JP2014145049A - インクセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーボンブラックを含む濃ブラックインクと、カーボンブラックを前記濃ブラックインクよりも少ない含有割合で含む淡ブラックインクと、を含むインクセットであって、
前記濃ブラックインクは、少なくとも第1の色材と第2の色材とを含み、
前記淡ブラックインクは、前記第1の色材を含み、前記第2の色材を実質的に含まず、
前記第1の色材及び前記第2の色材は、それぞれ、シアン色材、マゼンタ色材、バイオレット色材、及びグリーン色材からなる群より選択される、
インクセット。
【選択図】なし
Description
〔1〕
カーボンブラックを含む濃ブラックインクと、カーボンブラックを前記濃ブラックインクよりも少ない含有割合で含む淡ブラックインクと、を含むインクセットであって、
前記濃ブラックインクは、少なくとも第1の色材と第2の色材とを含み、
前記淡ブラックインクは、前記第1の色材を含み、前記第2の色材を実質的に含まず、
前記第1の色材及び前記第2の色材は、それぞれ、シアン色材、マゼンタ色材、バイオレット色材、及びグリーン色材からなる群より選択される、
インクセット。
〔2〕
前記第1の色材はシアン色材である、前項〔1〕に記載のインクセット。
〔3〕
前記第1の色材はシアン色材であり、前記第2の色材はマゼンタ色材であり、
前記濃ブラックインクは、前記カーボンブラック3〜8質量%と、前記第1の色材0.5〜4質量%と、前記第2の色材0.5〜4質量%とを含む、前項〔1〕又は〔2〕に記載のインクセット。
〔4〕
前記淡ブラックインクは、前記カーボンブラックを、前記淡ブラックインク中の前記第1の色材に対して3倍以上10倍以下の含有割合で含む、前項〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載のインクセット。
〔5〕
前記淡ブラックインクは、前記カーボンブラックを、1.5質量%未満含む、前項〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載のインクセット。
〔6〕
前記第1の色材はフタロシアニン顔料であり、前記第2の色材はキナクリドン顔料である、前項〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載のインクセット。
〔7〕
前記淡ブラックインクは、l*a*b*色空間におけるb*軸との距離|a*|が3以内である、前項〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載のインクセット。
〔8〕
前項〔1〕〜〔7〕のいずれか1項に記載のインクセットを用いて画像を記録する、記録方法。
本実施形態のインクセットは、カーボンブラックを含む濃ブラックインクと、カーボンブラックを濃ブラックインクよりも少ない含有割合で含む淡ブラックインクと、を含むインクセットであって、濃ブラックインクは、少なくとも第1の色材と第2の色材とを含み、淡ブラックインクは、第1の色材を含み、第2の色材を実質的に含まず、第1の色材と第2の色材とは、シアン色材、マゼンタ色材、バイオレット色材、及びグリーン色材からなる群より選択される。
濃ブラックインクは、カーボンブラックと、カーボンブラック以外に少なくとも第1の色材と第2の色材とを含む。
カーボンブラックとしては、特に限定されないが、例えば、No.2300、No.900、MCF88、No.33、No.40、No.45、No.52、MA7、MA8、MA100、No.2200B等(以上、三菱化学社(Mitsubishi Chemical Corporation)製)、Raven 5750、Raven 5250、Raven 5000、Raven 3500、Raven 1255、Raven 700等(以上、コロンビアカーボン(Carbon Columbia)社製)、Rega1 400R、Rega1 330R、Rega1 660R、Mogul L、Monarch 700、Monarch 800、Monarch 880、Monarch 900、Monarch 1000、Monarch 1100、Monarch 1300、Monarch 1400等(キャボット社(CABOT JAPAN K.K.)製)、Color Black FW1、Color Black FW2、Color Black FW2V、Color Black FW18、Color Black FW200、Color B1ack S150、Color Black S160、Color Black S170、Printex 35、Printex U、Printex V、Printex 140U、Special Black 6、Special Black 5、Special Black 4A、Special Black 4等(以上、デグッサ(Degussa)社製)等が挙げられる。
第1の色材及び第2の色材は、シアン色材、バイオレット色材、マゼンタ色材、グリーン色材からなる群より選択される。第1の色材及び第2の色材を用いることで、色味を補正することができる。このなかでも、第1の色材はシアン色材であることが好ましい。第1の色材がシアン色材であることにより、濃ブラックインク及び後述する淡ブラックインク用いて記録媒体上で調色された色の色相は、a*は0に近くなりb*軸に沿いやすい。このことは、各濃度において調色に必要なインクの種類を最小限に抑えることができることを意味する。これにより、調色及びLUT(ルックアップテーブル)作成が容易になる。また、記録媒体上で調色された色の色相が、例えば後に詳述する図1に示すように、a*b*空間で斜めに延びるようなインクの場合と比較して、各インクの付与量に応じて調色するインク種を変更する手間が省け、調色がより容易になる。また、後述する淡ブラックインクはシアン顔料を含むことにより、調色した濃インクとの色相のずれ(以下、単に「色ずれ」ともいう。)がより少なく、ニュートラル性が高いものとなる。これは、マゼンタ色材等の色相と、カーボンブラック単体の色相とが近いため、マゼンタ色材等よりもシアン色材の方が調色効果が高いことに起因する。
シアン色材は、染料又は顔料として公知のものを適宜使用することができる。シアン色材としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:34、15:4、16、18、22、25、60、65、及び66等が挙げられる。このなかでも、第1の色材としてフタロシアニン顔料を用いることが好ましい。フタロシアニン顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15:3、15:4、15:34、16、22、60及びC.I.バットブルー4、60等が挙げられる。これらは、1種単独で用いても又は2種以上併用してもよい。フタロシアニン顔料を用いることにより、発色性、耐候性等がより良好な画像を形成出来る。
マゼンタ色材は、染料又は顔料として公知のものを適宜使用することができる。マゼンタ色材としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントレッド1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、14、15、16、17、18、19、21、22、23、30、31、32、37、38、40、41、42、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、88、112、114、122、123、144、146、149、150、166、168、170、171、175、176、177、178、179、184、185、187、202、209、219、224、245及びC.I.ピグメントヴァイオレット19、又はこれらの固溶体顔料等が挙げられる。このなかでも、第2の色材としてキナクリドン顔料を用いることが好ましい。キナクリドン顔料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントレッド5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、15:1、112、122、123、168、184、202、209、ピグメントヴァイオレット19、又はこれらの固溶体顔料が挙げられる。これらは、1種単独で用いても又は2種以上併用してもよい。キナクリドン顔料を用いることにより、発色性、耐候性等がより良好な画像を形成出来る。
バイオレット色材は、染料又は顔料として公知のものを適宜使用することができる。バイオレット色材としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ピグメントバイオレット3、23、32、33、36、38、43、及び50等が挙げられる。このなかでも、第2の色材としてピグメントヴァイオレット23を用いることが好ましい。ピグメントヴァイオレット23を用いることにより、発色性、耐候性等がより良好な画像を形成出来る。上述の色材は、1種単独で用いても又は2種以上併用してもよい。
グリーン色材は、染料又は顔料として公知のものを適宜使用することができる。グリーン色材としては、特に限定されないが、フタロシアニン系の顔料が好ましく、より好ましい例としては、C.I.ピグメントグリーン36及び7等が挙げられる。これらは、1種単独で用いても又は2種以上併用してもよい。これによって、発色性、耐候性等がより良好な画像を形成出来る。
淡ブラックインクは、カーボンブラックを上記濃ブラックインクよりも少ない含有割合で含み、上記第1の色材を含み、上記第2の色材を実質的に含まない。第1の色材を含むことにより、インク材料の共通化が可能となりコストダウンも図ることができる。また、淡ブラックインクにおいては、カーボンブラックの補色のために複数の色材を使用すると、一つ一つの色材の添加量は極めて微量になる。微量な添加量に製造上コントロールする事は困難であり、各インクごとのロットバラツキを生じさせやすい。よって、淡ブラックインクは上記第2の色材を実質的に含まないことがよい。ここで、「実質的に含まない」とは、添加する意義を十分に発揮する量以上含有させないことを意味し、具体的には、含有割合が淡ブラックインクの総質量(100質量%)に対して、例えば0.1質量%以下であり、好ましくは0.05質量%以下、より好ましくは0.01質量%以下である。
本実施形態の濃ブラックインク及び淡ブラックインクは、色材を溶媒中に分散させる分散剤を含むことができる。分散剤としては、従来の顔料分散液を調製するのに用いられている分散剤、例えば高分子分散剤、界面活性剤を利用することができる。
本実施形態の濃ブラックインク及び淡ブラックインクは、水及び水溶性有機溶媒を含むことができる。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水を用いることができる。
本実施形態の濃ブラックインク及び淡ブラックインクは、界面活性剤をさらに含むことができる。界面活性剤としては、特に限定されないが、具体的には、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモニウム塩等のアニオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド等のノニオン性界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸塩、N,N,N−トリアルキル−N−スルホアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビスポリオキシエチレンアンモニウム硫酸エステルベタイン、2−アルキル−1−カルボキシメチル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤等が挙げられる。これらは1種単独で用いても又は2種以上併用してもよい。
本実施形態の濃ブラックインク及び淡ブラックインクは、三級アミン、水酸化アルカリ、アルギン酸誘導体、糖及び糖の誘導体をさらに含むことができる。これらの成分を含むことにより、濃ブラックインク及び淡ブラックインクは、湿潤性、分散安定性、ノズルの目詰まり安定性により優れるものとなる。
本実施形態の濃ブラックインク、淡ブラックインク、及びその他のインク組成物は、上記成分を適切な方法で分散、混合することによって製造することができる。顔料と、分散剤と、水とを分散機(例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータミル、ヘンシェルミキサー、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、ジェットミル、オングミル等)で混合して、均一な分散液を調製する。次に、残部の水と、水溶性有機溶媒と、界面活性剤等の残りの成分を加えてさらに混合攪拌してインク溶液を調製する。充分に攪拌した後に、目詰まりの原因となる粗大粒子及び異物を除去するためにろ過を行って目的の濃ブラックインク及び淡ブラックインクを得ることができる。
本実施形態の記録方法は、上記インクセットを用いて画像を記録する方法である。黒から白までの無彩色画像及び有彩色画像は、各インクセットのインク組成物を出力して、記録密度を変化させる事によって得る事が出来る。また、本発明のインクセットを用いた記録方法は、事によって、ニュートラル性やカラーインコンスタンシー等の種々の特性が良好な画像を記録可能となる。
下記の実施例、比較例、及び参考例において使用したインク組成物用の主な材料は、以下の通りである。
〔有機溶剤〕
・1,2−ヘキサンジオール
・2−ピロリドン
・プロピレングリコール
〔樹脂エマルジョン〕
・スチレン−アクリル酸共重合体系樹脂エマルジョン(Tg:85℃、平均粒子径:140nm)
〔ポリエチレンワックス〕
・AQUACER515(BYK社製商品名)
〔シリコン系界面活性剤〕
・BYK348(BYK社製商品名)
〔アセチレングリコール系消泡剤〕
・サーフィノールDF110D(日信化学工業社製商品名、HLB値:3)
〔pH調整剤〕
・トリエタノールアミン
各材料を下記の表1に示す組成(質量%)で混合し、十分に撹拌し、表2に示す色材を有する濃ブラックインクBk1〜3、淡ブラックインクLk1〜4を作製した。
上記で調製した濃ブラックインクBk1〜3、淡ブラックインクLk1〜4をPX−G930(セイコーエプソン(株)製インクジェット印刷装置商品名)の専用インクカートリッジに充填した。各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチ(記録密度を5%刻みで増やした20種のパッチ)を記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法により記録した。
濃ブラックインクBk1〜3、淡ブラックインクLk1〜4のグラデーションパッチの色相(L*、a*、b*)を、分光測光器Spectrolino(商品名、GretagMacbeth社製)を用いて測定した。その際の条件は、光源D50、視野角2°とした。白色標準に関しては、測定器付属のもの(DIN5033)を使用した。L*値50付近のパッチの測定データを表3に示す。
濃ブラックインクBk1〜3、淡ブラックインクLk1〜4のニュートラル性は、得られたa*値及びb*値に基づいて下記評価基準により評価した。濃ブラックインクBk1〜3についての結果を、下記表4に示す。
(評価基準)
A:図2に示す通りニュートラル性が極めて高い。
B:図2に示す通りニュートラル性が高いが、Bk1よりも劣る。
C:図1に示す通り明らかにニュートラル性が低い。
分光測光器Spectrolino(商品名、GretagMacbeth社製)を用いて、濃ブラックインクBk1〜3、淡ブラックインクLk1〜4のグラデーションパッチの各波長における反射スペクトルを測定した。その際の条件は、光源D50、視野角2°、380nm〜730nm 10nm間隔とした。Lk1、Lk2の評価結果を、下記表5に示す。
(評価基準)
○:380nm〜730nmにおける10nm間隔のスペクトルがなだらかであり、ピークがない
×:380nm〜730nmにおける10nm間隔のスペクトルにピークが存在する
Bk1と、Lk2とをPX−G930の専用インクカートリッジに充填した。そのインクセットにおける各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチを記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法によりベタパターンで記録した。
Bk1と、Lk3とをPX−G930の専用インクカートリッジに充填した。そのインクセットにおける各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチを記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法によりベタパターンで記録した。
Bk3と、Lk3とをPX−G930の専用インクカートリッジに充填した。そのインクセットにおける各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチを記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法によりベタパターンで記録した。
Bk2と、Lk1とをPX−G930の専用インクカートリッジに充填した。そのインクセットにおける各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチを記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法によりベタパターンで記録した。
Bk3と、Lk1とをPX−G930の専用インクカートリッジに充填した。そのインクセットにおける各インク組成物を出力して黒から白までの画像のグラデーションパッチを記録媒体(JT5829R:MACtac社製)にインクジェット法によりベタパターンで記録した。
本発明の濃ブラックインクと、淡ブラックインクとを含む実施例1〜2のインクセットは、BkによるLkの調色が容易であるのでニュートラル性は高くなった。
本発明の濃ブラックインクと、淡ブラックインクとを含む実施例1〜2のインクセットは、カーボンブラック含有率の高いLkインクを使用しているのでカラーインコンスタンシーはよくなる。
Claims (8)
- カーボンブラックを含む濃ブラックインクと、カーボンブラックを前記濃ブラックインクよりも少ない含有割合で含む淡ブラックインクと、を含むインクセットであって、
前記濃ブラックインクは、少なくとも第1の色材と第2の色材とを含み、
前記淡ブラックインクは、前記第1の色材を含み、前記第2の色材を実質的に含まず、
前記第1の色材及び前記第2の色材は、それぞれ、シアン色材、マゼンタ色材、バイオレット色材、及びグリーン色材からなる群より選択される、
インクセット。 - 前記第1の色材はシアン色材である、請求項1に記載のインクセット。
- 前記第1の色材はシアン色材であり、前記第2の色材はマゼンタ色材であり、
前記濃ブラックインクは、前記カーボンブラック3〜8質量%と、前記第1の色材0.5〜4質量%と、前記第2の色材0.5〜4質量%とを含む、請求項1又は2に記載のインクセット。 - 前記淡ブラックインクは、前記カーボンブラックを、前記淡ブラックインク中の前記第1の色材に対して3倍以上10倍以下の含有割合で含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記淡ブラックインクは、前記カーボンブラックを、1.5質量%未満含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記第1の色材はフタロシアニン顔料であり、前記第2の色材はキナクリドン顔料である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクセット。
- 前記淡ブラックインクは、l*a*b*色空間におけるb*軸との距離|a*|が3以内である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクセット。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクセットを用いて画像を記録する、記録方法。
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