JP2014126180A - 流量制御バルブ用玉軸受及びこれを組込んだ排出ガス再循環制御バルブ装置 - Google Patents

流量制御バルブ用玉軸受及びこれを組込んだ排出ガス再循環制御バルブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンの吸気系又は排気系に設けられる流量制御バルブ用玉軸受において正圧及び負圧の両方に対するシール性を高めて別体のシール手段を不要にする。
【解決手段】軸受1の一端側にシール部材6を設け、他端側にシールド部材7を設ける。シール部材6は、芯金10及び弾性体11からなり、外輪3に固定されて外側及び内側リップ部13A、13Bが内輪2の外周面2Aに接触する。シール部材6の外側に正圧が作用する場合には、その圧力によって外側リップ部13Aが内輪2の外周面2Aに押付けられることにより気密性が維持される。また、負圧が作用する場合には、シール部材6の外側と内側との差圧によって内側リップ部13Bが内輪2の外周面2Aに押付けられることにより気密性が維持される。このようにして、正圧及び負圧の両方に対するシール性を高めることができ、別体のシール手段を不要にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関(エンジン)の吸気系又は排気系に設けられる流量制御バルブに組込まれる流量制御バルブ用玉軸受及びこれを組込んだ排出ガス再循環制御バルブ装置に関するものである。
自動車等の車両のエンジンには、排出ガスの浄化及び燃料消費の低減等を行うために排出ガス再循環(以下、EGRともいう)装置が設けられたものがある。EGR装置は、排出ガスの一部を吸入空気に混合することにより、シリンダの燃焼室内の燃焼温度を低下させて窒素酸化物の生成を抑制し、また、スロットル開度に対して実質的な吸入空気量を減少させることにより低負荷時のポンピングロスを低減するものである。EGR装置では、排気管と吸気管とを接続するEGR通路に流量制御バルブであるEGR制御バルブを設け、エンジンコントローラ等により、エンジンの運転状態に応じて、再循環させる排出ガス(以下、再循環ガスともいう)の流量を制御する。
EGR制御バルブは、例えば特許文献1に記載されているように、排気系と吸気系とを接続するEGR通路に、バタフライバルブを設け、バタフライバルブに連結されたバルブシャフトを電動モータによって回転駆動することにより、ERG通路を開閉するようになっている。そして、バタフライバルブのバルブシャフト及びバルブシャフトを支持する軸受は、バタフライバルブの下流側、すなわち、吸気系側に配置されている。このため、バルブシャフトを支持する軸受には、バタフライバルブの閉弁時には、高い排気圧力と吸気系側の負圧(差圧)が作用し、開弁時には、排気系からの再循環ガスによる正圧が作用することになる。したがって、この軸受は、バタフライバルブの開閉により、高い排気圧力及び吸気負圧に曝されることになる。
そこで、従来、EGR制御バルブの軸受では、軸受を収容するハウジングとバルブシャフトとの間をシールするゴム製のオイルシールを軸受とは別体に設けることにより、排出ガスの正圧の作用によってバルブ軸受に異物が侵入し、また、吸気負圧の作用によって軸受内の潤滑剤が漏出するのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−285311号
上記従来の軸受とは別体のオイルシールを設ける構造では、別部品のオイルシールを使用するため、部品点数及び組立工数が多くなり、EGR制御バルブの製造コストが上昇する要因となる。また、オイルシールは、高温の排出ガスに曝されるため、熱による劣化が問題となる。なお、軸受にシール部材を一体に組込む場合、作用する正圧及び負圧に対してシール性を確保する必要があるため、構造が複雑になり、製造コストの上昇が避けられない。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、正圧及び負圧に対するシール性を高めて別体のオイルシールを不要にすることができ、かつ、構造が簡単で低コストの流量制御バルブ用玉軸受及びこれを組み込んだ排出ガス再循環制御バルブ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、エンジンの吸気系又は排気系に設けられる流量制御バルブに組込まれて弁体を駆動するバルブシャフトを回転可能に支持する流量制御バルブ用玉軸受であって、
軸方向の一端側には、外輪に固定され、内輪に接触して、これらの間をシールするシール部材が設けられ、他端側には、前記外輪に固定され、前記内輪の近傍まで延びる金属製のシールドが設けられ、
前記シール部材は、金属製の芯金及び該芯金を被覆する耐熱性の弾性体からなり、内周側で分岐して、軸方向外側に傾斜して延びて前記内輪の外周面に接触する外側リップ部と、軸方向内側に傾斜して延びて前記内輪の外周面に接触する内側リップ部とを有し、前記芯金は、前記外側リップ部と前記内側リップ部との分岐部の近傍まで延ばされ、
前記内側及び外側リップ部が接触する前記内輪の外周面は、段差のない円筒面であることを特徴とする。
請求項2の発明に係る流量制御バルブ用玉軸受、上記請求項1の構成において、前記弾性体は、フッ素ゴムであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、エンジンの排気管側と吸気管側とを接続する排出ガス再循環通路に設けられ、バタフライバルブによって前記排出ガス再循環通路を開閉する排出ガス再循環制御バルブ装置であって、
前記バタフライバルブを駆動するバルブシャフトを回転可能に支持する軸受として、請求項1に記載の流量制御バルブ用玉軸受が組込まれていることを特徴とする。
請求項1の発明に係るに流量制御バルブ用玉軸受よれば、シール部材の外側及び内側リップ部により、排気系から作用する正圧及び吸気系から作用する負圧のいずれに対しても気密性を維持することができる。
請求項2の発明に係る流量制御バルブ用玉軸受よれば、高温の排出ガスに対する耐熱性を高めることができる。
請求項3の発明に係る排出ガス再循環制御バルブ装置によれば、軸受は、排気系から作用する正圧及び吸気系から作用する負圧のいずれに対しても気密性を維持することができるので、別体のシール手段を不要にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る流量制御バルブ用玉軸受の縦断面図である。 図1に示す流量制御バルブ用玉軸受に正圧及び負圧が作用した状態を示す説明図である。 図1に示す流量制御バルブ用玉軸受において、シール部材の芯金の延長部を省略した場合に、正圧の作用により外側リップ部が撓んで捲れた状態を示すリップ部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るEGR制御バルブ装置の縦断面図である。 図1に示す流量制御バルブ用玉軸受の気密性を評価するための比較対照となる玉軸受の縦断面図である。 図1に示す流量制御バルブ用玉軸受の気密性を評価するための試験装置の概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る軸受1の回転軸となる軸方向Xを含む平面による縦断面図である。軸受1は、エンジンの吸気系又は排気系に設けられる流量制御バルブに組込まれる流量制御バルブ用玉軸受である。
図1に示すように、軸受1は、内輪2と、外輪3と、内輪2の外周面2Aに形成された軌道面2Bと外輪3の内周面3Aに形成された軌道面3Bとの間に収容される複数個の転動体4(鋼球)と、これらの転動体4を軌道面2B、3B上で所定間隔で保持するリテーナ5とを備えている。そして、軸受1には、内輪2及び外輪3の間の軸方向Xの一端部(図1の右側端部)に、これらの間をシールするシール部材6が設けられ、また、他端部(図1の左側端部)に、これらの間をシールするシールド部材7が設けられている。
内輪2の外周面2Aは、軸方向Xの中央部の軌道面2Bを除いて一定の直径を有する円筒面となっている。外輪3の内周面3Aの軸方向Xの両端部には、それぞれシール部材6及びシールド部材7が取付けられる同形状の環状のシール溝8、9が円周方向に沿って形成されている。シール溝8、9の底部の断面形状は、略半円となっている。外輪3の両端の内周縁部3C、3D、すなわち、シール溝8、9の軸方向Xの外側部分は、内側部分よりも大径となっている。
シール部材6は、金属製の芯金10及び芯金10を被覆する耐熱性の高いゴム状の弾性体11で構成されている。シール部材6は、外輪3のシール溝8に嵌合する外周側の嵌合部12と、内輪2の外周面2Aに接触する内周側のリップ部13と、これらの間の中間部14とが一体に形成された環状部材である。嵌合部12は、シール溝8の内面と略同形状で、シール溝8に嵌合してシール部材6を外輪3に固定する。中間部14は、嵌合部12及びリップ部13の軸方向Xの中央から外側にオフセットされて、傾斜部14A、14Bを介して嵌合部12及びリップ部13に連なっている。リップ部13は、内周側が軸方向Xの外側及び内側に分岐して傾斜して延びる外側リップ部13Aと内側リップ部13Bとを有し、外側リップ部13A及び内側リップ部13Bの先端部が内輪2の外周面2Aに接触している。弾性体11は、エンジンの排出ガス等の高温下で使用され場合には、耐熱性の高いフッ素ゴム等で製造して熱による劣化を抑制することが望ましい。
芯金10は、シール部材6の中間部14に沿って配置されて軸方向Xに直交する平面に平行な平坦部15と、平坦部15の外周側で軸方向Xの内側に略直角に折曲された外側フランジ部16と、平坦部15の内周側で傾斜部14Bに沿って軸方向Xの内側に折曲された傾斜部17と、傾斜部17の内周側で平坦部15に平行に折曲されて、外側リップ13A部と内側リップ13Bとの分岐部付近まで延びる延長部18とが一体に形成されている。芯金10は、弾性体11にインサートされて、弾性体11に被覆されているが、平坦部10の軸方向Xの内側部分の一部は、弾性体11に覆われず、外部に露出している。芯金10は、弾性体11を補強して、外力に対してシール部材6の形状を保持する。
シールド部材7は、外輪3のシール溝9に嵌合する外周側の嵌合部19と、嵌合部19から径方向内側に内輪2の外周面2Aの近傍まで延びる平坦部20と、平坦部20の内周部を軸方向Xの内側に略直角に折曲したフランジ部21とが一体に形成された金属製の環状部材である。嵌合部19は、カール加工によってシール溝9の内面と略同形状に形成され、シール溝9に嵌合してシールド部材7を外輪3に固定する。平坦部20は、軸方向Xに直交する平面に平行に形成されている。フランジ部21と内輪2の外周面2Aとの間には、所定の隙間が形成されている。金属製のシールド部材7は、プレス加工によって容易に製造することができる。
そして、内輪2、外輪3、シール部材6及びシールド部材7によって囲まれた環状空間内の適当な部位にグリース等の潤滑剤が保持され、外輪2、内輪3、転動体4及び保持器5を潤滑する。
以上のように構成した軸受1の作用について次に説明する。
軸受1は、EGR制御バルブ等の流量制御バルブに装着されて、バタフライバルブ等の弁体を駆動するバルブシャフトを回転可能に支持する。このとき、軸受1は、シール部材6側が流量制御バルブを通る圧力流体に臨むように配置される。
図2を参照して、軸受1のシール部材6側に正圧が作用する場合(図2の斜線を付した矢印参照)、外側リップ部13Aは、外側に向って傾斜して突出しているので、その傾斜した内周面13A1に作用する圧力によって内輪2の外周面2Aに押付けられることになり、外輪2の外周面2Aに密着して気密性を維持することができる。このとき、外側リップ部13Aを内輪2の外周面2Aに押付ける力は、加圧流体の圧力に比例するので、高い圧力に対して気密性を維持することが可能になる。
一方、シール部材6に負圧が作用する場合(図2の白抜き矢印参照)、内側リップ部13Bは、内側に向って傾斜して突出しているので、その傾斜した内周面13B1に作用する圧力(シール部材6の内側と外側との差圧)によって内輪2の外周面2Aに押付けられることになり、外輪2の外周面2Aに密着して気密性を維持することができる。このとき、内側リップ部13Bを内輪2の外周面2Aに押付ける力は、シール部材6の内側と外側との差圧に比例するので、高い負圧に対して気密性を維持することが可能になる。
そして、シール部材6は、芯金10によって補強されて剛性が高められ、所定の形状が保持され、更に、芯金10の延長部18が外側リップ部13Aと内側リップ部13Bとの分岐部の近傍まで延びているので、シール部材6に正圧及び負圧のいずれが作用する場合でも、外側リップ部13A及び内側リップ部13Bが撓んで捲れることがなく、確実に気密性を維持することができる。
なお、図3に示すように、シール部材6の芯金10に延長部18が設けられていない場合、高い圧力が作用すると(図3は、シール部材6の外側に正圧が作用した場合を示している)、外側リップ部13Aが内側に撓んで捲れてしまう虞がある。これに対して、本実施形態では、芯金10に延長部18を設けることにより、外側及び内側リップ部13A、13Bの基部の剛性を高めて、高い圧力(差圧)の作用による捲れを防止している。
このようにして、シール部材6は、正圧及び負圧のいずれが作用する場合でも、高い圧力(差圧)に対して気密性を維持することができ、軸受1の内部への異物の侵入及び軸受1の内部に設けられた潤滑剤の漏出を防止することができる。その結果、軸受1を例えばEGR制御バルブ等に装着する場合、高圧の排出ガス及び吸気負圧に対して、気密性を維持することができるので、別途、シール手段を設ける必要がなく、部品点数及び組付工数を削減することができる。
なお、シール部材6は、これに作用する圧力(正圧及び負圧)によって生じる内側へ押す力及び外側へ押す力に対して、剛性が同じになるように、外側リップ部13Aと内側リップ部13Bの傾斜角度は略対称であることが望ましい。更に、上述のように、芯金10に延長部18を設けて外側及び内側リップ部13A、13Bの剛性を充分高くすることにより、内輪2の外周面2Aにストッパとなる段差を設けてリップ部の変形を抑制する必要がないので、軌道面2Bを除いた内輪2の外周面2Aを単純な円筒面とすることができる。これにより、外側及び内側リップ部13A、13Bと接触する内輪2の外周面2Aをセンタレス加工により研削仕上げすることが可能になるので、内輪2の加工が容易になり、製造コストを低減することができる。
また、軸受1の一端側のシール部材6に外側及び内側リップ部13A、13Bからなる2つのリップ部を設けることにより、軸受1の一端側及び他端側のいずれに作用する圧力に対しても、シール部材6により気密性を維持することができるので、他端側については、高い気密性が要求されない。このため、軸受1の他端側には、プレス加工によって容易に製造することができる安価な金属製のシールド部材7を用いることができる。このような軸受1は、EGR制御バルブのように高温下で高い排気圧及び吸気負圧に曝される環境に好適に用いることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るEGR制御バルブ装置について、図4を参照して説明する。図4は、図1に示す軸受1が組込まれたEGR制御バルブ装置30を示している。EGR制御バルブ装置30は、車両のエンジンのEGR制御システムに設けられて、エンジンの排気系と吸気系とを接続するEGR通路をエンジンコントローラの指令に応じて開閉して、排気系から吸気系に再循環される再循環ガスの流量を制御する流量制御バルブである。
図4に示すように、EGR制御バルブ装置30は、EGR通路31が形成されたアルミニウムダイカスト製のハウジング32と、ハウジング32に収容されてEGR通路31を開閉する弁体であるバタフライバルブ33と、バタフライバルブ33と一体的に回転動作するバルブシャフト34と、バルブシャフト34をハウジング32に対して回転可能に支持する軸受1及びブッシュ35と、バタフライバルブ33を閉弁方向に付勢するコイルスプリング36と、バルブシャフト34を介してバタフライバルブ33を回転駆動するバルブ駆動装置37と、バタフライバルブ33の開度すなわちバルブシャフト34の回転位置を検出するEGR量センサ38とを備えている。
EGR通路31は、所定の角度で折曲され、折曲部39の上流側(エンジンの排気系側)にバタフライバルブ33が配置されている。バタフライバルブ33は、折曲されたEGR通路31の中心軸に対して垂直に配置されるように、バルブシャフト34の軸線方向に対して所定の角度だけ傾いた状態でバルブシャフト34の先端部に固定されている。EGR通路31の一端側(図4の左側)には、排気系側に連通するEGR管路40が接続され、他端側(図4の右側)には、吸気系側に連通するEGR管路(図示せず)が接続される。EGR通路31のEGR管路40側には、ステンレス鋼等からなる耐熱性のスリーブ41が挿入されて、高温の排出ガスからハウジング32を保護している。
バルブシャフト34は、バタフライバルブ33が連結された一端部がEGR通路31内に挿入され、ブッシュ35及び軸受1に挿通されて、他端側がバルブ駆動装置37に連結されている。ブッシュ35は、バルブシャフト34のバタフライバルブ34側に配置され、ハウジング32に圧入、固定されてバルブシャフト34を回転可能に支持する。
軸受1は、バルブシャフト34のバルブ駆動装置37側に配置されて、外輪3がハウジング32に圧入、固定され、内輪2にバルブシャフト34を圧入されて、バルブシャフト34を回転可能に支持する。軸受1は、シール部材6がEGR通路31側に臨み、シールド部材7がバルブ駆動装置37側に対向するように配置されている。ハウジング32のバルブシャフト34の周囲に形成されてブッシュ35を収容する軸受室42には、吸気系側に接続される掃気通路43が連通されている。
バルブ駆動装置37は、電動モータ及び歯車機構等の減速機構を備え、電動モータに供給する駆動電流(制御信号)に応じて、電動モータにより減速機構を介してバルブシャフト34を回転駆動してバタフライバルブ33を開閉する。そして、バタフライバルブ33の開度、すなわち、バルブシャフト34の回転位置をEGR量センサ38によって検出する。
ハウジング32には、冷却水通路44が設けられ、冷却水通路44に冷却水を循環させることにより、ハウジング32及びハウジング32に装着された部品の温度が過度に上昇しないようにしている。
次に、EGR制御バルブ装置30の作動について説明する。
バルブ駆動装置37の電動モータに駆動電流(制御信号)を供給して、電動モータにより減速機構を介してバルブシャフト34を回転駆動して、バタフライバルブ33を開閉し、EGR量センサ38によって、バルブシャフト34の回転位置を検出して、バタフライバルブ33の開度を調整することにより、EGR通路31を流通する再循環ガスの流量を制御する。
バタフライバルブ33の開弁時には、EGR通路31には、エンジンの排気系側から吸気系側へ再循環ガスが流れることにより、軸受1には、再循環ガスの圧力(正圧)が作用する。このとき、上述のように、軸受1は、シール部材6により、再循環ガスの正圧に対して気密性を維持することができ、ブッシュ35及び軸受1の内部に再循環ガスと共に異物が侵入するのを防止することができる。
一方、バタフライバルブ33の閉弁時には、EGR通路31の再循環ガスの流れが遮断されることにより、軸受1には、高い排気圧力と吸気系側の負圧(差圧)が作用することになる。また、軸受室42には、掃気通路43により吸気系側の負圧が導入されて、再循環ガスの残留物が取除かれる。このとき、上述のように、軸受1は、シール部材6により、吸気負圧に対して気密性を維持することができ、軸受1内の潤滑剤が吸気負圧により漏出するのを防止することができる。
これにより、再循環ガスによる正圧及び吸気負圧の両方に対してシール部材6により軸受1の気密性を維持することができるので、EGR制御バルブ装置30の軸受室45に別途シール手段を設ける必要がなく、部品点数及び組立工数を削減することができる。
次に、図5及び図6を参照して、軸受1のシール部材6による気密性を評価する比較試験について説明する。軸受1及び軸受1の比較対照である図5に示す比較対照軸受50に対して、図6に示す試験装置60を用いて比較試験を行った。
図5に示すように、比較対照軸受50は、軸受1に対して、シール部材6の2つのリップ部のうちの一方の内側リップ部13Bを省略したものであり、これ以外の構造については、軸受1と同じである。
図6に示すように、試験装置60は、試験を行う軸受1及び比較対照軸受50をセットする治具61と、治具61に空気(正圧又は負圧)を供給するポンプ62と、治具61に供給する正圧又は負圧を調整するレギュレータ63と、治具61、ポンプ62間の空気の流量を測定する流量計64と、治具61に供給する空気の圧力を測定する圧力計65とを備えている。
治具61は、断面円形のボア66の中心に小径のシャフト部67を立設してボア66内に円筒状の空間を形成し、ボア66の内周溝及びシャフト部67の外周溝にそれぞれOリング68、69を装着した構造となっている。そして、ボア66とシャフト部67との間の円筒状の空間に、軸受1又は比較対照軸受50をセットして、これらの外輪3とボア66との間をOリング68によってシールし、内輪2とシャフト部67との間をOリング69によってシールして、ボア66内に密閉された円筒状の軸受室Sを形成する。
軸受1及び比較対照軸受50に正圧を作用させる場合には、ポンプ62を加圧ポンプとして、管路70を通して治具61の軸受室Sに圧縮空気を供給し、レギュレータ63及び圧力計65により軸受室Sに供給する圧縮空気の圧力を所定圧力に調整する。そして、流量計64により、ポンプ62側から治具61側へ流れる圧縮空気の流量を測定する。
また、軸受1及び比較対照軸受50に負圧を作用させる場合には、ポンプ62を真空ポンプとして、管路70を通して治具61の軸受室Sに負圧を供給(軸受室Sの空気を吸引)し、レギュレータ63及び圧力計65により軸受室Sに供給する負圧を所定圧力に調整する。そして、流量計64により、治具61側からポンプ62側へ流れる空気の流量を測定する。
軸受1及び比較対照軸受50をそれぞれシール部材6側が軸受室Sに臨むようにセットした場合(圧力付与方向をシール部材6側とした場合)、及び、シールド部材7側が軸受室Sに臨むようにセットした場合(圧力付与方向をシールド部材7側とした場合)のそれぞれについて、軸受室Sに−10kPaの負圧及び+300kPaの正圧を供給したとき、管路70を流れる空気の流量を流量計64により測定し、その流量の測定値を軸受1、50の漏れ量として軸受1、50の気密性を評価した結果を表1に示す
Figure 2014126180
表1に示されるように、比較対照軸受50では、−10kPaの負圧をシール部材6側又はシールド部材7側から付与した場合、並びに、+300kPaの正圧をシール部材6側から付与した場合には、いずれも空気流量0ml/min、すなわち、漏れ量0であり、良好な気密性が得られた。しかしながら、+300kPaの正圧をシールド部材7側から付与した場合については、空気流量は2000ml/minとなり、これは、流量計の上限値であり、気密性を維持できないことを示している。
これに対して、本実施形態の軸受1では、−10kPaの負圧及び+300kPaの正圧のいずれの圧力をシール部材6側及びシールド部材7側のいずれの側から付与した場合にも、空気流量0ml/min、すなわち、漏れ量0であり、良好な気密性が得られることが分かった。
1…軸受、2…内輪、2A…外周面、3…外輪、6…シール部材、7…シールド部材、10…芯金、11…弾性体、13…リップ部、13A…外側リップ部、13B…内側リップ部、30…EGR制御バルブ装置(流量制御バルブ)、33…バタフライバルブ(弁体)、34…バルブシャフト

Claims (3)

  1. エンジンの吸気系又は排気系に設けられる流量制御バルブに組込まれて弁体を駆動するバルブシャフトを回転可能に支持する流量制御バルブ用玉軸受であって、
    軸方向の一端側には、外輪に固定され、内輪に接触して、これらの間をシールするシール部材が設けられ、他端側には、前記外輪に固定され、前記内輪の近傍まで延びる金属製のシールドが設けられ、
    前記シール部材は、金属製の芯金及び該芯金を被覆する耐熱性の弾性体からなり、内周側で分岐して、軸方向外側に傾斜して延びて前記内輪の外周面に接触する外側リップ部と、軸方向内側に傾斜して延びて前記内輪の外周面に接触する内側リップ部とを有し、前記芯金は、前記外側リップ部と前記内側リップ部との分岐部の近傍まで延ばされ、
    前記内側及び外側リップ部が接触する前記内輪の外周面は、段差のない円筒面であることを特徴とする流量制御バルブ用玉軸受。
  2. 前記弾性体は、フッ素ゴムであることを特徴とする請求項1に記載の流量制御バルブ用玉軸受。
  3. エンジンの排気管側と吸気管側とを接続する排出ガス再循環通路に設けられ、バタフライバルブによって前記排出ガス再循環通路を開閉する排出ガス再循環制御バルブ装置であって、
    前記バタフライバルブを駆動するバルブシャフトを回転可能に支持する軸受として、請求項1に記載の流量制御バルブ用玉軸受が組込まれていることを特徴とする排出ガス再循環制御バルブ装置。
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