JP2014142447A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置面部が、筐体内部側へ傾くのを抑制することができる画像読取装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】コンタクトガラスなどの板状の透明部材上に載置された原稿の原稿面に沿って副走査方向に移動しながら透明部材上の原稿面から反射した光源の光をCCDイメージセンサ44などの撮像素子に導く第1走行体、第2走行体などの走行体と、撮像素子及び走行体を収納する筐体とを備えたスキャナなどの画像読取装置において、筐体は、矩形状の底面部と、この底面部から垂直に立ち上がった側面部とを有するベース部材、および、透明部材を載置する載置面部と、この載置面部から垂直に立ち下がり、側面部に固定される固定面部とを有する支持フレームを備え、ベース部材の側面部と支持フレームの固定面部とを、上下方向に互いに異なる複数の位置で固定した。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関するものである。
少なくとも光源を備えた走行体を、コンタクトガラス上の原稿の原稿面に沿って副走査方向に移動させながら、コンタクトガラス上の原稿面から反射した光源の光を撮像素子に導いて画像を読み取る画像読取装置を備えた画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。
上記走行体、上記撮像素子は、上端面に開口部が形成された筐体に収納され、上記コンタクトガラスは、筐体に取り付けられて開口部を覆っている。
図12は、本出願人が開発中の画像読取装置の筐体217を示す斜視図であり、図13は、図12のD−D断面図である。
筐体217は、底面部210cを有するベース部材210を備えている。また、ベース部材210は、底面部210cの両端から垂直に立ち上がる側面部210aを有している。また、図13に示すように、ベース部材210は、側面部210aの上端から直角に折り曲げて形成されたレール面部211aを有している。このレール面部211aに、走行体239が載置されている。また、筐体217は、コンタクトガラス235を載置する載置面部231と、この載置面部231aから垂直に立ち下がった固定面部232とを備えた略L字状の支持フレーム230を有している。
固定面部232には、図12に示すように、筐体217の長手方向である副走査方向に3箇所、ベース部材210の側面部210a側へ凹ませた締結部233a,233b,233cを有している。各締結部233a〜233cの側面部210aと締結する締結箇所の底面部210cからの高さは、図中鎖線Xに示すように同じ高さとなっている。
図13に示すように、支持フレーム230の固定面部232が、ベース部材210の側面部210aにボルト150とナット151により締結されており、支持フレーム230の載置面部231にコンタクトガラス235が載置されている。
本出願人が開発中の画像読取装置においては、装置の軽量化を図るために、ベース部材210の厚みを薄くした。しかし、ベース部材210の厚みを薄くした結果、以下のような課題が発生した。
図14は、開発中の画像読取装置の課題について説明する図である。
図14に示すように、ある程度のページ数を有した書籍のようなブック原稿Bを、開いて画像読み取る際、ブック原稿Bの綴じ代付近の原稿面がコンタクトガラス235から離れ、綴じ代付近の画像を良好に読み取れない場合がある。このため、ブック原稿Bの綴じ代付近がコンタクトガラス235から離れないように、ユーザーがブック原稿Bをコンタクトガラス235に押し付けて読取を行う場合がある。この場合、支持フレーム230の載置面部231が筐体内部側へ押される。このとき、支持フレーム230とベース部材210の側面部210aとの締結箇所Tに図の矢印Aに示す方向の力が加わる。上述したように、この開発中の画像読取装置においては、ベース部材210の厚みを薄くしている。従って、ベース部材210の剛性が弱く、支持フレーム230とベース部材210の側面部210aとの締結箇所Tに図の矢印Aに示す方向の力が加わると、ベース部材210の側面部210aが、図14に示すように、締結箇所Tを頂点として山型に撓んでしまう。その結果、支持フレーム230の載置面部231が、筐体内部側へ傾いてしまい、画像読取時に載置面部231の真下を走行する走行体239が、載置面部231にぶつかり、画像読込みを行えないという課題である。
また、支持フレーム230の載置面部231が、筐体内部側へ傾いてしまうことにより、コンタクトガラス235の位置が、筐体内部側へ移動するおそれがある。その結果、コンタクトガラス235の原稿画像から撮像素子までの距離が近づいてしまい、撮像素子の焦点範囲から外れ、読取画像がピンボケしてしまうという課題も発生する。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、載置面部が、筐体内部側へ傾くのを抑制することができる画像読取装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、板状の透明部材上に載置された原稿の原稿面に沿って副走査方向に移動しながら前記透明部材上の原稿面から反射した光源の光を撮像素子に導く走行体と、前記撮像素子及び前記走行体を収納する筐体とを備えた画像読取装置において、前記筐体は、矩形状の底面部と、この底面部から垂直に立ち上がった側面部とを有するベース部材、および、前記透明部材を載置する載置面部と、この載置面部から垂直に立ち下がり、前記側面部に固定される固定面部とを有する支持フレームを備え、前記ベース部材の側面部と前記支持フレームの固定面部とを、上下方向に互いに異なる複数の位置で固定したことを特徴とするものである。
本発明によれば、ベース部材の側面部と、支持フレームの固定面部との固定部が、上下方向に複数あるので、以下の効果を得ることができる。すなわち、支持フレームの載置面部が筐体内部側へ押されたときに、上記固定部に加わる力が、上下方向複数箇所に分散される。これにより、上記固定部に加わる力が、上下方向1箇所に集中する開発中の画像読取装置に比べて、ベース部材の側面部が外側に撓むのを抑制することができる。従って、支持フレームの載置面部が、筐体内部側へ傾くのを抑制することができるという効果である。
これにより、ベース部材の厚みを薄くして、装置の軽量化を図っても、走行体が載置面部に当たるのを抑制することができ、原稿画像の読込みを行うことができる。また、読取画像がピンボケしてしまうのを防止することができる。
実施形態に係る画像形成装置としての複写機全体の外観斜視図。 複写機の概略構成図。 スキャナを示す斜視図。 スキャナの内部構成をその側方から示す拡大構成図。 移動機構を示す斜視図。 スキャナの内部構造を示す斜視図。 筐体の斜視図。 筐体の前側側面図。 図7のA方向から見た斜視図。 筐体の後側側面図。 コンタクトガラスにブック原稿を載置して画像読取を行う様子を、図7のB−B断面図で示した図。 開発中の画像読取装置の筐体を示す斜視図。 図12のD−D断面図。 開発中の画像読取装置の課題について説明する図。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例(以下、本実施形態を実施形態1という。)として、電子写真方式の複写機(以下、単に複写機11という)について説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置としての複写機11全体の外観斜視図である。
複写機11では、画像形成手段12、定着装置13および記録媒体搬送装置14などが収納された装置本体15の上部に画像読取装置としてのスキャナ16が配置されている。スキャナ16の上部には、原稿搬送手段としての原稿自動搬送装置(ADF)18が設けられている。ADF18は、スキャナ16にヒンジ機構を介して開閉自在に搭載されている。
図2は、複写機11の概略構成図である。
図2において、画像形成装置としての複写機11は、記録媒体にトナー像を形成する画像形成手段12と、この画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像を、その記録媒体に定着する定着装置13とを備えている。また、画像形成手段12に記録媒体を給送する記録媒体搬送装置14を備えている。
画像形成手段12、定着装置13および記録媒体搬送装置14は、装置本体15に収納されている。また、画像形成手段12の上部には、原稿画像を読み取るスキャナ16と、原稿を搬送する開閉体として圧板の機能を有する自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)18とが配置されている。
ADF18は、原稿束を載置可能な原稿載置台20、原稿載置台20に載置された原稿束の上面に当接して原稿束を送り出す当接位置および原稿束から離隔する離隔位置の間で移動するピックアップローラ21を備えている。また、ピックアップローラ21によって送り出された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して読取位置であるスリットガラス36に向かって搬送する給紙ベルト22、リバースローラ23、搬送ローラ対24からなる原稿搬送部25を備えている。また、読取位置で読み取りが終了した原稿を原稿排紙台26に排紙する搬送ローラ対27および排紙ローラ対28からなる原稿排紙手段29を備えている。
また、排紙ローラ対28は、駆動ローラ28aと、駆動ローラ28aに摺接する従動ローラ28bおよび従動ローラ28cとを備えており、排紙ローラ対28の近傍には切換爪30が設けられている。切換爪30は、第1の切換位置と第2の切換位置との間で移動するようになっており、切換爪30が第1の切換位置に切換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28bによって原稿が原稿排紙台26に排紙されるようになっている。また、切換爪30が第2の切換位置に切換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28cによって原稿がスイッチバック通路31に搬送されるようになっている。
スイッチバック通路31には正逆回転自在なスイッチバックローラ対32が設けられている。スイッチバック通路31に搬送される原稿は、スイッチバックローラ対32によって図1中、右方向に搬送された後、スイッチバックローラ対32が逆転駆動する。これにより、再搬送経路を介して搬送ローラ対24に搬送される。このため、原稿が反転されて読取位置に搬送される。
また、スキャナ16は、それ自体周知のように、光学系34を収容した筐体17と、筐体17の上部に固定配置されたコンタクトガラス35およびスリットガラス36とを備えている。このスキャナ16にあっては、閉じられた原稿や本等からなる原稿をコンタクトガラス35上に原稿を載置して、その原稿PをADF18によって押圧することで、原稿を読取ることができる。また、ADF18によって自動搬送される原稿はスリットガラス36の読取位置で読み取られるようになっている。スキャナ16の光学系34は、光源37と第1ミラー38とを有する第1走行体39と、第2ミラー40および第3ミラー41を有する第2走行体42とを有している。また、光学系34は、結像レンズ43と、CCDイメージセンサ44とを備えている。
第1走行体39および第2走行体42は、図1に示した位置から右方に移動し、このとき、光源37から出射する光によって原稿を照明する。その反射光を第1ミラー38、第2ミラー40および第3ミラー41の順に反射した後、結像レンズ43を通してCCDイメージセンサ44に入射する。このようにして原稿画像がCCDイメージセンサ44に結像されることにより、原稿の画像が読取られる。
また、ADF18によって原稿を読み取る場合には、図1中、右方に示す位置に第1走行体39および第2走行体42を固定した状態で上述した手順で走行する原稿を読み取る。
また、スリットガラス36上には反射ガイド板65が設けられており、この反射ガイド板65は原稿の読取時の白基準を構成するとともに、光源37からの光を反射するようになっている。また、コンタクトガラス35とスリットガラス36の間にはガイド部材71が設けられており、このガイド部材71は、スリットガラス36を通過した原稿を掬い上げて搬送ローラ対27に向かって案内するようになっている。
画像形成手段12は、プロセスユニットとしてのプロセスカートリッジ10(Y,M,C,BK)を備えている。これらプロセスカートリッジ10(Y,M,C,BK)には、複数の支持ローラに巻き掛けられた無端ベルトからなる中間転写ベルト46が対向配置されている。
四つのプロセスカートリッジ10の、符号の後に付されたY,M,C,BKという添字は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒用の仕様であることを示している。4つのプロセスカートリッジ10(Y,M,C,BK)は、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっているので、以下、K,Y,M,Cという添字を省略して説明する。
プロセスカートリッジ10は、潜像担持体である感光体45、帯電手段である帯電部材47、現像手段である現像装置49、及び、クリーニング手段である感光体クリーニング装置を一体的に支持してユニット状とした構成となっている。各プロセスカートリッジ10は、それぞれの不図示のストッパーを解除することにより、装置本体15に対して着脱可能となっている。
感光体45は、図中の矢印で示すように、図中の時計周り方向に回転する。帯電部材47は、ローラ状の帯電ローラであり、感光体45の表面に圧接されており、感光体45の回転により従動回転する。作像時には、帯電部材47には図示しない高圧電源により所定のバイアスが印加され、感光体45の表面を帯電する。プロセスカートリッジ10は、帯電手段として、感光体45の表面に接触するローラ状の帯電部材47を用いているが、帯電手段としてはこれに限るものではなく、コロナ帯電などの非接触帯電方式を用いてもよい。
露光装置48は、スキャナ16で読み込んだ原稿画像の画像情報またはパーソナルコンピュータ等の外部装置から入力される画像情報に基づいて、感光体45の表面に対して露光し、感光体45の表面に静電潜像を形成する。画像形成手段12が備える露光装置48は、レーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナ方式を用いているが、露光手段としてはLEDアレイを用いるものなど他の構成でも良い。
現像装置49は、粉体状のトナーを収容した現像容器53を有し、そのトナーによって静電潜像が可視像化される。感光体クリーニング装置55は、中間転写ベルトと対向する位置を通過した感光体45の表面上に残留する転写残トナーのクリーニングを行う。感光体クリーニング装置55は、感光体45から除去されたトナーを受け入れるクリーニング容器を備えている。クリーニング容器内のトナーは、トナー搬送装置によって、図示していない廃トナー容器に搬送される。
四つのプロセスカートリッジ10は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色ごとのトナー像を感光体45上に形成する。四つのプロセスカートリッジ10は、中間転写ベルト46の表面移動方向に並列に配設され、それぞれの感光体45上に形成されたトナー像を中間転写ベルト46に順に重ね合わせるように転写し、中間転写ベルト46上に可視像を形成する。
図1において、各感光体45に対して中間転写ベルト46を挟んで対向する位置には一次転写手段としての一次転写ローラ50が配置されている。一次転写ローラ50には不図示の高圧電源により一次転写バイアスが印加され、感光体45との間で一次転写電界を形成する。感光体45と一次転写ローラ50との間で一次転写電界が形成されることにより、感光体45の表面上に形成されたトナー像が中間転写ベルト46の表面に転写される。中間転写ベルト46を張架する複数の張架ローラのうちの一つが不図示の駆動モータによって回転することによって中間転写ベルト46が図中の矢印A方向に表面移動する。表面移動する中間転写ベルト46の表面上に各色のトナー像が順次重ねて転写されることによって、中間転写ベルト46の表面上にフルカラー画像が形成される。
このようにして、中間転写ベルト46上に転写された重ねトナー像は、二次転写ローラ56の作用によって記録媒体に二次転写される。その転写後の中間転写ベルト46上に付着する転写残トナーは、ベルト用のクリーニング装置52により除去される。このクリーニング装置52のクリーニング容器にもトナーが収容され、そのトナーは図示していない廃トナー容器に搬送される。
また、記録媒体搬送装置14は四つのプロセスカートリッジ10の下方に配置されている。この記録媒体搬送装置14は、転写紙または樹脂シート等からなる記録媒体Sを収容した給紙カセット57を有している。また、この給紙カセットに収納された記録媒体束の最上位の記録媒体Sに接触する給紙ローラ58と、レジストローラ対59とを有している。給紙ローラ58の回転によって最上位の記録媒体Sが図1中、矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体Sは、レジストローラ対59の回転によって、所定のタイミングで中間転写ベルト46と、中間転写ベルト46に対向配置された二次転写ローラ56との間に給送される。
この記録媒体Sが中間転写ベルト46と二次転写ローラ56との間を通過するとき、二次転写ローラ56には転写電圧が印加されることによって中間転写ベルト46上の重ねトナー像が記録媒体に二次転写される。このようにして、画像形成手段12により、記録媒体上にトナー像が形成されるのである。
また、トナー像が形成された記録媒体は定着装置13を通過し、このとき画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像がその記録媒体に定着される。また、定着装置13によって画像が定着された記録媒体Sは排紙ローラ対60によって記録媒体排紙台61上に排紙される。
この記録媒体排紙台61は、画像形成手段12を収納する装置本体15とスキャナ16の間に形成されている。本実施形態では、排紙ローラ対60による記録媒体Sの排紙方向下流側の装置本体15およびスキャナの間が開放される胴内排紙型の複写機11となっている。
また、排紙ローラ対60の上流側には切換レバー62が設けられており、この切換レバー62は、記録媒体Sの裏面に複写を行うとき、記録媒体Sの表面の複写が終了した際に反転通路63側に切換えられるようになっている。
すなわち、記録媒体Sの後端が排紙ローラ対60に挟持されると、排紙ローラ対60が逆転駆動するとともに、切換レバー62が反転通路63に連通する位置に切換えられ、記録媒体Sが反転通路63に向かって搬送される。この反転通路63には反転ローラ対64が設けられており、この反転ローラ対64によって反転通路63を搬送される記録媒体は、再度、二次転写ローラ56側に搬送される。
図3は、スキャナ16を示す斜視図である。同図においては、便宜上、図示を省略しているが、このスキャナ16の上には、図示しないADF18が搭載され、蝶番によって揺動自在に支持されていることで、スキャナ16の上面を開閉することが可能になっている。スキャナ16の上面には、透明部材としてのコンタクトガラス35およびスリットガラス36とを備えている。
図4は、スキャナ16の内部構成をその側方から示す拡大構成図である。図に示すように、スキャナ16の筐体17は、第1移動体としての第1走行体39、第2移動体としての第2走行体42を収納している。また結像レンズ43、撮像素子としてのCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ44なども収納している。
第1走行体39は、光源37、第1ミラー38を保持しながら、コンタクトガラス35の面に沿って移動するようになっている。この際、光源37から発した光を、コンタクトガラス35を介して原稿Dの画像読取対象面に向けて照射し、画像読取対象面で反射した読取光を第1ミラー38で受ける。
第2走行体42は、第2ミラー40、第3ミラー41を保持しながら、第1走行体39と所定の距離をおいた状態で、コンタクトガラス35の面に沿って移動するようになっている。そして、第1走行体39の第1ミラー38から送られてくる読取光を第2ミラー40、第3ミラー41で順次反射させた後、結像レンズ43に入射せしめる。結像レンズ43に入射した読取光は、CCDイメージセンサ44の受光面に結像されて画像として読み取られる。なお、第1走行体39が距離Lだけ進む間に、第2走行体42が距離L/2だけ進む。これにより、光学系34の光路長が一定に保たれる。
シート原稿を連続で自動読み取りする場合、ADF18により原稿をスリットガラス36上に搬送させ、スリットガラス36上を通る反射光像がCCDイメージセンサ44上に結像される。そのとき、第1走行体39、第2走行体42は固定され、搬送されるシート原稿の画像を読み取る。一方、ある程度のページ数を有した書籍のようなブック原稿を読み取る場合、ADF18を一度開放して、コンタクトガラス35上にブック原稿をセットする。その後、ADF18を閉じることで、ADF18に設けられた圧板部分101(図1参照)で、ブック原稿を押さえることができる。また、これら読み取りの動作は図1に示す操作部102に設けられたスタートキーが押下されることにより開始される。
図5は、スキャナ16の第1走行体39及び第2走行体42を移動させる移動機構を示す斜視図である。同図において、光源37及び第1ミラー38を保持する第1走行体39は、駆動ワイヤ171に取り付けられている。また、駆動ワイヤ171は、アイドルプーリ179a,179Bの間に掛け渡されており、第2走行体42に回転自在に固定されたプーリ172と、駆動軸に固定されたワイヤプーリ175とに巻き回されている。駆動軸174は、タイミングプーリ176とタイミングベルト177とを介して、駆動モータ178に繋がれている。駆動モータ178により駆動軸174の駆動伝達部材としてのワイヤプーリ175が回転駆動すると、駆動ワイヤ171が駆動して、第1走行体39が所定の速度vで移動するとともに、プーリ172を備えた第2走行体が速度v/2で移動する。
副走査方向における第1走行体39の移動可能範囲の一端は、第1走行体39の待機位置としてのホームポジションとなっている。第1走行体39がこのホームポジションよりも少しだけ他端側に進んだ位置にあると、第1走行体39はポジションセンサ173に検知される。ポジションセンサ173による位置から所定距離だけずれた位置がホームポジションになっている。本スキャナ16では、上述した駆動モータ178として、ステッピングモータを用いている。ステッピングモータに対する駆動パルス数と、第1走行体39の移動距離とは厳密に相関する。よって、第1走行体39がポジションセンサ173に検知された時点からの駆動モータ178に対する駆動パルス数により、第1走行体39の副走査方向の位置を正確に把握することができる。
図6は、スキャナ16の筐体17の概略を示す分解斜視図である。
図6に示すように、筐体17は、板金を折り曲げ加工して形成された底面部110cを備えたベース部材110、ベース部材110の副走査方向(長手方向)両端部に固定される側板140a,140bを備えている。また、筐体17は、コンタクトガラス35を支持する支持フレーム130a,130b、第2走行体42が走行するためのレール部材120なども有している。
ベース部材110は、板金を折り曲げ加工により形成したもので、矩形状の底面部110cと、底面部110cの主走査方向(短手方向)両端から垂直に立ち上がった側面部110a,110bを備えている。また、ベース部材110は、底面部110cの副走査方向(長手方向)両端から垂直に立ち上がった側板固定部110d,110eを有している。また、ベース部材110は、第1走行体39が走行するための第1レール面部111a,111bを備えている。第1レール面部111a,111bは、側面部110a,110bの上端から筐体の外側へ90°折り曲げて形成されている。
筐体17の副走査方向(長手方向)両端に配設される側板140a,140bは、ベース部材110の側板固定部110d,110eと、側面部110a,110bとにネジ、カシメ、溶接などの公知の方法で固定される。
第2走行体42が走行するためのレール部材120は、角パイプ形状であり、ベース部材110の主走査方向(短手方向)両端付近、側板140a,140bの主走査方向(短手方向)両端付近にネジ、カシメ、溶接などの公知の方法で固定される。
コンタクトガラス35を支持する筐体の前側と後側に設けられた支持フレーム130a,130bは、板金に折り曲げ加工などを施して形成したもので、断面L字形状を有している。各支持フレーム130a,130bは、コンタクトガラス35を載置する載置面部131a,131bを有している。また、この載置面部131a,131bの主走査方向外側端部から下側へ直角に折り曲げて形成されたベース部材110の側面部110a,110bに固定するための固定面部132a,132bを有している。
本実施形態では、支持フレーム130を設け、第1走行体39が走行する第1レール面部111aが設けられたベース部材110や、第2走行体が走行するレール部材120とは異なる部材に載置面部131a,131bを設けた。これにより、例えば、第1走行体39が保持する光源37に寿命がきて第1走行体39または第1走行体39が保持する光源37を交換するとき、支持フレーム130a,130bを筐体17から取り外して、作業を行うことができる。これにより、載置面部131a,131bが作業の邪魔となることがない。従って、第1走行体39や光源の交換作業を容易に行うことができる。
本実施形態においては、装置の軽量化を図るために、ベース部材110を、レール部材120や、支持フレーム130a,130bの厚みよりも薄くしている。しかし、ベース部材110の厚みを薄くすることで、筐体17の剛性が低下してしまう。筐体17の剛性が低いと、画像形成装置に取り付けるときなど、スキャナ16を持ち運ぶときに、筐体17が捩れたり、曲がったりするおそれがある。このように、筐体17が捩れたり、曲がったりすると、筐体17内部に収納された部材の位置精度が悪くなり、読取画像の品質が劣化するおそれがある。
このため、本実施形態では、レール部材120を角パイプ形状にし、レール部材120で補強している。これにより、ベース部材110の厚みを薄くしても、筐体17が捩れたり、曲がったりするのを抑制することができる。なお、本実施形態においては、ベース部材110の厚みは、0.6mmである。
図7は、筐体17の斜視図である。
図7に示すように、前側支持フレーム130aの前側固定面部132aの副走査方向3箇所には、絞り加工により、ベース部材110の前側側面部110a側へ凹ませた第1〜第3前側締結部133a,134a,135aを有している。
図8は、筐体17の前側側面図である。
図8に示すようにスリットガラス36と、コンタクトガラス35との間には、原稿をコンタクトガラス35に載置する際に、原稿を突き当てて、原稿の位置決めを行うための基準部材160が設けられている。前側支持フレーム130aの副走査方向一端側(画像読取時の走行体移動方向上流側)の第1前側締結部133aは、基準部材160の真下付近に設けられている。また、第2前側締結部134aは、前側支持フレーム130aの副走査方向中央部に設けられている。また、第3前側締結部135aは、副走査方向他端部(画像読取時の走行体移動方向下流側)付近に設けられている。
第1前側締結部133a,第2前側締結部134aは、図中上下方向に2箇所、ボルト150が貫通する貫通孔が設けられており、上下方向2箇所で締結が行われる。一方、第3前側締結部135aは、1箇所、ボルト150が貫通する不図示の貫通孔が設けられており、上下方向1箇所で締結が行われる。
前側支持フレーム130aのベース部材110への固定は、以下のようにして行われる。すなわち、各締結部133a,134a,135aの不図示の貫通孔と、ベース部材110の前側側面部110aに設けられた不図示の貫通孔にボルト150を挿入する。そして、ベース部材110の前側側面部110aの不図示の貫通孔から筐体内部へ貫通したボルト150にナット151をネジ込み、前側支持フレーム130aが、ベース部材110の前側側面部110aに締結される。
図9は、図7のA方向から見た斜視図である。
図9に示すように、後側支持フレーム130bの後側固定面部132bの副走査方向3箇所にも、絞り加工により、ベース部材110の後側側面部110b側へ凹ませた第1〜第3後側締結部133b,134b,135bを有している。
図10は、筐体17の後側側面図である。
図10に示すように、後側支持フレーム130bの副走査方向一端側(画像読取時の走行体移動方向上流側)の第1後側締結部133bも、前側と同様、基準部材160の真下付近に設けられている。また、第2後側締結部134bも、前側と同様、副走査方向中央部に設けられている。また、第3後側締結部135bも、前側と同様、副走査方向他端部(画像読取時の走行体移動方向下流側)付近に設けられている。
第1後側締結部133bは、上部に1箇所、下部に2箇所ボルト150が貫通する不図示の貫通孔が設けられており、第2後側締結部134b,第3後側締結部135bは、1箇所、貫通孔が設けられている。第1後側締結部133bの上部に設けられた貫通孔は、第2後側締結部134bの貫通孔と第3後側締結部135bの貫通孔と同じ高さの位置に設けられている。
この後側支持フレーム130bも、前側支持フレーム130aと同様にして、ベース部材110の後側側面部110bに固定される。すなわち、各締結部133b,134b,135bの不図示の貫通孔と、ベース部材110の後側側面部110bに設けられた不図示の貫通孔にボルト150を挿入する。そして、ベース部材110の後側側面部110bの貫通孔から筐体内部へ貫通したボルト150にナット151をネジ込み、後側支持フレーム130bが、ベース部材110の後側側面部110bに締結される。
図11は、コンタクトガラス35にブック原稿Bを載置して画像読取を行う様子を、図7のB−B断面図で示した図である。
ある程度のページ数を有した書籍のようなブック原稿Bを開いて画像読み取る際、ブック原稿Bの綴じ代付近の原稿面がコンタクトガラス35から離れ、綴じ代付近の画像を良好に読み取れない場合がある。このため、ブック原稿Bの綴じ代付近がコンタクトガラス35から離れないように、ユーザーがブック原稿Bをコンタクトガラス35に押し付けて読取を行う場合がある。この場合、前側支持フレーム130aの載置面部131aが筐体内部側へ押される。このとき、前側支持フレーム130aとベース部材110の前側側面部110aとの締結箇所(ボルト150とナット151に挟まれた箇所)に筐体17の外側方向(図中右方向)に力が加わる。
本実施形態においては、上述したように、軽量化のためにベース部材110の厚みを薄くしており、前側側面部110aの剛性が弱く、撓みなどの変形が生じやすい。
先の図12に示したように、固定箇所が、上下で1箇所の場合は、その固定箇所に力が集中してしまう。その結果、先の図14に示すように、固定箇所を頂点として前側側面部110aが山状に撓んでしまい、載置面部131aが筐体内部側へ傾いてしまう。これにより、ブック原稿画像読取時に第1走行体39が、載置面部131aにぶつかってしまい、画像読取が行えない場合がある。また、コンタクトガラス35が、筐体内部側へ移動し、CCDイメージセンサ44と原稿面との距離が近づく。その結果、CCDイメージセンサ44のピントが合う範囲から外れてしまい、ピンボケした読取画像となるおそれがある。
ブック原稿Bは、先の図8に示した基準部材160に突き当てて、コンタクトガラス35のスリットガラス36側端部に位置決めして載置する。従って、基準部材160付近に、ユーザーの押し付け力が加わるため、この基準部材160の真下付近に配置された第1前側締結部133aの締結箇所に力が集中する。また、前側側面部110aの副走査方向中央部は、側板140が固定されている端部に比べて撓みやすい。従って、ブック原稿Bをユーザーがコンタクトガラス35に押し付けた際、前側側面部110aの基準部材160付近から副走査方向中央部までの間が、最もたわみやすい。このため、載置面部131aは、図8の2点鎖線に示すように、副走査方向中央部が端部よりも筐体内部側へ傾く。
このため、本実施形態においては、第1前側締結部133a、第2前側締結部134aを、上下に2箇所で固定している。これにより、図11に示すように、締結箇所に加わる力が上下方向に分散される。その結果、ベース部材110の厚みを薄くして、前側側面部110aの剛性が弱い構成でも、前側側面部110aが、固定箇所に加わる力によって、外側に撓むのを抑制することができる。これにより、前側支持フレーム130aの載置面部131aが、筐体17内部側へ傾くのを抑制することができる。その結果、ブック原稿Bの画像読取時に第1走行体39が、載置面部131aにぶつかるのを抑制することができる。
また、ユーザーがブック原稿Bをコンタクトガラス35に押し付けたときに撓みやすい前側側面部110aの基準部材160付近から副走査方向中央部までの間を上下2箇所で固定することで、前側側面部110aが撓むのを効果的に抑制することができる。
また、ベース部材110の薄型化により、後側側面部110bの剛性も弱くなっており、ユーザーがブック原稿Bをコンタクトガラスに押し付けたとき、後側支持フレーム130bの載置面部131bも筐体内部側へ傾くおそれがある。そのため、先の図9、図10に示すように、後側支持フレーム130bの第1締結部133bを、上下に2箇所、後側側面部110bに締結している。従って、後側支持フレーム130bにおいても、ユーザーが、ブック原稿Bをコンタクトガラス35に押し付けた際、締結箇所に加わる力が上下方向2箇所に分散され、後側側面部110bが撓むのを抑制することができる。これにより、後側支持フレーム130bの載置面部131bが、筐体内部側へ傾くのを抑制することができ、ブック原稿Bの画像読取時に第1走行体39が、載置面部131bにぶつかるのを抑制することができる。また、後側も、ブック原稿Bをユーザーがコンタクトガラス35に押し付けた際、後側側面部110bが撓み易い基準部材160付近から副走査方向中央部までの間を、上下方向2箇所で固定している。これにより、ブック原稿Bをユーザーがコンタクトガラス35に押し付けた際、後側側面部110bが撓むのを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態においては、上下2箇所に締結箇所を設けたが、上下方向に、3箇所以上、締結箇所を設けてもよい。
本実施形態では、第1走行体、第2ミラー、第3ミラーを保持した第2走行体を走行させて、原稿画像を読み取る差分ミラー方式を用いているが、光源、ミラー、撮像素子を保持したユニットを移動させて原稿を読み取る方式でもよい。また、本実施形態では、撮像素子としてCCDイメージセンサを用いているが、コンタクトイメージセンサ(CIS)を用いて、原稿画像の読取を行ってもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
コンタクトガラス35などの板状の透明部材上に載置された原稿の原稿面に沿って副走査方向に移動しながら透明部材上の原稿面から反射した光源37の光をCCDイメージセンサ44などの撮像素子に導く第1走行体39、第2走行体42などの走行体と、撮像素子及び走行体を収納する筐体17とを備えたスキャナ16などの画像読取装置において、筐体17は、矩形状の底面部110cと、この底面部110cから垂直に立ち上がった側面部110a,110bとを有するベース部材110、および、透明部材を載置する載置面部131a,131bと、この載置面部131a,131bから垂直に立ち下がり、側面部110a,110bに固定される固定面部132a,132bとを有する支持フレーム130a,130bを備え、ベース部材110の側面部110a,110bと支持フレーム130a,130bの固定面部132a,132bとを、上下方向に互いに異なる複数の位置で固定した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、支持フレーム130a,130bの載置面部131a,131bが、筐体内部側へ傾くのを抑制することができる。
(態様2)
また、(態様1)において、コンタクトガラス35などの透明部材に原稿を載置する際に原稿の位置合わせを行うための原稿基準位置付近から、筐体の副走査方向の中央部までの間のベース部材110の側面部110a,110bと支持フレーム130a,130bの固定面部132a,132bとの固定を、上下方向に互いに異なる複数の位置で行う構成とした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、良好に支持フレーム130a,130bの載置面部131a,131bが、筐体内部側へ傾くのを効果的に抑制することができる。
(態様3)
また、原稿を、原稿画像を読み取る読取位置に搬送するADF18などの原稿搬送手段を備えた。
かかる構成を備えることで、ブック原稿などは、コンタクトガラス35などの透明部材に押し付けて、画像読取を行い、シート原稿は、ADF18などの原稿搬送手段を用いて画像読取を行うことができる。
(態様4)
原稿面の画像を読み取るスキャナ16などの画像読取部と、該画像読取部で読み取った画像情報に基づいて記録媒体S上に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、上記画像読取部として、(態様1)乃至(態様3)いずれかの画像読取装置を用いた。
かかる構成を備えることで、ブック原稿を確実に複写することができる。
11:複写機
12:画像形成手段
16:スキャナ
17:筐体
18:ADF
34:光学系
35:コンタクトガラス
37:光源
38第1ミラー
39:第1走行体
40:第2ミラー
41:第3ミラー
42:第2走行体
43:結像レンズ
44:CCDイメージセンサ
110:ベース部材
110a:前側側面部
110b:後側側面部
110c:底面部
111a,111b:第1レール面部
120:レール部材
130a:前側支持フレーム
130b:後側支持フレーム
131a,131b:載置面部
132a:前側固定面部
132b:後側固定面部
133a:第1前側締結部
133b:第1後側締結部
134a:第2前側締結部
134b;第2後側締結部
135a:第3前側締結部
135b:第3後側締結部
150:ボルト
151:ナット
160:基準部材
特許3789287号 特許3375032号

Claims (4)

  1. 板状の透明部材上に載置された原稿の原稿面に沿って副走査方向に移動しながら前記透明部材上の原稿面から反射した光源の光を撮像素子に導く走行体と、
    前記撮像素子及び前記走行体を収納する筐体とを備えた画像読取装置において、
    前記筐体は、矩形状の底面部と、この底面部から垂直に立ち上がった側面部とを有するベース部材、および、前記透明部材を載置する載置面部と、この載置面部から垂直に立ち下がり、前記側面部に固定される固定面部とを有する支持フレームを備え、
    前記ベース部材の側面部と前記支持フレームの固定面部とを、上下方向に互いに異なる複数の位置で固定したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1の画像読取装置において、
    前記透明部材に前記原稿を載置する際に原稿の位置合わせを行うための原稿基準位置付近から、前記筐体の副走査方向の中央部までの間の前記ベース部材の側面部と前記支持フレームの固定面部との固定を、上下方向に互いに異なる複数の位置で行う構成としたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または2の画像読取装置において、
    原稿を、原稿画像を読み取る読取位置に搬送する原稿搬送手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  4. 原稿面の画像を読み取る画像読取部と、
    該画像読取部で読み取った画像情報に基づいて記録媒体上に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
    上記画像読取部として、請求項1乃至3いずれかの画像読取装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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