JP2014123232A - 車両用運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者が運転する車両に対する当該運転者の運転経験情報を適切に取得し、取得した運転経験情報を他車両に報知する。
【解決手段】車両用運転支援装置1は、自車両の周囲に位置する他車両に情報を報知する車両用運転支援装置であって、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を取得する運転者情報取得部10と、運転者情報取得部10が取得した運転経験を判定するための情報を基に他車両に運転経験情報を報知するか否かを判定する判定部2と、判定部2が他車両に運転経験情報を報知すると判定すると他車両に運転経験通知信号を送信する送信部3と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自車両の周辺に位置する他車両に情報を報知する技術に関する。
特許文献1には、車両制御装置が開示されている。この車両制御装置は、自車両の周囲に位置する他車両の運転者の運転能力を表す情報(例えば、生年月日情報、免許証交付日情報等)を車車間通信によって他車両から取得する。そして、車両制御装置は、生年月日を基に高齢運転者であるか否かを判断し、交付日を基に初心運転者であるか否かを判断する。
特開2009−134334号公報
しかしながら、運転経験豊富な運転者であっても、運転中の車両について運転経験が乏しい場合がある。
この場合、車両の大きさや車両の操作方法が車両の機種毎に異なるため、運転者は、当該車両の運転に戸惑うことがある。
また、同一機種であっても、ブレーキの利き具合等の車両特性が車両毎に異なるため、運転者は、当該車両の運転に戸惑うことがある。
よって、そのような車両の周囲に位置する車両の運転者は、そのような車両に注意を払って運転した方が良いと考えられる。
また、特許文献1に開示されている車両制御装置は、免許証交付日を基に運転経験を判断しているため、免許証交付日から年月が経過しているペーパドライバを運転経験が豊富な運転者と判断してしまう不具合がある。
本発明の目的は、運転者が運転する車両についての当該運転者の運転経験情報を適切に取得し、取得した運転経験情報を他車両に報知することである。
前記課題を解決するために、(1)本発明の一態様は、自車両の周囲に位置する他車両に情報を報知する車両用運転支援装置であって、前記自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を取得する運転者情報取得部と、前記運転者情報取得部が取得した運転経験を判定するための情報を基に前記他車両に運転経験情報を報知するか否かを判定する判定部と、前記判定部が他車両に運転経験情報を報知すると判定すると前記他車両に運転経験通知信号を送信する送信部と、を有することを特徴とする車両用運転支援装置を提供する。
(2)本発明の一態様では、前記運転者情報取得部は、運転者を特定する運転者特定部と、前記運転者特定部が特定した運転者の自車両に対する運転経験を判定するための情報を記憶する記憶部と、を有し、前記運転者情報取得部は、前記運転者特定部が特定した運転者についての記億部に記憶されている運転経験を判定するための情報を読み出すことによって、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を取得することが好ましい。
(3)本発明の一態様では、前記運転者特定部は、生体認証によって運転者を特定することが好ましい。
(1)の態様の発明によれば、車両用運転支援装置は、自車両に対する運転者の運転経験情報を他車両に報知できる。これによって、車両用運転支援装置は、運転者が運転する車両について運転経験が乏しい場合に、当該車両の周囲に位置する他車両に注意を促すことができる。
(2)の態様の発明によれば、車両用運転支援装置は、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を確実に取得できる。これによって、車両用運転支援装置は、自車両に対する運転者の運転経験を高い精度で判定できる。
(3)の態様の発明によれば、車両用運転支援装置は、自車両に対する運転者の運転経験を高い精度で判定できる。
図1は、本実施形態に係る車両用運転支援装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、車両用運転支援装置における処理例を示すフローチャートである。 図3は、車室内における指紋読取センサ等の配置例を示す図である。 図4は、車車間通信で運転経験通知信号のやり取りを行う一例を示す図である。 図5は、運転経験通知信号を受信した車両のナビゲーションシステムのモニタの表示画面の一例を示す図である。 図6は、格納期間を変更可能にした車両用運転支援装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、車両用運転支援装置を挙げている。
(構成)
図1には、本実施形態に係る車両用運転支援装置1の構成例を示す。
図1に示すように、車両用運転支援装置1は、運転者情報取得部10、判定部2、送信部3、位置情報取得部4、及びエンジンコントローラ5を有している。
ここで、運転者情報取得部10は、自車両についての運転者の運転経験を判定するための情報を取得する。そして、運転者情報取得部10は、取得した情報を判定部2に出力する。判定部2は、運転者情報取得部10からの情報を基に、他車両に運転経験情報を報知するか否かを判定する。送信部3は、判定部2が他車両に運転経験情報を報知すると判定すると、自車両の周囲に位置する他車両に運転経験通知信号を送信する。このとき、送信部3は、位置情報取得部4が取得している自車両の位置情報も他車両に送信する。ここで、位置情報取得部4は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用して自車両の位置情報を取得している。
運転者情報取得部10の構成について説明すると、図1に示すように、運転者情報取得部10は、情報記憶部20、及び運転者特定部30を有している。
ここで、情報記憶部20は、指紋パターン記憶部21、及び読取時刻記憶部22を有している。また、運転者特定部30は、指紋読取センサ31、指紋パターン解析部40、及び指紋パターン照合部50を有している。ここで、指紋パターン解析部40については、さらに、指紋画像処理部41、指紋特徴解析処理部42、及び指紋パターン読取処理部43を有している。また、指紋パターン照合部50は、指紋パターン読出処理部51、及び指紋パターン照合処理部52を有している。
また、図2には、車両用運転支援装置1における処理例のフローチャートを示す。以下に、図2に示す処理手順に沿って、図1に示す車両用運転支援装置1の各部における処理内容を具体的に説明する。
図2に示すように、先ず、ステップS1では、車両用運転支援装置1は、指紋を認識したか否かを判定する。具体的には、指紋読取センサ31に指が押し付けられると、当該指紋読取センサ31は、その指紋を読み取る。そして、指紋読取センサ31が読み取った指紋の情報(例えば画像情報)は、指紋パターン解析部40に出力される。指紋パターン解析部40では、指紋画像処理部41が、読み取った指紋の画像処理を行い、指紋特徴解析処理部42が、指紋画像処理部41が画像処理した指紋の特徴を解析する。このように、車両用運転支援装置1は、指紋読取センサ31が指紋を読み取り、その読み取った指紋を画像処理し、画像処理した指紋の特徴の解析ができると、指紋を認識したと判定する。そして、車両用運転支援装置1は、指紋を認識したと判定したときにステップS2に進む。
ここで、図3には、車室内における指紋読取センサ31等の配置例を示す。
図3に示すように、指紋読取センサ31は、ステアリング100の右側のダッシュボード101に配置されている。また、ダッシュボード101には、指紋読取センサ31の下にスタータスイッチ102が配置されている。
図2に戻り、次に、ステップS2では、指紋パターン読取処理部43は、指紋特徴解析処理部42によって取得した指紋の特徴を基に、指紋パターンを読み取る。例えば、指紋パターン読取処理部43は、登録されている指紋パターンと指紋特徴解析処理部42によって取得した指紋パターンとが一致するか否かを判定する。指紋パターン読取処理部43は、指紋パターンを読み取ることができると(すなわち、指紋で認証できると)、続くステップS3において、エンジンスタートを許可する。そのために、指紋パターン読取処理部43は、エンジンコントローラ5にエンジンスタート許可指令を送信する。これによって、運転者は、図3に示すようなスタータスイッチ102を押すことで、エンジンの駆動を開始させることができる。
次に、ステップS4では、指紋パターン読出処理部51は、指紋パターンの履歴が有るか否かを判定する。具体的には、指紋パターン読出処理部51は、指紋パターン記憶部21に指紋パターンが記憶されているか否かを判定する。指紋パターン読出処理部51は、指紋パターンの履歴が有ると判定すると、ステップS5に進む。また、指紋パターン読出処理部51は、指紋パターンの履歴が無いと判定すると、ステップS9に進む。
ステップS5では、指紋パターン照合処理部52は、指紋パターン解析部40(具体的には、指紋パターン読取処理部43)が読み取った指紋パターンと、指紋パターン記憶部21に記憶されている指紋パターン(履歴の指紋パターン)とを照合する照合処理を行う。
次に、ステップS6では、指紋パターン照合処理部52は、指紋パターン解析部40が読み取った指紋パターンと一致する指紋パターン(履歴の指紋パターン)が有るか否かを判定する。指紋パターン照合処理部52は、指紋パターン解析部40が読み取った指紋パターンと一致する指紋パターンが有ると判定すると、ステップS7に進む。また、指紋パターン照合処理部52は、指紋パターン解析部40が読み取った指紋パターンと一致する指紋パターンが無いと判定すると、ステップS9に進む。ここで、指紋パターン照合処理部52は、このような一致、不一致の判定結果を判定部2に出力する。
ステップS7では、判定部2は、指紋パターン照合部50(具体的には、指紋パターン照合処理部52)の判定結果(一致する判定結果)を基に、運転者が自車両について運転経験が有るとの決定を行う。
次に、ステップS8では、情報記憶部20は、指紋パターンの履歴を更新する。具体的には、読取時刻記憶部22には、指紋パターン読取処理部43が読み取った指紋パターンに一致する指紋パターンについての指紋パターン読取処理部43の読取時刻が既に記憶されており、情報記憶部20は、この読取時刻記憶部22に記憶される読取時刻を今回の読取時刻に更新する。
また、情報記憶部20は、現時点で、過去に読み取った指紋パターンの読取時刻が格納期間(例えば1年)を経過しているものがある場合、その指紋パターン及び読取時刻を消去する。
そして、車両用運転支援装置1は、当該図2に示す処理を終了する。
また、ステップS9では、判定部2は、指紋パターン読出処理部51の判定結果(指紋パターンの履歴が無いという判定結果)、又は指紋パターン照合部50(具体的には、指紋パターン照合処理部52)の判定結果(不一致の判定結果)を基に、自車両について運転者の運転経験が浅い(又は、運転経験が乏しい、運転経験が少ない等)との決定を行う。
次に、ステップS10では、送信部3は、自車両についての運転者の運転経験が浅いことを他車両に報知するための運転経験通知信号を他車両に送信する。このとき、送信部3は、位置情報取得部4が取得している自車両の位置の情報も送信する。
図4には、車車間通信で運転経験通知信号のやり取りを行う一例を示す。
図4に示すように、本実施形態に係る車両用運転支援装置1を搭載する車両201は、運転経験通知信号(自車両の位置情報を含む)を周囲の車両に送信する。この例では、本実施形態に係る車両用運転支援装置1を搭載する2台の車両201が、運転経験通知信号を周囲の1台の車両202に送信している。これによって、当該周囲の車両202のナビゲーションシステムにおいて自車両の位置が表示される(ステップS11)。
図2に戻り、次に、ステップS12では、情報記憶部20は、指紋パターンを新規登録する。具体的には、情報記憶部20は、指紋パターン読取処理部43が読み取った指紋パターンを指紋パターン記憶部21に記憶するとともに、指紋パターン読取処理部43が当該指紋パターンを読み取った読取時刻を読取時刻記憶部22に記憶する。
また、情報記憶部20は、現時点で、過去に読み取った指紋パターンの読取時刻が格納期間(例えば1年)を経過しているものがある場合、その指紋パターン及び読取時刻を消去する。
そして、車両用運転支援装置1は、当該図2に示す処理を終了する。
図2に示す処理は以上のような内容になる。
図5には、運転経験通知信号を受信した車両のナビゲーションシステムのモニタの表示画面300の一例を示す。この例は、図4に示した、本実施形態に係る車両用運転支援装置1を搭載する2台の車両が、運転経験通知信号を周囲の1台の車両に送信している場合の例になる。
図5に示すように、モニタには、自車両(前記周囲の車両)301が赤色とされ、運転経験通知信号を送信した車両302が黄色とされた画面300が表示される。
(動作、作用等)
次に、車両用運転支援装置1における一連の動作、及びその作用等の一例について説明する。
車両用運転支援装置1は、指紋を認識し、指紋パターンを読み取ることができると(指紋で認証できると)、エンジンスタートを許可する(前記ステップS1〜前記ステップS3)。これによって、運転者は、スタータスイッチ102を押すことで、エンジンの駆動を開始させることができる。
そして、車両用運転支援装置1は、指紋パターンの履歴が有る場合、今回読み取った指紋パターンと、その履歴が有る指紋パターンとを照合し、読み取った指紋パターンと一致する指紋パターンが有ると、運転者が自車両について運転経験が有るとの決定を行う(前記ステップS4〜前記ステップS7)。そして、車両用運転支援装置1は、指紋パターンの履歴を更新する(前記ステップS8)。
一方、車両用運転支援装置1は、指紋パターンの履歴が無い場合、又は読み取った指紋パターンと一致する指紋パターンが無い場合、自車両について運転者の運転経験が浅いとの決定を行うとともに、その決定内容に基づく運転経験通知信号を他車両に送信する(前記ステップS9、前記ステップS10)。これによって、周囲の車両のナビゲーションシステムにおいて自車両の位置が表示される(前記ステップS11)。これによって、当該周囲の車両の運転者は、自車両と他車両との位置関係を知ることができるとともに、当該他車両についてその運転者の運転経験が浅いことを知ることができる。
そして、車両用運転支援装置1は、指紋パターンを新規登録する(前記ステップS12)。
以上のように、車両用運転支援装置1は、指紋認証システムによって読み取った運転者の指紋パターンを過去に自車両を運転した運転者の指紋パターンの履歴と照合することによって、自車両に対する運転者の運転経験を周囲の車両に報知する。
そして、車両用運転支援装置1は、自車両について運転者の運転経験が浅いような場合、周囲の車両のナビゲーションシステムにおいて自車両の位置が表示させることができる。これによって、当該周囲の車両の運転者は、自車両と他車両との位置関係を知ることができるとともに、当該他車両についてその運転者の運転経験が浅いことを知ることができる。
また、車両用運転支援装置1は、自車両そのものに対する運転者の運転経験を判定している。これによって、車両用運転支援装置1は、ペーパドライバの運転者を見逃すことなく判定を行うことができる。
また、車両用運転支援装置1は、指紋パターンを指紋パターン記憶部21に履歴として登録し、この登録した指紋パターンと今回読み取った指紋パターンとを照合することによって、自車両についての運転者の運転経験を判定している。これによって、車両用運転支援装置1は、一度指紋パターンが登録されれば、運転者を特定するための情報を変更する必要がなくなるため、指紋パターンを再度登録する必要がない。
例えば、本実施形態は、同一車両を複数の使用者が運転する、いわゆるカーシェアリングの場合や、運転者が車を買い換えた場合等に適用される。
なお、前述の実施形態の説明では、情報記憶部20に記憶される指紋パターンは、例えば、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を構成する。
(本実施形態の変形例)
本実施形態では、格納期間を固定値としても良く、格納期間を変更可能にしても良い。図6には、格納期間を変更可能にした車両用運転支援装置1の構成例を示す。図6に示すように、情報記憶部20は、さらに格納期間が記憶される格納期間記憶部23を有している。これによって、運転者やディーラの作業員等は、格納期間記憶部23に記憶されている格納期間を変更することができる。そして、情報記憶部20は、格納期間記憶部23に記憶されている格納期間を基に、その指紋パターン及び読取時刻を消去する処理を行う。
また、本実施形態では、指紋パターン照合部50における指紋パターンを照合した回数を情報記憶部20に記憶しておき、指紋パターン照合部50又は判定部2は、その照合回数が照合回数判定用しきい値未満の場合に運転経験が浅いとしても良い。この場合、指紋パターンの照合回数は、その車両の運転回数に相当する。この指紋パターンの照合回数は、例えば、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を構成する。また、照合回数判定用しきい値は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。
また、本実施形態では、車両用運転支援装置1は、運転時間の合計時間を基に運転経験の度合いを判定しても良い。具体的には、指紋パターン照合部50が行う照合によって指紋パターンが一致した場合、車両用運転支援装置1(例えば、運転時間計測部)は、運転時間の計測を行う。そして、車両用運転支援装置1は、その運転時間を指紋パターンに対応づけて情報記憶部20に記憶する。これによって、情報記憶部20には、指紋パターンに対応する運転時間の合計時間を記憶することができる。そして、指紋パターン照合部50又は判定部2は、その運転時間の合計時間が運転時間判定用しきい値未満の場合に運転経験が浅いとしても良い。ここで、運転時間判定用しきい値は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。また、運転時間の合計時間は、例えば、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を構成する。
また、本実施形態では、運転者特定部30は、生体認証以外の他の手段によって運転者を特定しても良い。例えば、運転者特定部30は、車内に設けられたカメラによって運転者の画像を撮影し、この撮影画像を基に運転者を特定しても良い。また、運転者特定部30は、運転者が保持する携帯機リモコンによって運転者を特定しても良い。
また、本実施形態では、運転者自身が、入力装置を用いて、自車両についての運転者の運転経験を入力しても良い。
また、本実施形態は、運転者が正規のユーザであるか否かを判定して、この判定結果を基に、自車両を走行させる駆動源の作動を許可又は制限する認証部を有する車両に適用されても良い。この場合、運転者特定部30は、認証部が認証時に取得した情報を基に運転者を特定しても良い。このような構成の場合、車両用運転支援装置1は、運転者を特定する際に運転者の手間を省くことができる。
また、本実施形態では、運転経験通知信号は、運転経験が豊富であるという情報を報知するための信号でも良く、他車両に注意そのものを行うための信号でも良い。また、運転経験通知信号は、運転経験情報(運転回数、運転時間の合計時間等)そのものを報知するための信号でも良い。この場合、車両用運転支援装置1は、他車両の運転者に、自車両の運転経験について詳細な情報を伝えることができる。
また、本実施形態では、自車両の周囲に位置する他車両に音声によっても情報を報知しても良い。
また、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項1により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 車両用運転支援装置、2 判定部、3 送信部、4 位置情報取得部、10 運転者情報取得部、20 情報記憶部、30 運転者特定部、31 指紋読取センサ、40 指紋パターン解析部、50 指紋パターン照合部

Claims (3)

  1. 自車両の周囲に位置する他車両に情報を報知する車両用運転支援装置であって、
    前記自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を取得する運転者情報取得部と、
    前記運転者情報取得部が取得した運転経験を判定するための情報を基に前記他車両に運転経験情報を報知するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が他車両に運転経験情報を報知すると判定すると前記他車両に運転経験通知信号を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする車両用運転支援装置。
  2. 前記運転者情報取得部は、運転者を特定する運転者特定部と、前記運転者特定部が特定した運転者の自車両に対する運転経験を判定するための情報を記憶する記憶部と、を有し、
    前記運転者情報取得部は、前記運転者特定部が特定した運転者についての記億部に記憶されている運転経験を判定するための情報を読み出すことによって、自車両に対する運転者の運転経験を判定するための情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両用運転支援装置。
  3. 前記運転者特定部は、生体認証によって運転者を特定することを特徴とする請求項2に記載の車両用運転支援装置。
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