JP2014126133A - ツーピースクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成により、取付部材と車体パネルとの間に所定の間隔をあけて、取付部材を車体パネルに容易に取り付けることができるようにする。
【解決手段】グロメット3の脚部33を第1、第2取付穴11,12に挿通した後、凹状溝51に第2突起部33dが嵌挿して仮挿入状態に保持された軸部5をグロメット3の挿入穴35に完全に挿入することにより、軸部5の下半部53aおよび上半部53bにより第1爪部33aおよび第2爪部33bを押し広げて第1、第2爪部33a,33bを拡径し、各第1爪部33aを第1取付穴11周縁の天井部材7の上面に係止させ、各第2爪部33bを第2取付穴12周縁の車体パネル9の上面に係止させるとともに、各第2爪部33bと各第1突起部33cとにより車体パネル9を挟持し、第1爪部33aと第2爪部33bとの間の距離にほぼ等しい間隔をあけて天井部材7を車体パネル9に取り付け固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の取付部材および被取付パネルそれぞれに透設された取付穴に挿通され、取付部材を被取付パネルに取り付けるツーピースクリップに関すものである。
一般に、自動車の例えば天井部分のボデーパネルの内面側に天井部材を取り付ける際に、グロメットとこのグロメットに挿入されるピンとから成るツーピースクリップが用いられている(特許文献1,2参照)。また、このような天井部分に限らずトリム部材の取り付けや、その他自動車以外の分野でも、上記したツーピースクリップが用いられるケースがある。
ところで、この種のツーピースクリップのグロメットは、フランジ状の頭部と、該頭部に一体的に形成された円筒状の脚部とを備え、ピン(あるいは軸)は、グロメットの頭部から脚部にかけて中央に貫設された挿入孔に挿入可能に形成され、グロメットの挿入孔にピンを挿入することにより、グロメットの脚部先端を半径方向外向きに拡径するように構成されている。
そして、上記した自動車の天井部分において、グロメットを天井部材およびボデーパネルに透設された取付穴に天井部材側から差し込み、さらにピンを押しこむことにより、ピンがグロメットの脚部先端の爪部を拡径し、拡径した爪部が取付穴周縁のボデーパネルの裏面に係止してツーピースクリップの取付穴からの脱離が防止され、天井部材がツーピースクリップによりボデーパネルに取り付け固定されるようになっている。
特開2011−21674号公報(段落0026および図1、図12参照) 特開2007−170460号公報(段落0026〜0032および図1〜図7参照)
ところが、例えば自動車の天井部分のボデーパネルから所定の間隔をあけて天井部材を取り付ける必要がある場合に、上記した特許文献1,2に記載のようなツーピースクリップでは、グロメットにピンを差し込んだときに、グロメットの頭部と取付穴周縁のボデーパネルの裏面側で拡径して係止状態となった爪部との間で天井部材およびボデーパネルを隙間なく挟んだ状態で天井部材がツーピースクリップによりボデーパネルに取り付けられるため、取付け完了状態のボデーパネルと天井部材との間には間隔をあけることができないという問題がある。
上記したツーピースクリップにおいて、取付け完了状態のボデーパネルと天井部材との間には間隔をあけるためには、ツーピースクリップの脚部の外側にスペーサ状の筒状部材を被せ、ボデーパネルと天井部材との間に筒状部材を介在することによる間隔をあけることが考えられるが、別途筒状部材が必要になり、部品点数の増加に伴うコストアップを招くという新たな問題が生じる。
また、上記したツーピースクリップでスペーサを用いずに天井部材とボデーパネルとの間に間隔をあけるには、ツーピースクリップをボデーパネルには係止させることなく天井部材にのみ取り付けるしかなく、天井部材のボデーパネルへの取付け具としての機能を発揮できないことになる。
本発明は、簡単な構成により、取付部材と被取付パネルとの間に所定の間隔をあけて、取付部材を被取付パネルに容易に取り付けることができるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のツーピースクリップは、所定の取付部材および被取付パネルそれぞれに透設された第1、第2取付穴に挿通されて、前記取付部材を前記パネルに取り付けるツーピースクリップにおいて、前記第1取付穴周縁の前記取付部材の表面に当接するフランジ部、および、該フランジ部の前記取付部材の表面に対峙する面に一体的に突出して形成され、前記取付部材および前記パネルの表面側から裏面側に向かって前記第1、第2取付穴に順次に挿通される円筒状の脚部を有するグロメットと、前記グロメットの前記フランジ部から前記脚部にかけて中心部に貫設された挿入穴と、前記フランジ部側から前記挿入穴に挿入自在に設けられた軸部と、前記脚部の前記フランジ部側の根元部の周面に半径方向に拡縮自在に形成され、外向きに拡径した状態のときに前記第1取付穴周縁の前記取付部材の裏面に係止される第1爪部と、前記脚部の先端部の周面に半径方向に拡縮自在に形成され、外向きに拡径した状態のときに前記第2取付穴周縁の前記パネルの裏面に係止される第2爪部と、前記軸部または前記脚部に形成され前記挿入穴に前記軸部が挿入された状態で前記第1爪部を半径方向に拡径する第1拡径部と、前記軸部または前記脚部に形成され前記挿入穴に前記軸部が挿入された状態で前記第2爪部を半径方向に拡径する第2拡径部とを備え、前記脚部の前記第1、第2取付穴への挿通が完了した状態の前記グロメットの前記挿入穴に、前記軸部を挿入して押し込むことにより、前記第1、第2拡径部により前記第1、第2爪部それぞれが拡径することを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、グロメットの脚部を第1、第2取付穴に挿通した後、挿通完了状態のグロメットの挿入穴に軸部を挿入すると、第1、第2拡径部により第1、第2爪部それぞれが拡径し、第1爪部が第1取付穴周縁の取付部材の裏面に係止するとともに、第2爪部が第2取付穴周縁の被取付パネルの裏面に係止し、第1爪部と第2爪部との間の距離にほぼ等しい間隔をあけて取付部材が被取付パネルに取り付けられる。
したがって、フランジ部と脚部とから成るグロメットの挿入穴に軸部を挿入し、軸部をさらに押し込むだけで、従来のように取付部材と被取付パネルとの間に所定の間隔をあけるためにスペーサとしての筒状部材を必要とせず、取付作業も簡単になり、取付部材と被取付パネルとの間に所定の間隔をあけて、取付部材を被取付パネルに容易に取り付けることができる。
本発明に係るツーピースクリップの一実施形態の分解斜視図である。 図1のグロメットと軸部とを合体したときのある状態での切断正面図である。 図1のグロメットと軸部とを合体したときの異なる状態での切断正面図である。 変形例の一部の切断正面図である。 他の変形例の一部の切断正面図である。
つぎに、本発明のツーピースクリップを自動車の天井部材をその上方の車体パネルに取り付けるのに使用する場合の一実施形態について、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。
これらの図に示す本実施形態におけるツーピースクリップ1は、グロメット3と円柱状のピン状の軸部5とを備え、例えば自動車の車室内天井部分に配設される取付部材である天井部材7および被取付パネルである車体パネル9それぞれに透設された第1取付穴11、第2取付穴12に挿通されて、天井部材7を車体パネルに所定の間隔をあけて下方から取り付け固定する。
グロメット3は、第1取付穴31周縁の天井部材7の下面(本発明の「表面」)に当接する円形のフランジ部31を有するとともに、このフランジ部31の天井部材7の下面に当接する面(上面)に円筒状の脚部33が一体的に突出して形成され、この脚部33が天井部材7および車体パネル9の下面側から上面(本発明の「裏面」)側に向かって円形の第1取付穴11、第2取付穴12に順次に挿通される。なお、フランジ部31および脚部33が樹脂の一体成型加工により形成される。
さらに、グロメット3のフランジ部31から脚部33にわたり各中心部分に上下方向の円筒状の挿入穴35が貫設されており、このフランジ部31側から挿入穴35に挿脱自在に挿入される。この挿入穴35の内径は、軸部5の外径よりも若干大きく形成されている。
また、脚部33のフランジ部31側の下端部(本発明の「根元部})の周面には、半径方向に拡縮自在にコ字状の複数個(例えば、4個)の第1爪部33aが複数形成され、これらの第1爪部33aが外向きに拡径した状態のときに第1取付穴11周縁の天井部材7の上面に係止するようになっている。
さらに、脚部33の上端部(本発明の「先端部」)周面には、半径方向に拡縮自在に複数個(例えば、4個)の第2爪部33bが複数形成され、脚部33の外周の各第2爪部33b間の下寄りの位置には外向きに山状に突出した複数個(例えば、4個)の第1突起部33cが形成されており、各第2爪部33bが外向きに拡径して第2取付穴12周縁の車体パネル9の上面に係止したときに、図3に示すように、第2爪部33bと第1突起部33cの間で車体パネル9を下、上の両面から挟持した状態になる。
また、脚部33の内周の各第1爪部33aよりも少し上寄りの位置には、内方に突出した第2突起部33dが複数(例えば、4個)形成されている。なお、第1、第2爪部33a,33bが拡径していない状態における第1爪部33aの周囲の外形寸法よりも第2爪部33bの周囲の外形寸法が大きく設定されている。
このとき、図2に示すように、第1取付穴11は、第1、第2爪部33a,33bが拡径していない状態における第1、第2爪部33a,33b、第1突起部33cのいずれの周囲の外形寸法よりも大きい寸法の円形に形成される一方、第2取付穴12は、第1、第2爪部33a,33bが拡径していない状態における第2爪部33bの周囲の外形寸法よりも小さく、かつ、各第1突起部33cの周囲の外形寸法よりも小さい寸法の円形に形成されている。
そのため、図2に示すように、グロメット3の脚部33を第1、第2取付穴11,12に挿通する際には、各第2爪部33bおよび各第1突起部33cが第1取付穴11に閊えることなく第1取付穴11を通過し、各第2爪部33bが第2取付穴12を通過するときに、第2取付穴12の内周に摺接しつつ各第2爪部33bが内向きに縮径しながら各第2爪部33bが第2取付穴12を通過し、通過を完了すると各第2爪部33bは復元力によって縮径した状態から再び元の状態に戻るとともに、各第1突起部33cが第2取付穴12周縁の車体パネル9の下面に当接する。
ところで、軸部5の外周のほぼ中央には凹状溝51が形成され、軸部5の凹状溝51以外における外径は、挿入穴35の内径よりも若干小さく設定され、軸部5の凹状溝51における外径は、脚部33の各第2突起部33dの突端周囲における内径とほぼ同じになるように形成されているため、図2に示すように、軸部5をグロメット3の挿入穴35に挿入して軸部5の凹状溝51にグロメット3の各第2突起部33dが嵌挿することにより、軸部5がグロメット3に仮挿入した状態(以下、これを仮挿入状態という)に保持されるようになっている。このように、各第2突起部33dおよび凹状溝51により軸部5を仮挿入状態に保持する仮挿入部が構成されている。
そして、グロメット3の挿入穴35に軸部5が少し挿入されて仮挿入状態になる際に、軸部5の下半部53aを各第2突起部33dが摺接して各第1爪部33aが押し広げられ、各第1爪部33aが半径方向に拡径するため、軸部5の下半部53aおよび各第2突起部33dが第1拡径部として機能する。また、軸部5の凹状溝51の上方の上半53bは、軸部5が仮挿入状態から挿入穴35に完全に挿入される際に、各第1爪部33aが拡径されることによって各第2爪部33bに半径方向内向きに縮径する力が作用するが、軸部5の上半部53bを各第2爪部33bが摺接して各第2爪部33bの縮径が阻まれるため、各第2爪部33bに対して半径方向に拡径しようとする力が及ぶことになる。このように、軸部5の上半部53bは第2拡径部として機能する。
なお、軸部5の凹状溝51にグロメット3の第2突起部33dが嵌挿した図2に示す軸部5の仮挿入状態では、第2突起部33d以外の軸部5の外周面が挿入孔35の内周面に接触することはなく、第1、第2爪部33a,33bを拡径する力は生じない。
そして、脚部33の第1、第2取付穴11,12への挿通が完了し、かつ、仮挿入状態の軸部5を図2中の矢印に示す方向に挿入穴35にさらに押し込み、図3に示すように、グロメット3の挿入穴35に軸部5を完全に挿入することにより、軸部5の凹状溝51よりも径大の下半部53aにより各第2突起部33dが押し広げられ、各第1爪部33aが拡径されるとともに、各第2爪部33bが軸部5の上半部53bにより拡径され、その結果、グロメット3の脚部33の各第1爪部33aが第1取付穴11周縁の天井部材7の上面に係止する一方、各第2爪部33bが第2取付穴12周縁の車体パネル9の上面に係止するとともに、第1突起部33cが第2取付穴12周縁の車体パネル9の上面に係止して第2爪部33bと第1突起部33cとの間に車体パネル9が挟持され、天井部材7が脚部33の長さよりも若干小さい間隔をあけて車体パネル9に取り付け固定される。
このように、グロメット3の脚部33を第1、第2取付穴11,12に挿通した後、凹状溝51に各第2突起部33dが嵌挿して仮挿入状態に保持されている軸部5を、グロメット3の挿入穴35に完全に挿入すると、軸部5の下半部53aおよび上半部53bにより第1爪部33aおよび第2爪部33bが押し広げられて拡径し、各第1爪部33aが第1取付穴11周縁の天井部材7の上面に係止し、各第2爪部33bが第2取付穴12周縁の車体パネル9の上面に係止するとともに、各第2爪部33bと各第1突起部33cとにより車体パネル9が挟持され、第1爪部33aと第2爪部33bとの間の距離にほぼ等しい間隔をあけて天井部材7が車体パネル9に取り付け固定される。
したがって、上記した実施形態によれば、フランジ部31と脚部33とから成るグロメット3の挿入穴35に軸部5を挿入し、軸部5をさらに押し込むだけで、従来のように天井部材7と車体パネル9との間に所定の間隔をあけるためにスペーサとしての筒状部材を用いることなく、天井部材7を車体パネル9に所定の間隔をあけて取り付けることができ、非常に簡単に天井部材7を車体パネル9に取り付け固定することができる。
また、各第2突起部33dおよび凹状溝51により構成される仮挿入部により、グロメット3に軸部5を仮挿入して一体化した状態で天井部材7および車体パネル9の第1、第2取付穴11,12にグロメット3の脚部33を挿入することができるため、天井部材7の取付作業の効率をより一層向上することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、図4の変形例に示すように、第2突起部33dおよび凹状溝51から成る仮挿入部により仮挿入状態に保持されている軸部5のほぼ上端位置に当たる脚部33の内周に突起33eを一体形成し、仮挿入状態の軸部5を挿入穴35にさらに押し込んだときに、各第1爪部33aが拡径されることによって各第2爪部33bに作用する半径方向内向きに縮径する力に抗しつつ、突起33eが軸部5の上半部53bを摺接して各第2爪部33bの縮径を阻みつつ各第2爪部33bに対して半径方向に拡径しようとする力をより確実に及ぼすようにしてもよく、この場合、軸部5の上半部53bおよび突起33eが第2拡径部として機能する。なお、突起33eは2個以上であってもよいし、脚部33の内周にわたる突条であってもよい。
また、図5の変形例に示すように、凹状溝51が軸部5の上端に近い位置に形成され、これに嵌挿する第2突起部33dが、脚部33の内周であって第2爪部33bに近い位置に形成されていてもよい。
また、グロメット3の脚部33に形成された第1爪部33a、第2爪部33bを拡径する第1拡径部および第2拡径部は、上記した実施形態に限るものではなく、凹凸の組み合わせにより、軸部5および脚部33のいずれかまたは双方に形成されていればよく、その形状等もどのようなものであってもよく、要するに軸部5をグロメット3の挿入穴35に挿入したときに、第1爪部33a、第2爪部33bを拡径し得るものであればよい。
また、上記した実施形態では、図1に示すように、第1爪部33aと第2爪部33bが円筒状脚部33の同じ母線上に位置するように形成されているが、第1爪部33aと第2爪部33bとが周方向にずれて形成されていてもよい。
さらに、上記した実施形態では、各第2突起部33dおよび凹状溝51により軸部5を仮挿入状態に保持する仮挿入部を構成する場合について説明したが、この仮挿入部がない構成であってもよいのは勿論である。
また、上記した実施形態では、自動車の車室内天井部分に取り付けられる天井部材7を取付部材とし車体パネル9を被取付パネルとし、天井部材7を取り付けるのに使用されるツーピースリップについて説明したが、自動車のトリム部分に取り付けられる取付部材や、その他自動車以外の分野における取付部材および被取付パネルであって、被取付パネルとの間に所定の間隔をあけて取り付けられる場合に使用されるツーピースクリップに対して本発明を適用することができる。
また、第2爪部33bは、脚部33の上端部に第1爪部33aのようなコ字状に形成されたものであってもよい。さらに、第1突起部33cがない構成であってもよい。
1 …ツーピースクリップ
3 …グロメット
5 …軸部
7 …天井部材(取付部材)
9 …車体パネル(被取付パネル)
11,12 …第1、第2取付穴
31 …フランジ部
33 …脚部
33a …第1爪部
33b …第2爪部
33d …第2突起部(第1拡径部)
35 …挿入穴
53a …下半部(第1拡径部)
53b …上半部(第2拡径部)

Claims (1)

  1. 所定の取付部材および車体パネルそれぞれに透設された第1、第2取付穴に挿通されて、前記取付部材を前記パネルに取り付けるツーピースクリップにおいて、
    前記第1取付穴周縁の前記取付部材の表面に当接するフランジ部、および、該フランジ部の前記取付部材の表面に対峙する面に一体的に突出して形成され、前記取付部材および前記パネルの表面側から裏面側に向かって前記第1、第2取付穴に順次に挿通される円筒状の脚部を有するグロメットと、
    前記グロメットの前記フランジ部から前記脚部にかけて中心部に貫設された挿入穴と、
    前記フランジ部側から前記挿入穴に挿入自在に設けられた軸部と、
    前記脚部の前記フランジ部側の根元部の周面に半径方向に拡縮自在に形成され、外向きに拡径した状態のときに前記第1取付穴周縁の前記取付部材の裏面に係止される第1爪部と、
    前記脚部の先端部の周面に半径方向に拡縮自在に形成され、外向きに拡径した状態のときに前記第2取付穴周縁の前記パネルの裏面に係止される第2爪部と、
    前記軸部または前記脚部に形成され前記挿入穴に前記軸部が挿入された状態で前記第1爪部を半径方向に拡径する第1拡径部と、
    前記軸部または前記脚部に形成され前記挿入穴に前記軸部が挿入された状態で前記第2爪部を半径方向に拡径する第2拡径部とを備え、
    前記脚部の前記第1、第2取付穴への挿通が完了した状態の前記グロメットの前記挿入穴に、前記軸部を挿入して押し込むことにより、前記第1、第2拡径部により前記第1、第2爪部それぞれが拡径することを特徴とするツーピースクリップ。
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