JP2014129067A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者にワイパスイッチ、ボタン等の操作を強いること無く、必要に応じて曇り除去装置を動作させることが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置2の動作を制御する制御装置1において、車輌の内部の温度を取得する車内温度取得部と、車輌の外部の温度を取得する車外温度取得部と、前記車内温度取得部及び前記車外温度取得部にて取得した各温度を比較する比較部と、各温度の差が所定値以上である場合、前記曇り除去装置2を動作させる制御部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置2の動作を制御する制御装置1において、車輌の内部の温度を取得する車内温度取得部と、車輌の外部の温度を取得する車外温度取得部と、前記車内温度取得部及び前記車外温度取得部にて取得した各温度を比較する比較部と、各温度の差が所定値以上である場合、前記曇り除去装置2を動作させる制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置の動作を制御する制御装置に関する。
車輌のフロントガラス等の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係る曇り除去装置は、ワイパスイッチがオンされたときにフロンガラスの曇り除去動作が必要であると判断し、デフロスタ吹出し口から窓板へ温風を吹き出させることにより、曇りを除去する。
しかしながら、特許文献1に係る曇り除去装置においては、ユーザが曇り除去を目的としてワイパスイッチを操作しないと、曇り除去動作を開始しないという問題があった。運転者はワイパスイッチを操作する必要があるため、運転者の余所見運転につながるおそれがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は運転者にワイパスイッチ、ボタン等の操作を強いること無く、必要に応じて曇り除去装置を動作させることが可能な制御装置を提供することにある。
本発明に係る制御装置は、車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置の動作を制御する制御装置において、車輌の内部の温度を取得する車内温度取得部と、車輌の外部の温度を取得する車外温度取得部と、前記車内温度取得部及び前記車外温度取得部にて取得した各温度を比較する比較部と、各温度の差が所定値以上である場合、前記曇り除去装置を動作させる制御部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌の内部の温度と、外部の温度とを比較する。各温度の差が所定値以上である場合、制御部は車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、曇り除去装置を動作させる。
本発明に係る制御装置は、前記車内温度取得部は、温度センサにて検出した温度を送信する車室内の携帯通信機器から車輌の内部の温度を取得するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車室内の携帯通信機器から車輌の内部の温度を取得する。
本発明に係る制御装置は、前記曇り除去装置は、空調された空気を車輌の窓板に送風する空調機又は前記窓板を加熱する加熱器を含み、前記制御部は、前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上高く、前記車外温度取得部にて取得した温度が第1所定温度以下である場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌の内部の温度が外部の温度に比べて所定値以上高く、車輌の外部の温度が第1所定温度以下である場合、制御部は車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、窓板の温度が上昇するように空調機又は加熱器を動作させる。
本発明に係る制御装置は、車輌の内部の湿度を取得する湿度取得部と、該湿度取得部にて取得した湿度が所定湿度以上であるか否かを判定する湿度判定部とを備え、前記制御部は、前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上高く、前記湿度取得部にて取得した湿度が前記所定湿度以上であると前記湿度判定部が判定した場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌の内部の温度が外部の温度に比べて所定値以上高く、車輌内の湿度が所定湿度以上である場合、制御部は車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、窓板の温度が上昇するように空調機又は加熱器を動作させる。
本発明に係る制御装置は、前記湿度取得部は、湿度センサにて検出した湿度を送信する車室内の携帯通信機器から車輌の内部の湿度を取得するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車室内の携帯通信機器から車輌の内部の湿度を取得する。
本発明に係る制御装置は、前記制御部は、前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上低く、前記車外温度取得部にて取得した温度が第2所定温度以上である場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌の内部の温度が外部の温度に比べて所定値以上低く、車輌の外部の温度が第2所定温度以上である場合、制御部は車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、窓板の温度が上昇するように空調機又は加熱器を動作させる。
本発明に係る制御装置は、車輌の位置情報を取得する位置情報取得部と、トンネルの位置を含む地図情報を記憶する記憶部と、前記位置情報取得部にて取得した車輌の位置及び前記記憶部が記憶する地図情報に基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定する進行判定部とを備え、前記制御部は、車輌がトンネルへ向かって進行していると判定された場合、前記曇り除去装置を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌がトンネルへ向かって進行している場合、制御部は外部環境の変化により車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、曇り除去装置を動作させる。
本発明に係る制御装置は、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定し、判定結果を送信する車室内の携帯通信機器から、前記判定結果を取得する判定結果取得部を備え、前記制御部は、車輌がトンネルへ向かって進行していると判定された場合、前記曇り除去装置を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車室内の携帯通信機器から車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを示す判定結果を取得する。
本発明に係る制御装置は、車輌の位置情報を取得する位置情報取得部と、トンネルの位置を含む地図情報を記憶する記憶部と、前記位置情報取得部にて取得した車輌の位置及び前記記憶部が記憶する地図情報に基づいて、車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定する侵入判定部とを備え、前記曇り除去装置は、ワイパを駆動するワイパ駆動部を含み、前記制御部は、前記車外温度取得部にて取得した温度が、所定温度以下である場合、車輌がトンネルに侵入していると判定されたとき、前記ワイパ駆動部を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車輌がトンネルに侵入していると判定された場合、制御部は外部環境の変化により窓板が曇るおそれがあると判断し、曇り除去装置を動作させる。
本発明に係る制御装置は、車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定し、判定結果を送信する車室内の携帯通信機器から、前記判定結果を取得する判定結果取得部を備え、前記曇り除去装置は、ワイパを駆動するワイパ駆動部を含み、前記制御部は、前記車外温度取得部にて取得した温度が、所定温度以下である場合、車輌がトンネルに侵入していると判定されたとき、前記ワイパ駆動部を動作させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、車室内の携帯通信機器から車輌がトンネルへ侵入しているか否かを示す判定結果を取得する。
本発明によれば、運転者にワイパスイッチ、ボタン等の操作を強いること無く、必要に応じて曇り除去装置を動作させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は実施の形態1に係る曇り除去システムの一構成例を示すブロック図である。本実施形態1に係る曇り除去システムは、車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置2と、該曇り除去装置2の動作を制御する制御装置1とを備える。また曇り除去システムは、車輌位置、車内の温度、湿度等を検出する携帯通信機器3と、制御装置1が携帯通信機器3から各種環境情報を無線通信にて取得するための無線通信I/F4とを備える。携帯通信機器3は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機、携帯電話機等である。
図1は実施の形態1に係る曇り除去システムの一構成例を示すブロック図である。本実施形態1に係る曇り除去システムは、車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置2と、該曇り除去装置2の動作を制御する制御装置1とを備える。また曇り除去システムは、車輌位置、車内の温度、湿度等を検出する携帯通信機器3と、制御装置1が携帯通信機器3から各種環境情報を無線通信にて取得するための無線通信I/F4とを備える。携帯通信機器3は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機、携帯電話機等である。
図2は携帯通信機器3の一構成例を示すブロック図である。携帯通信機器3は、制御部30、RAM(Random Access Memory)31、記憶部32、温度センサ33、湿度センサ34、無線通信部35、通信部36、操作部37、表示部38、位置検出部39等を備える。
制御部30は例えばCPU(Central Processing Unit)又はマルチコアCPUであり、携帯通信機器3の各部の動作を制御する。
記憶部32は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部30が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。また記憶部32は、自身の位置を特定するための地図情報を記憶している。地図情報は少なくともトンネルの位置を示す情報、例えばトンネルの位置を示した緯度経度情報、道路及びトンネルの経路を示した画像データ等を記憶する。
RAM31は、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリ等であり、制御部30が制御プログラムを実行する際に発生する種々のデータを一時的に記憶する。制御部30は、記憶部32に格納されている制御プログラムを順次RAM31に読み出して実行することにより、自身の位置情報、周囲の温度及び湿度を送信する機能を実現する。具体的には、携帯通信機器3が車室内に配された場合、携帯通信機器3は車輌の位置情報、車室内の温度及び湿度を制御装置1へ送信することになる。また後述する位置検出部39にて検出した車輌の位置と、地図情報とに基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否か、及び車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定し、判定結果を制御装置1へ送信する機能を備えても良い。
制御部30は例えばCPU(Central Processing Unit)又はマルチコアCPUであり、携帯通信機器3の各部の動作を制御する。
記憶部32は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部30が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。また記憶部32は、自身の位置を特定するための地図情報を記憶している。地図情報は少なくともトンネルの位置を示す情報、例えばトンネルの位置を示した緯度経度情報、道路及びトンネルの経路を示した画像データ等を記憶する。
RAM31は、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリ等であり、制御部30が制御プログラムを実行する際に発生する種々のデータを一時的に記憶する。制御部30は、記憶部32に格納されている制御プログラムを順次RAM31に読み出して実行することにより、自身の位置情報、周囲の温度及び湿度を送信する機能を実現する。具体的には、携帯通信機器3が車室内に配された場合、携帯通信機器3は車輌の位置情報、車室内の温度及び湿度を制御装置1へ送信することになる。また後述する位置検出部39にて検出した車輌の位置と、地図情報とに基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否か、及び車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定し、判定結果を制御装置1へ送信する機能を備えても良い。
温度センサ33は、例えばサーミスタを備え、気温によって変化するサーミスタの電気抵抗を検出することによって、気温を検出する。
湿度センサ34は、例えば、塩化リチウム湿度センサ、容量型高分子湿度センサ、抵抗型高分子湿度センサ、セラミック湿度センサ、サーミスタ湿度センサ、水晶振動子湿度センサ等で構成され、吸湿によるイオン伝導度、電気容量、熱伝導度、共振周波数変化から湿度を検出する。
湿度センサ34は、例えば、塩化リチウム湿度センサ、容量型高分子湿度センサ、抵抗型高分子湿度センサ、セラミック湿度センサ、サーミスタ湿度センサ、水晶振動子湿度センサ等で構成され、吸湿によるイオン伝導度、電気容量、熱伝導度、共振周波数変化から湿度を検出する。
無線通信部35は、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の通信を行うためのインタフェースであり、無線通信が可能に構成された外部装置との間で無線通信を行う。本実施形態1では、無線通信部35は、無線通信I/F4を介して空調ECU(Electronic Control Unit)10等の制御装置1との間で無線通信を行う。具体的には、無線通信部35は、空調ECU10からの要求に応じて、位置検出部39にて検出した自身の位置を示した位置情報、温度センサ33にて検出した温度、湿度センサ34にて検出した湿度を空調ECU10へ送信する。また、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否か、及び車輌がトンネルに侵入しているか否かの判定結果を送信する。
通信部36は、インターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークを介して接続される外部装置との間で通信を行う。通信部36は、例えば、ネットワークに接続され、各種の情報をネットワークを介して提供するウェブサーバへのアクセスを行う。
また、通信部36として、通話部を備えても良い。通話部は携帯電話機用のアンテナ、スピーカ及びマイクロホンを備える。アンテナは、通話に係る情報を含む電波を送受信する。スピーカは、他の携帯電話機から基地局を通じて送信された通話に係る情報、特に音声信号を増幅して出力する。マイクロホンは、外部から入力された音声を音声信号に変換し、変換した電気信号を通話に係る情報としてアンテナに与え、外部の携帯電話機へ送信する。
また、通信部36として、通話部を備えても良い。通話部は携帯電話機用のアンテナ、スピーカ及びマイクロホンを備える。アンテナは、通話に係る情報を含む電波を送受信する。スピーカは、他の携帯電話機から基地局を通じて送信された通話に係る情報、特に音声信号を増幅して出力する。マイクロホンは、外部から入力された音声を音声信号に変換し、変換した電気信号を通話に係る情報としてアンテナに与え、外部の携帯電話機へ送信する。
操作部37は、ユーザが携帯通信機器3を操作するために必要な各種の操作キーを備え、ユーザが操作した操作キーに基づく情報を受け付け、受け付けた情報を制御部30へ送出する。制御部30は、操作部37から取得した情報に応じて携帯通信機器3の各部の動作を制御する。
表示部38は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、制御部30からの指示に従って各種の情報を表示する。
なお、操作部37及び表示部38は、タッチパネルにて一体に構成されてもよい。
表示部38は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、制御部30からの指示に従って各種の情報を表示する。
なお、操作部37及び表示部38は、タッチパネルにて一体に構成されてもよい。
位置検出部39は、携帯通信機器3の位置を検出する回路である。例えば、位置検出部39はGPSアンテナ及び方位検出部を備えており、該GPSアンテナ及び方位検出部並びに人工衛星(GPS衛星)でGPSシステムを構成している。方位検出部は例えばジャイロセンサである。位置検出部39は人工衛星からの電波をGPSアンテナで受信し、自身の位置を検出する。また、携帯通信機器3が携帯電話機である場合、基地局と送受信する信号に基づいて、自身の位置を検出するように構成しても良い。更に、外部の無線LAN基地局との間で無線LAN通信を行っている場合、該無線LAN基地局の位置情報から、自身の位置を検出しても良い。
制御装置1は、例えば空調ECU10、ワイパECU11、ボディECU12等を含み、曇り除去装置2、その他の車載機器の動作を制御する。
図3は空調ECU10の一構成例を示すブロック図である。空調ECU10は、CPU又はマルチコアCPU等の制御部10aを備える。制御部10aにはバスを介してRAM10b、記憶部10c、CAN(Controller Area Network)通信部10d及びインタフェース10eが接続されている。
RAM10bは、DRAM、SRAM等であり、制御部10aが制御プログラムを実行する際に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
記憶部10cは、EEPROM又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御部10aが実行すべき制御プログラムを記憶している。制御部10aは、記憶部10cに格納されている制御プログラムを順次RAM10bに読み出して実行することにより、デフォッガ機能を実現する。
CAN通信部10dは、通信線を介して無線通信I/F4、ワイパECU11、ボディECU12等と接続されており、CANプロトコルに従って各種ECUとの間で情報を通信する。また、CAN通信部10dは、環境情報を要求する要求信号を無線通信I/F4を介して携帯通信機器3へ送信し、携帯通信機器3から送信された車輌の位置情報、温度、湿度等の情報を取得する。CAN通信部10dの代わりに、例えばLINプロトコルに従った通信を行う通信部を備えてもよい。
インタフェース10eには、車室内又は窓板に温風及び冷風を送出する空調機20a、車室内の温度を検出する車内温度センサ20b、デフォッガ動作状態を切り替えるためのモード切替モータ20cが接続されている。空調機20aは冷凍サイクル、冷媒を圧縮するコンプレッサー、送風ファン等を備え、冷凍サイクルで冷却又は加熱された空気を車輌の窓板又は車室内へ送出する。モード切替モータ20cは、空調機20aから窓板へ送風するための送風口を開閉し、又は空調機20aからの送風方向を窓板方向又はその他の方向へ切り替えるための風向板を回動させるためのモータである。ここでは車輌の窓板の曇りを除去する手段として空調機20aを例に挙げて説明するが、窓板を加熱させることができれば電熱線等の加熱器を用いても良い。
また、インタフェース10eには、デフォッガ動作状態を自動で切り替えるモードと、手動で切り替えるモードとを切り替えるデフォッガ自動切替スイッチ20d及び表示部20eが接続されている。
また、インタフェース10eには、デフォッガ動作状態を自動で切り替えるモードと、手動で切り替えるモードとを切り替えるデフォッガ自動切替スイッチ20d及び表示部20eが接続されている。
ワイパECU11は、ワイパ駆動部21aの動作を制御するための装置である。具体的にはワイパ駆動部21aはワイパを駆動するためのモータ、モータに電力を供給して駆動させる駆動回路等を有する。ワイパECU11は駆動回路にオンオフ信号を与えることによって、モータをオンオフ動作させる。
ボディECU12は、ボディ系の車載機器を制御する装置であり、車輌に搭載されたヘッドライト、ターンハザード、ワイパ、ドアロック機構等の車載機器を制御する。即ち、ボディECU12は、ユーザの操作を受け付けて、ヘッドライト及びターンハザード、ワイパの点灯及び消灯等を制御するものである。
またボディECU12には車外温度センサ5、レインセンサ6、オートワイパスイッチ7等が接続されている。レインセンサ6は、例えば光学式のセンサであり、車輌の窓板に向けて発光する発光素子、該発光素子の光を平行光にして窓板の外側面で全反射させる発光側レンズ、窓板によって反射された光を受光する受光素子を備え、受光素子で受光する光量の変化によって、雨滴を検出する。ウインドシールドに雨滴がある場合、光量が減少する。なお、雨滴がウインドシールドに衝突したときに発生する振動を検出することによって雨滴を検出するように構成しても良く、雨滴の検出方式は特に限定されない。
またボディECU12には車外温度センサ5、レインセンサ6、オートワイパスイッチ7等が接続されている。レインセンサ6は、例えば光学式のセンサであり、車輌の窓板に向けて発光する発光素子、該発光素子の光を平行光にして窓板の外側面で全反射させる発光側レンズ、窓板によって反射された光を受光する受光素子を備え、受光素子で受光する光量の変化によって、雨滴を検出する。ウインドシールドに雨滴がある場合、光量が減少する。なお、雨滴がウインドシールドに衝突したときに発生する振動を検出することによって雨滴を検出するように構成しても良く、雨滴の検出方式は特に限定されない。
図4は曇り除去に係る処理手順を示すフローチャートである。以下、曇り除去に係る処理手順を主に空調ECU10の制御部10aが実行する例を説明するが、ワイパECU11、ボディECU12、その他のECUが実行しても良いし、適宜分散して処理を実行しても良い。
制御装置1は車外温度を取得する(ステップS11)。例えば、ボディECU12は車外温度センサ5にて車外温度を検出し、検出した車外温度の情報を空調ECU10へ送信する。空調ECU10の制御部10aはボディECU12から送信された車外温度をCAN通信部10dにて受信する。
次いで、制御装置1は車内温度を取得する(ステップS12)。例えば、空調ECU10は無線通信I/F4を介して、車内温度を要求する要求信号を携帯通信機器3へ送信する。携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、温度センサ33にて温度を検出し、検出した温度の情報を無線通信部35にて送信する。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された温度の情報を、無線通信I/F4を介してCAN通信部10dにて受信する。
なお、空調ECU10の制御部10aは車内温度センサ20bで検出した温度を取得するように構成しても良い。
なお、空調ECU10の制御部10aは車内温度センサ20bで検出した温度を取得するように構成しても良い。
次いで、制御装置1は車内湿度を取得する(ステップS13)。例えば、空調ECU10は無線通信I/F4を介して、車内湿度を要求する要求信号を携帯通信機器3へ送信する。携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、湿度センサ34にて湿度を検出し、検出した湿度の情報を無線通信部35にて送信する。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された湿度の情報を、無線通信I/F4を介してCAN通信部10dにて受信する。
なお、ここでは車内温度及び車内湿度を各別に要求し、取得する例を説明したが、言うまでもなく一回の要求信号を送信し、車内温度及び車内湿度を一度に取得するように構成しても良い。
なお、ここでは車内温度及び車内湿度を各別に要求し、取得する例を説明したが、言うまでもなく一回の要求信号を送信し、車内温度及び車内湿度を一度に取得するように構成しても良い。
次いで、空調ECU10の制御部10aは車外温度が車内温度より高いか否かを判定する(ステップS14)。車外温度が車内温度以下である場合、窓板の車室内側に曇りが発生する可能性があり、逆に車外温度が車内温度より高い場合、窓板の車室側に曇りが発生する可能性がある。以下の処理では、曇りが発生する可能性が高い環境にあるか否かをより詳しく判定する。
車外温度が車内温度以下であると判定した場合(ステップS14:NO)、制御部10aは、車外温度が第1所定温度以下であるか否かを判定する(ステップS15)。車外温度が第1所定温度以下であると判定した場合(ステップS15:YES)、制御部10aは車外温度と、車内温度との温度差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS16)。車外温度と、車内温度との温度差が所定値以上であると判定した場合(ステップS16:YES)、車内湿度が所定湿度以上であるか否かを判定する(ステップS17)。
車内湿度が所定湿度以上であると判定した場合(ステップS17:YES)、制御部10aは、曇り除去機能がオン状態になるように空調モードを切り替え(ステップS18)、処理を終了する。例えば、制御部10aは空調機20a及びモード切替モータ20cを駆動させ、温風を車輌の窓板に送出する。
車外温度が第1所定温度以下では無いと判定した場合(ステップS15:NO)、車外温度及び車内温度の温度差が所定値以上で無いと判定した場合(ステップS16:NO)、又は車内湿度が所定湿度以上で無いと判定した場合(ステップS17:NO)、制御部10aは、処理を終える。
一方、ステップS14で、車外温度が車内温度より高いと判定した場合(ステップS14:YES)、制御部10aは車外温度が第2所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS19)。車外温度が第2所定温度以上であると判定した場合(ステップS19:YES)、制御部10aは車外温度と、車内温度との温度差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS20)。車外温度と車内温度との温度差が所定値以上であると判定した場合(ステップS20:YES)、制御部10aは、送風方向が窓板方向以外の方向を向くように空調モードを切り替え(ステップS21)、処理を終える。車室外が高温、車室内が低温である場合、窓板の外側に曇りが発生するおそれがあるため、窓板の温度を上昇させる必要がある。車室内が低温である場合、空調機20aから冷風が送風されていると考えられる。そこで、冷風が窓板へ送出されて窓板の温度が低下しないよう、窓板に送風されないようにする。
一方、車外温度が第2所定温度以上で無いと判定した場合(ステップS19:NO)、又は車外温度と、車内温度との温度差が所定値以上で無いと判定した場合(ステップS20:NO)、制御部10aは、処理を終える。
このように構成された曇り除去システムによれば、運転者にワイパスイッチ、ボタン等の操作を強いること無く、車外温度、車内温度、車内湿度に基づいて窓板が曇り易い状況にあるかどうかを判定し、自動で曇り除去装置を動作させることができ、曇りを除去できる。
(変形例)
図5は曇り除去の変形例に係る処理手順を示すフローチャートである。変形例に係る曇り除去システムは、実施の形態1と同様のハードウェア構成を有し、制御装置1の処理手順のみが異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
図5は曇り除去の変形例に係る処理手順を示すフローチャートである。変形例に係る曇り除去システムは、実施の形態1と同様のハードウェア構成を有し、制御装置1の処理手順のみが異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
制御装置1は、実施の形態1で説明したステップS11〜ステップS17の処理、ステップS19〜21の処理を実行する。ステップS16で車外温度と、車内温度との温度差が所定値以上で無いと判定した場合(ステップS16:NO)、ステップS17で車内湿度が所定湿度以上で無いと判定した場合(ステップS17:NO)、制御部10aは、車輌の進行方向にトンネルがあるか否かを判定するための情報として、位置情報又はその判定結果を取得する(ステップS111)。例えば、制御部10aは無線通信I/F4を介して、車輌の進行方向にトンネルがあるか否かを判定するための情報を要求する要求信号を携帯通信機器3へ送信する。携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、位置検出部39が検出した位置と、記憶部32が記憶する地図情報とに基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定し、その判定結果を無線通信部35にて送信する。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された判定結果を、無線通信I/F4を介してCAN通信部10dにて受信する。
また、他の例として、携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定するために必要な情報、即ち位置情報と、地図情報とを無線通信部35にて送信するように構成しても良い。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された位置情報及び地図情報を、無線通信I/F4を介してCAN通信部10dにて受信する。
また、他の例として、携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定するために必要な情報、即ち位置情報と、地図情報とを無線通信部35にて送信するように構成しても良い。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された位置情報及び地図情報を、無線通信I/F4を介してCAN通信部10dにて受信する。
次いで、空調ECU10の制御部10aは、ステップS111で取得した情報に基づいて車輌の進行方向にトンネルが有るか否かを判定する(ステップS112)。車輌の進行方向にトンネルが無いと判定した場合(ステップS112:NO)、制御部10aは処理を終える。車輌の進行方向にトンネルが有ると判定した場合(ステップS112:YES)、又はステップS17で車内湿度が所定湿度以上であると判定した場合(ステップS17:YES)、制御部10aは、曇り除去機能がオン状態になるように空調モードを切り替える(ステップS113)。
このように、車輌がトンネルへ向かって進行している場合、制御部10aは外部環境の変化により車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、曇り除去装置2を動作させる。
このように、車輌がトンネルへ向かって進行している場合、制御部10aは外部環境の変化により車輌の窓板に曇りが生じるおそれがあると判断し、曇り除去装置2を動作させる。
次いで、制御部10aは、車輌がトンネルに進入しているか否かを判定するための情報として、位置情報又はその判定結果を取得する(ステップS114)。例えば、制御部10aは無線通信I/F4を介して、車輌がトンネルに進入しているか否かを判定するための情報を要求する要求信号を携帯通信機器3へ送信する。携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、位置検出部39が検出した位置と、記憶部32が記憶する位置情報とに基づいて、車輌がトンネルに進入しているか否かを判定し、その判定結果を無線通信部35にて送信する。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された判定結果を、無線通信I/F4を介して受信する。なお、トンネル内ではGPS衛星からの電波を受信できないが、公知の方法で自身の位置を推定すれば良い。例えば、方位検出部により検出結果、トンネルへの侵入速度などから自身がトンネル内に侵入しているかどうかを推定すれば良い。また、制御装置1から車輌の速度情報を取得できるのであれば、車輌の速度情報及び方位検出部の検出結果からより正確に車輌の位置を推定し、自身がトンネル内にいるか否かを判定することが可能である。
また、他の例として、携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、車輌がトンネルに進入しているか否かを判定するために必要な情報、即ち位置情報と、地図情報とを無線通信部35にて送信するように構成しても良い。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された位置情報及び地図情報を、無線通信I/F4を介して受信する。
また、他の例として、携帯通信機器3の制御部30は前記要求信号を受信した場合、車輌がトンネルに進入しているか否かを判定するために必要な情報、即ち位置情報と、地図情報とを無線通信部35にて送信するように構成しても良い。空調ECU10の制御部10aは携帯通信機器3から送信された位置情報及び地図情報を、無線通信I/F4を介して受信する。
次いで、制御部10aは車輌がトンネルに進入しているか否かを判定する(ステップS115)。車輌がトンネルに進入していないと判定した場合(ステップS115:NO)、制御部10aは処理を終える。車輌がトンネルに進入していると判定した場合(ステップS115:YES)、制御部10aはワイパECU11へ制御信号を送信し、ワイパを駆動させ(ステップS116)、処理を終える。冬場等においては、トンネル内はトンネル外よりも気温が高い傾向にある。トンネル外を走行した車輌の窓板は低温になっており、そのままトンネル内に車輌が進入した場合、窓板の外側に曇りが発生するおそれがある。このため、ワイパを駆動することによって、曇りの発生を抑制することができる。
変形例によれば、車輌がトンネルへ侵入して車輌の外部環境が変化するような場合であっても、曇り除去装置2を動作させ、窓板に発生する曇りを除去することができる。
変形例に係る曇り除去システムのその他の構成、作用及び効果は実施の形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
変形例に係る曇り除去システムのその他の構成、作用及び効果は実施の形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2に係る曇り除去システムの一構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る曇り除去システムは、車輌の位置を車載のナビECU13から取得する点が実施の形態1と異なるため、以下では主に上記相違点を説明する。
図6は実施の形態2に係る曇り除去システムの一構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る曇り除去システムは、車輌の位置を車載のナビECU13から取得する点が実施の形態1と異なるため、以下では主に上記相違点を説明する。
実施の形態2に係る曇り除去システムは、制御装置201としてナビECU13を備える。ナビECU13には位置検出部8が設けられている。位置検出部8の基本的構成は実施の形態1と同様である。ナビECU13は地図情報を記憶する記憶部13aを備える。ナビECU13は、位置検出部8にて検出した車輌の位置と、地図情報とに基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否か、及び車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定し、判定結果を空調ECU10へ送信する機能を有する。
このように構成された曇り除去システムによれば、実施の形態1と同様、運転者にワイパスイッチ、ボタン等の操作を強いること無く、車外温度、車内温度、車内湿度に基づいて窓板が曇り易い状況にあるかどうかを判定し、自動で曇り除去装置を動作させることができ、曇りを除去できる。
実施の形態2に係る曇り除去システムのその他の構成、作用及び効果は実施の形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,201 制御装置
2 曇り除去装置
3 携帯通信機器
4 無線通信I/F
5 車外温度センサ
6 レインセンサ
7 オートワイパスイッチ
8,39 位置検出部
10 空調ECU
10a,30 制御部
10c,32 記憶部
10d CAN通信部
11 ワイパECU
12 ボディECU
13 ナビECU
20a 空調機
20b 車内温度センサ
20c モード切替モータ
20d デフォッガ自動切替スイッチ
21a ワイパ駆動部
33 温度センサ
34 湿度センサ
35 無線通信部
2 曇り除去装置
3 携帯通信機器
4 無線通信I/F
5 車外温度センサ
6 レインセンサ
7 オートワイパスイッチ
8,39 位置検出部
10 空調ECU
10a,30 制御部
10c,32 記憶部
10d CAN通信部
11 ワイパECU
12 ボディECU
13 ナビECU
20a 空調機
20b 車内温度センサ
20c モード切替モータ
20d デフォッガ自動切替スイッチ
21a ワイパ駆動部
33 温度センサ
34 湿度センサ
35 無線通信部
Claims (10)
- 車輌の窓板に生じた曇りを除去する曇り除去装置の動作を制御する制御装置において、
車輌の内部の温度を取得する車内温度取得部と、
車輌の外部の温度を取得する車外温度取得部と、
前記車内温度取得部及び前記車外温度取得部にて取得した各温度を比較する比較部と、
各温度の差が所定値以上である場合、前記曇り除去装置を動作させる制御部と
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記車内温度取得部は、
温度センサにて検出した温度を送信する車室内の携帯通信機器から車輌の内部の温度を取得するようにしてある
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記曇り除去装置は、
空調された空気を車輌の窓板に送風する空調機又は前記窓板を加熱する加熱器を含み、
前記制御部は、
前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上高く、前記車外温度取得部にて取得した温度が第1所定温度以下である場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。 - 車輌の内部の湿度を取得する湿度取得部と、
該湿度取得部にて取得した湿度が所定湿度以上であるか否かを判定する湿度判定部と
を備え、
前記制御部は、
前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上高く、前記湿度取得部にて取得した湿度が前記所定湿度以上であると前記湿度判定部が判定した場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。 - 前記湿度取得部は、
湿度センサにて検出した湿度を送信する車室内の携帯通信機器から車輌の内部の湿度を取得するようにしてある
ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。 - 前記制御部は、
前記車内温度取得部にて取得した温度が、前記車外温度取得部にて取得した温度よりも所定値以上低く、前記車外温度取得部にて取得した温度が第2所定温度以上である場合、前記窓板の温度が上昇するように前記空調機又は加熱器を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一つに記載の制御装置。 - 車輌の位置情報を取得する位置情報取得部と、
トンネルの位置を含む地図情報を記憶する記憶部と、
前記位置情報取得部にて取得した車輌の位置及び前記記憶部が記憶する地図情報に基づいて、車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定する進行判定部と
を備え、
前記制御部は、
車輌がトンネルへ向かって進行していると判定された場合、前記曇り除去装置を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の制御装置。 - 車輌がトンネルへ向かって進行しているか否かを判定し、判定結果を送信する車室内の携帯通信機器から、前記判定結果を取得する判定結果取得部を備え、
前記制御部は、
車輌がトンネルへ向かって進行していると判定された場合、前記曇り除去装置を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の制御装置。 - 車輌の位置情報を取得する位置情報取得部と、
トンネルの位置を含む地図情報を記憶する記憶部と、
前記位置情報取得部にて取得した車輌の位置及び前記記憶部が記憶する地図情報に基づいて、車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定する侵入判定部と
を備え、
前記曇り除去装置は、
ワイパを駆動するワイパ駆動部を含み、
前記制御部は、
前記車外温度取得部にて取得した温度が、所定温度以下である場合、車輌がトンネルに侵入していると判定されたとき、前記ワイパ駆動部を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の制御装置。 - 車輌がトンネルに侵入しているか否かを判定し、判定結果を送信する車室内の携帯通信機器から、前記判定結果を取得する判定結果取得部を備え、
前記曇り除去装置は、
ワイパを駆動するワイパ駆動部を含み、
前記制御部は、
前記車外温度取得部にて取得した温度が、所定温度以下である場合、車輌がトンネルに侵入していると判定されたとき、前記ワイパ駆動部を動作させるようにしてある
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の制御装置。
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