JP2014147510A - 液体化粧料収納容器 - Google Patents

液体化粧料収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014147510A
JP2014147510A JP2013017755A JP2013017755A JP2014147510A JP 2014147510 A JP2014147510 A JP 2014147510A JP 2013017755 A JP2013017755 A JP 2013017755A JP 2013017755 A JP2013017755 A JP 2013017755A JP 2014147510 A JP2014147510 A JP 2014147510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
inner cylinder
liquid cosmetic
convex portion
movable ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013017755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5999559B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Shitaya
和彦 下谷
Akihiro Hosaka
明弘 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2013017755A priority Critical patent/JP5999559B2/ja
Publication of JP2014147510A publication Critical patent/JP2014147510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5999559B2 publication Critical patent/JP5999559B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】キャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止すると共に、キャップの取り外し/取り付け動作をスムーズにする脱着性に優れた液体化粧料収納容器を提供する。
【解決手段】棒状の塗布具20を天板11内面に対し直立状態で支持する内筒10と、該内筒10に対し同芯状に一体化された外筒30とを備え、該内筒10の下方部に形成された内筒凸部13が容器60の首部63外周面に形成された容器凸部に引っ掛かる液体化粧料収納容器において、容器60の首部63に対し回転・上下方向の移動が自在である可動リング50を設ける。なお、可動リング50の首部62外周面からの高さhは、容器凸部63の高さに等しいか、それ以上に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体化粧料収納容器、特にキャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止すると共に、キャップの取り外し/取り付け動作をスムーズにする脱着性に優れた液体化粧料収納容器に関するものである。
マスカラ、アイライナー、リップブロス等の携帯型のメークアップ化粧品は、化粧料を収容する円筒状容器と、棒状のブラシ(アプリケータ)を天板内面に対し直立状態で支持するキャップとから成っており、容器口部近傍にはアプリケータが引き抜かれる際に余分な化粧料をアプリケータから除去する弾性体のしごき片、並びにしごき片に付着した余分な化粧料を除去するもどし片等が設けられている。
容器とキャップの結合方式としては、嵌め込み式(例えば、特許文献1を参照。)或いは、ねじ込み式(例えば、特許文献2を参照。)等が知られている。
上記メークアップ化粧品は、使用されない場合ハンドバック中に不安定な姿勢で置かれるのが普通である。従って、このような容器に使用される液体化粧料収納容器に対しては、キャップが容器から不用意に離脱しないことが求められる。
特開2003−319824号公報 特開2006−122621号公報
上記液体化粧料収納容器の場合、キャップが容器から離脱しにくくするために、キャップと容器との嵌合の程度を強くすることが考えられる。しかし、嵌合力が強いと逆にキャップが容器に対し容易に脱着しにくいという問題が発生する。つまり、従来の液体化粧料収納容器では、嵌合の程度と脱着性はトレードオフの関係にあった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたものであって、キャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止すると共に、キャップの取り外し/取り付け動作をスムーズにする脱着性に優れた液体化粧料収納容器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明に係る第1手段は、棒状の塗布具を天板内面に対し直立状態で支持する内筒と、該内筒に対し同芯状に一体化された外筒とを備え、該内筒の下方部に形成された内筒凸部が容器の首部外周面に形成された容器凸部に引っ掛かる液体化粧料収納容器であって、
前記容器の首部に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リング(50)を備えることを特徴とする。
上記構成では、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保することにより、キャップと容器の嵌合を強くしキャップが容器から不用意に離脱することを防止することが出来るようになる。
また、上記構成では、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、上記可動リングが内筒下方部を拡径(拡幅)させ、内筒凸部が容器凸部を乗り越え易くするようにすると共に、可動リングが容器凸部に接合する場合、容器凸部に因る首部外面の段差を小さくし又は平滑化することが可能となる。これにより、キャップと容器が強く嵌合されている場合であっても、キャップを容器からスムーズに取り外すことが可能となる。
更に、後述するように、内筒凸部の容器凸部に接合する部位がテーパー面を形成することにより、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
本発明に係る第2手段は、前記可動リングの側壁外周面には前記内筒凸部と嵌合する周状凹部が形成されている、ことにある。
上記構成では、内筒を容器に対し引き上げる時、内筒下方部が拡径(拡幅)した状態で可動リングを容器凸部に接合させ、これにより容器凸部に因る首部外面の段差を小さくし又は平滑化しキャップを容器からスムーズに脱着することが可能となる。
本発明に係る第3手段は、前記内筒凸部は内筒下方部において空間を介して間欠的に形成されている、ことにある。
上記構成では、内筒が容器に対し押し下げられる時、内筒下方部を可動リングによってスムーズに拡径(拡幅)させることが可能となる。
本発明に係る第4手段は、前記内筒凸部は下端内縁においてテーパー面を形成している、ことにある。
上記構成では、キャップを容器に取り付ける際、内筒凸部が容器凸部を乗り越えることが容易となる。他方、キャップを容器から取り外す際、内筒凸部を可動リング外周面上にスムーズに移動させ内筒下方部をスムーズに拡径(拡幅)させることが可能となる。
本発明に係る第5手段は、前記外筒側壁で、前記内筒の下方部に対向する部分は相対的に薄肉側壁である、ことにある。
上記構成では、外筒内周面と容器外周面との間に、内筒下方部が拡径するための空間を確保することが可能となる。
本発明に係る第6手段は、前記塗布具は弾性体によって前記内筒から離脱する方向に付勢され該内筒内周面に対し相対移動可能である、ことにある。
上記構成では、キャップの取り外し/取り付け動作において弾性体によって塗布具は容器口部に押し付けられた状態となり、キャップと容器との間の上下方向ガタをなくすことが出来ると共に、弾性体の作用によって、キャップの取り外し/取り付け作動がスムーズになる。
また、キャップと容器が嵌合した状態では、弾性体によって塗布具は容器口部に押し付けられるようになる。容器口部にはしごき片等のシール部材が取り付けられているため、塗布具が容器口部に押し付けられることにより、キャップと容器のシール性が向上するようになる。
本発明に係る第7手段は、前記外筒は一端開口円筒状形である、ことにある。
上記構成では、内筒を押し下げるための接触面を大きく確保することが可能となる。
本発明に係る第8手段は、前記外筒は両端開口円筒状形である、ことにある。
上記構成では、内筒を直接押し下げることが可能となる。
本発明に係る第9手段は、前記可動リングの前記首部外周面からの高さは、前記容器凸部の高さに等しいか或いはそれ以上に設定されている、ことにある。
上記構成では、キャップを容器からスムーズに取り外すことが可能となる。
本発明に係る第10手段は、前記内筒凸部(13)が前記容器(60)に対し移動を停止した時に、該内筒凸部(13)は前記可動リング(50)の前記周状凹部(51)の底部最深部または該最深部から軸方向下方にずれて該可動リング(50)上に位置するように構成されている、ことにある。
上記構成では、内筒凸部の拡径状態を可動リングによって安定に保持することが可能となる。
本発明の液体化粧料収納容器によれば、内筒凸部と容器凸部の寸法を大きく確保することにより、キャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止することが出来る。また、首部に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リングを備えることにより、可動リングが内筒下方部を拡径(拡幅)させ、内筒凸部が容器凸部を乗り越え易くするようにすると共に、可動リングが容器凸部に接合する場合、容器凸部に因る首部外面の段差を小さくし又は平滑化することが可能となる。これにより、キャップと容器が強く嵌合されている場合であっても、キャップを容器からスムーズに取り外すことが可能となる。
更に、内筒凸部の容器凸部に接合する部位がテーパー面を形成することにより、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、内筒凸部が容器凸部を乗り越え易くするようにし、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
また、キャップ嵌合部を弾性体によって付勢することによって、キャップの取り外し/取り付け動作においてキャップと容器との上下方向のガタをなくし、キャップの取り外し/取り付け作動をスムーズにすると共にキャップと容器のシール性を好適に向上させる。
本発明の液体化粧料収納容器100を示す全体断面図である。 本発明の液体化粧料収納容器100を示す要部断面図である。 本発明に係る内筒を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。 本発明の液体化粧料収納容器の他の例を示す要部断面説明図である。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。
図1−2は、本発明の液体化粧料収納容器100を示す説明図である。なお、図1は全体断面図であり、図2は要部断面図である。
この液体化粧料収納容器100は、塗布具20を天板11に対し直立状態で支持しながら塗布具20のフランジ部21によって容器60の口部61を封止する内筒10と、アプリケータ部22aを先端に有する塗布具20と、キャップ全体の把持部となる外筒30と、塗布具20を下方に付勢するスプリング40と、内筒10の下方部を拡径(拡幅)する可動リング50と、内容物である化粧料を収容する容器60と、容器60(の口部61)と塗布具20(のフランジ部21)との間をシールすると共に、塗布具20のロッド部22に付着した余分な内容物を除去するしごき片70と、しごき片70に付着した余分な内容物を除去するもどし片80とを具備して構成されている。
容器60の首部62の外周面には、内筒凸部13が引っ掛かる容器凸部63が径方向外側に向けて設けられている。従って、内筒凸部13と容器凸部63の各(出っ張り)寸法を大きく確保することにより、キャップと容器の嵌合を強くしキャップが容器から不用意に離脱することを防止することが出来るようになる。一般に、キャップと容器の各出っ張り寸法を大きく確保した場合、キャップの容器に対する脱着性が悪くなるが、この液体化粧料収納容器100では、後述する内筒凸部13のテーパー面、および可動リング50等によって、キャップの容器に対する取り外し/取り付け動作をスムーズに行うことが出来るように構成されている。
また、容器凸部63の上部は、内筒凸部13が容器凸部63を乗り越え易くするようにテーパー面を形成している。
内筒10の内部には、その側壁内周面に沿って塗布具20が移動することが出来る空間が形成されている。また、内筒10の側壁内周面には塗布具20の移動の下限を規制すると共に塗布具20を支持するための塗布具支持リング12が設けられている。他方、内筒10の外周面には外筒30を支持し一体化する外筒支持リング14が設けられている。
内筒10の天板11内面には、スプリング40をその内側から保持するための円筒状の内スプリングホルダー15が形成されている。
図3に示すように、内筒凸部13は内筒10の下方部を切り欠いた形態で間欠的に、本実施例では4個形成されている。その構成は、テーパー面13a、垂直面13b、平坦面13cおよび懸架部13dから成っている。詳細については後述することにするが、内筒凸部13にテーパー面13aを形成することにより、内筒凸部13が容器凸部63外周面を容易に乗り越えて容器凸部63に嵌合することが出来るようになると共に可動リング50上に容易に移動して拡径または拡幅することが出来るようになる。なお、内筒凸部13の厚み、材質および個数等については、径方向外側に弾性的に変位(拡径または拡幅)することが出来るのであれば、特に制限はない。
再び、図2に戻り、塗布具20は、しごき片70を介して容器60の口部61に接合するフランジ部21と、アプリケータ22aを先端で支持するロッド部22と、スプリング40を外側から支持する外スプリングホルダー23とから成っている。塗布具20は、内筒10の側壁内周面に沿って塗布具支持リング12から天板11の間を移動することが出来る。
外筒30は、その側壁内周面に内筒10の外筒支持リング14が嵌合する周凹部31が形成されている。
外筒30の側壁は、厚肉側壁32および薄肉側壁33から成る。薄肉側壁33の形成位置・大きさは、内筒凸部13に対応しており、内筒凸部13が可動リング50によって拡径される際、薄肉構造とすることにより内筒凸部13が弾性的に拡径するための逃げ空間、いわゆるエスケープゾーンを形成している。
可動リング50は、内筒凸部13を拡径し、更には容器凸部63に接合し容器凸部63の段差を小さくし又は平滑化(平坦化)するためのリング部材であり、容器60の首部62外周面に対し回転・上下方向自在に移動することが出来る。なお、可動リング50が容器凸部63に接合した時の段差は必ずしもゼロ又はそれ以下でなくても良いが、内筒凸部13がこの段差を容易に乗り越えるためには、段差はゼロかそれ以下の方が好ましい。従って、可動リング50の首部62外周面からの高さhは、容器凸部63の高さに等しいか、それ以上に設定されていることが好ましい。
また、詳細については、図4から図9を参照しながら後述するが、内筒10、塗布具20および外筒30から成るキャップ全体を容器60から容易かつスムーズに取り外すことができるように、可動リング50の側壁外周面には周状凹部51が形成されている。
図4から図9は、本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作を示す説明図である。
先ず、図4に示すように、ユーザーが外筒30を押し下げると、内筒10が押し下げられ、内筒凸部13のテーパー面13aが可動リング50の上部に接合する。
さらに外筒30を押し下げると、図5に示すように、可動リング50によって内筒凸部13を含む内筒10下方部が拡径(拡幅)される。この時、内筒10の垂直面13bが可動リング50の上部に接合して内筒10は可動リング50上に位置している。
さらに外筒30を押し下げると、図6に示すように、内筒凸部13は可動リング50上を移動して可動リング50の周状凹部51に嵌合する。そして、内筒凸部13が周状凹部51の底部最深部、またはその最深部から軸方向下方にずれた可動リング(50)上の位置まで移動した時に、内筒凸部13は容器60に対し停止し内筒10の押し下げは完了し、内筒凸部13の拡径状態は可動リング50によって保持される。
次に、図7に示すように、外筒30を引き上げると、内筒10も引き上げられ、内筒凸部13は拡径状態を保持したまま可動リング50とともに上方へ引き上げられる。そして、可動リング50が容器凸部63の下面に当接して可動リング50はそれ以上移動することが出来なくなる。
さらに外筒30を引き上げると、図8に示すように、内筒凸部13は可動リング50の周状凹部51から抜け出して容器凸部63と可動リング50の接合部に沿って上方へ移動する。
そして、さらに外筒30を引き上げると、図9に示すように、内筒凸部13は容器凸部63を超えて、容器60に対する内筒10の閉栓は解除され、塗布具20のロッド部22の先端に設けられたアプリケータ部(図1の22a)を利用することができるようになる。なお、可動リング50については、内筒凸部13による横方向の拘束力が作用しなくなるため、自重により下降し首部62の下端で静止するようになる。その結果、容器凸部63のアンダーカット面下方に、内筒凸部13が再び嵌合するための空間が形成される。
なお、以上の説明は、本発明の液体化粧料収納容器100のキャップ取外し動作に関するものであるが、キャップ取付け動作に関しては、図9において、外筒30を押し下げることにより、内筒凸部13のテーパー面13aが容器凸部63のテーパー面に摺動し、続いて内筒凸部13の垂直面13bが容器凸部63の垂直面に摺動し、そして、図2に示すように、内筒凸部13の平坦面13cが容器凸部63のアンダーカット面に嵌合してキャップ取付け動作が完了する。上述した通り、内筒凸部13にテーパー面13aを設けることにより、内筒凸部13が容器凸部63を乗り越え易くなる。
図10は、本発明の液体化粧料収納容器の他の例を示す要部断面説明図である。
この液体化粧料収納容器200では、ユーザーが内筒をダイレクトに押すことができるように、外筒30aは両端開口円筒形を成している。内筒10aの側壁外周面には外筒30aを支持するための外筒支持リブ16が周状等間隔あるいは全周にわたり形成されている。他方、外筒30a側壁内周面には外筒支持リブ16が嵌合する周凹部31aが形成されている。
周凹部31aの底面には、半径方向内側に向いた周リブ31aaが2個形成されている。この周リブ31aaは、キャップの取り付け/取り外し動作を音によって特徴づけるためのものである。これにより、ユーザーはキャップの取り付け/取り外し動作を小気味よく行うことができる。なお、上記以外の液体化粧料収納容器200の構成は上記液体化粧料収納容器100と同じである。
以上の通り、本発明の液体化粧料収納容器100,200によれば、内筒凸部13と容器凸部63の寸法を大きく確保することにより、キャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止することが出来る。また、首部62に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リング50を備えることにより、可動リング50が内筒10下方部を拡径(拡幅)させ、内筒凸部13が容器凸部63を乗り越え易くするようにすると共に、可動リング50が容器凸部63に接合する場合、容器凸部63に因る首部62外面の段差を小さくし又は平滑化することが可能となる。これにより、キャップと容器が強く嵌合されている場合であっても、キャップを容器からスムーズに取り外すことが可能となる。
更に、内筒凸部13の容器凸部63に接合する部位がテーパー面13aを形成することにより、内筒凸部13と容器凸部63の各寸法を大きく確保した場合であっても、内筒凸部13が容器凸部63を乗り越え易くするようにし、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
また、キャップ嵌合部をスプリング40によって付勢することによって、キャップの取り外し/取り付け動作においてキャップと容器との上下方向のガタをなくし、キャップの取り外し/取り付け作動をスムーズにすると共にキャップと容器のシール性を好適に向上させる。
本発明の液体化粧料収納容器は、マスカラ、アイライナー、リップブロス等の携帯型のメークアップ化粧品の収納容器に対し好適に適用される。
10 内筒
10a 内筒
11 天板
12 塗布具支持リング
13 内筒凸部
13a テーパー面
13b 垂直面
13c 平坦面
13d 懸架部
14 外筒支持リング
15 内スプリングホルダー
16 外筒支持リブ
20 塗布具
21 フランジ部
22 ロッド部
23 外スプリングホルダー
30 外筒
30a 外筒
31 周凹部
31a 周凹部
31aa 周リブ
32 厚肉側壁
33 薄肉側壁
40 スプリング
50 可動リング
51 周状凹部
60 容器
61 口部
62 首部
63 容器凸部
70 しごき片
80 もどし片
100、200 液体化粧料収納容器

Claims (10)

  1. 棒状の塗布具(20)を天板(11)内面に対し直立状態で支持する内筒(10)と、該内筒(10)に対し同芯状に一体化された外筒(30)とを備え、該内筒(10)の下方部に形成された内筒凸部(13)が容器の首部外周面に形成された容器凸部(63)に引っ掛かる液体化粧料収納容器であって、
    前記容器(60)の首部(62)に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リング(50)を備えることを特徴とする液体化粧料収納容器。
  2. 前記可動リング(50)の側壁外周面には前記内筒凸部(13)と嵌合する周状凹部(51)が形成されている請求項1記載の液体化粧料収納容器。
  3. 前記内筒凸部(13)は前記内筒(10)下方部において空間を介して間欠的に形成されている請求項1又は2記載の液体化粧料収納容器。
  4. 前記内筒凸部(13)は下端内縁においてテーパー面(13a)を形成している請求項1から3の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
  5. 前記外筒(30)側壁で、前記内筒(10)下方部に対向する部分は相対的に薄肉側壁(33)である請求項1記載の液体化粧料収納容器。
  6. 前記塗布具(20)は弾性体(40)によって前記内筒(10)から離脱する方向に付勢され該内筒(10)内周面に対し相対移動可能である請求項1から5の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
  7. 前記外筒は一端開口円筒状形である請求項1から6の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
  8. 前記外筒は両端開口円筒状形である請求項1から6の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
  9. 前記可動リング(50)の前記首部(62)外周面からの高さ(h)は、前記容器凸部(63)の高さに等しいか或いはそれ以上に設定されている請求項1から8の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
  10. 前記内筒凸部(13)が前記容器(60)に対し移動を停止した時に、該内筒凸部(13)は前記可動リング(50)の前記周状凹部(51)の底部最深部または該最深部から軸方向下方にずれて該可動リング(50)上に位置するように構成されている請求項1から9の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
JP2013017755A 2013-01-31 2013-01-31 液体化粧料収納容器 Active JP5999559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017755A JP5999559B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 液体化粧料収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013017755A JP5999559B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 液体化粧料収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014147510A true JP2014147510A (ja) 2014-08-21
JP5999559B2 JP5999559B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=51571086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013017755A Active JP5999559B2 (ja) 2013-01-31 2013-01-31 液体化粧料収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5999559B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106723876A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 洽兴包装工业(中国)有限公司 气垫容器
JP2017197283A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社吉野工業所 レフィール容器を有する二重容器
WO2022181582A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 株式会社 資生堂 塗布具付き容器、塗布液入り塗布具付き容器、交換容器及び塗布液入り交換容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119541U (ja) * 1984-07-11 1986-02-04 竹内工業株式会社 化粧料等の収納容器
JPS61259962A (ja) * 1985-05-11 1986-11-18 三菱鉛筆株式会社 キヤツプ付容器
JP2006081890A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料容器
JP2011056681A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Zebra Pen Corp 筆記具用キャップ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119541U (ja) * 1984-07-11 1986-02-04 竹内工業株式会社 化粧料等の収納容器
JPS61259962A (ja) * 1985-05-11 1986-11-18 三菱鉛筆株式会社 キヤツプ付容器
JP2006081890A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料容器
JP2011056681A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Zebra Pen Corp 筆記具用キャップ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017197283A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社吉野工業所 レフィール容器を有する二重容器
CN106723876A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 洽兴包装工业(中国)有限公司 气垫容器
WO2022181582A1 (ja) * 2021-02-24 2022-09-01 株式会社 資生堂 塗布具付き容器、塗布液入り塗布具付き容器、交換容器及び塗布液入り交換容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5999559B2 (ja) 2016-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5386225B2 (ja) 塗布具付容器
JP5999559B2 (ja) 液体化粧料収納容器
JP5590554B2 (ja) 塗布容器
JP5518451B2 (ja) 化粧料用容器の中蓋
KR101590402B1 (ko) 회전개폐형 화장품 용기
JP6794294B2 (ja) 二重容器
JP7416442B2 (ja) 二重容器
JP2017013832A (ja) ロールオン容器
JP6173890B2 (ja) 塗布具付容器
KR20180006204A (ko) 립글로스 용기
JP5026030B2 (ja) 化粧料塗布具
JP6497802B2 (ja) 容器
JP7421940B2 (ja) 塗布容器
JP7376422B2 (ja) 塗布容器
JP6960499B2 (ja) 塗布具付容器
JP2016220972A (ja) 塗布具付き容器
JP7486402B2 (ja) 塗布容器
KR101779373B1 (ko) 립글로스 용기
JP6660765B2 (ja) ディスペンサー付き薄肉容器
JP6734635B2 (ja) 塗布具付容器
JP2014226325A (ja) 塗布具のしごき機能を有する中栓
KR200436317Y1 (ko) 화장용브러시의 토출구조
JP6189195B2 (ja) 塗布具付容器
JP6667244B2 (ja) 塗布具付容器
KR101475815B1 (ko) 마스카라 용기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5999559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150