JP2014029937A - 配線基板、配線基板付き太陽電池セル、及び太陽電池モジュール - Google Patents

配線基板、配線基板付き太陽電池セル、及び太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池セルを配置するセル配置部間の電気抵抗を低減することができる配線基板を提供する。
【解決手段】隣り合って配置された1対のセル配置部の一方のセル配置部の第1配線2hと他方のセル配置部の第2接続配線2gとが並んで配置されて電気的に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、太陽電池セルを配置するための配線基板に関する。
従来、太陽電池セルを配置するための配線基板が種々提案されている。このような配線基板の従来例として、特許文献1に開示されている配線パターンを示す平面図を図9に示す。また、図9に示す配線基板に太陽電池セルを実装した状態を図10に示す。
図9に示す配線基板では、基材の表面に配線120a、120b、120e、120f、120h、120i、120l、120m、及び接続配線120c、120d、120g、120j、120k、120nから成る配線パターンが形成されている。また、図9に示す配線基板は、図10に示すように4つの太陽電池セル110A〜110Dを実装可能となっている(図9における破線部は、太陽電池セルの外縁を示す)。
太陽電池セル110A〜110Dは、それぞれ受光面側と反対側の裏面側に複数のp電極111とn電極112を備える裏面電極型の太陽電池セルである。p電極111とn電極112は同じ方向に延在して形成され、当該方向とは直交する方向に交互に配置される。
図9に示す配線基板は、太陽電池セル110A〜110Dのそれぞれが配置される各セル配置部を有している。太陽電池セル110Aが配置されるセル配置部は、p電極111と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120aと、n電極112と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120bと、配線120a同士を接続するY方向に延在する接続配線120cと、配線120b同士を接続するY方向に延在する接続配線120dとを含む。なお、X方向とY方向は直交している。
太陽電池セル110Bが配置されるセル配置部は、p電極111と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120eと、n電極112と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120fと、配線120e同士を接続するY方向に延在する接続配線120dと、配線120f同士を接続するY方向に延在する接続配線120gとを含む。
太陽電池セル110Cが配置されるセル配置部は、p電極111と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120hと、n電極112と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120iと、配線120h同士を接続するY方向に延在する接続配線120jと、配線120i同士を接続するY方向に延在する接続配線120kとを含む。
太陽電池セル110Dが配置されるセル配置部は、p電極111と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120lと、n電極112と電気的に接続するためのX方向に延在する複数の配線120mと、配線120l同士を接続するY方向に延在する接続配線120kと、配線120m同士を接続するY方向に延在する接続配線120nとを含む。
そして、接続配線120dが太陽電池セル110Aが配置されるセル配置部と太陽電池セル110Bが配置されるセル配置部との間に渡って配され、接続配線120kが太陽電池セル110Cが配置されるセル配置部と太陽電池セル110Dが配置されるセル配置部との間に渡って配され、また、接続配線120gと接続配線120jがバスバー130によって電気的接続される。このような配線パターンに太陽電池セル110A〜110Dを実装することにより、太陽電池セル110A〜110Dは直列接続される。
国際公開第2010/122935号
しかしながら、上記のような従来の配線基板では、図9に示すように、接続配線120gと120jをバスバー130によってY方向に接続する必要があるため、接続配線120g、120j及びバスバー130が太陽電池セル110B及び110Cの領域(図9の破線部)から外側へはみ出る。太陽電池セル110B及び110Cの各セル配置部間の電気抵抗を低減しようとすれば、接続配線120g、120j及びバスバー130の各X方向の幅を広くとる必要がある。しかしながら、接続配線120g、120j及びバスバー130は配線基板の端部に位置するため、配線基板の太陽電池セルを配置しない領域(非発電領域)が増加してしまう。これは、太陽電池モジュールの発電効率の低下に繋がるので望ましくない。
上記問題点に鑑み、本発明は、太陽電池セルを配置するセル配置部間の電気抵抗を低減することができる配線基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、片方の面に第1電極と該第1電極とは極性が異なる第2電極とを備える太陽電池セルを配置するセル配置部が複数個マトリクス状に配置された配線基板であって、
前記セル配置部は、前記第1電極と電気的に接続するための第1配線と、前記第2電極と電気的に接続するための第2配線と、前記第1配線同士を接続する第1接続配線と、前記第2配線同士を接続する第2接続配線とを含み、
前記第1配線及び前記第2配線が、それぞれ第1の方向に延在するとともに前記第1の方向に直交する第2の方向に交互に配置され、前記第2の方向の一方の端には前記第1配線が配置されるとともに、前記第2の方向の前記一方の端とは反対側の端には前記第2配線が配置されており、前記第1接続配線が前記第1の方向の一方の端に配置されるとともに、前記第2接続配線が前記第1の方向の前記一方の端とは反対側の端に配置されていて、所定の配線パターンを形成しており、
隣り合って配置された少なくとも1対の前記セル配置部の一方のセル配置部の前記第1配線と他方のセル配置部の前記第2接続配線とが並んで配置されて電気的に接続されている構成としている。
また、上記構成において、前記一方のセル配置部の配線パターンは、前記他方のセル配置部の配線パターンを反転及び/又は90度回転させた配線パターンである構成としてもよい。
また、上記いずれかの構成において、前記1対のセル配置部のうちの少なくとも一方のセル配置部は配線基板の端部に配置されている構成としてもよい。
また、本発明は、上記いずれかの構成の配線基板と、片方の面に第1電極と該第1電極とは極性が異なる第2電極とを備えた太陽電池セルの複数とを備え、前記太陽電池セルがそれぞれ前記セル配置部に配置されて、前記第1電極と前記第1配線とが電気的に接続されるとともに前記第2電極と前記第2配線とが電気的に接続された配線基板付き太陽電池セルであって、
前記第1配線と前記第2配線とは前記太陽電池セルに重なっており、前記第1接続配線及び前記第2接続配線の少なくとも一部は前記太陽電池セルに重なっていない領域を有する構成としている。
また、上記構成において、前記配線基板上の全ての前記セル配置部に配置され電気的に接続された前記太陽電池セルが直列接続されている構成としてもよい。
また、本発明は、上記いずれかの構成の配線基板付き太陽電池セルを備えた太陽電池モジュールとしている。
本発明によると、太陽電池セルを配置するセル配置部間の電気抵抗を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る配線基板付き太陽電池セルを示す模式的な平面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池セルの受光面側から見た平面図である。 図1の領域R1における配線パターンを示す平面図である。 図3において太陽電池セルを実装した状態を示す平面図である。 図1の領域R2における配線パターンを示す平面図である。 図5において太陽電池セルを実装した状態を示す平面図である。 図3の変形例に係る配線パターンを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの概略斜視図である。 従来例に係る配線基板の配線パターンを示す平面図である。 図9において太陽電池セルを実装した状態を示す平面図である。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の一実施形態に係る配線基板付き太陽電池セルを示す模式的な平面図を図1に示す。
図1に示す配線基板付き太陽電池セルは、1つの配線基板上にマトリクス状に配置された複数の太陽電池セル1が実装されて構成される。図1では、一例として、X方向に6つ、X方向に直交するY方向に6つの6×6のマトリクス状に太陽電池セル1を配置しているが、X方向、Y方向のセルの個数はこれに限らない。
X方向に配列された6つの太陽電池セル1は直列接続されて太陽電池ストリングを構成する。そして、Y方向に隣接する太陽電池ストリングにおけるX方向端部の太陽電池セル1同士は、配線基板に形成された配線パターンによりY方向に電気的接続される。これにより、太陽電池ストリング同士を直列接続でき、全ての太陽電池セル1を直列接続している。この直列接続回路の両端部はそれぞれ正極側出力端(図1の「+」)と負極側出力端(図1の「−」)として構成される。
ここで、太陽電池セル1の受光面側から見た平面図を図2に示す。太陽電池セル1は、受光面と反対側の裏面側に複数のp電極11(破線)及びn電極12(一点鎖線)が形成される裏面電極型の太陽電池セルである。太陽電池セル1は、矩形状に形成されており、例えば単結晶シリコン基板又は多結晶シリコン基板を用いて作製される。p電極11及びn電極12は、一方向に延在する帯状に形成されると共に、上記一方向に直交する方向に交互に配置される。なお、太陽電池セルの形状は、矩形状に限らず、例えば矩形状の2つのコーナー部を切り欠いた形状としてもよい。
図1に示すように太陽電池セル1がマトリクス状に配置される配線基板は、一つの基材の表面(片面)に配線パターンが形成される構成であり、当該配線基板には太陽電池セル1を配置するためのセル配置部が複数個マトリクス状に配置されている。なお、配線基板の基材は、例えばフィルム状のポリエステル系樹脂を使用でき、配線パターンは例えば銅箔により形成される。
ここで、図1に示す領域R1における配線基板の配線パターンを示す平面図を図3に示す。また、図3に示す配線パターンに太陽電池セルを実装した状態を図4に示す。
図3に示す配線パターンは、配線2a、2b、2e、2f、2h、2i、2m、2n、2r、2s、2t、及び2uと、接続配線2c、2d、2g、2j、2l、2o、2p、2v、及び2wと、接続部2k、2qから構成される。また、図3に示す配線パターンには、図4に示すように6つの太陽電池セル1A〜1Fを実装可能となっている(図3における破線部は、太陽電池セルの外縁を示す)。
配線2a、2b、2e、2f、2h、2i、2m、2n、2r、2s、2t、及び2uは、各太陽電池セル1A〜1Fの領域に重なっている(破線内部)。また、接続配線2c、2d、2g、2j、2l、2o、2p、2v、及び2wの少なくとも一部は、各太陽電池セル1A〜1Fの領域に重なっていない領域を有する。
太陽電池セル1Aが配置されるセル配置部は、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2aと、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2bと、配線2a同士を接続する接続配線2cと、配線2b同士を接続する接続配線2dとを含む。
複数の配線2a及び2bは、それぞれX方向に延在すると共に、Y方向に交互に配置される。Y方向の一方の端には配線2aが配置され、Y方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2bが配置される。また、接続配線2cは、X方向の一方の端に配置され、接続配線2dは、X方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
太陽電池セル1Bが配置されるセル配置部は、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2eと、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2fと、配線2e同士を接続する接続配線2dと、配線2f同士を接続する接続配線2gとを含む。
複数の配線2e及び2fは、それぞれX方向に延在すると共に、Y方向に交互に配置される。Y方向の一方の端には配線2eが配置され、Y方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2fが配置される。また、接続配線2dは、X方向の一方の端に配置され、接続配線2gは、X方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
太陽電池セル1Cが配置されるセル配置部は、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2hと、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2iと、配線2h同士を接続する接続配線2jと、配線2i同士を接続する接続配線2lとを含む。
複数の配線2h及び2iは、それぞれY方向に延在すると共に、X方向に交互に配置される。X方向の一方の端には配線2hが配置され、X方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2iが配置される。また、接続配線2jは、Y方向の一方の端に配置され、接続配線2lは、Y方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
配線2hのうちX方向の一方の端に配置された配線2hと接続配線2gとは、並んで配置されており、それらの間に配される接続部2kによって電気的接続される。
太陽電池セル1Cを配置するセル配置部の配線パターン(配線2h、2i及び接続配線2j、2lから成る)は、太陽電池セル1Bを配置するセル配置部の配線パターン(配線2e、2f及び接続配線2d、2gから成る)を鏡面反転させた後、90°回転させた配線パターンである。
太陽電池セル1Dが配置されるセル配置部は、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2nと、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2mと、配線2n同士を接続する接続配線2oと、配線2m同士を接続する接続配線2lとを含む。
複数の配線2n及び2mは、それぞれY方向に延在すると共に、X方向に交互に配置される。X方向の一方の端には配線2nが配置され、X方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2mが配置される。また、接続配線2oは、Y方向の一方の端に配置され、接続配線2lは、Y方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
太陽電池セル1Eが配置されるセル配置部は、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2rと、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2sと、配線2r同士を接続する接続配線2pと、配線2s同士を接続する接続配線2vとを含む。
複数の配線2r及び2sは、それぞれX方向に延在すると共に、Y方向に交互に配置される。Y方向の一方の端には配線2rが配置され、Y方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2sが配置される。また、接続配線2pは、X方向の一方の端に配置され、接続配線2vは、X方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
配線2nのうちX方向の一方の端に配置された配線2nと接続配線2pとは、並んで配置されており、それらの間に配される接続部2qによって電気的接続される。
太陽電池セル1Dを配置するセル配置部の配線パターン(配線2m、2n及び接続配線2l、2oから成る)は、太陽電池セル1Eを配置するセル配置部の配線パターン(配線2r、2s及び接続配線2p、2vから成る)を鏡面反転させた後、90°回転させた配線パターンである。
太陽電池セル1Fが配置されるセル配置部は、p電極11と電気的に接続するための複数の配線2tと、n電極12と電気的に接続するための複数の配線2uと、配線2t同士を接続する接続配線2vと、配線2u同士を接続する接続配線2wとを含む。
複数の配線2t及び2uは、それぞれX方向に延在すると共に、Y方向に交互に配置される。Y方向の一方の端には配線2tが配置され、Y方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2uが配置される。また、接続配線2vは、X方向の一方の端に配置され、接続配線2wは、X方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
そして、太陽電池セル1A〜1Fを図4に示すように各セル配置部に実装することで、太陽電池セル1A〜1Fを直列接続できる。なお、実装は例えば半田付け等により行われる。
このように、隣り合って配置された太陽電池セル1B及び1Cの各セル配置部(1対のセル配置部)の一方のセル配置部の配線2hと他方のセル配置部の接続配線2gとが並んで配置されて接続部2kによって電気的接続される。この時、太陽電池セル1Cのセル配置部に含まれる配線2hのうち、端(図3では上端)に配置される配線2hと太陽電池セル1Bのセル配置部に含まれる接続配線2gとが向かい合うように並んで配置されている。従って、接続配線2gおよび配線2hのY方向の長さにわたって接続部2kを配置することができ、接続部2kは太陽電池セル1Cのセル配置部に含まれる接続配線2jに直接接続することができる。すなわち、太陽電池セル1Bのセル配置部と太陽電池セル1Cのセル配置部とを、X方向に幅広(幅W1)である接続配線2g、接続部2k及び配線2hから成る接続部材によって接続することになるので、太陽電池セル1Bのセル配置部と太陽電池セル1Cのセル配置部との間の電気抵抗を低減できる。
また、接続部2kは、直接、接続配線2jにも接しているので、太陽電池セル1Cの領域(図3の破線部)から外側へ一部はみ出す接続配線2jの幅を広くせずとも、セル配置部間の電気抵抗を低減できる。
このような効果は、配線2n、接続配線2p、2o及び接続部2qに関しても同様のことが言える。
そして、太陽電池セル1Cのセル配置部が配線基板の端部に配置される場合は、図3のように、太陽電池セル1Cと1DのY方向の接続を接続配線2lにより行うので、図9に示したようなバスバーの配置が不要となり、太陽電池セル1Cの領域(図3の破線部)から外側(図3では下方向)へはみ出す配線や接続配線を無くすことができるので、非発電領域の増加を抑制できる。
なお、太陽電池セル1Cを配置するセル配置部の配線パターン(配線2h、2i及び接続配線2j、2lから成る)、および太陽電池セル1Dを配置するセル配置部の配線パターン(配線2m、2n及び接続配線2l、2oから成る)は、太陽電池セル1A,1B,1E,1Fを配置するセル配置部の配線パターンのいずれかを反転及び/又は90°回転させた配線パターンを適用することができる。図3の例では、太陽電池セル1Cを配置するセル配置部の配線パターンは、太陽電池セル1Bを配置するセル配置部の配線パターンを鏡面反転させた後、90°回転させた配線パターン、もしくは、太陽電池セル1Eを配置するセル配置部の配線パターンを、90°回転させた配線パターンとなっており、太陽電池セル1Dを配置するセル配置部の配線パターンは、太陽電池セル1Eを配置するセル配置部の配線パターンを鏡面反転させた後、90°回転させた配線パターン、もしくは、太陽電池セル1Bを配置するセル配置部の配線パターンを、90°回転させた配線パターンとなっている。
なお、領域R1における配線パターンは、図1において領域R1の右隣の同じ大きさの領域、及び更に右隣の同じ大きさの領域においても同様に適用される。そして、図1において領域R1の太陽電池セル1Aの上方に配置される3つの太陽電池セル(斜線部)に対応する配線パターンは、太陽電池セル1Aに対応する配線パターンと同様である。領域R1と同じ大きさである上記右端の領域の太陽電池セル1Fの上方に配置される3つの太陽電池セル(黒塗り部)に対応する配線パターンは、太陽電池セル1Fに対応する配線パターンと同様である。
また、図1に示す領域R2における配線基板の配線パターンは、図5に示すように、領域R1における配線パターンを、例えば上下方向に鏡反転としたパターンを適用すればよい。なお、図5に示す配線パターンに太陽電池セル1G〜1Lを実装した状態を図6に示す。
次に、図3で示した配線パターンの変形例を図7に示す。図7に示す配線2’h、2’i、接続配線2’g、2’j、及び接続部2’kが図3との相違点である。
配線2’hは太陽電池セルのp電極に対応し、配線2’iは太陽電池セルのn電極に対応する。複数の配線2’h及び2’iは、それぞれX方向に延在すると共に、Y方向に交互に配置される。Y方向の一方の端には配線2’hが配置され、Y方向の上記一方の端とは反対側の端には配線2’iが配置される。また、配線2’h同士を接続する接続配線2’gは、X方向の一方の端に配置され、配線2’i同士を接続する接続配線2’jは、X方向の上記一方の端とは反対側の端に配置される。
複数の配線2’iのうちY方向端部の配線2’iと接続配線2’lとは、並んで配置されてそれらの間に配される接続部2’kによって電気的接続される。これにより、配線2’i、接続部2’k及び接続配線2’lから成る接続部材の幅(幅W2)が広くなるので、セル配置部間の電気抵抗を低減できる。
またこの場合、90°回転させる太陽電池セルは、配線2’m、2’n、及び接続配線2’l、2’oを含んだセル配置部に配置される太陽電池セルだけでよい。これにより、製造工程を簡素化できる。
但し、接続配線2’jが太陽電池セルの領域(破線)から外側へはみ出す。しかしながら、接続配線2’jは上記幅広の接続部材に直接接しているので、接続配線2’jの幅を広げずともセル配置部間の電気抵抗を低減できる。従って、接続配線2’jが配線基板の端部に位置する場合でも、非発電領域の増加を抑制できる。
なおここで、本実施形態に係る配線基板付き太陽電池セル(図1)を備えた太陽電池モジュールの構成例について図8を用いて説明する。
図8に示す本実施形態に係る太陽電池モジュール60は、配線基板付き太陽電池セル50と、配線基板付き太陽電池セル50を内部に封止する封止材52と、封止材52の受光面側を覆う透明基板51と、封止材52の裏面側を覆うバックシート(裏面保護部材)53と、バックシート53表面に配置される端子ボックス54を備えている。
封止材52は、例えば太陽光に対して透明な樹脂などを用いて形成されており、例えばエチレンビニルアセテートなどの樹脂により形成されてもよい。
透明基板51は、例えば太陽光に対して透明なPC(ポリカーボネート樹脂)やガラス基板などを用いて形成される。バックシート53は、PET/Al/PET(PET:ポリエチレンテレフタレート)などの防湿層を含む3層構造のものが望ましい。
配線基板付き太陽電池セル50における正極側出力端及び負極側出力端には、それぞれ出力リード(不図示)が電気的に接続され、当該出力リードはバックシート53に設けられた開口部(不図示)から外部に導出される。端子ボックス54は、その内部に、上記出力リードの一端が電気的に接続される端子板(不図示)を有している。そして、当該端子板に一端が電気的に接続された正極側ケーブル55及び負極側ケーブル56が端子ボックス54より外部へ導出されている。正極側ケーブル55及び負極側ケーブル56の一端にはそれぞれコネクタ57及び58が設けられ、コネクタ57及び58は他の太陽電池モジュールのコネクタに接続される。これにより、上記出力リードから取り出される電力が正極側ケーブル55及び負極側ケーブル56を介して外部に伝達される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変更が可能である。
例えば、太陽電池セル1のp電極11とn電極12の配置は入れ替えてもよい。
また、図1では太陽電池ストリングの列数が偶数(6つ)であるが、奇数(3つ等)としてもよい。この場合、図1においてX方向の一端部に正極側出力が、他端部に負極側出力が位置することとなる。
1(1A〜1L) 太陽電池セル
2a、2b、2e、2f、2h、2i、2m、2n、2r、2s、2t、2u 配線
2c、2d、2g、2j、2l、2o、2p、2v、及び2w 接続配線
2k、2q 接続部
11 p電極
12 n電極
50 配線基板付き太陽電池セル
51 透明基板
52 封止材
53 バックシート
54 端子ボックス
55 正極側ケーブル
56 負極側ケーブル
57、58 コネクタ
60 太陽電池モジュール

Claims (6)

  1. 片方の面に第1電極と該第1電極とは極性が異なる第2電極とを備える太陽電池セルを配置するセル配置部が複数個マトリクス状に配置された配線基板であって、
    前記セル配置部は、前記第1電極と電気的に接続するための第1配線と、前記第2電極と電気的に接続するための第2配線と、前記第1配線同士を接続する第1接続配線と、前記第2配線同士を接続する第2接続配線とを含み、
    前記第1配線及び前記第2配線が、それぞれ第1の方向に延在するとともに前記第1の方向に直交する第2の方向に交互に配置され、前記第2の方向の一方の端には前記第1配線が配置されるとともに、前記第2の方向の前記一方の端とは反対側の端には前記第2配線が配置されており、前記第1接続配線が前記第1の方向の一方の端に配置されるとともに、前記第2接続配線が前記第1の方向の前記一方の端とは反対側の端に配置されていて、所定の配線パターンを形成しており、
    隣り合って配置された少なくとも1対の前記セル配置部の一方のセル配置部の前記第1配線と他方のセル配置部の前記第2接続配線とが並んで配置されて電気的に接続されている、配線基板。
  2. 前記一方のセル配置部の配線パターンは、前記他方のセル配置部の配線パターンを反転及び/又は90度回転させた配線パターンである、請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記1対のセル配置部のうちの少なくとも一方のセル配置部は配線基板の端部に配置されている、請求項1又は請求項2に記載の配線基板。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線基板と、片方の面に第1電極と該第1電極とは極性が異なる第2電極とを備えた太陽電池セルの複数とを備え、前記太陽電池セルがそれぞれ前記セル配置部に配置されて、前記第1電極と前記第1配線とが電気的に接続されるとともに前記第2電極と前記第2配線とが電気的に接続された配線基板付き太陽電池セルであって、
    前記第1配線と前記第2配線とは前記太陽電池セルに重なっており、前記第1接続配線及び前記第2接続配線の少なくとも一部は前記太陽電池セルに重なっていない領域を有する、配線基板付き太陽電池セル。
  5. 前記配線基板上の全ての前記セル配置部に配置され電気的に接続された前記太陽電池セルが直列接続されている、請求項4に記載の配線基板付き太陽電池セル。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の配線基板付き太陽電池セルを備えた太陽電池モジュール。
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