JP2012017084A - 車両用シートの取付構造 - Google Patents
車両用シートの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012017084A JP2012017084A JP2010211820A JP2010211820A JP2012017084A JP 2012017084 A JP2012017084 A JP 2012017084A JP 2010211820 A JP2010211820 A JP 2010211820A JP 2010211820 A JP2010211820 A JP 2010211820A JP 2012017084 A JP2012017084 A JP 2012017084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- floor
- coupling portion
- mounting
- vehicle seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】車体前後方向に延設されて車両用シート20を支持するシートレール10、または車両用シート20が、該シートレール10またはシート20に設けられた取付部30において、車体のフロア構成部材4に結合された車両用シートの取付構造において、前記取付部30と前記フロア構成部材4との結合部に、前記取付部30と前記フロア構成部材4とが当接した状態で剛結された剛結合部R1と、前記取付部30と前記フロア構成部材4との間に設けられた隙間に減衰部材50が両部材4,30に接合するように配設された柔結合部F1とを設ける。
【選択図】図3
Description
前記取付部と前記フロア構成部材との結合部に、
前記取付部と前記フロア構成部材とが当接した状態で剛結された剛結合部と、
前記取付部と前記フロア構成部材との間に設けられた隙間に減衰部材が両部材に接合するように配設された柔結合部とが設けられていることを特徴とする。
前記取付部と前記フロア構成部材とはボルトにより締結されており、
前記剛結合部は、前記取付部と前記フロア構成部材との当接部に前記ボルトの軸方向からボルト着座面を投影した部分であり、
該剛結合部の近傍に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする。
前記フロア構成部材は、フロアパネル上において車幅方向に延設されたクロスメンバであり、
前記取付部は、前記クロスメンバの前面に沿って配設される前面部と、該前面部の上端から後方へ延びて前記クロスメンバの上面に沿って配設される上面部とを備え、
前記取付部の前面部と前記クロスメンバの前面との対向部に前記剛結合部が設けられ、
前記取付部の上面部と前記クロスメンバの上面との対向部に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする。
前記フロア構成部材は、フロアパネル上において車幅方向に延設されたクロスメンバであり、
前記取付部は、前記クロスメンバの前面に沿って配設される前面部と、該前面部の上端から後方へ延びて前記クロスメンバの上面に沿って配設される上面部とを備え、
前記取付部の前面部と前記クロスメンバの前面との対向部に、前記剛結合部と前記柔結合部とが設けられていることを特徴とする。
前記取付部と前記フロア構成部材との結合部に、
前記取付部と前記フロア構成部材とが当接した状態で剛結された剛結合部と、
前記取付部と前記フロア構成部材との間に設けられた隙間に減衰部材が両部材に接合するように配設された柔結合部とが設けられていることを特徴とする。
前記取付部と前記フロア構成部材とはボルトにより締結されており、
前記剛結合部は、前記取付部と前記フロア構成部材との当接部に前記ボルトの軸方向からボルト着座面を投影した部分であり、
該剛結合部の近傍に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする。
前記取付部は、前記シート前部の車幅方向両端部と、前記シート前部の車幅方向中央部と、前記シート後部の車幅方向両端部とに設けられ、
前記シート前部の取付部と前記フロア構成部材との結合部には、前記剛結合部と前記柔結合部とのうち剛結合部のみが設けられ、
前記シート後部の取付部と前記フロア構成部材との結合部には、前記剛結合部と前記柔結合部の両方が設けられていることを特徴とする。
前記減衰部材は、板状のスペーサの一方または両方の面に積層された状態で前記取付部と前記フロア構成部材との間に介装されていることを特徴とする。
前記減衰部材は、温度が20度で且つ加振力の周波数が30Hzである条件下において、貯蔵弾性率が500MPa以下で、且つ、損失係数が0.2以上である粘弾性部材であることを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両用シートの取付構造を示している。図1に示すように、車両用シート20は、車体前後方向に延びる左右一対のシートレール10により、車体前後方向にスライド可能に支持されている。各シートレール10の前端部は、フロアクロスメンバ4を介してフロアパネル2に固定され、各シートレール10の後端部は、支持部材18を介してフロアパネル2に固定されている。フロアクロスメンバ4は、例えば断面ハット状であり、フロアパネル2上において車幅方向に延設されている。なお、フロアクロスメンバ4の車幅方向中央部には、フロアパネル2から上方へ離間するように持ち上げられたトンネル部5が形成されている。
図5に示す第2の実施形態では、減衰部材50が板状のスペーサ60の両面に積層された状態で取付プレート30とフロアクロスメンバ4との間に介装されている。なお、スペーサ60としては例えば金属板が使用されるが、スペーサ60の材料は特に限定されるものでない。
図6に示す第3の実施形態では、減衰部材50が板状のスペーサ60の上面にのみ積層された状態で取付プレート30とフロアクロスメンバ4との間に介装されている。かかる構成によっても、第2の実施形態と同様、フロアクロスメンバ4と取付プレート30との間にスペーサ60が介在するため、フロアクロスメンバ4と取付プレート30との間隔が減衰部材50の厚みよりも大きい場合でも、該間隔に対応して減衰部材50を設置することができる。
図7に示す第4の実施形態では、剛結合部R2と柔結合部F2とが、いずれもフロアクロスメンバ4の前面部6と取付プレート30の前面部34との対向部に設けられている。
図8に示す第5の実施形態では、取付プレート30が上面部32のみで構成されており、剛結合部R3と柔結合部F3とが、いずれもフロアクロスメンバ4の上面部8と取付プレート30の上面部32との対向部に設けられている。
図9〜図12は、第6の実施形態に係る車両用シートの取付構造を示している。図9に示す車両用シート120は、車両に設けられた前後3列のシートのうちの3列目シートであり、シートレールを介することなく直接フロアパネル102に固定されている。図10に示すように、フロアパネル102におけるシート120の下側部分には、スペアタイヤを収納するための収納用凹部104が形成されている。
図15に示す第7の実施形態では、減衰部材150がスペーサ160の上面にのみ積層された状態でフロアパネル102と第1プレート132の底面部133との間に介装されている。
図16に示す第8の実施形態では、フロアパネル102と第1プレート132の底面部133との間に、減衰部材150のみが介装されている。かかる構成によれば、スペーサ160の使用を省略することができるため、部品点数を削減することができる。
Claims (9)
- 車体前後方向に延設されて車両用シートを支持するシートレールが、該シートレールに設けられた取付部において、車体のフロア構成部材に結合された車両用シートの取付構造であって、
前記取付部と前記フロア構成部材との結合部に、
前記取付部と前記フロア構成部材とが当接した状態で剛結された剛結合部と、
前記取付部と前記フロア構成部材との間に設けられた隙間に減衰部材が両部材に接合するように配設された柔結合部とが設けられていることを特徴とする車両用シートの取付構造。 - 前記取付部と前記フロア構成部材とはボルトにより締結されており、
前記剛結合部は、前記取付部と前記フロア構成部材との当接部に前記ボルトの軸方向からボルト着座面を投影した部分であり、
該剛結合部の近傍に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの取付構造。 - 前記フロア構成部材は、フロアパネル上において車幅方向に延設されたクロスメンバであり、
前記取付部は、前記クロスメンバの前面に沿って配設される前面部と、該前面部の上端から後方へ延びて前記クロスメンバの上面に沿って配設される上面部とを備え、
前記取付部の前面部と前記クロスメンバの前面との対向部に前記剛結合部が設けられ、
前記取付部の上面部と前記クロスメンバの上面との対向部に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シートの取付構造。 - 前記フロア構成部材は、フロアパネル上において車幅方向に延設されたクロスメンバであり、
前記取付部は、前記クロスメンバの前面に沿って配設される前面部と、該前面部の上端から後方へ延びて前記クロスメンバの上面に沿って配設される上面部とを備え、
前記取付部の前面部と前記クロスメンバの前面との対向部に、前記剛結合部と前記柔結合部とが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シートの取付構造。 - 車両用シートが、該シートに設けられた取付部において、車体のフロア構成部材に結合された車両用シートの取付構造であって、
前記取付部と前記フロア構成部材との結合部に、
前記取付部と前記フロア構成部材とが当接した状態で剛結された剛結合部と、
前記取付部と前記フロア構成部材との間に設けられた隙間に減衰部材が両部材に接合するように配設された柔結合部とが設けられていることを特徴とする車両用シートの取付構造。 - 前記取付部と前記フロア構成部材とはボルトにより締結されており、
前記剛結合部は、前記取付部と前記フロア構成部材との当接部に前記ボルトの軸方向からボルト着座面を投影した部分であり、
該剛結合部の近傍に前記柔結合部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両用シートの取付構造。 - 前記取付部は、前記シート前部の車幅方向両端部と、前記シート前部の車幅方向中央部と、前記シート後部の車幅方向両端部とに設けられ、
前記シート前部の取付部と前記フロア構成部材との結合部には、前記剛結合部と前記柔結合部とのうち剛結合部のみが設けられ、
前記シート後部の取付部と前記フロア構成部材との結合部には、前記剛結合部と前記柔結合部の両方が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の車両用シートの取付構造。 - 前記減衰部材は、板状のスペーサの一方または両方の面に積層された状態で前記取付部と前記フロア構成部材との間に介装されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用シートの取付構造。
- 前記減衰部材は、温度が20度で且つ加振力の周波数が30Hzである条件下において、貯蔵弾性率が500MPa以下で、且つ、損失係数が0.2以上である粘弾性部材であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車両用シートの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010211820A JP5561062B2 (ja) | 2010-06-10 | 2010-09-22 | 車両用シートの取付構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010133002 | 2010-06-10 | ||
JP2010133002 | 2010-06-10 | ||
JP2010211820A JP5561062B2 (ja) | 2010-06-10 | 2010-09-22 | 車両用シートの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012017084A true JP2012017084A (ja) | 2012-01-26 |
JP5561062B2 JP5561062B2 (ja) | 2014-07-30 |
Family
ID=45602645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010211820A Active JP5561062B2 (ja) | 2010-06-10 | 2010-09-22 | 車両用シートの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5561062B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8702160B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-04-22 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8708390B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-04-29 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8720984B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-05-13 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8967672B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-03-03 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
CN104443060A (zh) * | 2013-09-25 | 2015-03-25 | 本田技研工业株式会社 | 车辆结构 |
WO2019069365A1 (ja) * | 2017-10-03 | 2019-04-11 | 日産自動車株式会社 | 車体の制振構造及び制振方法 |
JP2019119312A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | ダイハツ工業株式会社 | シートレール取付け構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55110853U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-04 | ||
JPS60184772U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両ボデ−鋼板と防振シ−トとの結合構造 |
JPH0173039U (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-17 | ||
JP2000168408A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-20 | Gifu Auto Body Industry Co Ltd | シートトラックスライド装置におけるロアブラケット固定構造 |
JP2001063430A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Nissan Shatai Co Ltd | シートのマウント構造 |
-
2010
- 2010-09-22 JP JP2010211820A patent/JP5561062B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55110853U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-04 | ||
JPS60184772U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | 車両ボデ−鋼板と防振シ−トとの結合構造 |
JPH0173039U (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-17 | ||
JP2000168408A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-20 | Gifu Auto Body Industry Co Ltd | シートトラックスライド装置におけるロアブラケット固定構造 |
JP2001063430A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Nissan Shatai Co Ltd | シートのマウント構造 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8702160B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-04-22 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8708390B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-04-29 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8720984B2 (en) | 2011-08-31 | 2014-05-13 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
US8967672B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-03-03 | Mazda Motor Corporation | Vehicle-body structure of vehicle and manufacturing method of the same |
CN104443060A (zh) * | 2013-09-25 | 2015-03-25 | 本田技研工业株式会社 | 车辆结构 |
JP2015063255A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
WO2019069365A1 (ja) * | 2017-10-03 | 2019-04-11 | 日産自動車株式会社 | 車体の制振構造及び制振方法 |
JP2019119312A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | ダイハツ工業株式会社 | シートレール取付け構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5561062B2 (ja) | 2014-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5561062B2 (ja) | 車両用シートの取付構造 | |
US10486515B2 (en) | Vehicle lower section structure | |
JP5776451B2 (ja) | 車両の車体構造 | |
JP5549395B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP5343978B2 (ja) | 車両用シート | |
CN101327809B (zh) | 用于汽车中的支架的减振器 | |
JP4178479B2 (ja) | 燃料タンクの支持構造 | |
JP5821425B2 (ja) | 車両の車体構造 | |
JP5747270B2 (ja) | 自動車後部における重要保安部品の設置構造 | |
JP5728524B2 (ja) | 車体構造 | |
KR101705146B1 (ko) | 차량용 서브프레임의 구조 | |
JP6035730B2 (ja) | 車両のフロアパネル制振構造 | |
WO2008156000A1 (en) | Vehicle body floor structure | |
JP2017081399A (ja) | 車体後部構造 | |
JP2008195361A (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
JP2008149888A (ja) | パワープラントの支持構造 | |
JP2018192948A (ja) | 車体下部構造 | |
KR101856240B1 (ko) | 쇽업쇼버 하우징 및 그의 체결구조 | |
JP5622045B2 (ja) | パワートレインの支持装置 | |
JP2011201425A (ja) | インパネメンバの取付構造 | |
JP5455553B2 (ja) | エンジン支持装置 | |
JP6679154B2 (ja) | パワーユニットの支持構造 | |
JP6241469B2 (ja) | 車両の車体構造 | |
JP7491207B2 (ja) | 車両用フロア構造 | |
JP5742696B2 (ja) | バッテリの取り付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140526 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5561062 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |