JP2014134752A - 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走査線ピッチの調整に際して光源ユニットを回転させる際に、光源ユニットの光軸位置が変動するのを抑制することを課題とする。
【解決手段】偏向器を支持する光学ハウジングに支持された光源ユニット101内に配列されたVCSEL上の複数の発光部から照射される複数の走査光を、当該複数の発光部の配列方向に傾斜する方向(主走査方向)へ偏向器によって偏向することにより、当該複数の走査光で感光体ドラムの外周面を走査する光走査装置において、光学ハウジングは、光源ユニットから照射される走査光の光軸に平行な回転軸(X軸)回りに光源ユニットが回転可能なように光源ユニットの被支持部A−1,A−2に光学ハウジングのV字凹部401上の2箇所E−1,E−2を当接させて、光源ユニットを支持する。
【選択図】図8

Description

本発明は、光源装置内に配列された複数の発光部から照射される複数の走査光を回転多面鏡(ポリゴンミラー)等の光偏向手段によって偏向することにより、これらの走査光で被走査面を走査する光走査装置、及び、これを用いるプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
この種の光走査装置は、例えば、電子写真方式の画像形成装置における感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段として利用されるものが知られている。このような画像形成装置は、通常、光走査装置により画像情報に応じた走査光で感光体を走査して形成された潜像を現像することにより得られる画像を、最終的に記録材上に転移させる。光走査装置に搭載される光源装置には、近年、LD(Laser Diode)アレイや、垂直共振器面発光型レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)などのように、複数の発光部が配列された光源が使用され、発光部の多チャンネル化に伴う高品質化、高画質化が進んでいる。
特許文献1には、同一基板上に32個の発光部が2次元的(8個×4列)に配列されている面発光レーザアレイを備えた光源ユニット(光源装置)を有する光走査装置が開示されている。この光走査装置は、当該32個の発光部の光軸と平行でその配列中心を通る軸が回転軸となるように、光源ユニットが光学ハウジング(光源支持体)に対して回転可能に支持されている。具体的には、光軸方向に突出した光源ユニットの円筒状嵌合部を、光学ハウジングに形成された断面円形の円形嵌合孔に挿入することにより、光源ユニットが光学ハウジングに対して回転可能に支持されている。
この光走査装置では、上記回転軸を中心に光源ユニットを回転させることで、各発光部の配列方向と主走査方向との傾斜角度が変わり、副走査方向における各発光部間の走査線間隔(走査線ピッチ)を変更することができる。したがって、光源ユニットの回転角度を調整することで、走査線ピッチを調整することができる。
光源ユニットの回転角度を調整して走査線ピッチを調整する光走査装置においては、一般に、上記特許文献1に開示の光走査装置のように、光源装置の円筒状嵌合部を光源支持体の円形嵌合孔に挿入する構成が採用される。このような構成においては、光源装置の光軸(上記回転軸)の位置決め基準が、光源装置の円筒状嵌合部に当接する光源支持体の円形嵌合孔の内壁の一箇所となる。しかしながら、光源装置の円筒状嵌合部と光源支持体の円形嵌合孔との間には、両者を嵌合させるためのガタつきが存在するため、走査線ピッチの調整に際して光源装置を回転させるときに、光源装置の光軸位置がズレることがある。その結果、走査線ピッチに粗密が生じ、走査線ピッチの適正な調整が困難となるという問題があった。走査線ピッチに粗密があると、画像形成装置においては、画像上に副走査方向における周期的な濃度ムラ(バンディング)が発生する。
以下、上記問題について、図面を用いて詳しく説明する。なお、以下の説明では、主走査方向をY軸とし、副走査方向をZ軸とし、これらの軸に直交する軸をX軸とする。
図11は、光源装置内に配列される複数の発光部が配列された光源の一例を示す説明図である。なお、図11は、VCSELの基板面を正面から見た図である。
本例は、4×4個の発光部を備えたVCSELを用いた例であり、一度の走査によって16本の走査線を引くことが可能な構成である。この光源装置は、4×4個の発光部ch1〜ch16の配列中心Pを回転軸として回転可能な構成となっている。以下、各発光部ch1〜ch16の光軸と平行な配列中心Pを通る軸を、当該光源装置の光軸とする。
図12は、走査線ピッチが未だ調整されていない状態を示す説明図である。
走査線ピッチが未調整の状態である場合、副走査方向(図中上下方向)における各発光部ch1〜ch16間の走査線間隔(すなわち走査線ピッチ)は、同一列内の発光部間における走査線間隔である短いピッチd2と、隣り合う列間における発光部の走査線間隔である長いピッチd3とが混在した状態になっている。この場合、感光体等の被走査面上では、図13に示すように、走査線ピッチが不均一であり、走査線ピッチに粗密が生じる。
図14は、走査線ピッチが適正に調整された状態を示す説明図である。
図12に示す状態から図中時計回り方向γに光源装置を回転させていくと、同一列内の発光部間における走査線間隔は徐々に広がる一方、隣り合う列間における発光部の走査線間隔は徐々に狭くなる。そして、光源装置の回転角度を適正に調整することで、図15に示すように、すべての走査線間隔(走査線ピッチ)d1を均一にすることができる。なお、実際には、発光部ch1〜ch16の位置精度に製造誤差が存在するなどの理由で、完全に等間隔になることは無いことは言うまでもない。
図16は、光源装置の円筒状嵌合部を光源支持体の円形嵌合孔に嵌合させて光源装置を回転可能に支持する構成において発生する光軸位置のズレを説明するための説明図である。なお、図16中符号P2は、光源支持体の円形嵌合孔の中心を示している。
光源装置の円筒状嵌合部を光源支持体の円形嵌合孔に嵌合させた構成では、上述したように、ガタつきの存在によって、光源装置の光軸の位置決め基準が光源装置の円筒状嵌合部に当接する光源支持体の円形嵌合孔の内壁の一箇所となる。例えば、光源装置の円筒状嵌合部が図16中の実線で示す状態で嵌合している場合、その円筒状嵌合部は地点H1で光源支持体の円形嵌合孔の内壁に当接する。この場合、この当接地点H1を基準に位置決めされる光源装置の光軸位置は、図中符号P1−1に示す位置となる。
一方、光源装置を回転させると、その円筒状嵌合部と円形嵌合孔との当接地点が変化し、例えば、図16中地点H2で円筒状嵌合部が円形嵌合孔の内壁に当接した状態になる。この場合、この当接地点H2を基準に位置決めされる光源装置の光軸位置は、図中符号P1−2に示す位置となる。このように、走査線ピッチの調整に際して光源装置を回転させると光源装置の光軸位置が変動してしまうので、図14及び図15に示したように、走査線ピッチを均等に調整することが困難である。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、走査線ピッチの調整に際して光源装置を回転させる際に光源装置の光軸位置が変動するのを抑制することができる光走査装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、所定の方向に配列された複数の発光部を内部に備える光源装置と、上記複数の発光部から照射される複数の走査光を、該複数の発光部の配列方向に傾斜する方向へ偏向する光偏向手段と、上記光偏向手段及び上記光源装置を支持する光源支持体とを有し、上記光偏向手段によって偏向された複数の走査光で被走査面を走査する光走査装置において、上記光源支持体は、上記光源装置から照射される走査光の光軸に平行な回転軸回りに該光源装置が回転可能なように該光源装置の被支持部に該光源支持体の支持部上の2箇所を当接させて、該光源装置を支持することを特徴とする。
本発明においては、光源装置から照射される走査光の光軸に平行な回転軸回りに光源装置を回転させても、光源装置の被支持部に当接する光源支持体の支持部上の当接箇所が上記2箇所で安定する。したがって、本発明によれば、走査線ピッチの調整に際して光源装置を回転させる際に光源装置の光軸位置が変動するのを抑制することができるという優れた効果が得られる。
実施形態に係るカラープリンタの主要構成を示す模式図である。 同カラープリンタにおける光走査装置であるBk−Cユニットの入射光学系のレイアウトを示す模式図である。 同入射光学系におけるプリズムビームスプリッタの説明図である。 同Bk−Cユニットの走査光学系のレイアウトを示す模式図である。 同Bk−Cユニットにおける回転多面鏡の回転軸方向から見た偏向器の構成を示す模式図である。 同Bk−Cユニットにおける光源ユニットを下側から見た斜視図である。 同光源ユニット内における光路を上側から見た模式図である。 同光源ユニットの光源ホルダとこれを支持する光学ハウジングとを、光源ユニットの光軸に直交する面に沿って、光源ユニット上の被支持部A−1,A−2を通るように切断した断面図である。 同光源ユニットの光源ホルダとこれを支持する光学ハウジングとを、光源ユニットの光軸に直交する面に沿って、光源ユニット上の被支持部Bを通るように切断した断面図である。 同光源ユニットを同光学ハウジングに固定するための固定部材を示す斜視図である。 同光源ユニットとして利用可能な光源装置内に配列される複数の発光部が配列された光源の一例を示す説明図である。 走査線ピッチが未だ調整されていない状態の光源を示す説明図である。 走査線ピッチが未だ調整されていない状態における感光体等の被走査面上の走査線ピッチを示す説明図である。 走査線ピッチが適正に調整された状態を示す説明図である。 走査線ピッチが適正に調整された状態における感光体等の被走査面上の走査線ピッチを示す説明図である。 光源装置の円筒状嵌合部を光源支持体の円形嵌合孔に嵌合させて光源装置を回転可能に支持する従来構成において発生する光軸位置のズレを説明するための説明図である。 変形例における光源ユニットを、光軸及びZ軸の両方に平行な断面で切断したときの断面図である。 同光源ユニットをレーザ光の射出側から見た正面図である。 同光源ユニットの下面図である。
以下、本発明に係る光走査装置を用いた画像形成装置としてのカラープリンタの一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るカラープリンタ500の主要構成を示す模式図である。
このカラープリンタ500は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のトナー像を互いに重ね合わせることにより、フルカラー画像を形成することができるタンデム方式の多色カラープリンタである。このカラープリンタ500は、光走査装置100、4つの感光体ドラム501,502,503,504、4つのクリーニングユニット605Y,605M,605C,605Bk、4つの帯電装置602Y,602M,602C,602Bk、4つの現像ローラ603Y,603M,603C,603Bk、4つの現像装置604Y,604M,604C,604Bk、中間転写体である中間転写ベルト606、二次転写ローラ613、定着装置610、給紙コロ608、レジストローラ対609、排紙ローラ612、排紙トレイ611などを備えている。
感光体ドラム501、クリーニングユニット605Y、帯電装置602Y、現像ローラ603Y、現像装置604Yは、イエロー画像を形成する画像ステーション(以下「Yステーション」という。)を構成する。感光体ドラム502、クリーニングユニット605M、帯電装置602M、現像ローラ603M、現像装置604Mは、マゼンタ画像を形成する画像ステーション(以下「Mステーション」という。)を構成する。感光体ドラム503、クリーニングユニット605C、帯電装置602C、現像ローラ603C、現像装置604Cは、シアン画像を形成する画像ステーション(以下「Cステーション」という。)を構成する。感光体ドラム504、クリーニングユニット605Bk、帯電装置602Bk、現像ローラ603Bk、現像装置604Bkは、ブラック画像を形成する画像ステーション(以下「Kステーション」という。)を構成する。
各感光体ドラム501,502,503,504は、いずれも、その周面に感光層を備えており、不図示の回転機構によって図1中矢印方向へ回転駆動する。各帯電装置602Y,602M,602C,602Bkは、対応する感光体ドラム501,502,503,504の表面を一様に帯電させる。
光走査装置100は、イエロー用感光体ドラム501及びマゼンタ用感光体ドラム502を露光走査するM−Yユニット100Aと、シアン用感光体ドラム503及びブラック用感光体ドラム504を露光走査するBk−Cユニット100Bとから構成されている。光走査装置100は、各々対応する感光体ドラム表面を被走査面として、画像情報に基づいた点灯制御で走査光を照射し、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する。ここで形成された静電潜像は、感光体ドラム501,502,503,504の回転に伴って、現像装置604Y,604M,604C,604Bkの現像ローラと対向する現像領域へ搬送される。
各現像装置604Y,604M,604C,604Bkには、帯電したトナーを担持する現像ローラが備わっている。現像ローラには所定の現像バイアスが印加されており、これにより形成される現像電界の作用によって、現像ローラ上のトナーが感光体ドラム上の静電潜像へ付着する。これにより、感光体ドラム501,502,503,504上には、トナーが付着した像(以下「トナー画像」という。)が形成される。
このようにして形成されたトナー画像は、感光体ドラム501,502,503,504の回転に伴って中間転写ベルト606と対向する一次転写領域へ搬送される。そして、各感光体ドラム501,502,503,504上におけるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像は、互いに重なり合うタイミングで中間転写ベルト606上に順次一次転写され、これにより中間転写ベルト606上に多色のカラー画像が形成される。各クリーニングユニット605Y,605M,605C,605Bkは、対応する感光体ドラム501,502,503,504の表面に転写されずに残った転写残トナーを除去する。
一方、記録材である記録紙510は、給紙コロ608によって1枚ずつレジストローラ対609へ搬送する。レジストローラ対609は、所定のタイミングで記録紙510を中間転写ベルト606と二次転写ローラ613とが対向する二次転写領域へ送る。この二次転写領域において、中間転写ベルト606上の多色のトナー画像が記録紙510に二次転写される。多色のトナー画像が転写された記録紙510は、その後、定着装置610に送られる。定着装置610は、熱と圧力により記録紙510上のトナー画像を記録紙に定着させる。定着後の記録紙510は、排紙ローラ612を介して排紙トレイ611上に排紙される。
次に、光走査装置100の構成及び動作について説明する。
光走査装置100を構成するM−Yユニット100AとBk−Cユニット100Bとは、その基本構成が同じであるため、以下の説明ではBk−Cユニット100Bを用いて光走査装置100の構成及び動作を説明する。なお、以下の説明では、適宜、色分け符号であるY、M、C、Bkを省略する。
図2は、Bk−Cユニット100Bの入射光学系のレイアウトを示す模式図である。
光源装置である光源ユニット101は、直線偏光にてレーザ光を射出する光源102と、光源102から射出されたレーザ光を円偏光に変換する1/4波長板105と、1/4波長板105で円偏光に変換されたレーザ光を平行光にするコリメートレンズ106と、コリメートレンズ106で平行化されたレーザ光を切り取るアパーチャ107とから構成されている。これらの光学部品102,105,106,107は、後述する光源ホルダ103(図6や図7等を参照)に対して、所定の位置に位置決めされて一体的に組み付けられている。光源ユニット101から射出されるレーザ光は、入射光学系を介して、光偏向手段としての偏向器202へ入射する。
入射光学系は、光源ユニット101から射出されたレーザ光を副走査方向(図2中紙面前後方向)で2つに分割するプリズムビームスプリッタ(PBS)203と、2つに分割されたレーザ光L1,L2の偏光特性を直線偏光から円偏光に変換する1/4波長板204と、円偏光に変換された各レーザ光L1,L2を、偏向器202に搭載される2つの回転多面鏡202a,202bのミラー面上で結像させるシリンドリカルレンズ205とを有している。シリンドリカルレンズ205は、円偏光に変換されたレーザ光を副走査方向についてのみ集光機能を持っている。
このような入射光学系によって所定のレーザプロファイルに形成された各レーザ光L1,L2は、偏向器202の各回転多面鏡202a,202bのミラー面上にそれぞれ結像される。偏向器202は、副走査方向に平行な回転軸を中心に回転多面鏡202a,202bを一体的に所定の回転数で安定駆動させている。このように回転している回転多面鏡202a,202bのミラー面にレーザ光L1,L2が入射することで、図2に示すように、レーザ光L1,L2が主走査方向へ走査される。
図3は、プリズムビームスプリッタ203の説明図である。
光源ユニット101から射出されるレーザ光L0は、光源ユニット101内の1/4波長板105によって直線偏光から円偏光に変換されている。このように円偏光特性をもつレーザ光L0は、偏向ビームスプリッタ203の偏光分離面に到達すると、円偏光の偏光成分のうち、回転多面鏡202a,202bのミラー面に対する入射面に垂直な成分(s偏光成分)のみが偏光分離面を透過し、s偏光成分のみのレーザ光L2が下段回転多面鏡202bへ向かう。一方、円偏光の偏光成分のうち、回転多面鏡202a,202bのミラー面に対する入射面に平行な成分(p偏光成分)は、偏光分離面で反射される。その後、p偏光成分のみのレーザ光L1は、偏向ビームスプリッタ203の反射面で反射され、上段回転多面鏡202aに向かう。この時点で、分離された2つのレーザ光L1,L2は、それぞれ、異なる偏光特性を有するものとなっているが、その後、各レーザ光L1,L2は、1/4波長板204により再度円偏光に変換される。
図4は、Bk−Cユニット100Bの走査光学系のレイアウトを示す模式図である。
偏向器202によって走査されたレーザ光のうちの一方のレーザ光L1(上段回転多面鏡202aのミラー面で走査されたレーザ光)は、第1出射レンズ301及び第2出射レンズ302を経て、防塵ガラス305を透過して、感光体ドラム504の表面で等速走査される。この光路上には、レーザ光L1を折り返すためのミラー303a,303b,303cが設置されている。また、他方のレーザ光L2(下段回転多面鏡202bのミラー面で走査されたレーザ光)は、第1出射レンズ301及び第2出射レンズ302を経て、防塵ガラス305を透過して、感光体ドラム504の表面で等速走査される。この光路上には、レーザ光L2を折り返すためのミラー304が設置されている。
上述した入射光学系、偏向器202及び走査光学系は、いずれも、光源支持体としての図4に示す光学ハウジング400に一体的に固定されており、光走査装置としての特性が確保されている。
図5は、回転多面鏡202a,202bの回転軸方向から見た偏向器202の構成を示す模式図である。
偏向器202において、2つの回転多面鏡202a,202bは、一体的な形状であり、モータ基板202C上に組みつけられる。回転多面鏡202a,202bは、それぞれ4面のミラー面をもっており、上段回転多面鏡202aのミラー面と下段回転多面鏡202bのミラー面とは、回転方向に角度θだけずれるように配置されている。本実施形態では、θ=45°となっている。上段回転多面鏡202aは、感光体ドラム504の走査に用いられ、下段回転多面鏡202bは感光体ドラム503の走査に用いられるが、上記のような配置によって幾何的に同時に走査することがない。
図6は、光源ユニット101を下側から見た斜視図である。
図7は、光源ユニット101内における光路を上側から見た模式図である。
以下の説明においては、便宜上、レーザ光が射出される方向(光軸方向)をX軸とし、主走査方向をY軸とし、副走査方向をZ軸とする。光源ユニット101は、光源102、1/4波長板105、コリメートレンズ106、アパーチャ107のほかに、射出するレーザ光の一部を切り取って発光光量をモニタリングするための光量取得手段としてのフォトダイオード109が備わっている。
レーザ変調基板104に実装されている光源102から射出されたレーザ光は、偏向器202に向けて射出されるレーザ光L0と、フォトダイオード109へ向かうレーザ光L0’とに分けられる。アパーチャ107は、図示しない開口部によってレーザ光L0のビームプロファイルを形成するが、その入射面側の壁面がミラー構成となっている。そのため、開口部の周辺部に到達したレーザ光は、アパーチャ107の入射面側壁面で反射し、ミラー108Aに向かう。そして、ミラー108Aで反射したレーザ光L0’は、光源ホルダ103に形成されている開口部Dを通過することによって必要なレーザ光のみを切り出された後、コリメートレンズ108Bによって集光される。その後、レーザ光L0’は、レーザ変調基板104に実装されているフォトダイオード109によって受光され、その光量が検出される。この検出結果は、図示しない光源102のパワー制御を行う制御部に送られ、光源102が射出するレーザ光のパワー調整に用いられる。
図8は、光源ユニット101の光源ホルダ103とこれを支持する光学ハウジング400とを、光源ユニット101から射出されるレーザ光の光軸方向に直交する面に沿って、光源ユニット101上の被支持部A−1,A−2を通るように切断した断面図である。
光源ホルダ103上の2つの被支持部A−1,A−2は、図6に示す位置に配置されており、図8に示すように、光源102から射出されるレーザ光L0の光軸(以下、単に、光源102の光軸という。)に直交する面において、その光軸を中心とする仮想円Rの円周上に存在する部分円弧形状をとる。一方、光学ハウジング400上には、光源102の光軸に直交する断面形状が、図8に示すように、V字形状であるV字凹部401が形成されている。光源ホルダ103上における部分円弧形状の被支持部A−1,A−2は、光学ハウジング400上のV字凹部401の内壁を構成する2つの平面部E−1,E−2に対して、それぞれ、点接触で接触する。これにより、光源ホルダ103上の被支持部A−1,A−2は、光学ハウジング400上のV字凹部401によって下側から支持される。なお、本明細書において、点接触とは、理論上の点接触とは異なり、仮想円Rの円周方向における接触幅が短い接触を意味するものである。
図9は、光源ユニット101の光源ホルダ103とこれを支持する光学ハウジング400とを、光源ユニット101から射出されるレーザ光の光軸方向に直交する面に沿って、光源ユニット101上の被支持部Bを通るように切断した断面図である。
光源ホルダ103上の1つの被支持部Bは、図6に示す位置に配置されており、図9に示すように、光源102の光軸に直交する面において、その光軸を中心とする仮想円rの円周上に存在する部分円弧形状をとる。一方、光学ハウジング400上には、光源102の光軸に直交する断面形状が、図9に示すように、上記仮想円rの円周上に存在する部分円弧形状である円弧状凹部402が形成されている。光源ホルダ103上における部分円弧形状の被支持部Bは、光学ハウジング400上の円弧状凹部402の内壁を構成する曲面部Fに接触する。これにより、光源ホルダ103上の被支持部Bは、光学ハウジング400上の円弧状凹部402によって下側から支持される。
図10は、光源ユニット101を光学ハウジング400に固定するための固定部材を示す斜視図である。
この固定部材110は、図6に示す光源ホルダ103上の5箇所の被支持部A−1,A−2,B,C−1,C−2を、光学ハウジング400の対応する各支持部であるV字凹部401、円弧状凹部402等へ当接させるための部材である。固定部材110は、図示しない弾性部材であるスプリングの付勢力を受けて、光源ユニット101を下側へ付勢する。光源ユニット101は、光源ユニット101の光軸方向における被支持部A−1及びA−2と被支持部Bとの間で、固定部材110からの付勢力を受ける。これにより、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2,Bは、いずれも、光学ハウジング400上のV字凹部401及び円弧状凹部402に安定して当接した状態が維持される。
このように、本実施形態においては、光源ホルダ103が光学ハウジング400に3つの被支持部A−1,A−2,Bで3点支持される。これにより、光源ユニット101のY軸回りの回転動作(β回転)が規制されるとともに、Z軸回りの回転動作(α回転)が規制されて、光学ハウジング400に対して光源ユニット101が位置決めされる。
また、固定部材110の上面には、弾性部材である2つの板バネ112が組み付けられている。この板バネ112の自由端は、光源ユニット101上の被支持部C−1,C−2の裏面に当接し、板バネ112の付勢力によって光源ユニット101をX軸方向へ付勢する。これにより、光源ユニット101上の被支持部C−1,C−2が図示しない光学ハウジング400の支持部に押し付けられ、光源ユニット101のX軸方向の位置決めがなされる。なお、光源ユニット101のX軸方向位置決め基準となるのは、光源ユニット101上の被支持部C−1,C−2のいずれか一方のみである。
また、固定部材110には、弾性部材であるスプリング114が固定されている。このスプリング114は、図10に示すように、光源ユニット101の光軸に対して主走査方向(Y軸方向)に外れた光源ホルダ103の箇所を下側へ付勢している。これにより、光源ユニット101は、その光軸を回転軸としてX軸回り(γ回転)に回転する付勢力を受ける。一方、固定部材110には、光源ユニット101の光軸を挟んでスプリング114とは反対側の位置で光源ホルダ103に当接して、スプリング114による光源ホルダ103のX軸回りの回転を阻止するγ調整ネジ115が設けられている。γ調整ネジ115は、固定部材110のネジ孔に取り付けられている。このγ調整ネジ115を締める方向に回転させると、そのγ調整ネジ115の端部に当接する光源ホルダ103の箇所を押し下げ、スプリング114の付勢力に抗して、光源ユニット101をX軸回りに回転させることができる。したがって、γ調整ネジ115の回転量を調整することで、光源ユニット101におけるX軸回りの回転角度を調整することができる(γ調整)。
次に、本実施形態における効果について、光源102が図11に例示した4個×4個で配列された合計16個の発光部ch1〜ch16を有する垂直共振器面発光型レーザ(VCSEL)である場合を例に挙げて説明する。
このような光源102を用いる場合、16個の発光部の光軸と平行でその配列中心を通る軸Pを光源ユニット101の光軸とし、この光軸Pを回転軸として光源ユニット101を回転させて、光源ユニット101のγ調整を行う。このγ調整において、図12に示す未調整状態から、図中時計回り方向(X軸回り)に光源ユニット101を回転させることで、図14に示すように、16個の発光部における副走査方向間隔を均一化させることができる。これにより、各発光部を走査することで得られる感光体ドラム上の16本の走査線のピッチd1を均一化することができる。
本実施形態においては、γ調整の際、光源ユニット101のX軸回り(γ回転)の回転中、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2の2箇所と光学ハウジング400のV字凹部401との当接状態が維持される。すなわち、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2の2箇所と光学ハウジング400のV字凹部401との当接箇所が、光源ユニット101のX軸回り(γ回転)の回転角度によって変化することがない。したがって、γ調整のために光源ユニット101をX軸回り(γ回転)に回転させても、光源ユニット101の光軸位置が主走査方向や副走査方向に変位することがない。よって、光源ユニット101のX軸回り(γ回転)の回転中に光源ユニット101の光軸位置が変位してしまう従来構成と比較して、走査線ピッチを均一化するためのγ調整が容易となる。
〔変形例〕
次に、光源ユニット101を光学ハウジング400に固定するための他の構成(変形例)について説明する。
図17は、光軸P及びZ軸の両方に平行な断面で光源ユニット101を切断したときの断面図である。
図18は、光源ユニット101をレーザ光の射出側から見た正面図である。
図19は、光源ユニット101の下面図である。
本変形例において、光源ユニット101を光学ハウジング400に固定するための固定部材110のブラケット111は、光源ユニット101と一体的にアセンブリされており、3方向を規制する弾性部材とγ調整可能なγ調整ネジ115とを用いて調整保持される。
第1の弾性部材は、光源ユニット101のX軸方向の規制を行うもので、上記実施形態と同様、2つの板バネ(以下「第1板バネ」という。)112で構成されている。2つの第1板バネ112は、図17に示すように、光源ユニット101上の被回転軸方向位置基準部である被支持部C−1,C−2の裏面に当接し、当該第1板バネ112の付勢力によって光源ユニット101をX軸方向へ付勢する。これにより、光源ユニット101上の被支持部C−1,C−2が図示しない光学ハウジング400の回転軸方向位置基準部である支持部に押し付けられ、光源ユニット101のX軸方向の位置決めがなされる。これらの第1板バネ112は、図18に示すように、回転軸(光軸P)を略中心として、主走査方向(Y軸上)にそれぞれ光学ユニット101に付勢力を作用させる力点FP1,FP2を持つ構成となっており、2つの力点FP1,FP2は、回転軸(光軸P)を中心にそれぞれ距離L1及びL2だけ離れている。本変形例では、2つの第1板バネ112が同等の付勢力を持つので、L1≒L2の関係となるように構成し、両第1板バネ112の付勢力の差で光源ユニット101がα方向(Z軸回りの回転方向)に回転することを抑制している。すなわち、2つの第1板バネ112の付勢力が光源ユニット101に作用することで光源ユニット101に生じる回転モーメントが実質的にゼロとなるように、構成されている。
また、第2の弾性部材は、図17に示すように、光源ユニット101のZ軸方向の規制を行うもので、1つの板バネ(以下「第2板バネ」という。)113で構成されている。この第2板バネ113は、図18に示すように、光源ユニット101を下側へ付勢し、これにより、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2及び被支持部Bを、それぞれ、光学ハウジング400上のV字凹部401及び円弧状凹部402に向けて加圧する。この第2板バネ113の付勢力が光源ユニット101に作用する力点FP3は、図17に示すように、回転軸(光軸P)を含むようにZ軸に沿って規定される仮想面(副走査面)上に位置し、かつ、X軸方向の位置が光源ユニット101の被支持部A−1,A−2と被支持部Bとの間に位置するように構成されている。1つの第2板バネ113の付勢力で、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2と被支持部Bの両方を、光学ハウジング400のV字凹部401及び円弧状凹部402に当接させることができる。
また、第3の弾性部材は、γ調整ネジ115とともに光源ユニット101をγ調整するためのもので、上記実施形態と同様にスプリング114で構成してもよいが、本変形例ではゴム等で成形された弾性体ブロックを用いる。弾性体ブロック117の付勢力が光源ユニット101に作用する力点FP4は、図18に示すように、回転軸(光軸P)から距離L3だけ離れた位置に設定されている。また、弾性体ブロック117とともにγ調整を行うγ調整ネジ115が光源ユニット101に作用する力点FP5は、回転軸(光軸P)から距離L4だけ離れた位置に設定されている。弾性体ブロック117は、ブラケット111の凸形状部分に取り付けられており、弾性体ブロック117の一端を受けるブラケット111の受け面を基準に、回転軸(光軸P)を中心にして光学ユニット101を図18に示す円弧状矢印に沿って反時計回り方向へ付勢する。
弾性体ブロック117の付勢力による光学ユニット101の回転はγ調整ネジ115によって規制される。γ調整ネジ115を回すと、光源ユニット101と接触するγ調整ネジ115の下端部の位置がブラケット111に対して相対的に変化する。これにより、光源ユニット101のγ方向(X軸回りの回転方向)における回転位置を調整することができる。回転軸(光軸P)に対する弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115の各距離L3,L4は、L3≒L4となるように配置されている。これは、回転軸(光軸P)を中心として精度よく回転調整可能にするためである。より詳しくは、これらの距離L3,L4が著しく不均一である場合、光源ユニット101における2つの被支持部A−1,A−2のどちらか一方が、光学ハウジング400のV字凹部401から離れてしまい、光軸Pが理想位置からずれてしまうためである。
また、図19に示すように、弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115の各力点FP4,FP5を結ぶ仮想線は、回転軸(光軸P)に直交する仮想面とほぼ平行になるように構成されている。これは、光源ユニット101のα方向への回転が生じることを防止するためである。また、弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115の各力点FP4,FP5は、第2板バネ112の力点FP3と同様、図19に示すように、X軸方向の位置が光源ユニット101の被支持部A−1,A−2と被支持部Bとの間に位置するように構成されている。これにより、弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115により光源ユニット101を下側へ付勢する力で、光源ユニット101の被支持部A−1,A−2と被支持部Bの両方を、光学ハウジング400のV字凹部401及び円弧状凹部402に当接させることができる。
本変形例において、光源ユニット101を光学ハウジング400に固定するための固定部材110は、2つの第1板バネ112、第2板バネ113、弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115を、ブラケット111に一体的に保持した構成となっている。具体的には、2つの第1板バネ112及び第2板バネ113については、板金のカシメ工法による一体化、弾性体ブロック117はブラケット111に形成したバーリング穴への圧入、γ調整ネジ115はバーリング穴にタップ加工を施した箇所への回転挿入によって、ブラケット111に一体保持させる。
固定部材110にアセンブリされた光源ユニット101を光学ハウジング400に取り付ける際には、光学ハウジング400の上部から光源ユニット101を挿入する。そして、図19に示すブラケット111の主基準穴116−Aと従基準穴116−Bに光学ハウジング400に形成された不図示の基準形状箇所を挿入させ、ネジ等の締結部材によって位置決め固定する。これにより、光源ユニット101は、光学ハウジング400に固定設置され、その後、γ調整ネジ115を用いて光源ユニット101のγ調整を行う。
本変形例においては、光源ユニット101の被支持部(被基準部)A−1,A−2の2箇所と被支持部(被基準部)Bの1箇所の合計3箇所を、光学ハウジング400のV字凹部(基準部)401及び円弧状凹部(基準部)402に当接させるための各種部材、具体的には、第2板バネ113、弾性体ブロック117及びγ調整ネジ115が共通支持部材であるブラケット111によって一体支持された構成となった固定部材110を用いている。これにより、光源ユニット101の光学ハウジング400への取り付け作業が容易となる。
また、本変形例では、第1板バネ112により、光源ユニット101の被支持部(被基準部)C−1,C−2が、図示しない光学ハウジング400の支持部(基準部)に当接して、X軸方向の位置決めがなされている。本変形例においては、この第1板バネ112もブラケット111によって一体支持されているので、光源ユニット101の光学ハウジング400への取り付け作業が更に容易である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
所定の方向に配列された複数の発光部ch1〜ch16を内部に備える光源装置と、上記複数の発光部から照射される複数の走査光を、該複数の発光部の配列方向に傾斜する方向へ偏向する偏向器202等の光偏向手段と、上記光偏向手段及び上記光源装置を支持する光学ハウジング400等の光源支持体とを有し、上記光偏向手段によって偏向された複数の走査光で感光体ドラム501,502,503,504の外周面等の被走査面を走査する光走査装置100において、上記光源支持体は、上記光源装置から照射される走査光の光軸に平行な回転軸P(X軸)回りに該光源装置が回転可能なように該光源装置の被支持部A−1,A−2に該光源支持体のV字凹部401等の支持部上の2箇所E−1,E−2を当接させて、該光源装置を支持することを特徴とする。
これによれば、光源装置の回転軸(X軸)回りの回転中に、光源装置の被支持部の2箇所と光源支持体の支持部との当接箇所が安定する。したがって、光源装置の回転軸回りの角度調整中(γ調整中)に、光源装置の光軸位置が変位せず、走査線ピッチを均一化するためのγ調整が容易となる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、上記光源装置の上記被支持部A−1,A−2は、上記回転軸(X軸)に直交する断面の外形形状が、該回転軸を中心とした円周の一部である部分円弧形状であることを特徴とする。
これによれば、光源装置の回転軸(X軸)回りの回転中、光源装置の被支持部の2箇所と光源支持体の支持部との当接箇所を不動の点接触とすることが可能となる。よって、より走査線ピッチを均一化するためのγ調整が容易となる。
(態様C)
上記態様Cにおいて、上記光源支持体の支持部は、上記回転軸に直交する断面上で上記光源装置の上記被支持部に対して上記2箇所で点接触する形状を有することを特徴とする。
これによれば、光源装置の回転軸(X軸)回りの回転中、光源装置の被支持部の2箇所と光源支持体の支持部との当接箇所を不動の点接触とすることができ、走査線ピッチを均一化するためのγ調整の容易化を簡易に実現できる。
(態様D)
上記態様A〜Cのいずれかの態様において、上記光源装置の被支持部に上記光源支持体の支持部上の2箇所を当接させた状態で該光源装置を上記回転軸回りに回転させて該光源装置の回転位置を調整する固定部材110等の回転位置調整手段を有することを特徴とする。
これによれば、組み付け後のγ調整を容易化できる。
(態様E)
上記態様Dにおいて、上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢するスプリング114や弾性体ブロック117等の回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整するγ調整ネジ115等の回転規制調整部材とから構成されており、上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する力点FP4等の地点と上記回転軸(光軸P)との距離が、上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する力点FP5等の地点と該回転軸(光軸P)との距離と略等しいことを特徴とする。
これによれば、安定したγ調整が可能となる。
(態様F)
上記態様D又はEにおいて、上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢するスプリング114や弾性体ブロック117等の回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整するγ調整ネジ115等の回転規制調整部材とから構成されており、上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する力点FP4等の地点と上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する力点FP5等の地点とが、上記回転軸に対して直交する仮想面上に位置するように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、意図しないα方向やγ方向に光源装置が回転してしまうのを抑制する効果が得られる。
(態様G)
上記態様A〜Fのいずれかの態様において、上記光源支持体は、上記2箇所E−1,E−2を結ぶ軸(Y軸)を回転中心として上記光源装置が回転(β回転)するのを規制するように、該光源装置の他の被支持部Bに該光源支持体の他の支持部(円弧状凹部402)を当接させて該光源装置を支持することを特徴とする。
これによれば、2箇所E−1,E−2を結ぶ軸(Y軸)を回転中心とした光源装置の回転(β回転)を抑制できるので、このβ回転による光源装置の光軸の傾きを抑制でき、走査線の位置ズレを抑制できる。
(態様H)
上記態様Gにおいて、上記光源装置における上記他の被支持部は、上記回転軸に直交する断面の外形形状が、上記回転軸を中心とした円周の一部である部分円弧形状であることを特徴とする。
これによれば、γ調整時に光源装置を回転軸(X軸)回りで回転させても、光源装置の光軸が傾斜する事態を抑制できる。
(態様I)
上記態様Hにおいて、上記光源装置における上記他の被支持部の外形形状は、上記回転軸と略同軸の円筒軸を持った円筒形状の周方向一部分、又は、上記回転軸と略同軸の円錐軸を持った円錐形状の周方向一部分で構成されていることを特徴とする。
これによれば、簡易な構成により、γ調整時に光源装置を回転軸(X軸)回りで回転させても光源装置の光軸が傾斜する事態を抑制できる。
(態様J)
上記態様H又はIにおいて、上記光源支持体における上記他の支持部は、上記回転軸に直交する断面の外形形状が、上記光源装置における上記他の被支持部の部分円弧形状と略同一の部分円弧形状をもった凹部で構成されていることを特徴とする。
これによれば、簡易な構成により、γ調整時に光源装置を回転軸(X軸)回りで回転させても光源装置の光軸が傾斜する事態を抑制できる。
(態様K)
上記態様Fにおいて、上記光源支持体における上記他の支持部の凹部は、その部分円弧形状が上記回転軸と同軸円の部分円弧形状であることを特徴とする。
これによれば、γ調整時に光源装置を回転軸(X軸)回りで回転させても光源装置の光軸が傾斜する事態をより安定して抑制できる。
(態様L)
上記態様G〜Kのいずれかの態様において、上記光源装置の被支持部に上記光源支持体の支持部上の2箇所を当接させた状態で該光源装置を上記回転軸回りに回転させて該光源装置の回転位置を調整する固定部材110等の回転位置調整手段を有し、上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢する回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整する回転規制調整部材とから構成されており、上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点と上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する地点は、いずれも、該光源装置の上記被支持部と上記他の被支持部との間に位置するように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、回転位置調整手段を利用して、光源装置の被支持部及び他の被支持部を、光源支持体の支持部及び他の支持部に安定して当接させることが可能となる。
(態様M)
上記態様G〜Lのいずれかの態様において、上記光源装置の被支持部を上記光源支持体の支持部に当接させる方向へ該光源装置を付勢する第2板バネ113等の当接方向付勢部材を有し、上記当接方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する力点FP1,FP2等の地点の回転軸方向位置が、該光源装置の上記被支持部と上記他の被支持部との間に位置するように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、上記2箇所E−1,E−2を支点する光源装置の回転モーメントを、光源支持体の他の支持部B(円弧状凹部402)で受ける方向に、光源装置を当接方向付勢部材で付勢することが可能となる。
(態様N)
上記態様A〜Mのいずれかの態様において、上記光源装置の光源ホルダ103等のケース及び上記光源支持体は、樹脂材料で形成されたものであることを特徴とする。
これによれば、当該光走査装置の製造が容易である。
(態様O)
上記態様A〜Mのいずれかの態様において、上記光源装置のケース及び上記光源支持体は、金属材料で形成されたものであることを特徴とする。
これによれば、より剛性の高い光走査装置を製造でき、各種光学部品の高精度な位置決めが可能となる。
(態様P)
上記態様A〜Oのいずれかの態様において、上記複数の発光部は、上記回転軸に対して直交する面上に2次元配列されていることを特徴とする。
これによれば、垂直共振器面発光型レーザ(VCSEL)などを光源として用いた光走査装置を実現できる。
(態様Q)
上記態様A〜Oのいずれかの態様において、上記複数の発光部は、上記回転軸に対して直交する面上に直線状に配列されていることを特徴とする。
これによれば、より簡易な構成の光源を用いた光走査装置を実現できる。
(態様R)
上記態様A〜Qのいずれかの態様において、上記複数の発光部における各発光部は、単一の発光素子によって構成されていることを特徴とする。
これによれば、より簡易な構成の光源を用いた光走査装置を実現できる。
(態様S)
上記態様A〜Qのいずれかの態様において、上記複数の発光部は、複数の走査光を照射する発光素子を少なくとも1つを用いて構成されていることを特徴とする。
これによれば、より小型の光源を用いた光走査装置を実現できる。
(態様T)
上記態様A〜Sのいずれかの態様において、上記光源支持体に対する上記光源装置の回転軸方向位置(X軸方向位置)を位置決めする該光源支持体の回転軸方向位置基準部に対し、該光源装置の被回転軸方向位置基準部C−1,C−2を当接させる方向へ該光源装置を付勢する第1板バネ112等の回転軸方向付勢部材を有し、上記回転軸方向付勢部材の回転軸方向への付勢力が上記光源装置に作用する力点FP1,FP2等の地点が、上記光偏向手段によって偏向される走査光によって形成される主走査面上に位置するように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、回転軸方向付勢部材の付勢力により光源装置が上記回転軸に対して直交しかつ主走査面に平行な軸(Y軸)回りに回転(β回転)するのを抑制できる。
(態様U)
上記態様A〜Tのいずれかの態様において、上記光源支持体に対する上記光源装置の回転軸方向位置を位置決めする該光源支持体の回転軸方向位置基準部に対し、該光源装置の被回転軸方向位置基準部C−1,C−2を当接させる方向へ該光源装置を付勢する2つの第1板バネ112等の複数の回転軸方向付勢部材を含んでおり、上記複数の回転軸方向付勢部材の回転軸方向への付勢力が上記光源装置に作用することで該光源装置に生じる回転モーメントが実質的にゼロとなるように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、回転軸方向付勢部材の付勢力により光源装置が上記回転軸に対して直交しかつ副走査面に平行な軸(Z軸)回りに回転(α回転)するのを抑制できる。
(態様V)
上記態様A〜Uのいずれかの態様において、上記光源装置の被支持部を上記光源支持体の支持部に当接させる方向へ該光源装置を付勢する第2板バネ113等の当接方向付勢部材を有し、上記当接方向付勢部材の付勢力が該光源装置に作用する力点FP1,FP2等の地点が、上記光偏向手段によって偏向される走査光によって形成される主走査面に対して直交しかつ上記回転軸を含むように規定される副走査面上に位置するように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、当接方向付勢部材の付勢力が光源装置の回転軸回りの回転に与える影響を抑制でき、光源装置の回転軸回りの角度調整(γ調整)が容易となる。
(態様W)
上記態様A〜Vのいずれかの態様において、上記光源支持体に対する上記光源装置を位置決めする該光源支持体の複数の基準部に対して各基準部に対応する該光源装置の被基準部を当接させる方向へ該光源装置を付勢する各種板バネ113,112、スプリング114、弾性体ブロック117等の複数の付勢部材を一体的に支持するブラケット111等の共通支持部材を有することを特徴とする。
これによれば、光源装置を光源支持体へ取り付ける作業が容易になる。
(態様X)
画像情報に応じた走査光で光走査装置により感光体を走査して該感光体上に潜像を形成し、該潜像を現像することにより得た画像を最終的に記録材上に転移させて該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、上記光走査装置として、上記態様A〜Wのいずれかの態様に係る光走査装置100を用いることを特徴とする。
これによれば、走査線ピッチの粗密が抑制されるので、画像上に副走査方向における周期的な濃度ムラ(バンディング)が発生することを抑制できる。
100 光走査装置
101 光源ユニット
102 光源
103 光源ホルダ
104 レーザ変調基板
105 1/4波長板
106 コリメートレンズ
107 アパーチャ
108A ミラー
108B コリメートレンズ
109 フォトダイオード
110 固定部材
112 板バネ
114 スプリング
115 γ調整ネジ
202 偏向器
202a 上段回転多面鏡
202b 下段回転多面鏡
203 偏向ビームスプリッタ
204 1/4波長板
205 シリンドリカルレンズ
301,302 出射レンズ
303a,303b,303c,304 ミラー
305 防塵ガラス
400 光学ハウジング
401 V字凹部
402 円弧状凹部
500 カラープリンタ
501,502,503,504 感光体ドラム
510 記録紙
606 中間転写ベルト
特開2012−141518号公報

Claims (18)

  1. 所定の方向に配列された複数の発光部を内部に備える光源装置と、
    上記複数の発光部から照射される複数の走査光を、該複数の発光部の配列方向に傾斜する方向へ偏向する光偏向手段と、
    上記光偏向手段及び上記光源装置を支持する光源支持体とを有し、
    上記光偏向手段によって偏向された複数の走査光で被走査面を走査する光走査装置において、
    上記光源支持体は、上記光源装置から照射される走査光の光軸に平行な回転軸回りに該光源装置が回転可能なように該光源装置の被支持部に該光源支持体の支持部上の2箇所を当接させて、該光源装置を支持することを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の光走査装置において、
    上記光源装置の上記被支持部は、上記回転軸に直交する断面の外形形状が、該回転軸を中心とした円周の一部である部分円弧形状であることを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項2の光走査装置において、
    上記光源支持体の支持部は、上記回転軸に直交する断面上で上記光源装置の上記被支持部に対して上記2箇所で点接触する形状を有することを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源装置の被支持部に上記光源支持体の支持部上の2箇所を当接させた状態で該光源装置を上記回転軸回りに回転させて該光源装置の回転位置を調整する回転位置調整手段を有することを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項4の光走査装置において、
    上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢する回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整する回転規制調整部材とから構成されており、
    上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点と上記回転軸との距離が、上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する地点と該回転軸との距離と略等しいことを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項4又は5の光走査装置において、
    上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢する回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整する回転規制調整部材とから構成されており、
    上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点と上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する地点とが、上記回転軸に対して直交する仮想面上に位置するように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源支持体は、上記2箇所を結ぶ軸を回転中心として上記光源装置が回転するのを規制するように、該光源装置の他の被支持部に該光源支持体の他の支持部を当接させて該光源装置を支持することを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項7の光走査装置において、
    上記光源装置における上記他の被支持部は、上記回転軸に直交する断面の外形形状が、上記回転軸を中心とした円周の一部である部分円弧形状であることを特徴とする光走査装置。
  9. 請求項8の光走査装置において、
    上記光源装置における上記他の被支持部の外形形状は、上記回転軸と略同軸の円筒軸を持った円筒形状の周方向一部分、又は、上記回転軸と略同軸の円錐軸を持った円錐形状の周方向一部分で構成されていることを特徴とする光走査装置。
  10. 請求項8又は9の光走査装置において、
    上記光源支持体における上記他の支持部は、上記回転軸に直交する断面の外形形状が、上記光源装置における上記他の被支持部の部分円弧形状と略同一の部分円弧形状をもった凹部で構成されていることを特徴とする光走査装置。
  11. 請求項10の光走査装置において、
    上記光源支持体における上記他の支持部の凹部は、その部分円弧形状が上記回転軸と同軸円の部分円弧形状であることを特徴とする光走査装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源装置の被支持部に上記光源支持体の支持部上の2箇所を当接させた状態で該光源装置を上記回転軸回りに回転させて該光源装置の回転位置を調整する回転位置調整手段を有し、
    上記回転位置調整手段は、上記回転軸回りに上記光源装置を回転させる向きに該光源装置を付勢する回転方向付勢部材と、該光源装置に当接して該回転方向付勢部材による該光源装置の回転を規制するとともに該回転軸回りに変位して該光源装置の回転位置を調整する回転規制調整部材とから構成されており、
    上記回転方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点と上記回転規制調整部材が該光源装置に当接する地点は、いずれも、該光源装置の上記被支持部と上記他の被支持部との間に位置するように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  13. 請求項7乃至11のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源装置の被支持部を上記光源支持体の支持部に当接させる方向へ該光源装置を付勢する当接方向付勢部材を有し、
    上記当接方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点の回転軸方向位置が、該光源装置の上記被支持部と上記他の被支持部との間に位置するように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源支持体に対する上記光源装置の回転軸方向位置を位置決めする該光源支持体の回転軸方向位置基準部に対し、該光源装置の被回転軸方向位置基準部を当接させる方向へ該光源装置を付勢する回転軸方向付勢部材を有し、
    上記回転軸方向付勢部材の回転軸方向への付勢力が上記光源装置に作用する地点が、上記光偏向手段によって偏向される走査光によって形成される主走査面上に位置するように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源支持体に対する上記光源装置の回転軸方向位置を位置決めする該光源支持体の回転軸方向位置基準部に対し、該光源装置の被回転軸方向位置基準部を当接させる方向へ該光源装置を付勢する複数の回転軸方向付勢部材を有し、
    上記複数の回転軸方向付勢部材の回転軸方向への付勢力が上記光源装置に作用することで該光源装置に生じる回転モーメントが実質的にゼロとなるように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源装置の被支持部を上記光源支持体の支持部に当接させる方向へ該光源装置を付勢する当接方向付勢部材を有し、
    上記当接方向付勢部材の付勢力が上記光源装置に作用する地点が、上記光偏向手段によって偏向される走査光によって形成される主走査面に対して直交しかつ上記回転軸を含むように規定される副走査面上に位置するように、構成されていることを特徴とする光走査装置。
  17. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    上記光源支持体に対する上記光源装置を位置決めする該光源支持体の複数の基準部に対して各基準部に対応する該光源装置の被基準部を当接させる方向へ該光源装置を付勢する複数の付勢部材を一体的に支持する共通支持部材を有することを特徴とする光走査装置。
  18. 画像情報に応じた走査光で光走査装置により感光体を走査して該感光体上に潜像を形成し、該潜像を現像することにより得た画像を最終的に記録材上に転移させて該記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
    上記光走査装置として、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の光走査装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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