁150を閉じる。圧縮空気は、針棒110の下端部111の案内路113を通り、縫針101の外表面へ向けて案内路113の開口から噴出し、縫針101を冷却する。針棒モジュール103は、チューブ130を備えることで、空気を圧縮するときの圧縮径を小さくできるので、圧縮時の圧力の逃げを抑制できる。故に、針棒モジュール103は、噴射圧を高め、縫針101の冷却効果を高めることができる。尚、チューブ130は長さの調整により、最大圧縮圧を調整することが可能である。
空気取入部140の調整弁160が全閉位置になく、調整穴162の開口と通気穴143の開口とが重なる位置にある場合、圧縮空気は通気穴143及び調整穴162を通り、針棒モジュール103外部に噴出する。この場合、針棒モジュール103内における空気の圧縮圧は低下する。故に、針棒110の案内路113の開口から噴出する空気の勢いは、調整弁160の回動位置に応じて変化する。ミシンの使用者が調整弁160を全開位置に回せば、案内路113の開口から噴出する空気の勢いは最も弱くなる。使用者が調整弁160を全閉位置に回せば、案内路113の開口から噴出する空気の勢いは最も強くなる。
図2に示すように、針棒上下動機構100の駆動によって針棒110が下方へ移動すると、針棒モジュール103の内部容積は拡大する。針棒モジュール103は内部の空気を伸張する。針棒110内と、チューブ130内と、空気取入部140内の空気は外部の空気よりも圧力が低下し、弁体155を開放して流通弁150を開く。外部の空気は流通弁150を介して、空気取入部140内、チューブ130内及び針棒110内へ進入する。針棒モジュール103内部の空気は外部の空気と同圧になる。針棒110が再度上方へ移動することによって、上記同様、針棒モジュール103は内部の空気を圧縮して案内路113の開口から噴出し、縫針101を冷却する。
次に、本発明に係る針棒冷却機構の一例である釜機構80について説明する。図6に示すように、ミシン1のベッド部2に設けた釜機構80は、釜軸81の左端に垂直釜8を備える。垂直釜8は、下糸を巻回したボビン83を収容するボビンケース82を装着可能である。垂直釜8の構成は公知であるので詳細については省略する。
垂直釜8は、先端部が周方向を向く剣先(図示略)を備える。縫製時に、針棒110が下降した時、縫針101の下端は針穴12を通過する。剣先は、釜軸81の回転によって垂直釜8の外周に沿って回転し、針穴12を通過した縫針101が保持する上糸のループを捕捉する。垂直釜8は、ボビンケース82から引出した下糸を、剣先が捕捉した上糸と絡める。天秤51(図1参照)は、針棒110の上昇と共に上糸及び下糸を針板11上に引き上げ、加工布上で縫い目を形成する。
縫針101の下端は、剣先が捕捉する上糸のループを形成するため、垂直釜8の内部に進入する。垂直釜8に装着するボビンケース82は、縫針101の下端が垂直釜8内に進入してボビンケース82に到達する位置である進入位置に、フェルト87を備える。フェルト87はシリコンオイルを浸透している。即ち縫製時に、縫針101の下端は、針棒110の上下動の度にフェルト87と接触し、シリコンオイルによって熱引きされる。シリコンオイルに伝導した熱は、ボビンケース82を介して垂直釜8に熱引きされる。故に、垂直釜8は、縫製時に加工布との摩擦によって縫針101に生じた熱を、フェルト87に浸透したシリコンオイルで熱引きし、縫針101を冷却できる。尚、釜軸81は、垂直釜8から熱引きすることができる。
釜機構80は、釜軸81と同軸の回転軸を有するファン85を、垂直釜8の右側近傍に備える。具体的に、釜機構80は、垂直釜8と釜軸81の結合部分に、複数のフィン86を有するファン85を備える。ファン85は、釜軸81の回転に伴って回転する。フィン86は、ファン85の回転により垂直釜8に向けて空気を送り出す。故に、釜機構80は、縫製時に釜軸81の回転によりフィン86が送り出す空気によって、垂直釜8を冷却することができる。上記のように、垂直釜8はフェルト87に浸透したシリコンオイルで熱引きした縫針101の熱を受熱するが、ファン85によって冷却できるので、縫針101の冷却を効率よく行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るミシン1が備える針棒モジュール103は、縫製時に針棒110の上下動に伴い、針棒110と上支持筒120の内部で圧縮した空気を案内路113を介して噴射し、縫針101を冷却することができる。調整弁160は空気の噴射量を調整でき、縫製時に上糸が暴れることを抑制できる。故にミシン1は、縫い目が乱れ難く、確実な縫製を行うことができる。
針棒モジュール103は、空気の圧縮をチューブ130内で行うことで、空気の圧縮径を小さくして圧縮時の圧力の逃げを抑制する。故に、針棒モジュール103は、圧縮空気の噴射圧を高め、縫針101の冷却効果を高めることができる。チューブ130は、長さの調整により、最大圧縮圧の調整が可能である。
針棒モジュール103は、シリコンオイルが浸透したフェルト170を針棒110に接触可能な状態で配置する。針棒モジュール103は、縫針101の熱をシリコンオイルを介した熱引きによって上支持筒120に逃がすことができる。故に針棒モジュール103は、更に効果的に縫針101の冷却を行うことができる。針棒モジュール103は、フェルト170をチューブ130に接着して取り付けることができるので、チューブ130に予め取付け部を構造的に設ける必要が無い。
釜機構80は、縫製時に、縫針101の下端がフェルト87と接触する。故に、釜機構80は、縫針101の熱をフェルト87及びボビンケース82を介した熱引きによって垂直釜8に逃がすことができる。故に、釜機構80は、縫針101の下端側からの熱引きをフェルト87に浸透したシリコンオイルで行うことで、更に効果的に縫針101の冷却を行うことができる。縫針101の下端に接触するのがフェルト87であるので、接触時に下端にかかる負荷は小さくできる。
釜機構80は、ファン85によって垂直釜8を直接冷却して温度を下げることで、縫針101の下端からの垂直釜8へ向けた熱引きの効率を高め、更に効果的に縫針101の冷却を行うことができる。
本実施形態においては、垂直釜8が、「回転釜」に相当する。上支持筒120が、「支持部材」に相当する。針棒モジュール103、釜機構80が、「針棒冷却機構」に相当する。チューブ130が、「筒部材」に相当する。フェルト170が、「制限部材」に相当する。フェルト87が、「接触部材」に相当する。フィン86が、「羽根」に相当する。
尚、本発明は、上記実施形態の他に種々の変更が可能である。例えば、針棒110は案内路113を1つに限らず複数有してもよい。この場合、針棒モジュール103は、縫針101の周囲を複数の案内路113から噴射する空気の層でまんべんなく取り巻くことができ、縫針101の冷却を確実に行うことができる。案内路113は、針棒110内から下端部111の開口へ向けて、針棒110の軸に対して傾斜する経路を有してもよい。針棒モジュール103は、チューブ130の他端部131に設けたフェルト170に加え、一端部132との間にもフェルト175を設けたが、フェルト175は設けなくてもよい。この場合に、針棒モジュール103は、フェルト170とフェルト175との間におけるチューブ130の外周面135と針棒110の内周面115との間に、シリコンオイルを封入しなくともよい。ファン85は設けなくてもよい。
上記実施形態では、フェルト170、175にシリコンオイルを浸透し、両者間にシリコンオイルを封入したが、シリコンオイルに限らない。この場合、熱伝導性が高く、流動性がある材料からなるものであれば、用いることができる。例えば、ミシン油又は保冷剤(高吸水性ポリマーゲル等)を用いてもよい。フェルト170、175は、フェルトに限らず、針棒110の内周面115に対する滑りを確保でき、且つ、針棒110の内周面115とチューブ130の外周面135との間の気密性を確保できるものであればよい。例えば、ピストンリング等のメタルパッキン又はウレタンゴム等を用いたパッキンを設けてもよい。ボビンケース82に設けたフェルト87は、フェルトに限らず、熱伝導材を浸透でき、縫針101の下端にかかる負荷を低減できる材料であればよい。例えば、フェルト87に浸透させる冷却剤はシリコンオイルのほか、釜から飛散するミシン油を用いることもできる。
針棒モジュール103は、チューブ130を備えなくともよい。この場合、例えば図7に示す針棒210のように、針棒210内にシリコンオイル230を封入すればよい。針棒210は、上下方向に延びる中空状の金属棒であり、下端部211が閉じている。下端部211は、縫針101の上端部109を挿入可能な取付穴214を有する。縫針101は、取付穴214に挿入し、固定ねじ(図示略)で縫針101を下端部211に固定する。下端部211は、針棒110内部と取付穴114上端とを連通する接続路216を備える。針棒210は、上端部212の開口に、開口を塞ぐ栓部材220を備える。針棒210は、内部にシリコンオイル230を封入する。シリコンオイル230は、接続路216内を満たす。縫針101の上端部109は、接続路216を満たすシリコンオイル230に接する。故に、針棒210は、縫製時に加工布との摩擦によって縫針101に生じた熱をシリコンオイル230によって熱引きすることができる。針棒210の外周面は、従来の針棒支持筒(図示略)で支持する。縫針101から針棒210を伝導して針棒支持筒へ熱引きが行われる過程において、シリコンオイル230は熱伝導の経路として機能し、効率よく縫針101の冷却を行うことができる。針棒210は、縫針101の熱を、針棒210の熱伝導による熱引きだけでなく、シリコンオイルを230介した熱引きによって針棒支持筒に逃がすことができ、縫針101の冷却を効果的に行うことができる。縫針101へ向けた空気の噴出による冷却を行わないので、上糸が暴れることがなく、縫い目が乱れず、確実な縫製を行うことができる。尚、シリコンオイル230が、「熱伝導材」に相当する。針棒210が、請求項5に係る「針棒冷却機構」に相当する。シリコンオイル230は、熱伝導性が高く、流動性の高い材料からなるミシン油又は保冷剤(高吸水性ポリマーゲル等)を用いてもよい。針棒210は、針棒210及び接続路216内に、熱伝導性の高い銅などの固体を埋設してもよい。
1 ミシン
8 垂直釜
32 ミシンモータ
80 釜機構
81 釜軸
82 ボビンケース
83 ボビン
85 ファン
86 フィン
87 フェルト
100 針棒上下動機構
101 縫針
103 針棒モジュール
109 上端部
110 針棒
111 下端部
112 上端部
113 案内路
115 内周面
120 上支持筒
121 下端部
122 上端部
130 チューブ
131 他端部
132 一端部
135 外周面
140 空気取入部
141 下端部
142 上端
143 通気穴
150 流通弁
160 調整弁
170 フェルト
210 針棒
212 上端部
216 接続路
220 栓部材
230 シリコンオイル

Claims (9)

  1. 上下方向に延びる中空状に形成し下端部に縫針を装着した針棒と回転釜とが協働して縫目を形成するミシンの前記縫針を冷却するための冷却機構において、
    前記針棒の下端部に前記針棒内と外部とを連通するように形成され、前記針棒内の空気を前記縫針の外表面へ向けて案内する案内路と、
    前記針棒の上端部を下端部側で支持可能な筒状に形成され、前記針棒の上下動の際に前記針棒の上端部を上下方向に案内する支持部材と、
    前記支持部材の上端部に嵌合する筒状の空気取入部と、
    前記空気取入部の上端の開口に設けられ、前記針棒の上下動の際に外部から前記支持部材内と前記針棒内を介して前記案内路へ空気の流通が可能な流通弁と、
    前記空気取入部の側面に開口する通気穴に設けられ、外部と前記支持部材内との間における空気の流通量を調整可能な調整弁と
    を備えたことを特徴とするミシンの縫針冷却機構。
  2. 上下方向に延びる筒状で、一端側が前記空気取入部の下端部に接続し、他端部が前記針棒内に延びる筒部材と、
    前記筒部材の外周面と前記針棒の内周面との間に配置して空気の流通を制限する制限部材と
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの縫針冷却機構。
  3. 前記制限部材はシリコンオイルが浸透可能なフェルトであることを特徴とする請求項2に記載のミシンの縫針冷却機構。
  4. 前記案内路は、前記針棒の前記下端部に複数形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のミシンの縫針冷却機構。
  5. 上下方向に延びる中空状に形成し下端部に縫針を装着した針棒と回転釜とが協働して縫目を形成するミシンの前記縫針を冷却するための冷却機構において、
    前記針棒の下端部に形成され、前記針棒内と前記縫針の上端部とを連通する接続路と、
    前記針棒内に充填し、前記接続路を介して前記針棒に接触する流動性を有する熱伝導材と、
    前記針棒の上端側の開口を塞ぎ、前記熱伝導材を前記針棒内に封入する栓部材と
    を備えたことを特徴とするミシンの縫針冷却機構。
  6. 下糸を巻回したボビンを収容し、前記回転釜に着脱可能に装着するボビンケースを更に備え、
    前記ボビンケースは、前記針棒の上下動の際に前記縫針の下端が進入する進入位置に設けられ、前記縫針と接触可能な接触部材を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のミシンの縫針冷却機構。
  7. 前記接触部材はシリコンオイルが浸透可能なフェルトであることを特徴とする請求項6に記載のミシンの縫針冷却機構。
  8. 前記回転釜の釜軸に設けられ、当該釜軸と同軸の回転軸と、前記回転釜へ向けて送風する複数の羽根とを有するファンを更に備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載のミシンの縫針冷却機構。
  9. 上下方向に延びる中空状に形成し、下端部に縫針を装着した針棒と、
    前記針棒を上下動する針棒上下動機構と、
    前記針棒上下動機構を駆動するミシンモータと、
    前記縫針を冷却するための縫針冷却機構とを備えたミシンにおいて、
    前記縫針冷却機構は、
    前記針棒の下端部に前記針棒内と外部とを連通するように形成され、前記針棒内の空気を前記縫針の外表面へ向けて案内する案内路と、
    前記針棒の上端部を下端部側で支持可能な筒状に形成され、前記針棒の上下動の際に前記針棒の上端部を上下方向に案内する支持部材と、
    前記支持部材の上端部に嵌合する筒状の空気取入部と、
    前記空気取入部の上端の開口に設けられ、前記針棒の上下動の際に外部から前記支持部材内と前記針棒内を介して前記案内路へ空気の流通が可能な流通弁と、
    前記空気取入部の側面に開口する通気穴に設けられ、外部と前記支持部材内との間における空気の流通量を調整可能な調整弁と
    を備え、
    前記ミシンモータが前記針棒上下動機構を駆動する時、前記針棒が下降する場合に前記流通弁を開放して前記支持部材内に空気を取り入れ、針棒が上昇する場合に前記流通弁を閉鎖して前記案内路から前記縫針の外表面へ向けて空気を放出することを特徴とするミシン。
JP2013017801A 2013-01-31 2013-01-31 ミシンの縫針冷却機構及びミシン Pending JP2014147517A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017801A JP2014147517A (ja) 2013-01-31 2013-01-31 ミシンの縫針冷却機構及びミシン
CN201420041570.0U CN203715900U (zh) 2013-01-31 2014-01-22 缝纫机的机针冷却机构和缝纫机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017801A JP2014147517A (ja) 2013-01-31 2013-01-31 ミシンの縫針冷却機構及びミシン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014147517A true JP2014147517A (ja) 2014-08-21

Family

ID=51155069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013017801A Pending JP2014147517A (ja) 2013-01-31 2013-01-31 ミシンの縫針冷却機構及びミシン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2014147517A (ja)
CN (1) CN203715900U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018126494A (ja) * 2017-01-24 2018-08-16 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ
CN109468766A (zh) * 2018-12-24 2019-03-15 拓卡奔马机电科技有限公司 一种缝纫机的机针冷却机构
JP2022075616A (ja) * 2020-11-06 2022-05-18 カール マイヤー シュトール アールアンドディー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング 経編み機用の経編みツールバー

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016123534A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ブラザー工業株式会社 ミシンの縫針冷却機構、ミシン及び空気の吸排気構造
CN109397891B (zh) * 2018-12-24 2020-02-28 赛赫智能设备(上海)股份有限公司 带有轮毂类型识别的打标机以及该打标机的产品追溯方法
CN111958311B (zh) * 2020-08-19 2022-06-03 重庆市鹏宇五金制品有限责任公司 一种缝纫机针坯件的加工冷却装置
CN112176562B (zh) * 2020-11-03 2021-11-23 叶豪 缝纫机的自动回油装置
CN113388970B (zh) * 2021-06-23 2022-05-27 义乌市博宏针织有限公司 一种高效的袜子缝头机及其使用方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018126494A (ja) * 2017-01-24 2018-08-16 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエスSanko Tekstil Isletmeleri San. Ve Tic. A.S. 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ
JP7058113B2 (ja) 2017-01-24 2022-04-21 サンコ テキスタイル イスレットメレリ サン ベ ティク エーエス 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ
CN109468766A (zh) * 2018-12-24 2019-03-15 拓卡奔马机电科技有限公司 一种缝纫机的机针冷却机构
JP2022075616A (ja) * 2020-11-06 2022-05-18 カール マイヤー シュトール アールアンドディー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング 経編み機用の経編みツールバー
JP7364645B2 (ja) 2020-11-06 2023-10-18 カール マイヤー シュトール アールアンドディー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング 経編み機用の経編みツールバー

Also Published As

Publication number Publication date
CN203715900U (zh) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014147517A (ja) ミシンの縫針冷却機構及びミシン
JP2016123534A (ja) ミシンの縫針冷却機構、ミシン及び空気の吸排気構造
JP3766297B2 (ja) 多本針二重環縫いミシンの針糸制御装置
EP2033921A1 (en) Splicer device
JP2007296094A (ja) 下糸クランプ機構
KR100740523B1 (ko) 재봉틀의 밑실공급장치
US3318274A (en) Take-up mechanism and drive mechanism for sewing machines
KR101317435B1 (ko) 재봉기의 밑실 유지장치
JP4974027B2 (ja) ワープ直線式編機糸ガイドの糸通し改良装置
CN109423780A (zh) 缝制装置
CN208121324U (zh) 缝纫机
TWM487321U (zh) 縫紉機
TWI628330B (zh) 縫紉機
JP3735760B2 (ja) 糸繰り装置付ミシン
KR20120016531A (ko) 에어백 쿠션용 봉제장치
JP2005198751A (ja) 千鳥縫いミシン
JP2010035990A (ja) 刺繍ミシンの布押え体
JP6335045B2 (ja) 送り出し腕型ミシン
KR20180088303A (ko) 정의된 공칭 초과 실 길이를 가지고 섬유 조각 내에서 꿰매어질 솔기의 솔기 시작 바늘 실을 생산하는 방법 및 이러한 유형의 방법을 구현하도록 구성된 재봉틀
KR101931761B1 (ko) 보빈케이스베이스가 구비된 매듭형 밑실공급장치
JPH09276571A (ja) 糸繰り装置付ミシン
CN211620830U (zh) 一种缝纫机中的机针冷却装置
JP3821136B2 (ja) 針糸繰り装置付ミシン
CN207227724U (zh) 一种针板结构
US1389000A (en) Sewing-machine