JP2001163539A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JP2001163539A
JP2001163539A JP35137699A JP35137699A JP2001163539A JP 2001163539 A JP2001163539 A JP 2001163539A JP 35137699 A JP35137699 A JP 35137699A JP 35137699 A JP35137699 A JP 35137699A JP 2001163539 A JP2001163539 A JP 2001163539A
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car
floor
control device
operation state
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JP35137699A
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Teruhiro Ozeki
彰宏 尾関
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かごの高速走行時でもかご位置が分かるよう
に表示装置に表示できるエレベータ制御装置を提供する
ことである。 【解決手段】 運行状態表示制御装置6は、かご位置検
出装置2で検出したかご位置および走行制御装置4で走
行制御されたかごの走行状態に基づいて、かご運行状態
の表示データを演算し、その表示データを表示装置5に
出力する。表示装置5は異なる表示形態を組み合わせて
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かご内または乗り
場にかご位置やかごの走行方向等のかご運行状態を表示
するための表示装置を備えたエレベータ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エレベータのかご運行状態の表示データ
は、通常、主制御盤より直列伝送線によってかご内や乗
り場の表示装置に伝送され、表示装置に表示されるよう
になっている。
【0003】表示装置での表示内容、例えばかご位置
は、エレベータの走行に応じて適宜更新されるべきもの
でリアルタイム性が要求される一方、使用される伝送線
は通常低速のものである。そこで、かご内や乗り場での
かご位置表示が不自然にならないようにする工夫が必要
である。
【0004】例えば、かご位置表示の更新をリアルタイ
ムで適切に行うために、各階床毎の位置表示用データ自
体は予めかごや乗り場の受信端末側に記憶しておき、か
ごの走行中には表示切換指令のみによって位置表示デー
タの切換をするものがある。また、エレベータ速度信号
からかご通過階の通過タイミングを予測して表示切換タ
イミングを調節するものもある。さらに、最新の受信デ
ータによって補間演算を表示装置側のマイコンで行い、
アナログ的に連続なデジタル表示切換を行えるようにし
たものもある。
【0005】階床位置の表示には、ドットインジケー
タ、7セグメントデジタル、16セグメントデジタル、
ドットマトリクス等があるが、高階床の場合には階床値
を数値で表示する7セグメントデジタル、16セグメン
トデジタル、ドットマトリクスが使用されている。これ
により、かご内や乗り場でのかご位置の表示データは不
自然になることなく正確に更新される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かご速度が6
00m/分を越えるようになると、かご位置表示の単位
時間当たりの変化が多いため、特に最下位桁は判別でき
なくなる。すなわち、高速走行時の表示内容が見づらく
なるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、かごの高速走行
時でもかご位置が分かるように表示装置に表示できるエ
レベータ制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
エレベータ制御装置は、かご位置を検出するかご位置検
出装置と、かご呼びまたは乗り場呼びに応答してかごの
走行を制御する走行制御装置と、前記かご位置検出装置
で検出したかご位置および前記走行制御装置で走行制御
されたかごの走行状態に基づいてかご運行状態の表示デ
ータを演算する運行状態表示制御装置と、かご内または
乗り場に設けられ前記運行状態表示制御装置で演算され
た表示データに基づきかご運行状態を異なる表示形態を
組み合わせて表示する表示装置とを備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項1の発明に係わるエレベータ制御装
置では、運行状態表示制御装置は、かご位置検出装置で
検出したかご位置および走行制御装置で走行制御された
かごの走行状態に基づいて、異なる表示形態を組み合わ
せる表示データを出力し、その表示データに基づき表示
装置が表示する。
【0010】請求項2の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、かご速度が所定速度を
超えたときは、かご位置を示す階床最下位桁をバー表示
すると共に、かごの走行方向に応じて前記バー表示をそ
の方向に変化させる表示データを出力することを特徴と
する。
【0011】請求項2の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、かご速度が所定速度
を超えたときは、かご位置を示す階床最下位桁をバー表
示し最下位桁の頻繁な表示更新を阻止し、そのバー表示
をかごの走行方向に応じてその方向に変化させて走行方
向を表示する。
【0012】請求項3の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、かご速度に応じてかご
位置の階床表示の切換階床間隔を変更する表示データを
出力することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、かご速度に応じてかご
位置の階床表示の切換階床間隔を変更する。例えば、か
ご速度が遅いときは1階床ごとに表示更新し、かご速度
が速くなってくると2階床感覚で表示更新し、さらに3
階床ごとに表示更新する。
【0014】請求項4の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、全階床をレベルメータ
ーで表示し、前記レベルメーター上で停止予定階の相当
箇所を点灯させると共に、かごの走行方向に対して現在
のかご位置階の相当箇所以前の範囲を点灯させる表示デ
ータを出力することを特徴とする。
【0015】請求項4の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、レベルメーター上で
停止予定階の相当箇所を点灯させると共に、かごの走行
方向に対して現在のかご位置階の相当箇所以前の範囲を
点灯させる。これにより、かご位置の相対位置が把握で
きる。
【0016】請求項5の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、ドットマトリクス表示
により次停止予定階を数値で表示し、かごの走行中は前
記数値の背景に出発階から次停止予定階までの走行部分
を相対的に点灯表示させ、かごの停止時には数値の背景
を反転表示する表示データを出力することを特徴とす
る。
【0017】請求項5の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、次停止予定階を数値
で表示し、かごの走行中はその数値の背景に出発階から
次停止予定階までの走行部分を相対的に点灯表示させ
る。そして、かごの停止時には数値の背景を反転表示す
る。これにより次停止予定階が把握でき次停止予定階ま
での相対的な位置を把握できる。
【0018】請求項6の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、かご位置の階床を数値
表示するにあたり、最下位桁以外の表示は数値表示と
し、その数値の最下位桁の表示は9セグメントのレベル
メーターで表示する表示データを出力することを特徴と
する。
【0019】請求項6の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、かご位置の階床を数
値表示するにあたり、最下位桁以外の表示は数値表示と
し、その数値の最下位桁の表示は9セグメントのレベル
メーターで表示する。これにより、最下位桁の頻繁な数
値の表示更新を阻止し、最下位桁のかご位置はレベルメ
ーターで表示する。
【0020】請求項7の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、所定数のかごの停止予
定階リストを表示し、かごが停止したら表示内容をシフ
トさせる表示データを出力することを特徴とする。
【0021】請求項7の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、所定数のかごの停止
予定階リストを表示し、かごが次停止予定階で停止した
ら次次停止予定階を次停止予定階にシフトさせる。
【0022】請求項8の発明に係わるエレベータ制御装
置は、請求項1の発明において、前記運行状態表示制御
装置は、前記表示装置に対して、全階床をレベルメータ
ーで表示し、かごの走行方向に対して現在のかご位置階
の相当箇所以前の範囲を点灯させると共に、次停止予定
階を数値で表示する表示データを出力することを特徴と
する。
【0023】請求項8の発明に係わるエレベータ制御装
置では、請求項1の発明において、全階床をレベルメー
ターで表示し、かごの走行方向に対して現在のかご位置
階の相当箇所以前の範囲を点灯させると共に、次停止予
定階を数値で表示する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の発明の実施の形態に係わるエレ
ベータ制御装置のブロック構成図である。
【0025】巻上機に連結されたパルスジェネレータ1
はエレベータのかごの走行に同期してパルス信号を発生
し、このパルスジェネレータ1からのパルス信号はかご
位置検出装置2に入力される。このかご位置検出装置2
は昇降路及びかごに近接スイッチを設けて構成してもよ
い。かご位置検出装置2はパルス信号に基づいてかご位
置を定期的に検出し記憶装置3に記憶する。
【0026】一方、走行制御装置4は、エレベータの走
行を制御する中心的な装置であり、記憶装置3に登録さ
れているかご呼びまたは乗り場呼びに応答してかごの走
行を制御し、エレベータの走行状態に関するデータを記
憶装置3に格納する。
【0027】また、運行状態表示制御装置6は、かご位
置検出装置2で検出したかご位置および走行制御装置4
で走行制御されたかごの走行状態に基づいて、かご運行
状態の表示データを演算し、その表示データを表示装置
5に表示する。表示装置5は、かご内または乗り場に設
けられ、運行状態表示制御装置6で演算された表示デー
タに基づき、例えばかご階床位置やかごの走行方向など
のかご運行状態を異なる表示形態を組み合わせて表示す
る。
【0028】図2は、本発明の第1の実施の形態による
運行状態表示制御装置6による表示出力の内容の説明図
である。運行状態表示制御装置6では、演算した表示デ
ータを表示装置5に出力する。この場合、図2に示すよ
うに、かごの停止時あるいはかごの低速走行時には、か
ご階床位置をそのままの数値で表示する低速時表示A1
とする。図2では52階であることを示している。一
方、かごの高速走行時には高速時表示A2とする。つま
り、かご位置を示す階床最下位桁をバー表示とする。か
ご速度が低速域であるか高速域であるかは予め定めた所
定速度を超えたか否かで判断する。所定速度は例えば6
00m/分とする。
【0029】また、かご速度が所定速度を超え高速走行
であると判断したときには、最下位桁の表示をバー表示
とするが、図3に示すように、その高速走行時にはバー
表示を、かごの走行方向に応じてその方向に変化させ
る。つまり、上、中、下のセグメントを順次点灯させる
ようにする。点灯順番によって走行方向を表現する。
【0030】このように、第1の実施の形態では、かご
速度が所定速度を超えたときに、かご位置階床の最下位
桁の表示を切り替えるので、最下位桁の数値が頻繁に表
示更新されることがなく、また、高速走行中に最下位桁
部分でかごの進行方向を表示するので、かごが高速走行
中であっても見やすい表示を実現できる。
【0031】次に、図4は本発明の第2の実施の形態に
よる運行状態表示制御装置6の演算内容を示すフローチ
ャートである。この第2の実施の形態は、かご速度に応
じてかご位置の階床表示(数値表示)の切換階床間隔を
変更する表示データを出力するようにしたものである。
【0032】すなわち、かご速度が第1の所定速度(例
えば300m/分)以上の速度であるか否かを判断し
(S1)、第1の所定速度未満のときは各階床毎に表示
更新を行う(S3)。つまり、通常の数値表示による更
新表示とする。
【0033】一方、第1の所定速度以上であるときは、
さらに第2の所定速度(例えば600m/分)以上の速
度であるか否かを判断し(S3)、第2の所定速度未満
のときは1階床飛ばして表示更新を行う(S4)。例え
ば、2、4、6…と1階床飛ばしとする。また、第2の
所定速度以上のときは、かご階床位置の表示を2階床分
飛ばしで表示更新する。例えば、2、5、8…と2階床
飛ばしとする。
【0034】このように、第2の実施の形態では、かご
速度に応じてかご位置階床表示の切換階床間隔を変更す
るので、最下位桁の数値の更新が頻繁になることを防ぐ
ことができる。つまり、かごの高速走行時でも表示更新
頻度が緩慢になり、見やすい表示となる。
【0035】図5は、本発明の第3の実施の形態による
運行状態表示制御装置6の表示出力の内容の説明図であ
る。この第3の実施の形態は、全階床をレベルメーター
M1で表示し、そのレベルメーターM1上で停止予定階
の相当箇所S1、S2、S3、S4を点灯させると共
に、かごの走行方向に対して現在のかご位置階の相当箇
所以前の範囲を点灯させる表示データを出力するように
したものである。
【0036】図5において、全階床の範囲が100階で
あり、100の分解能をもつレベルメーターM1を示し
ている。図5では停止予定階相当箇所がS1〜S4の4
カ所あることがわかる。また、1階から20階までが点
灯しており、これはエレベータが上方向に走行し、現在
20階にいることを示している。
【0037】このように、第3の実施の形態では、建物
全体の階床範囲を階床数分またはそれ以上の分解能をも
ち、2色以上の区別が可能なレベルメーターM1を設け
る。そして、レベルメーターM1の範囲のうち停止予定
階相当箇所S1〜S4を特定色で点灯させると共に、走
行方向に対してかご位置階相当箇所S以前の範囲を別の
色で点灯させてかご位置を表示する。これによって、建
物全体に対して、かご位置と停止予定階との相対的な位
置関係が把握しやすくなる。
【0038】図6は、本発明の第4の実施の形態による
運行状態表示制御装置6の表示出力の内容の説明図であ
る。この第4の実施の形態は、ドットマトリクス表示に
より次停止予定階を数値で表示し、かごの走行中はその
数値の背景に出発階から次停止予定階までの走行部分を
相対的に点灯表示させ、かごの停止時には数値の背景を
反転表示する表示データを出力するようにしたものであ
る。
【0039】図6において、次停止予定階が20階であ
る場合を示しており、図6中のうえから順番に、走行
中、停止直前、停止の場合の表示例を示している。走行
中において、20の数値は、ある階から出発して20階
に向かっていることを示している。そして数値20の背
景は10段階表示のレベルメーターが表示されており、
図6では、エレベータのかご位置が走行行程のおおよそ
半分の位置まで走行してきたことを示している。
【0040】そして、停止直前には、10段階表示のレ
ベルメーターはフルスケールとなる。つまり、出発時か
ら停止時にかけてレベルメーターの10段階を相対的に
点灯させていき、停止直前でフルスケールとなり停止時
に、フルスケールとなったレベルメーターの表示色を反
転させる。
【0041】このように、第4の実施の形態では、ドッ
トマトリクス表示器に次停止予定階を数値で表示し、ド
ットマトリクスの深さ方向のドットをレベルメーターに
見立て、出発階から次停止予定階までの走行部分を相対
的に点灯表示させる。そして、かごの停止時に出力同士
を反転表示とする。これによって、高速走行時であって
もエレベータの進行状況がドットマトリクス表示器上に
相対的に表現されるので見易くなる。
【0042】図7は、本発明の第5の実施の形態による
運行状態表示制御装置6の表示出力の内容の説明図であ
る。この第5の実施の形態は、かご位置の階床を数値表
示するにあたり、最下位桁以外の表示は数値表示とし、
その数値の最下位桁の表示は9セグメントのレベルメー
ターM2で表示する表示データを出力するようにしたも
のである。
【0043】図7において、表示装置5は、方向表示灯
7と百の位セグメント8と十の位セグメント9と一の位
を表示するための9セグメントレベルメーターM2を有
している。図7では、方向表示灯7には上向きの矢印が
点灯しており、百の位セグメント8には0が表示され、
十の位セグメント9には2が表示され、さらに一の位の
9セグメントレベルメーターM2には3が表示されてい
るものを示している。
【0044】つまり、エレベータのかごが上方向で、か
ご位置階が23階であることを示している。一の位の9
セグメントレベルメーターM2は、上方向に走行時は下
から上に向かって順次点灯し、下方向に走行時は上から
下に向かって順次消灯していく。
【0045】このように、第5の実施の形態では、最下
位桁表示用に9セグメントレベルメーターMを設けて表
示するようにし、高速走行時でも見易く、かご位置階を
正しく表現することができる。
【0046】図8は、本発明の第6の実施の形態による
運行状態表示制御装置6の表示出力の内容の説明図であ
る。この第6の実施の形態は、所定数のかごの停止予定
階リスト10を表示し、停止予定階リスト10の該当す
る停止予定階Sにかごが停止したら、その停止した階床
を消去し表示内容をシフトさせる表示データを出力する
ようにしたものである。
【0047】図8において、5つの停止予定階S1〜S
5があり、それらを左から順に表示させている。すなわ
ち、次停止予定階S1は「15」階であり、次々停止予
定階S2は「18」階であり、以下、第3位停止予定階
S3は「22」階、第4位停止予定階S4は「25」
階、第5位停止予定階S5「30」階である場合を示し
ている。そして、かごが次停止予定階S1に停止した
ら、S1の15を消去して18とし、S2の18を22
とし、以下、表示内容を左へひとつずつシフトさせる。
【0048】このように、第6の実施の形態では、ある
範囲までの停止予定階リスト10に所定数(例えば5階
床分)の停止予定階S1〜S5を表示させ、かごが最寄
りの停止予定階S1に停止したら表示内容をシフトさせ
る。これにより高階床の建物であっても、停止階の登録
状況の把握が容易となる。
【0049】図9は、本発明の第7の実施の形態による
運行状態表示制御装置6の表示出力の内容の説明図であ
る。この第7の実施の形態は、全階床をレベルメーター
M3で表示し、かごの走行方向に対して現在のかご位置
階の相当箇所以前の範囲を点灯させると共に、次停止予
定階を数値で表示する表示データを出力するようにした
ものである。また、かご速度も合わせて表示するように
している。
【0050】図9において、建物全体を模式的に表現し
た階床表示レベルメーターM3と円形の次停止予定階S
1の表示部分を囲むように円周上に配したかご速度表示
用の速度レベルメータSMからなる。
【0051】階床表示レベルメーターM3の右側にある
数値は階床値を表しており、ここでは1階から100階
まであることがわかる。速度レベルメーターSMに沿っ
て配置された数値はかごの速度値を表しており、ここで
は1000m/分まであることがわかる。図9では、次
停止予定階S1が51階で、エレベータが25階付近を
上方向に向かって400m/分で走行中である状態を表
している。
【0052】このように、第7の実施の形態では、建物
全体の階床範囲を階床数分以上の分解能をもち、2色以
上の区別が可能なレベルメーターM3と、次停止予定階
S1の表示を行う表示部分を囲むように配したかご速度
表示用のレベルメーターSMとを有るので、停止予定階
S1やかご速度とともに、建物全体に対するかごの相対
的な位置が容易に把握できるようになる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
異なる表示形態を組み合わせて表示するようにしたの
で、かごの高速走行中でもかご位置の階床を見え易く表
示できる。すなわち、高速走行時でも表示更新の頻度を
抑制して見え易い表示とする共に、建物全体に対して、
かご位置と停止予定階との相対的な位置関係が把握し易
く表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるエレベータ制御装
置のブロック構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態による運行状態表示
制御装置での最下位セグメントの表示の説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容を示すフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【図6】本発明の第4の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【図7】本発明の第5の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【図8】本発明の第6の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【図9】本発明の第7の実施の形態による運行状態表示
制御装置の表示出力の内容の説明図。
【符号の説明】
1 パルスジエネレータ 2 かご位置検出装置 3
記憶装置 4 走行制御装置 5 表示装置 6 運行
状態表示制御装置 7 方向表示灯 8 百の位セグメ
ント 9 十の位セグメント 10 停止予定階リスト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご位置を検出するかご位置検出装置
    と、かご呼びまたは乗り場呼びに応答してかごの走行を
    制御する走行制御装置と、前記かご位置検出装置で検出
    したかご位置および前記走行制御装置で走行制御された
    かごの走行状態に基づいてかご運行状態の表示データを
    演算する運行状態表示制御装置と、かご内または乗り場
    に設けられ前記運行状態表示制御装置で演算された表示
    データに基づきかご運行状態を異なる表示形態を組み合
    わせて表示する表示装置とを備えたことを特徴とするエ
    レベータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、かご速度が所定速度を超えたときは、か
    ご位置を示す階床最下位桁をバー表示すると共に、かご
    の走行方向に応じて前記バー表示をその方向に変化させ
    る表示データを出力することを特徴とする請求項1記載
    のエレベータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、かご速度に応じてかご位置の階床表示の
    切換階床間隔を変更する表示データを出力することを特
    徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、全階床をレベルメーターで表示し、前記
    レベルメーター上で停止予定階の相当箇所を点灯させる
    と共に、かごの走行方向に対して現在のかご位置階の相
    当箇所以前の範囲を点灯させる表示データを出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、ドットマトリクス表示により次停止予定
    階を数値で表示し、かごの走行中は前記数値の背景に出
    発階から次停止予定階までの走行部分を相対的に点灯表
    示させ、かごの停止時には数値の背景を反転表示する表
    示データを出力することを特徴とする請求項1記載のエ
    レベータ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、かご位置の階床を数値表示するにあた
    り、最下位桁以外の表示は数値表示とし、その数値の最
    下位桁の表示は9セグメントのレベルメーターで表示す
    る表示データを出力することを特徴とする請求項1記載
    のエレベータ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、所定数のかごの停止予定階リストを表示
    し、かごが停止したら表示内容をシフトさせる表示デー
    タを出力することを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記運行状態表示制御装置は、前記表示
    装置に対して、全階床をレベルメーターで表示し、かご
    の走行方向に対して現在のかご位置階の相当箇所以前の
    範囲を点灯させると共に、次停止予定階を数値で表示す
    る表示データを出力することを特徴とする請求項1記載
    のエレベータ制御装置。
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