JP2014134314A - 天井用輻射パネル及び空気調和システム - Google Patents

天井用輻射パネル及び空気調和システム Download PDF

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Abstract

【課題】室外の音が天井裏を介して室内に聞こえるのを抑制することができる天井用輻射パネル及び空気調和システムを提供する。
【解決手段】この天井用輻射パネル1は、天井裏空間と室内とを仕切るように敷設される天井用輻射パネル1であって、熱媒体が流れる配管部材2と、膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材2と熱結合した熱伝導板3A、3Bと、熱伝導板3A、3Bの室内側の面に配置された金属からなるパネル本体5とを備え、熱伝導板3A、3Bは、室内側の面に複数の吸音穴30が形成され、吸音穴30は、パネル本体5に形成された複数の開口50aの一部と連通するように配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱伝導率に異方性を有する熱伝導板を用いた天井用輻射パネル、及びそれを用いた空気調和システムに関する。
従来、天井裏に空気の流路となる空間を確保するように複数の天井用輻射パネルを敷設して天井面を形成した空気調和システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この空気調和システムに用いられる天井用輻射パネルは、冷熱又は温熱を輻射する金属製のパネル本体と、パネル本体の裏面に配置された金属製の保持部材と、保持部材によって保持された熱交換用の樹脂製のパイプとを備えたものである。パイプ内に冷水又は温水を循環させることで、パネル本体からの輻射熱によって部屋の冷暖房を行うことができる。
特開2009−174826号公報
天井用輻射パネルの天井裏には、部屋の換気をするためのファンが設けられていることがある。しかし、従来の天井用輻射パネルは、遮音性能を考慮したものとはなっていないことから、天井裏のファンが回っているときに、ファンのモータ音が、天井用輻射パネルを通って部屋の中で聞こえてくることがある。また、隣の部屋の物音や人の話し声などが天井裏を通って聞こえてくることもあり、これを防止するために天井裏空間に遮音壁はが必要になる。しかし、天井裏空間にはダクトや給排水管及び各種配線などがあり、遮音壁を設けても完全に遮音することができない。
一方、部屋の中で発生した音が、その部屋内で反響するのを防ぐため、天井用輻射パネルのパネル本体に複数の吸音穴を貫通させることが行われている。しかし、このような吸音穴を形成すると、天井裏を介して外部の音がさらに聞こえやすくなる。
したがって、本発明の目的は、室外の音が天井裏を介して室内で聞こえるのを抑制することができる天井用輻射パネル及び空気調和システムを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の天井用輻射パネル及び空気調和システムを提供する。
[1]天井裏空間と室内とを仕切るように敷設される天井用輻射パネルであって、
熱媒体が流れる配管部材と、
圧縮された膨張黒鉛を含んで形成され、前記配管部材と熱結合した熱伝導板と、
前記熱伝導板の前記室内側の面に配置された金属からなるパネル本体とを備え、
前記熱伝導板は、前記室内側の面に複数の吸音部が形成され、
前記吸音部は、前記パネル本体に形成された複数の開口の一部と連通するように配置された天井用輻射パネル。
[2]前記熱伝導板の前記天井裏空間側の面に配置された断熱材をさらに備えた前記[1]記載の天井用輻射パネル。
[3]複数の上記天井用輻射パネルと、
前記複数の天井用輻射パネルの前記配管部材に温度及び流量が制御された熱媒体を循環させる熱源装置と、
を備えた空気調和システム。
本発明によれば、室外の音が天井裏を介して室内で聞こえるのを抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る天井用輻射パネルを適用した建物の断面図である。 図2は、本実施の形態に係る天井用輻射パネルの外観を示す斜視図である。 図3は、本実施の形態に係る天井用輻射パネルの平面図である。 図4は、図3のA−A線断面図である。 図5は、図2に示す天井用輻射パネルの一部を破断して示す要部斜視図である。 図6(a)、(b)は、熱伝導板に形成された吸音穴とパネル本体の底壁に形成された開口との関係を示す図である。 図7(a)、(b)は、本実施の形態に天井用輻射パネルの製造工程を示す断面図である。 図8は、本実施の形態に天井用輻射パネルの製造工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る天井用輻射パネルを適用した建物の断面図である。この建物100は、それぞれのフロアがスラブ101、102によって仕切られ、上側のスラブ101との間に天井裏空間103を確保をするように複数の天井用輻射パネル1を敷設して天井面を形成している。複数の天井用輻射パネル1によって形成された天井面と下側のスラブ102との間に部屋(室内)104を形成するように仕切部材105が立設されている。なお、図1中、109は天井裏空間103に設けられたダクト、110は下側のスラブ102上に配置された床材である。また、複数の天井用輻射パネル1と、後述する熱源装置とで空気調和システムを構成する。スラブ101、102は、蓄熱体の一例である。
天井用輻射パネル1は、平面視において長方形を有する。この天井用輻射パネル1を支持するため、天井用輻射パネル1の長手方向の長さとほぼ同じ長さを有する縦方向支持部材106と、天井用輻射パネル1の短手方向の長さとほぼ同じ長さを有する横方向支持部材(図示せず)とを連結部材107によって連結して井桁状の枠構造を構成し、連結部材107は、アンカーボルト108によって上側のスラブ101に固定されている。枠構造を構成する縦方向支持部材106及び横方向支持部材に天井用輻射パネル1を係止することで天井用輻射パネル1を支持している。なお、横方向支持部材の長さを天井用輻射パネル1の短手方向の長さの約N倍とし、1本の横方向支持部材の片側にN枚の天井用輻射パネル1を係止できるようにしてもよい。
図2は、天井用輻射パネル1の外観を示す斜視図である。図3は、天井用輻射パネル1の平面図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、図2に示す天井用輻射パネルの一部を破断して示す要部斜視図である。なお、図3では、配管部材2を実線で示し、他を破線で示す。
この天井用輻射パネル1は、水、ガス等の熱媒体が流れる図3及び図4に示す配管部材2と、圧縮された膨張黒鉛を含んで形成され、配管部材2を挟むように接合されて配管部材2と熱結合した図4に示す一対の熱伝導板3A、3Bと、熱伝導板3A、3Bの表面である主面3a、3bに設けられた図4に示す表面材4A、4Bと、表面材4A、4Bが設けられた熱伝導板3A、3Bを収容する箱状の図2及び図4に示すパネル本体5とを備える。
(配管部材)
配管部材2は、図3に示すように、熱媒体が供給される側に配置される供給側メインパイプ20と、熱媒体が戻る側に配置される戻り側メインパイプ21と、供給側メインパイプ20と戻り側メインパイプ21とを接続する複数の熱交換パイプ22とを備える。なお、図3に示す矢印は、熱媒体の流れを示す。
配管部材2は、例えば熱可塑性樹脂等からなり、供給側メインパイプ20と戻り側メインパイプ21と熱交換パイプ22をそれぞれ押出成形し、これらを溶着して組み立てたものである。なお、配管部材2は、射出成型等により一体的に形成してもよい。そして、熱交換パイプ22のピッチは、例えば10〜50mmである。これにより、配管部材2が熱伝導板3A、3Bに対する補強材としても機能する。また、配管部材2の全部又は一部が銅等の金属により形成されてもよい。さらに、図を省略するが、配管部材2として樹脂製または金属製の熱交換パイプを蛇行させて形成してもよい。
供給側メインパイプ20は、一端に導入口20aを有し、他端に止水部20bを有する。戻り側メインパイプ21は、一端に導出口21aを有し、他端に止水部21bを有する。供給側メインパイプ20の導入口20aには、図示しない熱源装置から供給側配管が接続される。戻り側メインパイプ21の導出口21aには、図示しない熱源装置へ戻り側配管が接続される。供給側メインパイプ20及び戻り側メインパイプ21は、互いに平行に配置されているが、平行でなくてもよい。供給側メインパイプ20及び戻り側メインパイプ21は、熱交換パイプ22の内径よりも大きい内径を有する。
(熱伝導板)
熱伝導板3A、3Bは、膨張黒鉛を含んで構成されているが、膨張黒鉛の他に、結合剤や追加剤を含んでもよい。一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3d同士は、本実施の形態では、接着剤を用いずに接合されているが、接着剤を用いて接合されていてもよい。
熱伝導板3A、3Bは、例えば幅が400〜500mm程度、長さが1300〜1500mm程度、高さが両方で40〜60mm程度のサイズを有する。
熱伝導板3A、3Bは、主面3a、3bに対して垂直な方向(厚さ方向)の熱伝導率よりも主面3a、3bに平行な方向(面内方向)の方が高い熱伝導率(例えば1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上)を有する。熱伝導板3A、3Bの面内方向の熱伝導率は、例えば5W/m・K以上である。一対の熱伝導板3A、3Bは、所定の密度(例えば0.01〜0.5g/cm)を有する。この特徴は、膨張黒鉛を含んで構成される熱伝導板3A、3Bが層状結晶構造を有するためであり、同時に高い遮音性も備えている。
一対の熱伝導板3A、3Bのうち一方の熱伝導板3Bは、配管部材2に熱結合した面と反対側の主面3bに格子状に配列された複数の円柱状の吸音穴30を有する。吸音穴30は、図5に示すように、熱交換パイプ22の長手方向に沿うピッチPxを5〜30mmあるいは5〜25mmとし、熱交換パイプ22の長手方向に直交する方向に沿うピッチPyを5〜30mmあるいは5〜25mmの格子状とする。吸音穴30の直径は2〜8mmあるいは4〜6mmとし、吸音穴30の深さは3〜10mmあるいは5〜8mmとする。熱伝導板3Bに吸音穴30を形成する理由は、吸音穴30が空気室となり振動吸収面が増え、これにより吸音効果を高めるためである。また、吸音穴30のピッチや直径、及び深さは実験により得た知見である。なお、図4中、符号31は、後述する切込みである。
なお、吸音穴30は、吸音部の一例であり、吸音部としては、円柱状の穴に限られず、溝や十字形等の他の形状でもよい。吸音穴30の配列は、格子状に限られず、千鳥状等の他の配列でもよい。吸音穴30は、熱伝導板3Bを貫通してもよい。
(表面材)
表面材4A、4Bは、例えば樹脂製の繊維からなる不織布、紙等を用いることができる。この表面材4A、4Bも、吸音効果が高い。また、表面材4A、4Bを接着する接着剤としては、合成系接着剤や無機系接着剤等を用いることができる。
(パネル本体)
パネル本体5は、例えば幅が400〜500mm程度、長さが1300〜1500mm程度、高さが60〜80mm程度のサイズを有する。パネル本体5は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、鋼板等の厚さ0.5〜2mm程度の金属板から形成されている。
パネル本体5は、図2に示すように、底壁50と、側壁51a〜51dとを備え、上部が開口された略箱形状を有する。また、パネル本体5は、側壁51a〜51dの上部に外側にL字状に折曲して形成された横壁52a〜52d及び縦壁53a〜53dを備える。パネル本体5の側壁51a、51cには、図3に示す配管部材2の導入口20a、導出口21aとの干渉を避けるための切り欠き54、55が設けられている。
パネル本体5の底壁50には、熱伝導板3Bに形成した吸音穴30よりも小径の複数の開口50aが格子状に形成されている。吸音穴30は、パネル本体5に形成された複数の開口50aの一部と連通するように配置されている。開口50aの直径は、吸音のためには、0.5〜3mmが好ましいが、1m以上離れたときに開口50aが視認されないようにするためには、0.5〜1mmが好ましい。また、ピッチは4〜6mmが好ましい。
図6(a)、(b)は、熱伝導板3Bに形成された吸音穴30とパネル本体5の底壁50に形成された開口50aとの関係を示す図である。吸音穴30に1つ又は2つ以上の開口50aが含まれていればよく、全ての開口50aが吸音穴30に含まれなくてもよい。例えば、図6(a)に示すように、各吸音穴30に1つの開口50aが含まれていてもよいし、図6(b)に示すように、各吸音穴30に複数(同図では4つ)の開口50aが含まれていてもよい。また、吸音穴30に含まれる開口50aの数は吸音穴30毎に異なってもよい。
(天井用輻射パネルの製造方法)
次に、本天井用輻射パネル1の製造方法の一例について図7及び図8を参照して説明する。
まず、図7(a)に示すように、熱伝導板3Bの主面3bの吸音穴30を形成する予定の位置に切込み31を形成する。熱伝導板3Bに切込み31を形成する理由は、膨張黒鉛に密度のばらつきがあり、均一な吸音穴30が形成できないためである。吸音穴30の形成を容易にするため、切込み31の深さを吸音穴30の深さよりも深くしておく。なお、吸音穴30を形成する方法によっては、切込み31を形成しなくてもよい。
次に、図7(a)に示すように、ベース11に複数の凸部12を有する吸音穴形成治具10を熱伝導板3Bの主面3bに対向させる。吸音穴形成治具10を押し下げて凸部12を熱伝導板3Bの切込み31に食い込ませる。これにより、図7(b)に示すように、熱伝導板3Bの主面3bに複数の吸音穴30が形成される。
次に、図8に示すように、ステージ13上で膨張黒鉛を含んで形成された熱伝導板3A、3B間に配管部材2を配置し、一対の熱伝導板3A、3Bを配管部材2とともに上方から圧縮する。この圧縮によって一対の熱伝導板3A、3Bの接合面3c、3d同士が接合され、熱伝導板3A、3Bは、配管部材2の表面に接触した状態となる。また、一対の熱伝導板3A、3Bの密度は、接合作業時の圧縮によって所定の値となる。
次に、熱伝導板3A、3Bの主面3a、3bにそれぞれ表面材4A、4Bを接着する。最後に熱伝導板3A、3B及び表面材4A、4Bをパネル本体5に収容する。以上のようにして天井用輻射パネル1が製造される。また、予め熱伝導板3A、3Bの主面3a、3bにそれぞれ表面材4A、4Bを接着してから、熱伝導板3Bに切込み31及び吸音穴30を形成し、熱伝導板3A、3Bを配管部材2とともに圧縮接合してもよい。
(実施の形態の動作)
次に、本実施の形態に係る天井用輻射パネル1の動作の一例について説明する。図示しない熱源装置から温度及び流量が制御された熱媒体(例えば温水又は冷水)が配管部材2の供給側メインパイプ20の導入口20aに導入されると、供給側メインパイプ20の導入口20aに導入された熱媒体は、図3の矢印に示すように、供給側メインパイプ20の止水部20bに向かって流れるとともに、各熱交換パイプ22に分岐する。各熱交換パイプ22に分岐した熱媒体は、戻り側メインパイプ21で合流して戻り側メインパイプ21の導出口21aから熱源装置に戻る。熱媒体が配管部材2を通過する間に、熱伝導板3A、3Bで熱交換され、天井用輻射パネル1による輻射が行われて部屋104が冷暖房される。
(実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(ア)室内からの騒音(例えば500Hz以下の低周波帯域)は、熱伝導板3Bに設けた吸音穴30によって吸音することができ、快適な室内空間を維持することが可能になる。
(イ)隣りの部屋からの騒音や、天井裏のダクト109におけるファン等の騒音は、熱伝導板3A、3Bで遮音することができ、天井裏空間103における遮音壁を不要にすることができる。
(ウ)熱伝導板3A、3Bは、熱交換パイプ22の表面全周に密着するため、良好な熱結合が得られる。
(エ)パネル本体5を有しているので、天井用輻射パネル1の天井への取り付けが容易になる。
(オ)夜間に冷熱又は温熱をスラブ101に蓄熱しておき、昼間にスラブ101からの輻射によって部屋104を冷暖房してもよい。
また、本実施の形態は、本発明の要旨を変更しない範囲内で変形実施が可能である。例えば、天井裏に蓄熱体が存在しない場合には、熱伝導板3Aの天井裏側に断熱材を設けてもよい。具体的には、表面材4Aの上に断熱材を設けてもよく、表面材4Aの代わりに断熱材を設けてもよい。
また、上記実施の形態の構成要素のうち一部を除くことも可能である。例えば、表面材4A、4Bの両方又は一方を省略してもよい。
また、吸音穴30が熱伝導板3Bを貫通していなければ、天井側の熱伝導板3Aを省略してもよい。
本発明は、住居ビル、オフィスビル、デパート、ホテル、マンション、学校、一般住宅等の建物、地下街通路、商業施設、イベント会場、スポーツスタジアム等の施設に利用可能である。
1…天井用輻射パネル、2…配管部材、3A、3B…熱伝導板、3a、3b…主面、3c…接合面、4A、4B…表面材、5…パネル本体、10…吸音穴形成治具、11…ベース、12…凸部、13…ステージ、20…供給側メインパイプ、20a…導入口、20b…止水部、21…戻り側メインパイプ、21a…導出口、21b…止水部、22…熱交換パイプ、30…吸音穴、31…切込み、50…底壁、50a…開口、51a-51d…側壁、52a-52d…横壁、53a-53d…縦壁、54、55…切り欠き、100…建物、101、102…スラブ、103…天井裏空間、104…部屋、105…仕切部材、106…縦方向支持部材、107…連結部材、108…アンカーボルト、109…ダクト、110…床材

Claims (3)

  1. 天井裏空間と室内とを仕切るように敷設される天井用輻射パネルであって、
    熱媒体が流れる配管部材と、
    圧縮された膨張黒鉛を含んで形成され、前記配管部材と熱結合した熱伝導板と、
    前記熱伝導板の前記室内側の面に配置された金属からなるパネル本体とを備え、
    前記熱伝導板は、前記室内側の面に複数の吸音部が形成され、
    前記吸音部は、前記パネル本体に形成された複数の開口の一部と連通するように配置された天井用輻射パネル。
  2. 前記熱伝導板の前記天井裏空間側の面に配置された断熱材をさらに備えた請求項1記載の天井用輻射パネル。
  3. 複数の請求項1又は2に記載の天井用輻射パネルと、
    前記複数の天井用輻射パネルの前記配管部材に温度及び流量が制御された熱媒体を循環させる熱源装置と、
    を備えた空気調和システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2637532C2 (ru) * 2015-07-06 2017-12-05 Акционерное общество "УНИХИМТЕК" (АО "УНИХИМТЕК") Теплораспределяющая панель и способ ее изготовления
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JP2018155436A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 株式会社ササクラ 空調用放射パネル
RU204673U1 (ru) * 2021-02-15 2021-06-03 Андрей Валерьевич Есехин Радиатор отопления

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