JP2014125251A - 吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム及びその製造方法並びにパッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】廃棄物量が少なくすることができるように改良された吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム1は、単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げるものであり、吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部2を有する、上記筒の径を規定するための天キャップ3と、天キャップ2の周縁に固定され、被覆すべき物品を天キャップ3とともに被覆固定するための筒状の熱収縮性フィルム4と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム1は、単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げるものであり、吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部2を有する、上記筒の径を規定するための天キャップ3と、天キャップ2の周縁に固定され、被覆すべき物品を天キャップ3とともに被覆固定するための筒状の熱収縮性フィルム4と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は一般に吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムに関するものであり、より特定的には、単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げることができる吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムに関する。この発明は、また、そのような吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムの製造方法に関する。この発明は、さらにそのような吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムを用いた包装されたパッケージに関する。
物品を販売等するに当たり、それらを包装した状態で陳列,展示する場合が多い。よく用いられるブリスターパック(Blister pack)は、片面を比較的堅い材質の板状のものを使う薬の包装や厚紙を台紙とし商品名などを印刷し、商品を板状のプラスチックをバキュームフォームなどで成型し囲み込み台紙に接着した、またはスライド式着脱可能な包装のことをいう。通常、透明なパッケージとして、中身の商品を見せたい場合に多く使用される。瓶詰めや箱詰め包装より製造コストは少ないとされ、購入者は商品を見て選べるなど利点がある。店頭の陳列も棒状のバーをパック上部の穴に通し複数重ねて前後方向に並べられる事が多い。
これら物品を包装するパックは一般に物品のデザイン,形状にあわせてそれぞれ形成している場合が多く、商品の種類が多い場合などには対応する種類のパックを用意しなければならず、その分コスト高となる。
そのような問題点を解決するために、基台上に、上部に吊下部を有する表示板を嵌合起立させ、また、基台上に起立させた物品を、基台及び表示板下部とともに熱収縮フィルムにより被覆固定できる外装具が提案されている。(特許文献1、要約及び表紙図)。
しかしながら、特許文献1の開示技術は、基台上に起立させた物品を、基台及び表示板下部とともに熱収縮フィルムにより被覆固定するものであり、基台を必須とするものである。基台は、製品を開封した後は、ゴミとなるものであり、廃棄物量が多くなるという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、廃棄物量が少なくすることができるように改良された吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムを提供することを目的とする。
この発明の他の目的は、そのような吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムの製造方法を提供することにある。
この発明のさらなる他の目的は、そのような吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムを装着した商品パッケージを提供することにある。
この発明は、単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げる吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムであって、吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部を有する、上記筒の径を規定するための平板状の天キャップと、上記天キャップの周縁に固定され、被覆すべき物品を上記天キャップとともに被覆固定するための筒状の熱収縮性フィルムと、を備えた吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムに係る。
本発明の熱収縮性筒状フィルムとしては特に限定するものではなく、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等によりなる単層又は多層のフィルムが例示できる。
より好ましくは、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂のいずれかの樹脂によりなるフィルムである。
なお該フィルムには紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤、滑剤、静電気防止剤、抗菌剤、安定剤等、各種公知の添加剤や異なる樹脂等を合目的的に添加してもよい。
ポリスチレン系樹脂とは、ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン、グラフトタイプ耐衝撃性ポリスチレン、スチレン−共役ジエンブロックコポリマー、スチレン−共役ジエンブロックエラストマー等、スチレンを構成要素の一つとする樹脂全般をいう。
ポリスチレンとは、スチレンやα−メチルスチレン、p−メチルスチレン等のスチレン誘導体からなる単独重合体、相互共重合体はもとより、スチレンやスチレン誘導体と共重合可能な単量体、例えばアクリル酸、メタクリル酸、それらの金属塩(例えば、Na、K、Li、Mg、Ca、Zn、Fe等の金属塩)、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の脂肪族不飽和カルボン酸やその誘導体との共重合体も含む。
また、耐衝撃性ポリスチレンとは、ポリスチレンと、例えばポリブタジエンやポリイソプレン等の合成ゴムとの混合物、あるいは、ポリブタジエン、ポリイソプレン等の合成ゴムにポリスチレンをグラフト重合させたものをいう。
また、グラフトタイプ耐衝撃性ポリスチレンとは、ポリスチレンからなる連続相に、ポリスチレンを内部に包含し、且つ、ポリスチレンがポリブタジエン等ゴム成分にグラフトしたゴム状重合体からなる粒子が分散する構造を基本としたものをいう。
また、スチレン−共役ジエンブロックコポリマーとは、スチレンブロックと、ブタジエン、イソプレン等の共役ジエンのブロック及び/又はスチレンと共役ジエンとのランダムブロックとを含み、スチレン含有量51〜99質量%、共役ジエン含有量49〜1質量%のコポリマーをいう。なお、スチレン−ブタジエンブロックコポリマーに他の成分を含めた3元、4元コポリマーも本発明の中に入る。他の成分としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、それらの金属塩(例えば、Na、K、Li、Mg、Ca、Zn、Fe等の金属塩)、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の脂肪族カルボン酸やその誘導体が例示できる。
さらには共役ジエンに基づく二重結合残基の一部を水添したものも例示できる。
また、スチレン−共役ジエンブロックエラストマーとは、スチレンブロックと、ブタジエン、イソプレン等の共役ジエンのブロック及び/又はスチレンと共役ジエンとのランダムブロックとを含み、スチレン含有量1〜50質量%、共役ジエン含有量99〜50質量%のエラストマーをいう。
ポリスチレン系樹脂は1種類であってもよいし、2種類以上の混合物としてもよい。
ポリエステル系樹脂としては、好ましくは一般に共重合ポリエステル樹脂と呼ばれる樹脂が挙げられる。共重合ポリエステル樹脂を構成する酸成分としては公知のものでよく、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等のナフタレンジカルボン酸類、4,4’−ジカルボン酸ジフェニール等のジカルボキシビフェニール類、5−t−ブチルイソフタル酸等の置換フタル酸類、2,2,6,6−テトラメチルビフェニル−4,4’−ジカルボン酸等の置換ジカルボキシルビフェニル類、1,1,3−トリメチル−3−フェニルインデン−4,5−ジカルボン酸及びその置換体、1,2−ジフェノキシエタン−4,4’−ジカルボン酸及びその置換体等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ピメル酸、ウンデカン酸、ドデカンジカルボン酸、ブラシリン酸、テトラデカンジカルボン酸、タブシン酸、ノナデカンジカルボン酸、ドコリンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸及びその置換体、4,4’−ジカルボキシシクロヘキサン等の脂環族ジカルボン酸及びその置換体等が挙げられる。そしてジオール成分としては公知のものでよく、例えば、エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−n−ブチル−1,3−プロパンジオール等の脂肪族ジオール類、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族ジオール類、2,2−ビス(4’−β−ヒドロキシエトキシジフェニル)プロパン、ビス(4’−β−ヒドロキシエトキシフェニル)スルホン等のビスフェノール系化合物のエチレンオキサイド付加物、キシリレングリコール等の芳香族系のジオール類、あるいはジエチレングリコール等が挙げられる。
共重合ポリエステル樹脂は1種類でもよいし、2種類以上の混合物としてもよい。また、 ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂等を含むものであってもよい。
ポリオレフィン系樹脂としては、好ましくは、エチレン又はプロピレンを主成分とし、それらと共重合可能な他の単量体(オレフィン、ビニル化合物等)とのランダム共重合体、或いは環状オレフィンを含む重合体が挙げられる。
環状オレフィンを含む重合体としては、例えば、(a)エチレンまたはプロピレンと環状オレフィン(例えばノルボルネン及びその誘導体やテトラシクロドデセン及びその誘導体など)とのランダム共重合体、(b)該環状オレフィンの開環重合体またはα−オレフィンとの共重合体、(c)上記(b)の重合体の水素添加物、(d)不飽和カルボン酸及びその誘導体等による上記(a)〜(c)のグラフト変性物などが挙げられる。
ポリオレフィン系樹脂は1種類であってもよいし、2種類以上の混合物としてもよい。
上記天キャップは紙又はプラスチックで形成されるのが好ましい。
この発明の他の局面に従う方法は、単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げる筒になった熱収縮性フィルムの製造方法に係り、吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部を有する、上記筒の径を規定するための天キャップを金型の上に載せる工程と、上記金型及び上記天キャップに筒状の熱収縮性フィルムを被せて、該熱収縮性フィルムを上記金型上で熱収縮させることにより、上記天キャップの周縁のコーナを包み込むように被覆した筒状の熱収縮性フィルムを得るプリフォーム成形工程と、上記金型をプリフォーム成形したフィルムから取り外す工程と、を備える。
本発明の他の局面に従うパッケージは、上述の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムと、単品又は互いに関連のある2以上の複数の物品を備え、上記熱収縮性フィルムの筒状部内に上記単品又は上記複数の物品を収納し、該熱収縮性フィルムを熱収縮させて、上記天キャップとともに上記複数の物品を固定してなる。
本発明によって得られるパッケージは、上述の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムと、単品又は互いに関連のある2以上の複数の物品を備え、上記熱収縮性フィルムの筒状部内に単品又は上記複数の物品を収納し、該熱収縮性フィルムを熱収縮させて、上記天キャップとともに上記単品又は上記複数の物品を固定してなる。したがって、物品をそのまま固定するので、物品を起立させる基台などが不要となり、廃棄物量が激減する。
廃棄物量が少なくすることができるように改良された商品パッケージを得るという目的を、吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムの筒状部内に、単品又は互いに関連のある2以上の複数の物品を収納し、熱収縮させることによって実現した。以下、本発明の実施例を、図を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る、プリフォーム後の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムの斜視図である。吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム1は、吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部2を有する平板状の天キャップ3を備える。天キャップ3は、上記筒の径を規定する。筒状の熱収縮性フィルム4が、天キャップ2の周縁のコーナを包み込むように被覆して、天キャップ2に固定されている。
筒状の熱収縮性フィルム4の製造は、次のようにして行なわれる。まずTダイからの溶融押出法によって上記樹脂をフィルム状に押し出す。そしてこれを所定温度(樹脂の種類によって異なる)の下で、テンターを使って主として横方向に延伸する。そして弛緩させながら熱固定(アニール)し、冷却して巻き取る。ここで横方向(TD方向)の延伸倍率は、一般には3〜10倍、好ましくは3〜7倍である。縦方向(MD方向)には延伸しなくてもよく、場合によっては1.8倍程度以下の延伸があっても良い。尚、多層の該フィルムの場合は、複数の押出機に繋がれてなる1台のマルチTダイから同時に溶融押出しを行ない、同様に延伸、熱固定を行なう。そして、上記得たフィルムに所望する絵柄で、内面又は外面となる部分に印刷を行ない原反フィルムを得る。尚、この印刷に先行して、印刷性良化のための表面処理(例えばコロナ放電処理)を行なってもよい。中でもポリオレフィン系樹脂による場合は、これを行なうのが望ましい。原反フィルムの例えば左端部に溶剤が供給され、溶剤が塗布された上記左端部に右端部が重ね合わされて、シールされ、チューブが形成される。
天キャップ3は紙又はプラスチックで形成される。天キャップ3は、プリフォーム後の熱収縮性筒状フィルムの筒の径を規定するためのものであり、上記実施例では、平板形状を例示したが、筒の径を規定できるものなら、ドーム状であってもよいし、その他どのような形状であってもよい。筒の径は、筒の中に収容する物品の嵩高さ、収容する物品の形状及び個数によって適宜変えられる。
次に熱収縮性フィルムのプリフォームを成形する方法について説明する。図2(A)を参照して、吊り下げ部2の付いた天キャップ3と金型6を準備する。金型6は、天キャップ3とともに、筒の径を規定するためのものである。金型6は、ベルトコンベヤに乗って流れてくる。以下、ベルトコンベヤ上の流れ作業となる。図2(B)を参照して、金型6の上に、吊り下げ部2の付いた天キャップ3を載せる。図2(C)を参照して、金型6及び天キャップ3に、筒状の熱収縮性フィルム4を被せる。熱収縮性フィルム4の高さは、金型6の高さと天キャップ3の厚みを加えたものよりも大きくする。図2(D)を参照して、感熱トンネルに通して、金型上で熱収縮性フィルム4を熱収縮させる。この熱収縮のより、天キャップ3の周縁のコーナを包み込むように被覆した、プリフォーム成形された筒状の熱収縮性フィルム4が得られる。プリフォーム成形工程の後、図2(E)を参照して、金型6を取り外すと、吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム1が得られる。
図3は使用方法を説明する図である。販売するに当たり、髭剃り器とシェーブクリームなどのように、互いに関連のある2以上の複数の物品5a、5bを、熱収縮性フィルム4の筒状部内に収納する。より詳しく説明すると、物品5a,5bに本発明の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム1を被せることによって、熱収縮性フィルム4の筒状部内に物品5a,5bが収納される。次に、感熱トンネル(図示せず)を通過させて、該熱収縮性フィルム4を熱収縮させる。すると、図4に示すような天キャップ3とともに複数の物品5a、5bを固定してなる、製品パッケージ7が得られる。製品パッケージ7は、吊り下げ部2の穴を利用して、吊り下げられて、店頭で陳列される。本発明によれば、互いに関連し合う物品をそのまま固定するので、物品を起立させる基台などが不要となり、廃棄物量が激減する。
複数の物品5a、5bとして、髭剃り器とシェーブクリームを例示したが、これらに限られず、玩具、文房具、雑貨、衣類、その他装着が可能であれば特に限定されない。
また、上記実施例では、複数の関連商品をまとめてパックする吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムを例示したが、この発明はこれに限られるものでなく、単品をパックして、吊り下げる吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムであってもよい。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フイルによれば、物品をそのまま固定するので、物品を起立させる基台などが不要となり、廃棄物量が激減する。
1 吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム
2 吊り下げ部
3 天キャップ
4 熱収縮性フィルム
5a、5b 販売上互いに関連する物品
6 金型
7 製品パッケージ
2 吊り下げ部
3 天キャップ
4 熱収縮性フィルム
5a、5b 販売上互いに関連する物品
6 金型
7 製品パッケージ
Claims (4)
- 単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げる吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムであって、
吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部を有する、前記筒の径を規定するための天キャップと、
前記天キャップの周縁に、固定され、被覆すべき物品を前記天キャップとともに被覆固定するための筒状の熱収縮性フィルムと、を備えた吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム。 - 前記天キャップは紙又はプラスチックで形成される請求項1に記載の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルム。
- 単品を又は複数の関連商品をまとめてパックして吊り下げる、筒になった熱収縮性フィルムの製造方法であって、
吊り下げ用の引っ掛け穴の付いた吊り下げ部を有する、前記筒の径を規定するための天キャップを金型の上に載せる工程と、
前記金型及び前記天キャップに筒状の熱収縮性フィルムを被せて、該熱収縮性フィルムを前記金型上で熱収縮させることにより、前記天キャップの周縁のコーナを包み込むように被覆した筒状の熱収縮性フィルムを得るプリフォーム成形工程と、
前記金型をプリフォーム成形したフィルムから取り外す工程と、を備えた、吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムの製造方法。 - 請求項1に記載の吊り下げ製品パッケージ用筒状熱収縮性フィルムと、
単品又は互いに関連のある2以上の複数の物品を備え、
前記熱収縮性フィルムの筒状部内に前記複数の物品を収納し、該熱収縮性フィルムを熱収縮させて、前記天キャップとともに前記単品又は前記複数の物品を固定してなる、パッケージ。
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