JP2014123006A - 補強スリーブ、光ケーブル接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】補強スリーブ50aでは、熱収縮性チューブ51内の補強材52と抗張力体53との間に剥離層54が設けられる。光複合電力ケーブル100における光ケーブル10の接続を行う際には、光ケーブル10の芯線群115を一括接続した芯線接続箇所12を、補強スリーブ50aを用いて保護する。この際、補強材52の内部に芯線接続箇所12を収めて補強スリーブ50aを加熱し、溶融した補強材52で芯線接続箇所12を被覆する。補強材52を冷却固化させた後、熱収縮性チューブ51と抗張力体53を除去してフォルダ30に収容する。補強スリーブ50aでは、剥離層54があるために、加熱によって溶融した補強材52が抗張力体53に接着せず、抗張力体53を剥離して容易に除去できる。
【選択図】図3
Description
フィラー81は、被覆71内で光ユニット20とテンションメンバ21以外の空間を埋めるために設けられる線状の部材である。
この補強スリーブは、複数の芯線を一括接続した芯線接続箇所の保護を行う多芯接続用の補強スリーブとして好適に用いられる。剥離層を上記のように配置することで、多芯一括接続された芯線接続箇所を抗張力体の平らな面に沿って安定した状態で補強できると共に、一括融着接続された芯線群を傷つけることなく抗張力体を容易に除去できる。
このように、抗張力体を取り除いた後の芯線接続箇所をフォルダに収容することで、芯線接続箇所に力が直接加わることを防止できる。
(接続部1の概略)
図1は、光ケーブル10の接続部1の概略を示す図である。
この接続部1は、図14(a)に示した光複合電力ケーブル100において、図14(b)に示したルースチューブ型の光ケーブル10の長尺化を目的とし、2本の光ケーブル10(10−1、10−2)を相互に接続した工場接続部である。接続部1全体は図示しないインターロック管やポリエチレンシース等を被せて保護される。
図1では、説明を分かり易くするため、光ケーブル10の4本の光ユニット20のうち1本のみ示し、フィラー81については図示を省略した。
なお、光ユニット20のルースチューブ11は、図14(b)に示した芯線群115を残して途中で切除されている。上記の保護チューブ13等は、この芯線群115を内側に通しつつ、ルースチューブ11の残った端部に順に接続したものである。この手順については後述する。
図2を参照し、保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15について説明する。図2(a)、(b)はそれぞれ図1の範囲A、Bを示す。図2(c)は各チューブの接続について示す。図2(d)、(e)は、それぞれ図2(b)の線C1−C1、C2−C2における断面図である。
保護チューブ13の一端部131はルースチューブ11の端部内に挿入され、光ユニット20に進退可能に接続される。
また、他端部145は扁平状の断面を有する。中間部143は、断面形状が一端部141の略円形の断面から他端部145の扁平状の断面へと連続的に変化する。
異形チューブ14は、一端部141の内側に保護チューブ13の他端部133を挿入することで、保護チューブ13と進退可能に接続される。
扁平チューブ15は、その端部を異形チューブ14の他端部145の内側に挿入することで、異形チューブ14と進退可能に接続される。
図1に示す芯線接続箇所12では、多芯融着機を用いて前記の芯線群115の一括融着接続が行われる。この手順については後述する。
図1に示すように、光ケーブル10(10−1、10−2)の光ユニット20に接続された保護チューブ13は、複数のガイド23に取り付け弛みを持たせて配置する。これにより、接続部1に収納する保護チューブ13内の芯線群115にも余長が設けられる。
図1に示すように、連結用金具221の両側には、連結部ガイド24(24−1、24−2)が取り付けられる。
一方、光ケーブル10−2の光ユニット20に接続された保護チューブ13は、図1に示すように、ガイド23を出た所で誘導ガイド25に取り付けられる。
図1に示すように、芯線接続箇所12はフォルダ30(30−1)に収容される。フォルダ30は、芯線接続箇所12に直接力が加わることを防ぐためのものである。
一方、図8(a)、(c)に示すように、収容溝33は、軸方向の両端部33b、33bでは幅が若干狭くなっている。この両端部33b、33bには、芯線接続箇所12の両側の扁平チューブ15、15がそれぞれ配置される。
光ケーブル10の接続を行うには、まず、図14(b)に示した光ケーブル10の端部の被覆71を接続に必要な長さだけ剥がして除去する。これにより光ユニット20、テンションメンバ21、フィラー81を取り出す。この状態を図9(a)に示す。
また、補強スリーブ50aの抗張力体53を除去することで、光ケーブル10の接続部1を細径化できる。また、抗張力体53の破損による芯線接続箇所12の損傷等の恐れもなくなる。
図13は、第2の実施形態の補強スリーブ50bの径方向断面を示す図である。この補強スリーブ50bが前記の補強スリーブ50aと異なる点は、抗張力体53が円形断面を有し、熱収縮性チューブ51や補強材52の幅がやや狭いことである。
5………電力ケーブル
10………光ケーブル
11………ルースチューブ
12、60………芯線接続箇所
20………光ユニット
30………フォルダ
50、50a、50b………補強スリーブ
100………光複合電力ケーブル
111………芯線
115………芯線群
Claims (4)
- 光ファイバ芯線の接続を行った芯線接続箇所を保護するための補強スリーブであって、
外部チューブ内に、抗張力体と、熱溶融性材料からなる補強材とが収容されてなり、
前記補強材と前記抗張力体との間に、剥離層が設けられることを特徴とする補強スリーブ。 - 前記抗張力体は半円形断面を有し、
前記剥離層は、前記抗張力体の平らな面に沿って配置されることを特徴とする請求項1記載の補強スリーブ。 - 光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルにおける光ケーブル接続方法であって、
前記光ケーブルから取り出した光ファイバ芯線を接続して芯線接続箇所を形成した後、請求項1または請求項2に記載の補強スリーブ内に前記芯線接続箇所を収め、前記補強スリーブの加熱によって溶融した補強材で前記芯線接続箇所を被覆し、前記補強材が冷却固化した後に、前記補強スリーブの抗張力体を取り除くことを特徴とする光ケーブル接続方法。 - 前記抗張力体を取り除いた後の、冷却固化した前記補強材で被覆された前記芯線接続箇所を、フォルダに収容することを特徴とする請求項3に記載の光ケーブル接続方法。
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CN108375818B (zh) * | 2018-03-30 | 2023-12-01 | 江苏南方通信科技有限公司 | 一种扁平型全介质通信光缆 |
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