JP2014140578A - 体液処理装置 - Google Patents
体液処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014140578A JP2014140578A JP2013012091A JP2013012091A JP2014140578A JP 2014140578 A JP2014140578 A JP 2014140578A JP 2013012091 A JP2013012091 A JP 2013012091A JP 2013012091 A JP2013012091 A JP 2013012091A JP 2014140578 A JP2014140578 A JP 2014140578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- housing
- nonwoven fabric
- laser
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title abstract description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims abstract description 59
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 47
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 44
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 claims description 23
- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims description 21
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 claims description 19
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 13
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 12
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims description 12
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 9
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 8
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 8
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 7
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 claims description 6
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 5
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 claims description 3
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 claims description 3
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 claims description 3
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 claims description 3
- 229920002223 polystyrene Polymers 0.000 claims description 3
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 abstract description 4
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 abstract description 4
- 238000004040 coloring Methods 0.000 abstract description 3
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 10
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 6
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 description 4
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000001631 haemodialysis Methods 0.000 description 1
- 230000000322 hemodialysis Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 1
- 230000037452 priming Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
- 239000003440 toxic substance Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
【解決手段】ポート2の末端側とハウジング3の基端側との間に、不織布5を配置し、当該ポート2、ハウジング3及び不織布5の溶着部にレーザーを照射することにより、不織布5を溶融させて、ポート2の末端側とハウジング3の基端側とを溶着した体液処理装置。ポート2、ハウジング3及び不織布5を同一材料により形成し、不織布5がレーザーを吸収し溶融することで、ポート2とハウジング3の構成材料を溶融して溶着した。
【選択図】図1
Description
さらにいえば、ポートとハウジングとの間に、不織布を配置して(挟んで)レーザー光を照射することにより、ポートとハウジングの透明な材料同士を溶着した体液処理装置の改良に関する。
しかし超音波溶着は、以下の(a)、(b)、(c)の課題が挙げられる。
(a)材料によって溶着クズが発生し、ポート内や中空糸内に混入してしまう。(b)溶着面に均等に溶着ホーンが接触しないと十分な溶着力が望めないため溶着部の形状が制約される場合が多い。
(c)ポリプロピレンなど結晶性が高い材料は、超音波では均一に溶着しにくい。
また出願人は、特許文献1(特許第4421827号公報)に、ポートとハウジングをレーザー溶着した体液処理装置の発明を開示した。
(A)第一の発明として、(請求項1)(A−1)ポートとハウジングの少なくとも一方をレーザーを吸収して発熱する材料により形成し、かつ(A−2)ポート端部の斜面とハウジング端部の突部の斜面同士を溶着している。(図2参照)
(B)第二の発明として、(請求項3)(B−1)ポート端部とハウジング端部との間に溶着部空間を設け、かつ(B−2)当該溶着部空間にレーザー吸収部材を配置している。(図3、図4参照)
(C)第三の発明として、(請求項4)(C−1)ポートとハウジングの少なくとも一方をレーザーを吸収して発熱する材料により形成し、かつ(C−2)ポートの段部とハウジング端部のフランジとを溶着している。(図5参照)
の発明を開示している。
(D)当該発明は、溶着表面をサンドペーパーやブラスト加工などで表面を荒らして微細な凹凸をつけることにより透明な材料同士にレーザーの吸収が得られるようにしている。
(d)このためポートまたはハウジングの内部が見えないため、プライミング時のポート内のエアーや血液の残血具合等を確認することができないという課題がある。
(e)(e−1)レーザーの吸収を良くし発熱を良くするために、着色した材料等を使用すると、モジュールに意図しない色を施すことになる。(e−2)さらに吸収剤の塗布は吸収剤の価格が高く、ムラなく塗布する技術も含め、生産コストの上昇を招く。(e−3)レーザーを吸収するための材料自体がそもそも治療自体には不要な材料であり、血液と接触して溶出するリスクを考えた場合、十分な安全性を検証する必要が生じる。
前記(A−2)、(B−1)、及び(C−2)の点は、
(f)高度な成形が必要となり、金型等も含めて生産コストの上昇を招く。
(g)表面加工の際に加工くずが発生し、これがポート内や中空糸内に混入すると血液を循環した際に患者の体内に入ってしまう重大なリスクが考えられる。
(h)また、加工くずを除去するために洗浄、乾燥を行うと、オンラインでは不可能であり、別途余計な処理工程とコストがかかってしまう。
(i)金型で凹凸を付ける方法も付与されているが、成形での抜取り上、アンカー効果が得られるだけの十分な凹凸形状をつけるのは難しい。
[1]本発明は、ポート(2)の末端側とハウジング(3)の基端側との間に、不織布(5)を配置し、当該ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)の溶着部にレーザーを照射することにより、不織布(5)を溶融させて、
前記ポート(2)の末端側と前記ハウジング(3)の基端側とを溶着した、体液処理装置(1)を提供する。
[2]本発明は、ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)を同一材料により形成し、
前記不織布(5)がレーザーを吸収し溶融することで、前記ポート(2)とハウジング(3)の構成材料を溶融して溶着した[1]に記載の体液処理装置(1)を提供する。
[3]本発明は、ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)がポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、 ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートのいずれかである[1]または[2]に記載の体液処理装置(1)を提供する。
前記不織布(5)の基端PE側と末端DE側に、ポリプロピレンよりも溶融温度の低い材料を装着し、
前記ポート(2)と前記ハウジング(3)との間に前記不織布(5)を配置し、
当該ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)の溶着部にレーザーを照射することにより、前記不織布(5)の被覆材料を溶融させて、
前記ポート(2)の末端側と前記ハウジング(3)の基端側とを溶着した体液処理装置(1)を提供する。
[5] 本発明は、前記不織布(5)の装着材料がレーザーを吸収し溶融することで、前記ポート(2)とハウジング(3)の構成材料を溶融して溶着した[4]に記載の体液処理装置(1)を提供する。
(1)透明な材料を着色なしでレーザー溶着することができる。レーザー吸収剤も不要である。
(2)溶着する材料と同じ素材の不織布で溶着できるため、材料の安全性が担保できる。
(3)超音波溶着のように、ポートとハウジングとの間に、液密閉性のいわゆる「O−リング」を使用しないので、溶着クズ等の発生がない。またレーザー吸収剤等も使用しないので溶出の心配などがない。
(4)(1)〜(3)のように。材料自体の一方を着色したり、レーザー吸収用の薬剤を塗布したりすることなくレーザー溶着を可能にすることにより、体内への毒性物資の混入のリスクも回避できる。
(6)不織布が形状的な緩衝作用をもつので、ポートのアニール処理(樹脂が冷却する過程で生じた内部歪みを加熱することにより取り除く熱処理)などの前処理が不要である。
(7)不織布自体の価格が安価なので、特殊な表面加工や吸収剤を用いるより低コストで製造することができる。
という有利な作用効果を奏することができる。
以下、本発明を明確に説明するため、次の定義をおく。
(定義1)本発明で、「基端PE(側または方向)」とは、図1に示すように、ポート入口2I側の端部を意味する。
(定義2)「末端DE(側または方向)」とは、図1に示すように、「基端PE(側または方向)」と反対側の端部を意味する。さらにいえば、ポート入口2I側と反対の端部を意味する。
(定義3)「中心軸線ないし中心CL(側または方向)」とは、図1に示すように、ハウジング3の長手L方向の中心(図の破線参照)を意味する。
「側部S(側または方向)」とは、図1に示すように、長手L方向と略垂直に交わる方向(360°の方向)を意味する。
(定義5)「第1側部S1(側または方向)」とは、「側部S(側または方向)」のうち、図1を参考にして、時計の針の位置で言えば3時方向を意味する。
(定義6)「第2側部S2(側または方向)」とは、図1に示すように、「第1側部S1(側または方向)」とは反対の方向を意味する。「側部S(側または方向)」のうち、図1を参考にして、時計の針の位置で言えば9時方向を意味する。
本発明の図面及び発明の説明の中で、位置・配置等の方向性を示す符号は、発明の理解ができ、必要と認められる範囲内で、図面及び発明の説明の中で一部のみについて記載した。
本発明の体液処理装置1は、あえて図示しないがハウジング3の内部に、ハウジング3の長手L方向に沿って中空糸膜を配置している。中空糸膜の基端側と、末端側とを、固定材によりハウジング3内に固定している。
あえて図示しないがハウジング3の末端DE側で、第1側部S1方向に、透析液(血液等の体液の処理液)等のポート入口を装着し、ハウジング3の基端PE側で、第1側部S1方向に、透析液(血液等の体液の処理液)等のポート出口を装着している。)
ポート2は、いわゆる「略円筒状」の形態を有し、ハウジング3の基端PE側に装着している。
ポート2は、略中央に、中心軸線CLに沿って、末端DE側から基端PE側に向けて、いわゆる「略管状」のポート入口2Iを突設している。
ハウジング3は、いわゆる「略管状」の形態を有し、ポート2の末端DE側に装着している。
ハウジング3は、基端PE側にフランジ3Fを形成している。
不織布5は、いわゆる「略環状」の形態に加工し、ポート2の末端DE側とハウジング3の基端PE側との間に配置され、レーザーの照射により、
ポート2とハウジング3同士を溶着する役割を果たす。
不織布5は、厚み(5T):0.2〜0.5mmが好ましい。あまり厚みが小さすぎる(0.2mm未満)とレーザーが透過しやすくなり、吸収しにくくなるので好ましくない。
逆にあまり厚みが大きい(0.5mmを超える)と、不織布5が均一に溶融できない。このため溶着部材(ポート2とハウジング3)との溶着性が悪くなる。
不織布5は全くレーザーを透過しないもの(レーザー透過率(RPM)が0%)が最もレーザーを吸収できるのでベストである。
不織布5はあまりレーザーを透過しすぎる(レーザー透過率(RPM)が30%を超える)と、レーザー吸収による発熱効果が低下するので好ましくない。
ポート2とハウジング3の溶着面(WP)の寸法は、溶着幅(WW)が1.5〜4mmが好ましい。
溶着幅(WW)があまり小さい(1.5mm未満)と溶着面積が小さくなり、さらにはレーザー光のズレも生じやすいため十分な強度が望めない。
逆に溶着幅(WW)があまり大きすぎる(4mmを超える)と溶着面の密着性が悪くなり均一に溶着しにくい。
ポート2の溶着界面(WIF)までのレーザー透過率(2RIFPM)は、70〜100%、好ましくは80〜100%が好ましい。
レーザー透過率(2RIFPM)
ポート2は100%レーザーを透過するもの(レーザー透過率(2RIFPM)が100%)が最もレーザーを透過できるのでベストである。
ポート2はあまりレーザーを透過しない(レーザー透過率(2RIFPM)が70%未満)と、レーザーが溶着界面(WIF)に到達せず、不織布5のレーザー吸収による発熱効果が低下するので好ましくない。
ポリプロピレンの場合では溶着幅(WW)1.5〜3mm、厚み(2H):1〜4mm、レーザー透過率(2RIFPM)71〜86%で十分な強度が実現できる。
レーザー透過率(2RIFPM)71%は、厚み(2H)4mmの場合(実測値)に対応する。
レーザー透過率(2RIFPM)86%は、厚み(2H)1mmの場合(実測値)に対応する。
ハウジング3の厚み(3H)は、図1に示すように、ハウジングフランジ3Fの厚み[長手方向の高さ]で、好適な大きさは、ハウジング3材料に依存する。
図1、2、3(A)のようにポート2の末端側とハウジング3の基端側との間に、不織布5を配置した。当該ポート2、ハウジング3及び不織布5の溶着部にレーザーを照射し、不織布5を溶融させて、ポート2の末端側とハウジング3の基端側とを溶着した。
[溶着界面(WIF):寸法]
(ハウジング3の厚み)(3H):2.5mm
(ポート2とハウジング3の外径:OD):54.8mm
(ポート2の厚み)(2H):2.5mm
[(注)ハウジング3の外径とは、ハウジングフランジ3Fの外径である。]
レーザー光は、溶着界面WIFに焦点が合うように距離調整を行った。
(最大出力):100W
(ファイバーコア径(集光ビーム)):0.9mm[(注)0.6〜1.2mmの間で可]
(波長):940nm
(照射スピード):4m/min
(押え圧):1MPa
[溶着強度評価条件]
(装置):島津オートグラフAG−X
(使用セル):500N
(引張速度):10mm/min
実施例と比較例の結果を表1に示す。
本発明のポート2及びハウジング3の構成材料は、透明で硬質の合成樹脂であれば何でも良く、例えばポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等の中からいずれか一つが使用される。
ポート2とハウジング3との間に、ポート2及びハウジング3の材料と同じ材料の不織布を挟むことにより、不織布がレーザーを吸収し溶融することで、不織布5の両側のポート2とハウジング3の透明材料(透明樹脂)も溶融させ溶着できる。
不織布がある程度の緩衝材となり、硬質樹脂同士の合わせ面の密着具合に多少のムラがあっても均等に溶着できるので、従来のように溶着界面の完全な平面性は要求しなくてよい。
不織布5の基端PE側と末端DE側に、ポリプロピレンよりも溶融温度の低い被覆材料(例えばポリエチレンテレフタレート)を装着する。
ポート2とハウジング3との間に不織布5を配置する。
当該ポート2、ハウジング3及び不織布5の溶着部にレーザーを照射することにより、不織布5の被覆材料(ポリエチレンテレフタレート)を溶融させて、ポート2の末端側と前記ハウジング3の基端側とを溶着する。
不織布5の被覆材料がレーザーを吸収し溶融することで、ポート2とハウジング3の構成材料も溶融して溶着することができる。
2 ポート
2I (ポート)入口
2H (ポート)厚み(高さ)
3 ハウジング
3F (ハウジング)フランジ
3H (ハウジング)厚み(高さ)
5 不職布
5T (不職布)厚み
Claims (5)
- ポート(2)の末端側とハウジング(3)の基端側との間に、不織布(5)を配置し、当該ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)の溶着部にレーザーを照射することにより、不織布(5)を溶融させて、
前記ポート(2)の末端側と前記ハウジング(3)の基端側とを溶着した、ことを特徴とする体液処理装置(1)。 - ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)を同一材料により形成し、
前記不織布(5)がレーザーを吸収し溶融することで、前記ポート(2)とハウジング(3)の構成材料を溶融して溶着した、ことを特徴とする請求項1に記載の体液処理装置(1)。 - ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)がポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートのいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の体液処理装置(1)。 - ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)をポリプロピレンにより形成し、
前記不織布(5)の基端PE側と末端DE側に、ポリプロピレンよりも溶融温度の低い材料を装着し、
前記ポート(2)と前記ハウジング(3)との間に前記不織布(5)を配置し、
当該ポート(2)、ハウジング(3)及び不織布(5)の溶着部にレーザーを照射することにより、前記不織布(5)の被覆材料を溶融させて、
前記ポート(2)の末端側と前記ハウジング(3)の基端側とを溶着した、ことを特徴とする体液処理装置(1)。 - 前記不織布(5)の装着材料がレーザーを吸収し溶融することで、前記ポート(2)とハウジング(3)の構成材料を溶融して溶着した、ことを特徴とする請求項4に記載の体液処理装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013012091A JP6018935B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 体液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013012091A JP6018935B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 体液処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014140578A true JP2014140578A (ja) | 2014-08-07 |
JP6018935B2 JP6018935B2 (ja) | 2016-11-02 |
Family
ID=51422454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013012091A Expired - Fee Related JP6018935B2 (ja) | 2013-01-25 | 2013-01-25 | 体液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6018935B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005279990A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toyota Boshoku Corp | レーザー溶接方法およびレーザー溶接構造 |
JP2008150580A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-07-03 | Japan Polypropylene Corp | 人工透析用部材 |
JP4421827B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2010-02-24 | 川澄化学工業株式会社 | 体液処理装置 |
JP2010088792A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | National Cardiovascular Center | カフ部材及びカフ部材ユニット |
JP2010194908A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Okayama Prefecture | レーザ接合用中間部材及びそれを用いた接合方法 |
-
2013
- 2013-01-25 JP JP2013012091A patent/JP6018935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4421827B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2010-02-24 | 川澄化学工業株式会社 | 体液処理装置 |
JP2005279990A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Toyota Boshoku Corp | レーザー溶接方法およびレーザー溶接構造 |
JP2008150580A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-07-03 | Japan Polypropylene Corp | 人工透析用部材 |
JP2010088792A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | National Cardiovascular Center | カフ部材及びカフ部材ユニット |
JP2010194908A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Okayama Prefecture | レーザ接合用中間部材及びそれを用いた接合方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6018935B2 (ja) | 2016-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5632567B1 (ja) | 溝付き樹脂成形品 | |
JP5985630B2 (ja) | 流量センサ及びその製造方法 | |
JP5502082B2 (ja) | 透過レーザ溶接により複合材料を製造する方法 | |
JP6028730B2 (ja) | 中空糸膜モジュール | |
JP2013173248A (ja) | レーザ接合方法 | |
CN111002591A (zh) | 一种用于塑件的激光透射焊接方法 | |
CN106271967A (zh) | 光学棱镜的加工方法 | |
JPWO2015146767A1 (ja) | 複合成形品及びその製造方法 | |
KR20140090931A (ko) | 금속 수지 복합성형체용 인서트 금속부재 및 금속 수지 복합성형체 | |
JP2002283457A (ja) | 樹脂部品のレーザ溶着方法 | |
JP6018935B2 (ja) | 体液処理装置 | |
KR20150064567A (ko) | 금속과 수지의 접합방법 | |
TWI600443B (zh) | Hollow fiber membrane blood purifier | |
JP2007136334A (ja) | フィルタ及びその製造方法 | |
JP2002284895A (ja) | 樹脂成形品 | |
JP2003225946A (ja) | レーザ接着方法およびレーザ接着装置 | |
JP2006272188A (ja) | フィルタ及びその製造方法 | |
EP2883597A1 (en) | Laser welding joint for dialyzer housings | |
JP4421827B2 (ja) | 体液処理装置 | |
JP2013184437A (ja) | 熱可塑性樹脂チューブの溶着装置及び溶着方法 | |
JP6198493B2 (ja) | 複合成形品 | |
JP2011189578A (ja) | 3層接着体 | |
JP2005231172A (ja) | 樹脂溶接装置 | |
Boglea et al. | New perspectives for the absorber free laser welding of thermoplastics | |
JP5503083B2 (ja) | 樹脂接合体及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161003 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6018935 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |