JP2014135030A - バックラッシを補正するモータ制御装置 - Google Patents

バックラッシを補正するモータ制御装置 Download PDF

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    • G05B2219/41078Backlash acceleration compensation when inversing, reversing direction

Abstract

【課題】最適なバックラッシ補正を実行可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置は、位置指令作成部と、可動部の位置検出値と被駆動部の位置検出値との間の偏差を計算する偏差計算部と、可動部が第1の方向及び第2の方向に駆動されるときに、可動部が被駆動部に係合したときの偏差を第1の方向又は第2の方向に関連付けて係合時偏差として保持する保持部と、偏差計算部によって計算される偏差及び保持部によって保持される係合時偏差に基づいてバックラッシ補正量を計算する補正量計算部と、を具備する。可動部が被駆動部に係合したか否かは、被駆動部の移動量と閾値とを比較して判定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、バックラッシを補正するモータ制御装置に関する。
工作機械等の産業機械における送り軸及び産業用ロボットアームの軸(機械可動部)には、サーボモータが連結される。サーボモータの回転運動は、ボールネジを介してテーブルの直線運動に変換されたり、減速機を介して低減された回転速度を伴って軸に伝達されたりする。
これらボールネジ及び減速機においては、サーボモータ側のネジ又は歯車等の機械要素と、サーボモータによって駆動される被駆動部側の対応する機械要素とが互いに係合することによって、動力が伝達される。ここで、サーボモータが正方向に回転するときに機械要素が係合する係合位置と、負方向に回転するときの機械要素の係合位置との間に差が存在する場合がある。このような差は一般的にバックラッシと称されており、サーボモータによる被駆動部の位置決め精度を低下させる原因になり得る。
図7はバックラッシを説明するための図である。図7には、図示されないモータにより駆動される可動部WAと、可動部WAによって駆動される被駆動部WBとが示されている。可動部WAはその両端に突出部A1,A2を有しており、被駆動部WBはその中央に突起部Bを有している。可動部WAが右方向に移動すると、可動部WAの左側の突出部A1の内方端が被駆動部WBの突起部Bに係合する(図7の(a)の状態)。これにより、可動部WA及び被駆動部WBが一体的に右方向に移動するようになる。
また、被駆動部WBを右方向から左方向に移動させる場合には、可動部WAが左方向に移動される(図7の(b)の状態)。そして、可動部WAの右側の突出部A2の内方端が被駆動部WBの突起部Bに係合する(図7の(c)の状態)と、可動部WA及び被駆動部WBが一体的に左方向に移動するようになる。
このように被駆動部WBを反転させるときには、可動部WAと被駆動部WBとの間の係合が解除されてから、それらが再び係合するまでの間に、可動部WAがバックラッシに相当する所定の移動量C(図7の(a)及び(c)参照)だけ移動する必要がある。このようなバックラッシに起因する追加の移動量Cは、位置精度を低下させる原因になり得る。
それに対し、バックラッシを補償する補正量を作成し、反転時にこの補正量をモータの位置指令に加算することが行われている。特許文献1においては、各送り軸における反転前の送り速度及び反転するまでの移動量に対する補正量との関係を予め測定しておき、その関係に基づいて補正量を計算することが開示されている。また、特許文献2には、反転後の経過時間に応じて補正量を変更することが開示されている。
図8は、バックラッシを説明するための別の図である。図8には、可動部WAの突出部A1,A2のいずれもが突起部Bに係合していない状態が示されている。このような状態から可動部WAを左方向に移動させると、可動部WAはバックラッシに相当する距離Cよりも短い距離C1だけ移動して、被駆動部WBに係合する(図7の(c)の状態を参照されたい)ことになる。このような事象はバックラッシが比較的大きい場合に生じる傾向がある。
このような場合において、バックラッシに対応する一定の補正量をモータの位置指令に加算すると、補正量が過度に大きくなることになる。また、補正量が過度に大きくなるのを避けるために、バックラッシよりも小さい補正量を設定することも可能である。しかしながら、補正量を小さくしすぎると、逆に反転時の補正量が不足する虞がある。
これに対し、本願出願人によって出願されていて未公開の先行出願である特許文献3には、可動部と被駆動部とが互いに任意の位置関係にある場合でも適切なバックラッシ補正量が求められるモータ制御装置が開示されている。
しかしながら、特許文献3に係る関連技術は、可動部が被駆動部に係合したときの可動部と被駆動部との間の位置関係を記憶することが要求される。このような情報はソフトウェアに記憶させられるものの、制御装置への電力供給が絶たれると、記憶された情報は消失する。或いは必要な情報を不揮発性メモリに記憶させてもよいが、その場合はコスト増大につながる。また、機械構成及び機械特性が変化する可能性もあるので、制御装置の起動時にバックラッシ補正に必要な情報を取得するのが好ましい。
特開平9−319418号公報 特開2000−250614号公報 特願2012−195098号公報
したがって、起動直後の動作においても最適なバックラッシ補正を実行可能なモータ制御装置が望まれている。
本願に係る1番目の発明によれば、モータにより駆動される可動部と、該可動部により駆動される被駆動部との間のバックラッシを補正するモータ制御装置において、前記被駆動部の位置指令を作成する位置指令作成部と、前記可動部の位置を検出する第1の位置検出部と、前記被駆動部の位置を検出する第2の位置検出部と、前記第1の位置検出部によって検出される第1の位置検出値と前記第2の位置検出部によって検出される第2の位置検出値との間の偏差を計算する偏差計算部と、前記可動部が第1の方向及び該第1の方向とは反対の第2の方向に駆動されるときに、前記可動部が前記被駆動部に係合したか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記可動部が前記被駆動部に係合したと判定されたときに前記偏差計算部によって計算される前記偏差を前記第1の方向又は前記第2の方向に関連付けて係合時偏差として保持する保持部と、前記偏差計算部によって計算される前記偏差、及び前記保持部によって保持される前記係合時偏差に基づいて、バックラッシ補正量を計算する補正量計算部と、を具備し、前記判定部は、前記被駆動部の移動量が閾値を超えたときに前記可動部が前記被駆動部に係合したと判定する、モータ制御装置が提供される。
本願に係る2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記位置指令作成部は、前記判定部による前記可動部が前記被駆動部に係合したか否かの判定の際に、前記被駆動部を予備動作させる位置指令を作成可能である。
本願に係る3番目の発明によれば、2番目の発明において、前記被駆動部を予備動作させる位置指令が、前記被駆動部に対する位置指令の単位よりも小さく設定される。
本願に係る4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記被駆動部を予備動作させる位置指令が、前記被駆動部に対する位置指令の単位の半分に設定される。
本願に係る5番目の発明によれば、1番目から4番目のいずれかの発明において、前記第1の方向及び前記第2の方向における前記係合時偏差のうちの少なくともいずれか一方が前記保持部によって保持されていない場合に、前記位置指令作成部が、前記被駆動部を予備動作せる位置指令を作成可能である。
本願発明に係るモータ制御装置においては、被駆動部の移動量が閾値を超えたときに可動部と被駆動部とが互いに係合したと判定する。したがって、可動部と被駆動部とが互いに係合するときの位置関係に関する情報が予め記憶されていなくても適切なバックラッシ補正量が得られるようになる。
本発明の第1の実施形態に係るモータ制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るモータ制御装置においてバックラッシ補正量を算出する過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモータ制御装置において、可動部と被駆動部とが互いに係合したときの各駆動方向における係合時偏差を算出する過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモータ制御装置において、可動部と被駆動部とが互いに係合したときの偏差を得るための被駆動部の予備動作を説明する図である。 可動部及び被駆動部の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係るモータ制御装置の機能ブロック図である。 バックラッシを説明するための図である。 バックラッシを説明するための別の図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図示される実施形態の各構成要素は、本発明の理解を助けるためにその縮尺が実用的な形態から変更されている場合がある。同様の構成要素については同様の参照符号が共通して使用される。
図1は本発明の第1の実施形態に係るモータ制御装置10の機能ブロック図である。図1に示されるように、1対の突出部A1,A2を有する可動部WAがネジを介してモータMの出力軸に取付けられている。そして、突起部Bを有する被駆動部WBが可動部WAに係合可能に配置されている。
図7を参照して説明したように可動部WA及び被駆動部WBの間には、バックラッシが存在している。バックラッシの大きさ(移動量C)は、例えば三次元測定器により可動部WAの移動量を測定し、測定された移動量をモータMの移動量と比較してその差を測定することにより求められる。或いは、象限が切替わるときに生じる、いわゆる象限突起を測定することによってバックラッシが求められてもよい。
図1に示されるように、可動部WAの位置を検出する第1の位置検出部11、例えばエンコーダがモータMに取付けられている。この第1の位置検出部11は公知の手法により可動部WAの速度を検出することもできる。さらに、被駆動部WBの位置を検出する第2の位置検出部12が被駆動部WBに隣接して配置されている。
モータ制御装置10は、可動部WAの位置指令値CPを周期的に作成する位置指令作成部20と、可動部WAの速度指令CVを作成する速度指令作成部24と、モータMのトルク指令CTを作成するトルク指令作成部26とを備えている。
さらに、モータ制御装置10は、第1の位置検出部11によって検出される第1の位置検出値DP1と、第2の位置検出部12によって検出される第2の位置検出部DP2との間の偏差ΔPを計算する偏差計算部31を含んでいる。また、モータ制御装置10は、可動部WAを任意の初期位置から第1の方向及び該第1の方向とは反対の第2の方向に移動させたときに可動部WAが被駆動部WBに係合したか否かを判定する判定部32を含んでいる。
さらに、モータ制御装置10は、判定部32によって可動部WAが被駆動部WBに係合したことが判定されたときに偏差計算部31が計算した偏差ΔPを第1の方向及び第2の方向に関連付けて係合時偏差ΔP0として保持する保持部33を含んでいる。なお、保持部33は、速度などの他の要素も保持できるものとする。さらに、モータ制御装置10は、バックラッシを解消するためのバックラッシ補正量を計算する補正量計算部34を含んでいる。
図2は、本発明の実施形態に係るモータ制御装置10においてバックラッシ補正量を算出する過程を示すフローチャートである。図2に示される処理は所定の制御周期毎に繰返し行われる。以下、図1及び図2を参照して本発明のモータ制御装置10の動作を説明する。
先ず、図2のステップS11において、モータ制御装置10の位置指令作成部20が、加工プログラムに基づいて位置指令値CPを作成する。位置指令作成部20から出力される位置指令CPには、図1に示されるように加工用位置指令36と、0.5パルス指令発生器37の出力値とが含まれ得るが、ステップS11においては加工用位置指令36が作成される。加工用位置指令36は、被駆動部WBを所定の位置に移動させるための位置指令である。後述する被駆動部WBを予備動作させるための位置指令と区別するために説明の便宜上「加工用」という表現が使用されるものの、本発明の適用対象を限定する意図はない。次いで、ステップS12及びS13において、第1の位置検出部11及び第2の位置検出部12によって、可動部WAの位置及び被駆動部WBの位置が検出され、第1の位置検出値DP1及び第2の位置検出値DP2がそれぞれ生成される。
図1に示されるように、位置指令作成部20により作成された位置指令値CPから、第1の位置検出部11により検出された第1の位置検出値DP1が減算器21にて減算され、第1の位置偏差ΔP1が作成される。なお、図1から分かるように、第1の位置検出値DP1は、第1の位置検出部11の検出値に変換係数30が乗算された値である。
第2の位置検出部12により検出された第2の位置検出値DP2は、減算器27にて位置指令値CPから減算されて第2の位置偏差ΔP2が作成される。さらに、減算器28において第2の位置偏差ΔP2から第1の位置偏差ΔP1が減算されて、ローパスフィルタ29を通じて加算器23に出力される。ここで、減算器28と加算器23との間にローパスフィルタ29を介在させる理由は、位置偏差の変化が大きいときは第1の位置検出部11からの位置検出値に基づいて位置を制御することで安定的に可動部WAを動かし、位置偏差の変化が小さいときは第2の位置検出部12からの位置検出値に基いて位置を制御することで、被駆動部WBの位置決め精度を高めるためである。
加算器23により加算された第1の位置偏差ΔP1及び第2の位置偏差ΔP2は速度指令作成部24に入力されて、速度指令値CVが作成される。さらに、第1の位置検出部11により検出された速度検出値DVが、減算器25において速度指令値CVから減算されて、速度偏差ΔVが算出される。次いで、トルク指令作成部26が速度偏差ΔVに基づいてトルク指令値CTを作成するとともに、トルク指令値CTがモータMに入力される。なお、作成された速度指令値CV及び速度検出値DVは保持部33に順次保持されるものとする。
図1から分かるように、本発明においては、減算器28により第2の位置偏差ΔP2から第1の位置偏差ΔP1を減算した値が偏差計算部31に入力される。第1の位置偏差ΔP1及び第2の位置偏差ΔP2はいずれも位置指令値CPを含んでいるので、減算器28における減算の結果、偏差計算部31への入力値においては、位置指令値CPが実質的に除去されている。したがって、偏差計算部31は第1の位置検出値DP1と第2の位置検出値DP2との間の偏差ΔPを容易に計算できる(ステップS14)。或いは、後述するように第1の位置偏差ΔP1及び第2の位置偏差ΔP2を偏差計算部31に直接的に入力し、偏差ΔPを算出してもよい。
その後、ステップS15において、第1の方向及び第2の方向において可動部WAと被駆動部WBとが互いに係合した状態の係合時偏差ΔP0が保持部33によって保持されているか否かが判定される。ステップS15において、第1の方向及び第2の方向のうちの少なくともいずれか一方における係合時偏差ΔP0が保持されていないと判定された場合、ステップS16に進み、より詳細に後述する係合時偏差ΔP0を取得する処理が実行される。他方、ステップS15において、第1の方向及び第2の方向における係合時偏差ΔP0がそれぞれ保持されていると判定された場合、ステップS17に進む。ステップS17においては、偏差計算部31によって計算される偏差ΔPと、保持部33によって保持されている係合時偏差ΔP0とに基づいて、バックラッシ補正量が算出される。
図3を参照して、図2のステップS16において係合時偏差ΔP0を算出する処理について説明する。図3は、本発明の実施形態に係るモータ制御装置10において、可動部WAと被駆動部WBとが互いに係合したときの第1の方向及び第2の方向における係合時偏差ΔP0を算出する過程を示すフローチャートである。
図3に示されるように、先ず、ステップS21において位置指令作成部20の加工用位置指令36が被駆動部WBを停止させる指令であるか否かについて判定される。このステップS21において、加工用位置指令36が被駆動部WBを停止させる指令ではないと判定された場合には、ステップS30に進む。この場合は、図2のステップS15で判定されたように係合時偏差ΔP0が保持されていないにもかかわらず、操作者が何らかの理由で被駆動部WBを動作させようとしていることを意味する。このとき、バックラッシ補正量は未取得であるので、バックラッシ補正を実行することなく処理を完了させる。したがって、補正量計算部34はバックラッシ補正量をゼロに設定する(ステップS30)。
他方、ステップS21において、加工用位置指令36が被駆動部WBを停止させる指令であった場合、ステップS22に進み、被駆動部WBを予備動作させるための位置指令が作成される。この予備動作のための位置指令は、0.5パルス指令発生器37から加算器38に出力され、位置指令作成部20から位置指令CPとして出力される。本実施形態において、0.5パルス指令発生器37は、位置指令CPの単位の0.5倍のパルス(以下、「0.5パルス」と称する)に相当する位置指令を出力する。
図4は、本実施形態に係るモータ制御装置10において、可動部WAと被駆動部WBとが互いに係合したときの係合時偏差ΔP0を得るための被駆動部WBの予備動作を説明する図である。予備動作時において、被駆動部WBは、通常の動作制御時、例えば加工時の移動量に比べて顕著に小さい移動量だけ移動するのが好ましい。ここでは、前述したように位置指令CPの単位の0.5倍のパルスが生成される場合を考える。
図4の(a)は、可動部WA及び被駆動部WBの初期状態における位置関係を示している。このとき、被駆動部WBは座標X=0に位置している。この状態から0.5パルスの位置指令が作成される(すなわち、被駆動部WBをX=0.5の位置に移動させるための位置指令が作成される)。0.5パルスの位置指令に応答して、可動部WAが図4の右方向(第1の方向)に移動して、可動部WAの突出部A1が被駆動部WBの突起部Bと係合する(図4の(b)の状態)。その後、可動部WA及び被駆動部WBは、被駆動部WBがX=1の位置に到達するまで一体的に第1の方向に移動する。
被駆動部WBがX=1に位置する状態(図4の(c)の状態)は、指令位置(X=0.5)を越えて第1の方向に移動したことになる。したがって、モータMは、被駆動部WBを第1の方向とは反対方向の第2の方向に移動させるように反転動作する。それにより、可動部WAが第2の方向に移動して、可動部WAの突出部A2と被駆動部WBの突起部Bとが互いに係合する(図4の(d)の状態)。その後、可動部WA及び被駆動部WBは、被駆動部WBがX=0の位置に到達するまで一体的に第2の方向に移動する。このように、被駆動部WBを予備動作させるために0.5パルスを用いれば、被駆動部WBがいったん第1の方向に移動した後に第2の方向に反転して移動するような挙動を示す。それにより、第1の方向及び第2の方向の両方の駆動方向について、可動部WAと被駆動部WBとを互いに係合させられる。また、位置指令の単位の0.5倍の大きさのパルスを用いれば、被駆動部WBが第1の方向に移動する速度と、第2の方向に移動する速度とが等しくなり、予備動作を迅速に実行できるので有利である。
再び図3を参照して、ステップS23において、第1の方向における係合時偏差ΔP0が取得されているか否かが判定される。ステップS23において、第1の方向における係合時偏差ΔP0が取得されていないと判定された場合、ステップS24に進み、被駆動部WBが第1の方向に移動したか否かが判定される。この判定は、可動部WAが被駆動部WBに係合したか否かを判定するために、判定部32(図1)によって実行される判定である。判定部32は、第2の位置検出部12の位置検出値DP2に基づいて得られる被駆動部WBの予備動作時における移動量と、閾値35(図1)とを比較し、被駆動部WBの移動量が閾値35を超えたときに可動部WAが被駆動部WBに係合したと判定する。このことを図4に照らして説明すると、(b)の状態から(c)に至るまでに被駆動部WBが移動する移動量(プラス1)と、閾値35とが比較される。閾値35は、ゼロとプラス1との間の任意の値であり得る。閾値35は、ノイズ又は外乱による判定エラーを排除するように設定される。
ステップS24において、被駆動部が第1の方向に移動したと判定された場合は、ステップS25に進み、そのときの可動部WAの位置検出値DP1と、被駆動部WBの位置検出値DP2との間の偏差が、第1の方向における係合時偏差ΔP0として保持部33に保持される。
ステップS23において第1の方向における係合時偏差ΔP0が取得されていると判定された場合、又はステップS24において被駆動部WBが第1の方向に移動していないと判定された場合は、ステップS26に進む。
ステップS26〜S28においては、前述したステップS23〜S25と同様の処理が第2の方向について実行される。したがって、ステップS27において被駆動部WBが第2の方向に移動したか否かについて判定されるとき、図4の(d)の状態から(e)の状態に至るまでに被駆動部WBが移動する移動量(マイナス1)と、閾値35とが比較される。閾値35は、マイナス1とゼロとの間において、ノイズ又は外乱の影響を考慮して設定される。以上のようにして、第1の方向及び第2の方向の両方における係合時偏差ΔP0が係合時偏差保持部33に保持される。
前述したように、図示される実施形態においては、被駆動部WBを予備動作させるための位置指令として、加工用位置指令の単位の0.5倍のパルスが利用される。しかしながら、本発明はこのような特定の例に限定されない。例えば加工用位置指令の単位未満の任意の大きさであって、0.5倍のパルス以外の位置指令が用いられてもよい。或いは、加工用位置指令の単位以上の大きさの位置指令が被駆動部WBの予備動作のために用いられてもよい。例えば、加工用位置指令の単位の2倍の大きさの指令が付与される場合(指令位置がX=2の場合)、いったん被駆動部WBがX=2の位置に到達した後に、被駆動部WBをX=0に戻す逆向きの指令を付与すればよい。
続いて、可動部WA及び被駆動部WBの動作を説明する図である図5を参照して、図2に示されるステップS17におけるバックラッシ補正量の算出処理について説明する。図5は、ボールネジによってモータMから可動部WAへと動力が伝達される場合を示している。例えば可動部WAはネジ軸Nを有するボールネジである場合、突出部A1,A2がネジ山に相当し、被駆動部WBの突起部Bがネジ軸Nに嵌合するナットに相当する。
図5の(a)に示される状態は、可動部WA及び被駆動部WBの初期状態の位置関係を示す一例である。図5の(a)においては、被駆動部WBの突起部Bは可動部WAの1対の突出部A1,A2の間に位置している。図中には突起部Bと突出部A1,A2との間の間隙L1,L2がそれぞれ示されているものの、実際にはこれら間隙L1,L2の大きさは未知である。以下、図5の右方向を第1の方向、左方向を第2の方向として説明する。また、図5に示される(a)、(b)及び(c)の状態において、第1の位置検出部11によって検出される可動部WAの位置検出値をそれぞれXA、XA1、XA2とし、第2の位置検出部12によって検出される被駆動部WBの位置検出値をそれぞれXB、XB1、XB2とする。
図5の(b)は、可動部WAの突出部A1と被駆動部WBの突起部Bとが互いに係合している状態を示しており、(c)は、可動部WAの突出部A2と被駆動部WBの突起部Bとが互いに係合している状態を示している。図5から明らかなように、被駆動部WBを図5の(a)の状態から第1の方向に駆動させる場合のバックラッシの大きさはL1であり、第2の方向に駆動する場合のバックラッシの大きさはL2である。
図5の(a)の状態から(b)の状態まで被駆動部WBを移動させた場合、可動部WAは、被駆動部WBに対して相対的に第1の方向にL1だけ移動することになる。したがって、(b)の状態における可動部WAの位置検出値XA1と被駆動部WBの位置検出値XB1との間の偏差から、(a)の状態における可動部WAの位置検出値XAと被駆動部WBの位置検出値XBとの間の偏差を減算すれば、第1の方向におけるバックラッシ補正量に相当するL1が求められる。
同様に、被駆動部WBを第2の方向に移動させる場合は、(c)の状態における可動部WAの位置検出値XA2と被駆動部WBの位置検出値XB2との間の偏差から、(a)の状態における可動部WAの位置検出値XAと被駆動部WBの位置検出値XBとの間の偏差を減算すれば、第2の方向におけるバックラッシ補正量に相当するL2が求められる。
このように本実施形態においては、現在の可動部WAの位置XAと被駆動部WBの位置XBとの間の偏差ΔPと、保持部33に保持された係合時偏差ΔP0とに基づいてバックラッシ補正量を算出する。したがって、可動部WAと被駆動部WBとの位置関係に応じた最適なバックラッシ補正量を作成することが可能になる。また、必要なバックラッシ補正量は、被駆動部WBを微小に移動させる予備動作によって得られる。したがって、モータ制御装置10の電源投入直後における最初の指令を実行する場合であっても、バックラッシに起因する位置決め精度低下を防止できる。
図6は本発明の第2の実施形態に係るモータ制御装置10’の機能ブロック図である。図6においては、第1の位置検出部11によって検出される第1の位置検出値DP1及び第2の位置検出部12によって検出される第2の位置検出値DP2が偏差計算部31に直接的に入力されている。そして、前述した第1の実施形態と同様にして補正量計算部34により計算されたバックラッシ補正量は、分配部39を通って加算器22に入力され、速度指令値CVに加算される。分配部39を通ることによって、補正量計算部34から出力されるバックラッシ補正量は時分割されて加算器22に付与される。このようなモータ制御装置10’の場合であっても、第1の実施形態に関連して前述したのと同様な効果が得られるのは明らかであろう。
10 モータ制御装置
10’ モータ制御装置
11 第1の位置検出部
12 第2の位置検出部
20 位置指令作成部
24 速度指令作成部
26 トルク指令作成部
31 偏差計算部
32 判定部
33 保持部
34 補正量計算部
35 閾値
WA 可動部
WB 被駆動部

Claims (5)

  1. モータにより駆動される可動部と、該可動部により駆動される被駆動部との間のバックラッシを補正するモータ制御装置において、
    前記被駆動部の位置指令を作成する位置指令作成部と、
    前記可動部の位置を検出する第1の位置検出部と、
    前記被駆動部の位置を検出する第2の位置検出部と、
    前記第1の位置検出部によって検出される第1の位置検出値と前記第2の位置検出部によって検出される第2の位置検出値との間の偏差を計算する偏差計算部と、
    前記可動部が第1の方向及び該第1の方向とは反対の第2の方向に駆動されるときに、前記可動部が前記被駆動部に係合したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記可動部が前記被駆動部に係合したと判定されたときに前記偏差計算部によって計算される前記偏差を前記第1の方向又は前記第2の方向に関連付けて係合時偏差として保持する保持部と、
    前記偏差計算部によって計算される前記偏差、及び前記保持部によって保持される前記係合時偏差に基づいて、バックラッシ補正量を計算する補正量計算部と、を具備し、
    前記判定部は、前記被駆動部の移動量が閾値を超えたときに前記可動部が前記被駆動部に係合したと判定する、モータ制御装置。
  2. 前記位置指令作成部は、前記判定部による前記可動部が前記被駆動部に係合したか否かの判定の際に、前記被駆動部を予備動作させる位置指令を作成可能である、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記被駆動部を予備動作させる位置指令が、前記被駆動部に対する位置指令の単位よりも小さく設定される、請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記被駆動部を予備動作させる位置指令が、前記被駆動部に対する位置指令の単位の半分に設定される、請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記第1の方向及び前記第2の方向における前記係合時偏差のうちの少なくともいずれか一方が前記保持部によって保持されていない場合に、前記位置指令作成部が、前記被駆動部を予備動作せる位置指令を作成可能である、請求項2〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
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