JP2014137220A - 圧力脈動減衰デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】流体システムを通じて循環する流体によって生成された音響エネルギーを弱めるように構成される圧力脈動減衰デバイスを提供する。
【解決手段】本発明の減衰デバイスは、第1端部、第2端部及び第1端部と第2端部との間に挟み込まれるカラーを持つ中空の管状体を持つ。管状体は、流体システムの少なくとも1つの導管内に配置され、導管の内部面と管状体の第1端部との間に1つの空間と、導管の内部面と管状体の第2端部との間に他の空間とを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般的に圧力脈動減衰デバイスに係り、特に、空調回路のための圧力脈動減衰デバイスに関する。
圧縮器は、空調システムにある複数の構成要素のうち1つである。圧縮器は、気調和システムで循環する冷媒を圧縮し、冷媒の圧力及び温度を上昇させる。典型的に、圧縮器は必要な空間を加熱または冷却させるために凝縮器、膨脹弁、及び蒸発器と結合して使われる。空調システムを通じる冷媒のフロー方向によって、空調システムは必要な空間から/に熱を除去/提供するように使われる。
空調システム内のノイズ及び振動は、圧縮された冷媒での圧脈波(pressure pulsation wave)によって引き起こされる。冷媒での圧脈波は、典型的に圧縮器の動作速度の高調波音(harmonics)で離散狭域トーン(discrete narrowband tone)を発生させる。圧縮された冷媒での圧脈波は、通常的に圧縮器の排出ポートから始まって下流に伝播され、空調システムの他の構成要素との接触時にさらなるノイズ及び振動を導く。ノイズ及び振動は、空調システムが自動車内に位置する時に特に望ましくない。
空調システムで、圧脈波を弱めるように多様な減衰デバイスが設計されてきた。ピストン−駆動圧縮器について、減衰デバイスは、典型的にシリンダーヘッドの排出側上に圧縮器のハウジング内部に位置している膨脹室を備える。このような減衰デバイスは圧脈波の下流への伝播を防止できるものの、シリンダーヘッドに隣接している膨脹室の配置は圧縮器の動作効率を低め、かつ圧縮器の全体サイズを増大させる。
圧力下で流体を運ぶシステム(例えば、自動車のパワーステアリングシステム)で圧脈波を弱めるための他の公知の減衰デバイスがある。1つのかかる減衰デバイスは、圧脈波を弱める手段であり、1つの穿孔導管から他の穿孔導管に圧力下で流体のフローを伝達する。特に、減衰デバイスは、その内に形成されたチャンバを持つハウジング、システムから前記チャンバへの流体のフローを許容する複数の孔を持つ入口導管、及び流体がチャンバから出口導管内に流れてシステムに復帰することを許容する、複数の孔を持つ前記出口導管を備える。たとえ減衰デバイスが流体ポンプによって発生した圧脈波を弱めるとしても、減衰デバイスは、システムの全体サイズ及び複雑性を増大させる。
したがって、空調システムの圧縮器によって発生した圧脈波を弱めつつ、圧縮器の動作効率への影響、空調システムの構造的複雑性及びパッケージサイズを最小化する減衰デバイスを製造する必要がある。
本発明によって、空調システムの圧縮器によって発生した圧脈波を弱めつつ、圧縮器の動作効率への影響、空調システムの構造的複雑性及びパッケージサイズを最小化する減衰デバイスの目覚しい進展がなされた。
一実施形態で、流体システムは、少なくとも1つのホース部材によって形成された導管と、前記導管内に配置された減衰デバイスと、を備え、前記減衰デバイスは、第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部との間に挟み込まれるカラーを持つ中空の管状体を持ち、前記導管の内部面と前記管状体の前記第1端部との間に1つの空間が形成され、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に他の空間が形成され、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間は、第1要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進し、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間は、第2要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進する。
他の実施形態で、流体システムは、第1ホース部材及び第2ホース部材によって形成された導管と、前記導管内に配置された減衰デバイスと、を備え、前記減衰デバイスは、第1端部及び第2端部を持つ中空の管状体を持ち、前記減衰デバイスの前記第1端部の少なくとも一部分は、前記第1ホース部材に配置され、前記第2端部の少なくとも一部分は、前記第2ホース部材に配置される。
さらに他の実施形態で、車両用空調システムは、流体を圧縮するように構成された圧縮器と、前記圧縮器と流体連通し、前記流体を凝縮させるように構成される凝縮器と、前記圧縮器と前記凝縮器のうち少なくとも1つと流体連通し、流体の相を変化させるように構成される蒸発器と、少なくとも1つの導管内に配置され、第1端部及び第2端部を持つ中空の管状体を持つ減衰デバイスと、を備え、前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器は、前記少なくとも1つの導管によって流動的に連結され、前記少なくとも1つの導管の内部面と前記管状体の前記第1端部との間に1つの空間が形成され、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に他の空間が形成され、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間は、第1要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進し、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間は、第2要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進する。
通常本発明の技術分野で公知の空調システムを備える、その一部分が切断されて内部が見える車両の断片的な斜視図である。 空調システムの導管に配置され、実際に均一なフロー断面積を持つ本発明の実施形態による減衰デバイスの部分正面断面図である。 空調システムの導管に配置され、可変フロー断面積を持つ本発明の他の実施形態による減衰デバイスの部分正面断面図である。 導管の第1ホース部材の一部分及び導管の第2ホース部材の一部分を示す、空調システムの導管内に配置された本発明の他の実施形態による、切断されて内部が見える減衰デバイスの断片的な斜視図である。 空調システムの導管の代案的な実施形態に配置された、図2に例示された減衰デバイスの部分正面断面図である。
以下の詳細な説明及び添付した図面は、本発明の多様な例示的な実施形態を記述して図示する。詳細な説明及び図面は、当業者が本発明を製造及び使用可能にする役割を行い、いかなる方式でも本発明の範囲を制限しない。
本発明の多様な特徴が、以下で自動車の空調システムのためのノイズまたはエネルギー減衰デバイスを提供すると図示及び記述されているが、流体、特に、例えば、車両のパワーステアリングシステムのように、圧力下で流体を運ぶ他の適用物またはシステムで本発明の多様な特徴が用いられるといえる。
図1は、通常本発明の技術分野で公知の車両10の単純化した空調システム8を示す。空調システム8は、高圧及び低圧冷媒のフロー(図示せず)を運ぶように構成された関連導管20、22、24、26によって流動的に連結される凝縮器12、膨脹デバイス14、蒸発器16、及び圧縮器18を備える。空調システム8は、作動のために必要なものであり、さらなる構成要素、センサーライト(図示せず)も備えるといえる。図示されたように、凝縮器12は、エンジンルーム28に配置されるか、またはさらに正確には、車両10のラジエータ(図示せず)の正面に配置され、蒸発器16は、車両10の客室32に供給される空気を調和させるように構成された加熱、空調、及び通気モジュール30に配置される。凝縮器12が客室32から、及び圧縮工程で吸収した熱を客室32外部の周りの空気に伝達することで、凝縮器12内で、高圧蒸気冷媒は高圧、低温液体冷媒に凝縮される。凝縮器12から出る高圧液体冷媒は、膨脹デバイス14を通過し、膨脹デバイスは、高圧液体冷媒を低圧液体冷媒内に膨脹させる。低圧液体冷媒は、次いで膨脹デバイス14から蒸発器16内に流れる。低圧液体冷媒が蒸発器16を通過することで、低圧液体冷媒は、客室32からの熱の吸収によって沸く。蒸発器16から出る低圧蒸気冷媒は、圧縮器18の吸入側内に収容される。圧縮器18内で、低圧蒸気冷媒は高温蒸気冷媒に圧縮される。圧縮された高温蒸気冷媒は、次いで圧縮器18の排出側から凝縮器12に流れるように誘導される。
空調システム8の動作中に圧縮器18は圧脈波を発生させ、圧脈波は、導管20、22、24、26を通じて流れる冷媒によって伝導される。共鳴及び振動によって圧縮器18で発生するノイズを最小化するために、例えば、本発明の減衰デバイス100は、図2に示されたように導管20、22、24、26のうち少なくとも1つに配置される。特定の実施形態で、減衰デバイス100は、圧縮器18と凝縮器12との間の導管26(すなわち、圧力ライン)に配置されるか、または蒸発器16と圧縮器18との間の導管24(すなわち、復帰ライン)に配置される。他の実施形態で、減衰デバイス100は、2つの導管24、26ともに配置される。単純化のために、導管26に配置された減衰デバイス100を持つ空調システム8のみ後述される。しかし、導管26に配置された減衰デバイス100の構造が他の導管20、22、24に配置された減衰デバイスの構造と実質的に類似しているといえる。
図2ないし図4に示されたように、導管26は、第1端部(図示せず)と、第1端部46及び第2端部(図示せず)を持つ第2ホース部材44に結合された第2端部42を持つ第1ホース部材40によって形成される。特に、第1ホース部材40の第2端部42は、第2ホース部材44の第1端部46に結合される。特定の実施形態で、第1ホース部材40の第1端部は圧縮器18に流動的に連結され、第2ホース部材44の第2端部は凝縮器12に流動的に連結される。当業者ならば、導管26が、図5に示され、かつ後述されるように単一ホース部材で形成されてもよく、図示された以外にさらなるホース部材を備えるてもよいということを予測できるであろう。その多様な材料及び組み合わせがホース部材40、44を形成するように使われる。例えば、第1ホース部材40は、纎維補強ゴム配管などの高伸縮性の重合物質で形成され、第2ホース部材44は、鋼製配管などの高剛性の金属物質で形成される。
図示されたように、第2ホース部材44の第1端部46は、肩部48と、その外部面52上に提供された複数の離隔している、放射状の外向き延長角型のアゴ(barb)50と、を備える。第2ホース部材44のアゴのある第1端部46は、第2端部42の表面53が第2ホース部材44の肩部48と接境するように第1ホース部材40の第2端部42に配置される。アゴ50は、そこから第1ホース部材40の分離を防止するための積極的抵抗(positive resistance)を提供するように、第1ホース部材40の第2端部42の内部面54を結合するように構成される。略円筒状のスリーブ56は、第2ホース部材44の第1端部46の外部面52だけではなく第1ホース部材40の第2端部42の外部面58を取り囲む。スリーブ56は、開放端部60及び終決端部62を備える。終決端部62は、肩部48と第2ホース部材44のロール形成環状ビード(roll−formed annular bead)64との間に配置され、スリーブ56の軸線変位を防止するビードロック(bead lock)を形成する。図示されたように、スリーブ56は、第1ホース部材40の第2端部42上でしわ状になり、実質的に流体気密性連結を形成し、第2ホース部材44から第1ホース部材40の分離をさらに防止するために、スリーブ56と第2ホース部材44のアゴのある第1端部46との間で第2端部42を介在させる。第1ホース部材40の第2端部42の内部面54及び/または外部面58が、第1ホース部材40と第2ホース部材44との間の実際の流体気密性の連結をさらに向上させてその間の分離をさらに防止するように、少なくとも1つの表面不規則性(例えば、ナーリング(knurling))を含んでもよい。第1ホース部材40は、例えば、必要に応じてクランピング、溶接、硬ろう付け、半田付け、接着剤、締結具などの他の手段によって第2ホース部材44に結合されてもよい。
本発明の減衰デバイス100は、図2ないし図4に示されたように、減衰デバイス100の縦方向中央軸に対して共軸方向に延びる貫通ボア103を持つ単一の略細長型(enlongated)の中空管状体102である。図示された管状体102は、第1端部104、第2端部106、及びその間に挟み込まれた放射状の外向き延長する環状カラー108を持つ。しかし、減衰デバイス100の管状体102は、必要ならば、別途の領域(sections)によって形成されてもよい。管状体102の第1端部104は、カラー108の表面110が、減衰デバイス100の軸線変位を防止するために第2ホース部材44の第1端部46の表面66と接境するように第1ホース部材40の第2端部42に配置される。管状体102の第1端部104の外径は第1ホース部材40の第2端部42の内径より小さくて、その間に第1環状空間を形成する。第1環状空間は、カラー108の表面112で終了する。図示されたように、表面112は略平面であり、減衰デバイス100の縦方向中央軸に対して約90゜のピッチを持つ。しかし、表面112が冷媒の圧脈波を反射するのに好適な任意の形状及び輪郭を持つといえる。第1環状空間の長さL1は、減衰デバイス100によって弱化する要求振動数F1(例えば、250Hz)、及びその倍数(例えば、500Hz、750Hzなど)に基づいて定められる。特定の実施形態で、第1環状空間の長さL1は、管状体102の第1端部104の長さL2を増加または減少させることで調整される。第1環状空間の放射状幅W1は、要求振動数F1でノイズ(noise)、振動(vibration)、及び粗度(harshness)(NVH)の最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。
管状体102の第2端部106は、第2ホース部材44の第1端部46に配置される。特定の実施形態で、管状体102の第2端部106の外径は、スリーブ56に隣接している第2ホース部材44の第1端部46の内径より大きい。よって、管状体102の第2端部106は第2ホース部材44の第1端部46内に圧入され、これは、構造的堅固性、第1ホース部材40と第2ホース部材44との連結についての耐久力を提供し、これによって漏れの危険性を最小化する。他の場合に、管状体102の第2端部106の外径は第2ホース部材44の第1端部46の内径より小さくて、その間に第2環状空間を形成する。第2環状空間は、第2ホース部材44の第1端部46の表面68で終了する。図示されたように、表面68は、略平面であり、減衰デバイス100の縦方向中央軸に対して約90゜のピッチを持つ。しかし、表面68は、冷媒の圧脈波の反射に好適な任意の形状及び輪郭を持つといえる。第2環状空間の長さL3は、減衰デバイス100によって弱化する要求振動数F2(例えば、375Hz)、及びその倍数(例えば、750Hz、1125Hzなど)に基づいて定められる。特定の実施形態で、第2環状空間の長さL3は、管状体102の第2端部106の長さL4、または第2ホース部材44の表面66から表面68まで延ばすしわ型連結(crimp connection)の長さを増加または減少させることで調整される。第2環状空間の放射状幅W2は、要求振動数F2でNVHの最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。
図2に示されたように、管状体102の第1端部104及びその第2端部106のそれぞれのフロー断面積は実際に均一である。しかし、特定の他の実施形態で、管状体102の第1端部104と第2端部106のうち少なくとも1つは、可変フロー断面積を持つ。例えば、管状体102の第1端部104のフロー断面積は、図3に示されたように、管状体102の開放端部からカラー108に隣接している地点まで段々減少し、管状体102の第2端部106のフロー断面積は、図3に示されたように、カラー108に隣接している地点から管状体102の反対側開放端部まで段々増加する。
管状体102の第1端部104が可変フロー断面積を持つ時、管状体102の第1端部104の長さL2は、減衰デバイス100によって弱化する要求振動数F3(例えば、300Hz)、及びその倍数(例えば、600Hz、900Hzなど)に基づいて定められる。管状体102の第1端部104のフロー断面積は、要求振動数F3でNVHの最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。管状体102の第1端部104のフロー断面積の変化率は、例えば、1%の変化率のように、要求振動数F3でNVHの最小化に必要な効率及び性能に到逹する任意の適切な変化率である。
類似して、管状体102の第2端部106が可変フロー断面積を持つ時、管状体102の第2端部106の長さL4は、減衰デバイス100によって弱化する要求振動数F4(例えば、425Hz)、及びその倍数(例えば、850Hz、1275Hzなど)に基づいて定められる。管状体102の第2端部106のフロー断面積は、要求振動数F4でNVHの最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。管状体102の第2端部106のフロー断面積の変化率は、例えば、1%の変化率のように、要求振動数F4でNVHの最小化に必要な効率及び性能に到逹するための任意の適切な変化率である。
さらに、管状体102の第1端部104及び第2端部106のうち少なくとも1つのフロー断面積が変わる時、管状体102の第2端部106の長さL4に対する管状体102の第1端部104の長さL2の比は、減衰デバイス100によって弱化する要求振動数F5(例えば、500Hz)、及びその倍数(例えば、1000Hz、2000Hzなど)に基づいて定められる。
特定の実施形態で、減衰デバイス100は、冷媒の圧脈波から生成される約200Hzないし約2000Hzの範囲にある振動数を持つ音響エネルギーを弱めるように構成される。特に、減衰デバイス100は、約250Hzないし約500Hz、及びその倍数の範囲にある振動数を持つ音響エネルギーを弱めるように構成される。それぞれの長さL1、L2、L3、L4及び長さL4に対する長さL2の比は、振動数F1、F2、F3、F4、F5(及びその倍数)が互いに異なるか、同じか、またはその任意の組み合わせになるように調整される。よって、減衰デバイス100は、多様な車両プラットホームまたはシステムから採択される。例えば、減衰デバイス100は、互いに異なるエンジン形態(例えば、ディーゼル、ガス、エチルアルコールなど)、圧縮器形態(例えば、ウォブルプレート(wobble plate)、スワッシュプレート(swash plate)、スクロールなど)、及びシリンダーの数(例えば、4シリンダー、6シリンダー、8シリンダーなど)を持つ多様な車両から採択されるように構成される。
減衰デバイス100の管状体102の第1端部104及び第2端部106のそれぞれは、例えば、金属物質または非金属物質のような任意の好適な物質で形成される。特定の実施形態で、全体減衰デバイス100は実際に剛性の物質で形成される。しかし、図4に示されたように、減衰デバイス100の管状体102の少なくとも第1端部104は、減衰デバイス100が多様な形状、サイズ及び輪郭を持つ導管に収容されることを許容するように、実際に伸縮性のある物質で形成される。
図5は、図2ないし図4に示された導管26の代案的な実施形態に背馳する図2に示された減衰デバイスを示す。図2ないし図4に示されたものと類似した構造は、明瞭性のために同じ図面符号及びプライム(’)シンボルを含む。図5で、導管126は、ホース部材140によって形成される。その多様な物質または組み合わせは、ホース部材140を形成するように使われる。例えば、ホース部材140は、纎維補強ゴム配管のような実際に伸縮性のある重合物質、鋼製配管のような実際に剛性のある金属物質などで形成される。図示されたように、ホース部材140は、滑らかな内部面142を持つ。
減衰デバイス100’は、減衰デバイス100’の縦方向中央軸に対して共軸方向に延びる貫通ボア103’を持つ単一の略細長型の中空管状体102’である。図示された管状体102’は、第1端部104’、第2端部106’、及びその間に挟み込まれた放射状の外向き延長の環状カラー108’を持つ。しかし、減衰デバイス100’の管状体102’は、必要ならば、適宜なセクションで形成されてもよい。減衰デバイス100’は、カラー108’の外周面がホース部材140の内部面142と接境し、導管26’内で減衰デバイス100’の軸線変位を防止するために、干渉連結を形成するようにホース部材140に配置される。しかし、導管26’内で減衰デバイス100’の軸線動きをさらに防止するように、ホース部材140の内部面142は、少なくとも1つの表面不規則性(例えば、ナーリング)を含んでもよい。
管状体102’の第1端部104’の外径はホース部材140の内径より小さくて、その間に第1環状空間を形成する。第1環状空間は、カラー108’の表面112’で終了する。図示されたように、表面112’は、略平面であり、減衰デバイス100’の縦方向中央軸に対して約90゜のピッチを持つ。しかし、表面112’は、冷媒の圧脈波の反射に好適な任意の形状及び輪郭を持つことができる。第1環状空間の長さL5は、減衰デバイス100’によって弱化する要求振動数F6(例えば、250Hz)、及びその倍数(例えば、500Hz、750Hzなど)に基づいて定められる。特定の実施形態で、第1環状空間の長さL5は、管状体102’の第1端部104’の長さL2’を増加または減少させることで調整される。第1環状空間の放射状幅W3は、要求振動数F6でノイズ、振動、及び粗度(NVH)の最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。
管状体102’の第2端部106’の外径は、ホース部材140の内径より小さくて、その間に第2環状空間を形成する。第2環状空間は、カラー108’の表面110’で終了する。図示されたように、表面110’は略平面であり、減衰デバイス100’の縦方向中央軸に対して約90゜のピッチを持つ。しかし、表面110’が冷媒の圧脈波の反射に好適な任意の形状及び輪郭を持つことができる。第2環状空間の長さL6は、減衰デバイス100’によって弱化する要求振動数F7(例えば、375Hz)、及びその倍数(例えば、750Hz、1125Hzなど)に基づいて定められる。特定の実施形態で、第2環状空間の長さL7は、管状体102’の第2端部106’の長さL4’を増加または減少させることで調整される。第2環状空間の放射状幅W4は、要求振動数F7でノイズ、振動、及び粗度(NVH)の最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。
図5に示されたように、管状体102’の第1端部104’及びその第2端部106’のそれぞれのフロー断面積は、かなり均一である。しかし、特定の実施形態で、管状体102’の第1端部104’及び第2端部106’のうち少なくとも1つは、可変フロー断面積を持つ。例えば、減衰デバイス100’のフロー断面積は、図3に示されたような減衰デバイス100のフロー断面積と類似して変わることもある。
管状体102’の第1端部104’が可変フロー断面積を持つ時、管状体102’の第1端部104’の長さL2’は、減衰デバイス100’によって弱化する要求振動数F8(例えば、300Hz)、及びその倍数(例えば、600Hz、900Hzなど)に基づいて定められる。管状体102’の第1端部104’のフロー断面積は、要求振動数F8でNVHの最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。管状体102’の第1端部104’のフロー断面積の変化率は、例えば、1%の変化率のように、要求振動数F8でNVHの最小化に必要な効率及び性能に到逹する任意の好適な変化率である。
類似して、管状体102’の第2端部106’が可変フロー断面積を持つ時、管状体102’の第2端部106’の長さL4’は、減衰デバイス100’によって弱化する要求振動数F9(例えば、425Hz)、及びその倍数(例えば、850Hz、1275Hzなど)に基づいて定められる。管状体102’の第2端部106’のフロー断面積は、要求振動数F9でNVHの最小化に必要な効率及び性能に基づいて定められる。管状体102’の第2端部106’のフロー断面積の変化率は、例えば、1%の変化率のように、要求振動数F9でNVHの最小化に必要な効率及び性能に到逹する任意の適切な変化率である。
さらに、管状体102’の第1端部104’及び第2端部106’のうち少なくとも1つのフロー断面積が変わる時、管状体102’の第2端部106’の長さL4’に対する管状体102’の第1端部104’の長さL2’の比は、減衰デバイス100’によって弱化する要求振動数F10(例えば、500Hz)、及びその倍数(例えば、1000Hz、2000Hzなど)に基づいて定められる。
特定の実施形態で、減衰デバイス100’は、冷媒の圧脈波から生成される約200Hzないし約2000Hzの範囲にある振動数を持つ音響エネルギーを弱めるように構成される。特に、減衰デバイス100’は、約250Hzないし約500Hz、及びその倍数の範囲にある振動数を持つ音響エネルギーを弱めるように構成される。それぞれの長さL2’、L4’、L5、L6及び長さL4’に対する長さL2’の比は、振動数F6、F7、F8、F9、F10(及びその倍数)が互いに異なるか、同じか、またはその任意の組み合わせになるように調整されることができる。よって、減衰デバイス100’は、多様な車両プラットホームまたはシステムから採択される。例えば、減衰デバイス100’は、互いに異なるエンジン形態(例えば、ディーゼル、ガス、エチルアルコールなど)、圧縮器形態(ウォブルプレート、スワッシュプレート、スクロールなど)、及びシリンダーの数(例えば、4シリンダー、6シリンダー、8シリンダーなど)を持つ多様な車両から採択されるように構成される。
減衰デバイス100’の管状体102’の第1端部104’及び第2端部106’のそれぞれは、例えば、金属物質または非金属物質のような任意の適切な物質で形成される。特定の実施形態で、全体減衰デバイス100’は、実際に剛性の物質で形成される。しかし、減衰デバイス100’の管状体102’の少なくとも第1端部104’は、減衰デバイス100’が多様な形状、サイズ及び輪郭を持つ導管に収容されることを許容するように、実際に伸縮性の物質で形成されてもよい。
導管26に配置される減衰デバイス100と、導管26’に配置される減衰デバイス100’とは同じ方式で動作する。単純化のために、ただ導管26に配置された減衰デバイス100の動作のみ後述される。
動作において、冷媒は、減衰デバイス100の管状体102の第1端部104が到着フロー(arriving flow)の逆の方式で、第1ホース部材40を通じて流れる。圧脈波が管状体102の第1端部104と第1ホース部材40との間に形成された第1環状空間に入ることで、圧脈波は、カラー108の表面112によって反射する。カラー108による反射は、第1環状空間内で圧脈波を減衰させ、反射した減衰波は、管状体102の第1端部104と第1ホース部材40との間に形成された第1環状空間に入る後続の圧脈波を干渉し、圧脈波をさらに減衰させる。よって、減衰デバイス100の管状体102のボア103を通じて第2ホース部材44内に流れる冷媒での圧力脈動の伝導は最小化する。
同時に、圧脈波が減衰デバイス100の管状体102の第2端部106と第2ホース部材44との間に形成された第2環状空間に入ることで、圧脈波は、第2ホース部材44の表面68によって反射する。表面68による反射は、第2環状空間内の圧脈波を減衰させ、反射した減衰波は、管状体102の第2端部106と第2ホース部材40との間に形成された第2環状空間に入る後続の圧脈波と相互作用して、圧脈波をさらに減衰させる。よって、第2ホース部材44を通じて流れる冷媒での圧力脈動の伝導は最小化する。
さらに、減衰デバイス100の断面積が管状体102の第1端部104から管状体102の第2端部106に変わる時、圧脈波は、管状体102内でさらに減衰する。よって、減衰デバイス100の管状体102のボア103を通じて第2ホース部材44内に流れる冷媒での圧力脈動の伝導はさらに最小化する。
前述した説明から、当業者は本発明の本質的な特徴を容易に確認でき、本発明の思想及び範囲から逸脱せずに、本発明を多様な使用及び状態に適応するように本発明について多様な変更及び変形を加える。
本発明は、圧力脈動減衰デバイス関連の技術分野に好適に用いられる。
26 導管
40 第1ホース部材
42 第2端部
44 第2ホース部材
46 第1端部
48 肩部
50 アゴ(barb)
52 外部面
53 第2端部の表面
54 第2端部の内部面
56 スリーブ
58 第2端部の外部面
60 開放端部
62 終決端部
64 ロール形成環状ビード
66、68 第1端部の表面
100 減衰デバイス
102 中空管状体
103 貫通ボア
104 第1端部
106 第2端部
108 環状カラー
110、112 カラーの表面
L1 第1環状空間の長さ
L2 第1端部の長さ
L3 第2環状空間の長さ
L4 第2端部の長さ
W1 第1環状空間の放射状幅
W2 第2環状空間の放射状幅

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのホース部材によって形成された導管と、
    前記導管内に配置された減衰デバイスと、を備え、前記減衰デバイスは、第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部との間に挟み込まれるカラーを持つ中空の管状体を持ち、前記導管の内部面と前記管状体の前記第1端部との間に1つの空間が形成され、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に他の空間が形成され、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間は、第1要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進し、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間は、第2要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進することを特徴とする流体システム。
  2. 前記管状体の前記カラーは、前記導管内での前記管状体の軸線変位を防止するように前記導管の一部分と接境する請求項1に記載の流体システム。
  3. 前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する前記第1要求振動数に基づいて定められる請求項1に記載の流体システム。
  4. 前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する前記第2要求振動数に基づいて定められる請求項1に記載の流体システム。
  5. 前記管状体の前記第1端部の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第3要求振動数に基づいて定められる請求項1に記載の流体システム。
  6. 前記管状体の前記第2端部の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第4要求振動数に基づいて定められる請求項5に記載の流体システム。
  7. 前記管状体の前記第2端部の長さに対する前記管状体の前記第1端部の長さの比は、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第5要求振動数に基づいて定められる請求項6に記載の流体システム。
  8. 前記管状体の前記第1端部及び前記管状体の前記第2端部のうち少なくとも1つは可変フロー断面積を持つ請求項1に記載の流体システム。
  9. 前記導管は、第1ホース部材及び第2ホース部材によって形成される請求項1に記載の流体システム。
  10. 前記管状体の前記第1端部の少なくとも一部分は、前記第1ホース部材に配置され、前記管状体の前記第2端部の少なくとも一部分は、前記第2ホース部材に配置される請求項9に記載の流体システム。
  11. 前記第1ホース部材は、空調システムの圧縮器に流動的に連結され、前記第2ホース部材は、前記空調システムの凝縮器に流動的に連結される請求項9に記載の流体システム。
  12. 第1ホース部材及び第2ホース部材によって形成された導管と、
    前記導管内に配置された減衰デバイスと、を備え、前記減衰デバイスは、第1端部及び第2端部を持つ中空の管状体を持ち、前記減衰デバイスの前記第1端部の少なくとも一部分は、前記第1ホース部材に配置され、前記第2端部の少なくとも一部分は、前記第2ホース部材に配置されることを特徴とする流体システム。
  13. 前記第1ホース部材は、前記流体システムの圧縮器に流動的に連結され、前記第2ホース部材は、前記流体システムの凝縮器に流動的に連結される請求項12に記載の流体システム。
  14. 前記導管の内部面と前記管状体の前記第1端部との間に、1つの空間が形成され、前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に、他の空間が形成される請求項12に記載の流体システム。
  15. 前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第1要求振動数に基づいて定められる請求項14に記載の流体システム。
  16. 前記導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第2要求振動数に基づいて定められる請求項15に記載の流体システム。
  17. 前記管状体の前記第1端部の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第3要求振動数に基づいて定められる請求項16に記載の流体システム。
  18. 前記管状体の前記第2端部の長さは、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第4要求振動数に基づいて定められる請求項17に記載の流体システム。
  19. 前記管状体の前記第2端部の長さに対する前記管状体の前記第1端部の長さの比は、前記減衰デバイスによって弱化する圧脈波の第5要求振動数に基づいて定められる請求項18に記載の流体システム。
  20. 流体を圧縮するように構成された圧縮器と、
    前記圧縮器と流体連通し、前記流体を凝縮させるように構成される凝縮器と、
    前記圧縮器と前記凝縮器のうち少なくとも1つと流体連通し、流体の相を変化させるように構成される蒸発器と、
    少なくとも1つの導管内に配置され、第1端部及び第2端部を持つ中空の管状体を持つ減衰デバイスと、を備え、
    前記圧縮器、前記凝縮器及び前記蒸発器は、前記少なくとも1つの導管によって流動的に連結され、
    前記少なくとも1つの導管の内部面と前記管状体の前記第1端部との間に1つの空間が形成され、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に他の空間が形成され、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第1端部との間に形成された前記空間は、第1要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進し、前記少なくとも1つの導管の前記内部面と前記管状体の前記第2端部との間に形成された前記空間は、第2要求振動数を持つ圧脈波の弱化を促進することを特徴とする車両用空調システム。
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