JP2014127551A - 太陽電池 - Google Patents

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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】特性向上が可能となる太陽電池を提供する。
【解決手段】裏面電極型太陽電池において、第1の方向Xに交差する第2の方向Yに沿ってp電極11の一部分がp電極用配線42に電気的接続され、第2の方向Yに隣接する接続箇所の間に位置するn電極12の一部分がp電極用配線42と絶縁され、第2の方向Yに沿ってn電極12の一部分がn電極用配線43に電気的接続され、第2の方向Yに隣接する接続箇所の間に位置するp電極11の一部分がn電極用配線43と絶縁され、p電極用配線42及びn電極用配線43の少なくともいずれかは、配線に流れる電流が大きくなる程、配線幅が大きくなるように変化する形状としている。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池に関する。
昨今、再生可能エネルギーとして太陽光エネルギーを用いた発電に注目が集まっている。ここで従来、裏面にp電極及びn電極を備えた所謂、裏面電極型太陽電池セルが存在する。
そして、例えば特許文献1〜3には、裏面電極型太陽電池セルと配線基板を組み合わせた従来の各種構成が開示されている。
特開2012−119458号公報 特開2011−82431号公報 特開2011−3854号公報
現状、裏面電極型太陽電池セルと配線基板を組み合わせた構成において、より一層の特性向上が求められている。
そこで、本発明は、特性向上が可能となる太陽電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるp電極及びn電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、
前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板と、を備え、
前記第2の方向に沿って前記p電極の一部分が前記p電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該接続箇所の間に位置する前記n電極の一部分が前記p電極用配線と絶縁され、
前記第2の方向に沿って前記n電極の一部分が前記n電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該接続箇所の間に位置する前記p電極の一部分が前記n電極用配線と絶縁され、
前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、配線に流れる電流が大きくなる程、配線幅が大きくなるように変化する形状である、
ことを特徴とする太陽電池としている。
また、上記構成において、前記p電極及び前記n電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有した絶縁性材を前記太陽電池セルと前記配線基板の間に備え、
前記第2の方向に隣接する前記p電極及び前記n電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置され、
前記孔部に導電性材が設けられる構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、台形形状である構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、階段形状である構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記絶縁性材は、第1の硬化状態となった後、第2の硬化状態となることが可能な絶縁樹脂である構成としてもよい。
また、本発明は、上記いずれかの構成において、前記太陽電池セル及び前記配線基板が封止材で封止されたことを特徴とする太陽電池としている。
なお、ここで「太陽電池」とは、太陽電池セルと配線基板とを接合した状態(配線基板付き太陽電池セル)も、この状態の配線基板付き太陽電池セルを封止材で封止した状態(太陽電池モジュール)も含む概念を表す。
本発明の太陽電池によれば、特性向上が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池セルを受光面側から見た図である。 本発明の第1実施形態に係る絶縁樹脂を設けた太陽電池セルを受光面側から見た図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 本発明の第1実施形態に係る配線基板を表面側から見た図である。 本発明の第1実施形態に係る配線基板付き太陽電池セルを受光面側から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る配線基板を表面側から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る配線基板付き太陽電池セルを受光面側から見た図である。 本発明の実施形態に係るシミュレーション結果の一例を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの概略斜視図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る太陽電池セルの受光面側から見た図を図1に示す。
図1に示す太陽電池セル1は、受光面と反対側である裏面側に帯状のp電極11及びn電極12をそれぞれ複数備えている裏面電極型太陽電池セルである。
p電極11及びn電極12はX方向(第1の方向)に延在し、X方向と交差するY方向(第2の方向)に交互に配列される。なお、ここではX方向とY方向は直交するとして説明する。このように受光面と反対側の裏面に電極を備えているので、受光面の電極による光入射損失が生じない。
このような太陽電池セル1の裏面側に絶縁樹脂及び導電性材を設ける。その絶縁樹脂及び導電性材を裏面側に設けた状態の太陽電池セル1を受光面側から見た図を図2に示す。また、図2におけるA−A断面図を図3Aに、B−B断面図を図3Bに示す。
太陽電池セル1は、基板14と、基板14の受光面に形成されたテクスチャ構造上に形成された反射防止膜13と、基板14の裏面に形成されたp電極11及びn電極12を備えている。基板14としては、例えば多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどからなるシリコン基板を用いることができる。
太陽電池セル1の裏面側を覆うように絶縁樹脂2(ダム樹脂)が設けられる。絶縁樹脂2を設ける方法としては、例えばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法を挙げることができる。特には、簡易に、低コストで、且つ短時間で絶縁樹脂2を設けることができるスクリーン印刷を用いることが望ましい。
絶縁樹脂2としては、Bステージ化可能な樹脂を用いることが望ましい。Bステージ化可能な樹脂とは、液体状態の未硬化の樹脂を加熱したときに、粘度が上昇して第1の硬化状態となった後に粘度が低下して軟化し、その後に再度粘度が上昇して第2の硬化状態となるものである。上記第1の硬化状態がBステージと呼ばれる。絶縁樹脂2は、未硬化の状態で太陽電池セル1の裏面に設けられた後、加熱することによりBステージ(第1の硬化状態)のシート状となる。
絶縁樹脂2は、p電極11及びn電極12に沿って間隔を空けて設けられた孔部21を有している。Y方向に隣接するp電極11及びn電極12の一方の電極に沿って隣接する二つの孔部21の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの孔部21が配置される。即ち、孔部21は、全体として千鳥状に配置される。
絶縁樹脂2が太陽電池セル1の裏面に設けられた後、孔部21に導電性材3が塗布され、導電性材3とp電極11及びn電極12が電気的接続される。導電性材3としては、例えば半田、又は半田樹脂を用いることができる。
半田樹脂とは、半田材料の粒子(半田粒子)を絶縁性樹脂に分散させた状態から、加熱することにより、絶縁性樹脂が軟化して半田粒子が凝集し、その後に絶縁性樹脂が硬化するものである。半田樹脂に用いる絶縁性樹脂としては、熱硬化樹脂を用いることが好ましく、後述の絶縁樹脂2としてBステージ化可能な樹脂を用いる場合に、第2の硬化状態とするための加熱により、架橋反応により熱硬化することが好ましい。
次に、太陽電池セル1を載置するための配線基板を表面側から見た図を図4に示す。
図4に示す配線基板4は、絶縁性基材41と、絶縁性基材41上に設けられた配線パターンを備えている。絶縁性基材41としては、例えばポリエステル、ポリエチレンナフタレートまたはポリイミドなどの樹脂からなる基板を用いることができる。配線パターンは、例えば銅箔、又はスズメッキされたアルミ箔により形成される。
配線パターンは、p電極用配線42と、n電極用配線43とを備えている。複数形成されるp電極用配線42及びn電極用配線43は、Y方向に延在し、X方向に交互に配列される。
p電極用配線42は、Y方向下側へ向かうほど配線幅が小さくなるような台形形状で形成される。また、n電極用配線43は、Y方向上側へ向かうほど配線幅が小さくなるような台形形状で形成される。
このような配線基板4上に、上記のように導電性材3を塗布した状態の太陽電池セル1を載置して接合した状態を図5に示す。図5に示す状態で配線基板付き太陽電池セルが構成される。なお、図5において、配線基板4における太陽電池セル1により隠れる部分についても便宜上実線で示している(後述する図7についても同様)。
絶縁樹脂2としてBステージ化可能な樹脂を用いる場合は、Bステージの絶縁樹脂2を加熱することにより絶縁樹脂2が一旦粘度が低下した後、上記第2の硬化状態となることで、接合が行われる。第2の硬化状態は樹脂の架橋反応による硬化であるため、第2の硬化状態の絶縁樹脂2は再度軟化することなく状態が安定する。
なお、導電性材を設けずに絶縁樹脂のみで太陽電池セルを配線基板に接合する構成も、絶縁樹脂を設けずに導電性材のみで太陽電池セルを配線基板に接合する構成を採ることも可能である。
図5に示すように、太陽電池セル1のp電極11に沿って間隔を空けて配列された導電性材3はp電極用配線42に電気的接続され、n電極12に沿って間隔を空けて配列された導電性材3はn電極用配線43に電気的接続される。
p電極11に対応したY方向に隣接する導電性材3の間に位置するn電極12の一部分は絶縁樹脂2により覆われるので、n電極12とp電極用配線42が電気的接続されることを防ぎ、n電極12とp電極11がショートすることを防止する。
同様に、n電極12に対応したY方向に隣接する導電性材3の間に位置するp電極11の一部分は絶縁樹脂2により覆われるので、p電極11とn電極用配線43が電気的接続されることを防ぎ、p電極11とn電極12がショートすることを防止する。
なお、配線基板4には単体の太陽電池セル1のみが載置されるようにしてもよいが、複数の太陽電池セル1を載置するようにしてもよい。この場合、図4で示す配線パターンと同様の配線パターンを配線基板4においてY方向に配列し、各配線パターンに各太陽電池セル1を載置すれば、各太陽電池セル1を直列に接続することができる。
図5のY方向下側から上側へ向かってn電極用配線43を流れる電流は、n電極12に対応する導電性材3内にY方向下側から順次引き抜かれながら流れるので、Y方向上側へ向かうほどn電極用配線43を流れる電流は小さくなる。ここで、Y方向下側へ向かうほど、即ちn電極用配線43を流れる電流が大きくなるほど、n電極用配線43の配線幅は台形形状によって大きくしている。従って、電流が大きい箇所では配線抵抗を小さくしているので、全体の配線ロスを低減することができる。
また、図5のY方向下側から上側へ向かってp電極用配線42を流れる電流は、p電極11に対応する導電性材3から流れ込む電流がY方向下側から順次足し合されつつ流れるので、Y方向上側へ向かうほどp電極用配線42を流れる電流は大きくなる。ここで、Y方向上側へ向かうほど、即ちp電極用配線42を流れる電流が大きくなるほど、p電極用配線42の配線幅は台形形状によって大きくしている。従って、電流が大きい箇所では配線抵抗を小さくしているので、全体の配線ロスを低減することができる。
更に、本実施形態であれば、太陽電池セル1の電極ピッチに依らず、孔部21及び導電性材3のX方向のピッチを大きく設計することもできる。従って、配線基板4側のp電極用配線及びn電極用配線のピッチをほぼ変更しないで配線幅を広くすることができる。
これにより、太陽電池セル1と配線基板4の接合技術の精度緩和が可能となる。また、配線基板4の配線の電気抵抗を小さくすることができ、出力ロスを低減できる。更には、配線基板4を高精細に製造する技術が不要となる。
以上のように、本実施形態であれば、特性の向上が可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る配線基板を表面側から見た図を図6に示す。
図6に示す配線基板40は、絶縁性基材401と、絶縁性基材401上に形成される配線パターンを備えている。
配線パターンは、p電極用配線402と、n電極用配線403とを備えている。複数形成されるp電極用配線402及びn電極用配線403は、Y方向に延在し、X方向に交互に配列される。
p電極用配線402は、Y方向下側へ向かうほど配線幅が小さくなるような階段形状で形成される。また、n電極用配線403は、Y方向上側へ向かうほど配線幅が小さくなるような階段形状で形成される。
このような配線基板40上に、第1実施形態に係る導電性材3を塗布した状態の太陽電池セル1を載置して接合した状態を図7に示す。図7に示す状態で配線基板付き太陽電池セルが構成される。
図7に示すように、太陽電池セル1のp電極11に沿って間隔を空けて配列された導電性材3はp電極用配線402に電気的接続され、n電極12に沿って間隔を空けて配列された導電性材3はn電極用配線403に電気的接続される。
Y方向に配列される各p電極11に対応する各導電性材3は、階段形状のp電極用配線402を構成する矩形状の各段部に一対一で電気的接続される。また、Y方向に配列される各n電極12に対応する各導電性材3は、階段形状のn電極用配線403を構成する矩形状の各段部に一対一で電気的接続される。
図7のY方向下側から上側へ向かってn電極用配線403を流れる電流は、n電極12に対応する導電性材3内へY方向下側から順次引き抜かれながら流れるので、Y方向上側へ向かうほどn電極用配線403を流れる電流はステップ的に小さくなる。ここで、Y方向下側へ向かうほど、即ちn電極用配線403を流れる電流がステップ的に大きくなるほど、n電極用配線403の配線幅を段階的に大きくしている。従って、電流が大きい箇所では配線抵抗を小さくしているので、全体の配線ロスを低減することができる。
また、図7のY方向下側から上側へ向かってp電極用配線402を流れる電流は、p電極11に対応する導電性材3から流れ込む電流がY方向下側から順次足し合されつつ流れるので、Y方向上側へ向かうほどp電極用配線402を流れる電流はステップ的に大きくなる。ここで、Y方向上側へ向かうほど、即ちp電極用配線402を流れる電流がステップ的に大きくなるほど、p電極用配線402の配線幅を段階的に大きくしている。従って、電流が大きい箇所では配線抵抗を小さくしているので、全体の配線ロスを低減することができる。
ここで、第1実施形態の台形形状の配線、第2実施形態の階段形状の配線、及び比較例としての矩形形状(即ち、配線幅は一定)の配線を用いた場合の配線ロスを求めるシミュレーションを行った。本シミュレーション結果の一例を図8のグラフに示す。
本シミュレーションでは、階段形状の配線の場合、配線の各段部ごとに抵抗値を算出した。抵抗値は、配線の抵抗率×配線長さ/配線断面積(即ち配線幅×配線厚み)により算出される。そして、各段部ごとに流れる電流が徐々に減少又は増加するとして、電流値と抵抗値の乗算により各段部のロス量を算出した。そして、算出された各段部のロス量の総和を最大出力動作電圧により除算したものを配線ロス率として算出した。また、台形形状及び矩形形状の配線の場合は、階段形状の配線の各段部の長さと同様の長さで配線を分割して配線ロス率の算出を行った。
本シミュレーションでは、第1実施形態の台形形状の配線の最小配線幅(図4のw1)、及び第2実施形態の階段形状の配線の最小配線幅(図6のw2)を変化させつつ配線ロス率を算出した。なお、矩形形状の配線については配線幅を固定として配線ロス率を算出した。図8において、階段形状(第2実施形態)の場合を実線で、台形形状(第1実施形態)の場合を破線で、矩形形状の場合を一点鎖線で示す。
図8に示すように、矩形形状の場合に比べて、第1実施形態及び第2実施形態の場合はいずれも配線ロス率を大きく低減させることができる。
また、第1実施形態(破線)と第2実施形態(実線)とを比較すると、階段形状の配線を用いる第2実施形態のほうが、同じ配線ロス率を達成するために必要な最小配線幅を大きくできる(図8における実線の曲線は破線の曲線に比べて右方向へシフトしている)。
従って、第2実施形態では、配線基板に対して太陽電池セルを接合する際の精度を第1実施形態よりも必要としないという効果を享受できる。
<太陽電池モジュールについて>
次に、以上説明した配線基板付き太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールの構成について図9を用いて説明する。
図9に示す太陽電池モジュール150は、配線基板付き太陽電池セル100と、配線基板付き太陽電池セル100を内部に封止する封止材115と、封止材115の受光面側を覆う透明基板110と、封止材115の裏面側を覆うバックシート(裏面保護部材)120と、バックシート120表面に配置される端子ボックス125を備えている。
封止材115は、例えば太陽光に対して透明な樹脂などを用いて形成されており、例えばエチレンビニルアセテートなどの樹脂により形成されてもよい。
透明基板110は、例えば太陽光に対して透明なPC(ポリカーボネート樹脂)やガラス基板などを用いて形成される。バックシート120は、PET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)などの防湿層を含む3層構造のものが望ましい。
配線基板付き太陽電池セル100における正極側及び負極側の各出力端(不図示)には、それぞれ出力リード(不図示)が電気的に接続され、当該出力リードはバックシート120に設けられた開口部(不図示)から外部に導出される。端子ボックス125は、その内部に、上記出力リードの一端が電気的に接続される端子板(不図示)を有している。そして、当該端子板に一端が電気的に接続された正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127が端子ボックス125より外部へ導出されている。正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127の一端にはそれぞれコネクタ128及び129が設けられ、コネクタ128及び129は他の太陽電池モジュールのコネクタに接続される。これにより、上記出力リードから取り出される電力が正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127を介して外部に伝達される。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
例えば、上記の図6に示す階段形状の配線を構成する各段部は矩形状となっているが、これを台形状としてもよい。このようなものも階段形状の配線に含まれる。
また例えば、上記実施形態では太陽電池セル側に絶縁樹脂を設けてから配線基板に接合する形態であったが、配線基板側に絶縁樹脂を設けてから太陽電池セルを接合する形態も可能である。
1、太陽電池セル
11 p電極
12 n電極
13 反射防止膜
14 基板
2 絶縁樹脂
21 孔部
3 導電性材
4 配線基板
41 絶縁性基材
42 p電極用配線
43 n電極用配線
40 配線基板
401 絶縁性基材
402 p電極用配線
403 n電極用配線
100 配線基板付き太陽電池セル
110 透明基板
115 封止材
120 バックシート
125 端子ボックス
126 正極側ケーブル
127 負極側ケーブル
128 コネクタ
129 コネクタ
150 太陽電池モジュール

Claims (5)

  1. 第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるp電極及びn電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、
    前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板と、を備え、
    前記第2の方向に沿って前記p電極の一部分が前記p電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該接続箇所の間に位置する前記n電極の一部分が前記p電極用配線と絶縁され、
    前記第2の方向に沿って前記n電極の一部分が前記n電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該接続箇所の間に位置する前記p電極の一部分が前記n電極用配線と絶縁され、
    前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、配線に流れる電流が大きくなる程、配線幅が大きくなるように変化する形状である、
    ことを特徴とする太陽電池。
  2. 前記p電極及び前記n電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有した絶縁性材を前記太陽電池セルと前記配線基板の間に備え、
    前記第2の方向に隣接する前記p電極及び前記n電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置され、
    前記孔部に導電性材が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、台形形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記p電極用配線及び前記n電極用配線の少なくともいずれかは、階段形状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の太陽電池。
  5. 前記絶縁性材は、第1の硬化状態となった後、第2の硬化状態となることが可能な絶縁樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池。
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