JP2014134614A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写中の画像に発生する画像欠陥を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】外周面でトナー像を搬送する中間転写ベルトと、中間転写ベルト上の前記トナー像を前記中間転写ベルトと対向する二次転写位置で記録媒体に二次転写する二次転写部材と、二次転写部材に巻き掛けられ、二次転写部材が回転することで二次転写部材と中間転写ベルトとに挟まれながら周回する無端状の二次転写ベルトと、中間転写ベルトの内周面と当接して二次転写位置で二次転写ベルトを挟むように二次転写部材と対向して配置される対向部材と、記録媒体の用紙属性情報に基づいて、二次転写位置において中間転写ベルトの周面の一部と二次転写ベルトの周面の一部とが面接触して形成される接触領域の接触幅を、予め定められた第1接触幅と、第1接触幅が用紙搬送方向における上流側へ広げられた第2接触幅と、の間で変更する接触幅変更手段と、を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
現像剤像が表面に形成されるベルト状の像担持体を支持するローラ部材の像担持体移動方向の上流側又は下流側の、少なくとも一方の像担持体の張り角度を、像担持体の移動速度の異なる複数の画像形成モードに応じて可変にするベルト張り角度可変手段を有する画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2004−37950号公報
本発明は、転写中の画像に発生するスジ状の画像乱れ及び記録媒体の搬送方向の後方側にトナーが飛散する画像欠陥の発生を低減することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、
複数のローラに張架され外周面でトナー像を搬送する中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルト上の前記トナー像を前記中間転写ベルトと対向する二次転写位置で記録媒体に二次転写する二次転写部材と、
前記二次転写部材に巻き掛けられ、前記二次転写部材が回転することで前記二次転写部材と前記中間転写ベルトとに挟まれながら周回する無端状の二次転写ベルトと、
前記中間転写ベルトの内周面と当接して前記二次転写位置で前記二次転写ベルトを挟むように前記二次転写部材と対向して配置される対向部材と、
前記記録媒体の用紙属性情報に基づいて、前記二次転写位置において前記中間転写ベルトの周面の一部と前記二次転写ベルトの周面の一部とが面接触して形成される接触領域の接触幅を、予め定められた第1接触幅と、用紙搬送方向における上流側の接触幅の増加量が大きい第2接触幅と、の間で変更する接触幅変更手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記接触幅変更手段が、前記二次転写部材と前記対向部材の少なくとも一方を、前記二次転写部材と前記対向部材とが圧接する方向と交差する方向に移動させる第1の移動機構と、前記中間転写ベルトを挟んで前記二次転写ベルトを前記対向部材に圧接させる前記二次転写部材よりも前記用紙搬送方向における上流側において前記二次転写ベルトを張架する張架ローラを備え、前記張架ローラを前記中間転写ベルトの周面に対して離接する方向に移動させる第2の移動機構と、を含む、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記用紙属性情報が前記記録媒体の坪量又は材質である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、本構成を備えていない画像形成装置と比較して、転写中の画像に発生するスジ状の画像乱れ及び記録媒体の搬送方向の後方側にトナーが飛散する画像欠陥の発生を低減することができる。
画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。 画像形成装置1の転写装置15の構成を示す断面模式図である。 転写装置15の二次転写部の移動機構の一例の説明するための模式図である。 画像形成装置1の用紙案内ガイド28を含む転写装置15の要部断面模式図である。 本発明において解決しようとする画像欠陥の例を示した模式図である。 本発明において解決しようとする画像欠陥が発生する推定原因を説明するための模式図である。 本発明において解決しようとする画像欠陥が発生する推定原因と解決手段の一例を説明するための模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部10と、画像形成部10の一端に装着された用紙送り装置20と、画像形成部10の他の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30と、操作情報部40と、上位機器から送信された印刷情報から画像情報を生成する画像処理部50と、を備えて構成されている。
画像形成部10は、システム制御装置11、露光装置12、感光体ユニット13、現像装置14、転写装置15、用紙搬送装置16a、16b、16c、定着装置17、駆動装置18、とを備えて構成され、画像処理部50から受け取った画像情報を、用紙送り装置20から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。
用紙送り装置20は、画像形成部10に対する用紙供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、用紙サイズ、紙目)の異なる用紙Pを収容する複数の用紙積載部を備えており、これら複数の用紙積載部のいずれか一つから繰り出した用紙Pを画像形成部10に対して供給するように構成されている。
排紙部30は、画像形成部10にて画像出力が行われた用紙Pの排出を行う。そのために、排紙部30は、画像出力後の用紙Pが排出される排紙収容部を備えている。なお、排紙部30は、画像形成部10から出力される用紙束に対して、裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有したものであってもよい。
操作情報部40は、各種の設定や指示の入力及び情報表示に用いられるものである。すなわち、いわゆるユーザインタフェースに相当するもので、具体的には液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成されている。
(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙送り装置20のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙積載部から繰り出された用紙Pが画像形成部10へ送り込まれる。
感光体ユニット13は、露光装置12の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム131を備えている。感光体ドラム131の回転方向にそって、帯電器132、露光装置12、現像装置14、一次転写ローラ152、クリーニングブレード134が配置されている。
現像装置14は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング141を有する。現像ハウジング141内には、感光体ドラム131に対向して配置された現像ローラ142が配設され、現像ローラ142には、現像剤の層厚を規制する層規制部材(不図示)が近接配置されている。
現像装置14各々は、現像ハウジング141に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム131の表面は、帯電器132により帯電され、露光装置12から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム131上に形成された静電潜像は現像ローラ142によりトナー像として現像される。
転写装置15は、各感光体ユニット13の感光体ドラム131にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト151、各感光体ユニット13にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト151に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ152、中間転写ベルト151上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体である用紙に一括転写(二次転写)する二次転写ベルト153とから構成されている。
二次転写ベルト153は、二次転写ローラ154、剥離ローラ155及び張架ローラ156とによって張架され、中間転写ベルト151の背面側に配置されたバックアップローラ165と二次転写ローラ154とに挟持されて二次転写部(TR)を形成する。
各感光体ユニット13の感光体ドラム131に形成された各色トナー像は、システム制御装置11により制御される電源装置等(不図示)から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ152により中間転写ベルト151上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト151上の重畳トナー像は、中間転写ベルト151の移動に伴って二次転写ベルト153が配置された領域(二次転写部TR)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて用紙送り装置20から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ベルト153を介して二次転写ローラ154と対向するバックアップローラ165には、システム制御装置11により制御される電源装置等から所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト151上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム131表面の残留トナーは、クリーニングブレード134により除去され、廃トナー収容部(不図示)に回収される。感光体ドラム131の表面は、帯電器132により再帯電される。
定着装置17は一方向へ回転する無端状の定着ベルト17aと、定着ベルト17aの周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ17bとを有し、定着ベルト17aと加圧ローラ17bの圧接領域によってニップ部(定着領域)が形成される。
転写装置15においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17に搬送される。定着装置17に搬送された用紙Pは、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着の終了した用紙Pは、用紙搬送装置16bを経由して排紙部30に送り込まれる。
尚、用紙Pの両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該用紙Pの表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。排紙部30へ送り込まれた用紙Pは、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙収容部へ排出される。
(2)転写装置の構成と作用
(2.1)転写装置の構成
図2は本実施形態に係る画像形成装置1の転写装置15の構成を示す断面模式図である。
転写装置15は中間転写ベルト151、一次転写ローラ152、二次転写ベルト153とを備えて構成されている。
中間転写ベルト151は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電剤を適当量含有させたものが用いられ、その体積抵抗率が10〜1014Ω・cmとなるように形成されており、その厚みは例えば、0.1mm程度のフィルム状の無端ベルトで構成されている。
中間転写ベルト151は、中間転写ベルト151を循環駆動させる駆動ローラ161、各感光体ドラム131の配列方向に沿って略直線状に伸びる中間転写ベルト151を支持する従動ローラ162、中間転写ベルト151に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト151の蛇行を防止するテンションローラ163、二次転写部TRの上流側に設けられ、中間転写ベルト151を支持する支持ローラ164、二次転写部TRに設けられるバックアップローラ165、中間転写ベルト151上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けられるクリーニングバックアップローラ166を有している。
バックアップローラ165は、表面にカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴムのチューブで、内部はEPDMゴムからなり、その表面抵抗率が10〜1010Ω/□でローラ径が28mmとなるように形成され、硬度は例えば70度(アスカーC)に設定されている。
バックアップローラ165は、中間転写ベルト151の裏面側に配置されて二次転写ベルト153の対向電極をなしている。そして、バックアップローラ165には、二次転写部TRにて二次転写電界を形成するためのバイアス電圧を印加する金属製の給電ローラ165Aが接触配置されている。
一次転写ローラ152は、中間転写ベルト151を挟んで、各感光体ドラム131に対向して設けられ、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体ドラム131上のトナー像が中間転写ベルト151に順次、静電吸引され、中間転写ベルト151上に重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
二次転写ベルト153は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電剤を適当量含有させ、例えば体積抵抗率が10〜1010Ω・cmに調整された半導電性の無端環状ベルトである。二次転写ベルト153は、図2に示すように、二次転写ローラ154、剥離ローラ155及び張架ローラ156に張架され、予め定められた張力が与えられる。そして、本実施形態では、二次転写ベルト153は、剥離ローラ155から駆動力を受けて、図中矢印B方向に予め定められた速度で回転する。
二次転写ローラ154は、例えば体積抵抗率が10〜1010Ω・cmの半導電性ゴムからなり、二次転写ベルト153及び中間転写ベルト151を介してバックアップローラ165に対向して配置される。二次転写ローラ154は、二次転写ベルト153上に搬送される用紙Pに対して、バックアップローラ165とともに中間転写ベルト151が保持するトナー像を二次転写する二次転写部TRを形成する。
二次転写部TRにおいて、バックアップローラ165は用紙Pの坪量に応じた定変位状態で、二次転写ベルト153を介して、二次転写ローラ154側に付勢され、二次転写ローラ154とバックアップローラ165との間には、所定の幅にわたってニップ部が形成されている。
また、二次転写ローラ154とバックアップローラ165の転写ニップ法線は、用紙搬送方向における中間転写ベルト151の周面と交差する方向に対して一定の角度を成している。具体的には、二次転写ローラ154が用紙搬送方向における上流側に12°傾きをもって(オフセットして)配置され、二次転写に必要とされる接触幅を確保している。
剥離ローラ155は、図2に示すように、二次転写ベルト153の回転方向(図中矢印B方向)において二次転写ローラ154の下流側に位置し、剥離ローラ155と二次転写ローラ154とによって、用紙Pを下流側に向けて搬送するベルト面を形成する。
更に、剥離ローラ155は、二次転写ベルト153面から用紙Pを剥離させるために、ローラ径は二次転写ローラ154のローラ径の半分以下に設定している。
張架ローラ156は、用紙搬送方向における二次転写ローラ154の上流側に配置されている。張架ローラ156は、バックアップローラ165に対して離接する方向に沿って後述する接触幅変更手段としての移動機構によって移動可能に構成されている。
そして、張架ローラ156が離間位置に配置されたときの中間転写ベルト151と二次転写ベルト153との接触幅が第1接触幅であり、張架ローラ156が近接位置に配置されたときの中間転写ベルト151と二次転写ベルト153との接触幅が第2接触幅である。
張架ローラ156が近接位置に配置されることで、張架ローラ156が離間位置に配置された場合と比較して、中間転写ベルト151と二次転写ベルト153との接触幅が用紙搬送方向における上流側へ拡大される。
転写装置15の二次転写部TRの上流側には中間転写ベルト151のトナー像保持面に対向して、用紙Pを二次転写部TRへ案内する用紙案内ガイド28が配置されている。
用紙案内ガイド28は、用紙Pの上面(転写面)を案内する用紙案内ガイド28aと、用紙Pの下面(非転写面)を案内する用紙案内ガイド28bとからなる。
(2.2)移動機構の構成
図3は転写装置15の二次転写部の移動機構の一例を説明するための模式図である。
二次転写ローラ154、剥離ローラ155及び張架ローラ156は、二次転写ベルト153が張架されて、二次転写ベルト保持部材170に支持されている。
そして、二次転写ベルト保持部材170の両側壁部の外側端面には、支持軸171が突出形成され、支持軸171は、画像形成装置1本体に設けられたフレーム100に貫通配設される。
フレーム100には、支持軸171を貫通させるため、用紙搬送方向(転写ニップ法線と交差方向)に沿って開口する長穴100aが形成されている。尚、長穴100aの長径は、用紙搬送方向(転写ニップ法線と交差方向)と同一方向とされている。
そして、二次転写ベルト保持部材170は、第1偏心カム板(不図示)が駆動モータ(不図示)によって回転駆動されることによって、長穴100aの長径方向に移動する(図中矢印C)。
張架ローラ156の軸方向(用紙搬送方向に交差する方向)両端部には回転軸156aが設けられており、回転軸156aは二次転写ベルト保持部材170内に設けられた軸受175に回転可能に支持される。
また、軸受175は二次転写ベルト保持部材170の両側壁部に貫通して形成された長穴170aに移動可能に支持されている。そして、軸受175は、第2偏心カム板(不図示)が駆動モータ(不図示)によって回転駆動されることによって、長穴170aの長径軸方向に移動する(図中矢印D)。尚、長穴170aの長径は、二次転写位置におけるバックアップローラ165の中心と二次転写ローラ154の中心とを結んで仮想した転写ニップ法線を含む方向とされている。
すなわち、張架ローラ156は、二次転写ベルト保持部材170の内部で中間転写ベルト151の周面と離接する方向に移動可能とされている。
このような構成とすることで、二次転写ベルト保持部材170に支持される二次転写ローラ154は、用紙搬送方向(転写ニップ法線Nと交差方向)に沿って移動可能で、二次転写位置において、二次転写ローラ154とバックアップローラ165とのオフセットを変化させ、用紙Pが二次転写ローラ154と中間転写ベルト151との間に挟みこまれた状態で搬送される方向を変化させることができる。
さらに、張架ローラ156は、二次転写ベルト保持部材170の内部で中間転写ベルト151の周面と離接する方向に移動可能で、中間転写ベルト151と二次転写ローラ154及び二次転写ベルト153とで形成される二次転写位置上流側における接触幅を変化させることができる。
(2.3)転写装置の作用
図4は、以上のように構成される画像形成装置1の用紙案内ガイド28を含む転写装置15の要部断面模式図である。
以下図面を参照しながら転写装置15の作用について説明する。
各感光体ユニット13の感光体ドラム131上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム131と中間転写ベルト151とが対向する一次転写部にて、中間転写ベルト151上に転写される。一次転写された未定着トナー像は、中間転写ベルト151の回転に伴って二次転写部TRへと搬送される。
用紙送り装置20では、画像形成のタイミングに合わせて予め定められたサイズの用紙Pを供給する。用紙送り装置20により供給された用紙Pは、姿勢補正部26を経て二次転写部TRに到達する。用紙Pは一旦停止され、トナー像が保持された中間転写ベルト151の移動タイミングに合わせてレジストローラ27を回転させ、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせを行う。
そして、タイミングを合わせて搬送された用紙Pは、中間転写ベルト151と二次転写ベルト153との間に形成される二次転写部TRに挟み込まれる。給電ローラ165Aは、トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加することで転写電界を形成する。そして形成された転写電界により、二次転写ローラ154とバックアップローラ165とによって形成される二次転写部TRにて、中間転写ベルト151上に保持された未定着トナー像が用紙Pに静電転写される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ベルト153によって、下流側へと搬送され、剥離ローラ155の位置に到達すると二次転写ベルト153から剥離する。
そして、用紙Pは、搬送方向下流側に設けられた用紙搬送装置16aで搬送される。用紙搬送装置16aでは、用紙Pを定着装置17における定着処理に合わせて速度で定着装置17まで搬送する。定着装置17は、熱および圧力の作用で定着処理を行い、用紙P上の未定着トナー像が用紙P上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙Pは、用紙搬送装置16aによって排紙部30に排出される。一方、用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト151上に残った残留トナーは、ベルトクリーナで除去される。
一方、画像形成装置1においては、一般のコピー向け用紙だけでなく、様々な用紙が用いられ、出版や広告等といった専門業者向けでは、上質紙や中質紙、コート紙、アート紙等の多種多様な用紙にトナー画像形成が行われる。
特に、用紙Pとして坪量が300g/mないし450g/mの厚紙が用いられたり、表面をコーティングして平滑度を向上させたコート紙が用いられるときには、それぞれの用紙の特質に起因して、画像乱れが発生する虞がある。
(2.3.1)厚紙の場合
用紙Pとして300g/mないし450g/mの厚紙が使用されるときには、用紙Pが二次転写ローラ154と中間転写ベルト151との間に挟みこまれた状態で搬送されながら、用紙Pの後端が用紙案内ガイド28aの先端を通過して中間転写ベルト151の外周面に接触したときに、二次転写部TRにおいて転写中の画像にスジ状の画像乱れが発生することがある(図5(a)参照)。
用紙Pの後端が用紙Pの上面(転写面)を案内する用紙案内ガイド28aの先端を抜けると、用紙Pはバックアップローラ165の中心165aと二次転写ローラ154の中心154aを結んだ転写ニップ法線方向に力を受ける。係る転写ニップ法線方向の力は厚紙で用紙のこしが強くなった場合には、用紙Pの後端が中間転写ベルト151の表面に衝突したときに衝撃力となり、中間転写ベルト151を周面と直角方向に変位するように振動させる。そして、係る振動が転写位置P1へ伝達され転写中の画像にスジ状の画像乱れが発生するものと推定される(図7(a)参照)。
また、係る衝撃力で中間転写ベルト151及び用紙Pが振動することで、転写位置P1の直近の上流側における中間転写ベルト151表面と二次転写ベルト153表面とで微小間隙が形成される領域(以下、転写プレニップ部と記す)の間隙が変動し、二次転写電界が不安定になり用紙後端部に画像乱れ(ハーフトーン画像等での濃度変化)が発生することがある(図5(a)参照)。
係る画像乱れに対して、二次転写ローラ154を用紙搬送方向(転写ニップ法線Nと交差方向)上流側に移動して、中間転写ベルト151と二次転写ローラ154及び二次転写ベルト153とで形成される接触幅(ラップ量)を増加させ、用紙Pの後端が用紙案内ガイド28aの先端を抜けるときの、転写ニップ法線方向の力を減少させることができる。その結果、用紙Pの後端が中間転写ベルト151の表面に衝突するときの衝撃力が減少して、転写中の画像に発生するスジ状の画像乱れが抑制される(図7(b)参照)。
(2.3.2)コート紙の場合
使用する用紙Pがその表面をコーティングして平滑度を向上させたコート紙であるときには、二次転写位置の二次転写ローラ154とバックアップローラ165とが互いに強く押圧される領域に突入する直前のトナーが進行方向の後方側に飛散する画像欠陥が発生することがある(図5(b)参照)。係る画像欠陥は、形成されるトナー画像が用紙Pの進行方向と直角方向に複数の細線を含む画像の場合に発生しやすい。
二次転写位置のプレニップ領域で、図6に示すように中間転写ベルト151と用紙Pとが重ね合わされ、用紙Pの背面は二次転写ベルト153に接触する。このとき中間転写ベルト151上のトナーが用紙Pとの間に挟み込まれ、前方側にある細線のトナーと後方側にある細線のトナーとの間に空間Sが形成される。
この空間Sが、二次転写位置の二次転写ローラ154とバックアップローラ165とが互いに強く押圧される領域に突入するときに、大きな圧接力によって前方側から空間Sが押し潰される。そして用紙Pの進行方向と直角方向に複数の細線を含む画像等では、空間S内の空気が閉じ込められ排出路が形成されにくくなる。
このため、空間Sが前方側から押しつぶされると、図6中に矢印Rで示すように、圧接力が弱い後方側で細線を形成しているトナー粒子群が空気圧によって吹き飛ばされ、後方側に空間S内の空気が開放される。これにより後方側の細線を構成するトナーが後方側に散乱するものと推定される。
二次転写ローラ154を用紙搬送方向(転写ニップ法線Nと交差方向)上流側に移動して、中間転写ベルト151と二次転写ローラ154及び二次転写ベルト153とで形成される接触幅を減少させると、上述した空間Sにおける空気が開放されやすくなり、用紙Pの搬送方向の後方側にトナーが飛散する画像欠陥が発生しやすくなる。
本実施形態に係る画像形成装置1は、用紙属性情報としての用紙材質に対応して、用紙搬送方向における二次転写ローラ154の上流側に配置されている張架ローラ156を、中間転写ベルト151の周面と離接する方向に移動して、中間転写ベルト151と二次転写ローラ154及び二次転写ベルト153とで形成される二次転写位置上流側における接触幅を変化させる。
具体的には、張架ローラ156は、接触幅変更手段としての移動機構によって中間転写ベルト151の周面に対して離接する方向に沿って移動可能に構成されている。
そして、使用する用紙Pがその表面をコーティングして平滑度を向上させたコート紙であるときには、張架ローラ156が中間転写ベルト151の周面に対する離間位置から近接位置に移動され、中間転写ベルト151と二次転写ベルト153との接触幅が第1接触幅から第2接触幅へと変更される(図4(a)参照)。
その結果、二次転写位置の上流側において中間転写ベルト151と二次転写ベルト153とで形成される接触幅(ラップ量)が増加し、転写プレニップ部において中間転写ベルト151と用紙Pとの間に挟まれたトナーを拘束する力が発生する。
また、二次転写ローラ154が用紙搬送方向(転写ニップ法線Nと交差方向)上流側へオフセットされることで、中間転写ベルト151と二次転写ローラ154及び二次転写ベルト153とで形成される接触幅(ラップ量)は増加し、二次転写位置における二次転写ローラ154とバックアップローラ165との押圧力は減少して空間Sを圧縮する作用が少なくなる(図4(b)参照)。
すなわち、二次転写ローラ154とバックアップローラ165とが互いに強く押圧される二次転写ニップ領域の押圧力は減少させ、二次転写ニップ領域に突入する直前の中間転写ベルト151と二次転写ベルト153とで形成される押圧力によってトナーを一旦拘束することになる。
そのために、二次転写位置に突入する直前のトナーが進行方向の後方側に飛散する画像欠陥の発生が抑制される。
以上、本発明に係る実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で種々の変更を行うことが可能である。
例えば、本実施形態では画像形成装置1は、二次転写ローラ154を用紙搬送方向(転写ニップ法線と交差方向)に移動して、用紙Pの後端が用紙案内ガイド00bの先端を抜けるときの、転写ニップ法線方向の力を減少させたが、バックアップローラ165を用紙搬送方向(転写ニップ法線と交差方向)に移動して、用紙Pの後端が用紙案内ガイド28aの先端を抜けるときの、転写ニップ法線方向の力を減少させることもできる。
1・・・画像形成装置
10・・・画像形成部
11・・・システム制御装置
12・・・露光装置
13・・・感光体ユニット
14・・・現像装置
15・・・転写装置
151・・・中間転写ベルト
152・・・一次転写ローラ
153・・・二次転写ベルト
154・・・二次転写ローラ
155・・・剥離ローラ
156・・・張架ローラ
161・・・駆動ローラ
162・・・従動ローラ
163・・・テンションローラ
164・・・支持ローラ
165・・・バックアップローラ
165A・・・給電ローラ
166・・・クリーニングバックアップローラ
16a、16b、16c・・・用紙搬送装置
17・・・定着装置
18・・・駆動装置
20・・・用紙送り装置
28・・・用紙案内ガイド
30・・・排紙部
40・・・操作情報部
50・・・画像処理部

Claims (3)

  1. 複数のローラに張架され外周面でトナー像を搬送する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルト上の前記トナー像を前記中間転写ベルトと対向する二次転写位置で記録媒体に二次転写する二次転写部材と、
    前記二次転写部材に巻き掛けられ、前記二次転写部材が回転することで前記二次転写部材と前記中間転写ベルトとに挟まれながら周回する無端状の二次転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの内周面と当接して前記二次転写位置で前記二次転写ベルトを挟むように前記二次転写部材と対向して配置される対向部材と、
    前記記録媒体の用紙属性情報に基づいて、前記二次転写位置において前記中間転写ベルトの周面の一部と前記二次転写ベルトの周面の一部とが面接触して形成される接触領域の接触幅を、予め定められた第1接触幅と、用紙搬送方向における上流側の接触幅の増加量が大きい第2接触幅と、の間で変更する接触幅変更手段と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記接触幅変更手段が、前記二次転写部材と前記対向部材の少なくとも一方を、前記二次転写部材と前記対向部材とが圧接する方向と交差する方向に移動させる第1の移動機構と、前記中間転写ベルトを挟んで前記二次転写ベルトを前記対向部材に圧接させる前記二次転写部材よりも前記用紙搬送方向における上流側において前記二次転写ベルトを張架する張架ローラを備え、前記張架ローラを前記中間転写ベルトの周面に対して離接する方向に移動させる第2の移動機構と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙属性情報が前記記録媒体の坪量又は材質である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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