本発明を説明するに当たって、各層(膜)、領域、パターン、または構造物が、基板、各層(膜)、領域、パッド、またはパターンの“上/の上(on)”に、または“下/の下(under)”に形成されることと記載される場合において、“上/の上(on)”と“下/の下(under)”は、“直接(directly)”または“他の層を介して(indirectly)”形成されることを全て含む。また、各層の上/の上または下/の下に対する基準は、図面を基準として説明する。
以下、添付した図面を参照して実施形態に従う発光素子、発光素子パッケージ、ライトユニット、及び発光素子製造方法について詳細に説明する。
実施形態に従う発光素子は、図1及び図2に示すように、発光構造物10、第1電極81、第2電極82、及び第1コンタクト部91を含むことができる。
前記発光構造物10は、第1導電型半導体層11、活性層12、及び第2導電型半導体層13を含むことができる。前記活性層12は、前記第1導電型半導体層11と前記第2導電型半導体層13との間に配置できる。前記活性層12は前記第1導電型半導体層11の下に配置されることができ、前記第2導電型半導体層13は前記活性層12の下に配置できる。
例として、前記第1導電型半導体層11は第1導電型ドーパントとしてn型ドーパントが添加されたn型半導体層で形成され、前記第2導電型半導体層13は第2導電型ドーパントとしてp型ドーパントが添加されたp型半導体層で形成できる。また、前記第1導電型半導体層11はp型半導体層で形成され、前記第2導電型半導体層13はn型半導体層で形成されることもできる。
前記第1導電型半導体層11は、例えばn型半導体層を含むことができる。前記第1導電型半導体層11は化合物半導体で具現できる。前記第1導電型半導体層11は、例としてII族−VI族化合物半導体、またはIII族−V族化合物半導体で具現できる。
例えば、前記第1導電型半導体層11は、InxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で具現できる。前記第1導電型半導体層11は、例えばGaN、AlN、AlGaN、InGaN、InN、InAlGaN、AlInN、AlGaAs、GaP、GaAs、GaAsP、AlGaInPなどから選択されることができ、Si、Ge、Sn、Se、Teなどのn型ドーパントがドーピングできる。
前記活性層12は、前記第1導電型半導体層11を通じて注入される電子(または、正孔)と前記第2導電型半導体層13を通じて注入される正孔(または、電子)とが互いに合って、前記活性層12の形成物質に従うエネルギーバンド(Energy Band)のバンドギャップ(Band Gap)の差により光を放出する層である。前記活性層12は、単一井戸構造、多重井戸構造、量子点構造、または量子線構造のうち、いずれか1つで形成できるが、これに限定されるものではない。
前記活性層12は化合物半導体で具現できる。前記活性層12は、例としてII族−VI族またはIII族−V族化合物半導体で具現できる。前記活性層12は、例としてInxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で具現できる。前記活性層12が前記多重井戸構造で具現された場合、前記活性層12は複数の井戸層と複数の障壁層が積層されて具現されることができ、例えば、InGaN井戸層/GaN障壁層の周期で具現できる。
前記第2導電型半導体層13は、例えばp型半導体層で具現できる。前記第2導電型半導体層13は化合物半導体で具現できる。前記第2導電型半導体層13は、例としてII族−VI族化合物半導体またはIII族−V族化合物半導体で具現できる。
例えば、前記第2導電型半導体層13はInxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で具現できる。前記第2導電型半導体層13は、例えばGaN、AlN、AlGaN、InGaN、InN、InAlGaN、AlInN、AlGaAs、GaP、GaAs、GaAsP、AlGaInPなどから選択されることができ、Mg、Zn、Ca、Sr、Baなどのp型ドーパントがドーピングできる。
一方、前記第1導電型半導体層11はp型半導体層を含み、前記第2導電型半導体層13はn型半導体層を含むこともできる。また、前記第2導電型半導体層13の下にはn型またはp型半導体層を含む半導体層がさらに形成されることもできる。これによって、前記発光構造物10は、np、pn、npn、pnp接合構造のうち、少なくともいずれか1つを有することができる。また、前記第1導電型半導体層11及び前記第2導電型半導体層13の内の不純物のドーピング濃度は均一または不均一に形成できる。即ち、前記発光構造物10の構造は多様に形成されることができ、これに対して限定するものではない。
また、前記第1導電型半導体層11と前記活性層12との間には第1導電型InGaN/GaNスーパーラティス構造またはInGaN/InGaNスーパーラティス構造が形成されることもできる。また、前記第2導電型半導体層13と前記活性層12との間には第2導電型のAlGaN層が形成されることもできる。
実施形態に従う発光素子は、反射層17を含むことができる。前記反射層17は、前記第2導電型半導体層13に電気的に連結できる。前記反射層17は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記反射層17は、前記第2導電型半導体層13の下に配置できる。前記反射層17は、前記発光構造物10から入射される光を反射させて外部に抽出される光量を増加させる機能を遂行することができる。
実施形態による発光素子は、前記反射層17と前記第2導電型半導体層13との間に配置されたオーミック接触層15を含むことができる。前記オーミック接触層15は、前記第2導電型半導体層13に接触して配置できる。前記オーミック接触層15は、前記発光構造物10とオーミック接触するように形成できる。前記オーミック接触層15は、前記発光構造物10とオーミック接触される領域を含むことができる。前記オーミック接触層15は、前記第2導電型半導体層13とオーミック接触する領域を含むことができる。
前記オーミック接触層15は、例えば透明伝導性酸化膜で形成できる。前記オーミック接触層15は、例としてITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、AZO(Aluminum Zinc Oxide)、AGZO(Aluminum Gallium Zinc Oxide)、IZTO(Indium Zinc Tin Oxide)、IAZO(Indium Aluminum Zinc Oxide)、IGZO(Indium Gallium Zinc Oxide)、IGTO(Indium Gallium Tin Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)、GZO(Gallium Zinc Oxide)、IZON(IZO Nitride)、ZnO、IrOx、RuOx、NiO、Pt、Ag、Tiのうちから選択された少なくとも1つの物質で形成できる。
前記反射層17は高反射率を有する物質で形成できる。例えば、前記反射層17は、Ag、Ni、Al、Rh、Pd、Ir、Ru、Mg、Zn、Pt、Cu、Au、Hfのうち、少なくとも1つを含む金属または合金で形成できる。また、前記反射層17は、前記金属または合金と、ITO(Indium-Tin-Oxide)、IZO(Indium-Zinc-Oxide)、IZTO(Indium-Zinc-Tin-Oxide)、IAZO(Indium-Aluminum-Zinc-Oxide)、IGZO(Indium-Gallium-Zinc-Oxide)、IGTO(Indium-Gallium-Tin-Oxide)、AZO(Aluminum-Zinc-Oxide)、ATO(Antimony-Tin-Oxide)などの透光性伝導性物質を用いて多層に形成できる。例えば、実施形態において前記反射層17は、Ag、Al、Ag−Pd−Cu合金、またはAg−Cu合金のうち、少なくともいずれか1つを含むことができる。
例えば、前記反射層17はAg層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi層、Pt層を含むことができる。また、前記オーミック接触層15は前記反射層17の下に形成され、少なくとも一部が前記反射層17を通過して前記発光構造物10とオーミック接触されることもできる。
実施形態に従う発光素子は、前記反射層17の下に配置された第1金属層35を含むことができる。前記第1金属層35は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態によれば、前記第2電極82は、前記反射層17、前記オーミック接触層15、前記第1金属層35のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極82は、前記反射層17、前記第1金属層35、前記オーミック接触層15を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
実施形態に従う前記第2電極82は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第2電極82は、前記第2導電型半導体層13に電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の下部の周りに配置されたチャンネル層30を含むことができる。前記チャンネル層30の一端は前記第2導電型半導体層13の下に配置できる。前記チャンネル層30の一端は前記第2導電型半導体層13の下部面に接触して配置できる。前記チャンネル層30の一端は前記第2導電型半導体層13と前記反射層17との間に配置できる。前記チャンネル層30の一端は前記第2導電型半導体層13と前記オーミック接触層15との間に配置できる。
前記チャンネル層30は絶縁物質で具現できる。例えば、前記チャンネル層30は酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記チャンネル層30は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記チャンネル層30は、アイソレーション層と称されることもできる。前記チャンネル層30は、追って前記発光構造物10に対するアイソレーション工程時、エッチングストッパーの機能を遂行することができ、またアイソレーション工程による発光素子の電気的な特性の低下を防止することができる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層31を含むことができる。前記第1絶縁層31は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第1絶縁層31は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記第1絶縁層31は、前記チャンネル層30と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1絶縁層31と前記チャンネル層30とは互いに異なる物質で形成されることもできる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1絶縁層31の下に配置された第2金属層37を含むことができる。前記第2金属層37は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層37は、前記第1金属層35と同一な物質で形成できる。また、前記第2金属層37と前記第1金属層35とは互いに異なる物質で形成されることもできる。
前記第1金属層35と前記第2金属層37との間に第2絶縁層40が配置できる。前記第2絶縁層40は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層40は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記第2絶縁層40は、前記第1金属層35の下に配置できる。前記第2絶縁層40は、前記第1絶縁層31の下に配置できる。
前記第2金属層37の下に第3金属層50が配置できる。前記第3金属層50は、前記第2金属層37に電気的に連結できる。前記第3金属層50の上部面は、前記第2金属層37の下部面に接触できる。前記第3金属層50は、前記第2絶縁層40の下に配置できる。
前記第3金属層50は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第3金属層50は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第3金属層50の下にボンディング層60及び伝導性支持部材70が配置できる。
前記第3金属層50は、前記ボンディング層60が提供される工程で前記ボンディング層60に含まれた物質の前記反射層17方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第3金属層50は、前記ボンディング層60に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層17に影響を及ぼすことを防止することができる。
前記ボンディング層60は、バリア金属またはボンディング金属などを含み、例えば、Ti、Au、Sn、Ni、Cr、Ga、In、Bi、Cu、Ag、Nb、Pd、またはTaのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記伝導性支持部材70は実施形態に従う発光構造物10を支持し、放熱機能を遂行することができる。前記ボンディング層60はシード層で具現されることもできる。
前記伝導性支持部材70は、例えば、Ti、Cr、Ni、Al、Pt、Au、W、Cu、Mo、Cu−W、または不純物が注入された半導体基板(例:Si、Ge、GaN、GaAs、ZnO、SiC、SiGeなど)のうち、少なくともいずれか1つで形成できる。
実施形態によれば、前記第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70を全て含むこともできる。また、前記第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70のうち、2つまたは3つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極81は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第1電極81は、前記第1導電型半導体層11に電気的に連結できる。前記第1電極81の下部面は、前記第2電極82の下部面に比べてより低く配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部91を含むことができる。前記第1コンタクト部91は、前記発光構造物10を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11、前記活性層12、前記第2導電型半導体層13を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物10には、図2に示すように、複数の貫通ホール20が形成できる。前記第1コンタクト部91は、前記発光構造物10の前記貫通ホール20に沿って配置できる。前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第1電極81に電気的に連結され、前記第1コンタクト部91の第2領域は前記第1導電型半導体層11の上部面に接触できる。
例えば、前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第2金属層37に接触できる。前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第2金属層37の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物10がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部91は前記第1導電型半導体層11のn面(n face)に接触できる。
図1に図示された発光素子には前記第1コンタクト部91が1つのみ図示されたが、図2に示すように、実施形態に従う前記発光構造物10には複数の貫通ホール20が形成されることができ、各貫通ホール20に各々の第1コンタクト部91が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部91の各々は、前記第1導電型半導体層11の上部面に接触した前記第2領域を含むことができ、前記第2領域の各々は互いに離隔して配置できる、前記第2領域は、例えば点(Dot)形状に形成できる。前記点(Dot)形状は、円、四角形、三角形などに形成できる。前記点(Dot)形状は多様に変形できる。
一方、前記貫通ホール20の幅または直径は5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。前記貫通ホール20の幅または直径が5マイクロメートルより小さい場合には、前記第1コンタクト部91を形成するに当たって工程上の困難性が発生することがある。また、前記貫通ホール20の幅または直径が200マイクロメートルより大きい場合には、前記発光構造物10の発光領域が減って光抽出効率が低下することがある。前記貫通ホール20の内に配置された前記第1コンタクト部91の幅または直径も5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。
前記複数の第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部91は、前記発光構造物10に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層11に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層11の劣化を防止し、前記活性層12で電子と正孔との結合効率を向上させることができる。
例として、前記第1導電型半導体層11の上部面に配置された前記第1コンタクト部91は、前記貫通ホール20の周りから各方向に5マイクロメートルから50マイクロメートルの幅に延びることができる。
実施形態によれば、前記第1コンタクト部91は、オーミック層、中間層、上部層で具現できる。前記オーミック層は、Cr、V、W、Ti、Znなどから選択された物質を含んでオーミック接触を具現することができる。前記中間層は、Ni、Cu、Alなどから選択された物質で具現できる。前記上部層は、例えばAuを含むことができる。前記第1コンタクト部91は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。
前記第1コンタクト部91の周りに第3絶縁層33が配置できる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記発光構造物10の内部に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は、前記発光構造物10の上部面に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は、前記第1導電型半導体層11と前記第1コンタクト部91との間に配置できる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91を前記活性層12と前記第2導電型半導体層13と絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記活性層12との間を電気的に絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記第2導電型半導体層13との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第3絶縁層33は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第3絶縁層33は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第3絶縁層33は、前記第2導電型半導体層13、前記活性層12、前記第1導電型半導体層11を貫通して配置できる。前記第3絶縁層33は、前記第1コンタクト部91の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部92を含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記発光構造物10と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部92は、前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記チャンネル層30を貫通して前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部92は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記第1コンタクト部91と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部91と前記第2コンタクト部92とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
前記第1導電型半導体層11の上部面にラフネス(roughness)が形成できる。これによって、前記ラフネスが形成された領域から上方に抽出される光量を増加させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層35と前記第3金属層50との間に配置された前記第2絶縁層40を含むことができる。前記第2絶縁層40は、前記第1金属層35と前記第3金属層50とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層40は、前記第1金属層35と前記伝導性支持部材70とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層40は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層40は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第2絶縁層40の一部領域は、前記第2金属層37の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層40の上部領域は、前記第1絶縁層31の下部面に接触して配置できる。
前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82との間に配置できる。前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極81及び前記第2電極82を通じて前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極81の伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92に電源を印加することによって、前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材70をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層11に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部92が前記第2電極82に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部92をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層13に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92を通じて前記発光構造物10に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面方向から前記貫通ホール20を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物10の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物10から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
次に、図3から図6を参照して実施形態に従う発光素子製造方法を説明する。
実施形態に従う発光素子製造方法によれば、図3に示すように、基板5の上に第1導電型半導体層11、活性層12、及び第2導電型半導体層13を形成することができる。前記第1導電型半導体層11、前記活性層12、前記第2導電型半導体層13は発光構造物10と定義できる。
前記基板5は、例えば、サファイア基板(Al2O3)、SiC、GaAs、GaN、ZnO、Si、GaP、InP、Geのうち、少なくとも1つで形成されることができ、これに対して限定するものではない。前記第1導電型半導体層11と前記基板5との間にはバッファ層がさらに形成できる。
例として、前記第1導電型半導体層11が第1導電型ドーパントとしてn型ドーパントが添加されたn型半導体層で形成され、前記第2導電型半導体層13が第2導電型ドーパントとしてp型ドーパントが添加されたp型半導体層で形成できる。また、前記第1導電型半導体層11がp型半導体層で形成され、前記第2導電型半導体層13がn型半導体層で形成されることもできる。
前記第1導電型半導体層11は、例えばn型半導体層を含むことができる。前記第1導電型半導体層11は、InxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で形成できる。前記第1導電型半導体層11は、例えばInAlGaN、GaN、AlGaN、AlInN、InGaN、AlN、InNなどから選択されることができ、Si、Ge、Sn、Se、Teなどのn型ドーパントがドーピングできる。
前記活性層12は、前記第1導電型半導体層11を通じて注入される電子(または、正孔)と前記第2導電型半導体層13を通じて注入される正孔(または、電子)とが互いに合って、前記活性層12の形成物質に従うエネルギーバンド(Energy Band)のバンドギャップ(Band Gap)の差により光を放出する層である。前記活性層12は、単一井戸構造、多重井戸構造、量子点構造、または量子線構造のうち、いずれか1つで形成できるが、これに限定されるものではない。
前記活性層12は、InxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で形成できる。前記活性層12が前記多重井戸構造で形成された場合、前記活性層12は複数の井戸層と複数の障壁層が積層して形成されることができ、例えばInGaN井戸層/GaN障壁層の周期で形成できる。
前記第2導電型半導体層13は、例えばp型半導体層で具現できる。前記第2導電型半導体層13は、InxAlyGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)の組成式を有する半導体材料で形成できる。前記第2導電型半導体層13は、例えばInAlGaN、GaN、AlGaN、InGaN、AlInN、AlN、InNなどから選択されることができ、Mg、Zn、Ca、Sr、Baなどのp型ドーパントがドーピングできる。
一方、前記第1導電型半導体層11がp型半導体層を含み、前記第2導電型半導体層13がn型半導体層を含むこともできる。また、前記第2導電型半導体層13の上にはn型またはp型半導体層を含む半導体層がさらに形成できる。
これによって、前記発光構造物10はnp、pn、npn、pnp接合構造のうち、少なくともいずれか1つを有することができる。また、前記第1導電型半導体層11及び前記第2導電型半導体層13の内の不純物のドーピング濃度は均一または不均一に形成できる。即ち、前記発光構造物10の構造は多様に形成されることができ、これに対して限定するものではない。
また、前記第1導電型半導体層11と前記活性層12との間には第1導電型InGaN/GaNスーパーラティス構造、またはInGaN/InGaNスーパーラティス構造が形成されることもできる。また、前記第2導電型半導体層13と前記活性層12との間には第2導電型のAlGaN層が形成されることもできる。
次に、図4に示すように、前記発光構造物10の上にチャンネル層30、第1絶縁層31が形成できる。前記第1絶縁層31と前記チャンネル層30とは同一な物質で形成されることもでき、また互いに異なる物質で形成されることもできる。
前記チャンネル層30と前記第1絶縁層31は絶縁物質で具現できる。例えば、前記チャンネル層30と前記第1絶縁層31は酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記チャンネル層30と前記第1絶縁層31はSiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが独立的に選択されて形成できる。
次に、図4に示すように、前記発光構造物10にオーミック接触層15及び反射層17が形成できる。
前記反射層17と前記第2導電型半導体層13との間に前記オーミック接触層15が配置できる。前記オーミック接触層15は、前記第2導電型半導体層13に接触して配置できる。
前記オーミック接触層15は、前記発光構造物10とオーミック接触するように形成できる。前記反射層17は、前記第2導電型半導体層13に電気的に連結できる。前記オーミック接触層15は、前記発光構造物10とオーミック接触する領域を含むことができる。
前記オーミック接触層15は、例えば透明伝導性酸化膜で形成できる。前記オーミック接触層15は、例としてITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、AZO(Aluminum Zinc Oxide)、AGZO(Aluminum Gallium Zinc Oxide)、IZTO(Indium Zinc Tin Oxide)、IAZO(Indium Aluminum Zinc Oxide)、IGZO(Indium Gallium Zinc Oxide)、IGTO(Indium Gallium Tin Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)、GZO(Gallium Zinc Oxide)、IZON(IZO Nitride)、ZnO、IrOx、RuOx、NiO、Pt、Ag、Tiのうちから選択された少なくとも1つの物質で形成できる。
前記反射層17は、高反射率を有する物質で形成できる。例えば、前記反射層17は、Ag、Ni、Al、Rh、Pd、Ir、Ru、Mg、Zn、Pt、Cu、Au、Hfのうち、少なくとも1つを含む金属または合金で形成できる。また、前記反射層17は、前記金属または合金とITO(Indium-Tin-Oxide)、IZO(Indium-Zinc-Oxide)、IZTO(Indium-Zinc-Tin-Oxide)、IAZO(Indium-Aluminum-Zinc-Oxide)、IGZO(Indium-Gallium-Zinc-Oxide)、IGTO(Indium-Gallium-Tin-Oxide)、AZO(Aluminum-Zinc-Oxide)、ATO(Antimony-Tin-Oxide)などの透光性伝導性物質を用いて多層に形成できる。例えば、実施形態で前記反射層17はAg、Al、Ag−Pd−Cu合金、またはAg−Cu合金のうち、少なくともいずれか1つを含むことができる。
例えば、前記反射層17は、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi層、Pt層を含むことができる。また、前記オーミック接触層15は前記反射層17の上に形成され、少なくとも一部が前記反射層17を通過して前記発光構造物10とオーミック接触されることもできる。
次に、図5に示すように、前記反射層17の上に第1金属層35、第2金属層37、第2絶縁層40、第3金属層50、ボンディング層60、伝導性支持部材70が形成できる。
前記第1金属層35は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、で少なくとも1つを含むことができる。実施形態によれば、第2電極82は、前記反射層17、前記オーミック接触層15、前記第1金属層35のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極82は、前記反射層17、前記第1金属層35、前記オーミック接触層15を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1絶縁層31の上に配置された第2金属層37を含むことができる。前記第2金属層37は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層37は、前記第1金属層35と同一な物質で形成できる。また、前記第2金属層37と前記第1金属層35とは互いに異なる物質で形成されることもできる。
前記第1金属層35と前記第2金属層37との間に第2絶縁層40が形成できる。前記第2絶縁層40は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層40は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記第2絶縁層40は、前記第1金属層35の上に形成できる。前記第2絶縁層40は、前記第1絶縁層33の上に形成できる。前記第2絶縁層40の一部領域は、前記第2金属層37の周りを覆いかぶせるように配置できる。
前記第2金属層37の上に前記第3金属層50が形成できる。前記第3金属層50は、前記第2金属層37に電気的に連結できる。前記第3金属層50の下部面は前記第2金属層37の上部面に接触できる。前記第3金属層50は、前記第2絶縁層40の上に形成できる。
前記第3金属層50は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第3金属層50は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第3金属層50の上に前記ボンディング層60及び前記伝導性支持部材70が形成できる。
前記第3金属層50は、前記ボンディング層60が提供される工程で前記ボンディング層60に含まれた物質の前記反射層17方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第3金属層50は、前記ボンディング層60に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層17に影響を及ぼすことを防止することができる。
前記ボンディング層60はバリア金属またはボンディング金属などを含み、例えば、Ti、Au、Sn、Ni、Cr、Ga、In、Bi、Cu、Ag、Nb、Pd、またはTaのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記伝導性支持部材70は、実施形態に従う発光構造物10を支持し、放熱機能を遂行することができる。前記ボンディング層60はシード層で具現されることもできる。
前記伝導性支持部材70は、例えば、Ti、Cr、Ni、Al、Pt、Au、W、Cu、Mo、Cu−W、または不純物が注入された半導体基板(例:Si、Ge、GaN、GaAs、ZnO、SiC、SiGeなど)のうち、少なくともいずれか1つで形成できる。
実施形態によれば、第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70を全て含むこともできる。また、前記第1電極81は、前記第2金属層37、前記第3金属層50、前記ボンディング層60、前記伝導性支持部材70のうち、2つまたは3つを選択的に含むこともできる。
次に、前記第1導電型半導体層11から前記基板5を除去する。一例として、前記基板5は、レーザーリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)工程により除去できる。レーザーリフトオフ工程(LLO)は、前記基板5の下面にレーザーを照射して、前記基板5と前記第1導電型半導体層11とを互いに剥離させる工程である。
そして、図6に示すように、アイソレーションエッチングを遂行して前記発光構造物10の側面をエッチングし、前記チャンネル層30の一部領域が露出できるようになる。前記アイソレーションエッチングは、例えば、ICP(Inductively Coupled Plasma)のような乾式エッチングにより実施できるが、これに対して限定するものではない。
前記発光構造物10の上部面にラフネス(roughness)が形成できる。前記発光構造物10の上部面に光抽出パターンが提供できる。前記発光構造物10の上部面に凹凸パターンが提供できる。前記発光構造物10に提供される光抽出パターンは、一例としてPEC(Photo Electro Chemical)エッチング工程により形成できる。これによって、実施形態によれば、外部光抽出効果を上昇させることができるようになる。
次に、図6に示すように、第3絶縁層33、第1コンタクト部91及び第2コンタクト部92が形成できる。
まず、前記発光構造物10を貫通する貫通ホール20が形成できる。前記貫通ホール20に前記第3絶縁層33が形成できる。次に、前記貫通ホール20の内に前記第1コンタクト部91が形成できる。
前記第1コンタクト部91は、前記発光構造物10を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11、前記活性層12、前記第2導電型半導体層13を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物10には、図2に示すように、複数の貫通ホール20が形成できる。前記第1コンタクト部91は、前記発光構造物10の前記貫通ホール20に沿って配置できる。
前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第1電極81に電気的に連結され、前記第1コンタクト部91の第2領域は前記第1導電型半導体層11の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第2金属層37に接触できる。前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第2金属層37の上部面に接触できる。
図6に図示された発光素子には前記第1コンタクト部91が1つのみ図示されたが、図2に示すように、実施形態に従う前記発光構造物10には複数の貫通ホール20が形成されることができ、各貫通ホール20に各々の第1コンタクト部91が形成できる。
一方、前記貫通ホール20の幅または直径は5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。前記貫通ホール20の幅または直径が5マイクロメートルより小さい場合には、前記第1コンタクト部91を形成するに当たって、工程上の困難性が発生することがある。また、前記貫通ホール20の幅または直径が200マイクロメートルより大きい場合には、前記発光構造物10の発光領域が減るようになって光抽出効率が低下することがある。前記貫通ホール20の内に配置された前記第1コンタクト部91の幅または直径も5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。
前記複数の第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部91は、前記発光構造物10に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層11に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層11の劣化を防止し、前記活性層12で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
例として、前記第1導電型半導体層11の上部面に配置された前記第1コンタクト部91は、前記貫通ホール20の周りから各方向に5マイクロメートルから50マイクロメートルの幅で延びることができる。
実施形態によれば、前記第1コンタクト部91は、オーミック層、中間層、上部層で具現できる。前記オーミック層は、Cr、V、W、Ti、Znなどから選択された物質を含んでオーミック接触を具現することができる。前記中間層は、Ni、Cu、Alなどから選択された物質で具現できる。前記上部層は、例えばAuを含むことができる。前記第1コンタクト部91は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。
前記第3絶縁層33の第1領域は前記発光構造物10の内部に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は前記発光構造物10の上部面に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は、前記第1導電型半導体層11と前記第1コンタクト部91との間に配置できる。
前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91を前記活性層12と前記第2導電型半導体層13と絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記活性層12との間を電気的に絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記第2導電型半導体層13との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第3絶縁層33は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第3絶縁層33は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第3絶縁層33は、前記第2導電型半導体層13、前記活性層12、前記第1導電型半導体層11を貫通して配置できる。前記第3絶縁層33は、前記第1コンタクト部91の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部92を含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記発光構造物10と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部92は、前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記チャンネル層30を貫通して前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部92は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記第1コンタクト部91と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部91と前記第2コンタクト部92とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
実施形態に従う前記第2電極82は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第2電極82は、前記第2導電型半導体層13に電気的に連結できる。前記第1電極81は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第1電極81は、前記第1導電型半導体層に電気的に連結できる。前記第1電極81の下部面は、前記第2電極82の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82との間に配置できる。前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極81及び前記第2電極82を通じて前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極81の伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92に電源を印加することによって、前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材70をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層11に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部92が前記第2電極82に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部92をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層13に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92を通じて前記発光構造物10に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面方向から前記貫通ホール20を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物10の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物10から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
図7は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図7に図示された発光素子を説明するに当たって、図1及び図2を参照して説明された部分と重複する事項に対しては説明を省略する。
実施形態に従う発光素子によれば、前記発光構造物10の下にオーミック反射層19が配置できる。前記オーミック反射層19は、反射層17とオーミック接触層15の機能を全て遂行するように具現できる。これによって、前記オーミック反射層19は前記第2導電型半導体層13にオーミック接触し、前記発光構造物10から入射される光を反射させる機能を遂行することができる。
ここで、前記オーミック反射層19は多層に形成できる。例えば、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi、Pt層を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記オーミック反射層19の下部に配置された前記伝導性支持部材70を通じて前記オーミック反射層19の上部に配置された前記第1導電型半導体層11に電気的に連結できる。
実施形態に従う第2電極82は、前記オーミック反射層19と第1金属層35のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態に従う発光素子は、前記第2電極82の下部に配置された前記伝導性支持部材70を通じて前記第2電極82の上部に配置された前記第1導電型半導体層11に第1コンタクト部91を通じて電気的に連結できる。
前記第1コンタクト部91は前記発光構造物10を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11、前記活性層12、前記第2導電型半導体層13を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物10には、図2に示すように、複数の貫通ホール20が形成できる。前記第1コンタクト部91は、前記発光構造物10の前記貫通ホール20に沿って配置できる。
前記第1コンタクト部91の第1領域は前記第1電極81に電気的に連結され、前記第1コンタクト部91の第2領域は前記第1導電型半導体層11の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部91の第1領域は、前記第2金属層37に接触できる。前記第1コンタクト部91の第1領域は、前記第2金属層37の上部面に接触できる。
図7に図示された発光素子には前記第1コンタクト部91が1つのみ図示されたが、図2に示すように、実施形態に従う前記発光構造物10には複数の貫通ホール20が形成されることができ、各貫通ホール20に各々の第1コンタクト部91が形成できる。
一方、前記貫通ホール20の幅または直径は5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。前記貫通ホール20の幅または直径が5マイクロメートルより小さい場合には、前記第1コンタクト部91を形成するに当たって、工程上の困難性が発生することがある。また、前記貫通ホール20の幅または直径が200マイクロメートルより大きい場合には、前記発光構造物10の発光領域が減るようになって、光抽出効率が低下することがある。前記貫通ホール20の内に配置された前記第1コンタクト部91の幅または直径も5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。
前記複数の第1コンタクト部91は、前記第1導電型半導体層11の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部91は、前記発光構造物10に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層11に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層11の劣化を防止し、前記活性層12で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
例として、前記第1導電型半導体層11の上部面に配置された前記第1コンタクト部91は、前記貫通ホール20の周りから各方向に5マイクロメートルから50マイクロメートルの幅で延びることができる。
実施形態によれば、前記第1コンタクト部91は、オーミック層、中間層、上部層で具現できる。前記オーミック層は、Cr、V、W、Ti、Znなどから選択された物質を含んでオーミック接触を具現することができる。前記中間層は、Ni、Cu、Alなどから選択された物質で具現できる。前記上部層は、例えばAuを含むことができる。前記第1コンタクト部91は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。
前記第1コンタクト部91の周りに第3絶縁層33が配置できる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記発光構造物10の内部に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は、前記発光構造物10の上部面に配置できる。前記第3絶縁層33の第2領域は、前記第1導電型半導体層11と前記第1コンタクト部91との間に配置できる。
前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91を前記活性層12と前記第2導電型半導体層13と絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記活性層12との間を電気的に絶縁させることができる。前記第3絶縁層33の第1領域は、前記第1コンタクト部91と前記第2導電型半導体層13との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第3絶縁層33は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第3絶縁層33は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第3絶縁層33は、前記第2導電型半導体層13、前記活性層12、前記第1導電型半導体層11を貫通して配置できる。前記第3絶縁層33は、前記第1コンタクト部91の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部92を含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記発光構造物10と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部92は、前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記チャンネル層30を貫通して前記第2電極82に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部92は、前記第1金属層35の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部92は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部92は、前記第1コンタクト部91と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部91と前記第2コンタクト部92とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
実施形態に従う前記第2電極82は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第2電極82は、前記第2導電型半導体層13に電気的に連結できる。前記第1電極81は、前記発光構造物10の下に配置できる。前記第1電極81は、前記第1導電型半導体層に電気的に連結できる。前記第1電極81の下部面は、前記第2電極82の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82との間に配置できる。前記第2絶縁層40は、前記第1電極81と前記第2電極82とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極81及び前記第2電極82を通じて前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極81の伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92に電源を印加することによって、前記発光構造物10に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材70をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層11に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部92が前記第2電極82に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部92をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層13に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材70と前記第2コンタクト部92を通じて前記発光構造物10に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面方向から前記貫通ホール20が形成される。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物10の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物10の上部面または側面に保護層の配置されないことがある。これによって、前記発光構造物10から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
図8は本発明の実施形態に従う発光素子を示す図であり、図9は図8に図示された発光素子の第1コンタクト部の配置例を示す図である。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり、省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子は、図8及び図9に示すように、発光構造物110、第1半導体層130、第1電極181、第2電極182、及び第1コンタクト部191を含むことができる。
前記発光構造物110は、第1導電型半導体層111、活性層112、及び第2導電型半導体層113を含むことができる。前記活性層112は、前記第1導電型半導体層111と前記第2導電型半導体層113との間に配置できる。前記活性層112は、前記第1導電型半導体層111の下に配置されることができ、前記第2導電型半導体層113は前記活性層112の下に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、反射層117を含むことができる。前記反射層117は、前記第2導電型半導体層113に電気的に連結できる。前記反射層117は、前記発光構造物110の下に配置できる。前記反射層117は、前記第2導電型半導体層113の下に配置できる。前記反射層117は、前記発光構造物110から入射される光を反射させて外部に抽出される光量を増加させる機能を遂行することができる。
実施形態による発光素子は、前記反射層117と前記第2導電型半導体層113との間に配置されたオーミック接触層115を含むことができる。前記オーミック接触層115は、前記第2導電型半導体層113に接触して配置できる。前記オーミック接触層115は、前記発光構造物110とオーミック接触するように形成できる。前記オーミック接触層115は、前記発光構造物110とオーミック接触する領域を含むことができる。前記オーミック接触層115は、前記第2導電型半導体層113とオーミック接触する領域を含むことができる。
実施形態に従う発光素子は、前記反射層117の下に配置された第2金属層135を含むことができる。前記第2金属層135は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態によれば、前記第2電極182は、前記反射層117、前記オーミック接触層115、前記第2金属層135のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極182は、前記反射層117、前記第2金属層135、前記オーミック接触層115を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
実施形態に従う前記第2電極182は、前記発光構造物110の下に配置できる。前記第2電極182は、前記第2導電型半導体層113に電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の下部の周りに配置されたチャンネル層130を含むことができる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113の下に配置できる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113の下部面に接触して配置できる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113と前記反射層117との間に配置できる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113と前記オーミック接触層115との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部191を含むことができる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111、前記活性層112、前記第2導電型半導体層113を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物110には、図9に示すように、複数の第1コンタクト部191が形成できる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110の前記貫通ホール120に沿って配置できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は前記第1電極181に電気的に連結され、前記第1コンタクト部191の第2領域は前記第1導電型半導体層111の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部191の第1領域は、第1金属層133に接触できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は、前記第1金属層133の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物110がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部191は前記第1導電型半導体層111のn面(n face)に接触できる。
図8に図示された発光素子には前記第1コンタクト部191が1つのみ図示されたが、図9に示すように、実施形態に従う前記発光構造物110には複数の第1コンタクト部191が形成されることができ、各貫通ホール120に各々の第1コンタクト部191が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部191は、前記発光構造物110に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層111に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層111の劣化を防止し、前記活性層112で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、絶縁性イオン注入層131を含むことができる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191の周りに配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記発光構造物110の内に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第2導電型半導体層113を貫通して形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記第2導電型半導体層113とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記活性層112とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131の上部面は、前記第1導電型半導体層111に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第1コンタクト部191の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部191の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記チャンネル層130の上部面とは同一平面に配置できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、イオンインプランテーション工程により絶縁性イオンが前記発光構造物110に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1導電型半導体層111の一部領域に注入されて形成できる。例えば、前記絶縁性イオン注入層131は、Nイオン、Oイオン、Arイオンのうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記第2導電型半導体層113が配置できる。前記第2導電型半導体層113は、前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記第2導電型半導体層113は、前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記活性層112が配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、インプランテーション工程などにより前記発光構造物110をなす半導体層の一部領域に形成できる。これによって、前記第1コンタクト部191の周囲に配置される絶縁層を形成するために別途のパターニング工程を遂行しなくてもよい。
また、前記発光構造物110の内に前記第1コンタクト部191を形成するに当たって、前記第1コンタクト部191が提供できる空間に対応するように前記貫通ホール120を形成すればよいので、前記貫通ホール120の幅を最小化することができる。これによって、前記貫通ホール120の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルのサイズで形成されることもできる。前記貫通ホール120に形成される前記第1コンタクト部191の幅は、3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。即ち、前記発光構造物110の内に配置された前記第1コンタクト部191の幅は、3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。このように、前記第1コンタクト部191の幅を小さく形成することができるので、前記活性層112の領域がさらに確保できるようになって、光の発光領域を増大させることができる。
一方、実施形態によれば、前記第1コンタクト部191の一部領域は伝導性イオン注入層で形成されることもできる。例えば、前記第1コンタクト部191のうち、前記発光構造物110の内に配置された領域を伝導性イオン注入層で形成することもできる。この際、伝導性イオン注入層はインプランテーション工程などにより伝導性イオンを前記発光構造物110の内に注入させることにより形成できる。例として、前記伝導性イオン注入層は、Tiイオン、Alイオン、Auイオンのうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
実施形態に従う発光素子は、前記絶縁性イオン注入層131の下に配置された第1金属層133を含むことができる。前記第1金属層133は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
前記第1金属層133の上部面は、前記絶縁性イオン注入層131の下部面に接触できる。前記第1コンタクト部191の下に前記第1金属層133が配置できる。前記第1金属層133は、前記第1コンタクト部191に電気的に連結できる。前記第1金属層133の上部面は、前記第1コンタクト部191の下部面に接触できる。前記第1金属層133の上部面と前記第1コンタクト部191の下部面とが同一平面に配置できる。
前記第1金属層133と前記第2金属層135との間に絶縁層140が配置できる。前記絶縁層140は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記絶縁層140は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記絶縁層140は、前記第2金属層135の下に配置できる。前記絶縁層140は、前記絶縁性イオン注入層131の下に配置できる。前記絶縁層140の上部面が前記絶縁性イオン注入層131の下部面に接触できる。前記絶縁層140は、前記第2電極182の下に配置できる。前記絶縁層140は、前記チャンネル層130の下に配置できる。
前記第1金属層133の下に前記第3金属層150が配置できる。前記第3金属層150は、前記第1コンタクト部191に電気的に連結できる。前記第3金属層150の上部面は、前記第1金属層133の下部面に接触できる。前記第3金属層150は、前記絶縁層140の下に配置できる。
前記第3金属層150は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第3金属層150は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第3金属層150の下にボンディング層160及び伝導性支持部材170が配置できる。
前記第3金属層150は、前記ボンディング層160が提供される工程で前記ボンディング層160に含まれた物質の前記反射層117方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第3金属層150は、前記ボンディング層160に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層117に影響を及ぼすことを防止することができる。
実施形態によれば、前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170を全て含むこともできる。また、前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極181は、前記発光構造物110の下に配置できる。前記第1電極181は、前記第1導電型半導体層111に電気的に連結できる。前記第1電極181の下部面は、前記第2電極182の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極181の上部面は、前記第2電極182の上部面と同一平面に配置できる。前記第1電極181と前記第2電極182との間に前記絶縁層140が配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部192を含むことができる。前記第2コンタクト部192は、前記発光構造物110と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記チャンネル層130を貫通して前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部192は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部192は、前記第1コンタクト部191と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部191と前記第2コンタクト部192とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
前記第1導電型半導体層111の上部面にラフネス(roughness)が形成できる。これによって、前記ラフネスが形成された領域で上方へ抽出される光量を増加させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記第2金属層135と前記第3金属層150との間に配置された前記絶縁層140を含むことができる。前記絶縁層140は、前記第2金属層135と前記第3金属層150とを絶縁させることができる。前記絶縁層140は、前記第2金属層135と前記伝導性支持部材170とを絶縁させることができる。前記絶縁層140は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記絶縁層140は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記絶縁層140は、前記第1電極181と前記第2電極182との間に配置できる。前記絶縁層140は、前記第1電極181と前記第2電極182とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極181及び前記第2電極182を通じて前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極181の伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192に電源を印加することによって、前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材170をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層111に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部192は前記第2電極182に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部192をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層113に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192を通じて前記発光構造物110に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面方向から前記貫通ホール120を形成する。また、前記第1コンタクト部191の周囲に配置された前記絶縁性イオン注入層131がインプランテーション工程により形成できるので、前記貫通ホール120の幅及び前記第1コンタクト部191の幅を縮めることができるようになる。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物110の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物110から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
次に、図10から図13を参照して実施形態に従う発光素子製造方法を説明する。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり、省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子製造方法によれば、図10に示すように、基板105の上に第1導電型半導体層111、活性層112、及び第2導電型半導体層113を形成することができる。前記第1導電型半導体層111、前記活性層112、及び前記第2導電型半導体層113は発光構造物110と定義できる。
次に、図10に示すように、絶縁性イオン注入層131が前記発光構造物110の内部に形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記発光構造物110の一部領域に形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1導電型半導体層111の一部領域、前記活性層112の一部領域、前記第2導電型半導体層113の一部領域に形成できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、イオンインプランテーション工程により絶縁性イオンが前記発光構造物110に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1導電型半導体層111の一部領域に注入されて形成できる。例えば、前記絶縁性イオン注入層131は、Nイオン、Oイオン、Arイオンうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
次に、図11に示すように、前記発光構造物110にオーミック接触層115及び反射層117が形成できる。
前記反射層117と前記第2導電型半導体層113との間に前記オーミック接触層115が配置できる。前記オーミック接触層115は、前記第2導電型半導体層113に接触して配置できる。
前記オーミック接触層115は、前記発光構造物110とオーミック接触するように形成できる。前記反射層117は、前記第2導電型半導体層113に電気的に連結できる。前記オーミック接触層115は、前記発光構造物110とオーミック接触する領域を含むことができる。
次に、図12に示すように、前記発光構造物110の上に第1金属層133、第2金属層135、絶縁層140、第3金属層150、ボンディング層160、及び伝導性支持部材170が形成できる。
前記第1金属層133は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層135は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1金属層133と前記第2金属層135とは同一な物質で形成できる。また、前記第1金属層133と前記第2金属層135とは互いに異なる物質で形成されることもできる。
実施形態によれば、第2電極182は、前記反射層117、前記オーミック接触層115、前記第2金属層135のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極182は、前記反射層117、前記第2金属層135、前記オーミック接触層115を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
前記第2金属層135の上に絶縁層140が形成できる。前記絶縁層140は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記絶縁層140は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記絶縁層140の上に前記第3金属層150が形成できる。前記第3金属層150は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第3金属層150は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第3金属層150の上に前記ボンディング層160及び前記伝導性支持部材170が形成できる。
前記第3金属層150は、前記ボンディング層160が提供される工程で前記ボンディング層160に含まれた物質の前記反射層117方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第3金属層150は、前記ボンディング層160に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層117に影響を及ぼすことを防止することができる。
実施形態によれば、第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170を全て含むこともできる。また、前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
次に、前記第1導電型半導体層111から前記基板105を除去する。一例として、前記基板105はレーザーリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)工程により除去できる。レーザーリフトオフ工程(LLO)は前記基板105の下面にレーザーを照射して、前記基板105と前記第1導電型半導体層11とを互いに剥離させる工程である。
そして、図13に示すように、アイソレーションエッチングを遂行して前記発光構造物110の側面をエッチングし、前記チャンネル層130の一部領域が露出できるようになる。前記アイソレーションエッチングは、例えば、ICP(Inductively Coupled Plasma)のような乾式エッチングにより実施できるが、これに対して限定するものではない。
前記発光構造物110の上部面にラフネス(roughness)が形成できる。前記発光構造物110の上部面に光抽出パターンが提供できる。前記発光構造物110の上部面に凹凸パターンが提供できる。前記発光構造物110に提供される光抽出パターンは、一例としてPEC(Photo Electro Chemical)エッチング工程により形成できる。これによって、実施形態によれば、外部光抽出効果を上昇させることができるようになる。
次に、図13に示すように、第1コンタクト部191及び第2コンタクト部192が形成できる。
前記発光構造物110に貫通ホール120が形成できる。前記貫通ホール120に前記第1コンタクト部191が形成できる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111、前記活性層112、前記第2導電型半導体層113を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物110には、図9に示すように、複数の第1コンタクト部191が形成できる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110の前記貫通ホール120に沿って配置できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は前記第1電極181に電気的に連結され、前記第1コンタクト部191の第2領域は前記第1導電型半導体層111の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部191の第1領域は、前記第1金属層133に接触できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は、前記第1金属層133の上部面に接触できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物110には、図9に示すように、複数の第1コンタクト部191が形成できる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110の前記貫通ホール120に沿って配置できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は前記第1電極181に電気的に連結され、前記第1コンタクト部191の第2領域は前記第1導電型半導体層111の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部191の第1領域は、第1金属層133に接触できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は、前記第1金属層133の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物110がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部191は前記第1導電型半導体層111のn面(n face)に接触できる。
図13に図示された発光素子には前記第1コンタクト部191が1つのみ図示されたが、図9に示すように、実施形態に従う前記発光構造物110には複数の第1コンタクト部191が形成されることができ、各貫通ホール120に各々の第1コンタクト部191が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部191は、前記発光構造物110に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層111に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層111の劣化を防止し、前記活性層112で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191の周りに配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記発光構造物110の内に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部91の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第2導電型半導体層113を貫通して形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記第2導電型半導体層113とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記活性層112とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131の上部面は前記第1導電型半導体層111に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第1コンタクト部191の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部191の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記チャンネル層130の上部面とは同一平面に配置できる。
前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記第2導電型半導体層113が配置できる。前記第2導電型半導体層113は、前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記第2導電型半導体層113は、前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記活性層112が配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、インプランテーション工程などにより前記発光構造物110をなす半導体層の一部領域に形成できる。これによって、前記第1コンタクト部191の周囲に配置される絶縁層を形成するために別途のパターニング工程を遂行しなくてもよい。
また、前記発光構造物110の内に前記第1コンタクト部191を形成するに当たって、前記第1コンタクト部191が提供できる空間に対応するように前記貫通ホール120を形成すればよいので、前記貫通ホール120の幅を最小化することができる。これによって、前記貫通ホール120の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルのサイズで形成されることもできる。前記貫通ホール120に形成される前記第1コンタクト部191の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。即ち、前記発光構造物110の内に配置された前記第1コンタクト部191の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。このように、前記第1コンタクト部191の幅を小さく形成することができるので、前記活性層112の領域がさらに確保できるようになって、光の発光領域を増大させることができる。
一方、実施形態によれば、前記第1コンタクト部191の一部領域は伝導性イオン注入層で形成されることもできる。例えば、前記第1コンタクト部191のうち、前記発光構造物110の内に配置された領域を伝導性イオン注入層で形成することもできる。この際、伝導性イオン注入層はインプランテーション工程などにより伝導性イオンを前記発光構造物110の内に注入させることにより形成できる。例として、前記伝導性イオン注入層は、Tiイオン、Alイオン、Auイオンのうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部192を含むことができる。前記第2コンタクト部192は、前記発光構造物110と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記チャンネル層130を貫通して前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135の上部面に接触できる。
一方、以上で説明された製造工程は例として説明されたものであって、設計によって製造工程は多様に変形できる。
実施形態によれば、前記第1電極181及び前記第2電極182を通じて前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極181の伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192に電源を印加することによって、前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材170をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層111に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部192は前記第2電極182に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部192をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層113に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192を通じて前記発光構造物110に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面方向から前記貫通ホール120を形成する。また、前記第1コンタクト部191の周囲に配置された前記絶縁性イオン注入層131がインプランテーション工程により形成できるので、前記貫通ホール120の幅及び前記第1コンタクト部191の幅を縮めることができるようになる。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物110の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物110から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
図14は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図14に図示された発光素子を説明するに当たって、図8及び図9を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり、省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子によれば、前記発光構造物110の下にオーミック反射層119が配置できる。前記オーミック反射層119は、反射層117とオーミック接触層115の機能を全て遂行するように具現できる。これによって、前記オーミック反射層119は前記第2導電型半導体層113にオーミック接触し、前記発光構造物110から入射される光を反射させる機能を遂行することができる。
ここで、前記オーミック反射層119は多層に形成できる。例えば、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi、Pt層を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記オーミック反射層119の下部に配置された前記伝導性支持部材170を通じて前記オーミック反射層119の上部に配置された前記第1導電型半導体層111に電気的に連結できる。
実施形態に従う第2電極182は、前記オーミック反射層119と第2金属層135のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態に従う発光素子は、前記第2電極182の下部に配置された前記伝導性支持部材170を通じて前記第2電極182の上部に配置された前記第1導電型半導体層111に第1コンタクト部191を通じて電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の下部の周りに配置されたチャンネル層130を含むことができる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113の下に配置できる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113の下部面に接触して配置できる。前記チャンネル層130の一端は、前記第2導電型半導体層113と前記オーミック反射層119との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部191を含むことができる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111、前記活性層112、前記第2導電型半導体層113を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物110には、図9に示すように、複数の第1コンタクト部191が形成できる。前記第1コンタクト部191は、前記発光構造物110の前記貫通ホール120に沿って配置できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は前記第1電極181に電気的に連結され、前記第1コンタクト部191の第2領域は前記第1導電型半導体層111の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部191の第1領域は、第1金属層133に接触できる。前記第1コンタクト部191の第1領域は、前記第1金属層133の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物110がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111のn面(n face)に接触できる。
図14に図示された発光素子には前記第1コンタクト部191が1つのみ図示されたが、図9に示すように、実施形態に従う前記発光構造物110には複数の第1コンタクト部191が形成されることができ、各貫通ホール120に各々の第1コンタクト部191が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部191は、前記第1導電型半導体層111の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部191は、前記発光構造物110に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層111に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層111の劣化を防止し、前記活性層112で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、絶縁性イオン注入層131を含むことができる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191の周りに配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記発光構造物110の内に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第2導電型半導体層113を貫通して形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記第2導電型半導体層113とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112と前記第1コンタクト部191との間に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1コンタクト部191と前記活性層112とを絶縁させることができる。前記絶縁性イオン注入層131の上部面は前記第1導電型半導体層111に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第1コンタクト部191の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部191の下部面と前記第2導電型半導体層113の下部面とは同一平面に配置できる。前記絶縁性イオン注入層131の下部面と前記チャンネル層130の上部面とは同一平面に配置できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、イオンインプランテーション工程により絶縁性イオンが前記発光構造物110に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第2導電型半導体層113の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記活性層112の一部領域に注入されて形成できる。前記絶縁性イオン注入層131は、前記第1導電型半導体層111の一部領域に注入されて形成できる。例えば、前記絶縁性イオン注入層131は、Nイオン、Oイオン、Arイオンのうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記第2導電型半導体層113が配置できる。前記第2導電型半導体層113が前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記第2導電型半導体層113が前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。前記絶縁性イオン注入層131の周りに前記活性層112が配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面の周りに配置できる。前記活性層112は、前記絶縁性イオン注入層131の側面に接触できる。
前記絶縁性イオン注入層131は、インプランテーション工程などにより前記発光構造物110をなす半導体層の一部領域に形成できる。これによって、前記第1コンタクト部191の周囲に配置される絶縁層を形成するために、別途のパターニング工程を遂行しなくてもよい。
また、前記発光構造物110の内に前記第1コンタクト部191を形成するに当たって、前記第1コンタクト部191が提供できる空間に対応するように前記貫通ホール120を形成すればよいので、前記貫通ホール120の幅を最小化することができる。これによって、前記貫通ホール120の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルのサイズに形成されることもできる。前記貫通ホール120に形成される前記第1コンタクト部191の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。即ち、前記発光構造物110の内に配置された前記第1コンタクト部191の幅は3マイクロメートルから5マイクロメートルでありうる。このように、前記第1コンタクト部191の幅を小さく形成することができるので、前記活性層112の領域がさらに確保できるようになって、光の発光領域を増大させることができる。
一方、実施形態によれば、前記第1コンタクト部191の一部領域は伝導性イオン注入層で形成されることもできる。例えば、前記第1コンタクト部191のうち、前記発光構造物110の内に配置された領域を伝導性イオン注入層で形成することもできる。この際、伝導性イオン注入層は、インプランテーション工程などにより伝導性イオンを前記発光構造物110の内に注入させることにより形成できる。例として、前記伝導性イオン注入層は、Tiイオン、Alイオン、Auイオンのうち、少なくとも1つが注入されて形成できる。
実施形態に従う発光素子は、前記絶縁性イオン注入層131の下に配置された第1金属層133を含むことができる。前記第1金属層133は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1金属層133の上部面は前記絶縁性イオン注入層131の下部面に接触できる。前記第1コンタクト部191の下に前記第1金属層133が配置できる。前記第1金属層133は、前記第1コンタクト部191に電気的に連結できる。前記第1金属層133の上部面は、前記第1コンタクト部191の下部面に接触できる。前記第1金属層133の上部面と前記第1コンタクト部191の下部面とは同一平面に配置できる。
前記第1金属層133と前記第2金属層135との間に絶縁層140が配置できる。前記絶縁層140は、前記第2金属層135の下に配置できる。前記絶縁層140は、前記絶縁性イオン注入層131の下に配置できる。前記絶縁層140の上部面は、前記絶縁性イオン注入層131の下部面に接触できる。前記絶縁層140は、前記第2電極182の下に配置できる。前記絶縁層140は、前記チャンネル層130の下に配置できる。
前記第1金属層133の下に前記第3金属層150が配置できる。前記第3金属層150は、前記第1コンタクト部191に電気的に連結できる。前記第3金属層150の上部面は、前記第1金属層133の下部面に接触できる。前記第3金属層150は、前記絶縁層140の下に配置できる。
前記第3金属層150は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第3金属層150は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第3金属層150の下にボンディング層160及び伝導性支持部材170が配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170を全て含むことができる。また、前記第1電極181は、前記第1金属層133、前記第3金属層150、前記ボンディング層160、前記伝導性支持部材170のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極181は、前記発光構造物110の下に配置できる。前記第1電極181は、前記第1導電型半導体層111に電気的に連結できる。前記第1電極181の下部面は、前記第2電極182の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極181の上部面は、前記第2電極182の上部面と同一平面に配置できる。前記第1電極181と前記第2電極182との間に前記絶縁層140が配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部192を含むことができる。前記第2コンタクト部192は、前記発光構造物110と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記チャンネル層130を貫通して前記第2電極182に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部192は、前記第2金属層135の上部面に接触できる。
実施形態によれば、前記第1電極181及び前記第2電極182を通じて前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極181の伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192に電源を印加することによって、前記発光構造物110に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材170をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層111に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部192が前記第2電極182に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部192をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層113に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材170と前記第2コンタクト部192を通じて前記発光構造物110に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面方向から前記貫通ホール120を形成する。また、前記第1コンタクト部191の周囲に配置された前記絶縁性イオン注入層131がインプランテーション工程により形成できるので、前記貫通ホール120の幅及び前記第1コンタクト部191の幅を縮めることができるようになる。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物110の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物110の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物110から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
図15は本発明の実施形態に従う発光素子を示す図であり、図16は図15に図示された発光素子の発光構造物に形成された貫通ホールの例を示す図である。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり、省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子は、図15及び図16に示すように、発光構造物210、第1電極281、第2電極282、及び第1コンタクト部291を含むことができる。
前記発光構造物210は、第1導電型半導体層211、活性層212、及び第2導電型半導体層213を含むことができる。前記活性層212は、前記第1導電型半導体層211と前記第2導電型半導体層213との間に配置できる。前記活性層212は、前記第1導電型半導体層211の下に配置されることができ、前記第2導電型半導体層213は前記活性層212の下に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、反射層217を含むことができる。前記反射層217は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。前記反射層217は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記反射層217は、前記第2導電型半導体層213の下に配置できる。前記反射層217は、前記発光構造物210から入射される光を反射させて外部に抽出される光量を増加させる機能を遂行することができる。
実施形態による発光素子は、前記反射層217と前記第2導電型半導体層213との間に配置されたオーミック接触層215を含むことができる。前記オーミック接触層215は、前記第2導電型半導体層213に接触して配置できる。前記オーミック接触層215は、前記発光構造物210とオーミック接触するように形成できる。前記オーミック接触層215は、前記発光構造物210とオーミック接触する領域を含むことができる。前記オーミック接触層215は、前記第2導電型半導体層213とオーミック接触する領域を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記反射層217の下に配置された第1金属層235を含むことができる。前記第1金属層235は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態によれば、前記第2電極282は、前記反射層217、前記オーミック接触層215、前記第1金属層235のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極282は、前記反射層217、前記第1金属層235、前記オーミック接触層215を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むことができる。
実施形態に従う前記第2電極282は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2電極282は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物210の下部の周りに配置されたチャンネル層230を含むことができる。前記チャンネル層230の一端は、前記第2導電型半導体層213の下に配置できる。前記チャンネル層230の一端は、前記第2導電型半導体層213の下部面に接触して配置できる。前記チャンネル層230の一端は、前記第2導電型半導体層213と前記反射層217との間に配置できる。前記チャンネル層230の一端は、前記第2導電型半導体層213と前記オーミック接触層215との間に配置できる。
前記第1金属層235の下に第2絶縁層240が配置できる。前記第2絶縁層240は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層240は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第2絶縁層240は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2絶縁層240は、前記第2導電型半導体層213の下に配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記発光構造物210の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記第2導電型半導体層213の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層240の第2領域は、前記第1金属層235の側面に配置できる。前記第2絶縁層240の一部領域は、前記第1金属層235の周りに配置できる。前記第2絶縁層240は、前記反射層217と前記オーミック接触層215に接触して配置できる。
前記第2絶縁層240の下に第2金属層250が配置できる。前記第2金属層250は、前記第1導電型半導体層211に電気的に連結できる。前記第2金属層250は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層250は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層250の下にボンディング層260及び伝導性支持部材270が配置できる。
前記第2金属層250は、前記ボンディング層260が提供される工程で前記ボンディング層260に含まれた物質の前記反射層217方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第2金属層250は、前記ボンディング層260に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層217に影響を及ぼすことを防止することができる。
実施形態によれば、前記第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270を全て含むこともできる。また、前記第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極281は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第1電極281は、前記第1導電型半導体層211に電気的に連結できる。前記第1電極281の下部面は、前記第2電極282の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2電極282は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2電極282は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。前記第2電極282の下部面が前記第1電極281の上部面に比べてより高く配置できる。
前記第1電極281と前記第2電極282との間に前記第2絶縁層240が配置できる。前記第2絶縁層240は、前記発光構造物210と前記第1電極281との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部291を含むことができる。前記第1コンタクト部291は、前記発光構造物210を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部291は、前記第1導電型半導体層211、前記活性層212、前記第2導電型半導体層213を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物210には、図16に示すように、複数の貫通ホール220が形成できる。前記第1コンタクト部291は、前記発光構造物210の前記貫通ホール220に沿って配置できる。前記第1コンタクト部291の第1領域は前記第1電極281に電気的に連結され、前記第1コンタクト部291の第2領域は前記第1導電型半導体層211の上部面に接触できる。前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第1電極281の上部面に接触して配置できる。例えば、前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第2金属層250の上部面に接触できる。前記発光構造物210がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部291は前記第1導電型半導体層211のn面(n face)に接触できる。
図15に図示された発光素子には前記第1コンタクト部291が1つのみ図示されたが、図16に示すように、実施形態に従う前記発光構造物210には複数の貫通ホール220が形成されることができ、各貫通ホール220に各々の第1コンタクト部291が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部291の各々は前記第1導電型半導体層211の上部面に接触した前記第2領域を含むことができ、前記第2領域の各々は互いに離隔して配置できる、前記第2領域は、例えば点(Dot)形状に形成できる。前記点(Dot)形状は、円、四角形、三角形などに形成できる。前記点(Dot)形状は多様に変形できる。
一方、前記貫通ホール220の幅または直径は5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。前記貫通ホール220の幅または直径が5マイクロメートルより小さい場合には、前記第1コンタクト部291を形成するに当たって、工程上の困難性が発生することがある。また、前記貫通ホール220の幅または直径が200マイクロメートルより大きい場合には、前記発光構造物210の発光領域が減るようになって光抽出効率が低下することがある。前記貫通ホール220の内に配置された前記第1コンタクト部291の幅または直径も5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。
前記複数の第1コンタクト部291は、前記第1導電型半導体層211の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部291は、前記発光構造物210に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層211に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層211の劣化を防止し、前記活性層212で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
例として、前記第1導電型半導体層211の上部面に配置された前記第1コンタクト部291は、前記貫通ホール220の周りから各方向に5マイクロメートルから50マイクロメートルの幅で延びることができる。
前記第1コンタクト部291の周りに第1絶縁層231が配置できる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記発光構造物210の内部に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記発光構造物210の上部面に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記第1導電型半導体層211と前記第1コンタクト部291との間に配置できる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291を前記活性層212と前記第2導電型半導体層213と絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記活性層212との間を電気的に絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記第2導電型半導体層213との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第1絶縁層231は、前記第2導電型半導体層213、前記活性層212、前記第1導電型半導体層211を貫通して配置できる。前記第1絶縁層231は、前記第1コンタクト部291の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部292を含むことができる。前記第2コンタクト部292は、前記発光構造物210と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部292は、前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記チャンネル層230を貫通して前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235の上部面に接触できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層235と前記第2金属層250との間に配置された前記第2絶縁層240を含むことができる。前記第2絶縁層240は、前記第1金属層235と前記第2金属層250とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層240は、前記第1金属層235と前記伝導性支持部材270とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層240は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層240は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。
前記第2絶縁層240の一部領域は、前記第2金属層250の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層240の上部領域は、前記第1絶縁層231の下部面に接触して配置できる。
前記第2絶縁層240は、前記第1電極281と前記第2電極282との間に配置できる。前記第2絶縁層240は、前記第1電極281と前記第2電極282とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極281及び前記第2電極282を通じて前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極281の伝導性支持部材270と前記第2コンタクト部292に電源を印加することによって、前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材270をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層211に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部292は前記第2電極282に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部292をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層213に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材270と前記第2コンタクト部292を通じて前記発光構造物210に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物210の上部面方向から前記貫通ホール220を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は前記発光構造物210の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物210の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物210から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態によれば、前記第2絶縁層240が前記発光構造物210の下部に接触することによって、剥離現象を最小化することができるようになる。また、前記第2絶縁層240は、一種の電流遮断層(current blocking layer)の機能を遂行することもできる。そして、前記第1コンタクト部291が前記発光構造物210の下部に露出する領域に別途の電流遮断層が形成されないことによって、前記オーミック接触層215と前記反射層217が前記発光構造物210の下部中央領域で屈曲無しで形成できるようになる。これによって、前記第2絶縁層240の厚さを縮めることができるようになる。例えば、前記第2絶縁層240は、300ナノメートルから3000ナノメートルの厚さで具現されることができ、全体的に発光素子の厚さを縮めることができるようになる。
次に、図17から図20を参照して実施形態に従う発光素子製造方法を説明する。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子製造方法によれば、図17に示すように、基板205の上に第1導電型半導体層211、活性層212、及び第2導電型半導体層213を形成することができる。前記第1導電型半導体層211、前記活性層212、前記第2導電型半導体層213は、発光構造物210と定義できる。
次に、図18に示すように、前記発光構造物210の上にチャンネル層230が形成できる。前記チャンネル層230は絶縁物質で具現できる。
次に、図18に示すように、前記発光構造物210にオーミック接触層215及び反射層217が形成できる。
前記反射層217と前記第2導電型半導体層213との間に前記オーミック接触層215が配置できる。前記オーミック接触層215は、前記第2導電型半導体層213に接触して配置できる。
次に、図19に示すように、前記反射層217の上に第1金属層235、第2絶縁層240、第2金属層250、ボンディング層260、及び伝導性支持部材270が形成できる。
前記第1金属層235は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態によれば、第2電極282は、前記反射層217、前記オーミック接触層215、前記第1金属層235のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極282は、前記反射層217、前記第1金属層235、前記オーミック接触層215を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
前記第1金属層235の上に前記第2絶縁層240が形成できる。前記第2絶縁層240は、酸化物または窒化物で具現できる。前記第2絶縁層240の上に前記第2金属層250が形成できる。前記第2金属層250は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層250の上に前記ボンディング層260及び前記伝導性支持部材270が形成できる。
前記第2金属層250は、前記ボンディング層260が提供される工程で前記ボンディング層260に含まれた物質の前記反射層217方向への拡散を防止する機能を遂行することができる。前記第2金属層250は、前記ボンディング層260に含まれたすず(Sn)などの物質が前記反射層217に影響を及ぼすことを防止することができる。
実施形態によれば、第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270を全て含むこともできる。また、前記第1電極281は、前記第2金属層250、前記ボンディング層260、前記伝導性支持部材270のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
次に、前記第1導電型半導体層211から前記基板205を除去する。一例として、前記基板205は、レーザーリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)工程により除去できる。
そして、図20に示すように、アイソレーションエッチングを遂行して前記発光構造物210の側面をエッチングし、前記チャンネル層230の一部領域が露出できるようになる。
次に、図20に示すように、第1絶縁層231、第1コンタクト部291、及び第2コンタクト部292が形成できる。
まず、前記発光構造物210を貫通する貫通ホール220が形成できる。前記貫通ホール220に前記第1絶縁層231が形成できる。次に、前記貫通ホール220の内に前記第1コンタクト部291が形成できる。
前記第1コンタクト部291は、前記発光構造物210を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部291は、前記第1導電型半導体層211、前記活性層212、前記第2導電型半導体層213を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物210には、図16に示すように、複数の貫通ホール220が形成できる。前記第1コンタクト部291は、前記発光構造物210の前記貫通ホール220に沿って配置できる。
前記第1コンタクト部291の第1領域は前記第1電極281に電気的に連結され、前記第1コンタクト部291の第2領域は前記第1導電型半導体層211の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第1電極281の上部面に接触できる。前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第2金属層250の上部面に接触できる。
図20に図示された発光素子には前記第1コンタクト部291が1つのみ図示されたが、図16に示すように、実施形態に従う前記発光構造物210には複数の貫通ホール220が形成されることができ、各貫通ホール220に各々の第1コンタクト部291が形成できる。
一方、前記貫通ホール220の幅または直径は5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。前記貫通ホール220の幅または直径が5マイクロメートルより小さい場合には、前記第1コンタクト部291を形成することに当たって、工程上の困難性が発生することがある。また、前記貫通ホール220の幅または直径が200マイクロメートルより大きい場合には、前記発光構造物210の発光領域が減るようになって光抽出効率が低下することがある。前記貫通ホール220の内に配置された前記第1コンタクト部291の幅または直径も5マイクロメートルから200マイクロメートルで具現できる。
前記複数の第1コンタクト部291は、前記第1導電型半導体層211の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部291は、前記発光構造物210に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層211に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層211の劣化を防止し、前記活性層212で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
例として、前記第1導電型半導体層211の上部面に配置された前記第1コンタクト部291は、前記貫通ホール220の周りから各方向に5マイクロメートルから50マイクロメートルの幅に延びることができる。
前記第1絶縁層231の第1領域は、前記発光構造物210の内部に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記発光構造物210の上部面に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記第1導電型半導体層211と前記第1コンタクト部291との間に配置できる。
前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291を前記活性層212と前記第2導電型半導体層213と絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記活性層212との間を電気的に絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記第2導電型半導体層213との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第1絶縁層231は、前記第2導電型半導体層213、前記活性層212、前記第1導電型半導体層211を貫通して配置できる。前記第1絶縁層231は、前記第1コンタクト部291の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部292を含むことができる。前記第2コンタクト部292は、前記発光構造物210と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部292は、前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記チャンネル層230を貫通して前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235の上部面に接触できる。
実施形態に従う前記第2電極282は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2電極282は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。前記第1電極281は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第1電極281は、前記第1導電型半導体層に電気的に連結できる。前記第1電極281の下部面は、前記第2電極282の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2絶縁層240は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2絶縁層240は、前記第2導電型半導体層213の下に配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記発光構造物210の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記第2導電型半導体層213の下部面に接触して配置できる。
前記第2電極282は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2電極282は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。前記第2電極282の下部面は前記第1電極281の上部面に比べてより高く配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極281及び前記第2電極282を通じて前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極281の伝導性支持部材270と前記第2コンタクト部292に電源を印加することによって、前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材270をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層211に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部292は前記第2電極282に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部292をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層213に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材270と前記第2コンタクト部292を通じて前記発光構造物210に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物210の上部面方向から前記貫通ホール220を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物210の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物210の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物210から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態によれば、前記第2絶縁層240が前記発光構造物210の下部に接触することによって、剥離現象を最小化することができるようになる。また、前記第2絶縁層240は、一種の電流遮断層(current blocking layer)の機能を遂行することもできる。そして、前記第1コンタクト部291が前記発光構造物210の下部に露出する領域に別途の電流遮断層が形成されないことによって、前記オーミック接触層215と前記反射層217が前記発光構造物210の下部中央領域で屈曲無しで形成できるようになる。これによって、前記第2絶縁層240の厚さを縮めることができるようになる。例えば、前記第2絶縁層240は、300ナノメートルから3000ナノメートルの厚さで具現されることができ、全体的に発光素子の厚さを縮めることができるようになる。
図21は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図21に図示された発光素子を説明するに当たって、図15及び図16を参照して説明された部分と重複する事項に対しては説明を省略する。
実施形態に従う発光素子によれば、前記発光構造物210の下にオーミック反射層219が配置できる。前記オーミック反射層219は、反射層217とオーミック接触層215の機能を全て遂行するように具現できる。これによって、前記オーミック反射層219は、前記第2導電型半導体層213にオーミック接触し、前記発光構造物210から入射される光を反射させる機能を遂行することができる。
ここで、前記オーミック反射層219は多層に形成できる。例えば、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi、Pt層を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記オーミック反射層219の下部に配置された前記伝導性支持部材270を通じて前記オーミック反射層219の上部に配置された前記第1導電型半導体層211に電気的に連結できる。
前記第1コンタクト部291は、前記発光構造物210を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部291は、前記第1導電型半導体層211、前記活性層212、前記第2導電型半導体層213を貫通して配置できる。
前記第1コンタクト部291の第1領域は前記第1電極281に電気的に連結され、前記第1コンタクト部291の第2領域は前記第1導電型半導体層211の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第1電極281の上部面に接触できる。前記第1コンタクト部291の第1領域は、前記第2金属層250の上部面に接触できる。
図21に図示された発光素子には前記第1コンタクト部291が1つのみ図示されたが、図16に示すように、実施形態に従う前記発光構造物210には複数の貫通ホール220が形成されることができ、各貫通ホール220に各々の第1コンタクト部291が形成できる。
前記第1コンタクト部291の周りに第1絶縁層231が配置できる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記発光構造物210の内部に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記発光構造物210の上部面に配置できる。前記第1絶縁層231の第2領域は、前記第1導電型半導体層211と前記第1コンタクト部291との間に配置できる。
前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291を前記活性層212と前記第2導電型半導体層213と絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記活性層212との間を電気的に絶縁させることができる。前記第1絶縁層231の第1領域は、前記第1コンタクト部291と前記第2導電型半導体層213との間を電気的に絶縁させることができる。
前記第1絶縁層231は、前記第2導電型半導体層213、前記活性層212、前記第1導電型半導体層211を貫通して配置できる。前記第1絶縁層231は、前記第1コンタクト部291の周りに配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部292を含むことができる。前記第2コンタクト部292は、前記発光構造物210と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部292は、前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記チャンネル層230を貫通して前記第2電極282に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部292は、前記第1金属層235の上部面に接触できる。
実施形態に従う前記第2電極282は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2電極282は、前記第2導電型半導体層213に電気的に連結できる。前記第1電極281は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第1電極281は、前記第1導電型半導体層に電気的に連結できる。前記第1電極281の下部面は、前記第2電極282の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2絶縁層240は、前記発光構造物210の下に配置できる。前記第2絶縁層240は、前記第2導電型半導体層213の下に配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記発光構造物210の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層240の第1領域は、前記第2導電型半導体層213の下部面に接触して配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極281及び前記第2電極282を通じて前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極281の伝導性支持部材270と前記第2コンタクト部292に電源を印加することによって、前記発光構造物210に電源が印加できるようになる。
図22は本発明の実施形態に従う発光素子を示す図であり、図23は図22に図示された発光素子の第1コンタクト部の配置例を示す図である。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子は、図22及び図23に示すように、発光構造物310、第1半導体層330、第1電極381、第2電極382、及び第1コンタクト部391を含むことができる。
前記発光構造物310は、第1導電型半導体層311、活性層312、及び第2導電型半導体層313を含むことができる。前記活性層312は、前記第1導電型半導体層311と前記第2導電型半導体層313との間に配置できる。前記活性層312は前記第1導電型半導体層311の下に配置されることができ、前記第2導電型半導体層313は前記活性層312の下に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、反射層317を含むことができる。前記反射層317は、前記第2導電型半導体層313に電気的に連結できる。前記反射層317は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記反射層317は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記反射層317は、前記発光構造物310から入射される光を反射させて外部に抽出される光量を増加させる機能を遂行することができる。
実施形態による発光素子は、前記反射層317と前記第2導電型半導体層313との間に配置されたオーミック接触層315を含むことができる。前記オーミック接触層315は、前記第2導電型半導体層313に接触して配置できる。前記オーミック接触層315は、前記発光構造物310とオーミック接触するように形成できる。前記オーミック接触層315は、前記発光構造物310とオーミック接触する領域を含むことができる。前記オーミック接触層315は、前記第2導電型半導体層313とオーミック接触する領域を含むことができる。
実施形態に従う発光素子は、前記反射層317の下に配置された第1金属層335を含むことができる。前記第1金属層335は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態によれば、前記第2電極382は、前記反射層317、前記オーミック接触層315、前記第1金属層335のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極382は、前記反射層317、前記第1金属層335、前記オーミック接触層315を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
実施形態に従う前記第2電極382は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第2電極382は、前記第2導電型半導体層313に電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された前記第1半導体層330を含むことができる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313と前記反射層317との間に配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313と前記オーミック接触層315との間に配置できる。
前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の下部の周りに露出して配置できる。前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の側壁から外郭方向に延びて配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記第2電極382の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記オーミック接触層315の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第2電極382の上部面の上に配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第1金属層335の上部面に接触して配置できる。
前記第1半導体層330は、アイソレーション層と称されることもできる。前記第1半導体層330は、今後、前記発光構造物310に対するアイソレーション工程時、エッチングストッパーの機能を遂行することができ、またアイソレーション工程により発光素子の電気的な特性が低下することを防止することができる。
前記第1半導体層330は、前記発光構造物310とショットキー(Schottky)接触できる。前記第1半導体層330は、前記第2導電型半導体層313とショットキー接触できる。また、前記第1半導体層330が絶縁特性を有するように形成できる。例えば、前記第1半導体層330は、比抵抗が10−1Ωm以下の値を有するように具現できる。例として、前記第1半導体層330は、AlInGaN、AlN、ZnOなどの半導体物質で具現できる。また、前記第1半導体層330はアンドープド半導体層で具現できる。
前記第1半導体層330は、例として10ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成できる。このように、半導体物質で形成される前記第1半導体層330がチャンネル層に提供されることによって、実施形態に従うチャンネル層が薄型の厚さで形成できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部391を含むことができる。前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物310には、図23に示すように、複数の第1コンタクト部391が形成できる。前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310の前記貫通ホール320に沿って配置できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は前記第1電極381に電気的に連結され、前記第1コンタクト部391の第2領域は前記第1導電型半導体層311の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部391の第1領域は、第2金属層350に接触できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は、前記第2金属層350の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物310がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311のn面(n face)に接触できる。
図22に図示された発光素子には前記第1コンタクト部391が1つのみ図示されたが、図23に示すように、実施形態に従う前記発光構造物310には複数の第1コンタクト部391が形成されることができ、各貫通ホール320に各々の第1コンタクト部391が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部391は、前記発光構造物310に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層311に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層311の劣化を防止し、前記活性層312で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層333を含むことができる。前記第1絶縁層333は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第1絶縁層333は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310の内部に配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の周りに配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
前記第1コンタクト部391の周りに第2半導体層331が配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1コンタクト部391の側面の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第2半導体層331は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。
前記第2半導体層331は、前記発光構造物310とショットキー(Schottky)接触できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313とショットキー接触できる。また、前記第2半導体層331が絶縁特性を有するように形成できる。例えば、前記第2半導体層331は、比抵抗が10−1Ωm以下の値を有するように具現できる。例として、前記第2半導体層331は、AlInGaN、AlN、ZnOなどの半導体物質で具現できる。また、前記第2半導体層331は、アンドープド半導体層で具現できる。前記第2半導体層331は、例として10ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成できる。
前記第1金属層335と前記第1コンタクト部391との間に第2絶縁層340が配置できる。前記第2絶縁層340は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層340は、SiO2、SixOy、Si3N4、SixNy、SiOxNy、Al2O3、TiO2、AlNなどからなる群から少なくとも1つが選択されて形成できる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1絶縁層333の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1半導体層330の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第2半導体層331の下に配置できる。
前記第1コンタクト部391の下に前記第2金属層350が配置できる。前記第2金属層350は、前記第1コンタクト部391に電気的に連結できる。前記第2金属層350の上部面は、前記第1コンタクト部391の下部面に接触できる。前記第2金属層350は、前記第2絶縁層340の下に配置できる。
前記第2金属層350は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層350は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層350の下にボンディング層360及び伝導性支持部材370が配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370を全て含むこともできる。また、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極381は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第1電極381は、前記第1導電型半導体層311に電気的に連結できる。前記第1電極381の下部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極381の上部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1コンタクト部391の下部面は前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部392を含むことができる。前記第2コンタクト部392は、前記発光構造物310と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部392は、前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1半導体層330を貫通して前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部392は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部392は、前記第1コンタクト部391と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部391と前記第2コンタクト部392とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層335と前記第2金属層350との間に配置された前記第2絶縁層340を含むことができる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335と前記第2金属層350とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335と前記伝導性支持部材370とを絶縁させることができる。
前記第2絶縁層340の一部領域は、前記第1コンタクト部391の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層340の上部領域は、前記第1絶縁層333の下部面に接触して配置できる。
前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382との間に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極381及び前記第2電極382を通じて前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極381の伝導性支持部材370と前記第2コンタクト部392に電源を印加することによって、前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。
これによって、前記伝導性支持部材370をボンディングパッドに付着させる方法などにより前記第1導電型半導体層311に電源が提供できるようになる。また、実施形態によれば、前記第2コンタクト部392が前記第2電極382に電気的に連結できる。これによって、前記第2コンタクト部392をワイヤボンディングなどにより電源パッドに連結させることによって、前記第2導電型半導体層313に電源が提供できるようになる。
このように、実施形態に従う発光素子によれば、前記伝導性支持部材370と前記第2コンタクト部392を通じて前記発光構造物310に電源が提供できるようになる。これによって、実施形態によれば、電流集中を防止し、電気的信頼性を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面方向から前記貫通ホール320を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物310の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物310から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された第1半導体層330を含む。これによって、前記発光構造物310とチャンネル層またはアイソレーション層の役割をする前記第1半導体層330が全て半導体層で形成されることによって、界面クラック(crack)の発生を減少させることができるようになる。
次に、図24から図27を参照して実施形態に従う発光素子製造方法を説明する。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子製造方法によれば、図24に示すように、基板305の上に第1導電型半導体層311、活性層312、及び第2導電型半導体層313を形成することができる。前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313は、発光構造物310と定義できる。
次に、図25に示すように、前記発光構造物310の上に第1半導体層330、第2半導体層331を形成させることができる。前記第1半導体層330と前記第2半導体層331とは同一な物質で形成されることもでき、また互いに異なる物質で形成されることもできる。
例として、前記第1半導体層330と前記第2半導体層331は、前記発光構造物310の上で成長されて形成できる。前記第1半導体層330と前記第2半導体層331は、前記発光構造物310とショットキー(Schottky)接触できる。前記第1半導体層330と前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313とショットキー接触できる。また、前記第1半導体層330と前記第2半導体層331が絶縁特性を有するように形成できる。例えば、前記第1半導体層330と前記第2半導体層331とは比抵抗が10−1Ωm以下の値を有するように具現できる。例として、前記第1半導体層330と前記第2半導体層331は、AlInGaN、AlN、ZnOなどの半導体物質で具現できる。また、前記第1半導体層30と前記第2半導体層331はアンドープド半導体層で具現できる。
前記第1半導体層330は、例として10ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成できる。このように、半導体物質で形成される前記第1半導体層330がチャンネル層に提供されることによって、実施形態に従うチャンネル層が薄型の厚さで形成できる。
次に、図25に示すように、前記発光構造物310に、オーミック接触層315、及び反射層317を形成することができる。
前記反射層317と前記第2導電型半導体層313との間に前記オーミック接触層315が配置できる。前記オーミック接触層315は、前記第2導電型半導体層313に接触して配置できる。
次に、図26に示すように、前記反射層317の上に第1金属層335、第2絶縁層340、第2金属層350、ボンディング層360、及び伝導性支持部材370が形成できる。
前記第1金属層335は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態によれば、第2電極382は、前記反射層317、前記オーミック接触層315、前記第1金属層335のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極382は、前記反射層317、前記第1金属層335、前記オーミック接触層315を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
前記第1金属層335の上に第2絶縁層340が形成できる。前記第2絶縁層340は、酸化物または窒化物で具現できる。前記第2絶縁層340の上に前記第2金属層350が形成できる。前記第2金属層350は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層350の上に前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370が形成できる。
実施形態によれば、第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370を全て含むこともできる。また、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
次に、前記第1導電型半導体層311から前記基板305を除去する。一例として、前記基板305はレーザーリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)工程により除去できる。
そして、図27に示すように、アイソレーションエッチングを遂行して前記発光構造物310の側面をエッチングし、前記第1半導体層330の一部領域が露出できるようになる。
次に、図27に示すように、第1絶縁層333、第1コンタクト部391、及び第2コンタクト部392が形成できる。
前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310を貫通して形成できる。前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310を貫通して前記第2絶縁層340と接触できる。前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310を貫通して前記第2半導体層331の側面と接触できる。
前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物310には、図23に示すように、複数の第1コンタクト部391が形成できる。前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310の前記貫通ホール320に沿って配置できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は前記第1電極381に電気的に連結され、前記第1コンタクト部391の第2領域は前記第1導電型半導体層311の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部391の第1領域は、前記第2金属層350に接触できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は、前記第2金属層350の上部面に接触できる。
前記複数の第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部391は、前記発光構造物310に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層311に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層311の劣化を防止し、前記活性層312で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
前記第1絶縁層333の一部領域は、前記発光構造物310の内部に配置できる。前記第1絶縁層333の一部領域は、前記第1コンタクト部391の周りに配置できる。例として、前記第1絶縁層333は前記第1コンタクト部391を覆いかぶせる構造で形成できる。前記第1絶縁層333の一部領域は、第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部392を含むことができる。前記第2コンタクト部392は、前記発光構造物310と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部392は、前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1半導体層330を貫通して前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335の上部面に接触できる。
一方、以上で説明された製造工程は例として説明されたものであって、設計によって製造工程は多様に変形できる。
実施形態に従う前記第2電極382は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第2電極382は、前記第2導電型半導体層313に電気的に連結できる。前記第1電極381は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第1電極381は、前記第1導電型半導体層に電気的に連結できる。前記第1電極381の下部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382との間に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極381及び前記第2電極382を通じて前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は前記第1電極381の伝導性支持部材370と前記第2コンタクト部392に電源を印加することによって、前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面方向から前記貫通ホール320を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物310の上部面または側面に保護層の配置されないことがある。これによって、前記発光構造物310から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された第1半導体層330を含む。これによって、前記発光構造物310とチャンネル層またはアイソレーション層の役割をする前記第1半導体層330が全て半導体層で形成されることによって、界面クラック(crack)の発生を減少させることができるようになる。
図28は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図28に図示された発光素子を説明するに当たって、図22及び図23を参照して説明された部分と重複する事項に対しては説明を省略する。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された前記第1半導体層330を含むことができる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313と前記反射層317との間に配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313と前記オーミック接触層315との間に配置できる。
前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の下部の周りに露出して配置できる。前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の側壁から外郭方向に延びて配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記第2電極382の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記オーミック接触層315の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第2電極382の上部面の上に配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第1金属層335の上部面に接触して配置できる。
前記第1半導体層330は、アイソレーション層と称されることもできる。前記第1半導体層330は、今後、前記発光構造物310に対するアイソレーション工程時、エッチングストッパーの機能を遂行することができ、またアイソレーション工程による発光素子の電気的な特性の低下を防止することができる。
前記第1半導体層330は、前記発光構造物310とショットキー(Schottky)接触できる。前記第1半導体層330は、前記第2導電型半導体層313とショットキー接触できる。また、前記第1半導体層330が絶縁特性を有するように形成できる。例えば、前記第1半導体層330は、比抵抗が10−1Ωm以下の値を有するように具現できる。例として、前記第1半導体層330は、AlInGaN、AlN、ZnOなどの半導体物質で具現できる。また、前記第1半導体層330は、アンドープド半導体層で具現できる。
前記第1半導体層330は、例として10ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成できる。このように、半導体物質で形成される前記第1半導体層330がチャンネル層に提供されることによって、実施形態に従うチャンネル層が薄型の厚さに形成できる。
前記第1半導体層330の下部面にラフネス(roughness)が形成できる。前記第1半導体層330は、前記ラフネスにより界面の接合特性が向上できる。例として、前記第1半導体層330に形成されたラフネスは、5ナノメートルから50ナノメートルの段差に形成できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部391を含むことができる。前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物310には、図23に示すように、複数の第1コンタクト部391が形成できる。前記第1コンタクト部391は、前記発光構造物310の前記貫通ホール320に沿って配置できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は前記第1電極381に電気的に連結され、前記第1コンタクト部391の第2領域は前記第1導電型半導体層311の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部391の第1領域は、第2金属層350に接触できる。前記第1コンタクト部391の第1領域は、前記第2金属層350の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物310がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311のn面(n face)に接触できる。
図28に図示された発光素子には前記第1コンタクト部391が1つのみ図示されたが、図23に示すように、実施形態に従う前記発光構造物310には複数の第1コンタクト部391が形成されることができ、各貫通ホール320に各々の第1コンタクト部391が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部391は、前記発光構造物310に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層311に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層311の劣化を防止し、前記活性層312で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層333を含むことができる。前記第1絶縁層333は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310の内部に配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の周りに配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
前記第1コンタクト部391の周りに第2半導体層331が配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1コンタクト部391の側面の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第2半導体層331は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。
前記第2半導体層331は、前記発光構造物310とショットキー(Schottky)接触できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313とショットキー接触できる。また、前記第2半導体層331が絶縁特性を有するように形成できる。例えば、前記第2半導体層331は、比抵抗が10−1Ωm以下の値を有するように具現できる。例として、前記第2半導体層331は、AlInGaN、AlN、ZnOなどの半導体物質で具現できる。また、前記第2半導体層331は、アンドープド半導体層で具現できる。前記第2半導体層331は、例として10ナノメートルから1000ナノメートルの厚さで形成できる。
前記第2半導体層331の下部面にラフネス(roughness)が形成できる。前記第2半導体層331は、前記ラフネスにより界面の接合特性が向上できる。例として、前記第2半導体層331に形成されたラフネスは、5ナノメートルから50ナノメートルの段差に形成できる。
前記第1金属層335と前記第1コンタクト部391との間に第2絶縁層340が配置できる。前記第2絶縁層340は、酸化物または窒化物で具現できる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1絶縁層333の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1半導体層330の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第2半導体層331の下に配置できる。
前記第1コンタクト部391の下に前記第2金属層350が配置できる。前記第2金属層350は、前記第1コンタクト部391に電気的に連結できる。前記第2金属層350の上部面は、前記第1コンタクト部391の下部面に接触できる。前記第2金属層350は、前記第2絶縁層340の下に配置できる。
前記第2金属層350は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層350は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層350の下にボンディング層360及び伝導性支持部材370が配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370を全て含むこともできる。また、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極381は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第1電極381は、前記第1導電型半導体層311に電気的に連結できる。前記第1電極381の下部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極381の上部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1コンタクト部391の下部面が前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部392を含むことができる。前記第2コンタクト部392は、前記発光構造物310と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部392は、前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1半導体層330を貫通して前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335の上部面に接触できる。
第2絶縁層340の一部領域は、前記第1コンタクト部391の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層340の上部領域は、前記第1絶縁層333の下部面に接触して配置できる。
前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382との間に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極381及び前記第2電極382を通じて前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極381の伝導性支持部材370と前記第2コンタクト部392に電源を印加することによって、前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面方向から前記貫通ホール320を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物310の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物310から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された第1半導体層330を含む。これによって、前記発光構造物310とチャンネル層またはアイソレーション層の役割をする前記第1半導体層330が全て半導体層で形成されることによって、界面クラック(crack)の発生を減少させることができるようになる。
図29は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図29に図示された発光素子を説明するに当たって、図22及び図23を参照して説明された部分と重複する事項に対しては説明を省略する。
実施形態に従う発光素子によれば、前記発光構造物310の下にオーミック反射層319が配置できる。前記オーミック反射層319は、反射層317とオーミック接触層315の機能を全て遂行するように具現できる。これによって、前記オーミック反射層319は、前記第2導電型半導体層313にオーミック接触し、前記発光構造物310から入射される光を反射させる機能を遂行することができる。
ここで、前記オーミック反射層319は多層に形成できる。例えば、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi、Pt層を含むこともできる。
実施形態に従う発光素子は、前記オーミック反射層319の下部に配置された前記伝導性支持部材370を通じて前記オーミック反射層319の上部に配置された前記第1導電型半導体層311に電気的に連結できる。
実施形態に従う第2電極382は、前記オーミック反射層319と第1金属層335のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態に従う発光素子は、前記第2電極382の下部に配置された前記伝導性支持部材370を通じて前記第2電極382の上部に配置された前記第1導電型半導体層311に第1コンタクト部391を通じて電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された前記第1半導体層330を含むことができる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一端は、前記第2導電型半導体層313と前記オーミック反射層319との間に配置できる。
前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の下部の周りに露出して配置できる。前記第1半導体層330は、前記発光構造物310の側壁から外郭方向に延びて配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記第2電極382の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の側面は、前記オーミック反射層319の側面に接触して配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第2電極382の上部面の上に配置できる。前記第1半導体層330の一部領域は、前記第1金属層335の上部面に接触して配置できる。
図29に図示された発光素子には前記第1コンタクト部391が1つのみ図示されたが、図23に示すように、実施形態に従う前記発光構造物310には複数の第1コンタクト部391が形成されることができ、各貫通ホール320に各々の第1コンタクト部391が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部391は、前記第1導電型半導体層311の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部391は、前記発光構造物310に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層311に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層311の劣化を防止し、前記活性層312で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層333を含むことができる。前記第1絶縁層333は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。前記第1絶縁層333は、前記発光構造物310の内部に配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の周りに配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1コンタクト部391の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層333は、前記第1導電型半導体層311、前記活性層312、前記第2導電型半導体層313を貫通して配置できる。
前記第1コンタクト部391の周りに第2半導体層331が配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1コンタクト部391の側面の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の周りに配置できる。前記第2半導体層331は、前記第1絶縁層333の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第2半導体層331は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下に配置できる。前記第2半導体層331は、前記第2導電型半導体層313の下部面に接触して配置できる。
前記第1金属層335と前記第1コンタクト部391との間に第2絶縁層340が配置できる。前記第2絶縁層340は、酸化物または窒化物で具現できる。例えば、前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1絶縁層333の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1半導体層330の下に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第2半導体層331の下に配置できる。
前記第1コンタクト部391の下に前記第2金属層350が配置できる。前記第2金属層350は、前記第1コンタクト部391に電気的に連結できる。前記第2金属層350の上部面は、前記第1コンタクト部391の下部面に接触できる。前記第2金属層350は、前記第2絶縁層340の下に配置できる。
前記第2金属層350は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層350は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層350の下にボンディング層360及び伝導性支持部材370が配置できる。
実施形態によれば、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370を全て含むこともできる。また、前記第1電極381は、前記第2金属層350、前記ボンディング層360、前記伝導性支持部材370のうち、1つまたは2つを選択的に含むこともできる。
前記第1電極381は、前記発光構造物310の下に配置できる。前記第1電極381は、前記第1導電型半導体層311に電気的に連結できる。前記第1電極381の下部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極381の上部面は、前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1コンタクト部391の下部面が前記第2電極382の下部面に比べてより低く配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、第2コンタクト部392を含むことができる。前記第2コンタクト部392は、前記発光構造物310と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部392は、前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1半導体層330を貫通して前記第2電極382に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部392は、前記第1金属層335の上部面に接触できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層335と前記第2金属層350との間に配置された前記第2絶縁層340を含むことができる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335と前記第2金属層350とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層340は、前記第1金属層335と前記伝導性支持部材370とを絶縁させることができる。前記第2絶縁層340は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。
前記第2絶縁層340の一部領域は、前記第1コンタクト部391の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層340の上部領域は、前記第1絶縁層333の下部面に接触して配置できる。
前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382との間に配置できる。前記第2絶縁層340は、前記第1電極381と前記第2電極382とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極381及び前記第2電極382を通じて前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極381の伝導性支持部材370と前記第2コンタクト部392に電源を印加することによって、前記発光構造物310に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面方向から前記貫通ホール320を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物310の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物310から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物310の下部の周りに配置された第1半導体層330を含む。これによって、前記発光構造物310とチャンネル層またはアイソレーション層の役割をする前記第1半導体層330が全て半導体層で形成されることによって、界面クラック(crack)の発生を減少させることができるようになる。
図30は本発明の実施形態に従う発光素子を示す図であり、図31は図30に図示された発光素子の第1コンタクト部の配置例を示す図である。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子は、図30及び図31に示すように、発光構造物410、第1電極481、第2電極482、伝導性支持部材470、第1コンタクト部491、第2コンタクト部492、及び第3コンタクト部493を含むことができる。
前記発光構造物410は、第1導電型半導体層411、活性層412、及び第2導電型半導体層413を含むことができる。前記活性層412は、前記第1導電型半導体層411と前記第2導電型半導体層413との間に配置できる。前記活性層412は前記第1導電型半導体層411の下に配置されることができ、前記第2導電型半導体層413は前記活性層412の下に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、反射層417を含むことができる。前記反射層417は、前記第2導電型半導体層413に電気的に連結できる。前記反射層417は、前記発光構造物410の下に配置できる。前記反射層417は、前記第2導電型半導体層413の下に配置できる。前記反射層417は、前記発光構造物410から入射される光を反射させて外部に抽出される光量を増加させる機能を遂行することができる。
実施形態による発光素子は、前記反射層417と前記第2導電型半導体層413との間に配置されたオーミック接触層415を含むことができる。前記オーミック接触層415は、前記第2導電型半導体層413に接触して配置できる。前記オーミック接触層415は、前記発光構造物410とオーミック接触するように形成できる。前記オーミック接触層415は、前記発光構造物410とオーミック接触する領域を含むことができる。前記オーミック接触層415は、前記第2導電型半導体層413とオーミック接触する領域を含むことができる。
実施形態に従う発光素子は、前記反射層417の下に配置された第1金属層435を含むことができる。前記第1金属層435は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態によれば、前記第2電極482は、前記反射層417、前記オーミック接触層415、前記第1金属層435のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極482は、前記反射層417、前記第1金属層435、前記オーミック接触層415を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
実施形態に従う前記第2電極482は、前記発光構造物410の下に配置できる。前記第2電極482は、前記第2導電型半導体層413に電気的に連結できる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の下部の周りに配置されたチャンネル層430を含むことができる。前記チャンネル層430の一部領域は、前記第2導電型半導体層413の下に配置できる。前記チャンネル層430の一部領域は、前記第2導電型半導体層413の下部面に接触して配置できる。前記チャンネル層430の一部領域は、前記第2導電型半導体層413と前記反射層417との間に配置できる。前記チャンネル層430の一部領域は、前記第2導電型半導体層413と前記オーミック接触層415との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部491を含むことができる。前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物410には、図31に示すように、複数の第1コンタクト部491が形成できる。前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410の前記貫通ホール420に沿って配置できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は前記第1電極481に電気的に連結され、前記第1コンタクト部491の第2領域は前記第1導電型半導体層411の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部491の第1領域は、第1電極481に接触できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は、前記第1電極481の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物410がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411のn面(n face)に接触できる。
図30に図示された発光素子には前記第1コンタクト部491が1つのみ図示されたが、図31に示すように、実施形態に従う前記発光構造物410には複数の第1コンタクト部491が形成されることができ、各貫通ホール420に各々の第1コンタクト部491が形成できる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層433を含むことができる。前記第1絶縁層433は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。前記第1絶縁層433は、前記発光構造物410の内部に配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の周りに配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。前記第1絶縁層433の下部面が前記第2導電型半導体層413の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第1金属層435と前記第1コンタクト部491との間に第2絶縁層440が配置できる。前記第2絶縁層440は、酸化物または窒化物で具現できる。前記第2絶縁層440は、前記第1金属層435の下に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1絶縁層433の下に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記チャンネル層430の下に配置できる。
前記第1コンタクト部491の下に前記第1電極481が配置できる。前記第1電極481は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。例えば、前記第1コンタクト部491の下部面と前記第1電極481の上部面とが同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部491の下部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極481の上部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1電極481の下に配置された第3絶縁層445を含むことができる。前記第3絶縁層445は、酸化物または窒化物で形成できる。
前記第3絶縁層445の下に第2金属層450が配置できる。前記第2金属層450は、前記第2電極482に電気的に連結できる。前記第2金属層450は、前記第1金属層435に電気的に連結できる。前記第2金属層450と前記第2電極482との間に前記第3コンタクト部493が配置できる。前記第2金属層450は、前記第3コンタクト部493を通じて前記第2電極482に電気的に連結できる。前記第2金属層450は、前記第3コンタクト部493を通じて前記第1金属層435に電気的に連結できる。
前記第3コンタクト部493の上部面が前記第1電極481の上部面に比べてより高く配置できる。前記第3コンタクト部493の下部面が前記第1電極481の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2金属層450は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層450は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層450の下にボンディング層460及び伝導性支持部材470が配置できる。前記伝導性支持部材470は、前記第1電極481の下に配置できる。前記第3コンタクト部493は、前記第2電極482と前記伝導性支持部材470に電気的に連結できる。
前記第1電極481は、前記発光構造物410の下に配置できる。前記第1電極481は、前記第1導電型半導体層411に電気的に連結できる。前記第1電極481の下部面は、前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極481の上部面は、前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1コンタクト部491の下部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部492を含むことができる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410の下部の周りに露出して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記第1電極481に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部492は、前記チャンネル層430を貫通して前記第1電極481に電気的に連結できる。例えば、前記第2コンタクト部492の下部面は前記第1電極481の上部面に接触できる。前記第2コンタクト部492は、Cr、V、W、Ti、Zn、Ni、Cu、Al、Au、Moのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2コンタクト部492は、前記第1コンタクト部491と同一な物質で形成されることもできる。また、前記第1コンタクト部491と前記第2コンタクト部492とは互いに異なる物質で具現されることもできる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層435と前記第2金属層450との間に配置された前記第2絶縁層440を含むことができる。前記第2絶縁層440の一部領域は、前記第1コンタクト部491の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層440の上部領域は、前記第1絶縁層433の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層440の一部領域は、前記第3コンタクト部493の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482との間に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極481及び前記第2電極482を通じて前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極481に電気的に連結された前記第2コンタクト部492と前記第2電極482に電気的に連結された前記伝導性支持部材470に電源を印加することによって、前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面方向から前記貫通ホール420を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物410の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物410から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
一方、実施形態によれば、前記第2コンタクト部492と前記第3コンタクト部493が複数で形成されることもできる。前記第2コンタクト部492が複数で形成される場合、複数の第2コンタクト部492の各々が前記第1電極481に電気的に連結できる。前記複数の第2コンタクト部492が前記第1電極481に接触できる。また、前記第3コンタクト部493が複数で形成される場合、複数の第3コンタクト部493の各々が前記第2電極482に電気的に連結できる。前記複数の第3コンタクト部493が前記第2電極482に接触できる。また、前記複数の第3コンタクト部493は、前記第2金属層450、前記ボンディング層460、前記伝導性支持部材470のうち、少なくとも1つに接触できる。
次に、図32から図35を参照して実施形態に従う発光素子製造方法を説明する。図1から図7を参照して説明された内容と重複する部分は簡略に説明されたり省略されたりすることができる。
実施形態に従う発光素子製造方法によれば、図32示すように、基板405の上に第1導電型半導体層411、活性層412、及び第2導電型半導体層413を形成することができる。前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413は、発光構造物410と定義できる。
次に、図33に示すように、前記発光構造物410の上にチャンネル層430が形成できる。前記チャンネル層430は、絶縁物質で具現できる。例えば、前記チャンネル層430は、酸化物または窒化物で具現できる。
次に、図33に示すように、前記発光構造物410にオーミック接触層415、及び反射層417が形成できる。
前記反射層417と前記第2導電型半導体層413との間に前記オーミック接触層415が形成できる。前記オーミック接触層415は、前記第2導電型半導体層413に接触して形成できる。
前記オーミック接触層415は、前記発光構造物410とオーミック接触するように形成できる。前記反射層417は、前記第2導電型半導体層413に電気的に連結できる。前記オーミック接触層415は、前記発光構造物410とオーミック接触する領域を含むことができる。
次に、図34に示すように、前記反射層417の上に第1金属層435、第2絶縁層440、第1電極481、第3絶縁層445、第3コンタクト部493、第2金属層450、ボンディング層460、及び伝導性支持部材470が形成できる。
前記第1金属層435は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。実施形態によれば、第2電極482は、前記反射層417、前記オーミック接触層415、前記第1金属層435のうち、少なくとも1つを含むことができる。例として、前記第2電極482は、前記反射層417、前記第1金属層435、前記オーミック接触層415を全て含むこともでき、選択された1つの層または選択された2つの層を含むこともできる。
前記第1金属層435の上に前記第2絶縁層440が形成できる。前記第2絶縁層440は、酸化物または窒化物で具現できる。
前記第2絶縁層440の上に前記第1電極481が形成できる。前記第1電極481は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。
前記第1電極481の上に前記第3絶縁層445が形成できる。前記第3絶縁層445は、酸化物または窒化物で具現できる。
次に、前記第2絶縁層440と前記第3絶縁層445を貫通して前記第3コンタクト部493が形成できる。前記第3コンタクト部493は、前記第2電極482に接触できる。前記第3コンタクト部493は、前記第1金属層435に接触できる。
前記第3コンタクト部493と前記第3絶縁層445の上に前記第2金属層450が形成できる。前記第2金属層450は、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層450は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層450の上に、前記ボンディング層460、及び前記伝導性支持部材470が形成できる。
次に、前記第1導電型半導体層411から前記基板405を除去する。一例として、前記基板405は、レーザーリフトオフ(LLO:Laser Lift Off)工程により除去できる。
そして、図35に示すように、アイソレーションエッチングを遂行して前記発光構造物410の側面をエッチングし、前記チャンネル層430の一部領域が露出できるようになる。
次に、図35に示すように、第1絶縁層433、第1コンタクト部491、及び第2コンタクト部492が形成できる。
前記第1絶縁層433は、前記発光構造物410を貫通して形成できる。前記第1絶縁層433は、前記発光構造物410を貫通して前記第2絶縁層440と接触できる。
前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物410には、図31に示すように、複数の第1コンタクト部491が形成できる。前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410の前記貫通ホール420に沿って配置できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は前記第1電極481に電気的に連結され、前記第1コンタクト部491の第2領域は前記第1導電型半導体層411の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部491の第1領域は、前記第1電極481に接触できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は、前記第1電極481の上部面に接触できる。
前記複数の第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部491は、前記発光構造物410に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層411に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層411の劣化を防止し、前記活性層412で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層433を含むことができる。前記第1絶縁層433は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。前記第1絶縁層433は、前記発光構造物410の内部に配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の周りに配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。前記第1絶縁層433の下部面が前記第2導電型半導体層413の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第1コンタクト部491の下に前記第1電極481が配置できる。例えば、前記第1コンタクト部491の下部面と前記第1電極481の上部面とが同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部491の下部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極481の上部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482との間に配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部492を含むことができる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410の下部の周りに露出して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記第1電極481に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部492は、前記チャンネル層430を貫通して前記第1電極481に電気的に連結できる。例えば、前記第2コンタクト部492の下部面は前記第1電極481の上部面に接触できる。
一方、以上で説明された製造工程は例として説明されたものであって、設計によって製造工程は多様に変形できる。
実施形態によれば、前記第1電極481及び前記第2電極482を通じて前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極481に電気的に連結された前記第2コンタクト部492と前記第2電極482に電気的に連結された前記伝導性支持部材470に電源を印加することによって、前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面方向から前記貫通ホール420を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物410の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物410から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
一方、実施形態によれば、前記第2コンタクト部492と前記第3コンタクト部493が複数で形成されることもできる。前記第2コンタクト部492が複数で形成される場合、複数の第2コンタクト部492の各々が前記第1電極481に電気的に連結できる。前記複数の第2コンタクト部492は、前記第1電極481に接触できる。また、前記第3コンタクト部493が複数で形成される場合、複数の第3コンタクト部493の各々が前記第2電極482に電気的に連結できる。前記複数の第3コンタクト部493は、前記第2電極482に接触できる。また、前記複数の第3コンタクト部493は、前記第2金属層450、前記ボンディング層460、前記伝導性支持部材470のうち、少なくとも1つに接触できる。
図36は、本発明の実施形態に従う発光素子の他の例を示す図である。図36に図示された発光素子を説明するに当たって、図30及び図31を参照して説明された部分と重複する事項に対しては説明を省略する。
実施形態に従う発光素子によれば、前記発光構造物410の下にオーミック反射層419が配置できる。前記オーミック反射層419は、反射層417とオーミック接触層415の機能を全て遂行するように具現できる。これによって、前記オーミック反射層419は前記第2導電型半導体層413にオーミック接触し、前記発光構造物410から入射される光を反射させる機能を遂行することができる。
ここで、前記オーミック反射層419は、多層に形成できる。例えば、Ag層とNi層とが交互に形成されることもでき、Ni/Ag/Ni、あるいはTi、Pt層を含むこともできる。
実施形態に従う第2電極482は、前記オーミック反射層419と第1金属層435のうち、少なくとも1つを含むことができる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1コンタクト部491を含むことができる。前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410を貫通して配置できる。前記第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。
例として、実施形態に従う前記発光構造物410には、図31に示すように、複数の第1コンタクト部491が形成できる。前記第1コンタクト部491は、前記発光構造物410の前記貫通ホール420に沿って配置できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は前記第1電極481に電気的に連結され、前記第1コンタクト部491の第2領域は前記第1導電型半導体層411の上部面に接触できる。例えば、前記第1コンタクト部491の第1領域は、第1電極481に接触できる。前記第1コンタクト部491の第1領域は、前記第1電極481の上部面に接触できる。例えば、前記発光構造物410がGaN基盤の半導体層に成長される場合、前記第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411のn面(n face)に接触できる。
図36に図示された発光素子には前記第1コンタクト部491が1つのみ図示されたが、図31に示すように、実施形態に従う前記発光構造物410には複数の第1コンタクト部491が形成されることができ、各貫通ホール420に各々の第1コンタクト部491が形成できる。
前記複数の第1コンタクト部491は、前記第1導電型半導体層411の上部面に互いに離隔して配置できる。前記複数の第1コンタクト部491は、前記発光構造物410に分散配置されることによって、前記第1導電型半導体層411に印加される電流を拡散させることができる。これによって、前記第1導電型半導体層411の劣化を防止し、前記活性層412で電子と正孔との結合効率を向上させることができるようになる。
実施形態に従う発光素子は、第1絶縁層433を含むことができる。前記第1絶縁層433は、例えば酸化物または窒化物で具現できる。前記第1絶縁層433は、前記発光構造物410の内部に配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の周りに配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1コンタクト部491の側面を覆いかぶせるように配置できる。前記第1絶縁層433は、前記第1導電型半導体層411、前記活性層412、前記第2導電型半導体層413を貫通して配置できる。前記第1絶縁層433の下部面が前記第2導電型半導体層413の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第1金属層435と前記第1コンタクト部491との間に第2絶縁層440が配置できる。前記第2絶縁層440は、酸化物または窒化物で具現できる。前記第2絶縁層440は、前記第1金属層435の下に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1絶縁層433の下に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記チャンネル層430の下に配置できる。
前記第1コンタクト部491の下に前記第1電極481が配置できる。前記第1電極481は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。例えば、前記第1コンタクト部491の下部面と前記第1電極481の上部面とが同一平面に配置できる。前記第1コンタクト部491の下部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極481の上部面が前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482との間に配置できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1電極481の下に配置された第3絶縁層445を含むことができる。前記第3絶縁層445は、酸化物または窒化物で形成できる。
前記第3絶縁層445の下に第2金属層450が配置できる。前記第2金属層450は、前記第2電極482に電気的に連結できる。前記第2金属層450は、前記第1金属層435に電気的に連結できる。前記第2金属層450と前記第2電極482との間に前記第3コンタクト部493が配置できる。前記第2金属層450は、前記第3コンタクト部493を通じて前記第2電極482に電気的に連結できる。前記第2金属層450は、前記第3コンタクト部493を通じて前記第1金属層435に電気的に連結できる。
前記第3コンタクト部493の上部面は前記第1電極481の上部面に比べてより高く配置できる。前記第3コンタクト部493の下部面は前記第1電極481の下部面に比べてより低く配置できる。
前記第2金属層450は、Au、Cu、Ni、Ti、Ti−W、Cr、W、Pt、V、Fe、Mo物質のうち、少なくとも1つを含むことができる。前記第2金属層450は、拡散障壁層の機能を遂行することもできる。前記第2金属層450の下にボンディング層460及び伝導性支持部材470が配置できる。前記伝導性支持部材470は、前記第1電極481の下に配置できる。前記第3コンタクト部493は、前記第2電極482と前記伝導性支持部材470に電気的に連結できる。
前記第1電極481は、前記発光構造物410の下に配置できる。前記第1電極481は、前記第1導電型半導体層411に電気的に連結できる。前記第1電極481の下部面は、前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1電極481の上部面は、前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。前記第1コンタクト部491の下部面は、前記第2電極482の下部面に比べてより低く配置できる。
また、実施形態に従う発光素子は、前記第2コンタクト部492を含むことができる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410と離隔して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記発光構造物410の下部の周りに露出して配置できる。前記第2コンタクト部492は、前記第1電極481に電気的に連結できる。前記第2コンタクト部492は、前記チャンネル層430を貫通して前記第1電極481に電気的に連結できる。例えば、前記第2コンタクト部492の下部面は、前記第1電極481の上部面に接触できる。
実施形態に従う発光素子は、前記第1金属層435と前記第2金属層450との間に配置された前記第2絶縁層440を含むことができる。前記第2絶縁層440の一部領域は、前記第1コンタクト部491の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層440の上部領域は、前記第1絶縁層433の下部面に接触して配置できる。前記第2絶縁層440の一部領域は、前記第3コンタクト部493の周りを覆いかぶせるように配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482との間に配置できる。前記第2絶縁層440は、前記第1電極481と前記第2電極482とを電気的に絶縁させることができる。
実施形態によれば、前記第1電極481及び前記第2電極482を通じて前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。例として、実施形態に従う発光素子は、前記第1電極481に電気的に連結された前記第2コンタクト部492と前記第2電極482に電気的に連結された前記伝導性支持部材470に電源を印加することによって、前記発光構造物410に電源が印加できるようになる。
実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面方向から前記貫通ホール420を形成する。これによって、製造工程をより単純化させることができ、歩留まりを向上させることができる。また、実施形態に従う発光素子は、前記発光構造物410の上部面に配置された電極面積を縮めることができるようになり、前記発光構造物410の上部面または側面に保護層が配置されないことがある。これによって、前記発光構造物410から外部に抽出される光抽出効率を向上させることができるようになる。
一方、実施形態によれば、前記第2コンタクト部492と前記第3コンタクト部493が複数で形成されることもできる。前記第2コンタクト部492が複数で形成される場合、複数の第2コンタクト部492の各々が前記第1電極481に電気的に連結できる。前記複数の第2コンタクト部492は、前記第1電極481に接触できる。また、前記第3コンタクト部493が複数で形成される場合、複数の第3コンタクト部493の各々が前記第2電極482に電気的に連結できる。前記複数の第3コンタクト部493は、前記第2電極482に接触できる。また、前記複数の第3コンタクト部493は、前記第2金属層450、前記ボンディング層460、前記伝導性支持部材470のうち、少なくとも1つに接触できる。
図37は、本発明の実施形態に従う発光素子が適用された発光素子パッケージを示す図である。
図37を参照すると、実施形態に従う発光素子パッケージは、胴体520と、前記胴体520に配置された第1リード電極531及び第2リード電極532と、前記胴体520に提供されて前記第1リード電極531及び第2リード電極532と電気的に連結される実施形態に従う発光素子500と、前記発光素子500を囲むモールディング部材540とを含むことができる。
前記胴体520は、シリコン材質、合成樹脂材質、または金属材質を含んで形成されることができ、前記発光素子500の周囲に傾斜面が形成できる。
前記第1リード電極531及び第2リード電極532は互いに電気的に分離され、前記発光素子500に電源を提供する。また、前記第1リード電極531及び第2リード電極532は、前記発光素子500で発生した光を反射させて光効率を増加させることができ、前記発光素子500で発生した熱を外部に排出させる役割をすることもできる。
前記発光素子500は、前記胴体520上に配置されたり、前記第1リード電極531または第2リード電極532の上に配置されたりすることができる。
前記発光素子500は、前記第1リード電極531及び第2リード電極532とワイヤ方式、フリップチップ方式、またはダイボンディング方式のうち、いずれか1つにより電気的に連結されることもできる。
前記モールディング部材540は、前記発光素子500を囲んで前記発光素子500を保護することができる。また、前記モールディング部材540には蛍光体が含まれて前記発光素子500から放出された光の波長を変化させることができる。
実施形態に従う発光素子または発光素子パッケージは、複数個が基板の上にアレイされることができ、前記発光素子パッケージの光経路の上に光学部材であるレンズ、導光板、プリズムシート、拡散シートなどが配置できる。このような発光素子パッケージ、基板、光学部材はライトユニットとして機能することができる。前記ライトユニットは、トップビューまたはサイドビュータイプで具現されて、携帯端末機及びノートブックコンピュータなどの表示装置に提供されるか、照明装置及び指示装置などに多様に適用できる。更に他の実施形態は、前述した実施形態に記載された発光素子または発光素子パッケージを含む照明装置で具現できる。例えば、照明装置は、ランプ、街灯、電光板、前照灯を含むことができる。
実施形態に従う発光素子は、ライトユニットに適用できる。前記ライトユニットは複数の発光素子がアレイされた構造を含み、図38及び図39に図示された表示装置、図40に図示された照明装置を含むことができる。
図38を参照すると、実施形態に従う表示装置1000は、導光板1041と、前記導光板1041に光を提供する発光モジュール1031と、前記導光板1041の下に部材1022と、前記導光板1041の上に光学シート1051と、前記光学シート1051の上に表示パネル1061と、前記導光板1041、発光モジュール1031及び部材1022を収納するボトムカバー1011を含むことができるが、これに限定されるものではない。
前記ボトムカバー1011、反射部材1022、導光板1041、光学シート1051は、ライトユニット1050と定義できる。
前記導光板1041は、光を拡散させて面光源化させる役割をする。前記導光板1041は透明な材質からなり、例えば、PMMA(polymethyl metaacrylate)のようなアクリル樹脂系列、PET(polyethylene terephthlate)、PC(poly carbonate)、COC(cycloolefin copolymer)、及びPEN(polyethylene naphthalate)樹脂のうち、1つを含むことができる。
前記発光モジュール1031は、前記導光板1041の少なくとも一側面に光を提供し、窮極的には表示装置の光源として作用するようになる。
前記発光モジュール1031は少なくとも1つが提供されることができ、前記導光板1041の一側面で直接または間接的に光を提供することができる。前記発光モジュール1031は、基板1033と前述した実施形態に従う発光素子または発光素子パッケージ200を含むことができる。前記発光素子パッケージ200は、前記基板1033の上に所定間隔でアレイできる。
前記基板1033は、回路パターンを含む印刷回路基板(PCB:Printed Circuit Board)でありうる。但し、前記基板1033は一般PCBだけでなく、メタルコアPCB(MCPCB:Metal Core PCB)、軟性PCB(FPCB:Flexible PCB)などを含むこともでき、これに対して限定するものではない。前記発光素子パッケージ200は、前記ボトムカバー1011の側面または放熱プレートの上に提供される場合、前記基板1033は除去できる。ここで、前記放熱プレートの一部は、前記ボトムカバー1011の上面に接触できる。
そして、前記多数の発光素子パッケージ200は、光が放出される出射面が前記導光板1041と所定距離離隔するように搭載されることができ、これに対して限定するものではない。前記発光素子パッケージ200は、前記導光板1041の一側面である入光部に光を直接または間接的に提供することができ、これに対して限定するものではない。
前記導光板1041の下には前記部材1022が配置できる。前記部材1022は、前記導光板1041の下面に入射された光を反射させて上に向かうようにすることによって、前記ライトユニット1050の輝度を向上させることができる。前記部材1022は、例えば、PET、PC、PVCレジンなどで形成できるが、これに対して限定するものではない。前記部材1022は、前記ボトムカバー1011の上面であることがあり、これに対して限定するものではない。
前記ボトムカバー1011は、前記導光板1041、発光モジュール1031、及び部材1022などを収納することができる。このために、前記ボトムカバー1011は、上面が開口されたボックス(box)形状を有する収納部1012が備えられることができ、これに対して限定するものではない。前記ボトムカバー1011は、トップカバーと結合されることができ、これに対して限定するものではない。
前記ボトムカバー1011は金属材質または樹脂材質で形成されることができ、プレス成形または圧出成形などの工程を用いて製造できる。また、前記ボトムカバー1011は、熱伝導性の良い金属または非金属材料を含むことができ、これに対して限定するものではない。
前記表示パネル1061は、例えばLCDパネルであって、互いに対向する透明な材質の第1及び第2基板、そして第1及び第2基板の間に介された液晶層を含む。前記表示パネル1061の少なくとも一面には偏光板が付着されることができ、このような偏光板の付着構造に限定するものではない。前記表示パネル1061は、光学シート1051を通過した光により情報を表示するようになる。このような表示装置1000は、各種の携帯端末機、ノートブックコンピュータのモニタ、ラップトップコンピュータのモニタ、テレビなどに適用できる。
前記光学シート1051は、前記表示パネル1061と前記導光板1041との間に配置され、少なくとも一枚の透光性シートを含む。前記光学シート1051は、例えば拡散シート、水平及び垂直プリズムシート、及び輝度強化シートのようなシートのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記拡散シートは、入射される光を拡散させ、前記水平または/及び垂直プリズムシートは入射される光を表示領域に集光させ、前記輝度強化シートは損失される光を再使用して輝度を向上させる。また、前記表示パネル1061の上には保護シートが配置されることができ、これに対して限定するものではない。
ここで、前記発光モジュール1031の光経路の上には、光学部材として、前記導光板1041及び光学シート1051を含むことができ、これに対して限定するものではない。
図39は、本発明の実施形態に従う表示装置の他の例を示す図である。
図39を参照すると、表示装置1100は、ボトムカバー1152、前記に開示された発光素子100がアレイされた基板1020、光学部材1154、及び表示パネル1155を含む。前記基板1020と前記発光素子パッケージ200は、発光モジュール1060と定義できる。前記ボトムカバー1152には収納部1153を備えることができ、これに対して限定するものではない。
ここで、前記光学部材1154は、レンズ、導光板、拡散シート、水平及び垂直プリズムシート、及び輝度強化シートのうち、少なくとも1つを含むことができる。前記導光板は、PC材質またはPMMA(Poly methy methacrylate)材質からなることができ、このような導光板は除去できる。前記拡散シートは入射される光を拡散させ、前記水平及び垂直プリズムシートは入射される光を表示領域に集光させ、前記輝度強化シートは損失される光を再使用して輝度を向上させる。
前記光学部材1154は前記発光モジュール1060の上に配置され、前記発光モジュール1060から放出された光を面光源するか、拡散、集光などを遂行するようになる。
図40は、本発明の実施形態に従う照明装置を示す図である。
図40を参照すると、実施形態に従う照明装置は、カバー2100、光源モジュール2200、放熱体2400、電源提供部2600、内部ケース2700、及びソケット2800を含むことができる。また、実施形態に従う照明装置は、部材2300とホルダー2500のうち、いずれか1つ以上をさらに含むことができる。前記光源モジュール2200は、実施形態に従う発光素子パッケージを含むことができる。
例えば、前記カバー2100はバルブ(bulb)または半球の形状を有し、中空のものであり、一部分が開口された形状に提供できる。前記カバー2100は、前記光源モジュール2200と光学的に結合できる。例えば、前記カバー2100は、前記光源モジュール2200から提供される光を拡散、散乱、または励起させることができる。前記カバー2100は一種の光学部材でありうる。前記カバー2100は、前記放熱体2400と結合できる。前記カバー2100は、前記放熱体2400と結合する結合部を有することができる。
前記カバー2100の内面には乳白色塗料がコーティングできる。乳白色の塗料は光を拡散させる拡散材を含むことができる。前記カバー2100の内面の表面粗さは前記カバー2100の外面の表面粗さより大きく形成できる。これは、前記光源モジュール2200からの光が十分に散乱及び拡散されて外部に放出させるためである。
前記カバー2100の材質は、ガラス(glass)、プラスチック、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)などでありうる。ここで、ポリカーボネートは耐光性、耐熱性、強度に優れる。前記カバー2100は、外部から前記光源モジュール2200が見えるように透明であることがあり、不透明であることがある。前記カバー2100はブロー(blow)成形により形成できる。
前記光源モジュール2200は、前記放熱体2400の一面に配置できる。したがって、前記光源モジュール2200からの熱は前記放熱体2400に伝導される。前記光源モジュール2200は、光源部2210、連結プレート2230、及びコネクタ2250を含むことができる。
前記部材2300は前記放熱体2400の上面の上に配置され、複数の光源部2210とコネクタ2250が挿入されるガイド溝2310を有する。前記ガイド溝2310は、前記光源部2210の基板及びコネクタ2250と対応する。
前記部材2300の表面は光反射物質で塗布またはコーティングされたものでありうる。例えば、前記部材2300の表面は白色の塗料で塗布またはコーティングされたものでありうる。このような前記部材2300は、前記カバー2100の内面に反射されて前記光源モジュール2200側の方向に戻る光をまた前記カバー2100方向に反射する。したがって、実施形態に従う照明装置の光効率を向上させることができる。
前記部材2300は、例として絶縁物質からなることができる。前記光源モジュール2200の連結プレート2230は、電気伝導性の物質を含むことができる。したがって、前記放熱体2400と前記連結プレート2230との間に電気的な接触がなされることができる。前記部材2300は、絶縁物質で構成されて前記連結プレート2230と前記放熱体2400との電気的短絡を遮断することができる。前記放熱体2400は、前記光源モジュール2200からの熱と前記電源提供部2600からの熱の伝達を受けて放熱する。
前記ホルダー2500は、内部ケース2700の絶縁部2710の収納溝2719を塞ぐ。したがって、前記内部ケース2700の前記絶縁部2710に収納される前記電源提供部2600は密閉される。前記ホルダー2500は、ガイド突出部2510を有する。前記ガイド突出部2510は、前記電源提供部2600の突出部2610が貫通するホールを有する。
前記電源提供部2600は、外部から提供を受けた電気的信号を処理または変換して前記光源モジュール2200に提供する。前記電源提供部2600は、前記内部ケース2700の収納溝2719に収納され、前記ホルダー2500により前記内部ケース2700の内部に密閉される。前記電源提供部2600は、突出部2610、ガイド部2630、ベース2650、及び延長部2670を含むことができる。
前記ガイド部2630は、前記ベース2650の一側から外部に突出した形状を有する。前記ガイド部2630は、前記ホルダー2500に挿入できる。前記ベース2650の一面の上に多数の部品が配置できる。多数の部品は、例えば、外部電源から提供される交流電源を直流電源に変換する直流変換装置、前記光源モジュール2200の駆動を制御する駆動チップ、前記光源モジュール2200を保護するためのESD(Electro Static discharge)保護素子などを含むことができるが、これに対して限定するものではない。
前記延長部2670は、前記ベース2650の他側から外部に突出した形状を有する。前記延長部2670は、前記内部ケース2700の連結部2750の内部に挿入され、外部からの電気的信号の提供を受ける。例えば、前記延長部2670は、前記内部ケース2700の連結部2750の幅と等しいか小さく提供できる。前記延長部2670には“+電線”と“−電線”の各一端が電気的に連結され、“+電線”と“−電線”の他端はソケット2800に電気的に連結できる。
前記内部ケース2700は、内部に前記電源提供部2600と共にモールディング部を含むことができる。モールディング部はモールディング液体が固まった部分であって、前記電源提供部2600が前記内部ケース2700の内部に固定できるようにする。
以上、実施形態に説明された特徴、構造、効果などは、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれ、必ず1つの実施形態のみに限定されるものではない。延いては、各実施形態で例示された特徴、構造、効果などは、実施形態が属する分野の通常の知識を有する者により他の実施形態に対しても組合または変形されて実施可能である。したがって、このような組合と変形に関連した内容は本発明の範囲に含まれることと解釈されるべきである。
以上、本発明を好ましい実施形態をもとに説明したが、これは単なる例示であり、本発明を限定するものでなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性を逸脱しない範囲内で、以上に例示していない多様な変形及び応用が可能であることが分かる。例えば、実施形態に具体的に表れた各構成要素は変形して実施することができる。そして、このような変形及び応用にかかわる差異点も、特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。