JP2014147510A - 液体化粧料収納容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】棒状の塗布具20を天板11内面に対し直立状態で支持する内筒10と、該内筒10に対し同芯状に一体化された外筒30とを備え、該内筒10の下方部に形成された内筒凸部13が容器60の首部63外周面に形成された容器凸部に引っ掛かる液体化粧料収納容器において、容器60の首部63に対し回転・上下方向の移動が自在である可動リング50を設ける。なお、可動リング50の首部62外周面からの高さhは、容器凸部63の高さに等しいか、それ以上に設定する。
【選択図】図2
Description
容器とキャップの結合方式としては、嵌め込み式(例えば、特許文献1を参照。)或いは、ねじ込み式(例えば、特許文献2を参照。)等が知られている。
上記メークアップ化粧品は、使用されない場合ハンドバック中に不安定な姿勢で置かれるのが普通である。従って、このような容器に使用される液体化粧料収納容器に対しては、キャップが容器から不用意に離脱しないことが求められる。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたものであって、キャップが容器から不用意に離脱することを好適に防止すると共に、キャップの取り外し/取り付け動作をスムーズにする脱着性に優れた液体化粧料収納容器を提供することを目的とする。
前記容器の首部に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リング(50)を備えることを特徴とする。
また、上記構成では、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、上記可動リングが内筒下方部を拡径(拡幅)させ、内筒凸部が容器凸部を乗り越え易くするようにすると共に、可動リングが容器凸部に接合する場合、容器凸部に因る首部外面の段差を小さくし又は平滑化することが可能となる。これにより、キャップと容器が強く嵌合されている場合であっても、キャップを容器からスムーズに取り外すことが可能となる。
更に、後述するように、内筒凸部の容器凸部に接合する部位がテーパー面を形成することにより、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
また、キャップと容器が嵌合した状態では、弾性体によって塗布具は容器口部に押し付けられるようになる。容器口部にはしごき片等のシール部材が取り付けられているため、塗布具が容器口部に押し付けられることにより、キャップと容器のシール性が向上するようになる。
更に、内筒凸部の容器凸部に接合する部位がテーパー面を形成することにより、内筒凸部と容器凸部の各寸法を大きく確保した場合であっても、内筒凸部が容器凸部を乗り越え易くするようにし、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
また、キャップ嵌合部を弾性体によって付勢することによって、キャップの取り外し/取り付け動作においてキャップと容器との上下方向のガタをなくし、キャップの取り外し/取り付け作動をスムーズにすると共にキャップと容器のシール性を好適に向上させる。
この液体化粧料収納容器100は、塗布具20を天板11に対し直立状態で支持しながら塗布具20のフランジ部21によって容器60の口部61を封止する内筒10と、アプリケータ部22aを先端に有する塗布具20と、キャップ全体の把持部となる外筒30と、塗布具20を下方に付勢するスプリング40と、内筒10の下方部を拡径(拡幅)する可動リング50と、内容物である化粧料を収容する容器60と、容器60(の口部61)と塗布具20(のフランジ部21)との間をシールすると共に、塗布具20のロッド部22に付着した余分な内容物を除去するしごき片70と、しごき片70に付着した余分な内容物を除去するもどし片80とを具備して構成されている。
先ず、図4に示すように、ユーザーが外筒30を押し下げると、内筒10が押し下げられ、内筒凸部13のテーパー面13aが可動リング50の上部に接合する。
この液体化粧料収納容器200では、ユーザーが内筒をダイレクトに押すことができるように、外筒30aは両端開口円筒形を成している。内筒10aの側壁外周面には外筒30aを支持するための外筒支持リブ16が周状等間隔あるいは全周にわたり形成されている。他方、外筒30a側壁内周面には外筒支持リブ16が嵌合する周凹部31aが形成されている。
更に、内筒凸部13の容器凸部63に接合する部位がテーパー面13aを形成することにより、内筒凸部13と容器凸部63の各寸法を大きく確保した場合であっても、内筒凸部13が容器凸部63を乗り越え易くするようにし、キャップを容器にスムーズに取り付けることが可能となる。
また、キャップ嵌合部をスプリング40によって付勢することによって、キャップの取り外し/取り付け動作においてキャップと容器との上下方向のガタをなくし、キャップの取り外し/取り付け作動をスムーズにすると共にキャップと容器のシール性を好適に向上させる。
10a 内筒
11 天板
12 塗布具支持リング
13 内筒凸部
13a テーパー面
13b 垂直面
13c 平坦面
13d 懸架部
14 外筒支持リング
15 内スプリングホルダー
16 外筒支持リブ
20 塗布具
21 フランジ部
22 ロッド部
23 外スプリングホルダー
30 外筒
30a 外筒
31 周凹部
31a 周凹部
31aa 周リブ
32 厚肉側壁
33 薄肉側壁
40 スプリング
50 可動リング
51 周状凹部
60 容器
61 口部
62 首部
63 容器凸部
70 しごき片
80 もどし片
100、200 液体化粧料収納容器
Claims (10)
- 棒状の塗布具(20)を天板(11)内面に対し直立状態で支持する内筒(10)と、該内筒(10)に対し同芯状に一体化された外筒(30)とを備え、該内筒(10)の下方部に形成された内筒凸部(13)が容器の首部外周面に形成された容器凸部(63)に引っ掛かる液体化粧料収納容器であって、
前記容器(60)の首部(62)に回転かつ上下方向の移動が自在である可動リング(50)を備えることを特徴とする液体化粧料収納容器。 - 前記可動リング(50)の側壁外周面には前記内筒凸部(13)と嵌合する周状凹部(51)が形成されている請求項1記載の液体化粧料収納容器。
- 前記内筒凸部(13)は前記内筒(10)下方部において空間を介して間欠的に形成されている請求項1又は2記載の液体化粧料収納容器。
- 前記内筒凸部(13)は下端内縁においてテーパー面(13a)を形成している請求項1から3の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
- 前記外筒(30)側壁で、前記内筒(10)下方部に対向する部分は相対的に薄肉側壁(33)である請求項1記載の液体化粧料収納容器。
- 前記塗布具(20)は弾性体(40)によって前記内筒(10)から離脱する方向に付勢され該内筒(10)内周面に対し相対移動可能である請求項1から5の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
- 前記外筒は一端開口円筒状形である請求項1から6の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
- 前記外筒は両端開口円筒状形である請求項1から6の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
- 前記可動リング(50)の前記首部(62)外周面からの高さ(h)は、前記容器凸部(63)の高さに等しいか或いはそれ以上に設定されている請求項1から8の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
- 前記内筒凸部(13)が前記容器(60)に対し移動を停止した時に、該内筒凸部(13)は前記可動リング(50)の前記周状凹部(51)の底部最深部または該最深部から軸方向下方にずれて該可動リング(50)上に位置するように構成されている請求項1から9の何れかに記載の液体化粧料収納容器。
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106723876A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 洽兴包装工业(中国)有限公司 | 气垫容器 |
JP2017197283A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社吉野工業所 | レフィール容器を有する二重容器 |
WO2022181582A1 (ja) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 株式会社 資生堂 | 塗布具付き容器、塗布液入り塗布具付き容器、交換容器及び塗布液入り交換容器 |
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-
2013
- 2013-01-31 JP JP2013017755A patent/JP5999559B2/ja active Active
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---|---|
JP5999559B2 (ja) | 2016-09-28 |
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