JP2013152377A - 光ファイバ保護体、光複合電力ケーブル、光ケーブル接続方法 - Google Patents

光ファイバ保護体、光複合電力ケーブル、光ケーブル接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ルースチューブ型の光ケーブルの接続時、芯線を適切に保護するとともに光ケーブルの接続部を細径化でき、さらに光ケーブルの接続作業も簡略化できる光ファイバ保護体等を提供する。
【解決手段】光ケーブル接続部1において、ルースチューブ11内から取り出した芯線群115を、保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15からなる保護体16の内側に通して保護する。保護体16は、保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15を順に進退可能に接続して構成される。光ケーブル接続部1では、保護チューブ13の端部131がルースチューブ11の内側に挿入され、芯線群115を接続した芯線接続箇所12と、扁平チューブ15の端部とが、補強材52で一体に固定して保護される。
【選択図】図2

Description

本発明は光複合電力ケーブルにおける光ケーブルの接続部に用いる光ファイバ保護体、これを用いた光複合電力ケーブル、および光ケーブル接続方法に関する。
電力供給や通信に用いるために、海底等に光複合電力ケーブルを布設することがある。光複合電力ケーブルは光ケーブルと電力ケーブルを複合したものであり、その例が図16(a)に示す光複合電力ケーブル100である。光複合電力ケーブル100は、被覆6の内部に3本の電力ケーブル5と1本の光ケーブル10とを配置し1体のケーブルとしたものである。
海底等に布設する光複合電力ケーブルは長尺のものが必要となる。しかし、工場における光ケーブルの製造可能長の制約があるので、一旦製造した光ケーブル同士を工場にて相互に接続し長尺化させ必要な長さとした後、光複合電力ケーブルの製造を行う。なお電力ケーブルについても同様である。
光ケーブル同士を工場にて接続した接続部(工場接続部)については、その外径をできる限り光ケーブルの部分と同径またはほぼ同径(以下、「準同径」という)にすることが望ましい。図16(b)に示すように、光ケーブル10の接続部が太くなると、光複合電力ケーブル100が光ケーブル10の接続部で膨らみ、光複合電力ケーブル100の製造工程中や布設時等に側圧が加わった際、光ケーブル10の接続部が極端な圧力を受けて内部の光ファイバ芯線(以下、「芯線」という)が損傷するなどの影響を受ける可能性があるためである。
特許文献1には、光ケーブルと準同径とした、光ケーブルの接続部の例が示されている。
ところで、光ケーブルには、スロット型の光ケーブルやルースチューブ型の光ケーブルがあるが、両者を比較した場合、ルースチューブ型の光ケーブルは製造可能長がより長いため、長尺の光複合電力ケーブルを製造する際は、ルースチューブ型の光ケーブルを用いた方が、光ケーブルの接続部が少なくて済むという利点がある。
ルースチューブ型の光ケーブルの例を図17に示す。図17に示す光ケーブル10は、被覆71内で、4本のルースチューブ11と2本のフィラー81とをテンションメンバ21の周囲に撚り合わせたものである。
ルースチューブ11は円形断面を有する樹脂製の筒体であり、内部にはジェリー110が充填され、UV(ultra violet)被覆が施された複数の芯線111が、拘束されず、余長を含んだ状態で収容されている。
ここで、複数の芯線111を芯線群115と称し、この芯線群115をルースチューブ11に収容したものを光ユニット20とする。図の例では4本の光ユニット20のそれぞれで6芯ずつ、計24芯の芯線111が光ケーブル10に収容されている。
なお、フィラー81は、被覆71内で、光ユニット20とテンションメンバ21以外の空間を埋めるために設けられる線状の部材である。
上記のようなルースチューブ型の光ケーブルの長尺製造性に伴う光ケーブルの接続部の数の低減という利点を、長尺の光複合電力ケーブルにおいて生かすためには、ルースチューブ型の光ケーブルに適用可能な、光ケーブルの接続部の準同径化が実現できる光ケーブルの接続方法を確立することが重要である。
特許第3714928号
ルースチューブ型の光ケーブル同士を接続するには、各光ケーブルのルースチューブ内から芯線を取り出して接続作業を行うが、この芯線には適切な保護が行われることが望ましい。芯線は、光ファイバに紫外線硬化型樹脂等からなる被覆が施された状態であり、損傷を受けやすいためである。
特許文献1では、光ケーブルの接続部において芯線が部分的に保護されるものの、その他の部分は露出した状態である。従って、製造工程中あるいは布設時に、芯線が損傷を受ける可能性がある。光複合電力ケーブルは、海底等に布設されるものであるため、何らかの不具合が発生した場合には、通信が不可能となるばかりか、その復旧に多大な費用と時間が必要になる。
一方、前記の準同径化の観点からは、芯線の保護は、光ケーブルの接続部が太くならないように行う必要がある。例えば、図18に示すように、ルースチューブ11の端部付近で芯線111の保護を行う場合に、ジェリー110の漏れを防ぐ等の目的からルースチューブ11の外側に被覆11aを被せると、この端部が膨らみ、光ケーブルの接続部が太くなるので好ましくない。
また、特許文献1には、光ケーブルから複数本の芯線を取り出し、これを単芯ずつ接続することが記載されている。しかし、芯線を単芯ずつ接続することは、手間がかかり、作業性が悪い。
さらに、芯線の接続時には、接続する芯線を余裕を持たせた長さで光ケーブルから取り出し、接続した芯線は弛み(余長)を持たせて光ケーブルの接続部に収納する。光ケーブルに引張張力が加わった際に、芯線に直接張力が加わらないようにするためである。
余長は接続する全ての芯線で同程度の値として管理する必要があるが、ルースチューブ型の光ケーブルの芯線を単芯ずつ接続する場合、芯線の接続箇所の位置等を考慮して芯線ごとに余長を合わせることが必要になり、作業が煩雑になる。
図19に示すように、ルースチューブ11内の芯線を取り出す位置112と芯線の接続箇所の位置113との最短距離114が異なる場合、前記の余長を同程度にするためには、芯線の長さ(最短距離114+余長)を芯線ごとに異なるものとする必要があるので、芯線ごとに必要な長さを切断するなどの作業が接続前に必要になる。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたもので、ルースチューブ型の光ケーブルの接続時、芯線を適切に保護するとともに光ケーブルの接続部を細径化でき、さらに光ケーブルの接続作業も簡略化できる光ファイバ保護体、これを用いた光複合電力ケーブル、および光ケーブル接続方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達するための第1の発明は、ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルの光ケーブルの接続部において、前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出された光ファイバ芯線を保護するための筒状の光ファイバ保護体であって、外寸をルースチューブの内寸以下とした一端を有し、かつ、複数の光ファイバ芯線が挿通可能であることを特徴とする光ファイバ保護体である。
かかる構成により、光ファイバ保護体の内側にルースチューブ内から取り出した複数の芯線(芯線群)を通して適切な保護を行うことができる。さらに、ルースチューブの端部付近の芯線の保護は、光ファイバ保護体の一端をルースチューブの内側に挿入して行うことができ、該一端をルースチューブの外側に被せることがないので、光ケーブルの接続部が他の部分に比較して太くなるのを回避し、接続部を他の部分とほぼ同じ径まで細径化できる。
さらに、光ファイバ保護体にルースチューブ内から取り出した芯線群を通して一括保護できるので、この芯線群ごとにまとめて接続作業や余長の管理を行うことができ、光ケーブルの接続作業も簡略化される。
また、第1の発明の光ファイバ保護体は、他端が扁平状の断面を有することが望ましい。
この光ファイバ保護体の扁平状の端部に芯線群を通すことにより、該芯線群が、扁平状の端部で平らに並ぶように導かれる。平らに並べた芯線群は、市販の多芯融着機を用いて容易に一括接続できるので融着作業性も高い。また、扁平状の端部により、芯線群を平らに並べた状態が保たれるので、芯線群の接続後の工程等で芯線同士が擦れて傷ついたりすることもない。
また、前記光ファイバ保護体の一端の外寸が、ルースチューブの内寸と同程度であることが望ましい。
かかる構成により、ルースチューブが光ファイバ保護体の一端と隙間なく嵌合するので、ルースチューブ内のジェリーが漏れるのを防ぐことができる。従って、例えば光ファイバ保護体の一端をルースチューブの内側に挿入する際に、ジェリーの漏れを防ぐための別途の手だてを省略できる等の利点がある。
また、前記光ファイバ保護体を、複数の筒体で構成し、隣り合う一方の筒体の端部を他方の筒体の端部の内側に挿入して進退自在とすることが望ましい。
かかる構成により、隣り合うチューブ同士が出入りすることにより光ファイバ保護体が全体として伸縮可能になるので、光複合電力ケーブル内で必要な光ケーブル接続部の経路長に応じて、保護体の長さを調整できる。従って、光ケーブルの接続作業が簡便になる。
また、光複合電力ケーブルの屈曲により光ケーブル接続部の経路長が変化しても、これに応じて光ファイバ保護体が伸縮できることにより、光ファイバ保護体の異常な変形を防止できるので、芯線に異常な負荷が加わるトラブルを抑制できる。
また、光ファイバ保護体が、一端を略円形の断面、他端を扁平状の断面とした筒体である異形チューブと、略円形の断面の筒体である保護チューブと、扁平状の断面の筒体である扁平チューブとで構成され、前記異形チューブの一端の内側に前記保護チューブの端部を挿入し、前記異形チューブの他端の内側に前記扁平チューブの端部を挿入することが望ましい。
光ファイバ保護体を3つのチューブに分けて構成することで、光ケーブルの接続部の曲げによる張力など、種々の張力に対して各チューブがよりフレキシブルに出入りし、張力が吸収される。また、異形チューブや扁平チューブにより、内部に通した芯線群が平らに並ぶように導かれるという前記した効果が得られる。
さらに、保護チューブを異形チューブの略円形の一端の内側に挿入するので、異形チューブの一端の断面が保護チューブより大きいものとなり、芯線群を通すための断面積を確保できる。
加えて、扁平チューブを異形チューブの扁平状の他端の内側に挿入するので、扁平チューブの内側で、芯線群が平らに並べられた状態をより確実に保つことができる。すなわち、扁平チューブを異形チューブの他端の外側に被せる場合では、扁平チューブの内側に、少なくとも異形チューブの外皮の厚み分、芯線が移動できるスペースが生じる。一方、扁平チューブを異形チューブの内側に挿入することで、上記のスペースの発生を避けて芯線の移動を抑制し、平らに並べられた状態を確実に保つことができる。
前述した目的を達するための第2の発明は、ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルであって、光ケーブルの接続部において、前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出された複数の光ファイバ芯線が、第1の発明の光ファイバ保護体に挿通され、前記光ファイバ保護体の一端が、ルースチューブの内側に挿入されていることを特徴とする光複合電力ケーブルである。
光複合電力ケーブルの光ケーブルの接続部において、第1の発明の光ファイバ保護体を上記のように用いることで、光ケーブルの接続部が他の部分に比較して太くなるのを避けることができる。このような光複合電力ケーブルでは、製造工程中や布設時等に光ケーブルの接続部が極端な圧力(側圧)を受けるのを回避できるので、内部の芯線が損傷等するのを防止できる。さらに、光ファイバ保護体に通した芯線群ごとにまとめて接続作業や余長の管理ができ、光ケーブルの接続作業も簡略化される。
また、前記複数の光ファイバ芯線が、他端が扁平状の断面を有する光ファイバ保護体に挿通され、前記光ファイバ保護体の他端の内側で、平らに並べて配置され、この状態で一括接続されていることが望ましい。
この光ファイバ保護体の扁平状の端部に芯線群を通すことで、該芯線群が扁平状の端部で平らに並べられる。このようにして平らに並べた芯線群の一括接続は、市販の多芯融着機を使用して容易に行えるので融着作業性も良好である。また、扁平状の端部により、芯線群を平らに並べた状態が保たれるので、芯線群の接続後の工程等で芯線同士が擦れて傷ついたりすることもない。
前記光ファイバ保護体の他端は、ここから引き出されて接続された光ファイバ芯線の芯線接続箇所と一体として保護されることが望ましい。
かかる構成により、芯線接続箇所を光ファイバ保護体の他端と一体にしたので、光ファイバ保護体の位置固定と芯線接続箇所の保護を簡便かつ確実に行える。
また、前記光ファイバ保護体の他端は、ここから引き出されて平らに並べて配置された状態で一括接続された光ファイバ芯線の芯線接続箇所と、補強材で一体に固定し保護されることが望ましい。
このように平らに並べて一括接続した芯線群を、補強材を用いて光ファイバ保護体の他端と一体に固定して保護すれば、芯線接続箇所近傍において、芯線群全部を確実に固定することができる。これにより、一部の芯線が他と異なる動きをし、該芯線に負荷が集中して断線等しやすくなる不都合を防止できる利点がある。
また、上記の光複合電力ケーブルでは、複数の筒体で構成し、隣り合う一方の筒体の端部を他方の筒体の端部の内側に挿入して進退自在とした前記の光ファイバ保護体を用いることが望ましい。
この光ファイバ保護体は、隣り合うチューブ同士が出入りすることにより全体として伸縮可能なので、光ファイバ保護体に張力が加わっても、光ファイバ保護体が伸びることにより、張力が吸収される。
従って、光ファイバ保護体に張力が加わっても、光ファイバ保護体の端部と一体の芯線接続箇所に直接力が加わることがなく、芯線の断線等を防止できる。
前述した目的を達するための第3の発明は、ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルにおける光ケーブル接続方法であって、前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出した複数の光ファイバ芯線を第1の発明の光ファイバ保護体に挿通するとともに、前記光ファイバ保護体の一端をルースチューブの内側に挿入し、前記光ファイバ保護体から引き出された前記複数の光ファイバ芯線を一括して接続して芯線接続箇所を形成した後、この芯線接続箇所に向けて前記光ファイバ保護体の他端を移動させ、次いで、熱溶融性材料からなる補強材を加熱溶融した中に前記芯線接続箇所および前記光ファイバ保護体の他端を納めた状態から、前記補強材が冷却固化することにより、前記芯線接続箇所と前記光ファイバ保護体の他端とを一体として保護することを特徴とする光ケーブル接続方法である。
光複合電力ケーブルの光ケーブルを接続する際に、第1の発明の光ファイバ保護体を上記のようにして用いることにより、ルースチューブ内から取り出した芯線群の適切な保護を行うとともに、光ケーブルの接続部が他の部分に比較して太くなるのを回避できる。さらに、光ファイバ保護体を用いて芯線群を一括して保護し、この芯線群ごとにまとめて接続作業や余長の管理を行うことができるので、光ケーブルの接続作業が簡略化される。
本発明により、ルースチューブ型の光ケーブルの接続時、芯線を適切に保護するとともに光ケーブルの接続部を細径化でき、さらに光ケーブルの接続作業も簡略化できる光ファイバ保護体、これを用いた光複合電力ケーブル、および光ケーブル接続方法を提供することができる。
光ケーブル接続部1の概略を示す図 保護体16を構成する保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15について説明する図 補強スリーブ50について説明する図 抗張力体53等を除去した補強スリーブ50を示す図 ガイド23を示す図 テンションメンバ連結部ガイド24を示す図 フォルダ30を示す図 光ケーブル10の接続方法を示す図 光ケーブル10の接続方法を示す図 芯線群115の接続方法を示す図 芯線群115の接続方法を示す図 固定具42について示す図 保護体70を示す図 保護体80を示す図 保護体90を示す図 光複合電力ケーブル100を示す図 ルースチューブ型の光ケーブル10を示す図 芯線111の保護について説明する図 余長の管理について説明する図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る光ファイバ保護体(以下、「保護体」という)を用いた光ケーブルの接続部の概略について説明する。
図1は、光ケーブル接続部1の概略を示す図である。
光ケーブル接続部1は、図16(a)で説明した光複合電力ケーブル100において、図17で説明したルースチューブ型の光ケーブル10の長尺化を目的とし、2本の光ケーブル10(10−1、10−2)を相互に接続した工場接続部である。なお、光ケーブル接続部1全体は図示しないインターロック管やポリエチレンシース等を被せて保護される。
光ケーブル接続部1では、各光ケーブル10−1、10−2の端部の被覆71が除去されており、図17で示した光ユニット20、フィラー81、およびテンションメンバ21が露出される。なお、図1では、説明を分かり易くするため、光ケーブル10の4本の光ユニット20のうち1本のみ示し、フィラー81については図示を省略した。
各光ケーブル10−1、10−2のテンションメンバ21同士は、テンションメンバ連結部22で連結用金具221を用いて連結される。
これらのテンションメンバ21には、一方の光ケーブル10−1から他方の光ケーブル10−2へと順に、光ケーブル10−1側の複数のガイド23、テンションメンバ連結部ガイド24(24−1、24−2)、フォルダ30(30−1、30−2)、誘導ガイド25、および光ケーブル10−2側の複数のガイド23が取り付けられる。また、フォルダ30の両側にはストッパ39が取り付けられ、フォルダ30のケーブル長さ方向の移動が抑えられる。
一方、各光ケーブル10−1、10−2の光ユニット20には、保護チューブ13、異形チューブ14、および扁平チューブ15がこの順に接続される。第1の実施形態の保護体16は、この3本のチューブにより構成される。
なお、光ユニット20のルースチューブ11は、図17に示した芯線群115を残して途中で切除されており、上記の保護チューブ13等は、この芯線群115を内側に通しつつ、光ユニット20の残った端部から順に接続したものであるが、この手順については後述する。
ここで、一方の光ケーブル10−1について見ると、光ユニット20に接続された保護チューブ13は、ガイド23およびテンションメンバ連結部ガイド24−1、24−2を通過し、フォルダ30−1の手前で、異形チューブ14に接続され、次いで扁平チューブ15に接続される。
他方の光ケーブル10−2について見ると、光ユニット20に接続された保護チューブ13は、ガイド23、誘導ガイド25、およびフォルダ30−2を通過し、フォルダ30−1の手前で、異形チューブ14に接続され、次いで扁平チューブ15に接続される。
芯線接続箇所12では、各光ケーブル10−1、10−2の扁平チューブ15から出た前記の芯線群115同士が一括して接続される。芯線接続箇所12は、フォルダ30(30−1)に収容される。
図示は省略したが、光ケーブル10の他の3本の光ユニット20の芯線群115(図17)についても同様にして接続処理が行われる。
次に、上記の保護体16、および芯線接続箇所12について説明する。
(保護体16)
図2は、保護体16を構成する保護チューブ13、異形チューブ14、および扁平チューブ15について示す図である。図2(a)は図1の範囲Aにおける光ユニット20と保護チューブ13の接続部分を示す図であり、図2(b)は図1の範囲Bにおける保護チューブ13、異形チューブ14、および扁平チューブ15の接続部分を示す図である。図2(c)は、異形チューブ14、扁平チューブ15の接続について示す図である。図2(d)は図2(b)の線C−Cにおける断面図であり、図2(e)は図2(b)の線D−Dにおける断面図である。
図2(a)に示すように、保護チューブ13は略円形の断面を有する筒体であり、その外形の寸法(以下、「外寸」という)は、光ユニット20のルースチューブ11の内形の寸法(以下、「内寸」という)と同程度の大きさである。
保護チューブ13は、一方の端部131をルースチューブ11の端部の内側に挿入することにより、光ユニット20に進退自在に接続される。
図2(b)に示すように、異形チューブ14は、両端部141、145およびその中間部143で断面形状が異なる筒体である。
一方の端部141は略円形の断面を有し、その内寸は保護チューブ13の外寸と同程度の大きさである。なお、この端部141の外寸はルースチューブ11の外寸と同程度の大きさである。
また、他方の端部145は扁平状の断面を有する。さらに、両端部141、145の間の中間部143では、断面形状が一方の端部141の略円形の断面から他方の端部145の扁平状の断面へと連続的に変化する。
異形チューブ14は、一方の端部141の内側に保護チューブ13の他方の端部133を挿入することにより、保護チューブ13と進退自在に接続される。
また、扁平チューブ15は扁平状の断面を有する筒体であり、外寸は、異形チューブ14の他方の端部145の内寸と同程度の大きさである。
扁平チューブ15は、その端部を異形チューブ14の他方の端部145の内側に挿入することにより、異形チューブ14と進退自在に接続される。
図2(c)の矢印に示すように上記した異形チューブ14や扁平チューブ15の接続を行うことで、図2(d)や図2(e)にも示すように、保護チューブ13の内側で不規則に配置されていた芯線群115が、異形チューブ14の中間部143により案内されて、扁平チューブ15の内側にて、上下に重なることなく平らに並べて配置された状態となる。
なお、保護体16は、異形チューブ14の略円形の端部141で断面積が最大になるが、前記したように、この端部141の外寸はルースチューブ11の外寸と同程度であり、その断面積はルースチューブ11と同程度である。従って、保護体16を用いることで光ケーブル接続部1が光ケーブル10等より太くなることはない。
また、保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15は樹脂等により形成され、適度な柔軟性を有するものとする。異形チューブ14はルースチューブと同様のチュープを加工することにより製作できる。
(芯線接続箇所12)
図1に示す芯線接続箇所12では、多芯融着機を用いて、前記の芯線群115の一括融着接続が行われるが、この手順については後述する。
芯線接続箇所12は、補強スリーブ50を用いて被覆し保護される。この補強スリーブ50の例を、図3(a)に示す。図に示すように、補強スリーブ50は、熱溶融性材料からなる筒状の補強材52と抗張力体53とを、熱収縮性チューブ51内の上半部と下半部にそれぞれ収容したものである。
図3(a)に示すように、芯線接続箇所12を補強スリーブ50の筒状の補強材52の内部に納め、補強スリーブ50を加熱すると、補強材52が溶融するとともに熱収縮性チューブ51が収縮し、図3(b)に示すように、溶融した補強材52で芯線接続箇所12が被覆された状態となる。その後補強スリーブ50が冷却されると、補強材52が固化し、芯線接続箇所12が補強スリーブ50に一体化されて保護される。抗張力体53は、ガラス等により形成され適度な剛性を有し、芯線接続箇所12に機械的な力が加わることを抑えるためのもので、特に曲がりを抑制する効果が大きい。
本実施形態では、さらに、芯線接続箇所12に一体化させた補強スリーブ50から、熱収縮性チューブ51と抗張力体53の部分を取り除き、図4(a)に示すように、芯線接続箇所12が冷却固化した補強材52のみで被覆された状態とする。これは、主に、補強スリーブ50の抗張力体53等が占める面積により光ケーブル接続部1が太くなることを防ぐためである。本実施形態では、抗張力体53を取り除いた代わりに、フォルダ30による保護を行う。
また、詳しくは後述するが、上記した芯線接続箇所12の保護時には、図3(a)に示す補強材52の内部に、芯線接続箇所12に加えて扁平チューブ15の端部(例えば2〜3mm程度)も予め納めておき、補強材52により芯線接続箇所12と扁平チューブ15の端部を一体に固定し保護するようにしておく。この状態を図4(b)に示す。図4(b)は図4(a)の補強材52等を上から見た図である。
次に、上記の保護体16や芯線接続箇所12の配置を行うための、ガイド23、テンションメンバ連結部ガイド24(24−1、24−2)、誘導ガイド25、およびフォルダ30(30−1、30−2)について説明する。
(ガイド23)
図1に示すように、光ケーブル10(10−1、10−2)の光ユニット20に接続された保護チューブ13は、複数のガイド23に取り付けて配置される。
図5はガイド23を示す図であり、図1の線E−Eにおける断面図である。
図5に示すように、ガイド23は、円板体231の径方向断面の外周部に、保護チューブ13を配置するための凹部231aを周方向に等間隔で複数設けたものである。図の例では60°間隔で6つ設けられる。また、円板体231の径方向断面の外周部には、必要に応じてCリング状のガイドカバー231cが嵌められ、凹部231aに配置された保護チューブ13が拘束される。
さらに、円板体231には、径方向断面の中央部を軸方向に貫通する貫通孔231bが設けられる。ガイド23は、貫通孔231bにテンションメンバ21を通して配置される。
保護チューブ13は、配置する凹部231aの位置をガイド23毎に変えつつ、図1に示すように、複数のガイド23に周方向に位置が変化するように取り付けられる。このようにして、光ケーブル接続部1に収納する保護チューブ13に余長を設けている。
なお、図1では光ケーブル10から取り出したフィラー81について図示を省略したが、フィラー81については、ガイド23に入る手前の箇所で切断するようにしておく。
(テンションメンバ連結部ガイド24)
図1に示すように、テンションメンバ連結部22の連結用金具221の両側には、テンションメンバ連結部ガイド24(24−1、24−2)が取り付けられる。テンションメンバ連結部ガイド24−1は、連結用金具221に対してガイド23側に取り付けられ、テンションメンバ連結部ガイド24−2は、連結用金具221に対してフォルダ30−1側に取り付けられる。
光ケーブル10−1の光ユニット20に接続された保護チューブ13は、ガイド23を出た所で、テンションメンバ連結部ガイド24に取り付けて配置される。テンションメンバ連結部ガイド24は、保護チューブ13を連結用金具221からケーブル外側方向に退避させ、連結用金具221と保護チューブ13の接触による、保護チューブ13内の芯線111の局部曲げに伴う光損失の増大を防ぐためのものである。
図6はテンションメンバ連結部ガイド24について示す図である。図6(a)は図1の範囲Fを側方から見た図である。図6(b)は図6(a)の線G−Gにおける断面図である。図6(c)は図6(a)の線H−Hにおける断面図である。
図6(a)に示すように、テンションメンバ連結部ガイド24は、円錐台体243の小径の端面に円板体241を取り付け、大径の端面に円板体245を取り付けたものであり、連結用金具221側に円板体245が位置するように配置される。
図6(b)、図6(c)に示すように、円板体241、245の径方向断面の外周部には、それぞれ、保護チューブ13を配置するための凹部241a、245aが周方向に等間隔で複数設けられる。図の例ではそれぞれ90°間隔で4つ設けられる。また、円板体245の凹部245aの深さは、円板体241の凹部241aよりも浅く定められる。
テンションメンバ連結部ガイド24には、さらに、円板体241、円錐台体243、円板体245の径方向断面の中央部を軸方向に貫通する貫通孔247が設けられる。テンションメンバ連結部ガイド24は、貫通孔247にテンションメンバ21を通して配置される。
図6(a)〜図6(c)を参照すると、保護チューブ13は、テンションメンバ連結部ガイド24−1において、円板体241の凹部241aから円錐台体243の外面の傾斜を経て円板体245の凹部245aに配置されることにより、ケーブル外側方向へ移動する。この保護チューブ13は、連結用金具221を挟んで、テンションメンバ連結部ガイド24−2の円板体245の凹部245aに架け渡される。
このようにして保護チューブ13の配置をケーブル外側方向にずらすことにより、保護チューブ13が連結用金具221から離間するように退避される。
(誘導ガイド25)
一方、図1に示すように、光ケーブル10−2の光ユニット20に接続された保護チューブ13は、ガイド23を出た所で、誘導ガイド25に取り付けられる。
誘導ガイド25は、図6で説明したテンションメンバ連結部ガイド24−1と同様の構成を有しており、テンションメンバ連結部ガイド24−1と同様にして、保護チューブ13をケーブル外側方向へ移動させ、後述するフォルダ30の外周面の収容溝33や貫通溝35に向けて保護チューブ13を誘導する。
(フォルダ30)
図1に示すように、芯線接続箇所12はフォルダ30(30−1)に収容して保護される。
図7はフォルダ30(30−1、30−2)について示す図である。図7(a)は図1の範囲Jを上から見た図である。図7(b)は図7(a)の線K−Kにおける断面図、図7(c)は図7(a)の線L−Lにおける断面図、図7(d)は図7(a)の線M−Mにおける断面図である。
なお、図7(b)〜図7(d)では、説明のため、図1等では図示を省略した、光ケーブル10の他の3本の光ユニット20の芯線群115の接続処理を行った芯線接続箇所12などについても全て表示した。
図7(a)〜図7(d)に示すように、フォルダ30は、円柱体31の外周面に、収容溝33と貫通溝35とを軸方向に貫通するように設けたものである。また、円柱体31には、径方向断面の中央部を軸方向に貫通する貫通孔37が設けられる。フォルダ30は、貫通孔37にテンションメンバ21を通して配置される。
なお、フォルダ30の材質としては、芯線接続箇所12の保護のため、想定されるフォルダ30を曲げようとする力等に対し抵抗できる剛性を有するものであればよく、例えば金属等を用いることができる。
収容溝33は、芯線接続箇所12を収容するためのものであり、図7(b)等に示すように、円柱体31の径方向断面の外周部において、周方向に180°離間して等間隔で2つ設けられる。芯線接続箇所12は、収容溝33の頂部開口から収容溝33へ配置して収容する。
収容溝33は平らな底面を有し、図7(a)、図7(b)等に示すように、軸方向の中間部33aは、深さより幅が広い幅広の形状となっている。この中間部33aに芯線接続箇所12が配置される。一方、図7(a)、図7(c)等に示すように、軸方向の両端部33b、33bも幅広に形成されるが、その幅は若干狭くなっている。この両端部33b、33bには、芯線接続箇所12の両側の扁平チューブ15、15がそれぞれ配置される。
また、図7(b)に示すように、収容溝33の深さ33cは、収容した芯線接続箇所12に側圧が加わらないように、芯線接続箇所12の高さ(芯線接続箇所12を被覆する補強材52の高さ)より大きく定められる。
貫通溝35は、芯線群115を収容した保護チューブ13を通すためのものであり、図7(b)等に示すように、円柱体31の径方向断面の外周部において、周方向に180°離間して等間隔で2つ設けられる。この2つの貫通溝35は、前記した2つの収容溝33に対して周方向に90°ずらして配置される。保護チューブ13は、貫通溝35の頂部開口から貫通溝35へ配置する。
図7(a)〜図7(d)に示すように、光ケーブル接続部1では、ケーブル長さ方向に位置を変えて2つのフォルダ30−1、30−2が配置される。
また、フォルダ30−2は、フォルダ30−1に対し周方向に90°回転して配置されており、一方のフォルダ30−1(30−2)の収容溝33の周方向の位置と、他方のフォルダ30−2(30−1)の貫通溝35の周方向の位置が一致している。
本実施形態では、図1に明示した芯線接続箇所12を含む2つの芯線接続箇所12をフォルダ30−1の収容溝33、33に収容し、残る2つの芯線接続箇所12を他方のフォルダ30−2の収容溝33、33に収容し、4つの芯線接続箇所12をケーブル長さ方向に位置を変え分散して配置する。
すなわち、図7(b)、図7(d)等に示すように、一方のフォルダ30−1(30−2)では、2か所の収容溝33に2つの芯線接続箇所12がそれぞれ配置されるとともに、該芯線接続箇所12での接続対象でない芯線群115を収容する保護チューブ13を、2か所の貫通溝35にそれぞれ配置して通過させる。
貫通溝35を通過させた芯線群115について接続処理を行った2つの芯線接続箇所12は、他方のフォルダ30−2(30−1)の2か所の収容溝33にそれぞれ配置される。
このようにして、4つの芯線接続箇所12が2つのフォルダ30−1、30−2に分散して配置される。
光ケーブル接続部1は、以上に説明した構成を有する。次に、この光ケーブル接続部1を形成するための光ケーブル10の接続方法について説明する。
光ケーブル10の接続を行うには、まず、図17に示した光ケーブル10の端部の被覆71を接続に必要な長さだけ剥がして除去し、光ユニット20、テンションメンバ21、フィラー81を露出させる。この状態を図8(a)に示す。
なお、図8および後述する図9では、図1と同様、光ケーブル10の4本の光ユニット20のうち1本のみ示し、フィラー81については図示を省略した。
次に、図8(b)に示すように、光ユニット20のルースチューブ11を途中で切除し、内部にあった芯線群115を取り出す。
そして、この芯線群115を内側に通しつつ、図8(c)に示すように、残したルースチューブ11の端部に保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15を順に前記したように接続する。芯線群115の端部は、接続作業を行うため、扁平チューブ15から必要な長さを露出させる。
なお、図2(b)等で説明したように、異形チューブ14の中間部143の断面形状は、一方の端部141の略円形の断面から他方の端部145の扁平状の断面へと連続的に変化するので、上記の工程で芯線群115を通す際に引っ掛かりがなく、容易に通すことができる。
以上の工程を、接続する各光ケーブル10−1、10−2について行った後、図9(a)に示すように、芯線接続箇所12にて各光ケーブル10−1、10−2の芯線群115同士を接続し、この芯線接続箇所12を補強スリーブ50を利用して被覆し保護する。
以下この手順を図10、図11を用いて説明する。図10、図11において、40は多芯融着機、41は融着機構、42は固定具、43は加熱・冷却機構であり、それぞれ市販の多芯融着機の概略構成を示したものである。
まず、図10(a)に示すように、扁平チューブ15から出た芯線群115を固定具42にセットして、上下に重ならないように平らに並べた状態で固定し、各芯線111の口出しを行い端部のUV被覆を除去するとともに、末端を切断してその位置を揃える。
この工程を接続する各光ケーブル10−1、10−2について行う。一方については、図10(a)に示すように、芯線群115に予め補強スリーブ50を通した後、固定具42にセットするようにしておく。この際、図3(a)に示した補強スリーブ50の補強材52の内部に、芯線群115を通しておく。
その後、図10(b)に示すように、各光ケーブル10−1、10−2の芯線群115を、それぞれ固定具42ごと多芯融着機40にセットして対向配置させ、融着機構41にて端部同士を互いに突き合わせて一括して融着を行い、芯線接続箇所12とする。
ここで、前記の固定具42について図12を用いて説明する。図12は固定具42の鉛直方向断面の概略構成を示す図である。
図12に示すように、固定具42は基台421と上蓋423とを有し、基台421には、芯線を並べて配置し位置決めするための溝422が設けられる。
芯線群115をこの溝422に配置し、上下に重ならず平らに並べた状態とし、上蓋423を閉じると、この芯線群115が、基台421と上蓋423により上下から把持されて固定される。
ここで、芯線111が上下に重なっていたりすると、固定具42での把持不良や、芯線111の損傷等の原因になるが、芯線群115は扁平チューブ15により既に平らに揃えられているので、固定具42への配置を容易かつ適切に行うことができる。
また、芯線群115の融着接続後には、芯線群115を固定具42により把持しつつスライドさせ芯線接続箇所12の引張検査が行われる場合があるが、この引張検査も適切に行うことができる。
図10(b)に示すように芯線群115の接続を行った後、固定具42から芯線群115を取り外し、補強スリーブ50を移動させ、図10(c)に示すように、芯線接続箇所12が補強スリーブ50内の適切な位置に来るように配置する。
そして、芯線接続箇所12の両側の扁平チューブ15、15を、異形チューブ14、14からそれぞれ引き出し、芯線接続箇所12に向けて移動させ、図11(a)に示すように、扁平チューブ15、15の端部を補強スリーブ50の両端部にそれぞれ挿入する。上記の芯線接続箇所12と、この扁平チューブ15、15の端部は、図3(a)に示す補強材52の内側に納められる。
これにより、芯線接続箇所12の両側の芯線群115について、平らに配置された状態が扁平チューブ15内で維持され、後の工程で作業を行う際に配置がくずれ、芯線111同士が擦れて傷が生じたりすることがなくなる。また、上記の工程は扁平チューブ15を引き出して行うので、この際に配置が崩れることもない。
なお、前記の図8(c)で説明した工程において扁平チューブ15を異形チューブ14に接続する際、扁平チューブ15を異形チューブ14に挿入する長さは、上記の工程における扁平チューブ15の引き出し長さ以上としておく。
次に、図11(b)に示すように補強スリーブ50を多芯融着機40の加熱・冷却機構43にセットして、図3(b)で説明したように、補強スリーブ50を加熱して補強材52を溶融させた後、冷却して補強材52を固化させる。このとき熱収縮性チューブ51からなる補強スリーブ50は収縮するので、芯線111の周囲に補強材52が隙間なく覆った状態になる。
その後、図11(c)に示すように多芯融着機40から補強スリーブ50を取り外し、図3(b)に示した補強スリーブ50の熱収縮性チューブ51と抗張力体53を取り除く。これにより、図4(a)、図4(b)で示したように、芯線接続箇所12と扁平チューブ15の端部が冷却固化した補強材52で一体として固定し保護された状態となる。熱収縮性チューブ51と抗張力体53は、カッタ等により補強材52から切り離すことができる。
以上の手順で、光ケーブル10の4本の光ユニット20について、芯線群115の接続処理をそれぞれ行う。
その後、図9(b)に示すように、テンションメンバ21を必要な長さに切断するととともに、ガイド23、テンションメンバ連結部ガイド24、誘導ガイド25、フォルダ30等を図1等で説明したように取り付け、テンションメンバ21の端部同士を連結用金具221で連結する。なお、この工程は芯線群115を接続する前に行ってもよい。
そして、図9(c)に示すように、保護チューブ13、異形チューブ14、扁平チューブ15、および芯線接続箇所12を、図1等で説明したように配置する。
以上のようにして光ケーブル10−1、10−2を接続し、光ケーブル接続部1が形成される。なお、この後、インターロック管やポリエチレンシース等を被せることにより光ケーブル接続部1全体が保護されるが、インターロック管は、以上の工程に先んじて一方の光ケーブルに通しておいたものを引き戻して用いる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、保護チューブ13、異形チューブ14、および扁平チューブ15により構成する保護体16の内側に、ルースチューブ11内から取り出した芯線群115を通してその全長に渡って保護を行うことができる。さらに、ルースチューブ11の端部付近の芯線111の保護は、保護チューブ13の一端をルースチューブ11の内側に挿入して行ったので、光ケーブル接続部1が、光ケーブル10の他の部分に比較して太くなるのを回避し、光ケーブル接続部1を他の部分とほぼ同じ径まで細径化できる。
さらに、保護体16にルースチューブ11内から取り出した芯線群115を通して一括保護できるので、この芯線群115ごとにまとめて接続作業や余長の管理を行うことができ、光ケーブル10の接続作業も簡略化される。
さらに、保護体16では、保護チューブ13から異形チューブ14を経て扁平チューブ15へと芯線群115を通すことにより、該芯線群115が、扁平チューブ15で平らに並ぶように導かれる。平らに並べた芯線群115は、前記のように、市販の多芯融着機を用いて容易に一括接続できるので融着作業性も高い。また、扁平チューブ15により、芯線群115を平らに並べた状態が保たれるので、芯線群115の接続後の工程等で芯線111同士が擦れて傷ついたりすることもない。
また、芯線接続箇所12と扁平チューブ15の端部は、補強材52を用いて一体として固定し保護されるので、保護体16の位置固定と芯線接続箇所12の保護を簡便かつ確実に行うことができ、かつ、補強材52により芯線群115全部が確実に固定されるので、一部の芯線111が他と異なる動きをし、該芯線111に負荷が集中して断線等しやすくなるのを防止できる利点がある。
加えて、保護体16では、保護チューブ13の外寸が、ルースチューブ11の内寸と同程度であるので、ルースチューブ11が保護チューブ13と隙間なく嵌合し、ルースチューブ11内のジェリー110が漏れるのを防ぐことができる。従って、例えば保護チューブ13をルースチューブ11の内側に挿入する際に、ジェリー110の漏れを防ぐための別途の手だてを省略できる等の利点がある。
ただし、保護チューブ13の外寸は、必ずしもルースチューブ11の内寸と同程度としなければならないわけではなく、ルースチューブ11の内寸以下であれば、上記のようにルースチューブ11の内側に挿入して用いることができる。また、保護チューブ13の断面形状も、必ずしも略円形のものに限ることはない。
また、本実施形態では、保護体16を、保護チューブ13等を前記したように進退可能に接続して構成しているので、光ケーブル接続部1の長さに応じて、保護体16の長さを調整できる。従って、異なる長さのチューブを用意して光ケーブル接続部1の長さに応じて使い分けたりする必要がなく、光ケーブル10の接続作業が簡便になる。
さらに、光ケーブル接続部1の曲げによる張力など、種々の張力に対して各チューブがフレキシブルに出入りし、張力が吸収される。このような保護体16の変形により、芯線111に異常な負荷が加わるトラブルを抑制できる。例えば、保護体16に張力が加わっても、芯線接続箇所12に直接力が加わることがなく、芯線111の断線等を防止できる。また、各チューブの損傷も起こらない。
さらに、本実施形態の保護体16では、保護チューブ13を異形チューブ14の略円形の端部141の内側に挿入するので、異形チューブ14の端部141の断面が保護チューブ13より大きいものとなり、芯線群115を通すための断面積を確保できる。
加えて、扁平チューブ15を異形チューブ14の扁平状の端部145の内側に挿入するので、扁平チューブ15の内側で、芯線群115が平らに並べられた状態をより確実に保つことができる。扁平チューブ15を異形チューブ14の端部145の外側に被せる場合では、扁平チューブ15の内側に、少なくとも異形チューブ14の外皮の厚み分、芯線111が移動できるスペースが生じるが、本実施形態のように、扁平チューブ15を異形チューブ14の内側に挿入することで、上記のスペースの発生を避けて芯線111の移動を抑制し、平らに並べられた状態を確実に保つことができる。
ただし、芯線群115を保護するための保護体の構成は以上に説明したものに限ることはない。以下、本発明に係る保護体の第2〜第4の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、第1の実施形態と異なる点を主として説明し、第1の実施形態と同様の点については説明を省略する。
[第2の実施形態]
図13は、本発明の第2の実施形態に係る保護体70について示す図である。
第2の実施形態の保護体70が第1の実施形態の保護体16と異なる点は、異形チューブ14と扁平チューブ15を省略し、その代わりに保護チューブ13の全体の長さを長くし、この一本の保護チューブ13で構成した点である。
この保護体70を用いる場合には、前記の図8(c)で説明した工程において、ルースチューブ11内から取り出した芯線群115をこの一本の保護チューブ13に挿通しつつ、該保護チューブ13の一端をルースチューブ11の内側に挿入する。
そして、芯線群115を融着接続した後、前記の図11(a)で説明した工程において、保護チューブ13をルースチューブ11から引き出してその他端を補強スリーブ50の補強材52の内部に納める。以下第1の実施形態と同様にして芯線接続箇所12と保護チューブ13の他端を一体として保護する。
第2の実施形態の保護体70を用いることによっても、第1の実施形態と同様、芯線群115の適切な保護と光ケーブル接続部1の細径化が達成でき、芯線群115ごとに接続作業や余長の管理が行えるようになる。さらに、1本の保護チューブ13のみを用いるので、芯線群115を通す作業も容易になる。
ただし、第1の実施形態とは異なり、芯線群115の融着を前記の多芯融着機40を用いて行うには、芯線群115を別途平らに並べる必要がある。また、保護体70は1本のチューブで構成されるので、第1の実施形態のように、隣り合うチューブ同士が出入りすることによる張力吸収効果等は有していない。
[第3の実施形態]
図14は、本発明の第3の実施形態に係る保護体80について示す図である。
第3の実施形態の保護体80が第1の実施形態の保護体16と異なる点は、保護チューブ13と扁平チューブ15を省略し、その代わりに異形チューブ14の全体の長さを長くし、この一本の異形チューブ14で構成した点である。
さらに、第3の実施形態では、異形チューブ14の略円形の端部141が、第1の実施形態の保護チューブ13と同様の断面形状であり、扁平状の端部145が、第1の実施形態の扁平チューブ15と同様の断面形状である。
この保護体80も、第2の実施形態の保護体70と同様にして用いることができ、第2の実施形態と同様の効果が得られる。また、異形チューブ14は扁平状の端部145を有するので、これにより芯線群115が平らに並べられ、多芯融着機40を用いた融着作業が容易になる等の前記した効果も有する。
[第4の実施形態]
図15は、本発明の第4の実施形態に係る保護体90について示す図である。
第4の実施形態の保護体90が第1の実施形態の保護体16と異なる点は、扁平チューブ15を省略し、その分、異形チューブ14の扁平状の端部145の長さを長くとった点である。また、この端部145は、第1の実施形態の扁平チューブ15と同様の断面形状である。
この保護体90を用いる場合には、図8(c)で説明した工程で、芯線群115を保護チューブ13と異形チューブ14の2本のチューブに挿通し、保護チューブ13の一端をルースチューブ11の内側に挿入する。
そして、芯線群115を融着接続した後、図11(a)で説明した工程で、異形チューブ14を保護チューブ13から引き出して、端部145を補強スリーブ50の補強材52の内部に納める。以下第1の実施形態と同様にして芯線接続箇所12と異形チューブ14の端部145を一体として保護する。
第4の実施形態の保護体90を用いることによっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、2本のチューブで構成することで芯線群115を通す作業が容易になる。
ただし、光ケーブル接続部1に張力が加わった際のチューブの出入りによる張力吸収効果の点では、3つのチューブで構成する第1の実施形態の保護体16のほうが、種々の張力に対してよりフレキシブルに対応できるので有利である。
このように、保護体としては、一端の外寸がルースチューブ11の内寸以下であり、かつ、複数の芯線111が挿通可能な限りにおいて、種々の構成が考えられる。どのような構成を採るかは、光複合電力ケーブル100の製造時や布設時に光ケーブル接続部1に加わる可能性のある力や、光ケーブル10の接続時の作業性などを考慮して選択すればよい。
また、以上の実施形態では、光ケーブル接続部1が工場接続部である例を説明したが、本発明の保護体は、光複合電力ケーブル100における光ケーブル10の接続部であれば、工場接続部に限らず適用可能である。
このように、光複合電力ケーブル100や光ケーブル10、あるいは光ケーブル接続部1の構成も、本発明の保護体を用いる限りにおいて、前記したものに限ることはなく様々な構成を採ることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………光ケーブル接続部
5………電力ケーブル
10………光ケーブル
11………ルースチューブ
12………芯線接続箇所
13………保護チューブ
14………異形チューブ
15………扁平チューブ
16、70、80、90………保護体
20………光ユニット
21………テンションメンバ
30………フォルダ
40………多芯融着機
50………補強スリーブ
52………補強材
100………光複合電力ケーブル
111………芯線
115………芯線群

Claims (11)

  1. ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルの光ケーブルの接続部において、前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出された光ファイバ芯線を保護するための筒状の光ファイバ保護体であって、
    外寸をルースチューブの内寸以下とした一端を有し、かつ、複数の光ファイバ芯線が挿通可能であることを特徴とする光ファイバ保護体。
  2. 他端が扁平状の断面を有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ保護体。
  3. 前記光ファイバ保護体の一端の外寸が、ルースチューブの内寸と同程度であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバ保護体。
  4. 前記光ファイバ保護体を、複数の筒体で構成し、
    隣り合う一方の筒体の端部を他方の筒体の端部の内側に挿入して進退自在としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光ファイバ保護体。
  5. 請求項4に記載の光ファイバ保護体であって、
    一端を略円形の断面、他端を扁平状の断面とした筒体である異形チューブと、
    略円形の断面の筒体である保護チューブと、
    扁平状の断面の筒体である扁平チューブとで構成され、
    前記異形チューブの一端の内側に前記保護チューブの端部を挿入し、前記異形チューブの他端の内側に前記扁平チューブの端部を挿入したことを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ保護体。
  6. ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルであって、
    光ケーブルの接続部において、前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出された複数の光ファイバ芯線が、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光ファイバ保護体に挿通され、前記光ファイバ保護体の一端が、ルースチューブの内側に挿入されていることを特徴とする光複合電力ケーブル。
  7. 前記複数の光ファイバ芯線が、請求項2に記載の光ファイバ保護体に挿通され、前記光ファイバ保護体の他端の内側で、平らに並べて配置され、この状態で一括接続されていることを特徴とする請求項6に記載の光複合電力ケーブル。
  8. 前記光ファイバ保護体の他端が、ここから引き出されて接続された光ファイバ芯線の芯線接続箇所と一体として保護されたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の光複合電力ケーブル。
  9. 前記光ファイバ保護体の他端が、ここから引き出されて接続された光ファイバ芯線の芯線接続箇所と、補強材で一体に固定し保護されたことを特徴とする請求項7記載の光複合電力ケーブル。
  10. 請求項8または請求項9に記載の光複合電力ケーブルにおいて、請求項4に記載の光ファイバ保護体を用いたことを特徴とする光複合電力ケーブル。
  11. ルースチューブ型の光ケーブルが電力ケーブルに複合されてなる光複合電力ケーブルにおける光ケーブル接続方法であって、
    前記光ケーブルのルースチューブ内から取り出した複数の光ファイバ芯線を請求項1から請求項5のいずれかに記載の光ファイバ保護体に挿通するとともに、前記光ファイバ保護体の一端をルースチューブの内側に挿入し、
    前記光ファイバ保護体から引き出された前記複数の光ファイバ芯線を一括して接続して芯線接続箇所を形成した後、この芯線接続箇所に向けて前記光ファイバ保護体の他端を移動させ、
    次いで、熱溶融性材料からなる補強材を加熱溶融した中に前記芯線接続箇所および前記光ファイバ保護体の他端を納めた状態から、前記補強材が冷却固化することにより、前記芯線接続箇所と前記光ファイバ保護体の他端とを一体として保護することを特徴とする光ケーブル接続方法。
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