JP2014125287A - エレベーターのかご位置表示装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
かご位置表示が途中で抜ける現象を見えなくするために、かご位置情報を消去し、高速走行中と表示するが、かご位置に関する情報が無いため、エレベーターの乗客は、到着までの時間を予測できず不親切である。
【解決手段】
かご位置表示装置が受信したエレベーター情報のかご位置が途中で抜ける場合には、かご位置表示装置側で途中抜けた階を補完して表示する。
また、エレベーターの走行速度が高速で、かご位置を途中抜けなく表示しても、更新が早すぎて見づらくなる場合には、かご位置表示を消去して次に停止する階床を表示することで、エレベーター利用者に親切な情報を提供する。
【選択図】 図2
かご位置表示が途中で抜ける現象を見えなくするために、かご位置情報を消去し、高速走行中と表示するが、かご位置に関する情報が無いため、エレベーターの乗客は、到着までの時間を予測できず不親切である。
【解決手段】
かご位置表示装置が受信したエレベーター情報のかご位置が途中で抜ける場合には、かご位置表示装置側で途中抜けた階を補完して表示する。
また、エレベーターの走行速度が高速で、かご位置を途中抜けなく表示しても、更新が早すぎて見づらくなる場合には、かご位置表示を消去して次に停止する階床を表示することで、エレベーター利用者に親切な情報を提供する。
【選択図】 図2
Description
本発明はエレベーターかご内に設置するかご位置表示装置に係り、特にエレベーターの走行速度が高速の場合のかご位置の表示に関する。
従来、エレベーターのかご位置表示装置において、エレベーターの走行速度が高速で、かご位置表示が途中で抜ける現象が発生した場合のかご位置表示方法においては、特許文献1にあるように、かご位置表示を停止させて、高速走行を行っていることを示す表示に切換えることが記載されている。
また、特許文献2には、前記かご位置表示が途中で抜ける現象が発生する前に、かご位置の表示単位を1階床ではなく途中で抜ける階床を含めて複数階床を表示単位として同時に表示することが記載されている。
前述の従来技術において、かご位置表示が途中で抜ける現象を見えなくするために、かご位置情報を消去し、高速走行中と表示するが、かご位置に関する情報が無いため、エレベーターの乗客は、到着までの時間を予測できず不親切である。
また、かご位置情報が途中で抜ける場合に、かご位置を複数階同時に表示する方法を提供しているが、通常エレベーターのかご位置表示としては、見慣れない表示でありエレベーター利用者に解りづらい表示となっている。
本発明の目的は、かご位置表示装置において、かご位置が途中抜けるような表示を行わずエレベーター利用者に親切な情報を提供することである。
上記目的を達するために、かご位置表示装置が受信したエレベーター情報のかご位置が途中で抜ける場合には、かご位置表示装置側で途中抜けた階を補完して表示する。
また、エレベーターの走行速度が高速で、かご位置を途中抜けなく表示しても、更新が早すぎて見づらくなる場合には、かご位置表示を消去して次に停止する階床を表示することで、エレベーター利用者に親切な情報を提供する。
本発明によれば、かご位置表示装置において、かご位置が途中抜けるような表示を行わずエレベーター利用者に親切な情報を提供する。
以下、本発明の一実施例を図1〜図2を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例のエレベーター装置の全体構成図である。図1において、1はエレベーター制御装置、2は群管理制御装置、31〜33はエレベーター1〜3号機の号機制御装置である。41〜43は、1〜3号機のエレベーター乗りかごである。51〜53は行先階登録装置、61〜63はかご位置表示装置である。81、82は各階床乗場の各号機共通の乗場呼び釦、91〜96はそれぞれ1〜3号機の乗場に設けられサービスエレベータを案内するためのホールランタン(予約灯とも呼ぶ)である。
図1は、本発明の一実施例のエレベーター装置の全体構成図である。図1において、1はエレベーター制御装置、2は群管理制御装置、31〜33はエレベーター1〜3号機の号機制御装置である。41〜43は、1〜3号機のエレベーター乗りかごである。51〜53は行先階登録装置、61〜63はかご位置表示装置である。81、82は各階床乗場の各号機共通の乗場呼び釦、91〜96はそれぞれ1〜3号機の乗場に設けられサービスエレベータを案内するためのホールランタン(予約灯とも呼ぶ)である。
図1に示す実施例において、エレベーター機械室にあるエレベーター制御装置1は群管理制御装置2と複数の号機制御装置31〜33から構成されている。エレベーターの乗りかごについて、かご41を例に採って説明すれば、かご呼び釦51が設けられており、かご呼び釦51の信号は号機制御装置31へ入力される。各階の乗場、例えば1階乗場には乗場呼び釦81が設けられており、これらは群管理制御装置2から直接に信号の入力(又は出力)を行う。乗りかご41内に設置のかご位置表示装置61も群管理制御装置2から直接、信号を入力している。他の乗場案内装置であるホールランタン91と94は、号機制御装置31を介して群管理制御装置2との間で信号を入出力する構成としている。なお、同一階に車いす専用乗場呼びや台車利用乗場呼び、地下駐車場専用乗場呼びを設置する場合もある。
群管理制御装置2は、乗場呼び釦81、82からの信号、各号機制御装置31〜33から通信で送られてくるエレベーターの位置、方向、かご呼びの状況、かご内の混雑度信号などを考慮して新たに発生した乗場呼びに対して上記エレベーター中の1台のいずれかのかごに割当て、該当する号機制御装置31〜33に割当信号を送出する。号機制御装置31〜33はエレベーターの走行制御、戸開閉制御等の号機に独立した制御を行い群管理制御装置2へ出力する。また、群管理制御装置2からの割当信号によりホールランタン91〜93を制御し待ち客に対して案内を行う。
実施例は、かごが1階から上の階に上昇する際に、次第に上昇速度が増していく状態を前提としている。かごが上昇している間に途中の階で停止することは想定していない。実施例では、群管理制御装置2からのかご位置データをかごの中に設けられたかご位置表示装置61〜63が受け取って、かご位置表示装置61〜63が、かごの上昇中にかご位置を途中抜けなく表示する制御を行う。
かごの上昇速度に応じて、図2〜図4に示す手法でかご位置表示装置の制御を行う。かごの上昇速度が第1の速度よりも遅い場合は、図2の示す第1の手法(かご位置表示が途中で抜けた階を補間して表示する)でかご位置を表示する。上昇速度が第1の速度よりも速く第2の速度よりも遅い場合は、図3に示す第2手法(かご位置の変化率に基づいて途中で抜けた階を補間して表示する)でかご位置を表示する。上昇速度が第2の速度よりも速い場合は、かご位置の表示の変化が速すぎるので、図4に示す第3の手法(次に停止する階のみを表示する)でかご位置を表示する。上記のかごの上昇速度は、例えば、後述する図3における階床数変化率Δを、上記の第1、第2の速度と比較することができる。
また、図2〜図4の実施例では、かごが1階から途中階で停止することなく上昇する場合について説明するが、(1)途中の階でかごが停止し、その後再び上昇する場合は、本実施例における1階を停止階に置き換えれば、本実施例の処理がそのまま適用でき、(2)かごが例えば最上階から下降する場合は、本実施例における1階を下降開始の階(最上階)に置き換え、かご位置の表示のための処理では、階の加算処理を減算処理に置き換えれば、本実施例の処理がそのまま適用できる。更に、上記の(1)と(2)を組み合わせることで、かごが上昇や下降を繰り返す場合にも本実施例の処理をそのまま適用できる。
図2は、本発明の一実施例によるエレベーター乗りかご内のかご位置表示装置の表示例1を説明する図である。実際のかごの位置は、図2の破線の曲線で表わされ、かご位置データは、この曲線で表わされる位置の値の小数点以下を切り上げた値であり、図2の階段状のグラフで表わされる。
図2において、エレベーターは1階から上昇方向に加速しながら走行する例であり、一定周期n(秒)でエレベーター制御装置1から、かご位置表示装置61〜63に、かご位置データを送信するものとし、かご位置データは一定周期nごとに1→2→2→3→4→6→8と更新する。
前記かご位置データの更新にあわせて、前記かご位置表示装置61〜63に、そのまま表示した場合、61−1〜61−6に示すとおり、5階と7階の表示が抜けてしまう。
そこで本発明では、62−1〜62−4までは、前記エレベーター制御装置1から送信されるかご位置データには抜けが無いため、そのままかご位置表示するが、62−5にてかご位置データが4階から6階に階床の抜けが有るため、かご位置情報の送信周期nの半分の時間を5階と表示し、残りの半分の時間を6階と表示する。更に62−7にてかご位置データが6階から8階と階床抜けが有るため、前記同様に送信周期nの半分の時間を7階と表示し、残りの半分の時間を8階と表示する。
前記かご位置データの更新にあわせて、前記かご位置表示装置61〜63に、そのまま表示した場合、61−1〜61−6に示すとおり、5階と7階の表示が抜けてしまう。
そこで本発明では、62−1〜62−4までは、前記エレベーター制御装置1から送信されるかご位置データには抜けが無いため、そのままかご位置表示するが、62−5にてかご位置データが4階から6階に階床の抜けが有るため、かご位置情報の送信周期nの半分の時間を5階と表示し、残りの半分の時間を6階と表示する。更に62−7にてかご位置データが6階から8階と階床抜けが有るため、前記同様に送信周期nの半分の時間を7階と表示し、残りの半分の時間を8階と表示する。
図2の表示例1では、エレベーターの上昇速度が遅く、階床の抜けが少ないので、簡単な補間により抜けが生じた階を表示できる。
図3は、本発明の一実施例によるエレベーター乗りかご内のかご位置表示装置の表示例2を説明する図である。
図3において、エレベーターは1階から上昇方向に加速しながら走行する例であり、図2の場合と同様に、一定周期nでエレベーター制御装置1から、かご位置表示装置61〜63に、かご位置データを送信するものとし、かご位置データは一定周期nごとに1→2→2→3→4→6→8と更新する。
図3において、エレベーターは1階から上昇方向に加速しながら走行する例であり、図2の場合と同様に、一定周期nでエレベーター制御装置1から、かご位置表示装置61〜63に、かご位置データを送信するものとし、かご位置データは一定周期nごとに1→2→2→3→4→6→8と更新する。
前記かご位置データの更新周期(一定周期n)2回分で変化した階床数を算出する。この階床数は、かご上昇時のかごの位置の変化率に相当する。この更新周期が小さいと、かごが一定速度で上昇しているのか、加速度的に上昇しているのかが判別しにくくなり、逆に、更新周期を大きくすると、その間にかご位置の表示の途中抜けが多くなり、それを補うための表示制御が煩雑になる。従って、本実施例では、かご位置データの更新周期2回分で変化した階床数を算出する。
図3において、64−1にて変化階床数が1と算出する(変化階床数が1を検知する)と、64−1から、次に変化階床数が2に変わることを検知する64−2まで、Δ=階床変化/2周期=1/2=0.5の増加分で表示用かご位置を算出する。Δは単位周期当たりの階床数の変化である。図3における「▽」は、変化階床数が変化したことを検知した時点を表す。実際は、例えば、2階床変化は64−1bの時点から始まっているが、その変化は、更新周期2回分経過した64−2の時点で検知される。
即ち、図3の場合は、以下の手順でかごの位置の表示を行う。図5に処理フローを示す。図3の表示例2では、エレベーター制御装置1からのかご位置データに基づいて、前の周期における階床数の変化から、単位周期当たりの階数の変化を予測して表示する。
(1)一定周期nだけ時間をずらしながら、一定周期nの所定の整数(m)倍の階床変化検知間隔(例えば、2n)における変化階床数の変化の有無を検知する。
(1)一定周期nだけ時間をずらしながら、一定周期nの所定の整数(m)倍の階床変化検知間隔(例えば、2n)における変化階床数の変化の有無を検知する。
(1−1)変化階床数の変化が検知された場合、(2)を実行する。
(1−2)変化階床数の変化は検知されてない場合であって、かご位置が当該階を超えた場合、又は、一定周期nが経過した場合、(3)を実行する。
(1−3)それ以外は(1)に戻る。
(2)階床数変化率Δ=(変化階床数)/m(実数値)を求める。
(3)表示用かご位置を算出するための階数の予測値(実数値)に、Δを加算し、小数点以下を切り上げた値をかご位置表示とし、(1)に戻る。
(2)階床数変化率Δ=(変化階床数)/m(実数値)を求める。
(3)表示用かご位置を算出するための階数の予測値(実数値)に、Δを加算し、小数点以下を切り上げた値をかご位置表示とし、(1)に戻る。
例えば、図3では、64−1の時点から64−2の時点までの間において、
(1)64−1の時点から一定周期n経過の時点64−1bの間では、64−1の時点のかご位置表示「1」(63−1)にΔ(0.5)を加算した値1+Δ=1.5の小数部を切り上げて補正した「2」(63−2)をかご位置表示とし、
(2)64−1bの時点から次の一定周期n経過の時点64−1cの間では、64−1の時点のかご位置表示「1」にΔを2回加算した値1+2Δ=2の小数部を切り上げて補正した「2」(63−2)をかご位置表示とし、
(3)64−1cの時点から次の一定周期n経過の時点64−2の間では、64−1の時点のかご位置表示「1」にΔを3回加算した値1+3Δ=2.5の小数部を切り上げて補正した「3」(63−3)をかご位置表示とする。
(1)64−1の時点から一定周期n経過の時点64−1bの間では、64−1の時点のかご位置表示「1」(63−1)にΔ(0.5)を加算した値1+Δ=1.5の小数部を切り上げて補正した「2」(63−2)をかご位置表示とし、
(2)64−1bの時点から次の一定周期n経過の時点64−1cの間では、64−1の時点のかご位置表示「1」にΔを2回加算した値1+2Δ=2の小数部を切り上げて補正した「2」(63−2)をかご位置表示とし、
(3)64−1cの時点から次の一定周期n経過の時点64−2の間では、64−1の時点のかご位置表示「1」にΔを3回加算した値1+3Δ=2.5の小数部を切り上げて補正した「3」(63−3)をかご位置表示とする。
なお、64−1aと64−1bの間、及び62−1と64−1cの間の更新周期2回分では階床数が変化しておらず、変化階床数が0の区間であり、かご位置表示の更新には寄与しないため、図3ではこの区間の表示を割愛している。
次に、62−2の時点にて前記変化階床数が2に変化したことを検知すると、62−2の時点から、次に変化階床数が3に変わることを検知する64−3まで、Δ=階床変化/2周期=2/2=1.0の増加分で表示用かご位置を算出する。64−2の時点での小数部切り上げ前のかご位置表示である2.5に1.0を加算すると、64−3の時点では、小数部切り上げ前のかご位置表示は3.5となり、小数部を切り上げて補正した「4」(63−4)がかご位置表示となる。従って、64−2と64−3の間、即ち、かご位置が3階を超えた時点で、でかご位置表示を「3」から「4」に変更する。
次に、64−3にて前記変化階床数が3に変化したことを検知すると、64−3の時点から、次に変化階床数が4に変わることを検知する64−4まで、Δ=階床変化/2周期=3/2=1.5の増加分で算出表示用かご位置を算出する。64−3の時点で小数部切り上げ前のかご位置表示である3.5に1.5を加算すると、64−4の時点では、小数部切り上げ前のかご位置表示は5.0となり、小数部を切り上げて補正した「5」(63−5)がかご位置表示となる。従って、64−3と64−4の間、即ち、かご位置が4階を超えた時点で、でかご位置表示を「4」から「5」に変更する。
次に、64−4にて前記変化階床数が4に変化したことを検知すると、64−4の時点から、次に変化階床数が5(予測)に変わることを検知する64−5まで、Δ=階床変化/2周期=4/2=2.0の増加分で算出表示用かご位置を算出する。64−4の時点で小数部切り上げ前のかご位置表示である5.0に2.0を加算すると、64−5の時点では、小数部切り上げ前のかご位置表示は7.0となり、小数部を切り上げて補正した「7」(63−7)がかご位置表示となる。従って、64−4と64−5の間、即ち、かご位置が5階を超えた時点で、でかご位置表示を「5」から「6」に変更する。更に、かご位置が7階を超えた時点で、でかご位置表示を「7」から「8」に変更する。
図3における「+0.5、+0.5、+0.5、+1.0、+1.5、+2.0」は、各周期nにおける単位周期当たりの階床数の変化Δであり、「1、1.5、2、2.5、3.5、5、7」は、各時点における、小数部切り上げ前のかご位置表示の値である。
図3の表示例2では、エレベーターの上昇速度が速く、階床の抜けが多いが、エレベーターの乗客が目視で階の表示を確認できる速さの場合に、階数の変化を予測して抜けが生じた階を表示することができる。
図4は、本発明の一実施例によるエレベーター乗りかご内のかご位置表示装置の表示例3を説明する図である。
図4において、エレベーターは1階から上昇方向に加速しながら走行する例であり、一定周期nでエレベーター制御装置から、かご位置表示装置にかご位置データを送信するものとし、かご位置データは一定周期nごとに1→2→2→3→4→6→8と更新する。
前記かご位置データの更新にあわせて、前記かご位置表示装置に、そのまま表示した場合、61−1〜61−6に示すとおり、5階と7階の表示が抜けてしまう。
そこで本発明では、65−1〜65−4までは、前記エレベーター制御装置から送信されるかご位置データには抜けが無いため、そのままかご位置表示するが、65−5にてかご位置データが4階から6階に階床の抜けが有るため、65−5に示すようにエレベーターが次に停止する階床をエレベーターが停止するまで継続して表示する。
図4において、エレベーターは1階から上昇方向に加速しながら走行する例であり、一定周期nでエレベーター制御装置から、かご位置表示装置にかご位置データを送信するものとし、かご位置データは一定周期nごとに1→2→2→3→4→6→8と更新する。
前記かご位置データの更新にあわせて、前記かご位置表示装置に、そのまま表示した場合、61−1〜61−6に示すとおり、5階と7階の表示が抜けてしまう。
そこで本発明では、65−1〜65−4までは、前記エレベーター制御装置から送信されるかご位置データには抜けが無いため、そのままかご位置表示するが、65−5にてかご位置データが4階から6階に階床の抜けが有るため、65−5に示すようにエレベーターが次に停止する階床をエレベーターが停止するまで継続して表示する。
図4の表示例3では、エレベーターの上昇速度が非常に速く、階床の抜けが多く、エレベーターの乗客が目視で階の表示を確認できない速さの場合であっても、エレベーターが次に停止する階床を確認できる。
1:エレベーター制御装置、2:群管理制御装置、31〜33:号機制御装置、41〜43:1〜3号機乗りかご、51〜53:行先階登録装置、61〜63:かご位置表示装置、81、82:乗場呼び釦、91〜96:ホールランタン(予約灯)
Claims (7)
- 多階床間をサービスするエレベーターを制御するエレベーター制御装置に接続され、少なくとも1台の乗りかごのそれぞれに設けられた、前記エレベーター制御装置からエレベーターの運転情報を一定周期で受信して現在階床位置と運転方向とを案内するかご位置表示装置であって、前記かご位置表示装置は、
前記かごの上昇速度が第1の速度よりも遅い場合に、かご位置表示が途中で抜けた階を補間して表示する第1の表示制御手段、
前記かごの上昇速度が前記第1の速度よりも速く、第2の速度よりも遅い場合に、かご位置の変化率に基づいて途中で抜けた階を補間して表示する第2の表示制御手段、及び、
前記かごの上昇速度が前記第2の速度よりも速い場合は、次に停止する階のみを表示する第3の表示制御手段を有することを特徴とするエレベーターのかご位置表示装置。 - 前記第1の表示制御手段は、
前記エレベーター制御装置から伝送されるエレベーター情報の周期より、エレベーターの走行速度が高速で、現在階床位置の更新周期の方が早い場合に、かご位置情報が不連続で途中階に抜けが発生しても、抜けた階を一旦表示し、前記一定周期の半分の時間経過後、現在階床位置を表示することでかご位置を連続的に表示することを特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご位置表示装置。 - 前記第2の表示制御手段は、
前記エレベーター制御装置から伝送されるエレベーター情報から直接かご位置表示を更新せずに、特定期間に前記エレベーター情報のかご位置情報が何階床更新したかを抽出し、1階床更新するまでのかご位置更新時間を算出して、前記算出したかご位置更新時間により、表示するかご位置情報を更新することを特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご位置表示装置。 - 前記第3の表示制御手段は、
前記エレベーター制御装置から伝送されるエレベーター情報の周期より、エレベーターの走行速度が高速で、現在階床位置の更新周期の方が早い場合に、かご位置表示を行わず、次に停止する階を表示することを特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご位置表示装置。 - 多階床間をサービスするエレベーターを制御するエレベーター制御装置に接続され、少なくとも1台の乗りかごのそれぞれに設けられた、前記エレベーター制御装置からエレベーターの運転情報を一定周期で受信して現在階床位置と運転方向とを案内するかご位置表示装置におけるエレベーターのかご位置表示方法であって、
前記かごの上昇速度が第1の速度よりも遅い場合に、かご位置表示が途中で抜けた階を補間して表示する第1の表示制御処理、
前記かごの上昇速度が前記第1の速度よりも速く、第2の速度よりも遅い場合に、かご位置の変化率に基づいて途中で抜けた階を補間して表示する第2の表示制御処理、及び、
前記かごの上昇速度が前記第2の速度よりも速い場合は、次に停止する階のみを表示する第3の表示制御処理を実行することを特徴とするエレベーターのかご位置表示方法。 - 前記第2の表示制御処理は、
前記エレベーター制御装置から伝送されるエレベーター情報から直接かご位置表示を更新せずに、特定期間に前記エレベーター情報のかご位置情報が何階床更新したかを抽出し、1階床更新するまでのかご位置更新時間を算出して、前記算出したかご位置更新時間により、表示するかご位置情報を更新することを特徴とする請求項5記載のエレベーターのかご位置表示方法。 - 前記第2の表示制御処理は、
一定周期nだけ時間をずらしながら、一定周期nの所定の整数倍の階床変化検知間隔における変化階床数の変化の有無を検知する第1のステップ、
前記変化階床数の変化が検知された場合、前記変化階床数と前記整数との比に基づいて階床数変化率を算出する第2のステップ、
前記変化階床数の変化が検知されてない場合であって、かご位置が当該階を超えた場合、又は、一定周期nが経過した場合、及び前記第2のステップの後で、表示用かご位置を算出するための階数の予測値に、前記階床数変化率を加算し、小数点以下を切り上げた値をかご位置表示として、前記第1のステップに戻る第3のステップ、を実行し、
それ以外の場合、又は、前記第3のステップの後で、前記第1のステップに戻る、
ことを特徴とする請求項5記載のエレベーターのかご位置表示方法。
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