JP2014145987A - 光コネクタおよび光コネクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストダウンに資する光軸を屈曲させることが可能な光コネクタおよび光コネクタ装置の提供。
【解決手段】光ファイバ131の端末からの出射光を透過する光透過性の材料からなり、当該光ファイバ131の端末からの出射光を反射して光軸を屈曲させる反射部122を有する導光部材12と、この導光部材12が収容される部材であって、一方側に光ファイバ131を有する光ケーブル13の端末部分が接続される端末接続部111、他方側に反射部122によって反射された光が入射する光入射部材23が取り付けられた相手方コネクタ2が嵌合可能な嵌合部112を有するハウジング11と、を備える光コネクタ1(1a)とする。
【選択図】図4
【解決手段】光ファイバ131の端末からの出射光を透過する光透過性の材料からなり、当該光ファイバ131の端末からの出射光を反射して光軸を屈曲させる反射部122を有する導光部材12と、この導光部材12が収容される部材であって、一方側に光ファイバ131を有する光ケーブル13の端末部分が接続される端末接続部111、他方側に反射部122によって反射された光が入射する光入射部材23が取り付けられた相手方コネクタ2が嵌合可能な嵌合部112を有するハウジング11と、を備える光コネクタ1(1a)とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、光信号の伝送経路を屈曲させることのできる光コネクタおよび光コネクタ装置に関する。
下記特許文献1には光コネクタを中継する中継光コネクタが記載されている。この中継光コネクタは、出射側光ファイバからの出射光をミラーで反射させて入射側光ファイバに入射させる構成を有する。つまり、伝送される光の光軸をミラーによって屈曲させる光コネクタである。
上記特許文献1に記載の構成では、入射側から出射側にかけて光軸が屈曲した伝送経路(光路)を構築するのに、二つの光コネクタと、その光コネクタ同士を繋ぐ中継光コネクタが必要であり、部品点数が多い。また、二つの嵌合箇所が存在するため、伝送経路を構築する際(組立の際)の作業工数が多くなるし、当該嵌合部への塵や汚れの付着によって嵌合部における損失が増加するおそれが高くなる。
本発明は、これらの問題を解決することができる、光軸を屈曲させることが可能な光コネクタおよび光コネクタ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる光コネクタは、光ファイバの端末からの出射光を透過する光透過性の材料からなり、当該光ファイバの端末からの出射光を反射して光軸を屈曲させる反射部を有する導光部材と、この導光部材が収容される部材であって、一方側に光ファイバを有する光ケーブルの端末部分が接続される端末接続部、他方側に前記反射部によって反射された光が入射する光入射部材が取り付けられた相手方コネクタが嵌合可能な嵌合部を有するハウジングと、を備えることを特徴とする。
前記導光部材には、前記反射部によって反射された光の光線を平行化するコリメートレンズが設けられているとよい。
また、前記反射部は、反射された光の光線が平行になるように構成されていてもよい。
前記嵌合部は、前記反射部によって反射された光が出射される前記導光部材の出射面よりも突出しているとよい。
本発明にかかる光コネクタ装置は、上記いずれかに記載の光コネクタである第一光コネクタと、この第一光コネクタの前記嵌合部に嵌合される被嵌合部が形成されたハウジングを有する第二光コネクタと、を備える光コネクタ装置であって、前記第二光コネクタのハウジング内には、前記導光部材から出射された光を集束させる集束レンズ、およびこの集束レンズによって集束された光が入射する光入射部材が設けられていることを特徴とする。
前記被嵌合部は、前記反射部によって反射された光が入射する前記集束レンズが設けられた導光部材の入射面よりも突出しているとよい。
本発明にかかる光コネクタ、光コネクタ装置は、ハウジングの一方側に光ファイバの端末部分が接続され、他方側に相手方コネクタが嵌合可能な嵌合部が設けられた構成であるため、相手方コネクタを嵌合部接続するだけで光軸を屈曲させることができる。つまり、部品点数、作業工数の削減に資する。また、ハウジングに収容される導光部材内で光線径が拡大されて出射される(導光部材の出射面における光線径が大きい)構成であるため、当該出射面(嵌合部)に塵や汚れが付着することによる接続損失の増加が抑制される。
導光部材に反射した光を平行にするコリメートレンズが設けられていれば、本発明にかかる光コネクタと相手方コネクタの光軸方向(反射部で反射した光の光軸方向)における位置ずれに対する損失の増加が抑制される。
一方、本発明にかかる光コネクタによれば、損失低減のための平行光化を、光軸を屈曲させる反射部によって実現することもできる。つまり、光軸を屈曲させる機能と、光を平行にする機能の両方を反射部にもたせることができる。このようにすれば、導光部材の出射面を平面とすることができる(導光部材の外側にレンズを設ける必要がない)。
導光部材の出射面よりも嵌合部が突出するように構成すれば、当該出射面の損傷や、出射面に対する塵や汚れの付着(損失の増加)を防止することができる。
また、光コネクタ装置において、集束レンズが設けられた導光部材(第二導光部材)の入射面よりも被嵌合部が突出するように構成すれば、当該入射面の損傷や、入射面に対する塵や汚れの付着(損失の増加)を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる光コネクタ1、別の実施形態にかかる光コネクタ1aを説明する。当該一実施形態にかかる光コネクタ1および別の実施形態にかかる光コネクタ1aは、ハウジング11および導光部材12、12aを備え、光ファイバ131から出射された出射光の光軸を屈曲させる(光軸X1から光軸X2に変化させる)機能をもつ点で共通する。
図1〜図4を参照して本発明の一実施形態にかかる光コネクタ1を説明する。本実施形態にかかる光コネクタ1は、ハウジング11(第一ハウジング)およびそのハウジング11内に収容された導光部材12(第一導光部材)を備える。ハウジング11は、全体として略「L」字状に形成された部材である。本実施形態のハウジング11は、上ハウジング部材11uおよび下ハウジング部材11lを有する。上ハウジング部材11uと下ハウジング部材11lは、内側に空間が形成された部材であり、互いの空間を向き合わせるように突き合わせることで一体化可能な構造(かかる構造は図示せず。一般的な係合構造が適用できる)となっている。
ハウジング11の一方側には、光ケーブル13の端末部分が接続される端末接続部111が設けられている。光ファイバ131およびそれを被覆するシース132を有する光ケーブル13は、その先端で光ファイバ131が所定長さ露出した状態にある。この光ファイバ131が露出した側における端末部分(シース132の端末部分)に接続具14が固定されている。接続具14は、先端側が相対的に大径で基端側が相対的に小径である、段差のある形状を有する。端末接続部111には、内側が相対的に大径で外側が相対的に小径の段差のある凹部が形成されている。上ハウジング部材11uと下ハウジング部材11lが一体化されるとき、段差のある接続具14がこの凹部に嵌り込む。接続具14の相対的に大径の部分が凹部における相対的に大径の部分に嵌り込むため、上ハウジング部材11uと下ハウジング部材11lが一体化された状態においては、光ケーブル13(接続具14)は外側に引っ張っても抜けない。また、この接続具14が段差のある凹部に嵌り込むことにより、光ファイバ131が光軸X1方向に位置決めされる。
ハウジング11の他方側は、信号の伝達対象となる光入射部材(後述する受光素子や光ファイバなど、光を受光する部分を有するものであればどのようなものであってもよい)が取り付けられた相手方コネクタ(後述する第二光コネクタ2)が嵌合可能な嵌合部112である。その嵌合構造は特定の構造に限定されない。本実施形態では、上ハウジング部材11uに設けられたロック突起が、相手方コネクタの係止穴(図示せず)に嵌り込むことにより、両コネクタが嵌合状態となる。相手方コネクタの嵌合方向(相手方コネクタの内側に嵌合部112を差し込むときの方向)は、端末接続部111に接続された光ケーブル13の軸線と直交する。
ハウジング11における端末接続部111と嵌合部112の間の空間には、導光部材12が収容されている。導光部材12は、光ファイバ131から出射される光、すなわち信号を伝搬する光(レーザ光)を透過させることが可能な材料で形成されている。具体的な構成は以下の通りである。
導光部材12は、全体としては直方体のブロックの一部が切り欠かれたような形状を有する。ハウジング11に収納されたとき、ハウジング11の一方側(光ケーブル13側)に位置する端面には、後述する反射部122に向かって窪む光ファイバ131が挿入される穴(光ファイバ挿入穴121)が形成されている。また、ハウジング11の他方側(相手方コネクタ側)に位置する端面には、コリメートレンズ123が形成されている。このコリメートレンズ123の幅方向外側には、相手方コネクタと嵌合したとき、後述する位置決め穴225に入り込む位置決めピン125が設けられている。
反射部122は、導光部材12の上記一方側端面およびそれに直交する他方側端面に対して45度の角度で傾斜するように切り欠かれた面に設けられた反射材で構成される。具体的には、光ファイバ挿入穴121に挿入される光ファイバ131の軸線、すなわち光ファイバ131から出射される光の光軸X1と45度で交わり、かつ上記コリメートレンズ123の光軸X1と45度で交わる傾斜面である。したがって、光ファイバ挿入穴121に挿入された光ファイバ131の先端から出射された光は、導光部材12内部を通り反射部122に到達して反射される。その反射された光の光軸X2は、出射された光の光軸X1と直交するものとなる。この反射部122で反射された光の光軸X2は、コリメートレンズ123の光軸X2と一致する。
ハウジング11の内壁面には、導光部材12の角を引っ掛けることのできる段差が形成されている。これにより、ハウジング11に対する導光部材12の位置決めが容易かつ確実になる。また、ハウジング11内部で導光部材12が動いてしまうことが防止される。
また、ハウジング11の嵌合部112は、反射部122によって反射された光が出射される導光部材12の出射面124よりも突出している。具体的には、嵌合部112は、その先端が出射面124よりも外側に位置し、出射面124を囲繞する。なお、本実施形態の導光部材12における出射面124はコリメートレンズ123であるため、ハウジング11の嵌合部112はこのコリメートレンズ123よりも突出している。
このような構成を有する本実施形態にかかる光コネクタ1の作用は次の通りである。図4に示すように、信号を伝搬する光(レーザ光)は、導光部材12内部に位置する光ファイバ131の先端から出射され、発散光となって反射部122に向かう。反射部122に到達した発散光は、当該反射部122で反射される。反射部122の傾斜は、光ファイバ131から出射される光の光軸X1に対して45度の角度で傾斜しているため、反射光の光軸X2も反射部122に対して45度の角度で傾斜したものとなる。つまり、反射光は、出射光(入射光)に対して光軸が90度屈曲したコリメートレンズ123の光軸と一致した光軸X2をもつ発散光となる。コリメートレンズ123に到達した反射光は、コリメートレンズ123によって平行化されて導光部材12の出射面124(他方側端面)から出射され、相手方コネクタに取り付けられた集束レンズ223(コネクタの嵌合状態においてコリメートレンズ123と集束レンズ223の光軸X2は一致する)に向かう。
次に、図5を参照して別の実施形態にかかる光コネクタ1aを説明する。当該別の実施形態にかかる光コネクタ1aは、導光部材12aの構成が上記光コネクタ1と異なるものである。なお、上記光コネクタ1と同一の構成(構成が全く同じかどうかではなく技術的思想が同一のもの)については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態にかかる光コネクタ1aの導光部材12aには、コリメートレンズ123が設けられていない。また、反射部122aの構成が上記導光部材12と異なる。導光部材12aの反射部122aは、光ファイバ131から出射された発散光を、光軸X1を90度屈曲させて反射させるとともに、その反射光を平行化する機能を有する。具体的には、反射部122aは45度に傾斜した面に沿って配置される凹状(凹レンズ形状)の反射面である。反射部122aによって反射した平行光の光軸X2は、コネクタの嵌合状態において相手方コネクタに設けられる集束レンズ223の光軸X2と一致する。このように、本実施形態にかかる光コネクタ1aは、光軸X1を90度屈曲させる反射部122aが、発散光を平行化する機能を有しているため、上記導光部材12のようなコリメートレンズ123が不要である。
なお、本実施形態の導光部材12aにはコリメートレンズ123が設けられていないため、反射部122aによって反射した光が出射する出射面124は平面である。ハウジング11の嵌合部112は、この平面である出射面124よりも突出している。また、この平面である出射面124の幅方向外側に位置決めピン125が設けられている。また、本実施形態の導光部材12aでは、反射部122aによって反射された反射光が平行になるようにするため、光ファイバ131の先端から反射部122aまでの光路長が上記光コネクタ1よりも長くする必要がある。そのため、導光部材12aが光ファイバ131側に突出した部分126aを有する構成となっている。
以下、上記一実施形態にかかる光コネクタ1または別の実施形態にかかる光コネクタ1aを一方の光コネクタ(第一光コネクタ)とし、この第一光コネクタとそれに嵌合可能な相手方光コネクタ(第二光コネクタ2)とによって構成される光コネクタ装置3、3a(第一光コネクタ1と第二光コネクタ2によって構成される光コネクタ装置3(図4)、第一光コネクタ1aと第二光コネクタ2によって構成される光コネクタ装置3a(図5))を説明する。
第一光コネクタ(上記一実施形態にかかる光コネクタ1または別の実施形態にかかる光コネクタ1a)の構成は上述した通りである。
図4〜図6に示す第二光コネクタ2は、ハウジング(第二ハウジング21)および集束レンズ223を備える。第二ハウジング21は、集束レンズ223(第二導光部材22)および光入射部材を収容する部材であり、上ハウジング部材21uおよびそれに下ハウジング部材21lを有する。上ハウジング部材21uと下ハウジング部材21lは、内側に空間が形成された部材であり、互いの空間を向き合わせるように突き合わせることで一体化可能な構造(かかる構造は図示せず。一般的な係合構造が適用できる)となっている。本実施形態では、この第二ハウジング21内に光入射部材である受光素子23(受光した光信号を電気信号に変換する光電変換素子)が収容される。受光素子23は基板24に実装されている。なお、基板24には端子241が設けられている。第二ハウジング21には、この端子241が内側に位置する出力コネクタ部212が設けられている。出力コネクタ部212に図示されない相手方コネクタが嵌合されることにより、当該相手方コネクタに接続された装置と受光素子23とが(基板24に形成された回路を介して)電気的に接続される。
第二ハウジング21は、第一光コネクタ1、1aの嵌合部112と嵌合可能な被嵌合部211を有する。この嵌合部112と被嵌合部211の嵌合構造は、周知の構造(一般的なコネクタハウジング同士の嵌合構造)が適用できるから説明は省略する。
この基板24には、第二導光部材22が固定されている。第二導光部材22は、内側に空間が形成された有底の筒状の部材であり、信号を伝搬する光を透過する材料で形成されている。第二導光部材22の内側の空間に上記基板24に実装された受光素子23が位置する。筒状の部分の外面には、幅方向外側に向かって突出した取付突起224が形成されている。この取付突起224が第二ハウジング21に形成された凹部に嵌め込まれることにより、第二ハウジング21に対して第二導光部材22が位置決め、固定される。
この第二導光部材22には集束レンズ223が形成されている。本実施形態では、第二導光部材22の筒状部分の底に集束レンズ223が形成されている。集束レンズ223は、第一光コネクタ1、1aの(第一)導光部材12、12a(出射面124)から出射された光を、光入射部材である受光素子23に入射するように集束(集光)させるものである。第一光コネクタ1、1aと第二光コネクタ2が嵌合状態にあるとき、集束レンズ223の光軸は第一光コネクタ1、1aの反射部122、122aで反射された光の光軸および受光素子23の光軸と一致する(光軸X2)。
また、第二ハウジング21の被嵌合部211は、反射部122、122aによって反射された光が入射する第二導光部材22の入射面226よりも突出している。具体的には、被嵌合部211は、その先端が入射面226よりも外側に位置し、入射面226を囲繞する。
また、本実施形態では、第二導光部材22の外面(集束レンズ223が形成された面の反対側の面)には、位置決め穴225が形成されている。この位置決め穴225には、第一光コネクタ1、1aと第二光コネクタ2が嵌合したとき(嵌合部112と被嵌合部211が嵌合状態となったとき)第一光コネクタ1、1aの導光部材12、12aに設けられた位置決め突起が入り込む。この位置決め穴225と位置決め突起の係合により、反射部122、122aで反射された光の光軸X2が、集束レンズ223や受光素子23の光軸と一致した状態となる。
このような構成を有する本実施形態にかかる光コネクタ装置3、3aの作用は次の通りである。第一光コネクタとして上記光コネクタ1、光コネクタ1aのいずれを用いた場合でも、光ファイバ131から出射された光は、反射部122、122aで屈曲して平行光として出射面124から出射される。当該平行光は集束レンズ223を通ることで集束光となる。具体的には受光素子23(光入射部材)の受光面に集光される。これにより、光ファイバ131から出力された光信号が受光素子23まで伝達される。受光素子23はこの光信号を電気信号に変換して出力する。
このような構成を有する光コネクタ1、1aや光コネクタ装置3、3aによれば、次のような効果が奏される。
本実施形態にかかる光コネクタ1、1a、光コネクタ装置3、3aは、ハウジング11(第一ハウジング)の一方側に光ファイバ131の端末部分が接続され、他方側に相手方コネクタ(第二光コネクタ2)が嵌合可能な嵌合部112が設けられた構成であるため、相手方コネクタ(第二光コネクタ2)を嵌合部112に接続するだけで光軸を屈曲させることができる。つまり、部品点数、作業工数の削減に資する。また、ハウジング11に収容される導光部材12、12a内で光線径が拡大されて出射される(導光部材12、12aの出射面124における光線径が大きい)構成であるため、当該出射面124(嵌合部112)に塵や汚れが付着することによる接続損失の増加が抑制される。
また、上記光コネクタ1のように、導光部材12に反射した光を平行にするコリメートレンズ123が設けられていれば、光コネクタ1と相手方コネクタ(第二光コネクタ2)の光軸方向(反射部122で反射した光の光軸X2方向)における位置ずれに対する損失の増加が抑制される。
一方、上記光コネクタ1aのように、損失低減のための平行光化を、光軸を屈曲させる反射部122aによって実現することもできる。つまり、光軸を屈曲させる機能と、光を平行にする機能の両方を反射部122aにもたせることができる。このようにすれば、導光部材12aの出射面124を平面とすることができる(導光部材12aの外側にレンズを設ける必要がない)。
また、導光部材12、12aの出射面124よりも嵌合部112が突出するように構成されているため、当該出射面124の損傷や、出射面124に対する塵や汚れの付着(損失の増加)を防止することができる。また、光コネクタ装置3、3aにおいて、第二導光部材22の入射面226よりも被嵌合部211が突出するように構成されているため、当該入射面226の損傷や、入射面226に対する塵や汚れの付着(損失の増加)を防止することができる。つまり、嵌合部112や被嵌合部211を、光コネクタ同士を接続するための要素としてだけでなく、損失増加を防止する要素としても機能させている。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記光コネクタ1、1aおよび光コネクタ装置3、3aは、光ファイバ131から出射された光の光軸を90度屈曲させるものであることを説明したが、この角度は90度に限られない。
1(1a) 光コネクタ(第一光コネクタ)
11 ハウジング(第一光コネクタのハウジング)
111 端末接続部
112 嵌合部
12(12a) 導光部材(第一光コネクタの導光部材)
121 光ファイバ挿入穴
122(122a) 反射部
123 コリメートレンズ
124 出射面
13 光ケーブル
131 光ファイバ
14 接続具
3(3a) 光コネクタ装置
2 第二光コネクタ(相手方コネクタ)
21 第二ハウジング
221 被嵌合部
22 第二導光部材
223 集束レンズ
226 入射面
23 受光素子(光入射部材)
X1 (屈曲前の)光軸
X2 (屈曲後の)光軸
11 ハウジング(第一光コネクタのハウジング)
111 端末接続部
112 嵌合部
12(12a) 導光部材(第一光コネクタの導光部材)
121 光ファイバ挿入穴
122(122a) 反射部
123 コリメートレンズ
124 出射面
13 光ケーブル
131 光ファイバ
14 接続具
3(3a) 光コネクタ装置
2 第二光コネクタ(相手方コネクタ)
21 第二ハウジング
221 被嵌合部
22 第二導光部材
223 集束レンズ
226 入射面
23 受光素子(光入射部材)
X1 (屈曲前の)光軸
X2 (屈曲後の)光軸
Claims (6)
- 光ファイバの端末からの出射光を透過する光透過性の材料からなり、当該光ファイバの端末からの出射光を反射して光軸を屈曲させる反射部を有する導光部材と、
この導光部材が収容される部材であって、一方側に光ファイバを有する光ケーブルの端末部分が接続される端末接続部、他方側に前記反射部によって反射された光が入射する光入射部材が取り付けられた相手方コネクタが嵌合可能な嵌合部を有するハウジングと、
を備えることを特徴とする光コネクタ。 - 前記導光部材には、前記反射部によって反射された光の光線を平行化するコリメートレンズが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記反射部は、反射された光の光線が平行になるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記嵌合部は、前記反射部によって反射された光が出射される前記導光部材の出射面よりも突出していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光コネクタ。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光コネクタである第一光コネクタと、
この第一光コネクタの前記嵌合部に嵌合される被嵌合部が形成されたハウジングを有する第二光コネクタと、
を備える光コネクタ装置であって、
前記第二光コネクタのハウジング内には、前記導光部材から出射された光を集束させる集束レンズ、およびこの集束レンズによって集束された光が入射する光入射部材が設けられていることを特徴とする光コネクタ装置。 - 前記被嵌合部は、前記反射部によって反射された光が入射する前記集束レンズが設けられた導光部材の入射面よりも突出していることを特徴とする請求項5に記載の光コネクタ装置。
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