JPH02236094A - 圧力流体用ホース - Google Patents

圧力流体用ホース

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JPH02236094A
JPH02236094A JP1053547A JP5354789A JPH02236094A JP H02236094 A JPH02236094 A JP H02236094A JP 1053547 A JP1053547 A JP 1053547A JP 5354789 A JP5354789 A JP 5354789A JP H02236094 A JPH02236094 A JP H02236094A
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JP
Japan
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hose
hose body
tube
flexible
pulsation
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Pending
Application number
JP1053547A
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English (en)
Inventor
Koichi Iwamoto
岩本 浩一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、脈動吸収作用をもつ圧力流体用ホースに係り
、特に使用時の衝突音の防止を図った圧力流体用ホース
に関する。
[従来の技術] 圧力流体に用いるホースには、従来より例えば第5図に
示すような脈動を吸収できるような構造をもっている。
この従来技術の圧力流体用ホース9は、ホース本体91
と、ホース本体に挿入された内管92の二重構造になっ
ている。内管92はその略中央部にシール環93が環装
されホース本体91との間にホース本体91の外側から
かしめられたかしめ金具94によりしめつけられて固定
されている。
この圧力流体用ホース9の一端から流入した流体は、内
管92内を流動するとともに、内管92とホース本体9
1との間に形成されている空隙9aにも流入する。しか
しこの空隙9aは、シール環93によって途中で封鎖さ
れているため、空隙9a内に流入した流体は反射あるい
は、流入圧力に応じた力を内管92に及ぼす。このこと
によって内管92内を流動する流体に脈動が発生しても
、その脈流を吸収する作用が生ずる。
このようにして、圧力流体用ホース9は、脈動を抑制し
ながら流体の輸送を行っている。
[発明が解決しようとする課題コ しかし、従来の圧力流体用ホースでは、ホース内を流動
する流体に脈動が発生した際に、ホース本体と内管との
間で生ずる反射波などによって、内管内を流れる流体と
の間に大きくバランスが崩れ、内管の端部が大きく振動
することがあった。
このとき、内管の端部がホース本体の内周面に衝突し、
衝突音を発生したり、あるいは、ホース本体を損傷した
りする場合があった。
そこで、本発明は、圧力流体用ホースの脈動防止作用を
低下させることなく、内管のホース本体への衝突を防止
し、圧力流体用ホースの振動、騒音を抑えるとともに、
その損傷の防止を図ることを課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の圧力流体用ホースは、可撓性を有するホース本
体と、該ホース本体の孔内に挿入された該孔の内径より
小さい外径をもつ可撓性を有する内管と、該ホース本体
の内周面と該内管の外周面との間に嵌装固定されて隔壁
を形成するシール環と、該内管の少なくとも一方の端部
近傍に固定ざれ該ホース本体の内周面に当接される少な
くとも2箇所の位置決め部をもつ係止部材と、を有する
ことを特徴としている。
なお、内管として螺旋管をはじめ可撓性を有するものな
ら特に限定されない。内管とホース本体との間に形成さ
れる空隙は、脈動抑制作用が最も大きくなるように設定
するが、流動効率の観点からできるだけ小さく設定され
るのが望ましい。また、隔壁を形成するシール環は、特
に中央部に環装される必要はなく、使用形態に応じて、
最も効果的な位置に環装することができる。
係止部材は、内管の過大な振動を防止できるものであれ
ばよく、その位置決め部は脈動抑制作用を阻害しないた
めにホース本体と内管とで形成される空隙をできるだけ
遮蔽しないように設定されるのが望ましい。
[作用] 本発明の圧力流体用ホースは、内管が最も振動し易い端
部近傍にホース本体の内周面に当接する位置決め部をも
つ係止部材が固定ざれている。このため、圧力流体が脈
流となって内管に力が働いた場合、内管が大きく振動し
ようとしても、内管の喘部近傍を保持する係止部材によ
って、その振勅は防止される。この係止部材は、ホース
本体と内管との間の空隙をあまり遮蔽しないように形成
ざれているため、脈動抑制作用の低下はほとんどない。
[実施例] 本発明にかかる実施例の圧力流体用ホースを第1図から
第3図を参照しながら説明する。本実施例は、自動車の
動力舵取装置への作動オイルの供給に用いられる作動油
供給ホースである。第1図は本実施例の作動油供給ホー
スの一部断面の概略構成図である。第2図、第3図は、
その要部を拡大したもので、第2図はその縦断面図であ
り、第3図は同じくその横断面図である。
本実施例の作動油供給ホース1は、第1図に示すように
可撓性を有するホース本体11と、ホース本体11の孔
11a内に挿入された孔11aの内径より小さい外径を
もつ可撓性を有する内管である螺旋管12と、ホ−ス本
体11の内周面と螺旋管12の外周面との間に嵌装固定
されて隔壁を形成するシール環13と、螺旋管12の端
部近傍に固定され、ホース本体11の内周面に3箇所の
位置決め部141をもつ1対の係止部材14と、を有し
ている。また、ホース本体11の一方の端部にはポンプ
装置(図略)に接続される接続金具15が装設され、他
端には同じく動力舵取装置(図略)に接続される接続金
具16が装設されている。
ホース本体11は、可撓性を有するゴム製ホスであり、
その外周面の略中央部には、螺旋管12を固定するため
の固定環17が嵌装されている。
螺旋管12は、帯状の板材が螺旋状に巻かれて管状に形
成されている。螺旋管12の外壁の径は、ホース本体の
内径よりも小さくなっており、その間には所定の間隔を
もつ空隙18が形成されている。この空隙18の大きさ
は、十分な脈動抑制作用が生ずる大きさに設定される。
螺旋管12の長さは、ホース本休11の長さよりも少し
短くなつている。
シール環13は、短い円筒形状をしており、ホス本休1
1の内周面と螺旋管12の外周面との間に嵌装され、螺
旋管12の略中央部をホース本体11に保持している。
そして、このシール環13が装設されている部分に対応
するホース本体11の外周面に固定環17が嵌装され、
加締められることで、螺旋管12はホース本体11に固
定される。このシール環13は、ホース本体11の内周
面と螺旋管12の外周面とによって形成された空隙18
を前半部分18aと後半部分18bとに分断する隔壁と
なっている。
係止部材14は、第2図、第3図に示すように螺旋管1
2が挿通するd通孔をもつ短い略円筒状をした装着部1
42と、装着部142の均等に三分割する3つの部分よ
り放射状に伸びホース本体11の内周面に当接する3箇
所の位置決め部141とから成っている。位置決め部1
41は十分な弾性をもつゴム製の細い棒状をしており、
先端部が湾曲して所定の押圧力を有してホース本体11
の内周面に当接している。
接続金具15は、チューブ151と、チューブ151の
一方の端部に装設されポンプ装置(図略)の吐出口に固
定されるジョイント部152と、チューブ151の他端
部に装設され作動オイル供給ホース1のホース本体11
の端部に嵌合されるソケット部153とから成っている
同様に接続金具16は、チューブ161と、チューブ1
61の一端部に装設され動力舵取装置(図略)の供給口
に固定されるジョイント部162と、チューブ161の
他端部に装設され作動油供給ホース1のホース本休11
の端部に嵌合されるソケット部163とから成っている
このように構成される作動油供給ホース1は次のように
作用する。
まず、接続金具15のジョイント部152をポンプ装置
(図略)の吐出口に固定し、接続金具16のジョイント
部162を動力舵取装置(図略)の供給口に固定し、ポ
ンプ装置と動力舵取装置とを作動油供給ホース1によっ
て連通する。
ポンプ装置より作動油供給ホース1に流入したオイルは
、チューブ151からホース本休11内に挿入されてい
る螺旋管12内を流動し、他方のチューブ161を経由
して動力舵取装置へと流動していく。
このとき、オイルが脈流となって作動油供給ホス1内に
脈動が生じても、オイルの流れに向いて開口している空
隙18aでの圧力伝播及びシル環13の両端面での反射
作用などにより、脈動吸収作用が生じ、その脈動が抑制
される。
加えて、螺旋管12の管壁にわずかに形成されているス
リットからの管外へのオイル噴出が生じ、それによる脈
動吸収作用も働く。このようにして、脈動のほとんどな
い平滑な流体が得られるとともに、装置における振動、
騒音も低減される。
また、螺旋管12の両端部には係止部材14、14が装
設されている。螺旋管12の端部が大きく振動しようと
しても、係止部材14の位置決め部141がホース本体
11の内周面に当接して、所定の押圧力で螺旋管12を
保持している。この位置決め部141は適度な弾性を有
しており、螺旋管12の端部における過大な振動を十分
に抑制することができる。そのため、螺旋管12の端部
がホース本体11に接触や衝突することがなく、それに
伴って発生する衝突音、振動は防止される。
なお係止部材14は本実施例に限定されるものではなく
、例えば第4図に示すように係止部材14は円筒形状を
していて、位置決め部141の外周をホース本休11の
内周と同一径にして、嵌含固定することにより、螺旋管
12の保持をするようにしてもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の圧力流体用ホ
ースは、圧力流体中にある脈動に伴って生ずる脈動を脈
動吸収作用によって抑制するとともに、内管の端部の過
大な振動を抑制して、ホス本体への衝突、接触を防止し
、騒音、振動の大幅な低減を可能とした。また、ホース
本体や内管の損傷を防止ずることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる実施例の作動油供給ホースの概
略構成図であり、第2図はその要部を拡大した縦断面図
であり、第3図は同じくその横断面図であり、第4図は
、他の実施例の要部である。 第5図は従来技術の作動油供給ホースの概略構成図でお
る。 1・・・作動油供給ホース(圧力流体用ホース)11・
・・ホース本体  12・・・螺旋管(内管)13・・
・シール環   14・・・係止部材141・・・位置
決め部 特許出願人    豐田工機株式会社 代理人     弁理士 大川 宏

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性を有するホース本体と、 該ホース本体の孔内に挿入された該孔の内径より小さい
    外径をもつ可撓性を有する内管と、該ホース本体の内周
    面と該内管の外周面との間に嵌装固定されて隔壁を形成
    するシール環と、該内管の少なくとも一方の端部近傍に
    固定され該ホース本体の内周面に当接される少なくとも
    2箇所の位置決め部をもつ係止部材と、 を有することを特徴とする圧力流体用ホース。
JP1053547A 1989-03-06 1989-03-06 圧力流体用ホース Pending JPH02236094A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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