JP2014126075A - 転がり軸受装置、ハードディスクドライブ装置および転がり軸受装置の製造方法 - Google Patents

転がり軸受装置、ハードディスクドライブ装置および転がり軸受装置の製造方法 Download PDF

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Takayuki Kosaka
貴之 小坂
Masakazu Hirata
雅一 平田
Masahiro Nakajima
正洋 中嶋
Shinji Kinoshita
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Abstract

【課題】生産性の向上およびアウトガスの発生の低減を図るとともに、共振周波数変動やトルク変動の発生を防止しつつ、さびの発生を防止する。
【解決手段】クロムおよび炭素が含有されている金属材料からなり互いに同軸に配置された内輪および外輪と、これら内輪と外輪との間の円環状空間に周方向に間隔をあけて複数配置される転動体とを備え、軸方向に間隔をあけて配列される2つの転がり軸受と、2つの転がり軸受の各内輪に嵌合されるシャフト31とを備え、少なくとも一方の転がり軸受20の内輪21の少なくとも軸方向の端面に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングZが施され、コーティングZが施された内輪21の軸方向の端面が、対応するシャフト31に対してレーザ溶接されている転がり軸受装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、転がり軸受装置、ハードディスクドライブ装置および転がり軸受装置の製造方法に関するものである。
従来、同軸に配置された内輪および外輪を備える転がり軸受と、転がり軸受の内輪に嵌合されるシャフトと、転がり軸受の外輪を嵌合させるスリーブとを備え、転がり軸受によりシャフトとスリーブとが相対回転自在に支持された転がり軸受装置が知られている(例えば、特許文献1,2および3参照。)。
特許文献1に記載の転がり軸受装置は、シャフトと内輪および外輪とハウジングをそれぞれ接着剤により接合し、特許文献2に記載の転がり軸受装置は、シャフトと内輪を嫌気性の接着剤により接合し、外輪をスリーブに固着することとしている。また、特許文献3の転がり軸受装置は、転がり軸受の外側端面を覆うシール部材をシャフトの外周にレーザ溶接より固定することとしている。
特開平11−182543号公報 特開2000−346085号公報 特開2004−92668号公報
しかしながら、嫌気性接着剤はアウトガス成分が多いとともに、硬化時間が長く生産性が低いという不都合がある。また、従来の転がり軸受装置のようにシャフトと内輪および外輪とハウジングをそれぞれ接着剤により接合した場合、温度変化によって接着剤の剛性が変動し、これにより予圧が変化して共振周波数(レゾナンス)やトルクが変動する不都合がある。
また、特許文献3の技術を応用して、ステンレス鋼からなる内輪および外輪をそれぞれシャフトおよびハウジングに対してレーザ溶接することとすると、レーザ溶接による熱影響により、内輪および外輪の溶接部周辺に炭化クロムが析出してその部分のクロム量が減少する。そのため、溶接部周辺にさびが発生し易くなるという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、生産性の向上およびアウトガスの発生の低減を図るとともに、共振周波数変動やトルク変動の発生を防止しつつ、さびの発生を防止した転がり軸受装置、ハードディスクドライブ装置および転がり軸受装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、クロムおよび炭素が含有されている金属材料からなり互いに同軸に配置された内輪および外輪と、これら内輪と外輪との間の円環状空間に周方向に間隔をあけて複数配置される転動体とを備え、軸方向に間隔をあけて配列される2つの転がり軸受と、該2つの転がり軸受の各前記内輪に嵌合される軸部材、および/または、各前記外輪を嵌合させる嵌合孔を有する外嵌部材とを備え、少なくとも一方の前記転がり軸受の前記内輪および/または前記外輪の少なくとも軸方向の端面に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングが施され、該コーティングが施された前記内輪および/または前記外輪の軸方向の端面が、対応する前記軸部材および/または前記外嵌部材に対してレーザ溶接されている転がり軸受装置を提供する。
本発明によれば、2つの転がり軸受の各内輪に嵌合された軸部材および/または各外輪が嵌合された外嵌部材が、これら2つの転がり軸受によって軸回りに回転可能に支持される。この場合において、いずれかの内輪および/または外輪の少なくとも軸方向の端面が、対応する軸部材および/または外嵌部材に対してレーザ溶接されていることで、嫌気性接着剤を用いて接合する場合のようなアウトガスの発生を抑制するとともに、接合時間を短縮して生産性を向上することができる。また、接着剤を用いた場合のような温度変化による接着剤の剛性変動に起因する予圧変化を回避し、共振周波数およびトルクの安定化を図ることができる。
ここで、クロムおよび炭素が含有されている金属材料からなる内輪および外輪は、レーザ溶接により溶接部周辺が650℃程度の高温に一定時間晒されることで、その溶接部分周辺において炭素とクロムが結合して炭化クロムが析出し、その部分のクロム量が減少する。その結果、溶接部分周辺のクロム含有量が大凡10%wt未満になると、溶接部を取り囲むように溶接部周辺にさびが発生し易くなる。
これに対し、本発明においては、レーザ溶接する内輪および/または外輪の少なくとも軸方向の端面に対して、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングを施すことで、レーザ溶接後も、溶接部周辺(650℃程度)がコーティングにより被覆される。したがって、コーティングにより、溶接部周辺に空気が触れるのを阻止してさびが発生するのを防止することができる。
上記発明においては、前記内輪および前記外輪における前記転動体の転走面に前記コーティングが施されていないこととしてもよい。
このように構成することで、転動体の表面にまでコーティングが及ぶのを防ぎ、焼きつきやコーティングの剥離等によるトルク異常の発生を防止することができる。
上記発明においては、前記コーティングが、ニッケルを主成分とする金属材料(融点:約1500℃)からなることとしてもよい。
このように構成することで、無電解Niメッキにより均一な膜厚でコーティングし、高い防錆効果を得ることができる。
上記発明においては、前記コーティングが、クロムを主成分とする金属材料(融点:約1900℃)からなることとしてもよい。
このように構成することで、コーティングによる防錆効果に加え、レーザ溶接時に、コーティングの材料に接した内輪や外輪の素地にクロムを含浸させて、溶接部周辺におけるクロム量の減少を抑制することができる。これにより、より効果的にさびの発生を防止することができる。コーティングの材料はニッケルやクロムに限らずこれらよりも融点の高いロジウム(融点:約2000℃)も実質的に使用可能である。
上記発明においては、前記コーティングが2μm以上の膜厚を有することとしてもよい。
このように構成することで、より高い防錆効果を得ることができる。
上記発明においては、前記コーティングが10μm以下の膜厚を有することとしてもよい。
このように構成することで、真円度の悪化を防止することができる。コーティングの膜厚が厚すぎると、膜厚にばらつきが生じて真円度が悪化することがある。また、コーティングの膜厚が厚すぎると、レーザ溶接に圧入を併用した場合に、転がり軸受が変形してトルク異常の原因になることがある。
上記発明においては、前記コーティングが施された前記内輪と前記軸部材および/または前記外輪と前記外嵌部材が圧入により嵌合されていることとしてもよい。
このように構成することで、圧入により、内輪と軸受部材および/または外輪と外嵌部材が隙間なく嵌合される。したがって、これらを隙間が無い状態でレーザ溶接でき、レーザ溶接による金属溶融部の硬化収縮により転がり軸受が変形するのを防ぐことができる。
本発明は、上記いずれかの転がり軸受装置と、該転がり軸受装置の前記転がり軸受により相対回転可能に支持されたベース部材およびスイングアームとを備えるハードディスクドライブ装置を提供する。
本発明によれば、共振周波数変動やトルク変動の発生を防止しつつ、さびの発生を防止する転がり軸受装置により、ベース部材に対してスイングアームを安定した共振周波数とトルクで揺動させることができる。
本発明は、内輪および/または外輪の少なくとも軸方向の端面に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングを施すコーティング工程と、前記内輪と前記外輪とを同軸上に互いに軸方向の位置を一致させて配置し、これら内輪と外輪の間の円環状空間に複数の転動体を配して転がり軸受を組み立てる軸受組立工程と、該軸受組立工程により組み立てられた2つの前記転がり軸受が軸方向に間隔をあけて同軸に配列されるように、各前記内輪に軸部材を嵌合させ、および/または、各前記外輪を外嵌部材の嵌合孔に嵌合させる嵌合工程と、前記コーティングが施された内輪および/または外輪の軸方向の端面と、該内輪に嵌合される軸部材および/または該外輪を嵌合させる嵌合孔を有する外嵌部材の表面とが交差する部分をレーザ溶接するレーザ溶接工程とを含む転がり軸受装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、内輪と外輪と転動体とを備える2つの転がり軸受の各内輪に嵌合された軸部材および/または各外輪が嵌合された外嵌部材が、これら2つの転がり軸受によって軸回りに回転可能に支持される転がり軸受装置が製造される。この場合において、いずれかの内輪および/または外輪の少なくとも軸方向の端面を、対応する軸部材および/または外嵌部材に対してレーザ溶接することで、嫌気性接着剤を用いて接合する場合のようなアウトガスの発生を抑制するとともに、接合時間を短縮して生産性を向上することができる。また、接着剤を用いた場合のような温度変化による接着剤の剛性変動に起因する予圧変化を回避し、共振周波数およびトルクの安定化を図ることができる。
また、レーザ溶接する内輪および/または外輪の軸方向の端面に対して、コーティング工程により融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料からなるコーティングを施すことで、レーザ溶接後も、溶接部周辺(650℃程度)がコーティングにより被覆される。したがって、コーティングにより、溶接部周辺に空気が触れるのを阻止し、さびが発生するのを防止することができる。
上記発明においては、前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪の表面に前記コーティングを施した後、その内輪および/または外輪における前記転動体の転走面を研磨することとしてもよい。また、前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪の軸方向の端面に電解メッキにより前記コーティングを施すこととしてもよい。
このように構成することで、内輪および/または外輪における転動体の転走面にはコーティングが施されていないので、コーティングの剥離や、転動体と内輪および/または外輪における転走面との焼きつけを防ぐことができる。したがって、内輪や外輪にコーティングを施していない従来の転がり軸受装置と同様の耐久性を確保することができる。
また、上記発明においては、前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪における転動体の転走面にレジストを塗布してから、その内輪および/または外輪の表面に前記コーティングを施した後、前記転走面のレジストを除去することとしてもよい。
このように構成することで、転走面のレジストを除去することにより、転走面に施されたコーティングも取り除くことができ、転走面にコーティングが施されていない内輪および/または外輪を簡易に形成することができる。これにより、内輪および/または外輪の転走面においてコーティングを研磨で落とす必要がなく、転走面の研磨時にコーティング材料による砥石の目詰まりによって研磨不良が生じるのを防ぐことができる。
本発明によれば、生産性の向上およびアウトガスの発生の低減を図るとともに、共振周波数変動やトルク変動の発生を防止しつつ、さびの発生を防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るHDD装置の平面図である。 図1の転がり軸受装置の縦断面図である。 図1の転がり軸受装置を第2転がり軸受側から軸方向に見た平面図である。 図2のシャフトと第2転がり軸受の内輪とのレーザ溶接部分を拡大した拡大図である。 本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法を説明するフローチャートである。 本実施形態の比較例として、内輪の表面にコーティングを施さずにレーザ溶接した場合に、内輪の表面のウェルド周辺にさびが発生する様子の一例を示した平面図である。 図6のウェルド周辺を内輪およびシャフトの軸方向に切断した断面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例に係る第2転がり軸受の内輪の軸方向断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置、ハードディスクドライブ装置および転がり軸受装置の製造方法について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るハードディスクドライブ装置(HDD装置)100は、略矩形箱状のベースハウジング(ベース部材)2と、ベースハウジング2に対して揺動可能なスイングアーム4と、このスイングアーム4を揺動自在に支持する転がり軸受装置1とを備えている。図1において、符号6は磁気記録媒体を示し、符号8はスイングアーム4を揺動させるボイスコイルモータ等の駆動部を示している。
スイングアーム4の先端には、磁気記録媒体6に磁気情報を書き込んだり、磁気記録媒体6に記録されている磁気情報を読み取ったりする磁気ヘッド5が取り付けられている。
転がり軸受装置1は、ベースハウジング2に固定されるとともに、スイングアーム4の軸受嵌合孔(図示略)に嵌合されている。
この転がり軸受装置1は、図2および図3に示すように、軸方向に間隔をあけて同軸に配列される第1転がり軸受10および第2転がり軸受20と、これらの転がり軸受10,20に嵌合されるシャフト(軸部材)31と、転がり軸受10,20間に軸方向に挟まれるスペーサ部材33とを備えている。
第1転がり軸受10は、同軸に配置された円環形状の内輪11および外輪13と、これら内輪11と外輪13との間の円環状空間に周方向に間隔をあけて内蔵される複数個の転動体15とを備えている。第2転がり軸受20は、第1転がり軸受10と同様の構成および寸法を有し、内輪21および外輪23と、複数個の転動体25とを備えている。
これら転がり軸受10,20は、内輪11,21にシャフト31が嵌合され、外輪13,23がそれぞれスイングアーム4の軸受嵌合孔に嵌合されている。内輪11,21の外周面には、それぞれ深溝型若しくはアンギュラ型の内輪軌道が設けられ、外輪13,23の内周面には、それぞれ深溝型若しくはアンギュラ型の外輪軌道が設けられている。各転動体15,25は、図示しないリテーナにより等間隔に配置された状態で転動可能に保持されている。
また、内輪11,21および外輪13,23は、クロム(Cr)および炭素(C)が含有されている金属材料により形成されている。例えば、内輪11,21および外輪13,23は、SUS440C等のステンレス材料により形成されており、Cr含有量が10wt%以上を有している。
シャフト31は、中空の略円筒形状に形成されており、ベースハウジング2に対して固定されるようになっている。また、シャフト31は、軸方向の一端に全周にわたり径方向外方に突出する鍔状のフランジ部31aを有している。このシャフト31には、フランジ部31a側から順に第1転がり軸受10、第2転がり軸受20が圧入状態で嵌め込まれており、第1転がり軸受10の内輪11の軸方向の一方の端面がフランジ部31aに突き当てられている。
スペーサ部材33は、リング状に形成されており、例えば、外形が外輪13,23の外径と略等しく、内径が外輪13,23の内径よりも小さく内輪11,21の外径よりも大きい寸法を有している。
このスペーサ部材33の軸方向の一方の端面には、第1転がり軸受10の外輪13の軸方向の一方の端面が突き当てあられ、スペーサ部材33の軸方向の他方の端面には、第2転がり軸受20の外輪23の軸方向の一方の端面が突き当てられている。これにより、転がり軸受10,20の内輪11,21間には、スペーサ部材33の軸方向の長さに応じた隙間が形成されるようになっている。
このように構成された転がり軸受装置1は、転がり軸受10,20の内輪11,21が相互に近接する方向に押圧された状態で、第2転がり軸受20の内輪21とシャフト31がレーザ溶接により接合されている。これにより、転がり軸受10,20に予圧がかけられた状態となり、内輪11,21および外輪13,23と転動体15,25とが隙間なく接触させられている。
ここで、本実施形態においては、図4に示すように、第2転がり軸受20の内輪21の表面の略全域にコーティングZが施されている。コーティングZは、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料により形成されている。コーティングZには、例えば、ニッケルを主成分とする金属材料が用いられる。また、コーティングZは、例えば、2μm以上10μm以下の膜厚を有することが望ましい。
そして、この内輪21のコーティングZが施された軸方向の端面の内周縁とシャフト31の外周面との境界付近にレーザ溶接が施されている。レーザ溶接は、内輪21の軸方向の端面の内周縁に対して、周方向の複数箇所にわたりコーティングZの上から施されている。レーザ溶接に用いるレーザとしては、例えば、Yagレーザやファイバレーザの基本波長である1μm程度の波長や、第2高調波の500μm程度の波長が挙げられる。
図3,4において、符号Wは、レーザ溶接により内輪21の金属材料が一旦溶解した後に再度凝固してできるウェルドを示している。ウェルドWは、内輪21を軸方向に見て内周縁上に略半円形状に形成されており、例えば、200μm程度の径寸法を有している。
また、転がり軸受装置1は、転がり軸受10,20の外輪13,23とスイングアーム4の軸受嵌合孔の内周面とが接着剤により接合されている。接着剤としては、例えば、嫌気性接着剤や熱硬化接着剤等が挙げられる。
以下、このように構成された転がり軸受装置1およびハードディスクドライブ装置100の作用について説明する。
本実施形態に係るハードディスクドライブ装置100は、駆動部8を作動させると、転がり軸受装置1を支点としてスイングアーム4が中心軸線C回りに揺動させられる。
具体的には、転がり軸受装置1において、転がり軸受10,20の内輪11,21と外輪13,23の間で転動体15,25がそれぞれ転動させられることにより、シャフト31に固定された内輪11,21に対して外輪13,23がそれぞれ回動させられる。
これにより、シャフト31が固定されているベースハウジング2に対して、転がり軸受10,20の外輪13,23に固定されたスイングアーム4が中心軸線C回りに揺動させられる。その結果、スイングアーム4の揺動に従い、磁気ヘッド5が磁気記録媒体6上を往復移動させられる。
例えば、スイングアーム4を高速動作させると、磁気記録媒体6の所定の位置に記録されたデータへ磁気ヘッド5が瞬時に移動させられ、磁気ヘッド5により、磁気記録媒体6に記録されている磁気情報の読み取りや磁気情報の書き込みを行うことができる。
次に、本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法について説明する。
本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法は、図5のフローチャートに示されるように、内輪21の軸方向の端面にコーティングZを施すコーティング工程S1と、第1転がり軸受10と第2転がり軸受20とを組み立てる軸受組立工程S2と、第1転がり軸受10および第2転がり軸受20にシャフト31を嵌合させる嵌合工程S3と、第2転がり軸受20の内輪21と、内輪21に嵌合されたシャフト31の表面とをレーザ溶接するレーザ溶接工程S4とを含んでいる。
具体的には、内輪11,21および外輪13,23を切削(粗加工)し(切削加工工程)、内輪11,21および外輪13,23のばりやはみ出しを除去等した後(内外輪バレル工程)、コーティング工程S1を行う。次いで、内輪11,21と転動体15とリテーナ(図示略)を組み合わせて転がり軸受10,20を組み立てる。(軸受組立工程S2)、そして、これらの転がり軸受10,20にシャフト31を嵌合させた後(嵌合工程S3)、転がり軸受10,20の内輪11,21が相互に近接する方向に内輪21を押圧して(予圧工程)、レーザ溶接工程S4を行う。
コーティング工程S1は、例えば、内輪21の表面の略全域に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料をコーティングするようになっている。
嵌合工程S3は、第1転がり軸受10と第2転がり軸受20の軸方向に間に、スペーサ部材33を介在させるようになっている。また、嵌合工程S3は、第1転がり軸受10の内輪11と第2転がり軸受20の内輪21にシャフト31を圧入状態で嵌合させるようになっている。
レーザ溶接工程S4は、転がり軸受10,20の内輪11,21が相互に近接する方向に内輪21を押圧した状態で、内輪21とシャフト31とをレーザ溶接するようになっている。また、レーザ溶接工程S4は、内輪21の軸方向の端面の内周縁とシャフト31の外周面との境界付近に対して、内輪21のコーティングZの上からレーザを照射するようになっている。
これにより、転がり軸受10,20に予圧がかけられた状態で内輪21とシャフト31とが接合され、内輪11,21および外輪13,23と転動体15,25とが隙間なく接触させられた転がり軸受装置1が完成する。
このような本実施形態に係る転がり軸受装置1、ハードディスクドライブ装置100および転がり軸受装置の製造方法によれば、第2転がり軸受20の内輪21の軸方向の端面がシャフト31に対してレーザ溶接されていることで、この部分を嫌気性接着剤を用いて接合した場合と比較してアウトガスの発生を抑制して、ガスの凝集によるヘッドスタックを防止するとともに、接合時間を短縮して生産性を向上することができる。また、接着剤を用いた場合のような温度変化による接着剤の剛性変動に起因する予圧変化を回避し、共振周波数およびトルクの安定化を図ることができる。
ここで、クロムおよび炭素が含有されている金属材料からなる部材に対してレーザ溶接を施すと、溶接部、すなわち、ウェルド周辺が650℃程度の高温に一定時間晒されることで、ウェルド周辺において炭素とクロムが結合して炭化クロムが析出し、その部分のクロム量が減少する。その結果、ウェルド周辺のクロム含有量が大凡10%wt未満になると、ウェルド周辺にさびが発生し易くなる。
例えば、比較例として、図6および図7に示すように、内輪21の表面にコーティングZを施さずにレーザ溶接したとすると、内輪21の表面にウェルドWを取り囲むようにウェルドW周辺にさびが発生することになる。
本実施形態においては、レーザ溶接する内輪21の表面に対して、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングZを施すことで、レーザ溶接後もウェルドW周辺(650℃程度)がコーティングZにより被覆される。したがって、コーティングZにより、ウェルドW周辺に空気が触れるのを阻止してさびが発生するのを防止することができる。
また、コーティングZにニッケルを主成分とする金属材料を採用することで、無電解Niメッキにより均一な膜厚でコーティングし、高い防錆効果を得ることができる。また、コーティングZが、2μm以上10μm以下の膜厚を有することで、より高い防錆効果を得るとともに、真円度の悪化を防止することができる。
例えば、コーティングZの膜厚を2μmよりも薄くすると、さびの発生率が上昇することとなる。また、コーティングZの膜厚を10μmよりも厚くすると、膜厚にばらつきが生じて真円度が悪化することがある。例えば、コーティングZの膜厚が厚すぎると、レーザ溶接に圧入を併用した場合に、第2転がり軸受20が変形してトルク異常の原因になることがある。
また、内輪21とシャフト31が圧入により嵌合されていることで、圧入により、内輪21とシャフト31とが隙間なく嵌合される。したがって、これら内輪21とシャフト31を隙間が無い状態でレーザ溶接でき、レーザ溶接による金属溶融部の硬化収縮により転がり軸受20が変形するのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る転がり軸受装置1、ハードディスクドライブ装置100および転がり軸受装置の製造方法によれば、第2転がり軸受20の内輪21の表面にコーティングZを施すとともに、シャフト31に対してこの内輪21をコーティングZの上からレーザ溶接することで、生産性の向上およびアウトガスの発生の低減を図るとともに、共振周波数変動やトルク変動の発生を防止しつつ、さびの発生を防止することができる。
また、さびの発生を防止することで、内輪21とシャフト31の接合強度を長期的に維持し、転がり軸受装置1の特性変化を長期にわたり抑制することができる。したがって、このような転がり軸受装置1を用いることで、ベースハウジング2に対してスイングアーム4を安定した共振周波数とトルクで揺動させるとともに、ハードディスクドライブ装置100の長寿命化に寄与することができる。
また、本実施形態に係る転がり軸受装置の製造方法によれば、このような転がり軸受装置1を簡易に製造することができる。
本実施形態は、以下のように変形することができる。
本実施形態においては、内輪21の表面の略全域にコーティングZを施すこととしたが、第1変形例としては、例えば、図8に示すように、内輪21における転動体25の転走面21bにはコーティングZを施さないこととしてもよい。
内輪21の転走面21bにもコーティングZを施すと、焼きつきやコーティングZの剥離等によりトルク異常が発生することがある。トルク異常が発生すると、転がり軸受装置をHDD(Hard Disk Drive)に用いた場合に、読み書きの失敗の原因となる。本変形例のようにすることで、転動体25の表面にまでコーティングZが及ぶのを防ぎ、焼きつきやコーティングZの剥離等によるトルク異常の発生を防止することができる。
本変形例のようにする場合は、例えば、内輪21の表面の全域にコーティングZを施した後に、転走面21bのコーティングZを取り除くこととすればよい。具体的には、内輪21の転走面21bを研磨する研磨工程よりも前の段階で内輪21の表面にコーティングZを施し、研磨工程により転走面21bのコーティングZを取り除くこととすればよい。
あるいは、内輪21の表面の全域にはコーティングZを施さずに、当初から、レーザ溶接する内輪21の軸方向の端面のみにコーティングZを施すこととしてもよい。この場合は、例えば、電解メッキにより、内輪21の軸方向の端面にのみをコーティングすることとすればよい。
また、内輪21の転走面21bにレジストを塗布してから、内輪21の表面にコーティングZを施し、その後、転走面21bに塗布されているレジストを除去することとしてもよい。このようにすることで、転走面21bのレジストを除去することによって、転走面21bに施されたコーティングも取り除くことができ、転走面21bにコーティングZが施されていない内輪21を簡易に形成することができる。これにより、内輪21の転走面21bにおいてコーティングを研磨で落とす必要がなく、転走面21bの研磨時にコーティング材料による砥石の目詰まりによって研磨不良が生じるのを防ぐことができる。
また、本実施形態においては、コーティングZにニッケルを主成分とする金属材料を採用することとしたが、第2変形例としては、コーティングZにクロムを主成分とする金属材料を採用することとしてもよい。
このようにすることで、コーティングZによる防錆効果に加え、レーザ溶接時に、コーティングZの材料に接した内輪21の素地にクロムを含浸させて、ウェルドW周辺におけるクロム量の減少を抑制することができる。これにより、より効果的にさびの発生を防止することができる。
また、本実施形態においては、各転がり軸受10,20が、外嵌部材を備えない構成を例示して説明したが、第3変形例としては、転がり軸受10,20の外輪13,23を嵌合する嵌合孔を有する略円筒形状のスリーブ(外嵌部材)を備えることとしてもよい。
この場合、スリーブの嵌合孔に対して、スペーサ部材を挟んで軸方向の一方に第1転がり軸受10が嵌合され、軸方向の他方に第2転がり軸受20が嵌合されることとすればよい。また、スリーブがスイングアーム4の軸受嵌合孔に嵌合されることとすればよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明を上記の一実施形態および変形例に適用したものに限定されることなく、これらの一実施形態および変形例を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよく、特に限定されるものではない。
また、例えば、上記一実施形態においては、第2転がり軸受20の内輪21とシャフト31のみをレーザ溶接により接合することとしたが、例えば、第2転がり軸受20の外輪23とスリーブ(外嵌部材)をレーザ溶接により接合することとしてもよいし、第1転がり軸受10の内輪11とシャフト31あるいは外輪13とスリーブをレーザ溶接により接合することとしてもよい。
その場合において、レーザ溶接する内輪11,21あるいは外輪13,23の少なくとも溶接部に予めコーティングZを施すこととすればよい。すなわち、少なくとも一方の転がり軸受10,20の内輪11,21および/または外輪13,23の少なくとも軸方向の端面にコーティングZを施し、コーティングZを施した内輪11,21および/または外輪13,23の軸方向の端面とこれに対応するシャフト31および/またはスリーブとをレーザ溶接することとすればよい。
例えば、第2転がり軸受20の外輪23にコーティングZを施し、これとスリーブとをレーザ溶接してもよいし、第1転がり軸受10の内輪11や外輪13にコーティングZを施し、コーティングZを施した内輪11や外輪13とこれに対応するシャフト31やスリーブとをレーザ溶接することとしてもよい。この場合において、上記第1変形例のように、内輪11や外輪13、23における転動体15,25の転走面にはコーティングZを施さないようにすることが好ましい。
1 転がり軸受装置
2 ベースハウジング(ベース部材)
4 スイングアーム
10 第1転がり軸受(転がり軸受)
11,21 内輪
13,23 外輪
15,25 転動体
20 第2転がり軸受(転がり軸受)
31 シャフト(軸部材)
100 ハードディスクドライブ装置
Z コーティング
S1 コーティング工程
S2 軸受組立工程
S3 嵌合工程
S4 レーザ溶接工程

Claims (12)

  1. クロムおよび炭素が含有されている金属材料からなり互いに同軸に配置された内輪および外輪と、これら内輪と外輪との間の円環状空間に周方向に間隔をあけて複数配置される転動体とを備え、軸方向に間隔をあけて配列される2つの転がり軸受と、
    該2つの転がり軸受の各前記内輪に嵌合される軸部材、および/または、各前記外輪を嵌合させる嵌合孔を有する外嵌部材とを備え、
    少なくとも一方の前記転がり軸受の前記内輪および/または前記外輪の少なくとも軸方向の端面に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングが施され、
    該コーティングが施された前記内輪および/または前記外輪の軸方向の端面が、対応する前記軸部材および/または前記外嵌部材に対してレーザ溶接されている転がり軸受装置。
  2. 前記内輪および前記外輪における前記転動体の転走面に前記コーティングが施されていない請求項1に記載の転がり軸受装置。
  3. 前記コーティングが、ニッケルを主成分とする金属材料からなる請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置。
  4. 前記コーティングが、クロムを主成分とする金属材料からなる請求項1または請求項2に記載の転がり軸受装置。
  5. 前記コーティングが2μm以上の膜厚を有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の転がり軸受装置。
  6. 前記コーティングが10μm以下の膜厚を有する請求項1から請求項5のいずれかに記載の転がり軸受装置。
  7. 前記コーティングが施された前記内輪と前記軸部材および/または前記外輪と前記外嵌部材が圧入により嵌合されている請求項1から請求項6のいずれかに記載の転がり軸受装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の転がり軸受装置と、
    該転がり軸受装置の前記転がり軸受により相対回転可能に支持されたベース部材およびスイングアームとを備えるハードディスクドライブ装置。
  9. 内輪および/または外輪の少なくとも軸方向の端面に、融点が650℃よりも高くかつレーザ溶接によって溶融可能な材料によりコーティングを施すコーティング工程と、
    前記内輪と前記外輪とを同軸上に互いに軸方向の位置を一致させて配置し、これら内輪と外輪の間の円環状空間に複数の転動体を配して転がり軸受を組み立てる軸受組立工程と、
    該軸受組立工程により組み立てられた2つの前記転がり軸受が軸方向に間隔をあけて同軸に配列されるように、各前記内輪に軸部材を嵌合させ、および/または、各前記外輪を外嵌部材の嵌合孔に嵌合させる嵌合工程と、
    前記コーティングが施された内輪および/または外輪の軸方向の端面と、該内輪に嵌合される前記軸部材および/または該外輪を嵌合させる前記外嵌部材の表面とが交差する部分をレーザ溶接するレーザ溶接工程とを含む転がり軸受装置の製造方法。
  10. 前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪の表面に前記コーティングを施した後、その内輪および/または外輪における転動体の転走面を研磨する請求項9に記載の転がり軸受装置の製造方法。
  11. 前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪の軸方向の端面に電解メッキにより前記コーティングを施す請求項9に記載の転がり軸受装置の製造方法。
  12. 前記コーティング工程が、前記内輪および/または前記外輪における転動体の転走面にレジストを塗布してから、その内輪および/または外輪の表面に前記コーティングを施した後、前記転走面のレジストを除去する請求項9に記載の転がり軸受装置の製造方法。
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