JP2014127553A - 太陽電池及び太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】特性向上が可能となる太陽電池を提供する。
【解決手段】第1の方向Xに延在して第1の方向Xに交差する第2の方向Yに交互に設けられるn電極11及びp電極12を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、第2の方向Yに延在して第1の方向Xに交互に設けられるp電極用配線221及びn電極用配線222を有した配線基板と、を備え、第2の方向Yに沿ってn電極11の一部分が導電性材によってn電極用配線222に電気的に接続され、第2方向Yに隣接する該導電性材の間に位置するp電極12の一部分が絶縁性材によってn電極用配線222と絶縁され、第2の方向Yに沿ってp電極12の一部分が導電性材によってp電極用配線221に電気的に接続され、第2方向Yに隣接する導電性材の間に位置するn電極11の一部分が絶縁性材によってp電極用配線221と絶縁される太陽電池。
【選択図】図5
【解決手段】第1の方向Xに延在して第1の方向Xに交差する第2の方向Yに交互に設けられるn電極11及びp電極12を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、第2の方向Yに延在して第1の方向Xに交互に設けられるp電極用配線221及びn電極用配線222を有した配線基板と、を備え、第2の方向Yに沿ってn電極11の一部分が導電性材によってn電極用配線222に電気的に接続され、第2方向Yに隣接する該導電性材の間に位置するp電極12の一部分が絶縁性材によってn電極用配線222と絶縁され、第2の方向Yに沿ってp電極12の一部分が導電性材によってp電極用配線221に電気的に接続され、第2方向Yに隣接する導電性材の間に位置するn電極11の一部分が絶縁性材によってp電極用配線221と絶縁される太陽電池。
【選択図】図5
Description
本発明は、太陽電池に関する。
昨今、再生可能エネルギーとして太陽光エネルギーを用いた発電に注目が集まっている。ここで従来、裏面にp電極及びn電極を備えた所謂、裏面電極型太陽電池セルが存在する。
そして、例えば特許文献1〜3には、裏面電極型太陽電池セルと配線基板を組み合わせた従来の各種構成が開示されている。
現状、裏面電極型太陽電池セルと配線基板を組み合わせた構成において、より一層の特性向上が求められている。
そこで、本発明は、特性向上が可能となる太陽電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、
前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板と、を備え、
前記第2の方向に沿って前記n電極の一部分が導電性材によって前記n電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記p電極の一部分が絶縁性材によって前記n電極用配線と絶縁され、
前記第2の方向に沿って前記p電極の一部分が導電性材によって前記p電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記n電極の一部分が絶縁性材によって前記p電極用配線と絶縁される、
ことを特徴とする太陽電池としている。
第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、
前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板と、を備え、
前記第2の方向に沿って前記n電極の一部分が導電性材によって前記n電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記p電極の一部分が絶縁性材によって前記n電極用配線と絶縁され、
前記第2の方向に沿って前記p電極の一部分が導電性材によって前記p電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記n電極の一部分が絶縁性材によって前記p電極用配線と絶縁される、
ことを特徴とする太陽電池としている。
また、上記構成において、前記n電極及び前記p電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有した絶縁性材を前記太陽電池セルと前記配線基板の間に備え、
前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置され、
前記孔部に前記導電性材が設けられる構成としてもよい。
前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置され、
前記孔部に前記導電性材が設けられる構成としてもよい。
また、前記絶縁性材は、第1の硬化状態となった後、第2の硬化状態となることが可能な絶縁樹脂としてもよい。
また、本発明は、上記いずれかの構成において、前記太陽電池セル及び前記配線基板が封止材で封止されたことを特徴とする太陽電池としている。
更に、本発明は、
第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルに対して、
前記n電極及び前記p電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有し、前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置される絶縁性材を裏面側に設ける第1の工程と、
前記設けられた絶縁性材の前記孔部に導電性材を設ける第2の工程と、
前記絶縁性材及び前記導電性材を設けられた前記太陽電池セルを、前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板に接合させる第3の工程と、を含むことを特徴とする太陽電池の製造方法としている。
第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルに対して、
前記n電極及び前記p電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有し、前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置される絶縁性材を裏面側に設ける第1の工程と、
前記設けられた絶縁性材の前記孔部に導電性材を設ける第2の工程と、
前記絶縁性材及び前記導電性材を設けられた前記太陽電池セルを、前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板に接合させる第3の工程と、を含むことを特徴とする太陽電池の製造方法としている。
なお、ここで、「太陽電池」とは、太陽電池セルと配線基板とを接合した状態(配線基板付き太陽電池セル)も、この状態の配線基板付き太陽電池セルを封止材で封止した状態(太陽電池モジュール)も含む概念を表す。
本発明の太陽電池によれば、特性向上が可能となる。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の一実施形態に係る配線基板付き太陽電池セルの概略分解斜視図を図1に示す。
図1に示す配線基板付き太陽電池セル100は、太陽電池セル1と、配線基板2と、を備えている。図1に示す構成では、複数の太陽電池セル1(図1の例では3つ)が配線基板2に載置される構成となっている。なお、単数の太陽電池セルが配線基板に載置されて配線基板付き太陽電池セルを構成してもよい。また、一列に限らず複数列の太陽電池セルを配線板に載置する構成を採ってもよい。
太陽電池セル1は、受光面と反対側の裏面側に帯状のn電極11及びp電極12をそれぞれ複数備えている裏面電極型太陽電池セルである。n電極11及びp電極12はX方向(第1の方向)に延在し、X方向と交差するY方向(第2の方向)に交互に配列される。なお、ここではX方向とY方向は直交するとして説明する。このように受光面と反対側の裏面に電極を備えているので、受光面の電極による光入射損失が生じない。
配線基板2は、絶縁性基材21と、絶縁性基材21上に設けられた配線パターン22を備えている。絶縁性基材21としては、例えばポリエステル、ポリエチレンナフタレートまたはポリイミドなどの樹脂からなる基板を用いることができる。配線パターン22は、例えば銅箔、又はスズメッキされたアルミ箔により形成される。
配線パターン22は、p電極用配線221と、n電極用配線222と、接続配線223を備えている。p電極用配線221及びn電極用配線222は、複数の各太陽電池セル1が載置される各セル配置領域ごとにそれぞれ複数形成される。p電極用配線221及びn電極用配線222は、Y方向に延在し、X方向に交互に配列される。
Y方向に隣接するセル配置領域の一方の領域におけるn電極用配線222と、他方の領域におけるp電極用配線221とは、X方向に延在する接続配線223によって接続される。
太陽電池セル1の裏面側には不図示の絶縁樹脂(ダム樹脂)が設けられており、絶縁樹脂においてn電極11とn電極用配線222、p電極12とp電極用配線221を電気的接続する箇所に導電性材(不図示)が塗布される。その塗布された状態で、太陽電池セル1が配線基板2に対して絶縁樹脂を介して接合される。なお、絶縁樹脂と導電性材の構成の詳細については後述する。
これにより、各セル配置領域において、n電極11とn電極用配線222、p電極12とp電極用配線221がそれぞれ電気的接続され、各太陽電池セル1が直列に接続される。
ここで、太陽電池セル1の受光面側から見た図を図2に示し、図2の右方は左方に対して絶縁樹脂及び導電性材を太陽電池セル1の裏面側に設けた状態を示す。また、図2におけるA−A断面図を図3Aに、B−B断面図を図3Bに示す。
太陽電池セル1は、基板14と、基板14の受光面に形成されたテクスチャ構造上に形成された反射防止膜13と、基板14の裏面に形成されたn電極11及びp電極12を備えている。基板14としては、例えば多結晶シリコンまたは単結晶シリコンなどからなるシリコン基板を用いることができる。
太陽電池セル1の裏面側を覆うように絶縁樹脂3(ダム樹脂)が設けられる。絶縁樹脂3を設ける方法としては、例えばスクリーン印刷、ディスペンサ塗布またはインクジェット塗布などの方法を挙げることができる。特には、簡易に、低コストで、且つ短時間で絶縁樹脂3を設けることができるスクリーン印刷を用いることが望ましい。
絶縁樹脂3としては、Bステージ化可能な樹脂を用いることが望ましい。Bステージ化可能な樹脂とは、液体状態の未硬化の樹脂を加熱したときに、粘度が上昇して第1の硬化状態となった後に粘度が低下して軟化し、その後に再度粘度が上昇して第2の硬化状態となるものである。上記第1の硬化状態がBステージと呼ばれる。絶縁樹脂3は、未硬化の状態で太陽電池セル1の裏面に設けられた後、加熱することによりBステージ(第1の硬化状態)のシート状となる。
絶縁樹脂3は、n電極11及びp電極12に沿って間隔を空けて設けられた孔部31を有している。Y方向に隣接するn電極11及びp電極12の一方の電極に沿って隣接する二つの孔部31の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの孔部31が配置される。即ち、孔部31は、全体として千鳥状に配置される。
絶縁樹脂3が太陽電池セル1の裏面に設けられた後、孔部31に導電性材4が塗布され、導電性材4とn電極11及びp電極12が電気的接続される。導電性材4としては、例えば半田、又は半田樹脂を用いることができる。
半田樹脂とは、半田材料の粒子(半田粒子)を絶縁性樹脂に分散させた状態から、加熱することにより、絶縁性樹脂が軟化して半田粒子が凝集し、その後に絶縁性樹脂が硬化するものである。半田樹脂に用いる絶縁性樹脂としては、熱硬化樹脂を用いることが好ましく、後述の絶縁樹脂3としてBステージ化可能な樹脂を用いる場合に、第2の硬化状態とするための加熱により、架橋反応により熱硬化することが好ましい。
ここで、配線基板2の表面側から見た図を図4に示す。図4に示すように配線基板2は、Y方向に延在してX方向に交互に配列されるp電極用配線221及びn電極用配線222を備えている。このような配線基板2上に、上記のように導電性材4を塗布した状態の太陽電池セル1を載置して接合した状態を図5に示す。絶縁樹脂3としてBステージ化可能な樹脂を用いる場合は、Bステージの絶縁樹脂3を加熱することにより絶縁樹脂3が一旦粘度が低下した後、上記第2の硬化状態となることで、接合が行われる。第2の硬化状態は樹脂の架橋反応による硬化であるため、第2の硬化状態の絶縁樹脂3は再度軟化することなく状態が安定する。
図5に示すように、n電極11に沿って間隔を空けて配列された導電性材4はn電極用配線222に電気的接続され、p電極12に沿って間隔を空けて配列された導電性材4はp電極用配線221に電気的接続される。
n電極11に対応したY方向に隣接する導電性材4の間に位置するp電極12の一部分は絶縁樹脂3により覆われるので、p電極12とn電極用配線222が電気的接続されることを防ぎ、p電極12とn電極11がショートすることを防止する。
同様に、p電極12に対応したY方向に隣接する導電性材4の間に位置するn電極11の一部分は絶縁樹脂3により覆われるので、n電極11とp電極用配線221が電気的接続されることを防ぎ、n電極11とp電極12がショートすることを防止する。
本実施形態の効果について説明すると、図2に示した太陽電池セル1と同じ電極配置の太陽電池セル1に対して図2よりも孔部31及び導電性材4のX方向のピッチを大きくしたものを図6に示す。図6のように太陽電池セル1の電極ピッチに依らず、孔部31及び導電性材4のX方向のピッチを大きく設計することもできるので、図7に示すように配線基板2側のp電極用配線221及びn電極用配線222の電極ピッチをほぼ変更しないで配線幅を広くすることができる。
これにより、太陽電池セル1と配線基板2の接合技術の精度緩和が可能となる。また、配線基板2の配線の電気抵抗を小さくすることができ、出力ロスを低減できる。更には、配線基板2を高精細に製造する技術が不要となる。
ここで、本実施形態との比較例としての太陽電池セルの構成を図8A、配線基板の構成を図8Bに示す。また、図8AにおけるC−C断面図を図9に示す。
図8A及び図9に示す太陽電池セル10は裏面電極型太陽電池セルであり、基板104と、基板104の受光面側に設けられた反射防止膜103と、基板104の裏面側に設けられたp電極101及びn電極102を備えている。
そして、交互に配列されたp電極101とn電極102間の各隙間を埋めるように太陽電池セル1の裏面側を覆う絶縁樹脂30(ダム樹脂)が設けられる。その絶縁樹脂30の隙間のp電極101及びn電極102が位置する箇所に導電性材40が塗布され、導電性材40と電極が電気的接続される。導電性材40は電極に沿って延在する。
また、図8Bに示す配線基板20は、交互に配列されるp電極用配線201及びn電極用配線202を備えている。配線基板20に太陽電池セル10を載置して接合した状態を図8Cに示す。
図8Cに示すように、太陽電池セル10の電極と配線基板20の配線は平行として太陽電池セル10と配線基板20は接合され、p電極101に対応する導電性材40がp電極用配線201に電気的接続され、n電極102に対応する導電性材40がn電極用配線202に電気的接続される。
ここで、太陽電池セルの電極ピッチを狭める(高精細化)ことにより、セルの出力は向上するとされており、図8Aの太陽電池セル10に比して電極ピッチを狭めたものを図10Aに示す。そして、図10Aに示す太陽電池セル10に対応した配線基板20の構成を図10Bに示す。
太陽電池セル10の電極ピッチを狭める場合、図10Bに示すように、配線基板20の配線ピッチ及び配線幅を狭める必要がある。これにより、太陽電池セル10と配線基板20の接合技術の精度向上が必要となる。また、配線基板20の配線の電気抵抗が大きくなり、出力ロスが増加する。更には、配線基板20を高精細に製造する技術が必要となる。
本実施形態では、このような比較例での問題点を全て解決することが可能となり、特性を向上させることができる。
次に、配線基板付き太陽電池セル100を備えた本実施形態に係る太陽電池モジュールの構成について図11を用いて説明する。
図11に示す本実施形態に係る太陽電池モジュール150は、配線基板付き太陽電池セル100と、配線基板付き太陽電池セル100を内部に封止する封止材115と、封止材115の受光面側を覆う透明基板110と、封止材115の裏面側を覆うバックシート(裏面保護部材)120と、バックシート120表面に配置される端子ボックス125を備えている。
封止材115は、例えば太陽光に対して透明な樹脂などを用いて形成されており、例えばエチレンビニルアセテートなどの樹脂により形成されてもよい。
透明基板110は、例えば太陽光に対して透明なPC(ポリカーボネート樹脂)やガラス基板などを用いて形成される。バックシート120は、PET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)などの防湿層を含む3層構造のものが望ましい。
配線基板付き太陽電池セル100における正極側及び負極側の各出力端(不図示)には、それぞれ出力リード(不図示)が電気的に接続され、当該出力リードはバックシート120に設けられた開口部(不図示)から外部に導出される。端子ボックス125は、その内部に、上記出力リードの一端が電気的に接続される端子板(不図示)を有している。そして、当該端子板に一端が電気的に接続された正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127が端子ボックス125より外部へ導出されている。正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127の一端にはそれぞれコネクタ128及び129が設けられ、コネクタ128及び129は他の太陽電池モジュールのコネクタに接続される。これにより、上記出力リードから取り出される電力が正極側ケーブル126及び負極側ケーブル127を介して外部に伝達される。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では太陽電池セル側に絶縁樹脂を設けてから配線基板に接合する形態であったが、配線基板側に絶縁樹脂を設けてから太陽電池セルを接合する形態も可能である。
1 太陽電池セル
11 n電極
12 p電極
13 反射防止膜
14 基板
2 配線基板
21 絶縁性基材
22 配線パターン
221 p電極用配線
222 n電極用配線
223 接続配線
3 絶縁樹脂
31 孔部
4 導電性材
100 配線基板付き太陽電池セル
110 透明基板
115 封止材
120 バックシート
125 端子ボックス
126 正極側ケーブル
127 負極側ケーブル
128 コネクタ
129 コネクタ
150 太陽電池モジュール
11 n電極
12 p電極
13 反射防止膜
14 基板
2 配線基板
21 絶縁性基材
22 配線パターン
221 p電極用配線
222 n電極用配線
223 接続配線
3 絶縁樹脂
31 孔部
4 導電性材
100 配線基板付き太陽電池セル
110 透明基板
115 封止材
120 バックシート
125 端子ボックス
126 正極側ケーブル
127 負極側ケーブル
128 コネクタ
129 コネクタ
150 太陽電池モジュール
Claims (5)
- 第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルと、
前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板と、を備え、
前記第2の方向に沿って前記n電極の一部分が導電性材によって前記n電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記p電極の一部分が絶縁性材によって前記n電極用配線と絶縁され、
前記第2の方向に沿って前記p電極の一部分が導電性材によって前記p電極用配線に電気的接続され、前記第2の方向に隣接する該導電性材の間に位置する前記n電極の一部分が絶縁性材によって前記p電極用配線と絶縁される、
ことを特徴とする太陽電池。 - 前記n電極及び前記p電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有した絶縁性材を前記太陽電池セルと前記配線基板の間に備え、
前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置され、
前記孔部に前記導電性材が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。 - 前記絶縁性材は、第1の硬化状態となった後、第2の硬化状態となることが可能な絶縁樹脂であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の太陽電池。
- 前記太陽電池セル及び前記配線基板が封止材で封止されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の太陽電池。
- 第1の方向に延在して前記第1の方向に交差する第2の方向に交互に設けられるn電極及びp電極を受光面と反対側の裏面に有した太陽電池セルに対して、
前記n電極及び前記p電極に沿って間隔を空けて設けられた孔部を有し、前記第2の方向に隣接する前記n電極及び前記p電極の一方の電極に沿って隣接する二つの前記孔部の間に、他方の電極に沿って設けられる一つの前記孔部が配置される絶縁性材を裏面側に設ける第1の工程と、
前記設けられた絶縁性材の前記孔部に導電性材を設ける第2の工程と、
前記絶縁性材及び前記導電性材を設けられた前記太陽電池セルを、前記第2の方向に延在して前記第1の方向に交互に設けられるp電極用配線及びn電極用配線を有した配線基板に接合させる第3の工程と、
を含むことを特徴とする太陽電池の製造方法。
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