JP2014134453A - 酸素濃度センサの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸素濃度センサの出力電圧に基づいて排気空燃比に関する情報を得る間に酸素濃度センサの素子インピーダンスを検出しながら、適合により作成される戻し掃引時間を決定するためのマップデータを必要とせずに酸素濃度センサの端子電圧を素子インピーダンス検出処理前の状態に早期に復帰させることができるようにした酸素濃度センサの制御装置を提供する。
【解決手段】制御回路4は、スイッチ11をオン制御して酸素濃度センサ2の端子電圧を戻し掃引するときに、A/D変換部14により酸素濃度センサ2の端子電圧をA/D変換して複数点モニタする。制御回路4は酸素濃度センサ2の端子電圧が初期状態(初期値V1)に達した時点において、電圧比較部17がスイッチ11をオフ制御することで酸素濃度センサ2の端子電圧を初期値V1に早期に戻すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、酸素濃度センサの制御装置に関するものであり、特に、内燃機関の排気通路に設置される酸素濃度センサを制御するための制御装置に関する。
従来、酸素濃度センサが内燃機関の排気通路に設置されており、ECU(Electronic Control Unit)は当該酸素濃度センサの信号に基づいて排気空燃比に関する情報を取得する(例えば、特許文献1参照)。この種の酸素濃度センサの制御装置は、このような排気空燃比に関する情報を得る間に、酸素濃度センサの印加電圧を基準電圧から掃引電圧に電圧を変化させることにより酸素濃度センサの素子インピーダンスを検出している。特許文献1記載の技術では、掃引開始直前の酸素濃度センサの端子電圧と前回のインピーダンス検出値とを変数として作成された放電時間のマップデータ(2次元マップ)を参照し酸素濃度センサへ印加した電圧の放電時間を決定している。
特開2004−340914号公報
この酸素濃度センサの出力はエンジン制御に利用されるため、素子インピーダンスを検出した後には、酸素濃度センサの印加電圧を基準電圧に早期に復帰させる必要がある。従来方式ではチップセット毎に放電時間のマップデータを適合する必要を生じてしまい、当該適合に時間を要してしまっていた。
本発明の目的は、酸素濃度センサの出力電圧に基づいて排気空燃比に関する情報を得る間に酸素濃度センサの素子インピーダンスを検出しながら、マップデータの適合を行うことなく酸素濃度センサの端子電圧を素子インピーダンス検出処理前の状態に早期に復帰させることができるようにした酸素濃度センサの制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、酸素濃度センサの出力電圧に基いて排気空燃比に関する情報を取得する間のインピーダンス検出処理期間において、電圧掃引部は該インピーダンス検出処理期間中に酸素濃度センサへ所定時間電圧を印加する。掃引直前電圧記憶部は電圧掃引部により掃引させる直前の酸素濃度センサの端子電圧を記憶する。インピーダンス検出部は、電圧掃引部により印加した電圧値に応じて流れた電流を検出し素子インピーダンスを検出する。これにより、排気空燃比に関する情報を得ている途中に酸素濃度センサの素子インピーダンスを検出できる。
電圧戻し掃引部は、所定時間経過後に酸素濃度センサの端子電圧を初期状態に戻すように制御するが、この間、モニタ部は当該電圧を戻し掃引する途中の酸素濃度センサの端子電圧をモニタする。そして、判定部はモニタ部のモニタ電圧が掃引直前電圧記憶部の記憶電圧に達したか判定し、この達したと判定された時点において電圧戻し掃引部による戻し動作を停止することで、酸素濃度センサの端子電圧を安定化させる。これにより、マップデータの適合処理を行うことなく、酸素濃度センサの端子電圧を素子インピーダンス検出処理前の初期状態に早期に復帰させることができる。
本発明の第1実施形態について概略的に示す回路構成図 酸素濃度センサの端子電圧の時間的変化を示すタイミングチャート サンプリングタイミングおよびサンプリング電圧を詳細に示すタイミングチャート 本発明の第2実施形態について概略的に示す図1相当図 図3相当図
(第1実施形態)
以下、酸素濃度センサの制御装置の第1実施形態について図1〜図3を参照しながら説明する。
この図1に示すシステム1は、酸素濃度センサ2と制御装置(ECU)3を備える。酸素濃度センサ2は、図示しない内燃機関の排気通路に配置されており、主に抵抗成分のインピーダンスと起電力成分(その他に少量の容量成分含む)とを直列接続した回路として概ね等価的に表すことができる。この酸素濃度センサ2は、排気空燃比がリッチであるかリーンであるかを判定するために設けられ、排気空燃比のリッチ状態又はリーン状態に応じた電圧を出力する起電力式センサである。
本実施形態では、制御装置3は、端子3a側が高圧側となり端子3b側が低圧側となるように酸素濃度センサ2が接続されており、これらの端子3a−3b間に生じる電圧を検出することにより排気空燃比がリッチ状態であるかリーン状態であるか判定できる。
制御装置3は、排気空燃比がリッチ又はリーンであるか判定する間に例えば定期的に酸素濃度センサ2の素子インピーダンスRsを検出する機能を備えている。したがって、この制御装置3は、酸素濃度センサ2の端子電圧に基いて排気空燃比に関する情報を得る機能と、酸素濃度センサ2の素子インピーダンスRsを検出する機能とを備える。
以下、制御装置3の内部構成を説明する。制御装置3は、例えばCPU、メモリを備えたマイクロコンピュータ(何れも図示せず)による制御回路4を主として構成され、さらに、酸素濃度センサ2に電圧を印加する掃引電圧印加回路5、当該端子に印加した電圧を放電する戻し掃引回路6を備える。これらの掃引電圧印加回路5及び戻し掃引回路6は例えばディスクリート部品を用いて構成される。
掃引電圧印加回路5は、例えばPNPトランジスタによるスイッチ7を備えると共に、抵抗8,9及びコンデンサ10を組み合わせて構成されるもので、制御回路4によりスイッチ7がオンされることにより、コンデンサ10に通電し酸素濃度センサ2に電圧を印加する。
戻し掃引回路6は、例えばNPNトランジスタによるスイッチ11を備えると共に、抵抗9,12,13及びコンデンサ10を組み合わせて構成されるもので、制御回路4によりスイッチ11がオンされることにより、酸素濃度センサ2及びコンデンサ10の蓄積電荷を放電し、酸素濃度センサ2の端子間電圧を下降させる。
本実施形態における具体的な結線は以下に示す通りであるが、酸素濃度センサ2の端子間電圧をインピーダンス検出処理期間内に電圧印加/放電できればこの構成に限られない。本実施形態では、電源電圧Vccの供給端子及びグランド間に、スイッチ7、抵抗8,9,13が直列接続されており、抵抗9及び13の直列回路にはコンデンサ10が並列接続されている。さらに、このコンデンサ10の端子間には抵抗12及びスイッチ11が直列接続されている。そして、スイッチ7、11の制御端子には制御回路4の制御出力端子が接続されている。
制御回路4内にはA/D変換部14が構成されている。このA/D変換部14は、抵抗8及び9間の共通接続ノードの電圧、抵抗9及び13間の共通接続ノードの電圧、酸素濃度センサ2の端子間電圧をそれぞれA/D変換する。
制御回路4内にはレジスタが記憶部として構成されており、当該記憶部は掃引直前電圧記憶部15、戻し掃引電圧記憶部16などとして設けられている。掃引直前電圧記憶部15は、素子インピーダンスRsの検出処理の実施開始に伴う割込みトリガの発生に応じて、酸素濃度センサ2の端子間電圧のA/D値を初期値として保持するものであり、素子インピーダンス検出処理期間中に電圧印加の掃引処理を行う直前の酸素濃度センサ2の端子間電圧をデジタル値として記憶保持する。
また、戻し掃引電圧記憶部16は、制御回路4が戻し掃引回路6により酸素濃度センサ2の端子間電圧を初期値に戻す間に酸素濃度センサ2の端子間電圧のA/D値を複数点記憶保持するもので、戻し掃引処理中の酸素濃度センサ2の端子間電圧を例えば複数点だけ記憶保持可能に構成されている。
制御回路4内には電圧比較部17が構成されている。この電圧比較部17は掃引直前電圧記憶部15と戻し掃引電圧記憶部16との間の電圧を比較し、戻し掃引処理中に戻し掃引電圧記憶部16の記憶値が掃引直前電圧記憶部15に達したことをトリガとしてスイッチ11をオフすることで戻し掃引回路6の駆動動作を停止させる。
本実施形態では、この電圧比較部17の機能は、制御回路4内のCPUがメモリに記憶されるソフトウェアを実行することにより実現する形態を示す。なお、これらの各部14〜17の他にエンジン制御等に用いられる様々な機能部が設けられているが、本実施形態の特徴とは関係しないためこの説明は省略する。
さて、エンジンが動作している間、酸素濃度センサ2の周辺温度が変動する。酸素濃度センサ2の素子インピーダンスRsは温度特性を有しており、酸素濃度センサ2が高温になると素子インピーダンスRsは小さくなる。制御装置4が、酸素濃度センサ2を適切に制御するためには、酸素濃度センサ2の周辺温度を所定の活性温度に制御して適切な素子インピーダンスRsに制御すると良く、このため素子インピーダンスRsを正確に検出しフィードバック制御すると良い。また、制御装置4が素子インピーダンスRsを検出することにより酸素濃度センサ2の異常診断を行うこともできる。
そこで、制御装置4は、酸素濃度センサ2の端子間電圧の情報を用いて排気空燃比のリーン又はリッチ判定を行う間に素子インピーダンスRsを定期的に検出している。素子インピーダンスRsを検出するため、制御装置4は初期値(インピーダンス検出処理直前の端子電圧値)から所定時間電圧を印加し、この所定時間経過したタイミングにおけるA/D変換部14によるA/D値に応じて素子インピーダンスRsを求めることができる。
制御装置4は、酸素濃度センサ2へ電圧を印加した後に当該端子間電圧の掃引前の電圧(初期値V1)に逐次戻す制御を行っている。制御装置4が端子間電圧を素早く初期値に戻すことで、酸素濃度センサ2のセンサ信号を用いてリーン/リッチの判定を素早く再開できるためである。
本実施形態では、インピーダンス検出処理時及びその後の電圧処理動作に特徴を備えるため、この処理を中心に説明する。図2は酸素濃度センサ2の端子間電圧の時間的変化をタイミングチャートにより示し、図3はインピーダンス検出処理期間中のサンプリング電圧を詳細に示している。図2に示すリーン/リッチ判定区間Taでは、スイッチ7および11が共にオフ状態に保持されており、酸素濃度センサ2の端子間が開放されている。制御装置4は、リーン/リッチ判定区間Taにおいて、酸素濃度センサ2の端子間電圧(3ch)を例えば4ms毎にA/D変換してサンプルホールドし、この電圧値に応じてリーン状態であるかリッチ状態であるか判定する。このリーン/リッチ判定区間Taは例えば128ms程度に設定されている。
制御回路4は、リーン/リッチ判定区間Taの終端においてインピーダンス検出処理の割込みトリガを発生させると、このタイミングで酸素濃度センサ2の端子間電圧をサンプルホールドし、このサンプルホールドした電圧値を掃引直前電圧記憶部15に保持する。
そして、制御回路4はスイッチ7をオン制御することでコンデンサ10及び酸素濃度センサ2に強制通電し酸素濃度センサ2へ所定時間電圧を印加する。この所定時間は予め定められる固定時間であり、リーン/リッチ判定区間Taに比較して大幅に短い時間(例えば数百μ秒:155μ秒)に設定されている。すると、掃引電圧印加回路5は、酸素濃度センサ2の端子間電圧を素子インピーダンスRsの実インピーダンス値に応じた時定数で上昇させることになる。
制御回路4は、所定時間が経過する直前に電圧印加終了トリガを発生すると、A/D変換部14により2チャンネル分のアナログ電圧値をA/D変換し、当該変換電圧をサンプルホールドしインピーダンス検出用電圧記憶部18に記憶させる。制御回路4のインピーダンス検出部19は、電圧記憶部18に記憶された各端子電圧値を用いて酸素濃度センサ2の素子インピーダンスRsの値を算出できる。
制御回路4は、所定時間が経過するとスイッチ7をオフ制御すると同時にスイッチ11をオン制御する。そして、制御回路4はA/D変換部14によるA/D変換値を保持し、戻し掃引電圧記憶部16に順次記憶させる。制御回路4が、酸素濃度センサ2の端子電圧の値を戻し掃引電圧記憶部16に記憶させる周期は数μ秒(例えば5μ秒)程度に設定されている。すると、戻し掃引電圧記憶部16はスイッチ11がオンしてから初期値V1に到達するまでの間に大凡複数点を記憶保持することができる(図3の期間Tb内の黒点に示すA/D変換ポイント参照)。
戻し掃引電圧記憶部16に電圧値が多数記憶されると、電圧比較部17はこの新たに記憶された電圧値と掃引直前電圧記憶部15に記憶された電圧値とを順次比較する。電圧比較部17は、掃引直前電圧記憶部15の電圧値(初期値V1)に達したことを判定すると、スイッチ11をオフに制御する。すると、酸素濃度センサ2の出力電圧は掃引直前の電圧に戻り、安定化する。
制御回路4は、酸素濃度センサ2の端子間が開放されたことを確認した後、酸素濃度センサ2のセンサ信号をA/D変換し、制御回路4が排気空燃比に応じてリーン/リッチ判定を再開できる。
本実施形態によれば、制御回路4は酸素濃度センサ2の出力電圧に基いて排気空燃比に関する情報を得ているものの、インピーダンス検出処理の割込トリガを非同期で発生すると、制御回路4は酸素濃度センサ2の端子電圧(初期値V1)を掃引直前電圧記憶部15に記憶させ、酸素濃度センサ2に対し初期状態(初期値V1)から所定時間だけ電圧を印加しインピーダンス値を検出する。これにより、制御装置3は排気空燃比に関する情報を得ている最中に酸素濃度センサ2の素子インピーダンスRsを検出できる。
そして、制御回路4はスイッチ11をオン制御して酸素濃度センサ2に対し戻し掃引を行うときに、A/D変換部14により酸素濃度センサ2の端子間電圧をA/D変換し戻し掃引している最中に複数点モニタする。制御回路4は酸素濃度センサ2の端子電圧が初期状態(初期値V1)に達した時点において、電圧比較部17がスイッチ11をオフ制御することで酸素濃度センサ2の端子電圧を安定化させる。これにより、適合によるマップデータの作成を行うことなく酸素濃度センサ2の端子電圧を素子インピーダンス検出処理前の初期状態(初期値V1)に早期に復帰させることができる。
(第2実施形態)
図4および図5は第2実施形態を示すもので、前述実施形態と異なるところは、オフセット電圧を加算又は減算された電圧値に達したか判定し、この達したと判定された時点において戻し掃引動作を停止しているところにある。前述実施形態と同一機能を備える部分については同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分を中心に説明を行う。
図4に示すように、掃引直前電圧記憶部15の後段にはオフセット加算部20が設けられている。このオフセット加算部20は、オフセット電圧Voffsetを加算するブロックであり、CPUがソフトウェアを実行することで実現される構成である。
オフセット加算部20は、掃引直前電圧記憶部15に記憶された電圧値にオフセット電圧Voffsetの値を例えばプラス方向に加算する。そして、電圧比較部17は、このオフセット加算部20によりオフセット電圧Voffsetが加算された電圧値と戻し掃引電圧記憶部16の記憶電圧値とを比較し、戻し掃引処理中に初期状態(初期値V1)にオフセット電圧Voffsetを加算した電圧に達した(跨ぐ)ことをトリガとしてスイッチ11をオフ制御することで戻し掃引回路6の駆動動作を停止させる(図5の戻し掃引処理期間Tc参照)。
すなわち、図5に示すように、制御回路4は、戻し掃引処理中に初期状態の電圧値V1にオフセット電圧Voffsetを加算した電圧に達したことを判定すると、スイッチ11をオフ制御することで戻し掃引回路6の駆動動作を停止させる。すると、酸素濃度センサ2の端子電圧を初期状態の初期値V1に近い値に戻すことができる。この後、酸素濃度センサ2の端子間電圧は、当該センサ2自身が有するインピーダンスに応じて緩やかに低下し初期値V1に漸近する。これにより前述実施形態と同様の作用効果が得られる。本実施形態では、酸素濃度センサ2や各種回路の個体差のバラつきの影響を加味し、これらの影響を排除できる。
本実施形態では、初期状態(初期値V1)にオフセット電圧Voffsetをプラス方向に加算した形態を示したが減算するようにしても良い。このオフセット電圧Voffsetは酸素濃度センサ2の温度特性等のバラつきなどに応じて適宜設定すると良い。すると酸素濃度センサ2などの素子特性に合わせて柔軟に対応できる。
(他の実施形態)
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形または拡張が可能である。
前述実施形態では、A/D変換部14を設け各記憶部15、16に記憶したデジタル値を比較する形態を示したが、コンパレータなどの電圧比較器を前述の電圧比較部17の機能の代わりに設け、酸素濃度センサ2の端子間電圧をアナログ信号として比較するようにしても良い。
この場合、A/D変換部14の後にD/A変換器を接続し、このD/A変換器の出力アナログ信号をコンパレータによって比較することでアナログ的に処理しても良いし、また、酸素濃度センサ2の端子3a,3b間の電圧をそのままアナログ信号としてコンパレータに入力させ、当該コンパレータが掃引直前電圧記憶部15の記憶電圧値に対応したアナログ電圧と比較するようにしても良い。
また、制御回路4は、マイクロコンピュータを用いてA/D変換部14を一体化して構成された形態を示したが、A/D変換部14は外付けでも良い。
図面中、5は掃引電圧印加回路(電圧掃引部)、6は戻し掃引回路(電圧戻し掃引部)、11はスイッチ(停止部)、15は掃引直前電圧記憶部、16は戻し掃引電圧記憶部(モニタ部)、17は電圧比較部(判定部)、18はインピーダンス検出用電圧記憶部、19はインピーダンス検出部、を示す。

Claims (2)

  1. 酸素濃度センサの出力電圧に基いて排気空燃比に関する情報を取得する間のインピーダンス検出処理期間において、当該インピーダンス検出処理期間中に前記酸素濃度センサに所定時間電圧を印加する電圧掃引部(5)と、
    前記電圧掃引部により掃引させる直前の前記酸素濃度センサの端子電圧を記憶する掃引直前電圧記憶部(15)と、
    前記電圧掃引部により掃引させた電圧値に応じて素子インピーダンスを検出するインピーダンス検出部(19)と、
    前記所定時間経過後に前記酸素濃度センサの端子電圧を前記電圧掃引手段により掃引する直前の初期状態に戻すように制御する電圧戻し掃引部(6)と、
    前記電圧戻し掃引部(6)により前記酸素濃度センサの端子電圧を戻し掃引する途中の電圧をモニタするモニタ部(16)と、
    前記モニタ部のモニタ電圧が前記掃引直前電圧記憶部の記憶電圧に達したか判定する判定部(17)と、
    前記判定部により達したと判定された時点において前記電圧戻し掃引部による戻し動作を停止する停止部(11)と、を備えることを特徴とする酸素濃度センサの制御装置。
  2. 請求項1記載の酸素濃度センサの制御装置において、
    前記判定部(17)は、前記モニタ部(16)によるモニタ電圧が前記掃引直前電圧記憶部の記憶電圧にオフセット電圧が加算または減算された電圧値に達したか判定することを特徴とする酸素濃度センサの制御装置。
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