JP2014125138A - 鉄道車両の台枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルスタアンカまたはヨーダンパ支持用ブラケットの締結位置で下フランジに偶力が作用した時に上フランジ及び下フランジに生じる面外曲げ応力を低減することができる鉄道車両の台枠構造を提供する。
【解決手段】鉄道車両の台枠構造1Aは、一端が台車に連結されたボルスタアンカまたはヨーダンパの他端が連結されるブラケット2と、下フランジ31、上フランジ33および側壁32を有する側ハリ部3を備えている。ブラケット2は、車両長手方向に離間する位置で締結部材6により下フランジ31に締結される。締結部材6の内側には、車両長手方向に互いに離間する、下フランジ31、上フランジ33および側壁32に接合された一対のリブ7が配置されている。一対のリブ7の間にはこれらを橋架するように隔壁8が設けられている。隔壁8は、下フランジ31および上フランジ33に接合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、台車からの荷重を受け止める鉄道車両の台枠構造に関する。
鉄道車両の車体と台車の間には、ボルスタアンカやヨーダンパが配置される(例えば、非特許文献1参照)。これらのボルスタアンカやヨーダンパは、台枠の側ハリから下向きに突出するブラケットに支持される。
ボルスタ付台車を用いた鉄道車両では、台車の推進力が、台車の枕ハリの両端からボルスタアンカおよびブラケットを介して側ハリにおける車体の枕ハリ近傍部分に伝えられる。ボルスタレス台車を用いた鉄道車両では、特に高速車両などでヨーダンパが採用され、ダンパ減衰力がブラケットを通じて側ハリにおける車体の枕ハリ近傍部分に伝えられる。
「わかりやすい鉄道技術[鉄道概論・車両編・運転編]」、公益財団法人鉄道総合技術研究所、平成23年10月31日、p.41−43
図8(a)〜(c)に示すように、一般に、側ハリ110は、側壁112と、この側壁112の下端および上端から車幅方向内側に突出する下フランジ111および上フランジ113を有する。ボルスタアンカまたはヨーダンパ支持用のブラケット120は、ボルトおよびナットからなる締結部材140により下フランジ111に締結されることが多い。例えば、ブラケット120は、側ハリ110の側壁112よりもある程度車幅方向内側に配置される。
ブラケット120の下端には、ボルスタアンカまたはヨーダンパから車両長手方向の水平力(上述した台車の推進力またはダンパ減衰力)が作用する。この水平力は、車幅方向に延びる軸回りのモーメントにより、締結部材140が配置された締結位置での偶力Fとして下フランジ111に伝えられる。このような偶力Fは、下フランジ111を厚さ方向(面外方向)に波打つように撓ませる。下フランジ111の撓みを抑えるには、例えば、締結部材140を挟むように一対のリブ130を配置し、このリブ130によって下フランジ111を側壁112および上フランジ113と結合することが考えられる。
しかしながら、そのような構造では、締結部材140の外側に位置するリブ130が偶力Fによる上フランジ113及び下フランジ111の面外曲げ変形の支点となるために、上フランジ113及び下フランジ111に大きな面外曲げ応力が生じる。
そこで、本発明は、ボルスタアンカまたはヨーダンパ支持用ブラケットの締結位置で下フランジに偶力が作用した時に上フランジ及び下フランジに生じる面外曲げ応力を低減することができる鉄道車両の台枠構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の鉄道車両の台枠構造は、一端が台車に連結されたボルスタアンカまたはヨーダンパの他端が連結されるブラケットと、下フランジ、前記下フランジと対向する上フランジ、および前記下フランジと前記上フランジとをつなぐ側壁、を有する側ハリ部と、車両長手方向に離間する位置で前記ブラケットを前記下フランジに締結する締結部材と、前記締結部材の内側で車両長手方向に互いに離間する一対のリブであって、前記下フランジ、前記上フランジおよび前記側壁に接合された一対のリブと、前記一対のリブを橋架するように設けられ、前記下フランジおよび前記上フランジに接合された隔壁と、を備える。
上記の構成によれば、締結部材の内側に配置された一対のリブを隔壁が橋架しているので、リブの外側の締結位置で下フランジに偶力が作用したときには、隔壁が回転しようとする。しかし、隔壁は下フランジおよび上フランジに接合されているので、隔壁の回転は下フランジおよび上フランジに規制される。すなわち、隔壁は、下フランジに作用する偶力を下フランジおよび上フランジの面内力に変換する役割を果たす。従って、偶力作用時に上フランジ及び下フランジに生じる面外曲げ応力を低減することができる。
本発明の鉄道車両の台枠構造は、ボルスタアンカまたはヨーダンパ支持用ブラケットの締結位置で下フランジに偶力が作用した時に上フランジ及び下フランジに生じる面外曲げ応力を低減することができる。
(a)及び(b)は鉄道車用の台枠および台車の側面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ第1実施形態に係る鉄道車両の台枠構造における要部の平面図、車幅方向内側からの側面図および背面図であり、(d)は(b)のII−II線に沿った断面図である。 隔壁の役割を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ第2実施形態に係る鉄道車両の台枠構造における要部の平面図、車幅方向内側からの側面図および背面図であり、(d)は(b)のIV−IV線に沿った断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ第3実施形態に係る鉄道車両の台枠構造における要部の平面図、車幅方向内側からの側面図および背面図であり、(d)は(b)のV−V線に沿った断面図である。 (a)および(b)はそれぞれ第4実施形態に係る鉄道車両の台枠構造における要部の背面図および下面図である。 変形例の鉄道車両の台枠構造における要部の背面図である。 (a)および(b)はそれぞれ仮想例の台枠構造における要部の車幅方向内側からの側面図および背面図であり、(c)は(a)のVIII−VIII線に沿った断面図である。
(第1実施形態)
図2(a)〜(d)に、第1実施形態に係る鉄道車両の台枠構造1Aを示す。まず図1(a)を参照して、台枠10と台車11との関係を説明する。
台枠10は、車両長手方向に延びる一対の側ハリ部3と、車幅方向に延在して側ハリ部3同士をつなぐ枕ハリ14とを備える。枕ハリ14には、空気ばね13を介して台車11が連結される。
図1(a)に示す台車11はボルスタレス台車であり、台車11と台枠10の間にはヨーダンパ12が配置されている。ヨーダンパ12の一端は台車11に連結され、他端は側ハリ部3から下向きに突出するブラケット2に連結されている。ただし、台車11は、図1(b)に示すボルスタ付台車11’であってもよい。この場合、ボルスタアンカ12’の一端が台車11’に連結され、他端がブラケット2に連結される。
台枠構造1Aは、台枠10とブラケット2を含む。図2(a)〜(d)に示すように、台枠10の側ハリ部3は、下フランジ31、下フランジ31と対向する上フランジ33、および下フランジ31と上フランジ33とをつなぐ側壁32、を有する。本実施形態では、側ハリ部3が、車幅方向内側に開口する正面視でコ字状(図2(c)の背面視でも同形状)の主ハリ4と、主ハリ4の内面に沿う形状の補強部材5を含む。
主ハリ4は車両の全長に亘って延びる部材であり、主ハリ4の前端部および後端部は端バリに接続されている。補強部材5は、台枠10が台車11と重なる領域で主ハリ4を補強するためのものである。
主ハリ4は、鉛直方向に対して車幅方向外側に僅かに倒れた縦板部42と、縦板部42の下端および上端から車幅方向内側に突出する下桟部41および上桟部43を有する。同様に、補強部材5は、鉛直方向に対して車幅方向外側に僅かに倒れた縦板部52と、縦板部52の下端および上端から車幅方向内側に突出する下桟部51および上桟部53を有する。すなわち、主ハリ4の縦板部42および補強部材5の縦板部52が側ハリ部3の側壁32を構成し、主ハリ4の下桟部41および補強部材5の下桟部51が側ハリ部3の下フランジ31を構成し、主ハリ4の上桟部43および補強部材5の上桟部53が側ハリ部3の上フランジ33を構成する。
下フランジ31には、ブラケット2に対応する位置に、他の部分よりも車幅方向内側に張り出す張り出し部34が設けられている。この張り出し部34は、補強部材5の下桟部51に一体的に形成された突出部により構成されている。すなわち、主ハリ4の下桟部41は、ほぼ一定の幅で車両長手方向に延びている。同様に、上フランジ33には、ブラケット2に対応する位置に、他の部分よりも車幅方向内側に張り出す張り出し部35が設けられている。この張り出し部35は、補強部材5の上桟部53に一体的に形成された突出部により構成されている。すなわち、主ハリ4の上桟部43は、ほぼ一定の幅で車両長手方向に延びている。本実施形態では、下フランジ31の張り出し部34の先端と上フランジ33の張り出し部35の先端が平面視でほぼ同じ位置に位置している。
ブラケット2は、車両長手方向に離間する位置で締結部材6により下フランジ31の張り出し部34に締結されている。本実施形態では、締結部材6が車両長手方向に離間する位置に2つずつ配置されている。各締結部材6は、ボルトおよびナットからなる。
ブラケット2は、水平方向に平行な矩形板状のベース22と、ベース22の中央から垂れ下がる、略三角形板状の支持部21とを有する。ベース22の四隅の近傍には、締結部材6を構成するボルトが挿通される貫通穴(図示せず)が設けられている。
締結部材6の内側には、車両長手方向に互いに離間する一対のリブ7が配置されている。各リブ7は、車両長手方向に垂直であり、下フランジ31、側壁32および上フランジ33に溶接により接合されている。本実施形態では、各リブ7が、側壁32から下フランジ31の張り出し部34および上フランジ33の張り出し部35の先端まで延びており、リブ7の車幅方向内側の端部が鉛直方向にストレートになっている。
さらに、本実施形態では、一対のリブ7の間にこれらのリブ7を橋架するように一対の隔壁8が設けられている。これらの隔壁8は、車幅方向に垂直であり、下フランジ31の張り出し部34と上フランジ33の張り出し部35との間に互いに平行に配置されている。
各隔壁8は、締結部材6の中心同士を車両長手方向に結ぶ線上に配置されている。また、各隔壁8は、一対のリブ7、下フランジ31の張り出し部34および上フランジ33の張り出し部35で囲まれる空間と同程度の大きさを有し、リブ7および張り出し部34,35に溶接により接合されている。なお、隔壁8は、必ずしも矩形状である必要はなく、隔壁8のコーナーは面取りされていてもよいし、隔壁8には例えば配線用の切欠きが設けられていてもよい。
以上説明したように、本実施形態の台枠構造1Aでは、締結部材6の内側に配置された一対のリブ7を隔壁8が橋架しているので、リブ7の外側の締結位置で下フランジ31に偶力が作用したときには、隔壁8が回転しようとする。しかし、隔壁8は下フランジ31および上フランジ33に接合されているので、隔壁8の回転は下フランジ31および上フランジ33に規制される。すなわち、図3に示すように、隔壁8は、下フランジ31に作用する偶力Fを下フランジ31の面内力R1および上フランジ33の面内力R2に変換する役割を果たす(なお、隔壁8には、面内力R1,R2の反力RRが作用する)。従って、偶力F作用時に上フランジ33及び下フランジ31に生じる面外曲げ応力を低減することができる。
さらに、本実施形態では、下フランジ31だけでなく上フランジ33にも張り出し部が設けられ、それらの張り出し部34,35の間に隔壁8が一対設けられているので、下フランジ31に生じる曲げ応力の車幅方向の分布を均一化させることができ、曲げ応力の最大値を低下させることができる。
(第2実施形態)
次に、図4(a)〜(d)を参照して、第2実施形態に係る鉄道車両の台枠構造1Bを説明する。なお、本実施形態ならびに後述する第3および第4実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態では、上フランジ33の張り出し部35の張り出し量が下フランジ31の張り出し部34の張り出し量よりも小さく設定されていて、平面視で張り出し部35の先端が張り出し部34の先端よりも車幅方向外側に位置している。このため、各リブ7の車幅方向内側の端部は、下フランジ31の張り出し部34の先端と上フランジ33の張り出し部35の先端とを結ぶように斜めになっている。
また、本実施形態では、一対のリブ7を橋架する隔壁8が、下フランジ31の張り出し部34と上フランジ33の張り出し部35の間に1つだけ設けられている。隔壁8は、車幅方向に垂直であり、4つの締結部材6の中央を通る車両長手方向の中心線上に配置されている。隔壁8は、第1実施形態と同様に、一対のリブ7、下フランジ31の張り出し部34および上フランジ33の張り出し部35で囲まれる空間と同程度の大きさを有し、リブ7および張り出し部34,35に溶接により接合されている。
さらに、本実施形態では、一対のリブ7の外側に一対の補強板85が設けられている。各補強板85は、車幅方向に垂直であり、隔壁8と対応する位置に配置されている。換言すれば、一対の補強板85は、平面視で隔壁8と同一線上に位置している。各補強板85は、略直角三角形状をなし、リブ7と下フランジ31の張り出し部34に溶接により接合されている。すなわち、リブ7と張り出し部34とで形成されるコーナーは補強板85により補強されている。
本実施形態でも、隔壁8によって第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、1つの隔壁8の両側に補強板85が設けられているので、台枠構造1Bをシンプルにすることができる。
(第3実施形態)
次に、図5(a)〜(d)を参照して、第3実施形態に係る鉄道車両の台枠構造1Cを説明する。本実施形態では、上フランジ33に張り出し部が設けられておらず、上フランジ33(主ハリ4の上桟部43および補強部材5の上桟部53)がほぼ一定の幅で車両長手方向に延びている。このため、各リブ7の車幅方向内側の端部は、下フランジ31の張り出し部34の先端と上フランジ33の縁とを結ぶように、第2実施形態よりも緩やかな傾斜になっている。
さらに、本実施形態では、一対のリブ7を橋架する隔壁8が、車幅方向に垂直ではなく、リブ7の車幅方向内側の端部に沿う形状に形成されており、張り出し部34の先端と上フランジ33の縁とに跨って延びている。すなわち、隔壁8は、一対のリブ7、下フランジ31および上フランジ33で囲まれる空間を閉塞している。より詳しくは、隔壁8は、下フランジ31の張り出し部34から上フランジ33に向かって、垂直部、傾斜部、水平部を形成するように折れ曲がっている。隔壁8は、リブ7、張り出し部34および上フランジ33に溶接により接合されている。
また、本実施形態では、締結部材6の外側にも、リブ7と同形状の第2のリブ75が配置されている。
本実施形態でも、隔壁8によって第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、隔壁8がリブ7およびフランジ31,33と共に大きな箱状を形成するので、側ハリ部3における張り出し部34を含むエリアの剛性を格段に高くすることができる。
(第4実施形態)
次に、図6(a)および(b)を参照して、第4実施形態に係る鉄道車両の台枠構造1Dを説明する。本実施形態では、側ハリ部3を構成する主ハリ4の下桟部41が、枕ハリ14およびブラケット2に対応する位置で切り欠かれており、この切り欠かれた部分に取付座9および枕ハリ当板15が配置されている。枕ハリ14は、枕ハリ当板15と、この枕ハリ当板15上に載置された、下向きに開口する側面視でコ字状の部材16とで構成されている。
取付座9は、ブラケット2のベース22よりも僅かに大きな矩形状であり、その一部が補強部材5の下桟部51よりも車幅方向内側に突出する状態で、下桟部51に溶接により接合されている。すなわち、本実施形態では、側ハリ部3の下フランジ31が、主ハリ4の下桟部41、補強部材5の下桟部51および取付座9で構成されており、取付座9は下フランジ31の張り出し部34を構成している。そして、各リブ7の下端は、補強部材5の下桟部51および取付座9に接合されている。なお、隔壁8の下端は、補強部材5の下桟部51に接合されていてもよいし、取付座9に接合されていてもよい。
本実施形態のように、取付面を一様に平滑にした取付座9を主ハリ4および補強部材5と別に設けることにより、下フランジ31のブラケット2のベース22との密着性がよくなる。また肉厚の取付座9を設ければ、溶接歪を抑えることができる。
さらに、本実施形態では、枕ハリ当板15の端部が取付座9に接するように拡張されており、取付座9が枕ハリ14の端部に溶接により接合されている。このように、取付座9を枕ハリ14と一体化することにより、台車11からの荷重を効率よく台枠10に伝えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、図7に示す変形例の台枠構造1Eのように、側ハリ部3の側壁32は型材で構成されていてもよい。
1A〜1E 鉄道車両の台枠構造
10 台枠
11,11’ 台車
12 ヨーダンパ
12’ ボルスタアンカ
14 枕ハリ
2 ブラケット
3 側ハリ部
31 下フランジ
32 側壁
33 上フランジ
34,35 張り出し部
4 主ハリ
5 補強部材
41,51 下桟部
43,53 上桟部
6 締結部材
7 リブ
8 隔壁
85 補強板
9 取付座

Claims (8)

  1. 一端が台車に連結されたボルスタアンカまたはヨーダンパの他端が連結されるブラケットと、
    下フランジ、前記下フランジと対向する上フランジ、および前記下フランジと前記上フランジとをつなぐ側壁、を有する側ハリ部と、
    車両長手方向に離間する位置で前記ブラケットを前記下フランジに締結する締結部材と、
    前記締結部材の内側で車両長手方向に互いに離間する一対のリブであって、前記下フランジ、前記上フランジおよび前記側壁に接合された一対のリブと、
    前記一対のリブを橋架するように設けられ、前記下フランジおよび前記上フランジに接合された隔壁と、
    を備えた、鉄道車両の台枠構造。
  2. 前記下フランジは、前記ブラケットに対応する位置に、車幅方向内側に張り出す張り出し部を有し、この張り出し部に前記ブラケットが締結される、請求項1に記載の鉄道車両の台枠構造。
  3. 前記上フランジは、前記ブラケットに対応する位置に、車幅方向内側に張り出す張り出し部を有し、
    前記隔壁は、前記下フランジの張り出し部と前記上フランジの張り出し部の間に互いに平行に一対設けられている、請求項2に記載の鉄道車両の台枠構造。
  4. 前記上フランジは、前記ブラケットに対応する位置に、車幅方向内側に張り出す張り出し部を有し、
    前記隔壁は、前記下フランジの張り出し部と前記上フランジの張り出し部の間に配置されており、
    前記一対のリブの外側には、前記隔壁と対応する位置に、前記下フランジの張り出し部と前記リブとで形成されるコーナーを補強する補強板が設けられている、請求項2に記載の鉄道車両の台枠構造。
  5. 前記隔壁は、前記一対のリブ、前記下フランジおよび前記上フランジで囲まれる空間を閉塞するように、前記一対のリブの車幅方向内側の端部に沿って前記下フランジの張り出し部の先端と前記上フランジの縁とに跨って延びている、請求項2に記載の鉄道車両の台枠構造。
  6. 前記側ハリ部は、車幅方向内側に開口する正面視でコ字状の主ハリと、前記主ハリの内面に沿う形状の補強部材と、を含み、
    前記下フランジは、前記主ハリの下桟部および前記補強部材の下桟部で構成されており、
    前記上フランジは、前記主ハリの上桟部および前記補強部材の上桟部で構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の鉄道車両の台枠構造。
  7. 前記側ハリ部は、車幅方向内側に開口する正面視でコ字状の主ハリと、前記主ハリの内面に沿う形状の補強部材と、前記補強部材の下桟部に接合された取付座と、を含み、
    前記下フランジは、前記主ハリの下桟部、前記補強部材の下桟部および前記取付座で構成されており、
    前記上フランジは、前記主ハリの上桟部および前記補強部材の上桟部で構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の鉄道車両の台枠構造。
  8. 車幅方向に延在し、一対の前記側ハリ部をつなぐ枕ハリをさらに備え、
    前記側ハリ部の前記取付座は、前記枕ハリの端部に接合されて前記枕ハリと一体化された、請求項7に記載の鉄道車両の台枠構造。
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