JP2014138183A - 荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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Abstract

【目的】ビームドリフトを引き起こす程度まで偏向器の汚染等を生じさせない、或いは、かかる程度まで偏向器の汚染等が生じるまでの期間を延ばす手法を提供する。
【構成】本発明の一態様の描画方法100は、荷電粒子ビームを偏向する偏向器の偏向可能領域の幅のうち描画処理に使用する偏向幅の領域を偏向可能領域内に設定する工程と、所定の計測値がしきい値を超えた場合に偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させながら、偏向器を用いて荷電粒子ビームを偏向することによって試料上にパターンを描画する工程と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画方法および荷電粒子ビーム描画装置に係り、例えば、電子ビーム描画装置における偏向器の偏向領域の使用方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子ビーム(EB:Electron beam)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図7は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式(VSB方式)という。
昨今のパターンの微細化に伴って、描画精度の向上が求められている。その際の妨げ要因の1つとして、ビームドリフトが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。そのため、描画装置では、ビームドリフトの補正等を行っている。ビームドリフトの原因として、描画装置に使用される偏向器の汚染やチャージアップ等が挙げられる。かかるビームドリフトを低減するためにも汚染等された偏向器の定期的なメンテナンスが必要となる。
特開2007−043083号公報
偏向器のメンテナンスは、ビームドリフト量が許容値を超える場合等に実施される。描画精度を高精度に維持するためには、ビームドリフトを引き起こす程度まで偏向器の汚染等を生じさせない、或いは、かかる程度まで偏向器の汚染等が生じるまでの期間を延ばすことが重要となる。
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、ビームドリフトを引き起こす程度まで偏向器の汚染等を生じさせない、或いは、かかる程度まで偏向器の汚染等が生じるまでの期間を延ばす手法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
荷電粒子ビームを偏向する偏向器の偏向可能領域の幅のうち描画処理に使用する偏向幅の領域を偏向可能領域内に設定する工程と、
所定の計測値がしきい値を超えた場合に偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させながら、偏向器を用いて荷電粒子ビームを偏向することによって試料上にパターンを描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、記所定の計測値として前記荷電粒子ビームのショット数が用いられ、荷電粒子ビームのショット数がしきい値を超えた場合に、偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させると好適である。
また、記所定の計測値として描画処理を開始後の描画時間が用いられ、描画時間がしきい値を超えた場合に、偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させると好適である。
また、試料の描画領域は、短冊上の複数のストライプ領域に仮想分割され、
ストライプ領域単位で偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させると好適である。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
荷電粒子ビームを偏向する偏向器の偏向可能領域の幅のうち、描画処理を行う際に使用する偏向幅の領域を偏向可能領域内に設定する設定部と、
荷電粒子ビームのショット数を計測する計測部と、
計測されたショット数がしきい値を超えたかどうかを判定する判定部と、
ショット数がしきい値を超えた場合に、偏向幅の領域の位置を偏向可能領域内で移動させる移動処理部と、
偏向器を用いて荷電粒子ビームを、設定されている位置での偏向幅の領域内で偏向することによって試料上にパターンを描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ビームドリフトを引き起こす程度まで偏向器の汚染等を生じさせない、或いは、かかる程度まで偏向器の汚染等が生じるまでの期間を延ばすことができる。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における各領域を説明するための概念図である。 実施の形態1における偏向可能領域と偏向枠の一例を示す図である。 実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における偏向枠の移動手法の一例を示す図である。 実施の形態1における偏向枠の移動手法の他の一例を示す図である。 可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム装置の一例として、可変成形型の描画装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。特に、可変成形型の描画装置の一例である。描画部150は、電子鏡筒102と描画室103を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、ブランキング偏向器212、ブランキングアパーチャ214、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、主偏向器208及び副偏向器209が配置されている。描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、描画時には描画対象となるマスク等の試料101が配置される。試料101には、半導体装置を製造する際の露光用マスクが含まれる。また、試料101には、レジストが塗布された、まだ何も描画されていないマスクブランクスが含まれる。
制御部160は、制御計算機110、メモリ111、偏向制御回路120、DAC(デジタル・アナログコンバータ)アンプ130,132、及び磁気ディスク装置等の記憶装置140,142,144を有している。制御計算機110、メモリ111、偏向制御回路120、及び記憶装置140,142,144は、図示しないバスを介して接続されている。
制御計算機110内には、描画データ処理部60、描画制御部62、及び偏向幅設定部64が配置される。描画データ処理部60、描画制御部62、及び偏向幅設定部64といった機能は、電気回路等のハードウェアで構成されてもよいし、これらの機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。描画データ処理部60、描画制御部62、及び偏向幅設定部64に入出力される情報および演算中の情報はメモリ111にその都度格納される。
偏向制御回路120内には、偏向制御部70、設定部72、計測部74、判定部76、及び移動処理部78が配置される。偏向制御部70、設定部72、計測部74、判定部76、及び移動処理部78といった機能は、電気回路等のハードウェアで構成されてもよいし、これらの機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。偏向制御部70、設定部72、計測部74、判定部76、及び移動処理部78に入出力される情報および演算中の情報は図示しないメモリにその都度格納される。
ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成を記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成を備えていても構わない。例えば、位置偏向用には、主偏向器208と副偏向器209の主副2段の多段偏向器を用いているが、1段の偏向器或いは3段以上の多段偏向器によって位置偏向を行なう場合であってもよい。また、描画装置100には、マウスやキーボード等の入力装置、モニタ装置、及び外部インターフェース回路等が接続されていても構わない。
図2は、実施の形態1における各領域を説明するための概念図である。図2において、試料101の描画領域10は、主偏向器208のy方向偏向可能幅である短冊状の複数のストライプ領域20に仮想分割される。各ストライプ領域20内では、主偏向器208は、y方向偏向可能幅と、同程度の幅のx方向偏向可能幅で囲まれた矩形の主偏向可能領域22(偏向可能領域の一例)内において電子ビームを偏向可能となる。また、各ストライプ領域20は、副偏向器209の偏向可能サイズである複数のサブフィールド(SF)30(小領域)に仮想分割される。そして、各SF30の各ショット位置にショット図形52,54,56が描画される。
偏向制御部70から図示しないブランキング制御用のDACアンプに対して、ブランキング制御用のデジタル信号が出力される。そして、ブランキング制御用のDACアンプでは、デジタル信号をアナログ信号に変換し、増幅させた上で偏向電圧として、ブランキング偏向器212に印加する。かかる偏向電圧によって電子ビーム200が偏向させられ、各ショットの照射時間(照射量)が制御される。
偏向制御部70からDACアンプ132に対して、主偏向制御用のデジタル信号が出力される。そして、DACアンプ132では、デジタル信号をアナログ信号に変換し、増幅させた上で偏向電圧として、主偏向器208に印加する。かかる偏向電圧によって電子ビーム200が偏向させられ、各ショットのビームがメッシュ状に仮想分割された、目標となるSF30の基準位置に偏向される。
偏向制御部70からDACアンプ130に対して、副偏向制御用のデジタル信号が出力される。そして、DACアンプ130では、デジタル信号をアナログ信号に変換し、増幅させた上で偏向電圧として、副偏向器209に印加する。かかる偏向電圧によって電子ビーム200が偏向させられ、各ショットのビームが対象となるSF30内の各ショット位置に偏向される。
描画装置100では、複数段の多段偏向器を用いて、ストライプ領域20毎に描画処理を進めていく。ここでは、一例として、主偏向器208、及び副偏向器209といった2段偏向器が用いられる。XYステージ105が例えば−x方向に向かって連続移動しながら、1番目のストライプ領域20についてx方向に向かって描画を進めていく。そして、1番目のストライプ領域20の描画終了後、同様に、或いは逆方向に向かって2番目のストライプ領域20の描画を進めていく。以降、同様に、3番目以降のストライプ領域20の描画を順に進めていく。
XYステージ105の移動に伴って、見かけ上、主偏向可能領域22の位置がストライプ領域20上を順に移動していくことになる。例えば、上述したように、x方向に描画が進む場合には、主偏向可能領域22の位置もストライプ領域20上をx方向に移動していく。そして、主偏向器208が、主偏向可能領域22内において、描画対象となるSF30の基準位置Aに電子ビーム200を偏向する。その際、XYステージ105の移動に追従するように、主偏向可能領域22内において、描画対象となるSF30の基準位置Aに電子ビーム200を偏向し続ける。主偏向器208が描画対象となるSF30の基準位置Aに電子ビーム200を偏向し続けている間に、副偏向器209が、各SF30の基準位置Aから当該SF30内に照射されるビームの各ショット位置に電子ビーム200を偏向する。このように、主偏向器208、及び副偏向器209は、サイズの異なる偏向領域をもつ。そして、SF30は、かかる複数段の偏向器の偏向領域のうち、最小偏向領域となる。描画対象となっていたSF30内の描画が終了すると、主偏向器208は次のSF30の基準位置Aへと偏向対象を移動させる。以降、同様の動作によって、各SF30内の図形パターンが順次描画される。
図3は、実施の形態1における偏向可能領域と偏向枠の一例を示す図である。図3では、例えば、主偏向器208の主偏向可能領域22について示している。従来の描画処理では、対象ストライプ領域20を描画する際、XYステージ105が例えば−x方向に移動するのに伴って描画対象SF30が主偏向可能領域22内に入ってくると、それ以前のSF30への描画が終了していれば直ちに描画対象SF30への描画を開始する。そのため、従来の描画処理では、図3の主偏向可能領域22のうち、主偏向器208が実際の描画処理において偏向している偏向領域は、例えばx方向の右端部から幅L程度の領域(図3では、偏向枠24aで示す)内に過ぎない。幅Lは、主偏向可能領域22のx方向偏向可能幅Lの例えば1/5程度に過ぎない。そのため、主偏向器208は、かかる右端部から幅L程度の領域内での偏向を繰り返し行うことになる。逆に、XYステージ105が例えばx方向に移動しながら描画する場合には、主偏向可能領域22のうち、主偏向器208が実際の描画処理において偏向している偏向領域は、−x方向の左端部から幅L程度の領域(図示せず)内に過ぎない。
経験的に、すべてのストライプ領域20の描画処理をx方向に進めるフォワード(FWD)/フォワード(FWD)動作を行った場合の主偏向器208のコンタミネーション(以下、コンタミという)の付着箇所は複数の描画装置において似た傾向を示す。また、すべてのストライプ領域20の描画処理を−x方向に進めるバックワード(BWD)/バックワード(BWD)動作を行った場合の主偏向器208のコンタミの付着箇所も複数の描画装置において似た傾向を示す。さらに、各ストライプ領域20の描画処理をx方向と−x方向とに交互に進めるフォワード(FWD)/バックワード(BWD)動作を行った場合の主偏向器208のコンタミの付着箇所は複数の描画装置において似た傾向を示す。また、同様に、フォワード(FWD)/フォワード(FWD)動作を行った場合のビームドリフトの劣化の傾向が複数の描画装置において似た傾向を示す。同様に、バックワード(BWD)/バックワード(BWD)動作を行った場合のビームドリフトの劣化の傾向が複数の描画装置において似た傾向を示す。同様に、フォワード(FWD)/バックワード(BWD)動作を行った場合のビームドリフトの劣化の傾向が複数の描画装置において似た傾向を示す。
具体的には、主偏向器208が実際の描画処理において偏向している偏向領域の位置によって、主偏向器208に付着するコンタミの付着箇所が主偏向器208の一部に局所的に偏ってしまう。そのため、主偏向器208のその他の箇所にはコンタミ等の付着がほとんど見られないにも関わらず、かかる偏在する付着箇所への汚染が集中してしまう。その結果、かかる偏在する付着箇所のコンタミ等の増加によってビームドリフトが引き起こされてしまう。そこで、実施の形態1では、かかる主偏向器208の汚染箇所を局所的な位置に偏在させないようにする。そのために、実施の形態1では、図3の偏向枠24の位置を最初は主偏向可能領域22の右端(図3では、偏向枠24aで示す)に設定し、描画処理の途中の段階で、後述する所定のしきい値を超えた場合にその他の位置(図3では、例えば、中央左よりの偏向枠24bで示す)に移動させる。これにより、主偏向器208のコンタミ等の付着箇所を順次変化させることができる。これにより、コンタミ等の付着を局所的に集中させることを回避できる。その結果、主偏向器208のコンタミ汚染等を原因とするビームドリフトが生じるまでの期間を延ばすことができる。
図4は、実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。図4において、実施の形態1における描画方法では、偏向幅設定工程(S102)と、偏向枠設定工程(S104)と、描画工程(S106)と、判定工程(S108)と、判定工程(S110)と、判定工程(S112)と、偏向枠移動工程(S114)と、ログ出力工程(S116)という一連の工程を実施する。
偏向幅設定工程(S102)として、偏向幅設定部64は、主偏向可能領域22のうち、主偏向器208が実際の描画処理において偏向に使用する偏向領域の幅L(図3の例では、x方向幅)を設定する。y方向については、主偏向可能領域22のy方向偏向可能幅をそのまま使用する。かかる幅は、過去の実績等に基づいて設定すると好適である。実施の形態1では、過去に描画した各レイアウトに対して、実際に主偏向器208が偏向に使用した偏向領域の幅(x方向幅)をログ情報として記憶装置144に記憶しておく。偏向幅設定部64は、記憶装置144からログ情報を読み出し、偏向に使用した偏向領域の幅の平均値、中央値、或いは、最大値を幅Lとして設定する。或いは、描画対象となるレイアウトの描画データと同じ描画データで過去に描画した際に使用した偏向領域の幅があれば、その値を設定しても好適である。
偏向枠設定工程(S104)として、設定部72は、電子ビーム200を偏向する主偏向器208(偏向器の一例)の主偏向可能領域22のx方向偏向可能幅Lのうち描画処理に使用する偏向枠24(偏向幅Lの領域)を主偏向可能領域22内に設定する。偏向枠24は、x方向幅が偏向幅Lでy方向幅が主偏向可能領域22のy方向偏向可能幅となる矩形の領域で設定される。ここでは、図3に示すように、最初の位置として、例えば、主偏向可能領域22の右端に設定する。
描画工程(S106)として、描画部150は、主偏向器208等を用いて電子ビーム200を、設定されている位置での偏向枠24内で偏向することによって試料101上にパターンを描画する。具体的には次のように動作する。まず、描画データ処理部60は、記憶装置140から描画データを読み出し、複数段のデータ変換処理を行って描画装置100固有のショットデータを生成する。描画データは、例えば、描画対象チップのチップ領域を短冊上に仮想分割されたフレーム領域毎にファイル構成されている。そして、描画データ処理部60は、かかるフレーム領域毎のデータファイルを順次読み込み、ショットデータを生成する。また、チップには複数の図形パターンが配置されるが、描画装置100では、1回のビームショットで形成可能なサイズが限られている。そのため、データ変換処理の中で、各図形パターンは、1回のビームショットで形成可能なショット図形に分割される。そして、各ショット図形の図形種、サイズ、位置等がショットデータとして生成される。その他、ショットデータとして、照射量(照射時間)が定義される。ショットデータは、順次、記憶装置142に格納される。
描画制御部62は、偏向制御回路120や図示しないその他の制御回路を制御して、描画部150に描画動作を実施させる。偏向制御回路120内では、偏向制御部70がショットデータを記憶装置142から読み出し、ショットデータに定義される照射位置データに応じて、ショット図形毎に、主偏向データと副偏向データを生成する。主偏向データは、DACアンプ132に出力される。副偏向データは、DACアンプ130に出力される。また、偏向制御部70は、ショットデータに定義される照射時間に応じて、ショット図形毎に、ブランキングデータを生成し、図示しないブランキング用のDACアンプに出力する。また、偏向制御部70は、ショットデータに定義される図形種および図形サイズに応じて成形データを生成し、図示しないビーム成形用のDACアンプに出力する。そして、偏向制御回路120から制御された各DACアンプからの信号および図示しないその他の制御回路からの制御情報に基づいて、描画部150は、電子ビーム200を用いて、当該図形パターンを試料100に描画する。具体的には、以下のように動作する。
電子銃201(放出部)から放出された電子ビーム200は、ブランキング偏向器212内を通過する際にブランキング用のDACアンプからの偏向信号によって制御されるブランキング偏向器212によって、ビームONの状態では、ブランキングアパーチャ214を通過するように制御され、ビームOFFの状態では、ビーム全体がブランキングアパーチャ214で遮へいされるように偏向される。ビームOFFの状態からビームONとなり、その後ビームOFFになるまでにブランキングアパーチャ214を通過した電子ビーム200が1回の電子ビームのショットとなる。ブランキング偏向器212は、通過する電子ビーム200の向きを制御して、ビームONの状態とビームOFFの状態とを交互に生成する。例えば、ビームONの状態では電圧を印加せず、ビームOFFの際にブランキング偏向器212に電圧を印加すればよい。かかる各ショットの照射時間tで試料101に照射される電子ビーム200のショットあたりの照射量が調整されることになる。
以上のようにブランキング偏向器212とブランキングアパーチャ214を通過することによって生成された各ショットの電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形の穴を持つ第1の成形アパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形に成形する。そして、第1の成形アパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2の成形アパーチャ206上に投影される。偏向器205によって、かかる第2の成形アパーチャ206上での第1のアパーチャ像は偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させる(可変成形を行なう)ことができる。かかる可変成形はショット毎に行なわれ、通常ショット毎に異なるビーム形状と寸法に成形される。そして、第2の成形アパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、主偏向器208及び副偏向器209によって偏向され、連続的に移動するXYステージ105に配置された試料101の所望する位置に照射される。図1では、位置偏向に、主副2段の多段偏向を用いた場合を示している。かかる場合には、主偏向器208でSF30の基準位置にステージ移動に追従しながら該当ショットの電子ビーム200を偏向し、副偏向器209でSF内の各照射位置にかかる該当ショットのビームを偏向すればよい。かかる動作を繰り返し、各ショットのショット図形を繋ぎ合わせることで、描画データに定義された図形パターンを描画する。
描画処理は、ストライプ領域20単位で実施される。また、描画工程(S106)中に、計測部74は、ショットしたショット図形のショット数(所定の計測値の一例)を計測する。或いは、計測部74は、描画処理を開始後の描画時間T(所定の計測値の他の一例)を計測しても好適である。或いは、計測部74は、描画した総照射量を計測しても好適である。総照射量は、ショット図形の面積Sと電流密度Jと照射時間tの積を累積加算して算出すればよい。
判定工程(S108)として、描画制御部62は対象ストライプ領域20の描画が終了したかどうかを判定する。対象ストライプ領域20の描画が終了していない場合には、対象ストライプ領域20の描画が終了するまで描画工程(S106)を継続する。対象ストライプ領域20の描画が終了した場合には、次の判定工程(S110)に進む。
判定工程(S110)として、描画制御部62は、すべてのストライプ領域20の描画が終了したかどうかを判定する。言い換えれば、描画処理が終了したかどうかを判定する。描画処理が終了していない場合には、判定工程(S112)に進む。描画処理が終了した場合にはログ出力工程(S116)に進む。
判定工程(S112)として、判定部76は、電子ビーム200のショット数がしきい値(ショット数しきい値)を超えたかどうかを判定する。電子ビーム200のショット数がしきい値を超えていない場合には描画工程(S106)に戻る。そして、電子ビーム200のショット数がしきい値を超えるまで、順次、次のストライプ領域20に対して描画工程(S106)から判定工程(S112)までを繰り返す。電子ビーム200のショット数がしきい値を超えた場合に、偏向枠移動工程(S114)に進む。描画工程(S106)に戻った場合に、計測部74は計測したショット数を一旦リセットして、再度、計測を開始する。
或いは、計測部74が描画処理を開始後の描画時間Tを計測する場合には、判定工程(S112)として、判定部76は、描画処理を開始後、描画時間Tがしきい値(描画時間しきい値)を超えたかどうかを判定する。そして、描画時間Tがしきい値を超えていない場合には描画工程(S106)に戻る。そして、描画時間Tがしきい値を超えるまで、順次、次のストライプ領域20に対して描画工程(S106)から判定工程(S112)までを繰り返す。描画時間Tがしきい値を超えた場合に、偏向枠移動工程(S114)に進む。描画工程(S106)に戻った場合に、計測部74は計測した描画時間を一旦リセットして、再度、計測を開始する。
或いは、計測部74が総照射量を計測する場合には、判定工程(S112)として、判定部76は、総照射量がしきい値(総照射量しきい値)を超えたかどうかを判定する。そして、総照射量がしきい値を超えていない場合には描画工程(S106)に戻る。そして、総照射量がしきい値を超えるまで、順次、次のストライプ領域20に対して描画工程(S106)から判定工程(S112)までを繰り返す。総照射量がしきい値を超えた場合に、偏向枠移動工程(S114)に進む。描画工程(S106)に戻った場合に、計測部74は計測した総照射量を一旦リセットして、再度、計測を開始する。
偏向枠移動工程(S114)として、移動処理部78は、偏向枠24の位置を主偏向可能領域22内で移動させる。そして、描画工程(S106)に戻り、描画工程(S106)から偏向枠移動工程(S114)までを繰り返す。
以上のように、実施の形態1では、電子ビーム200のショット数がしきい値を超えた場合に、偏向枠24の位置を主偏向可能領域22内で移動させる。或いは、描画処理を開始後の描画時間Tがしきい値を超えた場合に、偏向枠24の位置を主偏向可能領域22内で移動させる。なお、偏向枠24の位置を移動させる場合には、ストライプ領域20単位で移動させると好適である。これにより、同じストライプ領域20内の途中で偏向枠24の位置を移動させることによる描画動作の停滞が発生するリスクを回避できる。また、同じストライプ領域20内の途中で偏向枠24の位置を移動させても、ストライプ領域20間で偏向枠24の位置を移動させても、主偏向器208のコンタミ付着箇所の状況に大きな差は生じない。このように、実施の形態1では、偏向枠24の位置を主偏向可能領域22内で移動させながら、主偏向器208等を用いて電子ビームを偏向することによって試料101上にパターンを描画する。
ログ出力工程(S116)として、描画制御部62は、描画処理を実施したデータをログ情報として記憶装置144に格納する。かかるログ情報には、上述したように、主偏向器208が偏向に使用した偏向領域の幅(x方向幅)が含まれる。
図5は、実施の形態1における偏向枠の移動手法の一例を示す図である。移動処理部78は、偏向幅Lにおける前述のしきい値が所定のしきい値以下かどうかを判定する。そして、偏向幅Lがしきい値以下であれば、以下のように分割する。まず、分割数の閾値をあらかじめ設定しておく。そして、主偏向可能領域22のx方向偏向可能幅Lを用いて、偏向幅Lが次の式
/n≧L>L/(n+1)
を満たし、かつ、n≧”分割数の閾値”となるような自然数nで分割する。例えば、分割数の閾値を4とする。また、Lは100μmとする。Lが仮に18μmとすると、n=5は、
100/5≧18>100/(5+1)を満たす。さらに、n=5は、n>4(閾値)を満たすので、5分割とする。よって、かかる分割を行う場合には、偏向幅設定工程(S102)において偏向幅Lを設定する際に、Lは20μmと設定されると好適である。なお、上述した条件を満たす分割数が存在しない場合には、後述する移動手法を実施すればよい。
そして、移動処理部78は、図5に示すように、例えば、主偏向可能領域22の右端部からa,b,c,d,e・・・と描画方向と逆の方向(−x方向)に向かって偏向枠24を順に移動させる(直前の偏向枠と異なる偏向枠に移動させる)。或いは、主偏向可能領域22の左端部からe,d,c,b,a・・・と描画方向と同じ方向(x方向)に向かって偏向枠24を順に移動させてもよい。或いは、ランダムに偏向枠24を順に移動させてもよい。
図6は、実施の形態1における偏向枠の移動手法の他の一例を示す図である。偏向幅Lがしきい値以下でない場合に、移動処理部78は、図6に示すように、偏向枠24が互いに一部が重なるように、偏向枠24を順に移動させる。例えば、主偏向可能領域22の右端部からa,b・・・と描画方向と逆の方向(−x方向)に向かって偏向枠24を一部が重なるように順に移動させる。或いは、主偏向可能領域22の左端部から描画方向と同じ方向(x方向)に向かって偏向枠24を一部が重なるように順に移動させてもよい。或いは、ランダムに偏向枠24を一部が重なるように順に移動させてもよい。偏向幅Lが大きい場合には、かかる動作を行うことで、偏向枠24の移動回数が少なくならないようにできる。その結果、汚染箇所が局所的な位置に偏らないようにできる。
以上のように、実施の形態1によれば、ビームドリフトを引き起こす程度まで偏向器の汚染等を生じさせない、或いは、かかる程度まで偏向器の汚染等が生じるまでの期間を延ばすことができる。その結果、描画精度を高精度に維持できる。また、主偏向器のメンテナンス周期を長くできるので、装置の稼働率を向上させることができる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。上述した例では、主副2段の2段偏向について、主偏向の偏向枠24を移動させる場合を示したがこれに限るものではない。3段偏向以上の場合においても、最小偏向領域以外については、同様に、適用できる。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画方法、および荷電粒子ビーム描画装置は、本発明の範囲に包含される。
10 描画領域
20 ストライプ領域
22 主偏向可能領域
24 偏向枠
30 SF
52,54,56 ショット図形
60 描画データ処理部
62 描画制御部
64 偏向幅設定部
70 偏向制御部
72 設定部
74 計測部
76 判定部
78 移動処理部
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
110 制御計算機
111 メモリ
120 偏向制御回路
130,132 DACアンプ
140,142,144 記憶装置
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
208 主偏向器
209 副偏向器
212 ブランキング偏向器
214 ブランキングアパーチャ
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを偏向する偏向器の偏向可能領域の幅のうち描画処理に使用する偏向幅の領域を前記偏向可能領域内に設定する工程と、
    所定の計測値がしきい値を超えた場合に前記偏向幅の領域の位置を前記偏向可能領域内で移動させながら、前記偏向器を用いて荷電粒子ビームを偏向することによって試料上にパターンを描画する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  2. 前記所定の計測値として前記荷電粒子ビームのショット数が用いられ、
    前記荷電粒子ビームのショット数がしきい値を超えた場合に、前記偏向幅の領域の位置を前記偏向可能領域内で移動させることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  3. 前記所定の計測値として前記描画処理を開始後の描画時間が用いられ、
    前記描画時間がしきい値を超えた場合に、前記偏向幅の領域の位置を前記偏向可能領域内で移動させることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  4. 前記試料の描画領域は、短冊上の複数のストライプ領域に仮想分割され、
    前記ストライプ領域単位で前記偏向幅の領域の位置を前記偏向可能領域内で移動させることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  5. 荷電粒子ビームを偏向する偏向器の偏向可能領域の幅のうち、描画処理を行う際に使用する偏向幅の領域を前記偏向可能領域内に設定する設定部と、
    前記荷電粒子ビームのショット数を計測する計測部と、
    計測されたショット数がしきい値を超えたかどうかを判定する判定部と、
    前記ショット数がしきい値を超えた場合に、前記偏向幅の領域の位置を前記偏向可能領域内で移動させる移動処理部と、
    前記偏向器を用いて荷電粒子ビームを、設定されている位置での前記偏向幅の領域内で偏向することによって試料上にパターンを描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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